[{"content":"現役のIT戦略コンサルタント「NAE」が、仕事の効率アップに効くと思ったことを書いていくメモです。\n当ブログについて\n","date":"2022年5月5日","externalUrl":null,"permalink":"/","section":"","summary":"","title":"","type":"page"},{"content":"","date":"2022年5月5日","externalUrl":null,"permalink":"/posts/","section":"","summary":"","title":"","type":"posts"},{"content":"最近タイトルのようなことを考えることが多くなった。\nまるで自分はロボットの操縦士で、ロボット自体は乗り換えが可能という感覚。\n良し悪しはあるけれど、今のところ良い方向に働くことが多い。\nあとあと振り返ることがあるかもしれないと思うので、記しておきたいと思う。\n自分の本体は心 # 人間の本体は何者だ、という本質的な問い。\n身体なのか心なのか。心だとしたら心の本体とは何者か。思考か。脳を巡る電流の一つ一つが人間を人間たらしめているのか。となると人間の本体は物理現象なのか。\nもしくは魂のように、今の物理学だと計測できないものがそこにあり、人間の本体はそちらの世界に属しているのか。\n色々と派閥や議論あると思うが、本記事執筆時点のぼくの考えは、自分の本体は心、である。\n体は付属品 # では体はどうなのかと言うと、身体は心の付属品であると捉えている。\n当然、心と体は連動する。体が疲れは心の向かう方向に影響する。健康な精神は健康な肉体に宿る。逆も然りである。\nしかし体が主とは思わない。体は心の動きを物理世界で実現する媒介であり、あくまで心が主、で身体が従だと考える。\n冒頭の表現で言うならば心は操縦士で、体はロボットなのだ。\nロボットの特性をあげるならばこんなもんだろうか。\nロボットと操縦士は感覚を同じくしている。ロボットが怪我をすれば当然、操縦士にダメージが至る。 ロボットはアップグレード可能だ。部品の交換という形ではなく、鍛えるという形にはなるが、自分の意思次第で良くも悪くもなる。 ロボットは、良い使い方をすれば長くよりよく働いてくれる。悪い使い方をすれば劣化が加速する一方だ。 ロボットの劣化や停止は、現実世界での活動停滞や停止を意味する。 体は代替不可能 # とはいえ現時点で自分が持っているロボットは一体のみ。他に代替できるわけではない。少なくとも本気で執筆時点では。\n仮に劣化したとしても、活動停止に陥ったとしても逆に活力あふれる状態が維持できたとしても、それは自分が招いた結果である。まさに健やかなる時も病める時も、だ。\nなので、なるべく傷をつけないように、大事にメンテナンスしながら、長く使い続けようと思うのが理想だ。\nが、あくまで理想である。どうせ代替不可能なんだ、という消極的なモチベーションでしぶしぶメンテナンスするパターンもあるだろう。\nぼくの場合、そこまで積極的に大事にしようとは思わない。自分の本体は心であり心が満たされ安寧を得ていることが重要だからだ。ただし自分の持ち物であるロボットの機能や性能があまりに劣化し過ぎてやりたいことができなくなることは避けたい。\n結果として「どうせこの体との付き合いは長くなるからメンテしてやるか」と、半ば諦めの境地のような心持ちで体というモノと付き合っている。\nまとめ # この体とは、おそらく今後、4〜50年は付き合っていくのだろう。\n結婚で表現すれば長年連れ添った相手。友達関係でいえば腐れ縁。「愛情」はなくとも「情」は湧く。\n「どうせ連れ添うなら少しは大事に扱ってやるか」「ただし俺（本体である心、操縦士）に迷惑はかけてくれるなよ」\nそんな気持ちで、なかば消極的にメンテナンスしてやろうと思う。\n","date":"2022年5月5日","externalUrl":null,"permalink":"/body-and-soul/","section":"","summary":"","title":"「この体との付き合いは長くなる」という感覚","type":"posts"},{"content":"","date":"2022年5月5日","externalUrl":null,"permalink":"/categories/","section":"Categories","summary":"","title":"Categories","type":"categories"},{"content":"","date":"2022年5月5日","externalUrl":null,"permalink":"/tags/","section":"Tags","summary":"","title":"Tags","type":"tags"},{"content":"","date":"2022年5月5日","externalUrl":null,"permalink":"/categories/self-care/","section":"Categories","summary":"","title":"自己メンテ","type":"categories"},{"content":"","date":"2022年5月5日","externalUrl":null,"permalink":"/tags/mental/","section":"Tags","summary":"","title":"精神","type":"tags"},{"content":"","date":"2021年8月15日","externalUrl":null,"permalink":"/categories/communication/","section":"Categories","summary":"","title":"コミュ力アップ","type":"categories"},{"content":"ぼくがマネージしているチームは4つ。\n2つはそこそこシニアなメンバーが率いているのでプロジェクトレベルで任せられているが、残りの2つは\n若手が中心 組成して日が浅い ことから、チーム内のタスク・スケジュール管理に踏み込むことが多くなっている。\nしかし、これから5つ目6つ目のチームを組成するプランがあり、タスクレベルで見るのに限界が訪れる。\nので、今の2チームを\nタスクを任せるレベルから ミッションを任せるレベルへ 引き上げないといけない。\nので、具体的な方法をメモしていく。\nタスクを任せるレベル # タスクを任せるレベルとは、ここでは\n上司は、全体スケジュール、成果物イメージ、概略WBSまで一緒に作り、成果物のみでなく、タスク実行の段取りまでレビューする 部下は、日々上司の指示やレビューを受けつつ、WBSに基づき成果物を作成する という役割分担である、と定義する。\n上司の行いは、\nマイルストン、全体アプローチ、スコープ、スケジュールを定義する WBSと成果物の概略を定義する 報告会議体などの課題解決ガバナンスを定義する であり、部下はそれを受けて\n概略WBSを、自分や部下が手を動かせるレベルまで詳細化する 成果物を作成する。必要な各位コミュニケーションも行う 進捗をWBSへ反映、課題を発見・起票し、上司へ報告する と動く。\nぼく個人の感覚からすると、この役割分担は若手管理職（マネジャーレベル）がスタッフを動かす際によく使われる。タスクの進め方に至るまで上司が責任を持つ形とも言える。\nミッションを任せるレベル # ミッションを任せるレベルとは、ここでは\n上司は、プロジェクトのゴール（ミッション）、マイルストン、予算を定義する 部下は、全体スケジュール推進に必要な要素を定義し、必要なリソースの調達を含め、それを実行する という役割分担である、と定義する。\n上司の行いは、\nプロジェクトのミッション、およびその達成責任を負うメンバーを任命する 部下が定義したミッション達成までの道すじや、その進捗・品質・ファイナンスに責任を負う 会議体など、課題解決ガバナンスを定義する 兵站が途絶えない状況を維持する であり、部下はそれを受けて\nあらゆる手段を講じてミッションを達成する 状況を適宜、上司へ報告する 兵站面の支援は、適宜上司へ相談する と動く。\nぼくの個人的な感覚からすると、複数のプロジェクトを掛け持ちするシニアマネジャーレベルが行うスタイルがこれ。\nトランジション方法 # 突然役割分担を変えてもワークしない。それなりのトランジションが必要だ。\nざっくりいうと、\nミッションやマイルストンから全体スケジュールを導き出す スケジュール・品質に基づき、必要なリソースが見積る ファイナンスに基づきリソース計画またはスコープをシェイプする あたりの具体的な進め方を、1つ1つ手ほどきしていく。\nもちろんプロジェクトのトピックや難易度によりやりざまは異なるが、おおまかな枠はこんなものだろう。\n加えて、\nそれぞれをまとめる際の標準的なフォーマットやサンプル事例をインプットする 何度か、作っている様子を見せる（なにをどう考えているかを実況中継しつつ） 作らせてみたものをレビューする（巻き取りたい気持ちを我慢して、最後まで作らせきる） を繰り返すと良い。\nもちろん、このような活動を行うことが本人のキャリア志向性やステップにマットしていること、興味関心を持っていること（＝前向きに取り組んでもらえる心理的な素地があること）を確認してから、である。\nまとめ # 上司は部下のケツを持つものだ。\nしかし、任せる範囲を増やすほど、ケツを持つ難易度があがる。\nたとえば、本記事で取り上げた「タスク」「ミッション」でいうなら、\n「タスク」：ケツを持ちやすい。自分の時間を投入すれば巻き取れる 「ミッション」：ケツを持ちにくい。そもそも粒が大きい であり、「ミッション」を任せるほうがはるかに難易度が高い。\nそのため、任せられる状態であることを事前に確認する、または任せられる状態にしてあげることが必要だ。\n「今日まではタスク任せてたけど、明日からはミッションまるごどお願いね」とはならない。時間が必要だ。人によるが、2〜3ヶ月は見たほうがいい。\nそのため、ミッションを任せないと自分やチームが回らない状況が予見される場合、3ヶ月ほど前から育成に着手すると良い。\n","date":"2021年8月15日","externalUrl":null,"permalink":"/task-to-mission/","section":"","summary":"","title":"タスクを任せる→ミッションを任せる、にシフトしてみようという話","type":"posts"},{"content":"","date":"2021年8月15日","externalUrl":null,"permalink":"/tags/people-org/","section":"Tags","summary":"","title":"人と組織","type":"tags"},{"content":"会議で「この人の言ってること、よくわからないな」と思うことがあります。逆もしかり。\n要因分解すると、5つの主因が浮かび上がりました。\nメモがてら、残しておこうと思います。\nトピックが的外れ # そもそも、話すトピック自体が的外れなパターンです。\n「なんで今、これを話す必要があるの？」がわからない。伝わってこない。だから、話を聞くべきか、判断がつかない……というもの。\n理由がわかったとしても、別に今じゃなくていいよねなどのケースも。\nたとえば、「既存点の売上高下落」という課題の原因と対策を議論するとき、一足飛びに「座席の座り心地が」と言い始める、など。\n対策は、「今これをあなたに話す理由」を明確にすることです。\n仕事の大きな流れのなかで、今この瞬間、この人にこの件を話すことで、なにをどう動かしたいのか。\n話し相手にどんなアクションを期待するか、目的感を明らかにする、と言ってもいいかもしれません。\n目的感がシャープであるほど、話す時間は有意義になります。（話す必要がない、という判断も含めて）\n視点がズレている # 目的感は明らかだとしても、その視点がズレているパターン。\nたとえば、「既存点売上減少の主因である座席の座り心地が悪い問題」の対策の報告で、「店舗バックヤードのイスがひどいことが判明しました」と言い始める、とか。\n上の例は誰でも「いやそうじゃないでしょ」と言いたくなると思いますが、仕事上では、関係ありそうで実は全然関係ないパターンもあります。\n対策は、頭の中の情報と今話すべきことの相関を、事前に整理しておくことです。\n一生懸命集めた情報や、脳に汗をかいて考えたことは、自分からすると貴重なものに見えがちです。それなりに力とかけたものなので。\nしかし、「自分にとって貴重か」と「今話すべきトピックか」には、相関関係はありません。\nあくまで、今話すべきトピックに関連する情報のみを発話の対象とするべきです。\n結論が不明確 # 話すトピックは明確だとしても、話の結論がブレているパターン。\n「で、なにが言いたいの？なにをしてほしいの？」と言いたくなるやつです。\nたとえば、「既存店売上高減少の主因である座席の座り心地問題の対策」を話すとき、\n対策を練るための情報の集め方がわからないので、教えてほしい 集めた情報の整理方法がわからないので、教えてほしい 対策案を考えるアプローチを練ったので、レビューがほしい 対策案の比較にあたり、比較観点と基準をすり合わせたい 対策案を比較した結果、最優先となったものにつき、実施OKの判断がほしい など、結論といってもいろいろあるはずです。\n対策は、そのトピックがDoneになるまでの段取りのうち、今自分がどこにいるのかを、明確に意識することです。\nそうすれば、次のステップとしてなにを話し、決めるべきか＝結論が明らかになすはずです。\n話の組み立てが下手 # 結論が明確だとしても、それに至るまでの話順がよくなく、結論に納得感がないパターン。\n「結局、あなたが今言いたかったのはコレで、その理由はこういうことだよね？」と聞き返して、「そうです」となるやつです。\n話者の脳内で「結論はこう、理由はこう」というロジックツリー＝話の骨格がブレていたり、話す途中で思い出した補足情報が口に出てしまう＝脱線してしまうと、よくこういうことが起きます。\n対策は、まず大筋のみを伝え、末節は聞かれた答える、です。\n未整理の脳内情報を全部吐き出してそのまま相手に伝えるのは、料理を原材料のまま投げつけるのと同じです。\n料理を食べた相手が「このパスタソースはなにからできてるの？」と聞いたときだけ、「イタリア産のトマトと……」と言えばいいのです。\n声に本気度を感じない # 結論も話順も良いのに、棒読みだったり抑揚がなかったりで、どれだけ本気の案件なのかが伝わりにくいパターン。\n話す人と聞く人で、同じ目線・同じ課題意識を持てているなら、別に棒読みでもいいのです。\nしかし、相手に課題を認識してもらうことからはじめる場合、声色などのノンバーバルな部分も、ことの重要性を伝える大事な要素になります。\n精神論っぽくなりますが、課題を自分ごと化できていれば「どうにかしなきゃ」と思うもので、それは声色などの本気度に現れる……と捉える人が少なからずいることは確かです。\n対策は、声色、トーン、話すスピードや空白のとり方などのテクニックを身につけること。\n話し方は人それぞれ。本気で話しても棒読みっぽくなってしまう人も当然います。しかし、相手は自分の個性なんて知らない、と考えるほうが良いでしょう。\nくわえて、コロナでリモートワークです。これまでは目線や身振り手振りで伝わっていたことが、一切伝わりません。ノンバーバルな要素は声色など「音としての声」だけです。\nなので、「音としての声」の表現にも気を配るべきですし、そのテクニックもきわめて重要、というわけです。\nまとめ # まとめると、なにかを話すときは\n○○の件で相談です。今話さないと○○な影響があります 今こんな状況で、段取り的には今ここで引っかかっています お願いしたいことは、これです その結論に至った理由は、こうです （以上を、本気度を感じる言い方で伝える） というフレームなのかな、と。\n前準備がいる分量感ですね。\nぼく自身も、ちゃんと準備ができないまま話してしまうことがあるので、気をつけたいと思います。\n","date":"2021年3月27日","externalUrl":null,"permalink":"/why-your-speech-is-boaring/","section":"","summary":"","title":"なぜあなたの話が伝わらないのか","type":"posts"},{"content":"","date":"2021年3月27日","externalUrl":null,"permalink":"/tags/communication-skills/","section":"Tags","summary":"","title":"話し方・伝え方","type":"tags"},{"content":"コロナの影響が出始めた3月頭から完全在宅ワークに切り替えました。\nもともとロケーションフリーで仕事ができつ社内IT環境が揃っていたため、ツール面は問題なかったのですが、自分自身のコントロールの仕方はかなり勝手が違い、軌道に乗せるまで時間がかかりました。\n時間がかかった理由は、自分のスタイルを見つけるのに四苦八苦していたから。これまで半日〜1日くらいのリモートワークは経験があるものの、フルタイムで週5日は初めてのこと。いろいろと勝手が違ったのです。\n行き着いたのは、自分なりに気分が乗りやすく、生産的に動くための「朝のルーティン」があるということ。一年の計は元旦にあり、一日の計は朝イチにあり、ということです。\nそこで本記事では、ぼくが日々実践している、生産性をあげるための朝のルーティンを紹介します。\nぼくと同じく、完全リモートワークでも生産性を落とさず仕事がしたいと考えている方の参考になれば幸いです。\n起きてすぐ歯を磨く # 起きたらすぐに、歯を磨きます。ベッドから洗面所に直行します。\n口の中がネトネトしていると気分が悪いですし、起き抜けの自分の口は自分でも臭いもの。\nこの不快感をいち早く除去するため、人に寄っては水を飲むかもしれませんが、ぼくはそれらを体内に放り込むのは気持ち悪いと感じるため、歯を磨いてしまいます。水を飲むのはその後。\n家を掃除し、片付ける # ぼくは「住まいの乱れは心の乱れ」という言葉をわりと信じているほうで、信じるあまり「住まいが乱れていると気持ち悪い」と感じてしまいます。\nそのため、仕事に打ち込む前提に、住まい（少なくとも仕事スペース）が整っていることは必須。\n家の掃除は、気分よく仕事に向かうため、外せないルーティンです。\n床に散らばっているものを1か所にまとめる # わがやには3歳5歳の子どもたちがおり、リビングルームや隣接する遊び場はほぼ常におもちゃや絵本で散らかっています。\nそれを1か所にまとめます。朝は時間がないので、完全に片付けるわけにはいかないので、床を掃くように1か所にまとめるだけ。（時間の余裕があったら、大物だけしまう）\nそうすることで、リビングや遊び場の床が見えるようになり、気分が良くなります。\n部屋の散らかっていると心の乱れる。ぼくはそういうタイプのようなので。\n住まい全体に掃除機をかける # 次に、家全体に掃除機をかけます。先ほど片付けたリビングや遊び場も対象です。\n書斎のある部屋、ベッドルーム、トイレや風呂場など、床という床にくまなくかけます。\n床に髪の毛や大きなホコリが落ちているのを見ると、気分が良くありません。過ごすならキレイな場所で過ごしたい。家で仕事をするならなおさらです。\n洗濯物を処理する # 洗濯物乾燥機が回り終わっていたら、洗濯物を出して、たたみ、タンスや衣装ケースにしまいます。\n洗濯物入れに脱いだ服があれば、洗濯乾燥機に入れて回しておきます。\nこれをやる理由は、次のステップ「身だしなみを整える」の際に、どうしても洗濯乾燥機の中が視界に入り、そのとき雑然とした洗濯物が見えると気分が良くないからです。\n家の中のものにはそれぞれ置き場所が決まっており、そこから外れているものはもとに戻すべき。洗濯物も然り、です。\n仕事スペースを掃除する # 家の中が片付いたら、次に自分の仕事スペースに手を入れます。\n書斎のデスクの上のものを整理し、ホコリを飛ばし、ときにはアルコール除菌も行います。\nこれから8時間向き合う場所なのできれいにしておきたいのはもちろん、書斎を「お清め」「お手入れ」する意味もあります。\n自分的には、料理人が包丁を、イチローがバットやグローブを手入れするのと同じです。\n身だしなみを整える # リモートワークは物理的に人に会わずに1日過ごすことが可能です。ZoomやTeamsでビデオ会議する場合もありますが、細かいところはごまかしが効いてしまいます。\nしかし、だからといって身だしなみが乱れたまま仕事に向かうと、気持ちが切り替わらないため、必ず身だしなみを整えます。\nひげを剃る 着替える 髪型を整える 絶対にやってはいけないのが、パジャマのまま仕事に向かうこと。スーツがビジネスパーソンのユニフォームだとしたら、パジャマは睡眠のためのユニフォームです。着ているだけで気分が無意識にベッドに向かってしまいます。\nぼくにとって、頭を仕事モードに切り替えるには、こういった「形から入る」系も重要のようです。\n朝食は欠かさない # どんなに忙しくても寝坊しても、朝食は必ずとります。\nメニューは決まっています。フルーツグラノーラにプロテインを混ぜた牛乳をかけたもの。最低限健康的（だとぼくは思っています）で、クイックに済ませられ、かつおいしいため。\nというより、社会人になってから10年以上、ほぼ毎日ほぼずっとこれを食べ続けているので、もはや儀式になっています。\nドリップコーヒーを淹れる # 大学受験生のころ初めてスターバックスに通いはじめてから、ブラックコーヒーはぼくにとって、集中力を高める必須アイテムになっています。\nしかし在宅リモートだとスタバに行くわけにもいかないので、ハンドドリップでコーヒーを淹れています。\nフレンチローストで、適量より粉を多めにして濃いめにするのが自分好み。\nコーヒーメーカーを使わないのは、ハンドドリップしている時間が「瞑想時間」になっているから。\n呼吸を落ち着かせ、お湯を含んだ粉のふくらみに意識を落とし、今この瞬間に集中することで、雑念を飛ばします。\nおそらく、昔剣道をやっていて瞑想や腹式呼吸が習慣づいていることと、茶道の師範である母の影響で茶会の空気感をハンドドリップに見いだしているのだと思います。\nいろいろブレンドされていますが、ぼくにとってコーヒーを淹れることは、集中力アイテムを手に入れつつ思考をクリアにする一石二鳥な行いなのです。\n「行ってきます」を言う # 仕事をやるのは書斎のデスク。リビングや遊び場とはドアで仕切られており、子どもたちには「あそこはパパのお仕事部屋だよ」と伝えています。\nそのため、仕事に向かうときは必ず、妻と子どもたちに「行ってきます」を言うようにしています。そうすることで、子どもたちも気持ちが切り替わりやすい（と考えているから）です。\nもちろんその「行ってきます」は、ぼくにとっての仕事開始の合図でもあります。\nまとめ：朝の儀式で助走をつける # リモートワークは、常に結果のみを求められ、かつ結果がことごとく可視化・評価されます。\nそのぶん出社して働くより言い訳がききづらく、より強く自分を律さねばなりません。\nしかし人は弱いもの。リラックススペースであるはずの自宅で仕事に打ち込める状態を作るには、環境や心を整えるための「助走」が必要です。\n朝のルーティンは、そのための儀式。しっかりと助走し、がっつり仕事で成果を出しましょう。\n（家事や身支度、家族との会話などを助走に使うと妻からも感謝されますよ）\n以上「リモートワークで生産性をあげる朝のルーティン（IT戦略コンサルNAE版）」でした。\n","date":"2020年4月13日","externalUrl":null,"permalink":"/morning-routine-for-remote-work/","section":"","summary":"","title":"リモートワークで生産性をあげる朝のルーティン","type":"posts"},{"content":"","date":"2020年4月13日","externalUrl":null,"permalink":"/tags/efficiency/","section":"Tags","summary":"","title":"作業効率","type":"tags"},{"content":"","date":"2020年4月13日","externalUrl":null,"permalink":"/categories/productivity/","section":"Categories","summary":"","title":"生産性アップ","type":"categories"},{"content":"コーチングの世界には「関係の質」という言葉があるそうだ。\nいわく\n関係の質が良いと、思考の質が上がる 思考の質が良いと、行動の質が上がる 行動の質が良いと、結果の質が上がる 結果の質が良いと、関係の質が上がる という好循環が生まれるらしい。\n逆に「関係の質」を無視して「結果の質」ばかり求めると、ふとしたミスがきっかけに以下の負のスパイラルに陥るとのこと。\n結果の質が悪いと、関係の質が落ちる 関係の質が悪いと、思考の質が落ちる 思考の質が悪いと、行動の質が落ちる 行動の質が悪いと、結果の質も落ちる この話はストンと腹に落ちた。理由は、過去に同じような負のスパイラルを経験したことがあるからだ。\n・・・\n当時の上司は「詰めればなにか出てくる」「出てきたものものを叩けばアウトプットは磨かれる」と考えるタイプの人間だった。（結果の質の重視）\nぼくはレビューのたびに極限まで詰められて完全に萎縮してしまい（関係の質の低下）、「どうやって次のレビューを乗り切ろうか」という近視眼的な思考回路に陥った（思考の質の低下）。\n結果、資料をいかによく見せるかにばかり注力してしまい（行動の質の低下）、本来のゴールから外れた50点程度のアウトプットを量産（結果の質の低下）。上司のレビューで激詰めされ、以下繰り返し。\n・・・\nそんな苦い経験から、冒頭に紹介した「関係の質からはじめる」は的を得ていると考えている。\nなによりぼくのチームメンバーに、同じ苦しみは味わせたくないと心から思っている。\nそのためチームリードの立場になって1年、ひたむきに「関係の質」を重視したチーム運営をしてきた。\n本記事ではその結果を共有したいと思う。\n前提：チームを取り巻く環境 # 2桁億円後半のシステム刷新プロジェクト。大きく5つの領域があり、その1つを任せていただいている。\n主たる担当者は、IT部門の部課長級。1年半前の構想策定フェーズからご一緒させていただいている。\n担当範囲が領域を横断する特性を持っているため、関係先は担当領域に閉じない。\nチーム構成は以下の通り。\nリード：自分 メンバー：3チーム（オンサイト9名＋オフサイト8名、うち外国籍3名） 協力会社：6チーム（オンオフ混成、総勢25名ほど。契約上の上下関係はないが、役割上はぼくの配下） 上記環境で、1年ほど「関係の質」を重視したチーム運営をしてきた。\n厳密に言えば、最初の半年は結果として「関係の質」に力点を置いており、後半は「関係の質」を明確に意識してチーム運営を行った。\n「関係の質」によるチーム運営のよかった点 # 結果を一言であらわすと「良好」である。\n炎上と無縁でいられた # 1年間、一度も炎上していない。\nもちろん高負荷な時期はあるし、後述する課題の影響で特定の人のみ忙しいこともある。\nしかし、平時はきわめて安定している。メンバーの殆どは19時過ぎには帰宅している。\nクライアント・協力会社からの信頼を得られた # 安定的なプロジェクト遂行の結果、クライアントからの信頼を維持できている。\n「発注側」「受注側」という立場はもちろんあるものの、今や役割分担ベースでフラットに頼り合う関係に近い。\n特に課長以下のメンバーとは、彼らのキャリア相談や、プロジェクトを超えた社内事情に関する意見交換を行うくらいの間柄である。（プロジェクト外のテーマについて問われた際も、その道のプロとして回答するよう徹底している）\nまた協力会社の方々とも、少なくとも表面上は良好な関係にある。互いの専門性をリスペクトしあっており、率直に「なにが正しく、どうすべきか」を議論しあえる状態である。\n売上高・利益率を確保できた # 安定的なプロジェクト遂行、およびクライアントからの信頼獲得の結果として、売上・利益も好調だ。\n弊社のビジネスモデルは人月売りであるため、\n売上：提案拒否・検収拒否さえされなければ守られる 利益：人員追加・残業超過を避ければ守られる という前提がある。\nそのため、\n売上の確保＝中長期的な信頼獲得による、後続フェーズや追加案件の継続的な獲得 利益：期待値コントロールに基づくスコーピング・交渉 がキーとなる。\nいずれもクライアントとの良好・対等な関係維持が前提だが、それができる環境が作れている、ということである。\n高評価者・昇格者が続出した # 弊社のチームメンバーの30%が昇格し、他メンバーもプロジェクト内評価では軒並み高評価を得ている。\nぼくのチームメンバーが安定して仕事を進めている状態は他領域リーダーやプロジェクトマネジメント陣にも伝わっているようだ。\n（もちろん、ぼくが各年次で求められる水準と実際の働きぶりを比較して高評価を出していた、という側面もある）\n「辞めたい・離れたい」が皆無だった # 以上の結果から、プロジェクトから離れたい、もしくは会社を去りたいという申し出をメンバーから受けたことがない。\nぼくの見知らぬところで話しているのかもしれないが、正式な申し出は皆無である。\nいかに「関係の質」チームを作り、運営したか # 一言でいえば、クライアントや協力会社を含む関係メンバーが、のびのびと仕事に打ち込める環境作りに全力投球した、である。\nクライアントと対等以上のポジションを取る # まず大前提として、クライアントへ対等またはそれ以上にモノを言える状態を維持した。\n具体的には、\nハイキックをかまし「こいつは違う」と印象づける（ハイキックは以前に話題になった「錯覚資産」と似た概念で、著書「無理難題」でも触れている） IT部門相手であっても、ビジネスの視座からものごとを語る（視座についてはこちらの記事でも解説している） それでいて、ITアーキテクチャや実装方式など、IT部門が議論できるレイヤまで踏み込んだ実現性議論をリードする といったポジションを取り続けた。\nたとえば社外向けWebシステムの話をするときは、ToBe方針にもとづくB2BとB2Cで追うべきKPIの違いからはじまり、CVR・CPAの考え方、各国ごとのブランディング・訴求特性、各国の個人情報保護法にもとづくリスクの考え方、それらに伴うインスタンス配置、取りうるソリューションのパターン、具体のサーバ構成やインフラ配備、そこまで考慮したコスト最適なのやり方……といった具合である。\nIT部門は後者のHow部分はわかるが、前者のWhy/What部分にうとい。そのため後者の話はできることは前提に、前者の視座を保つのだ。\nそうすることで、自然と\nビジネスとITに関するToBe全般および進め方の案出しはコンサルタント側 現状の実装や社内調整ごとに伴う進め方のフィードバックはクライアント側 という、フラットな役割分担が実際にできあがる。実際に、と書いたのは、提案書時点ではこういう分担を書くことが多いものの、実情は御用聞きに陥るパターンが少なくないからだ。\nこの関係ができあがってやっと、発注される側のわれわれは、提案金額に関する交渉力、率直で大胆な提言、スコープ超過に関するアラートなど、言いたいことが言える状態になるのである。\nこの「言いたいことが言える」関係性こそ、ぼくはクライアントとの「関係の質」を高めるキーポイントだと考えている。\n協力会社をプロフェッショナルと認める # 次に、協力会社の各チームをプロフェッショナルとして認めることも大事なポイントだ。\n彼ら・彼女らには、それぞれの「持ち場」がある。持ち場を守ること＝タスクをQCDを守って遂行することが彼らの責務であり、矜持でもある。そこにむげに立ち入ることは、彼ら・彼女らの顔に泥を塗ることにほかならない。\nそのため、役割分担上はぼくが管理者であっても、彼ら・彼女らの担当範囲は信じて任せることにした。要するに、管理のための管理を含めるマイクロマネジメントをしない、ということである。\n具体的には、プロジェクト全体の目的（Why）と、達成事項（What）、他チームとの合流点を含むマイルストンやスケジュール（When）は提示するが、具体的なHowは彼ら・彼女らに任せ、進捗・課題・リスクのみ上げてもらうようにした。\nそのうえで、ぼくは彼ら・彼女らの仕事をすすめるにあたって阻害要因になりうるものを片っ端から取り除くことに注力した。\n具体的には、チーム内に閉じる課題は彼ら・彼女らに任せ、チームや他プロジェクトをまたぐ課題やリスクはこちらで片付けるようにした。\nもちろん、彼ら・彼女らの担当範疇で迷うことがあれば中に入って解決支援を行った。コンフィグやシェルスクリプトのレベルまで入り込んだこともある。ただし、彼ら・彼女らから支援要請があったときだけである。\nこうすることで、協力会社の面々は自分の専門性が活きる仕事や正味の仕事に注力できる。タスクをどんどん片付けられ、仕事が進んでいく。\nメンバーアサインはキャッチアップ力とカルチャーフィットを重視する # 弊社メンバーをアサインする際、前提として「完全にスキルマッチする人間などいない」という前提を置く。\nそのため重視するのは、今どんなスキルを持っているか、でなく、スキルを素早くキャッチアップする資質を持っているか、だ。\n特に「関係の質重視のフラットなチーム」は個々人が主体的に力を発揮することが前提のため\nいかに素早く自らの力でものごとを進められる状態に持っていけるか（出力の確保） いかに素早く全体最適・個別最適双方の視点を持てるか（方向性誤りの排除） が、仕事の成否を分けるカギとなる。\nキャッチアップ力を高めるにはいくつか方法があるが、今回ぼくが受け持ったチームの役割上、ポジショニング（視座の高さ）と顧客理解が重要なファクターと考えたため、過去資料をベースに目的意識を植え付けることと、適宜修正・不理解部分を解消していくスタイルが良かろうと考えた。\nそのためには、一切の忖度がない軽やかなコミュニケーションをよしとするカルチャーが最もフィットする。\n具体的には、\n肩書や役割を超えて、正しいと思うことをストレートに発信しあう すべての情報をオープンにし、共有する ということである。\nこういった自由と責任がベースの風土のチーム運営を目指しているとインタビュー等の際に伝えると、実に人が集まりやすい。仕事に前向きに打ち込むための3要素である「自由」「変化」「チャンス」が担保されているように映るからだ。\nしかし、そこでしっかりスクリーニングし、本当についてこられる人を見極めることが重要だ。\nなぜなら、このスタイルのチームは非常に思考体力が求められるからだ。常にあらゆる情報に触れ、なにが正しいか考え、意見を発信し、議論することで、個々人の視点・観点・思考能力・気づきを活かして最善の仕事をする。これを日々続けていくのだ。タフでないわけがない。\nそのため、\n自分の担当範囲の中だけで、ちゃんと成果を出せば良い 手持ちのスキルの範囲内で、効率よく仕事をしていきたい 淡々と指示されたことだけをこなしていきたい という人は、インタビュー時点で弾いている。\n逆に、たとえば\n伝えたことを素直に理解し、素直に考え、自分の言葉で意見が言えるか 難しい問いに対しても、手持ちの情報から仮説を立てて方向性を出せるか インタビュアーである自分に、反対意見が言えるか など、全体の方向性と十分なインプットを与えればアウトプットが出せること、ストレートにコミュニケーションできることは非常に重視する。\n採用こそがチームのカルチャー、ひいては中長期的なチームの強さを固めていく。キャッチアップ力とカルチャーフィットを重視した採用こそ「関係の質ベースのフラットなチーム」の力の源泉だ。\nスキルフィットをベースとした採用は、一時的にならチームに力を与えるかもしれないが、中長期的にはチーム瓦解の原因を作り込むため、「関係の質ベースのフラットなチーム」を作るなら避けるべきである。\n3つの地盤をメンテし、迷いや不安を排除する # 「関係の質重視のフラットなチーム」を維持するには、3つの地盤があると考えている。\n心理的安全性 情報流通 適所適材 具体的な実施事項は後述するが、共通するポイントは、「迷いや不安の徹底排除」ということを念頭に読み進めていただきたい。\n心理的安全性 # 1つ目の地盤は、もはや知らない人は稀と言えるくらい有名な概念となった「心理的安全性」である。（ぼくはよく「自分はここにいいて良いんだ感」「居場所がある感」と言い換えている）\nこの地盤が1ミリでも欠けた途端、チームメンバーはもとより、チーム全体の生産性はガタ落ちする。\nなぜなら、居場所がないのは恐怖そのものだからだ。恐怖＝不健全な危機感にさいなまれながら頭や手足を動かすのは、底なし沼で全力ジャンプするようなものである。高所の果実など手が届くはずがない。\n「関係の質重視のフラットなチーム」の文脈でいえば、心理的安全性が確保されなくなった瞬間、コミュニケーションの一切が止まる。上司に恐怖した瞬間、自分の意見が表現できなくなり、議論すらままならず硬直し、仕事の質が落ちていく。\nメンバーが持っている能力や底力を引き出すには、しっかりした地盤のうえで思いっきりジャンプしてもらうほうがいい。なんならジャンプ力が弱まる時期でも、地盤さえしっかりしていればそれなりに飛べる。\nつまり、心理的安全性はあらゆる仕事の地盤なのだ。そのためチームリードとして、心理的安全性が確保されているかは常々チェックし、最優先でメンテナンスしている。\n具体的には、\n自分は恐怖でメンバーを支配しようとしていないか。そういったメッセージを言語・非言語問わず見せてしまっていないか 自分はメンバーの話を聞くとき、一切の興味関心を相手に向けられているか。目を見て、耳を傾けているか 自分とメンバー、メンバー間はことあるごとに雑談しているか。そのときのメンバーの顔は明るいか メンバーから「私はこうしたほうがいいと思っている」という提案話が定期的に出てきているか メンバーの成功を褒めるのに加え、ともに喜んでいるか。それが相手に伝わっているか。認めているか メンバーを諌める際は事実ベースで話しているか。指摘のみでなく、次のアクションまで一緒に考えているか。一緒に問題解決するスタンスは伝わっているか メンバーの心身の状況をねぎらい、健康維持を仕事の優先度判断に組み込んでいるか などは、常日頃チェックを心がけている。\n情報流通 # 2つ目の地盤は、情報流通だ。\n「関係の質重視のフラットなチーム」において、情報流は血流のようなものである。滞ったらその瞬間、チーム全体の動きが悪くなる。\n理由は、正しい情報や今後の見通しが見えなくなることで「念のための確認」が増加し、コミュニケーションのオーバーヘッドが激増するからだ。\n車にたとえるとわかりやすい。あなたは果たして、25m先も見えないような霧の中でアクセルを踏み切れるだろうか。「右に進め」「左に進め」の標識が立っている分かれ道で迷いなく「右」を選べるだろうか。先100mが見えており、正しい情報・正しいルート（進め方）を知っている人に「本当にこれで良いんですか」と聞きたくならないだろうか。\nこの「本当に良いんですか」をそもそも発生させない状態を目指すのが、「情報流通」の目的だ。\nつまり\n1人1人が先々の見通しについて同じ認識をもっている 仕事を進めるにあたり必要かつ正しい情報にいつでもアクセスできる ことが、アクセルを踏み切れる＝個々人が強みを活かしつつ迷いなく仕事に打ち込める、2つ目の地盤なのである。\nそのためには、\n今後の見通しをメンバーに伝える機会を定期的に設ける あらゆる情報をオープンにし、検索・アクセス可能とする の両方を満たさなければならない。\nぼくはこの双方を、意識的にやるよう心がけている。（心がけている、と言っているのは、完全にできているとは言えないからだ）\n特に気をつけているのが、「管理職層がなにを考えてこの判断・行動したのかわからない」という、よくある不安の種の排除である。\nたとえば、\n過去の慣習だけが理由で管理職以上のみに共有されてきた情報も可能な範囲でメンバーに共有する 自分のスケジュールをメンバーへ公開する 役員層とのやりとりも可能な範囲でメンバーをCCに入れる など、管理職層がどのような情報に触れ、なにを考えているのかは伝えるようにしている。\n適所適材 # 3つ目の地盤は、適所適材である。\n適材適所という言葉があるが、適所適材はこの反対にあたる概念だ。\n適材適所：役割に人を当てはめる。役割が主眼。仕事をピラミッド型組織に細分化して人を当てはめる 適所適材：人に役割を振る。人が主眼。仕事と人をマッチングさせることを基本軸とし、柔軟に分担を変えていく たとえるなら、前者は野球、後者はサッカーだ。野球はポジションを完全に固定するが、サッカーは場合によってはゴールキーパーもシュートを放つ。\nこの考え方の前提にあるのが、「仕事も人も変化する」という背景である。\nコンサルタントという仕事の性質上、われわれは常に変化の波を泳がなければならない。時と場合で求められる素質やスキルは変わっていく。プロジェクト開始時点で作った役割分担が後半になるとガラッと変わることはザラにある。（もちろん管理職としてスコープコントロールは行うが）\nまた、人も当然変化する。具体的には、人生のステージ、キャリア方向性、仕事上の肩書などに基づく、仕事人としての興味関心事項（やりたいこと）である。これが一切変わらないと考えるほうがおかしい。\nくわえて、人は仕事とやりたいことがマッチするほど仕事に打ち込めるものだ。好きこそものの上手なれ。はじめは不得手なでも興味関心を持ってやり続ければ生産性は飛躍的に伸びる。逆に手持ちスキルでこなせる仕事でも、興味関心が薄れると70%程度の出力しか出ない。\nこれらをすべて満たすには、役割に人を当てはめる適材適所より、仕事と人（の興味関心）をマッチングさせる適所適材のほうが合理的なのだ。\n定期的な1 on 1を欠かさない # 上記、3つの地盤の定期メンテの手法として、メンバーと定期的に1 on 1を行い\n今の状況（仕事、プライベートを問わず） 興味関心を持ちやすいこと 提供できる手持ちのポジション・仕事・タスク 具体的にどういった働き方や役回りがComfortableか をディスカッションすることは欠かせない。\nなんせ、メンバーは自分の人生の時間を仕事に投資してくれているのである。その時間を有意義なものにしなければならないし、投資してよかったと思ってもらわなければならない。\nであれば当然、相手がなにを求めているかをきちんと把握しなければ話にならないのだ。客の注文を聞かずに料理を出すレストランが繁盛するはずがない。どれだけクオリティの高い料理を出しても、アレルギーや嫌いな食材、気の進まない料理なら拒否される。\nだからこそ、メンバー1人1人と時間をとって話す必要があるのだ。\n信じて任せきる覚悟を持つ # こうして関係の質を高め、向かうべき方向性を合致させたなら、あとは当人の資質や能力を信じて邁進してもらうのみだ。\nリードする立場の自分は道標を立て、ミッションを定義し、メンバーの迷いをなくす。メンバーたちはめいっぱいエンジンを吹かし、ゴールに向かって自分の考える最善のやりかたで最大出力で走っていく。\nそのとき、少しばかり道を外してしまっても、黙って見ている覚悟が必要だ。人は車ではない。無駄に細かくハンドルを調整しに入ると、せっかくの出力（＝士気ややる気）が一気に冷めてしまうのだ。\nしたがって、多少やり方が違っても大局的にあっていればそれで良い、と割り切る。最終的に仕事の整合性を確保するのは自分だが、細かなHowはメンバーに任せる覚悟を持つ。\nつきなみに言えば、マイクロマネジメントをしない、ということだ。マイクロマネジメントをしてしまう原因は、マネジメントする側の恐怖心だ。アウトカムに至るか怖いから細かい段取りまで指示し管理しようとしてしまう。その恐怖心を乗り越えることが、信じて任せきるための一番のポイントだ。\n管理職は管理職として、ドンと構えていなければならないのである。\n「関係の質」重視のチーム運営の反省点 # とはいえ「関係の質」重視は銀の弾丸ではない。当然、リスクもあれば、運営にはそれなりに苦労する。\n特にプレイングマネージャーであることを常とする外資コンサルファームの管理職層には、相当なパラダイムシフトが必要だと思われる。\n裸の王様リスク # Howレイヤの話をメンバーに任せるとは、自分自身がプレイヤーを卒業することと同義だ。細かなHowの報告や相談は受けるが、全量を把握してことこまかに指示できる状況にはなくなる。\nたとえば\nメンバーがHowの細かい部分の相談にきても、答えられないことが増える クライアントがHowの細かい話を聞きにきても、自分では答えられなくなる といったことが起こる。\nその結果、わかっていないことをわかったふうに話さなければならず、「裸の王様」のような状態に陥るリスクがあるのだ。みんな見えているが、自分だけ見えていない。\nそれを乗り越えるには、リーダーである自分のポジションを明確に関係者に伝達することが重要だ。自分は全体の原理原則を守らせる存在である、管理するのは細かなタスクでなくアウトカムとコスト（ROI）である、などだ。要するにキャラ作りである。\n当然、場合によってはクライアントがそれを許さないこともある。リーダーに対しプログラムのソースコードの話をしてくる＆それを把握することを求めるクライアントも、中にはいる。その場合、遠慮なくチームメンバーに助け船を出してもらおう。リーダーとメンバーの違いは役割分担であり、互いに得意・不得意があって当然だ、というマインドになっているなら、部下に頼るのは簡単だろう。\n「強み重視」と「属人運営」は紙一重 # 個人の強みを活かすことは、個人への依存を強めることでもある。\nすると、チーム全体としての生産性はかなりもろくなる。誰かが病欠したときにかわりにできる人がいないため仕事が進まないor進みが遅くなる。こういうことが起こる確率が、メンバーの増加に伴い爆発的に増えてしまうのだ。\nぼくのチームの場合、幸い今この瞬間は、もともと自分がプレイヤーとしてこなしていた仕事を若いメンバーに持ってもらっている形のため、メンバーの病欠はぼくがカバーできている。\nしかし、それはあくまでぼく自身の残業時間に依存した運営であって、サステイナブルではない。\n個人の強みをメンバー間でシェアし学びあう習慣づけ、もしくはその強みを「仕組み化」する方策を練る必要がある。\nチームリードの球拾い # 各メンバーの強みにフォーカスして仕事を割り振ると、誰の強みにもあたらず抜け漏れた仕事がどうしても手元に残る。\nそういった仕事は、\nメンバーにお願いする（学びの素材として） 他チームの手を借りる チームリード自らが拾う のいずれかで対処することになる。\n仕事の難易度にもよるが、本来ならスキルのストレッチ（芸風を広げる）を目的に、メンバーに担当してもらう局面が多くなるはずだ。\nしかしそこで、仕事とメンバーの「強み」のフィットを過剰に重要視してしまうがゆえ、「結局自分がやったほうが早い」と、リードである自分自身が拾ってしまうことが多かった。\n「関係の質」「強み」を重視しすぎるのも考えものである。\nスケールの問題 # チームメンバーが増えるほど、1 on 1などケアにあてられる時間が増えていく。\nじっくり話すとどうしても1人1時間はかかるため、たとえば15人×隔週なら、月30時間＝月の1/5近くを1 on 1にあてることになる。日々の指示や連絡とは別で、だ。\nこれが20人、30人となると、とてもではないが1人では捌ききれない。チーム分割、サブリードの指名、サブリードへのチーム運営委譲も考えなければならない。\n今回は、それがうまくできなかった。理由は次セクション。\n「優秀な選手」と「優秀な監督」のギャップ # チームをスケールしようとすると、どうしても「優秀な選手は、必ずしも優秀な監督にはならない」という問題にあたる。\nぼくのチームには、管理職レベルになるべきクラスのメンバーが何人かいる。きわめて優秀で、日々の仕事は手放しでこなし、リスクの露払いが必要なときのみ相談をくれる。ほぼ責任を委譲する形で役割分担ができていた。\nそこで彼ら・彼女らにサブリードとしてチーム管理を任せてみることにした。すると、全く異なるマネジメントスタイルでチームを動かし始めた。\nこれまでを個人技を光らせることを是とする「バスケットボールチーム型」だとすると、彼らは上意下達の軍隊方式を是とする「ベースボール型」でチームを管理することを好んだ。\n結果、メンバーから複数回、直訴があった。これまでと違って非常にやりにくい、というものだ。\n信頼の地盤が揺るぎかねない事態だったため、サブリードにやり方を変えるようアドバイスしたものの、改善は見られず。結局ぼくがリード役を引き取る形となった。\n原因は、プレイヤーからマネージャーになるには根こそぎマインドセットを変える必要があるにも関わらず、きちんと時間をかけてそれを伝え、育成しなかったことだ。フラットなチームで全員がプレイヤー、という雰囲気もそれを助長した。\nつまり、ぼくの無策である。\n次の課題 # 以上の反省点を踏まえ、次なる課題は以下のとおりと考えている。\n情報流の見直し # これまで、ぼく自身が見えてる範囲の情報はメンバーに共有するよう心がけてきた。\n仕事の全体を見ているぼくがメンバーに伝える情報は、メンバーにとって「仕事の目的・背景・制約事項」にあたるため、知っておくほうが正しい方向に進みやすいからだ。\nしかし逆に、これまでメンバーの知りえた細かな情報をぼくがプロアクティブに把握できていなかったがゆえ、ディレクションを誤りかけたことが何度かあった。\n「事件は現場で起きているんだ」という言葉があるとおり、実際に起きている事実を知らないまま意思決定するのは危うい。\n今は雑談・相談ベース、課題・リスクのエスカレーションベースで情報共有してもらっているが、もっと自分自身のアンテナ感度を高めなければならないと感じている。\n同時に、チーム間の横の情報共有もピアピアで行われている場合が多く、かなり時間をロスしているように見える。\nせっかくSlackやTeamsを使っているのだから、どうにかしてサブスクリプション型でオープンな情報共有を推進していきたいところだ。\nチームのターンオーバー # チームメンバーが昇格していくということは、彼ら・彼女らの持っている仕事を次の世代に繋げなければならない、ということでもある。\nもちろん、ぼくが受け持っているチームリードの立場も、他の人に任せることになるし、そうしなければならない。\nしかし、そこに大きなギャップがある。ぼくの見る限り、弊社の管理職陣は「関係の質重視のフラットなチーム運営」にきわめて不慣れで、後継を任せるには相当のパラダイムシフトが必要だからだ。\n特に「スキルよりカルチャー」「信じて任せきる」「上下関係でなく役割分担」「情報流は血流」の4点が難しい。\n今後チームリードを任せる人はぼくが選ぶことになるのだが、これらを自然と受け入れられる素地を持つ人を探し、見極めなければならない。\n場合によってはチームの若手をスキップで昇格させてリードに据える、という抜擢も必要になるかもしれない。\nそのとき、いかに短い時間でプレイヤーからマネージャーへマインドシフトしてもらうか（そうリードするか）をプランしなければならない。人材育成である。\n属人から（組織としての）仕組み化へ # 上記「反省点」で書いた属人運営を仕組み化する話は、もう少し幅広な視点で考えると、\n仕事を進めるのは人である 人の入れ替えも含め、組織は1つのシステム（仕組み）である 継続的に品質の高いアウトカムを生み出す組織を作るにはどうすればよいか という問いに行き着く。\n一般的には「脱・属人」の文脈で「形式知化」「標準化」「自動化」と進めるのが定石だ。知恵をドキュメントに落とす、仕事から属人性を排除する、スクリプト化してしまう、などである。これは単にやればいいことだ。\n一方、組織を継続するには人の入れ替わりが欠かせない。今回構築した「関係の質」重視のチームは、カルチャーフィットベースのスクリーニングをきっちり行うことに強さの根源があるため、\n人を惹きつけるための魅力発信の方法 スクリーニング時に鑑にすべきチェック観点 など、プレイヤーでなくマネージャーとして考えてきた採用にまつわることも、チームのターンオーバーにあわせて形式知化しておく必要もあるだろう。（もしかしたら、この記事がそうなのかもしれない）\n「関係の質」の有効範囲と使い分け # ここ1年、「関係の質」重視のフラットなチーム運営で、反省点はあれど一定の成功をおさめてきたと思っている。\nそのため今後は、この成功体験が足かせになるリスクにも注意を払わねばならない。「関係の質」重視のフラットなチーム運営は銀の弾丸ではないからだ。\n今回たまたまうまくいっただけかもしれない。ピラミッド型組織によるガチガチ運営のほうがうまくいく場合だって当然あるだろう。\nプロジェクトの特性やメンバーの素質によって、適切なマネジメントスタイルに切り替えられるよう、「関係の質」重視型以外の「型」も身につけるべきだ。\nまとめ # リーダーであるぼくの責務は、成果達成である。\n成果達成は1人ではなしえない。メンバーを集め、前向きに仕事に打ち込んでもらう必要がある。\nそのためには、仕事の魅力の発信はもとより、メンバーそれぞれが自分の強みを存分に活かして成長や達成を体感できる＝自分の時間を投資しても良いと思えるような環境を提供することが重要だ。\nそうして行き着いた「関係の質重視のフラットなチーム」は、この1年間、課題や制約はありながらも、クライアント・自社・メンバーそれぞれにメリットのある状況を作り出せた。\n当然、この「型」は銀の弾丸ではない。しかし1つの小さな成功例として、自分の昇格を機にまとめておきたかった。\nこの記事を読んでいただいた方の参考や気づきのきっかけになれば幸いだ。\n","date":"2019年12月9日","externalUrl":null,"permalink":"/relation-based-team-management/","section":"","summary":"","title":"「関係の質」重視のチーム運営を続けて1年。利点と反省点をふりかえる","type":"posts"},{"content":"昼過ぎの眠気対策のため、これまでさまざまな方法を試してきました。\nところが、いずれの方法も効果期間は短く、対症療法のようなものにしかなりませんでした。\nしかしランチをサラダ＋サラダチキンだけにしたところ非常に眠気抑制の効果が高く、かつ習慣化までごぎつけることができました。\n本記事では、実践したことの結果と詳細を共有します。\nサラダ＋サラダチキンだけ生活にした結果 # ランチ後の眠気がなくなり、生産性が上がった # タイトルの通り、眠気がなくなりました。\n厳密に言うと、14時くらいに訪れる眠気の波が1/10くらいになりました。\nこれまでやってきた「コーヒー＋タブレット」や「尻穴締め」なんかより、ずっと効果的ですし、効果も継続しやすいです。\n糖質オフってすごい。\n体重が低めで安定し、身体が軽くなった # 嬉しい副作用で、体重が低めで安定するようになりました。\n身体が軽くなる感じがして、朝の自転車通勤が楽です。\nまた体感ですが夜に結構食べても太りづらくなった気がします。\n便秘になりづらくなった # もともと便秘気味ではないんですが、より便通がよくなっています。\nお腹まわりの「中になにか溜まってる感」が減ったのは、このせいかもしれません。\nランチ代は上がった # とはいえ、ランチ代は高くなりました。\n通常コンビニで安くランチを済まそうとすると、おにぎり＋お茶などで総額500円くらい。\nしかしサラダ＋サラダチキン＋お茶の場合、安くとも700円、もう1品副菜をつけると900円くらいになります。\nブルジョア……とまでは行かずとも、900円だったらもう少し良いランチが食べられるよなあと思うこともあります。\n味のパターンは200以上 # 「サラダ＋サラダチキンだけなんて修行レベルじゃないか……」\nと思うかもしれません。\nしかし実は、組み合わせのパターンが200以上あり、飽きが来ません。\nたとえばよく行くオフィス近くのファミマの場合、\nサラダ本体：だいたい4～5種類 ドレッシング：6種類くらい サラダチキン：9種類くらい とバリエーション豊かなので、そのときの気分にあわせた「レシピ」を自分で作れます。\nもちろん、小さな副菜を追加すればさらにバリエーションは増えるので、もうずっと「サラダ＋サラダチキン」だけで過ごせます\nそれでも飽きが来たときは、少し離れたセブンイレブンでサラダフィッシュ（鯖やサーモン等）を買ってます\nまとめ：体調管理は日々の食事から # 本当はコンビニのサラダじゃないほうがいいと思うんですが、手軽にヘルシーな感じの食事ができて、かつ眠気対策までできるとなると、このパターンから外れる理由がなくなってしまいます。\nチームメンバーとランチに行くとき以外は、これからもサラダ＋サラダチキンな生活を続けようと思います。\n以上「平日ランチをサラダ＋サラダチキンだけにしたら、昼の眠気がなくなった」でした。\n","date":"2019年10月17日","externalUrl":null,"permalink":"/lunch-salad-chicken/","section":"","summary":"","title":"ランチをサラダ＋サラダチキンだけにしたら昼の眠気がなくなった","type":"posts"},{"content":"","date":"2019年10月17日","externalUrl":null,"permalink":"/tags/sleep/","section":"Tags","summary":"","title":"睡眠","type":"tags"},{"content":"ぼくが人材育成重視な素質を持っているせいかもしれないが、コンサルファームの管理職はとかく人材育成を軽視しがちに思える。\n「千尋の谷に落とせ」という言葉そのままに、過度にストレッチしたゴールを課し、這い上がってくるものだけを生き残らせていく。\nそれがよしとされているのは、「功」と「徳」の評価バランスがおかしいからなのでは？と思い始めた。\n功には賞で、徳には地位で応じよ # 「功には賞で応じよ。徳には地位で応じよ。」\nこれは、元経営者であるぼくの父がよく言っていた言葉である。\n相手の将軍の首をバンバン取ってくる猛将には報酬を与え、人心と信頼を得ることに長けた人格者には地位で応じるべき、という意味だ。\nコンサルファーム的に言えば、「セールスが高ければボーナスを出し、人格者こそプローションさせよ」となる。\nなお「人格者」の中には人を育てる要素がたぶんに含まれている。\n功には報酬と地位を与え、徳は無視せよ？ # しかしぼくの知っている限り、多くのコンサルファームの評価制度はその真逆をいっている。\n「功には地位で応じよ。徳は無視せよ。」である。\nセールス金額が高ければ評価され昇進し、地位を報酬を手にする。\n一方、いくら人を育てても評価に直結しない。なんらかの社内表彰はされど、人事評価とは紐付かない、という話がほとんどだ。\n功と徳は組織の両輪である # もちろん、会社組織としてセールスを上げることは重要だ。売上がないことには人を育てることはできない。「功」は重要だ。\n一方いくら良い提案をしても、それをデリバリーできる人（タレント）がいなければ、ただの絵に描いた餅である。\nつまりセールスを上げることとデリバリーできる人材を獲得・育成することは、クライアントに価値を届ける両輪であるはずだ。\nにもかかわらず、「徳は無視しろ」はおかしいのではないか。\n人材育成成果の評価方法は難題 # もちろん「人をどれだけ育てたか」は、\n誰が評価するのか どう指標化（比較可能に）するのか の両面に難しさがある。\nたとえば、いわゆる「360度評価」も、点数化はできるが内実は定性評価に偏りがちだし、誰が評価したかで中身が大きく揺れてしまうだろう。\nではどうすればいいのか……と考えてみたものの、そもそも唯一解など存在しない、という結論に行き着いた。\n人材評価基準は、事業ステージ、ビジネス戦略、組織の運営方針に大きく依存するからだ。\nとはいえ、ある程度の類型化はできる可能性がある。ただ本記事執筆時点でぼくの知識が追いついていないので、よき本を探して読んでみたい。\nもしおすすめの本があれば教えていただけたら幸いだ。\nまとめ：少なくとも、人材育成への貢献を考慮はするべき # 明確な評価基準はなけれど、人材育成への貢献や成果を完全に無視するのは間違っている。\nたとえば、\nプライマリの評価はセールスで行う セカンダリの評価で人材育成の観点でディスカッションする のように、少しでもいいので人材育成を評価観点に混ぜ込むところからはじめるべきではないだろうか。\n","date":"2019年3月29日","externalUrl":null,"permalink":"/people-development-evaluation/","section":"","summary":"","title":"功には賞と地位を与え、徳にはなにも与えない。そんなコンサルファームにおける人事評価軸の違和感","type":"posts"},{"content":"現在80人規模のプロジェクトにいるのですが、このくらいの規模になると\n「上意下達」が難しいためコミュニケーション工数が馬鹿にならない 長期プロジェクトになりやすいがゆえ、人材育成の点も考慮が必要 という側面が出てきます。\nしかしコンサルの提案ではこれらコストは無視されがち。\n場合によってはコミュニケーション工数は「PMO」として確保されますが、人材育成にかかるコストは、SVによるOJTの名のもとに、完全無視されることがほとんどです。\nこれは非常によろしくない。大規模プロジェクトではちゃんと人材育成の工数を、内数として積みましょう。\n……というお話をします。\n本記事における「大規模」の定義 # 30名以上のチームを想定します。\n理由は、30名以上になると\nリーダー・メンバー間にミドルマネジメントが入る多層化組織になりやすい プロジェクト規模的に、新人・超若手の投入を社から求められやすい という性質が強まるためです。（2点目はファームによると思います）\n要するに、人材育成の対象が増え、かつ必要なコミュニケーションも増える、ということです。\nなぜ人材育成コストが無視されるのか # にもかかわらず、プロジェクトを提案する時点で人材育成のコストは無視されてしまいがちです。\n理由は、提案時の説明ロジックがないからに尽きます。\nプロジェクトのわかりやすい成果＝成果物（納品物） クライアント説明しやすいロジック＝成果物の作成に直結する工数の積み上げ 「間接工数」である人材育成コストは、そもそも見向きもされない もちろん、成果物それぞれに「OJTコスト」的なサムシングを上乗せできるなら話は別。\nしかし、そんなことまれです。提案内容レビューで「こんな資料なんて0.5人月ありゃできるだろ」と、ガンガン工数が圧縮されていきます。（そもそもコンサルは単価が高いので、工数を圧縮しないとリーズナブルな価格にならない）\n言うなれば、ジュニア・シニア問わず、全員がスーパーサイヤ人である前提で工数が見積もられてしまう、ということ。\n現実、全員がスーパーサイヤ人なわけではないにもかかわらず、です。\n人材育成の工数が取られない弊害 # もちろん、小規模プロジェクトならまだこれでも回ります。\n人材育成の対象が少なく、またコミュニケーションコストも無駄に増大しにくいからです。\nしかし大規模プロジェクトは違います。\n小規模プロジェクトのノリで「成果物作成工数積み上げ式」で見積もると、外数扱いとなった人材育成コストが重荷になっていくんです。\nそうなる弊害は、人を育てる側のミドルマネジメント、そして育てられる側の若手メンバーに降りかかります。\nミドルマネジメント：残業祭り # ミドルマネジメント層は2つの選択肢があります。\n人材育成など無視。雑務だけ若手に振り、大事な仕事は全部自分が巻き取る 若手の育成に時間を割く。なるべく権限委譲し、少しずつ育てていく 1にしろ2にしろ、行き着く先は残業祭りです。\nマネジメント＝管理職としては、つべこべ言わず2を選んでほしいところ。\nしかしぼくの経験上、多くの人が1を選んでしまいます。\n若手メンバー：育たず自信を失う # すると若手メンバーは、「人材育成など無視」と決め込んだミドルマネジメントの下でひたすら雑務をこなすことになります。\n来る日も来る日も議事録を書き、PMOワークとしてのお尻叩きに奔走し、単純なデータの集計や簡単なスライドを量産する……\nもちろん、こういった「作業」を効率的にこなす経験は、仕事の基本所作を身につけるべき若手時代には必要なものではあります。\nしかし長期プロジェクトでいつまでもそんな仕事ばかり振られ、「大事なところは俺がやるから黙ってろ」と任されない状態が続くとどうでしょう。\n「任されない＝実力不足＝自分はダメ」という負のループに陥り、疲弊し、自信を失ってしまうかもしれません。\nそして「人材の自転車操業」へ # すると、トップマネジメントはいいものの、現場にいるミドルマネジメントと若手メンバーがすり減っていきます。\nそしてゆくゆくは「このチームにいたくない」というムードが蔓延し、離脱者が続々と出始めます。\nすると新たにメンバーを社内外から採用せねばならず、採用工数と学習工数が追加でかかり続けることになります。\n要するに、火を吹きながらの自転車操業に陥る、ということです。\n人材育成工数を積むための、提案時の「言い方」アイデア # だから人材育成の工数を提案時に積むべきだ！\nと言うのは簡単ではあるものの、実際クライアントに提案する際にどのように説明すればよいのか、という課題にぶち当たります。\nそこで、いくつか説明パターンを考えてみました。ぼく自信、次回提案から使ってみようと思います。\n小規模プロジェクトに分割し、プロマネ工数を乗せる # 大規模プロジェクトも、細かく見れば小規模プロジェクトの集合体。\n漫画「キングダム」で出てきた「伍」のように、小規模プロジェクトに分割し、人材育成を司るPMロールの工数をもらいましょう。\nそしてPMロールの工数は「各種コミュニケーション資料」「横断課題検討」などのために割くんですよ、と説明するのです。\nとはいえ、この戦法で工数を取ったとしても、「各種コミュニケーション」の期待値を適度にコントロールしないと、罠にハマります。\n過度に期待したクライアントが、社内調整を含めた細々としたコミュニケーションまで全部押しつけてきてしまい、結局人事育成の工数が取れなくなってしまうんです。\nここは過去記事「常に期待を超える成果を出し続ける方法：期待値コントロール」に書いた通り、期待させずに1ミリだけ超える、という立ち回りをしないといけないところです。\n「自己改善するプロフェッショナル集団」と位置づける # コンサルにしろSIerにしろ、クライアントからすると「成果物を作るための外部工数＝金で買えるリソースプール」に見えるでしょう。\nだから成果物に工数を紐付けることを求めてくるんです。\nそこで、その認識を壊しにかかります。「俺らはただのリソースプールではない。自己改善するプロフェッショナル集団なんだ」というスタンスで、「だからこそ成果物あたりにかかる工数が大きいんだ」、と言い切ってしまうんです。\nただし、クライアントがコンサルに求めるのは「過去の類似事例に基づくクイックさ」であるがゆえ、この戦法がどこまで通用するかは不明です。\nジャストアイデア。\nまとめ：人材育成工数を提案に含めよう # とはいえ、大規模プロジェクトとなると人材育成工数をちゃんと積まないと組織が維持しにくくなるのは事実。\n本記事で挙げたアイデア以外にも、きっとクライアントへの説明ロジックはあるはず。\nもしこの記事を読んで「私はこうやってるよ」と思われた方がいたなら、ぜひコメントにてお知らせいただければ幸いです。\n以上「大規模プロジェクトの提案には人材育成の工数を含めるべきだと思う」でした。\n","date":"2019年3月22日","externalUrl":null,"permalink":"/resources-to-grow-the-team/","section":"","summary":"","title":"大規模プロジェクトの提案には人材育成の工数を含めるべきだと思う","type":"posts"},{"content":"たとえば「ぼくはNAE。外資コンサルです」と自己紹介したとする。\nすると多くの場合、「高級取りで羽振りが良い」「合コン多くてチャラそう」「愛人とかいるんでしょ」といった印象を前提に話が進むことが極めて多い。\n外資コンサルだけでない。国際線のCA、広告代理店、地方公務員、あらゆる職には「なんとなくのイメージ」があり、第一印象はそれに左右される。\nこれは所属する企業も同じ。たとえば電通であれば、例の痛ましい自殺事件の影響で、「パワハラモラハラ当たり前のところにいて不自然に思わない人間」という印象を持たれてしまう。\n企業だけではない。大学のサークル、地元のチーム、オンラインサロンなど、それぞれに「色」があるならば、所属する個人も「その色を選んだ人間である」と思われて仕方がない。\nどれほど普段の発言や態度に自分の色を出そうとも、見る側は所属組織の色メガネであなたを見るものだ。\n社会貢献に積極的な組織にいる人間は、「きみは社会貢献に興味があるんだね」と見られる。\n炎上発言を繰り返す人間がリーダーである組織なら、「ああ、あなたは炎上師範に師事するような人間なのか」と見られる。\n組織に所属すると、組織の力を活用できる一方、組織の背負うイメージや過去の歴史も負うことになる。\n所属するとは、そういうことなのだ。\n","date":"2019年3月16日","externalUrl":null,"permalink":"/belong-to-organization/","section":"","summary":"","title":"組織に所属するとは、負の歴史を背負うことである","type":"posts"},{"content":"ひょんなことから週に1回、パートタイムで自分の仕事をスーパーバイズする立場の人がやってくることとなった。\nその人は、ぼくが担当している領域のスペシャリスト。SME的な立場で状況レビューをするから、という形だ。\nそれから数週間たったが、今とても幸せな気分である。\nこれまでの上司たち陣営 # 理由は、これまでの上司陣が、ぼくの担当領域の特性や文脈を理解していなかったからだ。\n1人はバリバリの営業。クライアントに案件を売り、売上を上げることを是とする。Aさんとする。\n1人はバリバリの昭和。部長プレイで他のベンダーをコントロールする。Bさんとする。\n1人はバリバリの学者。ロジック一本、正論で押し切るタイプ。Cさんとする。\nAさん「お前のミッションは提案。売上をあげることに注力せよ」\nBさん「お前のミッションは既存ベンダーの駆逐。一刻も早く追い出せ」\nCさん「お前のミッションは伝道師。正しい方向にクライアントを導け」\n三者三様、好きなことを言うのである。もちろん、それぞれの立場に立つと、それぞれ正しいことを言っている。\nしかしぼくの見ている領域は、彼らの言うことを素直に聞くと崩壊する世界なのだ。\nぼくの担当領域は「三すくみ牧場」である # ぼくが主に担当している領域＝主にやりとりしている部署は、クライアントの中では非常に特殊だ。\nまず、クライアントの社員がきわめて少ない。売上4桁億円の企業を支える1部署としては異例と言える少人数。しかし少数精鋭というわけではない。担当領域に関するクライアント社員のケイパビリティは、残念ながらきわめて低い。\nそんな中、頭数とケイパビリティ両面で、複数のベンダが精鋭を集めて当該部署のサポートに入っている。クライアント社員の前で、ベンダが会議における意思決定者として振る舞う……ということすら日常茶飯事である。\nとはいえ各ベンダには各ベンダの思惑がある。当然、自分の陣地を広げたいと思っている。ベンダ同士は常に「食うか食われるか」と互いを牽制しつつ、一方で互いの実力を認めあい、信頼しあっている。\nとどのつまり、ぼくの担当領域は、クライアント社員が複数ベンダを競争させつつ飼いならしている「三すくみ牧場」なのである。\n和をもって尊しとなす。微妙なバランスの上に成り立つ世界だ。\n羊のふりをしたオオカミは排除される # そこに、無理な提案、強引な駆逐、非現実的な正論などをぶっこんでくる「オオカミ」が紛れ込んできたらどうなるだろうか。\nそれも、これまで他の羊と仲良くやっていた羊が突然皮を脱ぎ捨て、オオカミに変身するのである。\nきっと牧場主であるクライアントは驚きおののき、全力でオオカミをまっさきに排除するだろう。\n当然、ぼく自身も陣地を広げたいという思いはある。\nしかし無理に陣地を広げて牧場自体から退場を食らうのでは元も子もない。\nそんな状況を3人の上司に伝えてはいたものの、なかなか理解されない。\n「お前の領域はお前に任せている。自由にすれば良い」\n「だがいいか。俺の言うことは聞け」\nの一点張りなのだ。\n要するに右から左へ抜けており、聞く耳を持っていない。\n新SVは、まず実情＝現場を見た # そんな中、なかなか「言うことを聞かない」ぼくに喝を入れるべくやってきたのが、冒頭に登場した新SV、というわけだ。\nしかし彼は3人の上司とは違い、自分の目で実情を正確に把握するように動いた。\n定例会に顔を出し、普段の動き方や、ぼくとクライアントの関係性、部署の特色、意思決定のメカニズム、各人の役割分担など、つぶさに観察した。\nそのうえで、「これ以外でNAEくんの担当している部分を全部教えて」「そのうえで今後どう動くべきか考えを聞きたい」とヒアリングをかけてきた。\nそのうえでの彼の判断は、こうだ。\n「これは上の言うことを聞くのは無理だ」 # 彼はもちろん、3人の上司の意向を知っている。日々話もしている。\nと同時に、彼はぼくの担当領域についてよく知っている、その道のプロでもある。\nそのうえで、\n「そもそも現場レベルで陣地を広げにかかるのは難易度が高すぎる状況だ」\n「それに正論かまして無駄な仕事を増やすべきタイミングでもない」\n「つまり、3人の上司の言うことを聞くべき状況ではない。無理」\nというのが、彼の判断だ。\n肩の力が抜けた。これまでのストレスも吹っ飛んだ。\n自分の判断は正しかったのだ。\n新SVの彼はその後、\n「まあ俺は早晩いなくなるよ。既存ベンダ駆逐っていう裏ミッションが実現できっこないのがわかったから。」\n「でもいなくなる前に、君が動きやすくなるよう、最大限のインプットしていくからよろしく。」\nと言って笑った。\nまとめ：自分も部下の理解者でいようと思う # 「無理難題」による修羅場で成長を促す上司はもちろん貴重な存在だ。\nしかし、実情を理解してくれる上司の存在は、それ以上に重要である。\n心理的安全性が確保されていること、精神的に安定していること、そして自分に自信をもっていられることの3点は、仕事でパフォームする前提条件。そして上司が理解者でいることは、それら条件を満たす重大要因だからだ。\nかたやぼく自身も、複数のチームを管理する立場である。\n20人近いメンバーたちが、ぼくの1つ1つの言動を見ており、日々影響を受けている。\nはたしてぼくは、彼のように現場の理解者でいられただろうか。\n安心してのびのびと仕事に打ち込める環境を作ってあげられているだろうか。\n今一度、自分に問いかけてみようと思う。\n","date":"2019年2月7日","externalUrl":null,"permalink":"/sv-know-real/","section":"","summary":"","title":"「聞く耳を持つ上司」「実情の把握に努める上司」の重要性","type":"posts"},{"content":"コンサルタントの諸先輩方がときどき\n『コンサルたるものクライアントの前で「できない」と言ってはいけない』\nと言っているところをみかける。\nでもこれは本当だろうか？\nそうじゃないだろう、と思う理由を書いてみる。\n理由1：人材教育目的の精神論である # 「Can Doの精神」という言葉がある。できない理由よりできる方法を考えよう、という前向きな思考回路を意味する。\nなにかを考えるとき、最初の一歩が「オレたちはできる」と思い込む（思い込ませる）、ということだ。\n一方、コンサルタントは考える時間が仕事の多くを占める。そのため思考における行動様式＝思考回路をスキルアップ方面にチューニングするのは、人材育成において重要な基礎教育である。\nCan Doの精神に乏しい ＝できない・難しいと感じたことに挑戦しない ＝スキルの伸びしろを失う とはいえ、人材教育とビジネスでは話が別だ。\n現実的にデリバリーできないものを、できると言い切る。それもクライアントの前で言い切ると、そこに「口約束」が発生する。そして「口約束」であっても、クライアントとの約束は守るべきだ。\nできる約束ならまだいい。しかし本来的にはできない約束を守るには相応の覚悟とコストが必要だ。また「ごめんなさい」して約束を破るとしても、相当の説明が必要になる。\nいずれにせよ、できないことを「できる」と言い切る行いが、高いコストを引き連れてくるのである。\n人材教育の一環で施した「できないと言うな」を、ビジネスシーンにまで持ち込むべきではない。\n理由2：「一方良し」に傾倒しかねない # 『クライアントは「できる」と言い切るコンサルタントを信用するんだよ』\nと、冒頭の先輩は言っていた。\nたしかに、直近のビジネスのために「できない」を「できる」と言い切る場面も必要だ。\nコンサルティングファームのほとんどは人月商売。継続的に提案し、案件を獲得しないとビジネスが継続できない。\nこれはファーム全体だけでなく、現場でクライアントについているコンサルタントも同様である。\nクライアントや案件ごとに「お財布」が管理されており、売上高や利益率などが厳密に管理される。そして、一定のポジションになると年間売上高がポジションキープの指標となる。\nそのため、本来的に「できない」仕事であっても、身を切ってでも「できる」と言い切り、案件獲得にひた走るのである。\nしかし、クライアントからするとコンサルファームの社内KPIなど知ったことではない。\nコンサルファームが自社に嬉しい提案をしてきたら採用する。それだけである。\nにもかかわらず、コンサルファームが自社利益を優先するあまり、丸い穴に四角い棒を突っ込もうとしてくるのは本末転倒だ。\nもちろん、手練のコンサルはクライアントの課題と自社の強み・サービスをつなげるストーリー作りが驚くほど上手い。\nとはいえセールスストーリーをいくら語ろうとも、入るものは入るし、入らないものは入らないのだ。\n自社利益、ひいては自分のポジションを優先するあまり「一方良し」に陥るのは、次に述べる理由から、大変によろしくない。\n理由3：長期的には自社が損するリスクあり # コンサルファームが自社利益ばかり追求する提案ばかりしてきたら、クライアントはきっとこう思うだろう。\n「このコンサルファームは、丸い穴に四角い棒を突っ込んでくる危ないやつらだ」\nこう思われたら、おそらく次の仕事を取るのは苦労する。信頼を損ねているからだ。\n信頼には、「行動による信頼」と「言葉による信頼」がある。\n行動による信頼： 実際に目の辺りにした行動とその結果にもとづいてで信頼すること。いわゆる「実績資産」 言葉による信頼： 言っていることや立ち居振る舞いなどに基づいて信頼すること。いわゆる「錯覚試算」 2つのうちより強固なのが、「行動による信頼」である。「言葉による信頼」が非常に儚いことを、人々はよく理解しているからだ。\n丸い穴に無理やり四角い棒を入れようとするのは、程度にもよるものの、「行動による信頼」に傷がつく。\n信頼されていない相手とのコミュニケーションは、常に疑義から始まる。それを乗り越えて仕事を取るのは、かなり大変だ。\nマーケティングでよく「新規顧客の獲得コストは、既存顧客の継続コストの5倍かかる」と言われている。\nこれはコンサルの提案でも同じで、初めておつきあいするクライアント向け案件の提案書は50ページ規模である一方、継続案件だと5ページで済んだりする。\n信頼の土台のありやなしやで、案件獲得にかかるコストに天と地ほどの差がでるのだ。当然、コストは低いほうが良い。\n「できないと言わない」という行動様式ひとつで無理に提案を突っ込んだ結果、信頼を損ね、継続案件の獲得コストがかさむのは、提案する側のコンサルファームとしても損な立ち回りだろう。\nまとめ：より大きなミッションを忘れていないか # コンサルタントはクライアントに「できない」言って良い。\nなぜならコンサルタントのミッションは、クライアントを無理に自社のビジネスに引き込むことではなく、クライアントの課題を解決することだから。\nミッション達成に自社のサービス・強みが最適なら「できる。やらせて」といえばいい。\n逆に自社のサービスや強みがあまりフィットしないことがわかりきっている状態で「できます。なぜなら～」と言うのは、むしろクライアントを不幸にしかねない。\nクライアントのこと第一に考えるのなら、\n自社でできないことは素直に「できない」と言う そのうえで、どうすればできるかを提案する（自社のビジネスにならずとも） とするほうが良いのではないか。\n","date":"2019年1月16日","externalUrl":null,"permalink":"/consul-say-dekinai/","section":"","summary":"","title":"コンサルタントは「できない」と言ってはいけない？いやいや","type":"posts"},{"content":"3ヶ月ぶりのブログ更新となりました。\n2019年の仕事始めに向け、\n本業であるコンサルティング 当ブログの運営やスピンアウト にまつわる目標を書いてみます。\n本業の目標：死なずに年商3億円 # 昨年：セールス 1.5億円 本年：セールス 3億円 コンサルティングの仕事には2つのフェーズがあります。\nセールス：新しいプロジェクトを提案して案件を獲得すること デリバリー：獲得した案件を、QCDを守って完遂すること 若手は主に「デリバリー」を任され、中間管理職になると少しずつ「セールス」の仕事に手をつけ始めます。\n若手管理職のぼくは、一昨年までは「デリバリー」がメインでしたが、昨年の中盤からようやく「セールス」にシフトしました。\n結果、幸いなことにいくつかプロジェクトを連続で獲得し、トータルで1.5億円くらい売り上げることができました。\n2019年は、まずはこのペースで1年間案件を獲得し続け、3億円/年の売上を目指します。\n「去年と同じペースを続けるだけでは、努力のうちに入らない」\n……と自分の中の人が言っているのが聞こえます。\nもちろんペースアップも可能だとは思いますが、それはあくまで本業にすべてのリソースを注ぎ込んだ場合のお話。\nブログ運営をはじめとした外部活動を含めると、おそらく「副業ブラック」に陥って、再度身体が壊れるでしょう。\nせっかく本業以外の収入がある状態なので、本業は無理なくオーガニックに成長するペースでやっていきたいと思います。\nNAE: ビジネスパーソンとして生き残りたい\n当ブログの目標：週2ペースで継続更新 # 昨年：月イチくらい 本年：週2回ペース ブログ更新頻度を目標に据えるのは、正直好きではありません。\nむやみに記事を量産しても、資産としてストックされにくいからです。\nしかし3ヶ月も更新せず放置してしまった体たらくな自分に鞭打つには、一時的であれこういう目標が必要であることも確か。\nそれにそもそも、本ブログを開設した目的は「日々脳内を流れていくTipsを書き残して自分のモノに昇華する」です。\n少しずつでもアウトプットして形式知化していかないと、自分の成長も危うい。\nなので、2019年は週2ペースでTipsを書くよう心がけたいと思います。\nNAE: 短文投稿が増えると思いますが、ご容赦ください\nまとめ：2019年もよろしくお願いします # 以上です。\n","date":"2019年1月5日","externalUrl":null,"permalink":"/2019-start/","section":"","summary":"","title":"2019年の仕事始めに向けて、本年の目標を書いてみる","type":"posts"},{"content":"","date":"2019年1月5日","externalUrl":null,"permalink":"/categories/news/","section":"Categories","summary":"","title":"お知らせ","type":"categories"},{"content":"わりと睡眠に真剣なNAEです。どうすれば寝付きがよくなるのか、深く眠れるのか、昼間の眠気を改善できるのか、あれこれ考えて試しています。\nここ最近気づいたのが、自分の体を実況すると、わりと体が眠りモードに入りやすいな、ということ。\nそこで本記事では、寝付きがよくなる体の実況方法を紹介します。\nお金も時間もかからない方法なので、「効けば儲けもの」くらいでやってみてください。\n「体の実況」のやりかた # 体の実況4ステップ\nStep1 横たわって目を閉じる：ベッドにあお向けに横たわります。なるべく雑音が少ないとなお良しです。 Step2 肌と服の擦れを感じる：動かず寝ていても、多少は肌と服は擦れるもの「あ、擦れた」と気づきましょう。 Step3 擦れを脳内で実況する：実況といってもスポーツ実況みたいにハイテンションじゃなくてOKです。「右膝が擦れた」「お腹が擦れた」と淡々と脳内で言葉にしてください。 Step4 服の擦れ以外も実況する：肌と服の擦れを感じていると、ちょっとした痒みや眉のピクつき、鼓動なども感じられるようになるので、実況していきます。 このようにして、体自体が感じていることを淡々と実況しているうちに、体がリラックスモードに入ります。\nあとはその勢いで寝るだけ、というわけです。\n「入眠のコツ」の一部改善版 # 実はこれ、過去に書いた「入眠のコツ」を少しだけやりやすくしたものです。\n参考: 入眠のコツ – 15年以上実践してきた秘密の入眠テクニックを公開\n全身の存在を感じる触媒に「服」を使う # 全身の存在を感じる 頭のてっぺんから手先足先まで、すみずみに意識を行き渡らせていきます。 自分の身体の1ミリ外側に薄い膜が張っていて、鼓動でほんの少し身体が動くたびその膜に軽く触れるイメージです。 出典: 入眠のコツ – 15年以上実践してきた秘密の入眠テクニックを公開 – NAEの仕事効率化ノート\nこの「自分の体の1ミリ外側に薄い膜」というのが、かなり意識しないとイメージしづらかったのです。\nこれを「肌と服の擦れ」と具体化して、やりやすくしました。\n体の一部を意識するため「実況」する # 末端から身体のスイッチを切っていく 自分の意識から身体の一部を切り離す 切り離した部分はベッドやふとんと同化する 一度切り離した部分はもう自分の意思では動かない その範囲を広げていく 出典: 入眠のコツ – 15年以上実践してきた秘密の入眠テクニックを公開 – NAEの仕事効率化ノート\n寝るときは体の末端からスイッチを切っていくと捗るのですが、そもそもスイッチを切るには体の各所の存在をちゃんと意識しないといけません。\nなにも考えず体を感じて対話・制御するのは、結構なテクニックがいるものなので、それを自然とできるように「体の一部を実況する」としました。\n「入眠のコツ」の全体像とやり方はこちらの記事をどうぞ。 入眠のコツ - 15年以上実践してきた秘密の入眠テクニックを公開\n注意：入眠テクニックだけじゃ足りない # 入眠にかかる時間が短くなるに越したことはありませんが、入眠テクニックだけで寝不足が解消できるわけではありません。\nそもそも日本人は睡眠時間が世界一短いという調査結果があります。\n参考: 日本人「睡眠時間」ダントツ最下位「サマータイム」でさらに(石田雅彦) – 個人 – Yahoo!ニュース\nこんな状態ですから、本記事で紹介した入眠テクニックで多少は改善こそすれど、これだけですべて解決するとは思わないほうが良いです。\nそのため、\n生活習慣の改善：夜更かし、ベッドでのスマホ、寝る前の深酒をやめる、など 仕事面での改善：出勤時間をズラす、深夜残業を減らす、など 睡眠環境の改善：体を面で支えるベッドを使う、自分の首にあった枕を使う、など などなど、睡眠の量と質を改善するには包括的なアプローチが必要であると認識しておいたほうが良いでしょう。\nまとめ：体の実況、試してみては # ぼくは睡眠の専門家ではないですし、医師免許も持っていないので、民間療法的なオレオレ改善案しかご紹介できません。\nなので今回ご紹介した「体の実況」も、効く人と効かない人がいると思います。\nただし、「サプリを飲め」とか「高級なものを買え」とか、そういったたぐいのものではありません。\nなのでぜひ、「効いたら儲けもの」くらいの勢いで試してみてくれたら嬉しいです。\n以上、「眠れないときは、自分の体を実況すると寝付きがよくなるかも」というお話でした。\n参考: 当ブログ「睡眠」カテゴリの記事一覧\n","date":"2018年9月22日","externalUrl":null,"permalink":"/live-your-body-to-sleep/","section":"","summary":"","title":"眠れないときは、自分の体を実況すると寝付きがよくなるかも","type":"posts"},{"content":"短い時間で成果をあげられる。いつも生産性高く動ける。常時ハイスピードで仕事をこなしている……コンサルタントはまわりからそんな目で見られることが多い職種です。\nだからこそ期待に応えるべく、思考・行動・習慣など、さまざまな面から生産性アップの余地を探っています。\nこのブログではそういったTipsをいろいろと紹介してるわけですが、この記事でピックアップするのは、ToDoリスト。\n……といっても、よくあるToDoの管理方法ではなく、そもそもToDoリストをどこに置くのかという、ちょっとニッチな話題です。\n少しでも生産性を上げるためにいろいろ試した結果いきついた、ぼくなりのベスト3を紹介します。\n第3位：PCのメインディスプレイ # ToDoリストといえば\n「メモ帳」などのテキストエディタ 自分用のExcelファイル TodoistなどのWebサービス で管理することが多いでしょう。\nそして’ほとんどの場合、\nアプリかブラウザをPCのメインディスプレイ内で開いておく ToDoリストを見たくなったらウィンドウ表示切り替えで確認 また作業に戻る という感じで使うと思います。\nぼくも最初はこれだったんですが、だんだんとToDoリストを見なくなってしまいました。\nわざわざウィンドウを切り替えてToDoリストを表示させる手間が面倒ですし、常に表示させるにしても自分の作業スペースが奪われるのが嫌だったからです。\n結果、\n頭の中の短期記憶に残っているToDo事項だけが優先される 短期記憶からToDoが消えた瞬間に頭はおやすみモード やる気ゼロになって時間だけが過ぎる でも正味の仕事はまだ残っている 思い出したときにはもう遅い ということが、時たま起こるようになってしまいました。\nもともと「やる気スイッチ」が存在しないダラダラ型人間なので、「やる気アンテナ」や「瞬発的意志力」など工夫してはいたものの、どうしても抜け漏れが出てしまうんです。\nその対策にToDoリストを作っていたはずが、運用がおっくうでサボるという元も子もない結果になってしまいました。\n第2位：A5ノート # ならば常に目に入るようにしようじゃないか！\nということで、次に試したのがA5のノート。仕事中デスクの上に置いておくことで、目線を落とせばToDoが見られるからです。\nそれに、ぼくは紙とペンを使って考えると頭が回転しやすい傾向があります。もしかしたら紙とペンというUIがぼくにはあってるのかもな、と。\nしかし結果はあえなく失敗。PCのメインディスプレイほどではないものの、やはり見られないものは見られません。\nなぜなら、ToDoリストのページがどんどん埋もれるからです。\nそもそもノートを使って紙とペンで考えるとなると、図的なものを描いてはページをめくり、さらに思考をすすめ、ときには文字も書きなぐってさらに次のページへ……という、フロー型の使い方がメインになります。\n一方、ToDoリストそのものはストック型。中の項目は変化していくものの、ToDoリストが書かれたページは固定です。\nするとなにが起こるか。\n紙とペンで考える 落ち着いたらToDoリストのページに戻る また空きページにいって考える また戻る…… 面倒なんです。ToDoリストのページに戻るのが。ToDoリストのページに付箋をはったり、ToDoリストを背表紙側に書いてみたり、いろいろ工夫はしてみましたが、\n「ToDoリストが見たい！今！」\nというときにページを探してめくるハードルは、チョモランマより高く感じてしまうのでした。（そのくらいぼくは面倒くさがりなんです……）\n第1位：外付けディスプレイ # そして最終的に行き着いたのがこれ。外付けディスプレイにToDoリストを常に表示させておくソリューションです。\n外付けディスプレイといっても20インチクラスの大きいものではなく、8インチくらいのAndroidタブレットをPCにUSB接続して、サブディスプレイ化して使っています。\nサブディスプレイ化の手順はこちら▼ 参考: Android端末の再利用…Splashtop Wired XDisplay FreeでマルチDP化！ | Report Hot Cafe\nこれなら\nToDo情報の一括管理 ToDoをパッと見られる 作業のじゃまにならない が全部実現できるので、とても生産性が上がります。\nとはいえ一定のスペースがいるので、カフェや狭いデスクだとできません。\nまたToDoの内容が常にオープンになるので、セキュリティへの配慮も必要です。\nこれらをクリアした前提でしか使えない方法ですが、それでもやっぱりこれがぼくにとって一番生産性が上がるスタイルでした。\nまとめ：あなたのToDoリストはどこにありますか？ # ToDoリストは管理方法によってなんにでも化けます。その姿によって、もたらす価値もさまざまです。\nぼくにとってToDoリストがもたらす価値とは、\nやる気スイッチの入りにくい自分に発破をかけてくれる ポンコツな短期記憶から抜けたタスクを漏れなく拾ってくれる 常に見えるところにあって、最小の労力で再確認できる の3つです。\n特に3点目がぼくにとってToDoリストを使い続けるキーポイント。なので、ToDoの「置き場所」ひとつに結構こだわっていました。\n細かい点かもしれませんが、置き場所を変えるだけでも意外と生産性があがるものですよ。\nぜひ試してみてほしいですし、逆にあなたのおすすめの置き場所をぜひ教えてください。ぼくもいろいろ試してみたいので。\n以上、「生産性アップに効いた、ToDoリストの置き場所マイベスト3」でした。\n","date":"2018年9月21日","externalUrl":null,"permalink":"/todo-list-placement/","section":"","summary":"","title":"最も生産性アップに効果的だった、ToDoリストの「置き場所」マイベスト3","type":"posts"},{"content":"","date":"2018年9月21日","externalUrl":null,"permalink":"/tags/focus/","section":"Tags","summary":"","title":"集中力","type":"tags"},{"content":"仕事で日々やっている「課題解決」のフレームワークを、日常の不安・不快解消に当てはめてみたら結構よさそうだったので、やり方を共有します。\nなんとなく不安に思っていることがずっと残っていて、解決までの道すじも見えなくて、そもそもなんで不安なのかもわからない。\nそんな方はぜひ、お試しください。\n1. 不安・不快を全部書き出す # ノートでもパソコンのメモアプリでも、音声入力でも、なんでもいいです。\nまずは頭のなかにうずまく「不安・不快」を、全部書き出しましょう。\nトピック、粒度、順序、そんなことは全く気にしなくていいです。\n10分間1本勝負。とにかく頭に浮かんだものから順に、手が止まらないように書き続けます。\nそもそも、パッと頭に浮かぶ＝一番気になっている不安・不快であるはず。\n人から見て大事かとか、そんなことは一切考えず、自分にとってどうなのかだけ考えて、まずはリストを作ってしまいましょう。\n結構な数の不安・不快が出てくると思います。（ぼくは今朝やってみたら、大小さまざまのものが17個出ました）\n2. なぜ不安・不快なのか、実害を書き出す # 次は、書き出した不安・不快に一度見直しを入れます。\n不安・不快に思っていることが、実際どのくらい自分に実害をおよぼすのか、書いてみるんです。\nたとえば、「子供がわめいたとき、毎回待ち合わせに遅れるのがイヤだ」という不快があったとします。\nたしかに待ち合わせに遅れると嫌な気分になりますが、実害が明らかになっていません。\nそこで「子供がわめいたとき、毎回待ち合わせに10分くらい遅れるのがイヤだ」と書いたらどうでしょう。\n「10分」という情報が加わっただけで、実害の大きさがくっきりわかるようになりましたね。\nとにかく「なんとなくイヤ」を「実害」に置き換えるのがポイントです。\n※実害を際立たせる書き方のコツについては過去記事をどうぞ▼ 参考: 課題やリスクの正しい書き方、正しい行動を導く表現方法とは\n3. 本当に解消すべき不安・不快なのか仕分ける # それらすべてに対処するのは大変です。なので、対処すべきものを絞りましょう。\n仕事では通常「時間と労力の面で現実的か」「対応するうまみはあるのか」など、複数の観点で仕分けます。\nしかし、日々の不安・不快解消でそんな難しいこと考えていられませんよね。\nなので、ポイントを1つに絞ります。不安・不快による実害がどれほど大きいのかです。\nたとえば、先ほども例にあげた「子供がわめいたとき、毎回待ち合わせに10分くらい遅れるのがイヤだ」について。\nこれだけ見ると実害ですが、実はほとんどの場合「10分程度の遅れなら全然OK」というユルい場だったらどうでしょう。（沖縄時間、的な）\n自分では実害に見えてていた「10分遅れる」は、実は自分で自分の首を締めているだけだった……となりますよね。\nもちろん基準は人それぞれですが、とにかく優先的に解消すべき＝本当に実害が出ている不安・不快はどれか仕分けることが大事。\n3分もあれば、バーっとマークをつけられるはずなので、一気に仕分けてしまいましょう。\nこの時点で、自分が感じていた不安・不快が、実は全部思い込みだった……と判明するかもしれません。\n4. 不安・不快を解消するためのアクションを書く # ここまでで、本当に対処すべき不安・不快があきらかになりました。\n次はそれらを潰していく番です。\n不安・不快を解消するアクションを、それぞれの不安・不快の隣に書いていきます。\n「子供がわめいて毎回10分遅れるのが本当にイヤだ」だとすると、つきなみですが\n時間に余裕をもって準備をはじめる 子供と十分に遊んでから準備に誘う お菓子やおもちゃで誘う 夫or妻に、もっと協力してもらう などのアクションが考えられるかと思います。\n不安・不快＝解決するべき課題や実害があらかじめ明らかになっているので、\n解消するアクションのアイデアがわきやすい 人に協力をたのむときの説得材料がそろっている（＝人に助けてもらう、というアクションも書ける） という状態になっていると思います。\nそのぶん、「なんとなく不安・不快」という状態でいきなりToDoを書くよりも、かなりアクションが出やすいですし、現実的に解消に向かいやすいでしょう。\n5. アクションが完了したら、不安・不快を消し込む # 書いたアクションをちゃんと実行することは前提として、アクションを実行したら、1つ1つ消し込んでいきましょう。\nチェックを入れるでも、横線で消すでも、なんでもいいです。\nスマホのToDoリストアプリにメモを書いていたなら、「Done」マークをつけましょう。\nそうして「不安・不快」の隣に書いたアクションが全部チェックがついたら、「不安・不快」そのものに解決マークをつけます。\nここでのポイントは、アクションの1つ1つがちゃんと「不安・不快」と紐付いていることです。\nやみくもにToDoを書いてこなしても、結局「で、どうなったの？」が見えにくいもの。\nそこの「課題ーアクション」の紐づけさえされていれば、\nこういうアクションをとった 結果、こういう課題（不安・不快）が解消された と、アクションによる成果が見える化できるはず。\nそれだけ達成感が出やすいはずですし、無駄なアクションをしていないはずなので、より効果的に「不安・不快」を解消できているはずです。\n6. 1日のおわりに見返す # そうして消し込まれていった「不安・不快」は、1日のおわりに見返します。\n消し込まれた「不安・不快」や「アクション」を眺めて、思う存分ニヤニヤしましょう。\nそれが、その日あなたががんばった実績です。自分をほめてあげましょう。\nもし消し込まれなかった「不安・不快」があったとしても、それらはまた明日の朝、別のページに書けばいいんです。\nもしその日のうちにやりきれなかったアクションがあったとしても、\nそうやってくり返していけば、どんどん「不安・不快」が消し込まれていくはずなので。\nまずは紙とペンで書くところからはじめよう # この方法に必要なのは、紙とペンだけ。\n頭の中をまずは紙に書く。浮かんでくる不安・不快を文字にする。\nどうせ自分しか見ないメモなので、恥も外聞もありません。\nチラシの裏でも計算用紙でもなんでもいいので、まずは書いてみてください。\n実は「不安・不快」を紙に書くだけでも結構スッキリするものです。\n頭が軽くなるので、\n※もう少し構造化した方法論もあります▼ 参考: 「1分間日記」を2週間続ければ自分のトリセツが手に入る\nまとめ：「いい気分」でその日を終える # この方法、実はもう1つ裏の目的があります。\n「いい気分」でその日を終えることです。\n朝に「不安・不快」を全部書きだし、アクションを決めて、1日かけて実行していく。\nすると夜にはきっと、「不安・不快」が朝よりも減っているはずですね。\nつまり夜の自分は、「不安・不快」が少なくなって、頭も心も軽くなっているはず。それだけ、いい気分で1日を終えられるはず。\nこれ、結構気持ちいいと思うんですよね。\n「と思う」と書いたのは、ぼくも今朝この方法を思いついて実践中の身だから。しばらく続けてみて、経過を見てみようと思います。\n以上「課題管理フレームワークを日々の不安・不快解消に適用したら気分が軽くなりそう」というお話でした。\n","date":"2018年8月13日","externalUrl":null,"permalink":"/live-like-issue-driven/","section":"","summary":"","title":"課題管理フレームワークを日々の不安・不快解消に適用したら気分が軽くなりそう","type":"posts"},{"content":"","date":"2018年8月13日","externalUrl":null,"permalink":"/tags/thinking-action/","section":"Tags","summary":"","title":"思考力・行動力","type":"tags"},{"content":"","date":"2018年8月11日","externalUrl":null,"permalink":"/tags/skills/","section":"Tags","summary":"","title":"スキルアップ","type":"tags"},{"content":"","date":"2018年8月11日","externalUrl":null,"permalink":"/categories/skill-career/","section":"Categories","summary":"","title":"スキルとキャリア","type":"categories"},{"content":"ぼくはかなり負けん気が強いほうですが、「どれだけがんばっても勝ち筋が見えない」とわかるとサクッと勝負を流す、玉虫色の人間です。\n今の実力で力いっぱい背伸びすれば勝てる相手なら全力であたりますが、どうストレッチしても勝つ戦略が出てこないなら、「いま戦っても勝負にならない」と、素直に引きます。\nそういうときは毎回\n「あいつはすごいなあ」\n「やっぱり自分は凡人なんだなあ」\nと思うのですが・・・\nここでいつもグッとこらえて、こう思うようにしています。\nだからって努力まで諦めちゃダメだ\nそんなことを思ったので、少し自分語りをします。\n外資コンサルはタレントだらけである # ぼくは外資コンサルに勤めています。\nとても厳しい世界でして、まわりを見ると、あきらかにぼくよりデキる人間がゴロゴロしています。\n30代前半でパートナー（部長クラス）になる人間や、入社1年目で社長報告のプレゼンをこなしちゃう人間。\n突出したスキルでクライアントにぶっ刺さり、億単位の案件をポンポン持ってくる若手すらいる始末。\nそんな天才みたいな人間たちに囲まれているのは、とても刺激的な日々ではあるのですが……\nただの凡人は振り落とされる瀬戸際であがく # かたや、ぼくはただの凡人なわけです。\n30代中盤ですけど、普通の底辺管理職です。\n社長報告プレゼンなんて、テレビの中でしか見たことがありません。\n突出したスキルがあるわけではありません。「広く浅くいろいろ知ってる」だけで、別に案件を取ってこれるわけでもありません。\nもちろんクライアントにぶっ刺さったり、マウントを取って有利に仕事をすすめたりはできます。\nしかし、なみいるタレントの中では、そんなこと「できて当たり前」。\nそして毎年の人事評価では、天才肌のタレントたちと同列に並べられる。\n「あいつはこんな目覚ましい成果を出したんだ」\n「こいつは対外的にインパクトのある仕事を成し遂げたんだ」\nバンバン飛び交うポジティブ評価の応酬のなか、自分のなしたことはとても矮小に見えてしまう。\nもちろん彼ら・彼女らも、相応の努力をしてきているはず。努力する天才は強い。とてもじゃないけど勝てません。\nぼくみたいな努力する凡人は、そうやって振り落とされる瀬戸際で、なんとか平均以上の結果が出るように、毎年毎年生き残っています。\n凡人の自分が生き残る処世術は「腐らない」だった # そうした厳しい状況の中で凡人として生きていると、だんだんと生き残るすべが身についてくるもの。\nぼくがいきついたのは、「勝負は諦めていいけど、努力は諦めない」でした。\nタレント軍団には負けてもいいんです。短期的な勝負は諦めるべきときもあるんです。\nだたそこで腐って努力を止めたら、すべてが終わります。\n生き残るために前に進む原動力が失われれば、あとは奈落に落ちていくだけ。\nしかし粘り強くしがみついて歩き続ければ、いずれ勝機が訪れます。\n勝負は実力ではなく、勝機で決まることが多々あるもの。\nだからこそ、勝機を逃さないために、勝機を確実につかむために、努力だけは絶対にやめない。\n努力の原動力である「マインド」を、絶対に腐らせない。\nそうしてニッチな勝機を少しずつ、確実に勝ちにつなげていく。\n正直、不格好です。派手さもありません。天衣無縫とはほど遠く、ハギレ布でツギハギのドレスを作るようなものですから。\nでも凡人が勝つにはそれしかない。ぼくにはそれくらいしか思いつきませんでした。\nでもそれで実際生き残れているので、きっと間違っていないんだと思います。\nまとめ：諦めてもいいけど、腐らない # 「諦めたらそこで試合終了ですよ」とよく言います。\n時間制限のあるスポーツであれば、たしかにそうかもしれません。\nしかし仕事は違います。リタイアするその日まで、休み休み、戦いは続きます。\nそこで大事なのは、短期的に勝利をもぎとる技術や体力、上手に立ち回るための知識や戦略より、腐らず努力を続けて走り続けることだと思うんです。\n圧倒的に負けたり、一方的にやり込められたり、打ちひしがれて歩みを止めたくなったり、「自分には無理なんじゃないか」と辞めたくなるときもあるでしょう。\nでも勝負はそこからなんです。\n目をかっぴらいて、歯を食いしばって、一歩前に進むのか。\n性根腐って全部投げ出し、努力すらやめてしまうのか。\nぼくは「腐らず、努力をやめない」ほうを選んでいきたいと思います。\n","date":"2018年8月11日","externalUrl":null,"permalink":"/stay-gold/","section":"","summary":"","title":"勝負は諦めてもいいけど、努力すら諦めると本当に試合終了だ","type":"posts"},{"content":"「立場が人を育てる」とよく言います。\nぼくはこれを、切羽詰まって自分が追い込まれた状況＝無理難題こそ成長（スキルアップ）のチャンスであると理解しています。\nしかしなぜ、追い込まれるほど成長するのでしょうか？　本当に成長するのでしょうか？　なにか大事な前提が抜け落ちていないでしょうか？\n今回はわかりやすい事例として「逆巻弦の実験」という話を共有してみます。\nインゲンのツルを逆巻きにしたら収穫量2倍 # 出典は、2000年8月7日の読売新聞の記事。\nタイトルは「いんげんのつる　逆巻きにしたら・・・緊張感で収量２倍」\nツルアリインゲンを使い、ツルが、下から見て時計回りになる右巻きの物、ツルを紐でしばって真っ直ぐに伸ばした物、左巻きにした物・・・の3タイプについて其々15本育て、収穫したさやの数を比較した所、一個一個のさやの大きさや重さは同じでしたが、真っすぐは右巻きの1.5倍、左巻きは2倍の結果が出た。つまりツルの巻き方を自然の状態と逆にする程,収穫量が多くなることがわかったのです。\n出典: 凛とmonalisaのケセラセラな日々\nまとめると、収穫量が\nツルをそのまま：1倍 ツルをまっすぐ：1.5倍 ツルを逆巻きに：2倍 と増加していった……という実験です。\nこの実験のむすびとして、実験を行った名古屋大学大学院物質・生命情報学の手塚修文教授は、\n「強制的な左巻きはストレス一歩手前の『心地よい緊張状態』を生み出し、光合成など代謝系が活性化し、タンパク質が増えたのではないか」\n「インゲンだけでなく、ニンゲンも苦労が必要なのではないか」\nと結んでいます。\nインゲンの理論がニンゲンに適用できるわけがない # ぼくがこの記事を知ったきっかけは、元経営者の父です。彼、この記事のスクラップを大事に取っておったんですね。\nで、社会人になる直前に父を訪ねたとき、この記事を見せてもらいました。\n初見でのぼくの感想は**「そんなことがあるかいな」**でした。\nインゲンの実験で得た理論がそのまま、ニンゲンに適用できわけがありません。\nそもそも逆巻きのような無理な状況に置かれたとして、茎が折れてしまっては意味がありません。ニンゲンの場合、茎ではなく心が折れる場合もあります。\nとはいえ記事の初出が2000年。「若いときの苦労は買ってでもしろ」が当たり前だった時代なので、「ニンゲンにも苦労は必要」が広く受け入れられていたのだと思います。\n切羽詰まった状況は成長のチャンスなのは確か # しかし、だからといって「逆巻弦の実験」を全否定してはいけません。\n無理難題に思える状況は、たしかに人を成長させるからです。\n成長の源泉は行動にあり # そもそも成長＝スキルアップするには行動が必要です。\n過去記事「スキルアップのスピードを早める「キャッチアップ力」の磨き方」にも書きましたが、スキルは「知識」と「技能」で構成されます。\n知識：対象物について知ること 技能：知識を価値に変えること これら両方を身につけて、はじめてスキルは価値を生み出すもの。\n知識をつけるには本などを買えばいいですが、本を買って満足、読んで満足、「読了」「行動宣言」だけしてなにもしないのはダメ。\n行動に移し、「技能」を磨いてこそ、「知識」はスキルへ昇華されるんです。\n火事場は行動力を最大化する # そして逆巻きのような苦しい状況、つまり火事場は、行動力を最大化します。\nのっぴきならない状況に陥り、今すぐにどうにかしないと立ち行かない……そんな火事場の危機感は、行動を起こすモチベーションとしては最強です。\nたとえは悪いかもしれないですが、昔、こんな話を聞いたことがあります。\n母と2人暮らし。高校生。 実家も親戚とも縁はなしの、シングルマザー家庭。 先日、母が急逝した。交通事故だった。 悲しいはずなのに、私はむしろ冷静だった。 頭の中にある言葉はただひとつ。 「明日から、どう生き抜こうか」\nその後の話は聞いていないのですが、生き抜くためにとにかく動いたであろうことは、想像に難くありません。\nもちろん無理難題を目の前に、頭が真っ白になって身動きが取れなくなることもあると思います。\nしかしそこで行動を起こす側に心が倒れた場合においては、そのモチベーションの強さは限りなく強くなるでしょう。\n火事場での行動結果は、成否問わず経験値として残る # こうして「動く」という選択をしたあかつきには、\n苦しくとも乗り越えた（成功） あえなく潰えた（失敗） のいずれかが待ち受けています。\nもちろん成功するに越したことはありません。無理難題を乗り切った成功体験は、その後の自分の基盤とも言える貴重な体験として、将来にわたって自己肯定感を与えてくれることでしょう。\nしかし失敗したとしても、ものすごい経験値が手元に残ります。失敗はしたが、無理難題にチャレンジする方を自分は選んだ。その事実は自分の勇気を証明するものだからです。（ただしセーフティーネットは必要）\nつまりどんな結果になろうとも、無理難題に挑むことは成長につながるといえます。「行動しない」選択は一番もったいない。\n重要な前提：「心地よい緊張状態」 # ではどうればいいのか？\nここでもう少し、「逆巻弦の実験」を読み解いてみましょう。\nするといくつか重要な前提が置かれていることがわかります。\n「適切に管理された状態」であること # 植物は、環境の変化でストレスを生じ、活性酸素が一定レベル以上に増えると細胞がダメージを受けるが、ある程度の活性酸素は、少し増えても害にならず、 逆にプラス効果を生む\n出典: 凛とmonalisaのケセラセラな日々\n過剰な活性酸素 → ダメージを受ける ある程度の分量 → プラス効果を生む つまり「逆巻弦」実験は、ストレスレベルが適切に管理された状態であるという前提つきなんです。\n「心地よい緊張状態」であること # 強制的な左巻きはストレス一歩手前の『心地よい緊張状態』を生み出し、 光合成など代謝系が活性化し、タンパク質が増えたのではないか\n出典: 凛とmonalisaのケセラセラな日々\n強制的な逆巻きはストレス ストレスレベルは「心地よい緊張状態」 つまり弦を逆巻きにする行いは、たまたま「心地よい緊張状態」に該当するストレスレベルだっただけ。\n「苦労するほど育つ」と理解するのは誤り # つまり\nストレスレベルが適切に管理された状況で 「心地よい緊張感」で努力すれば 成長速度は2倍になることもある というのが、「逆巻弦の実験」の実態です。\nつまりこの実験結果をもって「立場が人を育てる」を全肯定するのは間違い。\n同じく、似たような言葉である\n苦労するほど人は育つ 若いときの苦労は買ってでもしろ 子は千尋の谷に落とせ などの格言をノールックで正当化するのは、ブラック企業まっさかさまのスパルタ系マッチョ理論なので、やめたほうがいいでしょう。\nインゲンだって、維管束がちぎれるほど強くツルを逆巻きされれば、茎が枯れて死にゆくんですから。\n「適度な緊張感」をいかに見極めるか # 以上の議論をまとめると、「立場が人を育てる」を成り立たせるには\n無理難題に挑む勇気を持つ 「適度な緊張感」レベルを見極める セーフティーネットを整える の3点が必要ということです。\n無理難題に挑む勇気を持つ # これは、無理難題を振られる側の人の話です。\nより上の立場になる。責任が重くなる。新しいことを任される。\nこれまでの自分の経験や手持ちのスキルでは到底足りない、そんな状況を目の前に、逃げない勇気を持つ。歯を食いしばって前を向く。一歩踏み出して「やります」と言う。\n精神論ではありますが、「立場が人を育てる」の「人」自身が、行動を起こしてチャレンジするマインドを持っている必要があります。\n「適度な緊張感」のレベルを見極める # 無理難題の振りかたも意識すべきです。\n新卒社員に「10万人企業の経営幹部をやれ」と言う。技術屋に「広告ディレクションをやれ」と言う。それも「1人だけで、1ヶ月でできるようになれ」と言う。\n定形作業を効率的にこなすのは得意だけど、ふわふわした状況でなにかを決める仕事が苦手……というタイプの人に「IT戦略を考えろ」と言う。\n「ワークライフバランスが一番」という考えのもと、無理して立身出世を目指すことはしない……という人に「おまえ幹部候補だからとにかく売上あげてこい」と言う。\nこのように、全くお門違いで経験ゼロだったり、5W1Hのバランスが崩壊していたり、本人の資質と職務要件ミスマッチしていたり、本人のキャリア志向を無視した無理難題の振り方は、「適度な緊張感」の範疇を明らかに超えています。\nではどのくらいが適切なレベルなのか？　と言われると、判断する方程式をぼくは知りません。\nしかし少なくとも、本人の資質・スキル・キャリア志向を理解したうえで、本人にが「やりたい」と思える支援体制を整え、「やりたい」と思ってもらえるコミュニケーションをするのは大事かなと思います。\nセーフティーネットを整える # これも無理難題を振る側の話ですが、\n無茶振りするだけして、「あとはお前の責任だから」と突き放す 火事場に飛び込むようにそそのかして、「失敗しても自己責任」と放置する といった、無責任な丸投げをしてはいけません。\n相手は大事な部下だったり、教え子だったりするわけです。\nであるならば、\n成功の可能性が高まるよう支援する 失敗した場合はケツを持つ 失敗しても本人が潰れないよう取り計らう など、セーフティーネットを整えるべきでしょう。\n心身の健康が損なわれるような過酷な状況に蹴落とすだけで放置するのは、ブラック企業の管理職と同じです。\nまとめ：「立場が人を育てる」は気をつけて使う # 「立場が人を育てる」を金科玉条のように振るい、サポートなしにとにかく任せるのは危なっかしい行いです。\n行動力をカチ上げる効果はあるものの、人によっては潰れますし、一時のカンフル剤にしかならない場合もあります。\n本人に挑む勇気があったとしても、成功に向けた適切なサポートや、失敗したときのセーフティーネットが整備できないなら、その仕事が失敗＆本人の心身の健康喪失リスクは高くなります。\n仕事の成功や本人のメンタル管理まで、すべての責任を本人に押しつけるのはただの丸投げ。組織として適切な動き方とはいえません。\n「立場が人を育てる」と言い張って無理難題を振る人もまた、無理難題を振る側の立場として「育つ」必要があるのではないでしょうか。\n","date":"2018年7月9日","externalUrl":null,"permalink":"/hard-situation-progress/","section":"","summary":"","title":"「立場が人を育てる」が成り立つ条件を、「逆巻弦の実験」から読み解いてみる","type":"posts"},{"content":"","date":"2018年6月29日","externalUrl":null,"permalink":"/tags/appearance/","section":"Tags","summary":"","title":"見た目・所作","type":"tags"},{"content":"ぼくが「姿勢マニア」なせいかもしれませんが、\n姿勢が良い人は、あらゆるしぐさが美しい 姿勢が良い人は、仕事ができる場合が多い と感じています。\nなのでぼく自身、なるべくキレイな姿勢を保つように意識しています。\nそこで今回は、\n姿勢を正すメリット 正しい姿勢を保つチェック方法 について書いてみようと思います。\nちょっと姿勢の悪さが気になってきたな……という方の参考になれば幸いです。\n姿勢を正すメリット # 見た目が美しい # 姿勢が良いと、それだけで美しさを感じます。体感ですが、3割くらい美しさが増します。\nあらゆる所作、立ち居振る舞い、しぐさ。表情すら凛として見えて格好良いんです。\n猫背だとなかなか出せないレベルです。\n自信がにじみ出る # 背すじが伸びて胸を張っている人は、自信にあふれているように見えます。\n実際の中身がどうかはさておき、堂々としているだけで一目置きたくなります。\n逆に頭が前に落ちていていたり肩が曲がっている様子は「自信のなさ」を醸し出します。\nいくら中身が良くても、第一印象＝見た目で損してしまうでしょう。\n集中力があがる # 良い姿勢を保つと集中力が切れにくくなります。\nおそらく、\n姿勢を正す 血流が淀みにくなる 脳へ血が巡る 集中力が続きやすい というしくみかと思います。\n疲れにくい # 姿勢を正しく保つことで疲れにくくなっています。\n血が巡りやすい＝いろいろと身体に運ばれやすいせいかと思っています。\n眠気覚ましにつながる # 姿勢を正すことは、眠気覚ましの前提となる所作です。\n詳しい方法は過去記事「いつも眠いぼくが独自開発した眠気覚ましの「あわせ技」四天王」で紹介しています。\n仕事の生産性アップにつながる # 集中力維持、眠気対策、疲れにくくなるなど複数の要素が絡まりあう結果、仕事の生産性アップにもつながっていると感じます。\nもちろん、人によっては首をグーッと前に出して猫背でディスプレイにかじりつくほうが集中できる場合もあるでしょう。\n短時間の瞬発的な集中ならいいかもしれませんが、ある程度のスパンの生産性を考えるなら、姿勢を正したほうがいいでしょう。（少なくともぼくはそうでした）\n正しい姿勢のチェックリスト # これまでいろいろな人の姿勢を観察したり、自分を実験台に正しい姿勢をキープするコツを模索してきました。\n整体院や整骨院はもちろん、剣道や茶道の師範など、姿勢や体幹に関する人の話をたくさん聞いてきました。\nそれらで得た知識を総括して、姿勢を正すためのチェックリストを作りました。（個人的には決定版だと思っています）\nチェックリスト 背中が一枚板になっている 耳と肩を結んだ線が地面と垂直である 頭が背中にまっすぐ乗っている 上半身が尻にまっすぐ乗っている 体重が足の裏を通じてまっすぐ地面に伝わっている 1つずつ解説します。\n背中を一枚板にする # 姿勢が悪いときはだいたい、肩の前面と胸が一枚板に並ぶ感じになっています。うつぶせに寝ているときの位置関係です。\nこれを、背中側が一枚板に並ぶようにします。仰向けで寝ているときの位置関係です。\n肩甲骨を背骨に近づけ、肩をグッと後ろに引き寄せます。\nこれで、肩が本来あるべき場所に移動しました。\n耳と肩を結んだ線が地面と垂直 # 次に、肩と耳の位置関係を整えます。\n自分を横から見たとき、耳と肩を結んだ直線が地面と垂直になるよう、頭の前後位置を調整します。\nもしかしたら目線が少し上に行くかもしれません。そのときは、自分の目の高さと同じものが真っ直ぐ見えるくらいまで、あごを引きます。\nこれでだいたい、頭の位置もあるべき場所にきました。\n頭が背中にまっすぐ乗る # 次に、胸〜お腹あたりの背骨の曲がり具合を調整します。\n頭が背中にまっすぐ乗っかっているな……と感じるところでストップします。\nその感覚をキープすることを意識します。\n上半身が腰骨にまっすぐ乗る # 次に、腰（骨盤）の前後の曲げ具合を調整します。\n腹から上の上半身全部が腰骨にまっすぐ乗っているな……と感じる部分を探します。\nここまでで、頭、肩、胸、腰がまっすぐなていると思います。\n体重が足裏を通じて地面に伝わる # 最後に足です。ひざの曲げ具合、足の開き具合、つま先の角度などを少しずつ変えていき、自分の体重が足の裏を通じてまっすぐ地面に伝わっている……と感じるポイントを探ります。\nぼくの場合、\n足は膝の内側が触れるくらいに開く つま先はまっすぐ前 膝は、伸ばしきったときより膝が前に5センチほど出るくらいに曲げる がちょうどいいポイントでした。（脚の形や筋肉のつき方で変わると思います）\n正しい姿勢は体幹が疲れる。けど…… # この方法で姿勢を正してみると、自然と腹筋と背筋にグッと力が入るのがわかると思います。\nこれ、体幹を正しく使われている証拠です。体幹がしっかりすることで身体全体のバランスが保たれているんです。\n逆に普段のダラッとした姿勢は、体幹がサボっているぶんの負担を全部首肩でまかなっているということ。\nこれ、グラつく床の上で脚をふんばって立っているのと同じです。\nどうせなら床＝土台＝体幹をしっかりしましょう。\nまずは骨格矯正でペースを掴むとよい # とはいえ、チェックリストに頼って正しい姿勢を維持するのは難しいもの。\n気力の問題という側面があるので、「姿勢マニア」でない限り長続きしません。\nそれに、そもそも体幹がちゃんと鍛えられていない状態だと「正しい姿勢」は疲れます。\nそこで試したいのが、骨からのアプローチです。\nそもそも、正しい姿勢は\n歪みの少ない骨格 骨格を維持する筋力（体幹） 歪ませない生活習慣 の3点によって成立します。\n先ほどのチェックポイントは3点目だけ。2点目の筋肉は鍛えるべきものですが、1点目の骨格がしっかりまっすぐなっていれば、より少ない力（体幹の筋肉）で正しい姿勢が維持できます。\nなのでまずは整体や整骨院で骨盤や背骨を矯正してもらうのが、姿勢矯正の近道だったりします。\nまとめ：まずは骨格を診てもらおう # そのため、最初の一歩として、骨格を診てもらい、整えてもらうために整骨院or整体院に行きましょう。\n個人的にはカラダファクトリーあたりが予約が便利で気軽に行きやすいので重宝しています。たくさん質問してアドバイスをもらうと良いでしょう。\n以上、「姿勢の正しいビジネスパーソンは仕事も見た目も美しい」というお話でした。\n","date":"2018年6月29日","externalUrl":null,"permalink":"/right-posture/","section":"","summary":"","title":"姿勢が正しいビジネスパーソンは、美しさも生産性も3割増になる","type":"posts"},{"content":"[ ][1]{.broken_link}\n部下が仕事で失敗したとき、あなたは何に着目しますか？\n部下という「人」に着目すると、どうしても「おまえが悪い」「おまえは駄目だ」と人の非難に走ってしまいます。しかしこれでは部下が潰れてしまうでしょう。\nそのため可能な限り、失敗したという「罪（事実）」に着目し、「どうしてこうなったのか」「リカバリはどうするか」と建設的な議論を行うべきです。いわば「罪を憎んで人を憎まず」です。\nもちろん、この世に完璧な人間はいないので、どんなに気をつけていても「人を憎む」をゼロにするのは無理です。\nしかし、努力によってゼロに近づけることはできるはず。\nでは、どうすればいいのでしょうか？\n今回は、ぼくが個人的にやっている「罪を憎んで人を憎まず」を保つコツ＝個人的な心得を共有してみます。\nこの記事が部下への人格攻撃を減らす一助になればと思います。\n1. 部下の「残りHP」は資産と心得る # 部下にも「残りHP」があります。\n仕事に打ち込めば打ち込むほどHPは減っていき、仕事が終わる時間ともなればHPはかなり減っているはず。\n部下のHPは仕事を進める原動力＝ガソリン残量ともいえます。\nにもかかわらず、本人をターゲットに怒鳴る、罵る、人格攻撃をすると、大切なHPはゴリゴリ減っていくんです。\nくわえて、詰めすぎると残りHPだけでなく、心にダメージを負って最大HPすら減ってしまうでしょう。ぼくも過労で倒れたとき、最大HPの減りを体感しました。これでは回復に長い時間がかかりますし、最悪取り返しがつきません。\nだからこそ、部下の残りHPを限りある資産と捉え、なるべくすり減らさない方法で叱ることを心がけること。\nそうするとHPをすり減りやすい「人を憎む」を敬遠し、「罪を憎む」にフォーカスしやすくなっていきます。\n2. 「人を憎む」は自分の残機を減らすと心得る # 「人を憎む」でダメージを食らうのは部下のHPだけではありません。自分自身の残機すら減らします。\n人は自分を攻撃してくる人間を敵とみなすもの。敵のことは信頼しません。そして信頼しない人の言うことは聞きたくない、と思うのが事前自然す。\nしかし、部下が言うことを聞かないとなるとどうでしょう。困るのは上司であるあなた自身ではありませんか。\nチームメンバーのスキルを駆使してチーム全体のパフォーマンスを最大化するのが上司の責務なんです。\nしたがって、言うことを聞かない部下が増えるほど、上司は仕事をこなせなくなるはず。\nつまり、言うことを聞いてくれる部下は上司にとって残機と同等。「人を憎む」にがけて部下を潰しにかかるのは、自分自身を潰しにかかっているのと同じ、というわけです。\n3. 部下は会社からの借りものと心得る # 部下を自分の残機と認識するだけでは足りません。部下は人材。会社の資産です。なので大事に扱わなければなりません。\n「人を憎む」スタンスで部下を乱暴に扱うのは、オフィスの複合機にローキックをかますのと同じ。\nネチネチ責めて潰すのは、社屋の窓ガラスにイスを投げつけてぶち割るのと変わりません。\n要は会社の資産を毀損する行いです。\nそもそも上司というものは、自分の役務を果たすため、部下という人材を会社から拝借しているだけなんです。借り物をぞんざいに扱ってはいけないですよね。\nだから「人を憎む」で部下を壊すのは、会社の資産そのものに害をなすテロ行為とも言えるのです。\n「人を憎む」に走らざるをえない場合もある # しかし、これら心得をもってしても「人を憎む」に走らざるをえないこともあります。\n例をあげてみましょう。\nマインドが腐っている # 「罪を憎む」スタンスで失敗の原因や改善の行動をアドバイスしても、それを全く聞き入れるつもりがない。成長するつもりがない。\n心を込めてアドバイスしているのにも関わらず、 メモを取るふりでノートにミミズを書いてるだけ。\nこのようにビジネスマインドが腐っている人の場合は救いようがありません。\n指揮系統を守っていない # 指揮系統を無視し、業務命令を守らない場合も同様です。\n会社に雇用されている以上、雇用契約に定められているはずの「業務上の指示に従う」を守らないのは、雇用契約違反となります。\nにもかかわらず部下が業務上の指示を聞くつもりがない場合、 残念ながら「 人を憎む」の一環で人事処分を検討せざるを得ません\n明らかに悪意がある # 故意ではない失敗であれば改善の余地は多分にあります。\nしかし、組織やあなたを貶めることを目的に、悪意をもってわざと失敗しているなら大問題。\n組織を内部から腐らせる可能性があるので、 ビジネス判断として「人を憎む」に踏み込まざるを得ないでしょう。\nまとめ： 努力目標として「罪を憎んで人を憎まず」を設定してみては # そもそも「罪を憎んで人を憎まず」という言葉は、性善説に基づいているとぼくは考えています。\nしかし世の中、そんなにできた人間ばかりではないので、 性悪説ベースで大なたを振るわれざるを得ないこともあるでしょう。\nそんな現実をさしおいて「 常に罪を憎みなさい」というのも酷なもの。\n「 罪を憎んで人を憎まず」は、あくまで努力目標として意識しながら、 そこに近づくふるまいのコツを一つ一つ身につけていくのが現実解なのかな……と思います。\n以上、「仕事で失敗した部下を前に「罪を憎んで人を憎まず」を貫く3つの心得」というお話でした。\n","date":"2018年6月28日","externalUrl":null,"permalink":"/stay-focused-on-issue/","section":"","summary":"","title":"仕事で失敗した部下を前に「罪を憎んで人を憎まず」をいかに貫くか","type":"posts"},{"content":"このたび、日本実業出版社様のオウンドメディア（nig.co.jp）にて、隔週連載のコラムを書かせていただくこととなりました。\nコラム: 「時間の断捨離」最前線 – 日本実業出版社\n当コラムのテーマは「仕事の無駄を断捨離する」です。\n特に若手ビジネスパーソンが陥りがちな「無駄」について\n断：人から来る無駄を断つ 捨：自らの無駄を捨て去る 離：無駄を繰り返さない の3つの観点から、すぐに行動に移せる対策を紹介していく予定です。\n実際にコンサルタントが行っているコツをはじめ、著書「無理難題」でご紹介した方法論についても、より具体的なアクションに噛み砕いてご紹介する予定です。\n編集担当の方と相談した結果、初回は「メールの無駄」をテーマにさせていただきました。\nぜひ、ご覧いただければと思います。\nコラム: 「時間の断捨離」最前線 – 日本実業出版社\n","date":"2018年6月5日","externalUrl":null,"permalink":"/danshari-column/","section":"","summary":"","title":"【お知らせ】日本実業出版社様オウンドメディアにてコラム連載がスタートしました","type":"posts"},{"content":"仕事に熱中していると、時々ふと「プチ燃え尽き症候群」に陥ることはありませんか？\nぼくは不まじめでサボりがちな弱い人間なので、そういうことがよくあります。短距離走を走り切ってゴールテープを切った直後のように、頭の中が真っ白になって、ただただ呆然としてしまう。なんなら「このまま家に帰りたい」と思う時間が……。\n本当の短距離走であれば、そのまましばらく座り込んで休んでもいいのかもしれません。なんなら倒れこんで空を見上げてもいいでしょう。\nしかし仕事では違います。なるべく早く立ち上がり、次のゴールテープに向かって足を動かし進まなければなりません。家に帰っちゃいけないんです。\nでは、その空白に包まれてしまったとき、いかに自分を律し前を向かせられるのでしょうか。\n原始的な方法ですが、ぼくはToDoリストを使っています。\n計画する自分と、実行する自分 # 僕は計画する自分と実行する自分を明確に分けています。\n計画する自分は、何をどの順番で行うか、どのくらいの本気度で駆け抜けるか、それだけを考える役割を担います。\n実行する自分は、計画する自分が立てた計画に忠実に、ただただ目の前のタスクを消化していきます。\n過去記事「未来の自分に仕事を振ると生産性があがるし気が楽になる」に書いたように、自分を二分したほうが生産性が上がるからです。\n「プチ燃え尽き症候群」に陥るのは、実行する自分 # 走り切った後空白につつまれるのは、いつも実行する自分の方です。\n実行する自分にとって目の前の仕事がすべてでです。コンピュータのプログラムのように、ただ手を動かし、処理をこなして、終わったら停止するのみ。\n「判断」「伝達」「作業」、仕事のいずれの側面においても高い効率を求めるなら、その場その場で自分は仕事ロボットになったほうが効率がよい。\n全力疾走して短時間で終わらせるのが最良だからこそ、短距離走を繰り返しているんです。\nなので、1つ1つのタスクが完了したら「終わった感」「プチ燃え尽き症候群」になりがちなんです。\nToDoリストは「計画する自分」からの指南書 # そんなとき、ぼくはToDoリストに立ち返ります。\nToDoリストは仕事のレシピ。「計画する自分」が「実行する自分」のためにしたためた指南書。次の道を照らしてくれるものです。\nだから実行する自分にとってToDoリストとは、小さく燃え尽きてしまったときにこそサッと手に取り、次のタスクに目を向けるために使えるんです。\n「小休止」は必要だが、長すぎるのは悪 # もちろん、小さくといっても燃え尽きている以上、多少の休憩は必要です。\n「息抜き」と称してTwitterやYouTubeを見る人もいるでしょうし、そういう時間も必要です。\nしかし、立ち止まっている時間が長いほど、仕事全体の生産性が落ちるのもまた事実。\n多少だったはずの休憩が15分休憩、20分休憩と長引いてしまっては意味がありません。\nだからこそ「プチ燃え尽き症候群」に陥ったときは、なるべく早い段階でToDoリストに目をやっておく。心だけでも次のステップに備えておく。\nそういう準備をすると、もっとずっと、次の走り出しが早くできるのではないでしょうか。\nまとめ：ToDoリストで自分を律する # ToDoリストを、ただの「やらされ仕事のカタマリ」と捉える人も多いかと思います。\n著書「無理難題」でも触れたとおり、ToDoリストには上司からのタスクがどんどん降ってくる企業内力学が働くからです。\nとはいえ、実際それらToDoをより詳細な段取りに落とし、実行までやりきるのもまた自分自身。そこには常に「計画する自分」と「実行する自分」が存在します。\nプチ燃え尽き症候群に陥った「実行する自分」を「計画する自分」が救い、律する。そのツールがToDoリストである……\nそう考えると、ToDoリストをもっと自分のために使い倒せるのではないでしょうか。\n","date":"2018年6月5日","externalUrl":null,"permalink":"/petit-burnout-todo-list/","section":"","summary":"","title":"プチ燃え尽き症候群に陥った自分を立て直すためにToDoリストを使う","type":"posts"},{"content":"メールをはじめとした日本語入力の時間圧縮のため、IMEの漢字変換辞書に登録している単語の一覧を共有します。\nGoogle日本語入力であれば「辞書のインポート」でそのまま使えるので、よかったら使ってください。\n前提：辞書登録における変換元/変換先の粒度 # 変換元/変換先の適切な粒度は人による # 一言で辞書登録といっても、どの程度の単語をどの粒度で登録するかは人それぞれ。\nたとえば、同じ「よろしくお願いいたします。」を登録するにしても、\nよろ よｒ よ のどれに紐付けるか、どれが快適に感じるかは、方針次第です。\n人によっては、\nお → お疲れさまです。XXです。以上、よろしくお願いいたします。 のように、改行なしの定型文を辞書登録したい場合もあるでしょう。\nこれは普段のメールや文章の書きっぷりに依存します。\n明確に「こればベスト」と言い切れる基準はありません。\n今回共有する変換辞書の考え方 # 今回共有する変換辞書は、以下の考え方に則っています。\n変換元……原則、2文字ひらがな 変換先……「よく使う言い回し」単位 変換元が2文字ひらがなの理由は、個人的に「日本語を書いている」と感じつつ入力スピードも高速化できる、気持ちのバランスポイントだったからです。\n変換先を一意に特定するため「よｒ」など英字を最後に入れる流儀もあるそうですが、ぼくにはあいませんでした。\n変換先の「よく使う言い回し」単位とは、たとえば\nよろしくお願いいたします。 恐れ入ります。 承知しました。 といった、再利用可能な文章のパーツを指します。\nメールでは相手にあわせた書き方をしたほうがコミュニケーション上良いと考えているので、このような基準になりました。\n今お使いの日本語変換辞書がこの考え方と違う場合、今回共有する辞書データを単純にインポートすると、少し気持ち悪く感じてしまうかもしません。\nあらかじめ、ご了承ください。\n登録済の単語一覧 # 2018年5月25日時点の登録単語の辞書ファイル（Google日本語入力形式）を下記リンクからダウンロード可能です。\nダウンロードはこちら\nGoogle日本語入力……そのままインポートできます Microsoft IME……文字コードをShift JISにして保存し直してからインポートしてください ATOK……「GoogleIMEの単語登録辞書をATOKに移行する方法 | 伊藤みゆきブログ」に手順が解説されています 単語辞書の育て方 # 定期的に見直してガッツリ登録する # 過去に書いたメールや文章を見返す よく使っている言い回しを見つける 何も考えず辞書登録する 自分なりの基準を決めて登録したいならこちらの方法がおすすめです。\n気づいたときにその場で登録する # 入力時短したいフレーズを選択する 日本語入力ソフトの「辞書ツール」を起動する 短縮語と品詞を入れて確定する Google日本語入力の場合、辞書ツールをショートカットキーで呼び出せるように設定可能です。詳しくは下記記事をご覧ください。\n参考: Google日本語入力「単語登録・辞書登録」をショートカットで起動、単語の登録が超簡単に。 – たまごごはん\nまとめ：入力高速化して時短しよう # 仕事柄、結構な時間をコミュニケーションに費やす人は多いように思います。\nなかでもメールやチャットの日本語入力に、かなり時間を食われている人がほとんどだと思います。\n辞書登録を駆使して日本語入力を高速化すれば、メールやチャットもいままで以上に時短できるのではないでしょうか。\n以上、「PCでの日本語入力高速化のため辞書登録した単語一覧と辞書ファイル」という話題でした。\n","date":"2018年5月25日","externalUrl":null,"permalink":"/ime-dictionary/","section":"","summary":"","title":"PCでの日本語入力高速化のため辞書登録した単語一覧と辞書ファイル共有","type":"posts"},{"content":"「同じチームの人になにか作業を頼みたくても、『今忙しそうだし迷惑かもしれないなあ』と思ってしまうと、なかなか話しかけづらくて……」\n……という相談をいただきました。\nたしかに作業を頼みづらい人はいます。特に相手が怖い人だとなかなか言い出しづらいですよね。忖度してしまうのもしょうがありません。\nとはいえそこで勇気の出して話しかけないと、仕事が進まなくなってしまうのも事実。では一体どうすればよいのでしょうか？\nそこで今回は、ぼくが意識しているコツ「話せるサイコパス」を共有してみたいと思います。\n「話せるサイコパス」とは # なんだそれ？　と思われる方がほとんどだと思うので、言葉の定義をしていきます。\nこの記事における「サイコパス」の定義 # 一般的にはサイコパスは「反社会的人格の持ち主を表す」とされています（参考：コトバンク）。\nが、この記事では「人のことを全く考えず行動する人」を指すものとします。\n人の話や心情を考慮することなく、自分の心情や事情だけを基準に判断・行動する人。要するに自分勝手のカタマリということです。\n「サイコパス」＝制御不能な高速回転歯車 # しかし、本気で「サイコパス」になるのは困ります。\n組織が正しく機能するには、多かれ少なかれ一人ひとりが「歯車」として動く必要があるからです。\n組織における「サイコパス」を歯車にたとえると、回転力はすごいが制御不能な問題児です。自分勝手に回ったり止まったり、ときには外れたり。\n歯車がきちんと連動しなければ機械は正常に動きませんし、動いたとしてもかなりギクシャクするでしょう。\n「話せるサイコパス」＝まわりを動かす歯車 # したがって、自分勝手に動き回る「サイコパス」ではなく、「話の通じるサイコパス」にならなければなりません。\n「話が通じる」とは、相手の反応を受けて動き方を軌道修正できることを指します。\nたとえば、\n「明日までにこれやってください。依頼の背景は○○○です。納期厳守でお願いします。では。」\nだとサイコパスっぽいですが、\n「明日までにこれやってください。依頼の背景は○○○です。納期厳守してほしいですが、どうしても難しければ言ってください。」\nと少し余白をもった頼み方をするとどうでしょう。依頼の仕方は強引ですが、少し「話の通じる」感が出ました。\nつまり**「話の通じるサイコパス」とは、サイコパス的な強引な動きと、相手に余白を残すコミュニケーションが両立できる人**ということです。\n「話せるサイコパス」になるためのステップ # では、相手に頼み事をしづらい人が「話せるサイコパス」になるには、どうすればいいのでしょうか。\n必要はステップは3つです。\nなりきる 言い切る 聞き切る それぞれ解説します。\n1. なりきる # あなたのまわりに、相手のことを1ミリも考えずにひどい仕事の振り方をするロボットのような人間はいないでしょうか？\nもしいたなら、その人になりきってください。忖度しすぎて身動きが取れない自分は奥底にしまって、その人のやりかたをコピーしてください。\nもしいなかったなら、ロボットになりきってください。相手によらず機械的に仕事を振るロボットです。鉄の塊です。\n2.言い切る # もしなりきれたなら、次は機械的に、相手に要件を言い切ります。\n「明日までにこれやってください。依頼の背景は○○○です。納期厳守してほしいですが、難しければ相談してください」。\n最後まで一息でハキハキと言いましょう。\n怖がることはありません。あなたはロボットなので、相手がどんな反応をしてもへっちゃらです。\n3. 聞き切る # きっと相手はなにかしら言ってくると思います。でも大丈夫。最後まで聞きましょう。\nそれは建設的な意見かもしれませんし、感情的な反発かもしれません。もしかしたら「はぁ？ふざけんなよ忙しいんだよ」とか言われるかもしれません。\nでも大丈夫、ロボットは常に落ち着いて相手の言うことを処理できます。ロボットになりきって、最後まで聞きましょう。言いたいことを言い切れば、大抵の人はスッキリするものです。\nそうすれば、多少なりとも冷静に話せるようになるでしょう。\n勇気を持って演じきる # ここで1番大事なのが、勇気を持って演じきることです。\n「なりきる」時点で心を決めていても、はじめのうちは「言い切る」時点で心が折れたり、「聞き切る」途中で参ってしまったりするもの。\nしかしここで勇気を出して「なりきる」「言い切る」「聞き切る」をワンセットでやりきらないと、忖度する自分に逆戻りしてしまいます。\n別にあなたが仕事で多少強引な物言いをしたとしても、それで日本が沈没するわけじゃありません。あなたが死ぬわけでもないんです。\nなら少し勇気を出して、「話せるサイコパス」を演じてみてもいいじゃないですか。\nまとめ：「話せるサイコパス」になろう # 仕事には多少の強引さは必要です。しかし人のことを思える優しい人ほど、必要最低限の強引さすら胸にしまってしまうんですよね。\nしかし考えてもみてください。この記事でサイコパスのことを「制御不能な高速回転歯車」と言いましたが、忖度しすぎて動けない人は「噛み合っているが回りにくい歯車」とも言えます。\nどちらも「組織という機会を動かす」点からすると、困ったちゃんなんですよね。\nだからこそ忖度しがちな人こそ勇気を持って「話せるサイコパス」を演じると、きっと組織もスムーズに動けてみんなハッピーになるんじゃないのかな……と思うんです。\nこの記事を読んでいる心優しい人は、ぜひ一度やってみてください。\n以上、「仕事の依頼に過ぎた忖度は不要」というお話でした。\n","date":"2018年5月14日","externalUrl":null,"permalink":"/negotiable-psycho-pass/","section":"","summary":"","title":"仕事の依頼に過ぎた忖度は不要。勇気を出して「話せるサイコパス」を演じよう","type":"posts"},{"content":"みなさん、朝に仕事場に入ってきたとき、「おはようございます」って挨拶してますか？\nひとり黙って自席に座って作業開始……というのは、実は仕事効率の観点からも、かなりもったいないです。\n今回は、少し小学校チックではありますが、地味に仕事の効率に効いてくる「朝の挨拶」について、お話したいと思います。\nなぜ朝の挨拶が仕事の効率に効くのか # 仕事は、「決断」「連携」「作業」の3つから構成されています。\nホワイトカラーが組織で仕事をするとき、特に生産性に影響を与えやすいのが「連携」の効率です。\n現場レベルで「連携」の効率を阻害する要因は3つの「話しづらい」です。\nなんだか雰囲気的に、話しづらい 普段話さない人の反応が不安で、話しづらい ハキハキ言えるか不安で、話しづらい 朝の挨拶は、コミュニケーションの風通しをよくするきっかけになるので、遠巻きながらこれら要因を間接的に潰すことが期待できます。\n「自分はここにいていいんだ感」が出る # 「自分なんかが話しかけてしまっていいのかな……」\n「ちょっと雰囲気的に話しかけづらいな……」\nこのように、そもそも人と積極的に話す気分になれない大きな原因は、安心感の欠如です。\n自分は職場にいてもいい。そんなものすごくベーシックな安心感すらない中で仕事なんて辛すぎますし、安心感≒自信がないとコミュニケーションなんてすぐに糞詰まります。\nそんな人にとって、「話しかけたらポジティブな反応が返ってくる」という体験だけでも、小さな救いになっていくもの。\n「仕事は微妙だけど挨拶だけは元気でGoodだな」と思ってもらうだけでも、結構気が楽です。（若手時代のぼくです）\n「はじめの一歩」が軽くなる # 「普段は話さない人にいきなり話しかけるなんて、ちょっと気が引ける……」\n「一度話をはじめればスルッと話せるんだけど……」\nこのように、話しかけることそのものがハードルになる原因は、各自が自分に仕事に集中しすぎて「話してくれるな」な重たい雰囲気が蔓延していることが多いもの。\nこれを解消するには、まず話しかけることが容認されている雰囲気を作ってあげることが重要です。\nその1つの手段として、「朝の挨拶」は話せる雰囲気作りのきっかけになるので、「はじめの一歩」を軽くする効果が期待できます。\n物理に的に声を出しやすくなる # 「ハキハキ話せなさそうで恥ずかしい……」\n「いざ話すとなると声が詰まってしまって……」\nこのような場合、そもそも話すための準備運動ができていない可能性があります。\nぼくも一人暮らし時代に仕事の事情で3日連続で完全一人作業をしたことがあり、外食で「Aセットください」などと言う以外は一言も発さなかったことがあったんですが、4日目に出社したときは本当に声が出しにくかった覚えがあります。\nもちろんこれは極端なケースではありますが、朝に一言、声を張って「おはようございます」と言うだけでも、ハキハキ話すための準備運動になるのでは、と思います。\n実際に朝の挨拶をやってみて変わったこと # コンサルって結構ドライなので、決めることだけ決めたらあとは1人作業、みたいになることが多いです。\nしかしこれだと、進め方みたいなHowの部分で詰まる部下の子がいたりして、意図せずに「下手の考え休むに似たり」みたいなシーンも出てくるんですが、各人かなり集中して作業してるので「話しかけづらい」雰囲気ができあがりがちでした。\nそこでためしに「朝の挨拶」で少し雰囲気を変えてみたんですが、結果、チーム全体としてはいい方向に進んだように思います。\n一人ひとりの「作業」の総量は減った # 朝の挨拶には、たしかにコミュニケーションを促進する効果がありました。\nこれまでお互いにあまり話してなかった部下の子たちが、すこしずつローカルで議論をするようになっていったんです。\nもちろん、話しやすくなったぶん、話す機会や時間が増えていき、一人ひとりが作業にあたる時間は減ったように感じます。\nチーム全体の「生産性」は上がった # その一方、チーム全体としての生産性は上がったように思います。\n定量測定していないので数字では言えないのですが、たとえば\nピアレビュー（同僚同士のレビュー）の機会が増え、成果物の品質が底上げされた 近くの上司に早い段階でカジュアルにレビューを頼めるようになり、手戻りが少なくなった のような効果がありました。\n「1人で頑張る」から「みんなで解決」へ # 要するに、これまでは各人の能力に依存した「1人で頑張る」型だったところが、お互いに話しやすい雰囲気になったことで「みんなで解決」型に少しずつシフトしていきました。\n結果、感覚的には「1+1=2」が、「1+1=2.5」くらいにはなったかなと感じています。\nNAE: このままうまくやれば「1+1=4」とかになっているんでしょうか\n実際にやってみた朝の挨拶ルール # やったことはとても単純です。\nする側：恥ずかしがらずに声を張る # オフィスの自席に入るとき、少し声を張って\n「おはようございまーす」\nと言ってもらう。これだけです。\nされる側：相手の顔を見て返事をする # むしろこっちが大事で、挨拶された側はPCから目を離し、相手の顔を見て\n「おはようございまーす」\nと返答します。\nだって、**目を見ずに返事する＝「テメエの存在は手前の作業より優先度クッソ低いんだよ邪魔すんなコラ」**ってことじゃないですか。\nこれじゃ安心感もなにもあったもんじゃないので、ここは徹底させました。\nチーム立ち上げor合流初期に有効だが…… # とはいえ、「朝の挨拶」は長く続けるとダレて形骸化します。仕事のコミュニケーション効率にまつわる問題を全部解決する銀の弾丸ではありません。\n効果があるのは\n挨拶をはじめて1ヶ月くらい チームの立ち上げ初期 チームに合流した当初 くらいのものなので、長く一緒に仕事を続けるなら、挨拶だけでなく、スキマ時間での雑談やおみやげ手渡しなど、もろもろ手を打つ必要があるでしょう。\nまとめ：小さいことから始めよう # 以上、「朝の挨拶」が結構よかったので、やり方とやった結果を共有してみました。\nコミュニケーションが糞詰まるのは、血液がどろどろで循環が悪くなるのと同じ。いくら1つ1つの身体のパーツが効率よく働いても、循環が悪ければ全体のパフォーマンスはあがりにくくなってしまいます。\n「朝の挨拶」は全部を解決するものではありませんが、ものすごく単純ですしコスパも良く、やめようと思えばすぐやめられるので、もう少しだけチームの生産性を上げてみたい管理職の方は一度、ためしてみませんか？\nNAE: 組織の風通しをよくすることで全体の生産性をあげるのも、管理職の大事な仕事です\n","date":"2018年4月23日","externalUrl":null,"permalink":"/good-morning/","section":"","summary":"","title":"組織の風通しと生産性アップのために「朝の挨拶」を導入してみた結果","type":"posts"},{"content":"過去記事「「仕事を3倍速くしてね」と言われたので本当に3倍速にした」や、拙書「無理難題」でも紹介しているとおり、仕事の速さを3倍にするのはそこまで難しいものでもありません。\n基礎的な仕事のテクニックを組み合わせて使いこなせば、3倍速はわりと簡単に達成できるものです。\nしかし、3倍速で仕事するのにもデメリットがあります。\n今回は、そのデメリット部分にフォーカスしてみたいと思います。\n1. 自分への期待値があがりすぎる # ひとたび3倍速の仕事術を身につけると、自分は本気を出せば3倍速で走れるという自己認識が生まれます。いかなるときも、自分がどんな状態でも、やろうと思えば3倍速でできる、と。\nしかしここに罠があります。自分の状態によっては3倍速が難しいという事実です。\nたとえば風邪を引いているなどの物理的な不調、気分が沈んでいるなどの心理的な不調など、どうあがいても3倍速に達成できない状態に陥ることはよくあります。\nにもかかわらず、自分＝いつでも3倍速できると思ってしまっていると、自己認識と実際のパフォーマンスのギャップが原因で、必要以上にヘコんでしまうことがあります。\nただでさえ体調不良や気がかりなことで凹んでいるのに、仕事のパフォーマンスが出なくてさらに追い打ちをかけられるのは、結構つらいもの。\nちゃんと自分へのハードルをコントロールしてあげる必要があります。\n参考: がんばった自分の努力を認めてあげる。その基準のコントロール方法\n2. 周囲からの期待値があがりすぎる # 「コイツは無理難題でも3倍速でこなしてくれるヤツなんだ」……と、まわりの人間に認識されるリスクもあります。\n人というのは怖いもので、他人に仕事を振るときは、実際に自分がやるとしたらどのくらい大変か想像しないまま、アウトプットと期限だけを伝えて「あとはよしなによろしく」としてしまう生き物です。\n**仕事を振ったほうは、アウトプットと期限しか見ていません。**期限より前倒しでブツが出てきたら、「そっかこのくらいのスパンでできるのか」と安易に認識してしまいます。振られた方が血反吐を吐くような経験をしていたとしても、です。\nすると、こちらが血反吐を吐いて達成した期限が、相手にとっては当たり前の期限になるので、血反吐を吐くような仕事の振られ方を、今後末永くされることになります。\n3倍速にするだけで「期待値コントロール」をおろそかにすると、消耗するのは自分だけなんですから。\n参考:常に期待を超える成果を出し続ける方法「期待値コントロール」\n3. やりすぎると倒れる # 3倍速で仕事するのは、ドラゴボールの「界王拳」みたいなもの。時間限定で自分の戦闘力をブーストする、ドーピング技です。\nそのため、正直1日8時間、絶え間なく3倍速で仕事をし続けるのは困難です。使いどころを見極めないと、心と体、どちらかに無理が生じます。\nぼくも本記事執筆の1週間前、手持ち案件の佳境が重なって**「常時3倍速」を1週間続けた結果、体調不良に見舞われて土日ぶっ倒れていました**。\nもちろん、3倍速の時間帯を増やす修行で仕事の基礎体力が鍛えられる側面もありますが、筋トレと同じでオーバーワークはNG。\n「昔の3倍速＝今の等速」みたいに成長するのが理想ではあるものの、マラソンと同じように、きちんとペースを保っていくことが、長い目で見ると大事です。\n適度にサボるなり、スキマ時間で上手に寝るなり、自分に休息を与えつつ、仕事に緩急・メリハリをつけましょう。\n参考: 10秒でも寝ろ！スキマ時間で効率的に休息を取る方法まとめ\nまとめ：立ち回り方を覚えよう # やる気にあふれたビジネスパーソンは、とにかくゴリゴリ仕事をこなして成果を出そうとしがちです。\nアウトプット至上主義も悪くはないものですが、そればかりになるとそのうち苦しくなるので、\n自分の状態を見て、自分へのハードルをコントロールすること 相手の期待値を把握して、可能な限りハードルを下げること 生産性アップに躍起になりすぎず、自己メンテすること の3点を意識した立ち回りをしてみてはいかがでしょうか。\n以上、見過ごされがちな「3倍速で仕事をする3つのデメリット」でした。\n","date":"2018年4月18日","externalUrl":null,"permalink":"/3x-work-demerit/","section":"","summary":"","title":"3倍速で仕事をする3つのデメリットと、その対応策","type":"posts"},{"content":"以前「 デジタルネイティブの時代、紙とペンはオワコンになるのか」という記事で、\n最近の子が手書きをあまり使わない それは、そもそも頭の使い方がオジサンたちと違うからでは という話を書きました。\nが、最近アウトプットのスタイルで頭の回転が違うのはオジサンである自分も同じだし、むしろ「自分にあったスタイル」ですら変わっていたと気づいたので、その話を書きます。\n従来は「図で描く」スタイルだった # ぼくは右脳優位なせいか、「図を書く」のほうが考えが進む傾向がありました。\nよく使っていたのは、コンサルがよく使っている5ミリ方眼紙。 この紙にマトリクスやダイアグラムを描いては考えを深めていたんです。\nそのほうが、最終的なアウトプットであるプレゼン資料に近いものができあがりますし、図にしてみると意外と「ここ考えが足りないな」と気づきやすかったからです。\nくわえて、部下の子に「こんな資料作って」と指示するのにも便利でした。言いたいメッセージと資料の構成を伝えることで、成果物イメージを伝えられるので、効率がよかったんです。\n※「成果物イメージ」 については過去記事「マジやめて！「よしなに」の意味を誤解した使い方が厄介すぎる」で解説しています。\n最近は「文字ベース」のほうが考えが進む # しかし、最近はことさら図を描く機会が減りました。\nなぜなら、文字で書いたほうがはるかに頭が回転するようになったからです。\n特に\n箇条書きで情報を構造化しながら考える 自分が話している様子を想像しながら散文を書く だと、クルックル頭が回ってくれます。\nこれは手書きだろうがパソコンだろうが音声入力だろうが変わりません。とにかく「文字によるアウトプットを前提に考える」ほうが、思考がクリアになるんです。\n成果の出やすいアウトプットのスタイルが変わった理由 # しかし、なぜでしょうか？\n理由を少し自省してひもといてみると、3つの理由が思い浮かびました。\n「慣れ」が変わった # 1つは、日々ブログを書いている影響で、頭の「慣れ」が変わったのでは、という点。\nブログを書く＝文字がメインの最終アウトプットを作成する\nですので、それだけ文字を使って考える機会が増え、結果として考えるツールが文字に寄ったのかな、と。\n「役割」が変わった # 2つは、仕事における自分の役割が変わってきたという点。\nそもそも、成果物イメージの手書きの紙を渡して指示する「写経」タイプの仕事の振り方をしなくなってきました。\nというのも、下につくメンバーが、入りたてのジュニアコンサルではなく、そこそこ経験してきた中堅コンサルになってきたから。\n彼ら・彼女らは本当に優秀で、視野も広いため、資料を作る背景や目的をきちんと理解しています。そのため「こんなメッセージの紙がほしい」と伝えると、7割くらいの確率でいいものをもってきてくれるんです。\nすると、\n自分は文字ベースで考えたものをベースにディレクション 具体的な（絵的な）成果物の作成はメンバーたちが作成 ……という役割分担ができあがるんですね。結果、自分は文字ベースで考えることが増えた、と。\n「認識」が変わった # 最後に、自分が「右脳有意」だという認識がなくなった点も大きいかなと思います。\n公私ともに文字ベースで考えることが増えた結果、自分は別に「右脳有意」なのではなくて、文字ベースで考えるほうが思考が回るんだなあと感じるようになりました。\nすると、あえて図的に考えなくなるんです。図を描くの、地味に時間かかりますし。\n「箇条書きで伝わるならそれが最強」という話を過去記事「考えるスピードは「考える前」に決まる…思考整理ツールの限界」や「仕事のコミュニケーション品質を底上げする「メモのとり方」のルール」あたりに書きましたが、それを地で行った結果、いつのまにか左脳のほうが発達していましたよ、と……\nまとめ：「自分にあったスタイル」は簡単に変わる # 自分の状況や習慣が変われば、自分にあったスタイル＝成果が出やすいスタイルは簡単に変わるものだなあと感じました。\nもしあなたが「うまくいくはずの方法でやってるのに、最近あまりパフォーマンスが出てない……」と感じているなら、その「うまくいくはずの方法」があなた自身にとって陳腐化している可能性があります。\n一度自分を省みて、「今の自分」にあった方法はなんなのか、考えてみるとおもしろいかもしれませんよ。\n","date":"2018年4月6日","externalUrl":null,"permalink":"/output-style-think-speed/","section":"","summary":"","title":"「自分にあったアウトプットのスタイル」は、時とともに変わる","type":"posts"},{"content":"Kindle Unlimitedに「実践！　タイムマネジメント研修: より少ない時間で、より高い成果を出すために」という本が出てきたので読んでみたんですが……\n正直、驚きました。\n今回は「実践！　タイムマネジメント研修」のレビューです。\nビックリその1：自前の方法論がキレイに言語化されていた # これまでぼくも、結構苦労して自前で時間術を方法論化してきたつもりでした。\nが、本書にて自分が考えた方法論以上に、キレイに言語化されていました。\nたとえば本書で紹介されている時間術や生産性アップの要諦として挙げられていたポイントでいうと……\n「クラスタリングされたスキマ時間で仕事はこなせる」 → 電車の中でのパソコン作業は集中力がケタ違い 「スキマ時間活用の組み立ては物置の整理に似ている」 → 時間を空間としてデザインする「箱庭時間術」は右脳優位の人におすすめ 「指示する側が」 → 未来の自分に仕事を振ると生産性があがるし気が楽になる 「単位時間あたりの生産性は山のように変化する」 → 著書「無理難題」1章：「2割の短距離走を繰り返す」 「過剰品質に気をつけろ。曖昧な指示や確認不足は敵」 →マジやめて！「よしなに」の意味を誤解した使い方が厄介すぎる なんとまあ……という感じです。\n先人に知恵を借りることを「巨人の肩の上に立て」と言いますが、ぼく自身、巨人の肩の上に立てていなかったようです。\n参考: 仕事がつまらない？　急速に腐りゆく「意識高い系」新入社員に贈る言葉\nビックリその2：認識と実態のギャップを巧みにえぐり出す # タイムマネジメントの要諦は、「スキマ時間の有効活用」「単位時間あたりの生産性が高い時間帯を増やす」の2点。\nこれらについて、本書では実体験に基づき、認識と実態のギャップを非常にわかりやすくえぐり出しています。\nたとえば「単位時間あたりの生産性」のよくある認識として\n仕事がノッてくるまで30分くらいかかる ピークその先はどんどん効率が落ちる 締め切り直前になって間に合わせのためグッと頑張る と、グラフにすると「偏り富士」となる場合が多いと紹介されていますが……\n業務改善コンサルの観点で実際に観察してみると、はじめの5分くらいでも十分に捗っているんだそう。\nつまり、「ノッてくるには30分かかる」はただの思いこみだと。\n「へー」ですよね。\nたかが5分、されど5分。生産的に過ごせば5分のスキマ時間を積み重ねれば1時間分くらいの仕事ができてしまうと。\nこのほかにも\n始業前の「ひまつぶし」ルーティン化による悪循環 知らぬ間の「阿吽の呼吸」による思い込みと過剰品質 などなど、人の心理と実態のギャップに起因する生産性アップの阻害要因とその対処法についても、かなりしみじみ紹介されています。\nビックリその3：読後の記憶定着率が半端なく高い # 通常、本で読んだことは時間とともにどんどん忘れていくものです。\nが、本書は読後の記憶定着率が、ものすごく高いんです。\nぼくが自分自身で時間術を考えてきた背景も影響しているかもしれませんが、それを差し引いても\n「あ、この本の内容は絶対に頭に残るな」\nと感じるポイントが2つあります。\nつぶさな描写を含むストーリー形式 # 本書は、つぶさな描写を交えたストーリー形式で書かれています。\n業務改善コンサルタントの「日向（ひむかい）」が主催する研修に、主人公の「斎木」が参加する……というストーリーで様子を描いているのですが、実際の研修風景が目に浮かぶような、本当に研修を受けているようなイメージで読むことができます。\n読者の疑問を先回りして拾う、巧みな展開 # 読者の疑問ポイントをかなり精緻に捉えているのも巧みです。\n研修の進みにあわせてちょうどいいタイミングで参加者が「ちょうどコレ聞きたかった」と思える質問を投げるんですね。\nおそらく、実際の研修を重ねる中で「よくある質問や展開」を盛り込んだんでしょう。\nかなりわかりやすく、1回読み通すだけでもかなりスッと腹落ちします。\n「実践！タイムマネジメント研修」を読むべき人 # こんな人におすすめ なぜか残業続きだけど、その理由がわからない人 今までのやり方を顧みず、なんとなくで仕事をしている人 時間効率をあげる具体的なステップを知りたい人 時間は万人に等しく与えられたリソースです。時間効率をあげるには、時間の使い方を工夫するしかありません。\n本書には、なんとなく仕事をしていると陥ってしまう惰性や慣性の罠と、それらを避けて時間効率をあげる方法が、とてもわかりやすく具体的に書かれています。\nなんとなく残業続きだけど、具体的な改善方法がわからない。\nそう感じている人は、ぜひ一度読んでほしいと思います。\nまとめ # 第1章は本編と関係ない主人公の身の上話が続くので、退屈に感じるかもしれません。\nが、2章以降の研修パートに入ると一気に読み進められてスッと頭に入ってきます。\n正直、もう少し早く出会いたかった一冊でした。\n","date":"2018年3月7日","externalUrl":null,"permalink":"/time-management-training-review/","section":"","summary":"","title":"【レビュー】｢実践！タイムマネジメント研修｣を読んでビックリした3つのこと","type":"posts"},{"content":"プレジデントオンラインのこちらの記事を読みました。\n参考: 日本人エンジニアの給料が上がらない理由 | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online\n「40代にもなってマネジメントもできないエンジニア」など、かなりキツめの物言いの記事で、一部で話題になっているみたいです。\nさて、上の指摘は「プログラマ→SE→プロマネ」というキャリアパスが一般的な日本のIT業界だけでなく、「エンジニア→シニアエンジニア→プロダクトオーナー」的なパスがグローバルであることを考えれば、正しい指摘でしょう。\nしかし、個人的にはちょっと違うビューを持っています。\n日本のエンジニアが安く買い叩かれているのは、マネジメントができないからではなく、マーケティングができないからではないのでしょうか。\nなにがモノの価値を決めるか # モノの価値は一定ではありません。いいモノを作ったからと言って、高く売れるとは限りません。\nこれは食品でもスマホでも、ソースコードでも同じです。いくらいいモノを作っても、その価値が認められなければ安く買い叩かれます。（もちろん一定の相関はありますが）\nではなにがモノの価値を決めるのでしょうか？\n500mlの水はいくらで売れるか # たとえば、ここに500mlペットボトルに入った水があったとします。さて、この水は一体いくらだと思いますか？\n100円？そうかもしれません。\n安い店なら80円？たしかにその通りです。\nでは砂漠の真ん中でいまにも干からび息絶えそうな大金持ちは、この水をいくらで買うでしょうか？\n1万円？10万円？いや、100万円くらい出すかもしれません。その1本のペットボトルで自分の命が助かるんですから。\nこれが、買値＝価値の決まり方です。\n価値を決めるのは「関係性」 # つまり同じモノでも、買うヒトとモノの関係が変われば、価値は天と地ほど変わるんです。\n「いいモノ⇒高く売れる」ではなく、「高く売れるモノ⇒買い手にとっていいモノ」。順番が逆なんです。\n世界で誰もかけない難解で複雑なアルゴリズムを実装しても、その価値が誰にも伝わらなければ、いくら草を生やしても誰の目にも触れずGitHubの奥底に沈んでいくでしょう。\n**「自分の作ったモノ」に対し、いかに「買い手との関係性」を定義するか。**これがモノの価値を決めるんです。\nそのコードのもたらすベネフィットを語れるか？ # だからこそ、このコードは誰にどんな価値をもたらすのかを真剣に考えるべきではないでしょうか。コードの価値を自ら証明するのです。\nでないと、いつまでたっても「1日に書いたコード行数」「コミット数」「ファンクションポイント数」「こなしたテストケース数」など、物量だけで評価される世界から抜け出せません。\n「Reactを使ったWebアプリが作れます」結構。\n「MariaDBのパフォチューなら誰にも負けません」素敵です。\n「AzureとAWSとGCPをまたいだ処理を自在に書けます」すばらしい。\nで、それがどのようなビジネスベネフィットにつながるんですか？\nこれに答えないと、多くの場合ITを理解していない「お金を出す側」はちんぷんかんぷん。\n「そうなの。じゃ標準人月単価100万で買うわ」でフィニッシュでしょう。\n「Reactを使ったWebアプリで現行のスマホアプリを代替すれば、Androidの多機種対応でかかっていたコスト月300万くらい浮かせられます」\n「そのMariaDB、ぼくにチューニングさせてくれれば、1晩かかったバッチを30分にできます。経営層がスピーディーな意思決定できるようになって、売上機会ロスを減らせます」\n「バラバラに使っているクラウドの運用管理を一元化する仕組みを作れます。そうすれば運用人員が30%くらい減らせると思います」\nこのように、買い手の課題を自分のコードがどう解決するか、つまり買うヒトと自分のモノの関係性を定義するストーリーが語れれば、きっともっと、エンジニアにつく値札は高くなるのではないでしょうか。\n粗雑なコードでも喜ばれた例 # 手前味噌で申し訳ないですが、コードとベネフィットをストーリーで紐づけた例を1つ紹介します。\n参考: 記事間の内部リンク構造を可視化するWordPressプラグイン「Show Article Map」 – naenote.net\n書いたコードはとても簡単で、全部で100行もありません。\n記事のデータを引っこ抜く 記事内のaタグから内部リンクを識別する 記事と記事のマップデータを作る 外部のJavaScriptライブラリで可視化する ぼくはエンジニアとしては三流なので、中身は粗雑ですし、コードの品質も悪いです。作るのにも5時間くらいかかりました。知っている人なら、きっと30分かからずもっと良いモノが作れるでしょう。\nにも関わらず、かなり多くの人に使っていただき、界隈では少し有名な人の目に止まって「いいね」とコメントいただいていたり、ありがたいことに大変好評いただいています。\nその理由は、上の記事において、ユーザの課題をコードがどう解決するか、ストーリーを書いて伝えたからです。\nつまり粗雑なコードであっても、ユーザの抱える課題（問）と自分のコードができること（解）のつながりが明確に伝えれば、きちんと評価されるんです。\nユーザとコードの関係性を「ストーリーを語り伝える」部分が、「匠の技」に固執するあまり安く買われてしまうエンジニアに足りない部分じゃないのかな、と思うのです。\nまとめ：「匠の技」に甘んじていないか # そもそも、冒頭で紹介した記事の根幹をなすものはこの部分でしょう。\n世界のエンジニアは何ができるかで名札と値札が決まる。「ビッグデータの解析でこんなことができる」とか「こういうゲームのこの部分をつくった」とか「この橋の構造設計をした」とか、 どの領域で何ができるのか で名札が付き、マーケットでの値札が決まってくるのだ。\n出典: 日本人エンジニアの給料が上がらない理由 | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online\nつまり、「何ができる」レベルまできちんと語れれば値札がつくということ。\nその「何ができる」の目線の高さが、世界と日本で全然違うのでは…と思うのです。\n世界：課題解決のインパクトを語る 日本：モノのできの良さを語る もちろん、それを評価する側が「そんなん知らない年功序列や」と言ったらそれまでです。\nしかし、だからといって「技術の匠」の世界に閉じこもっていたら、あがる給料も上がらなくなってしまうのではないでしょうか。\n自分の書いたコードはどんなベネフィットをもたらすのか？誰のどんな問題を解決するものなのか？\n一度、自分のコードに「売り文句」をつけてみてはいかがでしょうか。\n","date":"2018年2月20日","externalUrl":null,"permalink":"/engineer-code-value/","section":"","summary":"","title":"なにがエンジニア（の書くコード）の価値を決めるのか","type":"posts"},{"content":"","date":"2018年2月16日","externalUrl":null,"permalink":"/tags/career/","section":"Tags","summary":"","title":"キャリアアップ","type":"tags"},{"content":"「出世コースから外れた」「万年平社員」など、昇進できない人をDisる言葉がありますね。\nしかしこれらはもはや、時代遅れな概念の産物です。\nなぜなら「出世を目指すべきだ」という価値観は、ただの固定観念だからです。\n今回は「昇進しない選択肢」について、お話します。\n昇進したい人はすればいい # 会社で仕事を頑張る。成果を出す。結果、より多くの権限を与えられ、スケールの大きな仕事ができる。あわせて給料も増えていき、承認欲求も満たさせる。\nとてもすばらしいことだと思います。それに、大きな仕事をしたい人が昇進を目指せる＆実現できる環境は、恵まれていると言えるでしょう。\nしかし、全員が全員「出世街道」を望んでいるわけではありません。「みんなきっと昇進したいはずだ」と思うのは、間違いです。\n昇進はあくまで、仕事で裁量がほしい、もっと大きな仕事がしたい、もっと高い給料がほしい・・・そう思っている人が目指せばいいものであって、全員の共通目標ではありません。\n昇進したくない人は、しなくてもいい # 逆に、高い給料や大きな仕事には憧れるものの、そこまで仕事にリソースをかけたくもない・・・という人もいるでしょう。\n仕事は人生の一部でしかない 仕事に時間をかけるより大事な人と過ごしたい 仕事は、趣味を楽しむお金を稼ぐ手段である このような考え方の人にとって、仕事での昇進は「望まざるもの」な可能性は高いでしょう。\n立場が高くなり、責任が増えるとともに心の余裕がなくなり、私生活を楽しむ時間は奪われていき、人生が楽しく感じられなくなる・・・\nそう思う人にとって「あえて昇進しない」は正しいんです。\n昇進はただの「マッチング」にすぎない # つまり昇進はあくまで選択肢のひとつ。昇進によるバランスの変化が、個々人の志向とマッチするかだけが問題のはずです。\n昇進に伴う仕事バランスの変化が個々人の志向とマッチしなかった場合、会社もその人も不幸なだけでしょう。\nバランスを失った仕事をしていると、成果は出にくいものですし、本人の心身にも無理が生じるからです。\n就活や転職と同じく、昇進はマッチングです。\n本人の志向とアンマッチしているにもかかわらず、会社の事情で昇進を強要したり、「万年平社員は恥」「出世コースを外れたダメ人間」など揶揄するのは、不幸しか呼びません。\nまとめ：昇進しない選択肢もあることを知ろう # 昇進を目指すのが自由なら、昇進しないのも自由です。\nあなたの上司やお偉いさんは、自分が昇進して成功してきたからこそ「昇進を目指すのこそ正しい」と思っているだけ。\nこれは単なる「生存者バイアス」に過ぎません。彼らの言っていることはあくまで彼らなりの正しさであって、あなたにとって正しいとは限らないのです。\nより大きな仕事をするほうが幸せなのか。仕事はそこそこに人生を楽しむほうが幸せなのか。\nいま一度、自分に問いかけてみてはいかがでしょうか。\n","date":"2018年2月16日","externalUrl":null,"permalink":"/promotion-stay-quit/","section":"","summary":"","title":"昇進したくない人が増えた理由は「昇進＝マッチング」という認識変化にある","type":"posts"},{"content":"","date":"2018年2月11日","externalUrl":null,"permalink":"/tags/documents/","section":"Tags","summary":"","title":"資料・文書","type":"tags"},{"content":"コンサルの仕事は提案から始まります。\n競合他社とのコンペティションに勝つことが、仕事の前提条件です。\nどうすれば勝てるのでしょうか？何かコツはあるのでしょうか？\n今回は、コンペに勝利してきた様々な提案書を見てきてわかった、共通する目次構成を紹介してみます。\n勝率の高い提案書の目次構成 # 1 ご挨拶 # 「今回はご提案の機会を賜り、誠にありがとうございます」から始まる、お偉いさんの挨拶です。\n初めてお付き合いさせていただくクライアントの場合は必ずつけますが、継続案件の場合、省略することも多いです。\n2 本取組に関する弊社認識 # 「弊社はきちんと御社の状況を理解しております」と伝えるために入れるセクションです。\nRFP(Request For Proposal: 提案依頼書)に書かれた提案依頼背景をインプットに、\nクライアント内での活動の位置付け 活動そのものが孕む性質 などを書いていきます。\n例えば「本活動は御社ビジネスのグローバル展開の礎をなす、全社的な業務・システム改革と認識しております」などです。\nRFPのコピペや焼き直しになる場合もありますが、入れておく方がいいでしょう。\n逆に入っていないと、「こいつらちゃんと背景理解してるのか？」と思われてしまうリスクがあるからです。\n3 難しさ、陥りがちな罠、成功の要諦 # 「この活動の性質からして、こういう部分が難易度が高いと想定されます」\n「このタイプの活動は、よく分かっていない素人がやるとこんな落とし穴にはまって失敗しがちなんです」\n「難しさを解決したり、落とし穴を避ける上で、こんなふうにうまくやることが成功の要因なんですよ」\n……と、アピールするセクションです。\nクライアントにとって初めての試みでも、コンサルにとっては他社で経験済みの活動だったりするもの。\nなのでここで思い切り、我々はわかってるんですよアピールをします。\nただしこれは自慢でもなんでもなく、コンサルに提案依頼をする＝過去の知見を活かした「うまいやり方」をクライアントは期待しているのです。\nそのため、このセクションがないと逆に「このコンサル期待値未満だな」と思われてしまいます。\n4 弊社提供価値 # 「成功の要因を我々はきちんと提供できるんです！」とアピールするセクションてす。\n「グローバル展開には英語が必須」「でも弊社、全員純ジャパです」では説得力に欠けますよね。\nクライアントは活動を成功に導けるパートナーを求めています。\n物事を知っているけど成功に導けない、評論家には発注したくないわけです。\nなのでこのセクションで、自分たちはパートナーたるケイパビリティを備えていると宣言します。\n他社との差別化要因もここでバーンと出します。\n5 ご提案内容 # 提案書の本編です。\n求められている提案内容＝最終アウトプットに即し、\nアウトプットまで至る道筋 自社ならではの、アプローチや体制の工夫点（いかにうまく早く安くするか） 主な論点、及びそれらの解決方針 取り組みの目的と足元の活動の整合性の取り方 など、クライアントが知りたいであろうことを書いていきます。\nもちろん、提案依頼書に書かれている「盛り込んでほしいポイント」は全て網羅します。\nその上で「弊社提供価値」がどこに現れているかも分かるようにしておきます。\nこれにより、\nこいつらは分かってる こいつらはできる こいつらは具体的なやり方まで見通してる と思ってもらうのです。\nシステム開発系のプロジェクトの場合は、このセクションで\n想定するソリューション テクノロジースタック インフラの構成と想定規模 など、コスト見積もりの前提情報を書いておきます。\n6 スケジュールと推進体制 # 前のセクションで書いたアプローチについて、何を、いつ、どういう役割分担で行うか具体化します。\nプロジェクト完了までのマイルストーンとタスクチャート クライアントと自社双方のプロジェクト推進体制 コミュニケーションプラン(会議体など) コンサルのような人月売りのビジネスの場合、自社側の体制≒頭数や工数が報酬の見積前提になります。\n必要であれば、クライアント側の担当者に求める想定参画工数なども見積もっておきます。\nこうすることで、提案が通ったはいいもののクライアント側の体制が整わないリスクを小さくできます。\nここ、ちゃんと考えて書かないと炎上します。 立ち上げ時点で炎上確定！こんなプロジェクト計画は嫌だ\n7 報酬見積もり、その他前提事項 # 提案内容に値札をつけるセクションです。\n「全部まるごといくらです」とする場合もあれば、提案内容をいくつかの領域に分割して領域別に金額を出す場合もあります。\nクライアントの予算にも限度があるので、優先度の高い領域だけ発注しようと判断される場合があるからです。\n加えて\n「スコープ変更など、本提案における前提事項に変更があった場合は、別途相談の上、追加費用を請求させて頂く場合があります」\n「弊社メンバーの作業スペースは、御社オフィス内にご準備いただくものとします」\n「想定外の出張や長期滞在などがあった場合、実費を請求させていただきます」\nなど、自社を守るための前提条件もここに書いておきます。\n逆に前提が書いてないと、クライアントにゴリ押しされて現場が死にます。 夜眠れない理由は「今日はやりきった・生ききった感」不足ではないか\n支払条件（月末締め翌月払いなど）や消費税の扱いもここです。\n8 参考資料 # 「弊社提供価値」や「提案内容」で謳ったことのエビデンスです。\n同じ業界の過去のプロジェクト実績 参画するエキスパートの紹介 グローバル拠点のあらまし リファレンスモデルやアセットの紹介 MAGIC quadrant など自社の外部評価 ソリューションベンダーとのパートナーシップ R \u0026amp; D 拠点の紹介 などなど、信頼性を高めるのに必要な情報をのせていきます。\n構成だけマネても勝てない # ここまでお読みいただいて、気づいた方もいると思います。\n構成だけを真似ても、コンペには勝てません。\n提案書の構成は、あくまでクライアントに対して実現可能な提案内容をより魅力的かつ効果的に伝えるためのもの。\n提案内容そのものがダメダメなら箸にも棒にもかかりません。\n言っていることはピカピカでも、実際にデリバリーできないハリボテ提案は、かなりの確率で見抜かれます。\nあくまで「良い提案コンテンツ」と「実現可能性」による裏打ちがあってこその、「勝率の高い提案書の構成」なのです。\nその意味では、今回ご紹介した目次構成は提案内容に過不足がないかの答えあわせに使えるかもしれません。\nまとめ：勝ちパターンを見つけよう # というわけで、「勝率の高い提案書の目次構成」についてお話ししました。\nもしかするとこれは、コンサル企業だからこそ勝率の高い構成なのかもしれません。\nそのため他の企業には、その企業なりの勝ちパターンがあるものと思います。\nクライアントに提供できる価値はなにか？それは実現可能か？どの範囲までならできるか？\n是非、自社なりの勝ちパターンを見つけてみてください。\n","date":"2018年2月11日","externalUrl":null,"permalink":"/winnable-proppsal-toc/","section":"","summary":"","title":"勝率の高い提案書に共通している目次の構成","type":"posts"},{"content":"コンサルの仕事をしている中で口酸っぱく言われるのが「アセットを使い倒せ！」です。\nなぜアセットを使い倒すのか # アセットとは、一言で言えば過去資料のことです。過去のプロジェクトの成果物や、そこから得られた知見を取りまとめた資料のことを指します。（もちろんクライアントの情報はクレンジングして保存します）\nアセットを効率よく使うことで、自分がゼロから考えるべきことが減るので、高い品質の資料でも短い時間で作ることができます。\nアセットを探すには # ここで問題になってくるのが、自分が使いたい過去資料がどこにあるのかをいかに素早く探すかです。\nこれは企業にもよると思うのですが、コンサル企業の場合、過去資料を集約して管理するためのシステムがあります。\nそこで自分の欲しい資料を検索で探すのですが……\n検索の2つの問題 # 検索には一般的に、二つの問題があると言われています。\n一つめは、検索アルゴリズムの問題。アルゴリズムがよくなければどのようなワードで検索をしても適切な検索結果を返すことができません。\n二つ目は、検索クエリの問題。どれだけアルゴリズムが優れていても「なんかいい感じの資料が欲しい」と言われると、困ってしまいます。\nつまり、欲しい情報を検索を使って引き当てたい場合は、検索アルゴリズムの精度がある程度担保されていること、そして適切な検索ワードを使うことが求められます。\nこれは社内資料を探す時でも全く同じ。検索システムがダメダメならそもそも話になりませんし、適切な検索ワードをそもそも知らなければ欲しい資料をピンポイントで探し当てることができません。\nググらビリティを上げるには # 社内システムは自分ではいかんともし難いところ。しかし、自分の語彙力となれば話は別です。\n欲しい資料に含まれているであろうワードを知っていること、もしくはそのワードに近い言葉を知っていること。それらを駆使して欲しい資料に素早くたどり着くこと。\nこれが社内資料ググラビリティの一番大きな要素です。\n何かを探す時間＝無駄 # よく「人生において最も無駄な時間は、何かを探している時間である」と言われます。\n仕事でも同じで、探し物にかける時間はにも生産していない時間にあたります。\n少なくなるに越したことはありませんし、短ければ短いほど時間当たりの生産性は高まることになります。\nまとめ：言葉は生産性につながる # さて、あなたはいかがでしょうか。\n自分の携わっている業務領域、職種、業界でよく使われている専門用語や言い回し、どれだけ知っていますか？\n新しい概念やアイディアが出てきた時に生み出される新しい言葉、どれだけフォローアップできていますか？きちんとアンテナを張っていますか？\n自分が求めるものを適切に言葉にできていますか？\n言葉の力を利用して、仕事での無駄な時間を縮小し、生産性を上げていきましょう！\n","date":"2018年2月8日","externalUrl":null,"permalink":"/asset-googleability/","section":"","summary":"","title":"意外と生産性に響く「社内資料ググラビリティ」の話","type":"posts"},{"content":"著書「無理難題」のPRの一環として、東洋経済オンライン様に寄稿しました。\n著書でも触れております**「上司のレビュー対応の優先度」**を紹介しております。\n記事はこちら\n[｢上司のダメ出し｣に全部対応するのは損だ | リーダーシップ・教養・資格・スキル | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準](http://toyokeizai.net/articles/-/205374) 著書「無理難題」については、下記記事でも紹介しています。お時間あればご覧いただければと思います。 【感謝】著書「無理難題」に多数の書評・コメントをいただいております\n初の著書「無理難題」が、日本実業出版社から出版されます\n","date":"2018年2月1日","externalUrl":null,"permalink":"/toyo-keizai-online-2/","section":"","summary":"","title":"【寄稿】東洋経済オンライン様に記事を掲載いただきました","type":"posts"},{"content":"寝不足は仕事のパフォーマンスを大幅に下げる、最大の敵です。\nそのため睡眠の質と量を確保するべくいろいろと試しているのですが……\nその一環で先日、寝室の窓に遮光・遮熱シートを設置したら、寝つきが結構よくなりました。\n夜に寝つきが悪い、あまり深く眠れてない人は、ぜひ一度試してみてください。\n遮光・遮熱カーテンでは物足りなかった # これまで寝室の窓は、レースのカーテン＋1級の遮光・遮熱カーテンの2枚重ねで運用してきました。\nしかし、これだけでは物足りなかったんです。\nカーテンから漏れる光が気になる # 1級の遮光といえど、光は漏れます。\n寝る前、闇に目が慣れてくると、カーテンから透ける光も若干まぶしく感じるんです。\nまたカーテンの下側やサイドからもすこし光が入るので、正直あまり寝室は暗くなりませんでした。\nカーテンの裾から漏れる空気が寒い # 加えて、冬になるとカーテンの裾から冷たい空気が落ちてくるんです。\nわが家は窓のすぐ下にベッドを置いている（置かざるを得ない）ので、冷たい空気がダイレクトにベッドに届きます。\nすると結構寒いんですよね。\nいくら遮熱カーテンを使っていても、カーテンにカバーされない部分から漏れる空気は防ぎようがありません。\n遮光・遮熱シート「エコスクリーン」を取りつけてみた # そこでためしに、窓に遮光・遮熱スクリーンを取りつけてみました。\n使ったのはこちら。2枚組で3000円くらいの安いやつです。\n省エネ 断熱カーテン 断熱シート 遮熱カーテン 窓 遮光 夏 UVカット 遮光率 約98％ 目隠し 熱気対策 冷房効率UP 長さ120cm×幅90cm（2枚組)×2個組 ショート フォーラル\nパッケージ全体はこんな感じ。\n2枚組と書いてありますが、実際は2組＝4枚入ってます。\n紫外線遮蔽率 約98%、遮光率 約98% アルミパワーで遮光・遮熱！ 冷暖房効果を高め、一年中快適な室内に♪ 期待が高まります。\n表面は白い織物のような質感ですが、裏面は反射板のようにテラテラしています。\n実際に取りつけた様子がこちら。窓の幅が小さめなので、1枚だけにしました。\n窓は高さ（丈）120センチなのですが、カーテンレールが高めの場所についているため、丈120センチのエコスクリーンではすこし高さが足りませんでした。\nそのためカーテンの裾から漏れ出る冷たい空気対策にはならないかな、と思ったんですが……\nエコスクリーンを設置した結果 # この状態で3日ほど使ってみたところ、結構満足しています。\n夜の寝室が真っ暗になった # 夜の寝室が、段違いに暗くなりました。\nシートのカバーしきれていない範囲で光は漏れるものの、シートのある部分はほぼ100%遮光してくれます。\n夜、寝る前に電気を消すと「あ、ちゃんと暗い」と思えるくらいです。\n部屋の寒さがやわらいだ # 夜の寝室の寒さもやわらぎました。\nぼくは寝るときは肌着＋フリースの部屋着を着ていたんですが、エコシートをつけてから肌着だけでよくなりました。\n温度変化を測っていないので厳密にはわかりませんが、それだけ暖かくなったということだと思います。\nパッケージに書かれた「冷気をカット」は本当でした。\n結果、寝つきがよくなった # 寒さがやわらぎ、より暗くなってくれたおかげで、寝つきがかなりよくなりました。\n体感ですが、これまでの3割くらい短い時間で寝つけていると思います。\n3000円だけでこのくらい改善するなら安い投資だよな、と正直に感じています。\nベッドの買い替えだと10万単位、高級まくらだと2～3万は普通ですもんね。\nまとめ：3000円で眠りの質を買おう # というわけで、夜の寝つきの悪さに悩んでいる方は、寝室の窓に遮光・遮熱シートをつけてみてはいかがでしょうか。\n寝つきが悪いのはさまざまな原因が考えられますが、そのなかの「明るさ」「部屋の温度」がきっと改善されると思います。\n3000円で昼のパフォーマンスが少しでも上がるなら、安い投資だと思います。\n省エネ 断熱カーテン 断熱シート 遮熱カーテン 窓 遮光 夏 UVカット 遮光率 約98％ 目隠し 熱気対策 冷房効率UP 長さ120cm×幅90cm（2枚組)×2個組 ショート フォーラル\nまた当ブログでは、仕事の生産性アップの一環として「睡眠」を扱っています。\n睡眠の質と量の向上を含む「眠気対策」や、それでも襲ってくる眠気に立ち向かう「眠気覚まし」について、これまで試して効果的だった方法を次の記事にまとめています。\n眠気に困っている方は、ぜひお役立てください。 眠気よさらば！効果実証済みの眠気対策＆眠気覚ましの方法まとめ\n","date":"2018年1月29日","externalUrl":null,"permalink":"/shakou-sheet-sleep-quality/","section":"","summary":"","title":"寝室の窓に遮光・遮熱シート「エコスクリーン」をつけたら寝つきがよくなった","type":"posts"},{"content":"集中力が保てなくてダラダラ仕事してしまうことはありませんか？\n「集中できないんだからしょうがないだろ！」と思うかもしれません。\nしかし実は、やろうと思えば集中力は作れるもの。中でも「時間を区切ることで集中力を高める方法」はとても効果的です。\nそこで今回は、ぼくが実際に集中力を引き出すために使っている**おすすめのカウントダウンタイマーアプリ「Hourglass」**を紹介したいと思います。\nHourglassとは # Hourglassとは、アメリカのワシントン州にお住まいのソフトウェアエンジニア「Chris Dziemborowicz」さん個人で開発している、Windows向けのカウントダウンタイマーアプリです。\nHourgalssのダウンロードはこちら → Hourglass – The simple countdown timer for Windows\nChrisさんの個人サイトはこちら → Chris Dziemborowicz\nHourglassのおすすめポイント # シンプルでスッキリした見た目と軽快な操作性が特徴がおすすめポイントです。\nシンプルでスッキリした見た目 # 画面に溶け込むデザインなので邪魔になりません。\nまた残り時間がぱっと見ればわかるようにゲージが表示されるので、視界の端っこに入れておけば「だいたいあとどのくらい」が感覚的にわかり、集中を邪魔しません。\n※ゲージの色は、右クリックの設定から自由に色を変えられます\nキーボードで完結する、軽快な操作性 # Hourglassはキーボードでの簡単な操作だけで、必要十分に使えるよう設計されています。\nたとえば15分はかるのに必要な操作はこちら。\nHourglassにフォーカスをあわせる s → 15m → Enter で完了 15分だと「15m」ですが、30秒なら「30s」、1時間なら「1h」など、単位を自由に指定できます。\nキーボードショートカットを使い倒しているタイプの人にはうってつけです。\nもちろん「常に最上位表示」や「時間切れでポップアップ」なども対応 # 加えて、カウントダウンタイマーアプリならあってほしい機能も備えています。\n常に最前面に表示する 時間切れで通知を出す 通知エリアに常駐する サウンドのオン・オフを切り換える その他…… 詳しい機能群は公式サイトのヘルプをどうぞ。\n参考: Hourglass – The simple countdown timer for Windows\nHourglassの実際の使い方 # ぼくは集中力が切れやすい昼過ぎの時間帯に、Hourglassをよく使っています。\nなにもなくとも集中できて生産性が高いなら、タイマーアプリに頼らなくてもいいからです。\nなので、\nランチから帰ったら、おもむろにHourglassを立ち上げる 夕方までにこなすべきことを整理する 各タスクに見積もり時間をつける（15分単位くらい） Hourglassでカウントダウンしつつ、集中してこなす といった使い方をしています。\nそうすれば、午後の眠気に負けることなく、生産性の高い状態を維持して仕事をこなせますよ。\nメモ この方法の詳細は、著書「[無理難題](http://amzn.to/2DRWKmt)」の第一章で詳しく解説しています。 まとめ：時間を区切って集中しよう # 以上、ぼくが日々集中力を高めるために使っているWindows向けカウントダウンダイマーアプリ「Hourglass」を紹介しました。\nポモドーロ・テクニックに代表されるように、時間を区切ることは集中力を高めるために効果的な方法です。\nまた経験上、時計の数字や針を見るよりも、カウントダウンタイマーアプリでゲージが進んでいく様子を見るほうが、集中力は上がりやすいです。\n「Hourglass」を使って、午後の眠気に打ち勝っていきましょう。\nまた、ほかにおすすめのタイマーアプリがありましたら、ぜひ教えてください！\n","date":"2018年1月29日","externalUrl":null,"permalink":"/hourglass-app/","section":"","summary":"","title":"集中力アップに効果的なWindows向けカウントダウンタイマー「Hourglass」","type":"posts"},{"content":"著書「無理難題」のPRの一環として、東洋経済オンライン様に寄稿しました。\n「会議で沈黙する人」に決定的に足りない視点と題し、著書でも触れております会議の質疑準備のポイントを紹介しております。\n記事はこちら\n[｢会議で沈黙する人｣に決定的に足りない視点 | リーダーシップ・教養・資格・スキル | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準](http://toyokeizai.net/articles/-/205361) 寄稿にあたり、日本実業出版社の編集担当さま、および東洋経済オンラインのご担当者さまに多大なるご尽力をいただきました。\nこの場をお借りしてお礼申し上げます。本当にありがとうございます。\n著書「無理難題」については、下記記事でも紹介していますので、お時間あればご覧いただければと思います。 【感謝】著書「無理難題」に多数の書評・コメントをいただいております\n初の著書「無理難題」が、日本実業出版社から出版されます\n","date":"2018年1月24日","externalUrl":null,"permalink":"/toyo-keizai-online-1/","section":"","summary":"","title":"【寄稿】東洋経済オンライン様に記事を掲載いただきました","type":"posts"},{"content":"「違う視点で考えてみろ」「視野を広くしろ」「視座を高めろ」……などアドバイスされたことはありませんか？\nなんとなく良いことを言っているふうに聞こえるので、言われると「そうか！」と思うかもしれません。\nしかし、そこに罠があります。罠に気づくため、1つ質問をしてみましょう。\n視点、視野、視座の違いを明確に説明できますか？\n……おそらく、即答できるのは2割くらいの人だけだと思います。\nそこで今回は、視点、視野、視座の違いを図を交えながら解説したいと思います。\n視点、視野、視座とその関係 # はじめに、視点、視野、視座の関係を理解しましょう。\n視点は「注目している点」 # 視点とは、注目しているポイントを指します。\n「売上アップ」という同じ目標を見ていても、単価と客数いずれに注目するかでアプローチは全く異なるはずです。\n視野は「見る範囲」 # 視野は、見る範囲を指します。\n短期的な「売上アップ」を目指すと単価×客数という数字を追うことになりますが、より長いスパンで見ると「むしろ今は売上よりも利益率」となるかもしれません。\n視座は「見る立場」 # 視座は、見る立場≒目の場所を指します。\n同じものを見るにしても、どこから見るかで見え方や見える範囲が違いますね。\nそのため「視座」は「視点」と「視野」に大きく影響するのです。\n視点、視野、視座が違うとはどういうことか # では、視点、視野、視座が違うとはどういうことでしょうか。\n図で見ていきましょう。\n「視点が違う」＝注目ポイントが違う # 同じものを同じ範囲で見ていても、注目ポイントが違えば意見は違ってきます。\n「視野が違う」＝見る範囲が違う # いわゆる「視野が広い/狭い」はこれにあたります。\n「視座が違う」＝見る立場を原因に、見る範囲や見え方が違う # たとえば、より遠くor高いところから見れば、より広い範囲が見えるでしょう。\n逆方向から見ると、これまで見えなかった裏側が見えるかもしれません。\nもしかしたら、見る角度によっては対象物が全く別物に見えることもあります。\nつまり、「視座の違い」は「視点や視野の違い」の一因という位置づけになります。\n視点、視野、視座の違いの具体例 # では、視点、視野、視座が人によって違うことを示す実験をしてみましょう。\nこちらの画像をごらんください。\nさて、あなたはどこに注目したでしょうか？\nぼくは牛乳を毎朝飲むので、まず牛乳瓶に目が行きました。\nしかし、人によっては金具部分がねじられているおもしろい泡立て器をはじめに見たかもしれません。\nこれが視点＝注目ポイントの違いです。\n次に、あなたはこの写真を見たとき、なにをどこまで想像しましたか？\nぼくは料理無精なので「調理器具と材料のキレイな写真」としか思いませんでした。\nしかしお菓子作りに詳しい人なら「クッキーだな。でもこれじゃ小麦粉が全然足りない」と考えたかもしれません。\nこれが視野＝見える範囲の違いです。\n次に、あなたはこの写真のバターを見てなにを感じましたか？\nぼくは単に「バターだな」となにも感じませんでした。\nが、バターvsマーガリン論争に敏感でマーガリン推進派の人にとって、この写真は「バターを使うなんてありえない！」というけしからん写真かもしれません。\nこれが視座＝見る立場の違いです。\nこのように、同じ写真1つとっても人によって視点、視野、視座は全く異なるものなのです。\n視点、視野、視座は「気づき」のツール # 視点、視野、視座という考え方は、よい「気づき」のツールになります。\n長いあいだ同じチームで同じプロダクトを作ってきた人でも、プロダクトの魅力を語らせるとあなたと全く別のポイントを挙げるかもしれません。\nあなたの上司はきっと、あなたより高い視座で、より広い視野をもってのごとを考えているでしょう。\nあの憎たらしいクライアントは、あなたの考える「正しい」が通用しないような視座で判断を行っているかもしれません。\nそれぞれがそれぞれ、自分が正しいと思うモノの見方をしています。\nこの違いに気づくために、「この人の視点、視野、視座はなんだろう？」と自問することは、より広くものごとを見るための「気づき」のツールになるのです。\nまとめ：柔軟な思考で「脳力」を高めよう # 以上、視点、視野、視座の違いについて、図解を交えて解説してきました。\nビジネスの成功においては、人と人との関係を上手に泳ぐ「ソフトスキル」が重要と言われています。（「人を動かす」で「脳力」と呼ばれているものです）\nこの**「ソフトスキル」の根幹をなすのが、相手のことを慮る相互理解の力**だと、ぼくは考えています。\n「視点、視野、視座」の違いを意識することは、相互理解のはじめの一歩。日々意識することで、おのずと「脳力」の基礎力が鍛えられていくのではないでしょうか。\n次に「憎いアイツ」と話すときは、ぜひ一度立ち止まって「視点、視野、視座の違いは？」と自問してみてください。\n","date":"2018年1月24日","externalUrl":null,"permalink":"/siten-siya-siza/","section":"","summary":"","title":"【図解】視点、視野、視座の違い","type":"posts"},{"content":"スキルアップのために本を読む人に向けて、より効率的に読むための読書技術を3つ紹介します。\n本を頭から終わりまで漫然と読んでしまうタイプの人には、特に効果が高いテクニックです。\n読書初心者にありがちな、悪い読み方 # 本題に入る前に、初心者にありがちな悪い読み方を3つ、ピックアップします。\n目的なく読む # あなたはなぜ、目の前のその本を読むのでしょうか？\n「なんとなく読む」のは、文字の形をした画像をぼーっと眺めるのと同じ。頭に残るのはごくわずかでしょう。\n目的を意識しない読書は、控えめに言ってコスパ最悪です。\n頭から順番に読む # 本といえば頭から順番に読むものだ……と思いこんでいませんか？\nたしかに小説などのストーリであればいいのですが、ビジネス書などスキルアップ系の本を必ず頭から読んでいるとしたら黄信号です。\n読んでも無駄な部分を読んでしまう可能性が高く、時間の無駄につながります。\n必ず全部読みきる # お金を出して買った本なんだから、全部読まないともったいない……そう思っていませんか？\nしかし、役に立たないし面白くもない本に時間を費やすのは、もっともったいないことです。\n「なぜこの本を読むのか？」という目的に合致しない情報を、時間をかけてインプットしても、しょうがないでしょう。\n中級者になるための3つの読書技術 # これら「悪い読み方」をやめることが、読書初心者から中級者になるためのキモです。\nぼく個人がやっていて効果的だと感じている、3つのテクニックを紹介します。\n目的によってスタンスを決める # なぜこの本を読むのか？　目的を先に考えてから、本を読み進めましょう。\n目的が違えば、本へのスタンス＝求めるものが180度異なるからです。\n例をあげます。\n目的 求めるもの 読むスタンス 1.やる気や意欲を引き出す 自分にヒットする言葉 本全体をスキャンニング、ヒットしそうなところだけ読む 2.業界知識を体系的に学ぶ 整理された情報 全体像をざっくり掴み、個別トピックへドリルダウン 3.著者の考え方や理念を学ぶ 一言一句の啓示 言葉を噛みしめるように、つぶさに追い、吟味する 1.や2.が目的なのに「頭から読む」「全部読む」をやってしまうと、ヒットしない言葉や全体像の把握に役立たない情報ばかり頭に入ってきてしまうでしょう。\n3.が目的なのにスキャンニングで読んでいるとしたら、それはあなたの今の考え方に合致する部分だけ読むことになるので、著者の考え方を理解するのに役立ちません。\nこのように、本を読む目的があってはじめて、効果的な読み方ができるようになるのす。\n本を読む前、本を選ぶ前に、「なぜ自分はこういう本がほしいのか？」に考えをめぐらせてみてください。\n「答え合わせ」で読む # 本を読む前に、仮説を立てましょう。\nタイトルや目次からおおよその内容を予測し、わからないポイントをあらかじめ考えておくことで、その答え合わせをする要領で読み進めます。\nたとえば「ブロックチェーンが銀行を壊す」というタイトルの本があったとしましょう。\nこのタイトルだけでも、かなり多くの仮説を考えられるはずです。\n銀行の核となる情報はなにか？ →銀行は金の貸し借りをする場所だ →核になるのは、貸し借りの台帳だろう ブロックの「ブロック」とはなにか？ →1つ1つが意味や価値を持つ塊のことか →台帳における塊は「取引」のことか →つまりブロック＝取引なのか チェーンするとどうなるのか？ →取引をつなげると、台帳になる →ブロックチェーンはつまり、台帳そのものか ブロックチェーンはなぜ銀行を壊すのか？ →銀行の核である台帳の取り回し方法が変わる？ →従来の方法とブロックチェーンはどう違うのか？ こういったざっくりの仮説を前もって考えておき、その答え合わせをするように読み進めましょう。\nただ漫然と読み進めるよりもはるかに多くの情報が頭に定着するでしょう。\n「差分」を読む # 全部読むのをやめて、「新情報」だけを追いましょう。\nあなたはおそらく、すでに結構な量の本や情報に触れてきたことでしょう。\nそんなあなたにとって、本に書いてある情報のすべてが「新情報」である可能性は小さいはず。\nだからこそ、自分の知識と本に書いてあること。その「差分」に注目しましょう。\nすでに知っていることの復習は最小限に、「差分」だけを読むようにすれば、無駄な読書時間を削れるはずです。\n「読まない」という裏技 # ここまで、限られた時間でいかに読書効率を上げるかを考えてきました。一方、読書の時間を無理なく増やすアプローチもまた有効です。\n代表的なのが、「読まない」という裏技です。\n「本＝目で読むもの」と思われがちですが、「音読を聞く」も立派な読書です。目経由でも耳経由でも、脳にインプットされる点では変わりません。\nそこで考えたいのがオーディオブックの活用です。目で読む読書はハードルは高いですが、聞く読書はそうでもないので、無理なく読書時間を増やせます。\naudiobook.jpなど、ビジネス書がラインナップされているサービスを活用してみましょう。\naudiobook.jp posted with[アプリーチ](http://mama-hack.com/app-reach/) [![](https://nabettu.github.io/appreach/img/itune_ja.svg)](https://click.seedapp.jp/click?mat=SIwR_JiF9Dv9Z3Bnt1EcTSDvD9cvaEQSdg0-7efCucltMlUnFQyoNKJkfmhuLJkK3nApja7u2zeaTD-weUHvWQ==)[![](https://nabettu.github.io/appreach/img/gplay_ja.png)](https://click.seedapp.jp/click?mat=SIwR_JiF9Dv9Z3Bnt1EcTSDvD9cvaEQSdg0-7efCucltMlUnFQyoNKJkfmhuLJkKvgR1ix4Posj8SEtEksJh3w==) まとめ：読書効率をあげていきましょう # 以上、「読書中級者になるために身につけたい3つの読書技術」という話題をお送りしました。\nぼく自身にとって効果が高かったものを3つ選んでみたので、人によっては効果が薄い場合もあります。\nが、ヒットすればかなり読書効率が上がる読み方だと思うので、ぜひ一度試してみてください。\n","date":"2018年1月8日","externalUrl":null,"permalink":"/read-tech-3-intermediate/","section":"","summary":"","title":"【脱初心者】読書中級者になるために身につけたい3つの読書技術","type":"posts"},{"content":"弊著『外資系コンサルは「無理難題」をこう解決します。「最高の生産性」を生み出す仕事術』（通称：無理難題）が2017年12月14日に発刊されてから1週間。\nAmazonレビューは0件と閑古鳥が鳴いている一方で、ブログやTwitter、当ブログの問い合わせなどでたくさんの書評・コメントをいただいております。本当にありがとうございます！\n今回は嬉しさと勢いにかまけて、いただいた書評・コメントを一部、ご紹介させていただきます。\nブログでいただいた書評 # ３０年前に本書に出会いたかった。 出版するの遅いよー。\n出典: こんなことで困っていませんか？外資系コンサルは「無理難題」をこう解決します。 | Thinking-Puddle 現役人事部長の雑記ブログ\n今までは勢いとノリと根性で乗り切ってきた節があるが、そろそろ若手と言い張れない年齢だから論理的な考えを身に付けたい 部下を持つことになったが、自己流で成長してきたために再現性のある教え方を知らない コンサル業界の内定者もしくは若手コンサルタントだが、論理＋αが出来るコンサルとして活躍したい このような人に特にお勧めしたい良書。\n出典: 「外資系コンサルは「無理難題」をこう解決します。」のレビュー。臨機応変な論理的思考力のエッセンス | SEの投資術\nすでに自分なりの仕事のやり方を持っている30代の人も効率化のヒントをたくさん得られるとともに、仕事の基本をこれから覚える20代前半の人には特にオススメ出来る本でした。\n出典: 20代も30代も基本を大事に実直に！「無理難題」から学んだ仕事への姿勢 | channelsland\nTwitterでいただいたコメント # X（旧Twitter）でのポスト by @posensible https://twitter.com/DesignHumore/status/943851581199368193\nX（旧Twitter）でのポスト by @t_m02150 X（旧Twitter）でのポスト by @Nekosato333 X（旧Twitter）でのポスト by @paripi_jobhunt 通販サイトでのコメント # 本書は、日常の仕事の課題や問題をストリー形式で分かりやすく、その解決策、打開策、そして対応術を紹介してくれる仕事の指南書と言えるでしょう。\n出典: 外資系コンサルは「無理難題」をこう解決します。「最高の生産性」を生み出す仕事術の通販/ＮＡＥ – 紙の本：honto本の通販ストア\n書店での反応 # X（旧Twitter）でのポスト by @naenotenet 書店からの発注を受けている出版社の担当の方いわく、「リアル書店での動きはまずまずいい出足です」とのこと。\nまとめ # 嬉しい！\n著者としてこう言っていいのかわかりませんが、たとえ売れ行きが微妙でも「本、よかったよ」というコメントだけで心は満足です。\n本当にありがとうございます。\n外資系コンサルは「無理難題」をこう解決します。 「最高の生産性」を生み出す仕事術\n","date":"2017年12月22日","externalUrl":null,"permalink":"/murinandai-responses/","section":"","summary":"","title":"【感謝】著書「無理難題」に多数の書評・コメントをいただいております","type":"posts"},{"content":"「会社携帯を持ってるなら、勤務時間外でも電話に出てあたりまえだろ？」\nこんなコメントが、一緒にランチをしていた友人から飛び出しました。\nそれは違うだろ……と説明したら、理解はできるけど納得はできないという表情で「うーん」となってしまいました。\nこういう認識の人、けっこう多いのでしょうか？\nということで今回は、「会社携帯を持っていることと、勤務時間外に24時間265日対応することは別モノだ」というお話をしたいと思います。\n会社携帯持ち＝いつでも対応、という認識を持っている人はぜひ参考にしていただければと思います。\n会社携帯を持つ目的 # そもそも、会社携帯を持つ目的は複数あります。\n勤務時間外の緊急連絡のため # 1つ目は、勤務時間外の緊急連絡のため。\n重要なシステムの夜間トラブル対応 やむをえない深夜の資料レビュー 夜間シフトの在宅ワーク このように、緊急かつ重要な状況にフレキシブルに対応することを目的に、会社携帯を持ってもらうことがあります。\n冒頭の友人の弁と同じですね。\nセキュリティのため # 2つ目は、セキュリティのため。\n社員個人の携帯、特にスマホに会社のデータを持たせるのは、セキュリティリスクです。\n「共有」ボタンひとつで簡単にデータ漏えいにつながるからです。\nもちろん、BYOD（Bring Your Own Device：個人端末の業務利用）とセキュリティを両立するモバイルデバイス管理ソフトウェアで一定は防げるでしょう。\nただそれら仕組みに出せるコストがリスクとバランスしない場合、会社携帯を支給するほうがコスパが良いことも多いのです。\n通話料を会社持ちにするため # 3つ目が、通話料を会社持ちにするため。\nそもそも仕事の経費は会社が持つことが原則です。個人の携帯を仕事で使った場合も、かかった費用は立替経費として請求して然るべきです。\nしかし通話料の場合、通話目的（私用・仕事）の判断が難しいもの。個人携帯を仕事で使ったらそのぶんは自腹になるのが実情です。\nそのため、あきらかに仕事でたくさん電話を使う人に対しては、会社携帯を支給して通話料など会社持ちにすることがあります。\n「会社携帯持ち＝いつでも出ろ」は暴論すぎる # このように、勤務時間外の緊急連絡は、あくまで会社携帯を支給する理由の1つにすぎません。\nほかの目的で会社携帯を持っている人がいることも認識するべきでしょう。\nそれを無視して「会社携帯を持っているなら、いつでも電話に出るべきだ」と強要するのは、「LINEやってるならいつでも1分以内に返信するんだよね？」と言っている人と同じでしょう。\nパワハラと取られても仕方のない行いといえます。\n勤務時間外は会社携帯の電源を切っておいてもかまわない # では会社携帯を持っている人が、そのような「いつでも出ろ」な人に対応するにはどうすればいいのでしょうか。\nド直球で考えると、「いつでも出ろ」な人に「私はその目的で持っているわけではない」と伝えることになると思うのですが、人の認識は言葉だけで簡単に変わるものでもありません。\nなので、行動で示しましょう。「24時間いつでも着信できる」状態を作らないようにしするのです。\n勤務時間内の連絡のために持っているなら、勤務時間がおわったら電源を落とす 夜間対応のために持っているなら、夜間だけ起動させておく 最初は反発を招くかもしれません。しかしそこでめげてしまうと元のもくあみ。「こいつはこういうキャラなんだ」と思われるまで続けましょう。\n相手の行動を変えるには、こちらが行動で示すのが一番なのです。\nまとめ：相手目線で考えよう # 「自分はこういう認識だから、相手もそう思っているだろう」\nこの思い込み、パワハラの源泉です。\n自分の認識がパワハラまがいのものになっていないか？ 知らないうちに他人に自分の認識を押しつけていないか？ ときおり自分を省みて、相手目線で考えられるようになるといいですね。\n","date":"2017年12月21日","externalUrl":null,"permalink":"/company-phone-24365/","section":"","summary":"","title":"会社携帯を持っている人は、24時間365日いつでも電話に出るべきなのか","type":"posts"},{"content":"クライアントの部長さんとの雑談で、資料レビューの話になったときのこと。\nふとしたことから部下の育成の話になったのですが……\nX（旧Twitter）でのポスト by @naenotenet 資料という意味でいえば、\n上司のレビューを通して、自力で資料を完成しきる 資料が上司のその先の人（クライアントや、上司の上司）に出て、OKをもらう様子を見る 上司から「よくやった」と褒められる までがワンセットで、この成功体験を積ませないと下の子は育たないと思うのですが……\nという話をしたところ、クライアントから**「巻取り文化」が正当化されてしまういくつかの要因**について話を聞けました。\nそこで今回は、その要因に加えて、それを受けてなお部下育成を行うためのいくつかのアイデアを共有したいと思います。\n要因1) 人材・リソース不足 # 1つ目が、そもそも仕事量に対して人材・リソースが少なすぎること。\n自分の仕事に手いっぱいで、部下のレビューや**「最後までやらせる」につきあう時間が取れない**のです。\n資料提出の納期がすぐそこ 部下にやらせるより、自分がやったほうが早い だから部下の仕事を「巻取る」が正しい こうして、部下に手をかける時間をしっかり取れないようになってしまうとのことでした。\n要因2) 人材ローテーション制度 # 2つ目が、2～3年スパンの人材ローテーション制度によるマイナス影響です。\n人材ローテーション制度とは、組織の人材を2～3年で入れかえる、いわゆる「定期的な配置換え」の制度。\n人材にいろいろな職種を経験させることや、組織のリフレッシュがその目的なのですが、現場では諦めがはびこっているとのこと。\n上司→部下：「どうせすぐいなくなるしな」 部下→上司：「この人も来てすぐなんだろ」 短いスパンでのローテをくり返した結果、社歴は長い一方で、部門の業務に関する専門性が浅い人が大半という。\nメモ 大企業がコンサル頼りな理由がここにありあす 要因3) 形骸化した自己研修 # では専門性を育てるための研修メニューを整備しよう！\nと、導入されているのがeラーニングだそうなのですが、これが形骸化しているとのこと。\nコースのラインナップ自体は充実している一方、受ける側の自己研鑽意識が低空飛行しているそうなのです。\n理由はいくつかあるそうですが、大きなところは下記2点。\n仕事が忙しく、自己研鑽の時間が取れない 上司などからガイドがなく、どのコースを受けるべきかわからない 「スキルアップは自分自身で取り組むものだ」という丸投げ的な暗黙の文化も手伝って、学びの機会はあるけど学べていないのが実情とのこと。\n結果、全社員が受講必須（受けなければ査定に響く）のもの以外、ほぼ見向きもされない状態だそうです。\nメモ これは弊社も一緒で、受講必須研修の確認テストの回答が出回っていたりします…… 「巻取り文化」の中で部下を育てるために、個々人でできること # これはかなり根深い問題です。文化風土や人材が絡みますので、解決まで2～3年以上は覚悟しなければなりません。\nとはいえ、そんなに待てないのが実情です。人材育成は企業のためである一方、社員一人ひとりのキャリアアップのためでもあるからです。\nかわいい部下たちの2～3年を無駄にしないため、短いスパンであっても現場レベルで個々人ができるQuick Winは取り組むべきでしょう。\nでは、具体的になにをすればよいのでしょうか？\nここでは例として、ぼくが個人的に意識していることを共有してみます。\n「レビュー」時間をまず確保する # まず、自分の持ち時間から、部下からの相談やレビューにあてる時間を差し引きます。\n1日8時間とすると、そのうち2時間は必ず部下に使うと決めるのです。\n自分の仕事を終わらせて余った時間をレビューにあてると、結局レビュー時間が劣後されてしまうからです。\n「給料をから貯金額を差し引いた残りで生活を賄う」という貯金方法と同じですね。\n濃淡をつけて「手放し」する # ただし、部下全員をこまごまレビューして回ると、確保した2時間なんてすぐに使いきってしまいます。\nそこで、レビューに濃淡をつけることで、効率的にレビューを回すことを考えます。\nたとえばプレゼン資料のレビューの場合、次のようなレベル感があるのですが……\n目的や文脈だけ認識をあわせ、中身は任せる 記載内容や資料レイアウトまでレビューする 細かな表現や作り方までこまごまと指示する デキる部下なら1.だけ。経験の浅い部下の場合は3.まで、というように、対応の深さを変えるのです。\nそして最初は3.が必要だった部下に対して、様子をみながらレビューの深さを2.→1.と変えていき、段階的に「手放し」していきます。\nこうすることで、限られたレビュー時間で効率的・かつ相手にあったフィードバックを与えることができます。\n相手にあったフィードバックの重要性については、次の記事でも解説しています。\n参考: 部下への指示の仕方についての個人的な最適解\n自分の生産性を高める # レビューに2時間確保したので、自分は2時間残業……\nではさすがに芸がありません。\nそこは自分も工夫して、残された6時間で8時間分の仕事をこなしましょう。生産性を高めるんです。\n手前味噌ですが、ぼくがやって効果的だった方法を下記書籍にまとめています。\n参考: 外資系コンサルは「無理難題」をこう解決します。「最高の生産性」を生み出す仕事術\n部下の昇進を自分のKPIにしてはどうか # 社内に話を限定すると、部下が育った先にあるのは部下の昇進です。\nつまり、部下が自分のかわりを務められるようにすることが、部下の育成の行き着く先といえます。\nするとどうなるか。自分も1つ上の立場になる必要が出てきます。玉突きで昇進するのです。\nこれ、お互いハッピーですよね。\nこの状態を作るために、まずは部下を育て昇進させることを自分のKPIとするといいのではないでしょうか。\n参考: 出世する人が満たしている3つの条件と、15の行動様式\nまとめ：「人財」と思うなら、大事に育てよう # 人材育成は、「企業のため」という意味では、企業の競争力を底上げする長くて大事な取り組みです。\n同時に、「社員のため」という意味では、一人ひとりのキャリア形成を助け、「仕事人」としての成長を助ける活動とも言えます。\n目の前の締め切りに追われ、部下に目をかけられない。企業のルールの関係で、育成に積極的に取り組めない。\nこのような状態にあっても、目の前で必死こいて動いてくれているかわいい部下たちのため、上司である自分が少し工夫して生産性をあげることで、部下に手をかけられる状態を作ってあげる。\nそうすれば、企業も自分も部下たちも、みんながハッピーになれるのではないでしょうか。\n","date":"2017年12月15日","externalUrl":null,"permalink":"/makitori-culture/","section":"","summary":"","title":"部下が育たない「巻取り文化」が正当化されてしまういくつかの要因","type":"posts"},{"content":"仕事のスピード感を落とす「組織のサイロ化」は、経営レベルで取り組むべき課題です。\nしかし、企業の中には組織はおろか、社員のメンタルまでサイロ化が進んでいることもしばしば。\nでは、どうすればいいのか？\nそこで今回は、組織のサイロ化とうまくつきあう＝悪影響を最小化するために、ぼくが個人的にやっていることを4つ共有します。\nサイロ化した組織のせいで仕事スピードが落ちて嫌気がさしている方の参考になればと思います。\n組織サイロ化問題の悪影響とその原因 # 組織のサイロ化による悪影響を一言でいうと、連携スピードの欠如です。\n仕事は「判断」「連携」「作業」の3つの要素で構成されているのですが、組織のサイロ化は「連携」に重篤な影響をおよぼします。\n判断：意思決定 連携：関係者コミュニケーション 作業：各人が一人で行うタスク 具体的にどう悪影響をおよぼすか、その原因とともにひもといていきます。\n1) 決裁権限者の時間が取れない # サイロ化された組織において組織またぎの意思決定ができるのは、それら組織を統括する人です。\nたとえば営業本部の下に営業1部、2部、3部があるとしたら、1～3部横断の課題に決裁を下すのは、営業本部です。\n営業1～3部の部長から営業本部長にエスカレーションがいき、営業本部長が判断をする、という流れになるでしょう。\nここでボトルネックになるのが、上の人のスケジュールです。\n上の人は責任範囲が広いぶん忙しいため、なかなか時間を確保できません。「次回相談タイミングは1週間後」などザラです。\n結果、組織横断の課題にタイムリーな判断を下すことが難しくなっていきます。\n2) 「合議制」に陥りやすくなる # すると、なにが起こるか。\n営業1～3部の部長陣は「本部長レビューを一発で通そう」とするんです。\nしかしサイロ化された組織の長は、1つ上の視点で判断できません。自分の職掌ではないからです。\nとなると、できることは1つ。**関係者全員が合意したことを決定事項とする「合議制」**です。\n今回の営業1～3部の場合、3部長の総意をとりまとめてから、営業本部長に上程する、という段取りになるでしょう。\nしかし、いくら合議したとしても、出てくるのは1つ上の目線がすっぽ抜けた単なる意見にすぎません。本部長の意思1つでひっくり返ることも十分に考えられます。\nすると「1週間後に再チャレンジ」のように判断が遅れてしまうことになるのです。\n3) スケジュール調整で時間が食われる # 営業1～3部の部長陣が合議するとなると、大変なのがスケジュールの調整です。\n関係者が増えれば増えるほど、全員が都合のつくスロットは限られていきます。\n各自のスケジュールの空きが、ボトルネックになってしまうのです。\n合議する時間がそもそも取れないとなると、本部長に総意を伝える以前の問題でしょう。\nそうして**「管理のための管理」「調整のための調整」**がはびこり、仕事の質もスピードもどんどん落ちていきます……\n参考: 管理のための管理のための管理…管理で消耗し続ける大企業病の悪循環\n組織のサイロ化とのつきあい方 # では、これらの悪影響をおさえるため、どう上手につきあえばいいのでしょうか？\nぼくがこれまでやってきた範囲で「効いたかも？」と感じた、4つのポイントを共有します。\n1) 先手で段取りを設計しきる # 先3ヶ月くらいまでのコミュニケーション段取りをすべて最初に作りきります。\nなぜなら、スケジュールは近いところから埋まっていくからです。\n逆にいうと、遠いところなら調整がつきやすいので、先々まで読みきって一気にスケジュールをおさえにかかります。\nいつ、誰と、何を相談し、何を決めるのか。プロジェクトのゴールから逆算して、あらかじめ時間を確保しておくのです。\n実際、決めることが主眼の戦略系プロジェクトでは、3ヶ月くらいのスパンであれば、会議各回のアジェンダ・決定事項・持参資料や想定参加者まで作り切っておきます。\n2) 想定外のとき用の相談時間を確保する # 仕事はすべて想定どおりに進まないことがほとんどです。\nそこで会議の日程設計に、想定外の場合の相談時間を組み込みます。方法は2つあります。\n会議を早く終わらせ、余り時間で相談する 会議と別に、相談用のスロットを確保する よほどのことがない限り、「1.余り時間で相談」を推奨します。議題の討議をささっと済ませ、余った時間で想定外の相談をする形です。純粋な時短なので、こちらのほうが相手も自分もハッピーでしょう。\nそのために、会議でなにをどう議論して決めるのか、事前に設計しておくことが重要です。詳しくは下記記事「会議の極意」でも解説しています。\n参考: 議事録を会議前に書き終える？元MENSAの敏腕コンサルに学ぶ会議の極意\n3) 草の根的な「雑談」を続ける # 組織がサイロ化すると、次にサイロ化するのは人間です。\n社員一人ひとりにまで「部門の壁」が染みこみ、担当者間コニュニケーションができなくなってしまうのです。\n結果、**あらゆる部門間コミュニケーションが「部長経由」**になってしまいます。\nもちろん、部長レベルでの合意が必要な事項ならかまわないのですが、担当者間で話せば済むことすら「部長を通す」となるのは問題でしょう。\n部長のスケジュールがさらなるボトルネックになってしまい、仕事スピードがさらに失わてしまうからです。\n最終的な合意など、公式なコミュニケーションは部長間で 事前調整や確認など、非公式なコミュニケーションは担当者間で このような状態を保つには、担当者レベルなら気軽に話ができるよう、少なくとも個人対個人のレベルで「部門の壁」を和らげておく必要があります。\n挨拶したり、折にふれて雑談をふっかけるのは良い手段でしょう。\n参考: 組織の風通しや生産性を地味に底上げする「朝の挨拶」を導入してみた結果\n4) 役割分担を再定義する # そもそもの役割分担（職掌）を再定義することも有効ではあります。\n組織がサイロ化する原因は、組織構成と役割分担が密結合していることです。この密結合をほどく新しい役割分担を与えることで、役割を再定義します。\nたとえば「プロジェクトチーム」や「タスクフォース」と呼ばれるものは好例でしょう。（立ち上げは結構骨が折れますが……）\nここで重要なのが、横串組織に少し大きめの「錦の御旗」を与えることです。\nサイロ化された組織における「部門の壁」は思う以上に厚いもの。壁を超えて動きまわる横串組織への風当たりは当然、強くなります。\nすると、せっかく作った横串組織なのに、現場の抵抗勢力に萎縮して動きが鈍ってしまい、役割を果たせなくなってしまうのです。\nこれを避けるには**、横串組織に「オレらは自由に動いていいんだ」と言い切れるネタ**を与えます。これが「錦の御旗」というわけです。\nたとえば「社長直下で動いている」「全社改革の筆頭、最優先の取り組みである」など、なんでもいいです。\n役員レベルや社長など、立場が上の人から高らかに宣言してもらうと、より効果が高いでしょう。\n参考: 上司を動かす！仕事の生産性を高める「ツール」として上司を使い倒そう\n「アメーバ型組織」は事業会社では無理？ # 縦割りサイロ化組織を見るたびに頭をよぎるのが、「社内人材市場」「プロジェクト型組織」という言葉です。\n社内の人材（スキル）が市場のような形でゆるく管理されている ビジネス要請でプロジェクトが立ち上がると、そこに人が集まる ゴールを達成したら、各人は社内人材市場に散っていく こうして人材が離散集合しながら、アメーバのように伸び縮みしながらビジネスを動かしていく……\nこのように液体のように形を変え続ける「アメーバ型組織」ができれば、縦割り組織やサイロ化の問題は一気に解消されうるのになあ、と。\nクリエイティブ製作会社やコンサル企業、SIerではできて当たり前の動きかたなのですが、「運用」の側面が強い事業会社では難しいのでしょうか。\nまとめ：サイロ化は経営レベルの課題 # 組織のサイロ化による悪影響とうまくつきある個人的な4つのコツをまとめると、以下の通りです。\n先手で段取りを設計しきる 想定外のとき用の相談時間を確保する 草の根的な「雑談」を続ける 役割分担の見直しを迫る これらはあくまで「個人のレベル」でできることですが、そもそも組織のサイロ化は経営レベルで取り組むべき課題です。\n実際、ぼくの所属するコンサルティングファームでは、定期的に行われる「組織健康度チェック」アンケートにおいて、質問トップに「組織はサイロ化していないか？」が出てきます。\n組織のサイロ化がどれだけ会社のビジネスパフォーマンスに悪影響をおよぼすか、経営陣が痛いほど理解している証拠でしょう。\nそんな会社にいるぶん、クライアント企業が「組織のサイロ化」でスピード感が失われているさまを見ると、もったいないなあと感じるのです……\nみなさまの会社はいかがでしょうか？\n","date":"2017年12月14日","externalUrl":null,"permalink":"/silo-organization-tips/","section":"","summary":"","title":"組織のサイロ化とうまくつきあうために、個人的にやっている4つの方法","type":"posts"},{"content":"アイツは出世しているのに、なぜ自分は昇進できないのか？\n「アイツ」が出世できた理由は、本人の性格や特徴、上司との相性などでは決してありません。\n違うのはただ一つ、動き方です。\n今回は、理不尽や不公平感に納得できない人、次こそ出世・昇進を決めたい人に向けて、ぼくの知り得た**「アイツ」が出世できた理由**を「3つの条件＋15の行動様式」として紹介します。\n条件1. 仕事の動き方の基礎を愚直に守る # 出世する人は、以下に紹介する仕事の動き方の基礎を愚直に実行しています。\nマインドができ上がっている、と言いかえてもいいかもしれません。\n5つのポイントを紹介します。\n1) 目的指向である # 出世する人は、目的指向で動きます。\n自分の一挙手一投足はビジネス目的の達成のためであり、だからこそ、「目的達成のために、今なにをするべきか」を常に問うているのです。\n気分にかまけた考えなしの行動が目的達成をはばむなら、自らを律します。\n喉まで出かかっている言い訳や言い逃れを飲み込みます。\n正論を言いたくても、目的達成に貢献しないなら、無理に振りかざしません。\nミスや不利な状況を嘆く時間は最小限に、すぐ未来に視点を移し、今どう動くべきかを考えます。\n2) 仮説検証・提案型で動く # 出世する人は、仮説検証・提案型の動き方をしています。\n正しい動き方が見えづらい困難な局面でも、限られた情報から勝ち筋の濃い仮説を立て、それを検証するのです。\n仮説の検証に足りない情報があれば、自ら探しにかかります。\nこうして、ただの指示待ちでなく「次はこうしたい（こうすべき）」を常に頭の中に置くのです。\nだからこそ、上司に対しても「次はこうしましょう」と提案する動き方ができています。\n3) 人の時間の価値を知っている # 出世する人は、人の時間に対するコスト意識をもっています。\n日々の行動や進捗を上司に都度報告するのは、仮に自分のやっていることがズレていた場合の時間ロスを最小限におさえるためです。\nメールや電話のレスが早いのは、待たせる＝相手の時間（資源）を奪うことだと理解しているからです。\n会議の時間や人数を最小限のおさえようとするのは、水ぶくれした会議はコストの垂れ流しにすぎないことを知っているからです。\n人の時間の価値を知ることは、後述する「チームの成果へのコミット」の基礎をなすマインドでもあります。\n参考: あまりに簡単すぎて誰もやらない「アウトプットにかけるコスト」の計算\n4) 誠実に、勇気を持って、正しいことを言う # 出世する人は、誠実かつ勇気をもって、正しいことを言います。\n社内政治にまみれてビジネスゴールが遠のくような意見を上司が通そうとしていたとしたら、正直に諌めます。\n周りの目に気を使うあまり正しい意見を封じてしまうのは悪だと知っています。\nビジネスゴールの達成に資する意見を持っているなら、上司にも同僚にも萎縮せず、勇気をもって話すのです。\n5) ルールやマナーの重要性を知る # もちろん、基本的なビジネスマナーやルールはきちんと守ります。\nあいさつをする、時間を守る、期限に遅れない。\nこういった細かな部分から信頼が積み重なることを、出世する人ほど理解しています。\n条件2. 個人の成果にコミットし、上司に楽をさせる # 出世する人は、個人としての成果にコミットしています。\n成果達成になにが必要か識別し、足りないものを調達したうえで、最後までやりぬくのです。\n加えて上司の視点を先取りすることで、上司に口出しさせない動き方をしています。\nここでも、5つのポイントがあります。\n6) 仕事の全体像を捉える # 出世する人は、仕事の全体像を捉えています。\n仕事の全体像を構成するのは次の2点です。\n「仕事の骨格」：目的（Why）、成果（What）、手段（How）からなるピラミッド 「全体計画」：上記を時間軸にプロットしたもの 仕事の全体像は、個人個人の担当する仕事の「背景」や「文脈」、「前提事項」とも呼べるものです。\nこれらを踏まえずに目の前の作業だけをこなすことの危険性を、出世する人は深く理解しています。\n参考: 「全ての仕事には意味がある」の本当の意味\n7) 仕事の構造と自分の責任範囲を掌握する # 出世する人は、自分の仕事の構造と責任範囲を掌握しています。\n自分がいったい、なにをいつまでに作るか、どう作るか。仕事の全体像のなかでどのような役割を担うのか。誰からインプットをもらい、誰へアウトプットするのか。自分がミスをしたら誰に、どのような影響が及ぶのか。\n出世する人は、大きな仕事の流れの中で自分が果たすべき役割と、その果たし方を把握したうえで、仕事に臨んでいます。\n8) 自分の能力とリソースの限界を知る # 出世する人は、自分だけでは役割を完遂できないことを知っています。\n能力や自己評価が低いわけではありません。\n自分の持つリソース（能力と時間）で、なにがどこまでできるのか、正しく認識しているにすぎません。\nだからこそ「なすべきことと、できることのギャップ」を識別でき、それをどう埋めるかを考えることができます。\n9) スキル・リソース調達の重要性を理解する # 出世する人は、必要なスキルやリソースを調達する重要性を理解しています。\n「なすべきことと、できることのギャップ」を埋めなければ、課された仕事は成し遂げられないからです。\n不足しているスキルを自ら学ぶことで、スキル面での不足を埋めることを厭いません。\n人手が足りなければ、人手を確保すべく上司にかけあい、メンバーの手を借りる算段を進めます。\n出世する人は、このような動き方を、指示されずにも主体的に行っているのです。\n10) 上司が自分の仕事に集中できる状態を作る # 出世する人は、こうして自分自身が自走することで、上司が上司の仕事に集中できる状態を作っています。\n上司の本来のミッションは、部下の能力では力不足な仕事の実行、部下がのびのびと仕事できる環境づくり（リスク管理を含む）、そして適時適切な判断の3点にあります。\n進捗の遅れた部下の仕事を巻き取ることや、部下のミスのリカバリは、部下が自分の役割を完遂できるなら発生しない「尻拭い」にすぎません。\nこの「尻拭い」をゼロにすることを、出世する人は強く意識しているのです。\n条件3. チームの成果へコミットし、上司を昇進させる # しかし、自分の成果にコミットすることで上司の「尻拭い」をゼロにすることは、出世の必要条件にすぎません。\n十分条件を満たすには、チームの成果へもコミットしなければならないこと、出世する人は理解しています。\nつまり、自分だけでなくチームの成果にもフォーカスし、チームの生産性を上げるという、上司のような動き方ができているのです。\nポイントは、5つあります。\n11) 視野を広く、視点を高く持つ # 出世する人は、視野が広く、視点を高く保っています。\n自分の仕事だけを見る視野狭窄に陥ることなく、上司の目でチーム全体を見るのです。\n場合によっては2つ上の視点、つまり「上司の上司」や「客の上司」の視点で考えることもあります。\nこうすることで、まるで観客がサッカーの試合を見るように、チーム全体の動きを捉えます。\n12) コミュニケーションを円滑にする # 出世する人は、コミュニケーションがいかにチームの生産性に影響するかを理解しています。\n一人で作業を行うなら、作業効率だけを追求する職人肌の一匹狼でもいいのかもしれません。\nしかしチーム全体の生産性を上げるには、メンバー同士の連携、つまりコミュニケーションの効率アップが欠かせないのです。\n互いに話しやすい雰囲気を作るだけでなく、コミュニケーションの段取りなどにも気を使います。\nチームの人間関係を円滑にするために飲み会を企画するのも、よくやる手です。\n参考: 仕事の飲み会は仕事効率化に効果的だから行ったほうがいい\n13) 適材適所を見極める # 出世する人は、チームメンバーの役割分担にも気を使います。\n適材適所がチーム全体の生産性アップに効くことを理解しているのです。\nたとえば下記のように、一人ひとりが得意。不得意にあわせた作業分担を提案したりします。\nコミュニケーションに長けた人には、難しめな調整ごとを頼む 一人作業で圧倒的な生産性を誇る人には、データ分析を頼む 加えて、価値の小さな雑務を上司から積極的に奪うことも適材適所の1つであると、出世する人は考えます。\n時間単価の高い上司には、上司にしかできない価値の高い仕事に集中してもらう。一方、上司より時間単価の低い自分は、相対的に価値の低い雑務を上司から引き取る。\nこうして費用対効果の高いチームを作ることで、チームの「コスパ」を上げていく動き方をするのです。\n14) 上司を動かす # 出世する人は、上司に動かされるのではなく、上司を動かします。\n上司のことを、チーム全体で抱える仕事を円滑に進める「ツール」だと思っているのです。\nたとえば、自分が言うより上司が言う方が通りやすいなら、上司に「言ってください」と依頼します。\nメンバーが直接、他部署のメンバーとやり取りするより、リーダークラスで合意したほうが進みが早いなら、上司に「合意取り付けてきてください」と言います。\nこのように、チーム全体の生産性を考えた結果「上司を動かす」が必要だとわかった場合、相手が上司であっても臆さず動かすのが、出世する人なのです。\n参考: 上司を動かす！仕事の生産性を高める「ツール」として上司を使い倒そう\n15) チームの成果を上げ、上司を昇進させる # こうしてチームのパフォーマンスが上がっていくと、早晩、上司は昇進を決めるでしょう。\nそのとき上司は、「コイツなら自分の持っていた役割を担える」と思える人を後釜に選びます。\nここで一番に目に入るのが、すでに上司と同じ視点でチームをマネージしている「出世する人」です。\nつまり出世する人は、上司を昇進させることで、自分の出世を決めているのです。\n注意点：会社の「出世の力学」に最適化しすぎない # もちろん、出世する人になるには、仕事がデキる・デキないに加えて、会社独自の「出世の力学」は無視できません。\n上司を最優先すれば出世しやすい、実績よりも自己アピールの上手さが評価される、かわいがられる部下ほど昇進が早い……など、さまざまなローカル力学があるのは事実です。\nしかし、「出世の力学」は社内でしか通用しない能力であることを忘れてはなりません。\n出世を目指すあまり、社内政治をはじめとした「出世の力学」の取り回しに終始してしまうと、いざ社外に放り出されたとき、ただの「使えない人」におちぶれます。\n会社に最適化しすぎないラインを保ち、環境変化に強い状態で上を目指しましょう。\n参考: 効率化しすぎる弊害とは？超えてはいけないラインの見極めかた\nまとめ：出世を決めるのは、行動である # 以上まとめると、出世する人は\n仕事の動き方の基礎を愚直に守っている 個人の成果にコミットし、上司に文句を言わせない チームの成果にコミットし、上司を昇進させる という動き方をしています。\n重要なのは、これらはあくまで「動き方」である点です。\nもしあなたが「出世する人」を指差して、本人の性格や特徴、上司との相性や外部環境などを理由に「アイツは特別だ、ラッキーだ」と言っているとしたら、それはただの言い訳にすぎません。\n出世する人は、あなたの見えない場所で、出世するに足る「動き方」を学び、実践し、習慣化することを通じ、自分を磨き続けてきた。それだけなのです。\nさて、あなたは「出世する人」になりたいでしょうか。\nそのために、なにをいつまでに身につけるべきでしょうか。\nそれに向かって、1ヶ月後、1週間後、1時間、そして1分後、どう行動しているべきでしょうか。\n本記事が、あなたの出世の一助となれば幸いです。\n","date":"2017年12月5日","externalUrl":null,"permalink":"/promotion-criteria/","section":"","summary":"","title":"出世する人が満たしている3つの条件と、15の行動様式","type":"posts"},{"content":"2017年12月14日に、初の著書『外資系コンサルは「無理難題」をこう解決します。「最高の生産性」を生み出す仕事術』（通称：無理難題）を、日本実業出版社から出版することとなりました。\n今回は、書籍の狙いや概要を紹介させていただくとともに、発刊に向けた思いを書かせていただきます。\n「無理難題」の狙い # 「無理難題」の狙いは、読者の方の「脱・負のスパイラル」をお手伝いすることです。\n負のスパイラルとは # 資料を書いても「ダメ、直せ」の連続 なにをどう言っても、相手に通じない 仕事のスピードが上がらず残業続きだ 「アイツはね……」と蔑む視線が痛い この連続で自己嫌悪に陥り、能率もスピード感も、そして意欲さえも失っていく。\nそして「仕事＝つまらない」と思えてきて、いっそう成果を出せず、自己嫌悪が加速する……\nこれが、「負のスパイラル」です。\nぼくも「負のスパイラル」にいた # 実をいうと、ぼく自身も若手時代、負のスパイラルのさなかにいました。\n「お勉強」ならできる典型的な「オリコウサン」だった当時のぼく。たまたま第一志望だったコンサルティング企業にすべり込めたものの、入社してからは失敗の連続でした。\n「お前は資料の印刷も満足にできないのか？」 「1時間の会議の議事録に5時間かかるなんて、前代未聞なんだが？」 「この資料、本当に考えて作ったの？1秒でダメってわかるけど、脳みそ腐ってるの？」 参考:クラッシャー上司に受けたパワハラ暴言系クソレビューコメント10選 Up or Out（昇進できなきゃ辞めていけ）の文化が根強かった当時、あまりに価値が出せないノーバリューコンサルタントだったぼくは、完全にOut側の人間だったのです。\n正のスパイラルに乗れたきっかけ # しかし、ある言葉に出会ったことがきっかけで、ぼくは正のスパイラルに乗ることができました。\nその言葉とは、「ベストプラクティスを愚直に実行せよ」です。\nベストプラクティスとは、先人が効果を立証している「仕事の型」にあたるもの。本来なら、仕事をする前にまず学ぶべきものです。\nにもかかわらず、当時のぼくはベストプラクティスを軽視していました。\n「お勉強」での成功で身につけた変なプライドに縛られ、「自分のやり方」に固執していたのです。\nこれが、長くてつらい負のスパイラルから抜けられなかった、最大の理由でした。\nベストプラクティスが自信をくれた # そこで、ぼくは過去の自分を清算することにしたんです。\n仕事では役に立たない「お勉強」の成功体験を全部ゴミ箱にブチ込み、自分をゼロクリアしました。\nそうしてできた真っ白なキャンパスに、先人の教えであるベストプラクティスを一つひとつ、置いていったのです。\n愚直に学び、ただただ実践する。あたりまえのことを、バカになって、ちゃんとやる。\nするとどうでしょう。おもしろいほど仕事がうまくいくんです。\nそれをきっかけに、「自分はできるんだ」という自己認識が育ち、それが自信につながり、意欲が復活していきました。\nそうしてぼくは、負のスパイラルから脱却し、正のスパイラルに乗ることができたのでした。\n「脱・負のスパイラル」をお手伝いしたい # 仕事がつまらない、苦しい、やりたくない……\n日々そう感じながら苦しむすべてのビジネスパーソン、特に若手の人の辛さを、ぼくは痛いほどわかります。\nだからこそ、自分の過去の経験をシェアすることで、一人でも多く正のスパイラルに乗るお手伝いをしたい。\nこれが「無理難題」のゴールです。\n「無理難題」のストーリー # 「無理難題」は、ぼくが学んできたベストプラクティスの中から、若手ビジネスパーソンの役割と関連する5つのトピックについて、43個の仕事のコツを紹介しています。\n親しみをもって読んでいただけるよう、ストーリーに乗せて、仕事のコツを紹介する構成にしました。\nここでは、紙面の都合で本書に書ききれなかったプロローグ部分をご紹介します。\n女性向け高級アパレルブランド「PARA」を擁する日本企業、KSJ社。\n管理部門を取りしきる役員である浅野専務は、社長の鶴の一声で決まったPARAブランドのグローバル展開に頭を悩ませています。\n浅野専務\n「いきなりグローバル展開しろと言われてもなあ」\n「心配事はいろいろあるが、特に10年以上も動いてる顧客管理システムが心配だが……」\n「そういえば最近、『ヨンヨン』とかいう『くらうどさーびす』な顧客管理が有名だと聞いたな」\n「コロニー社の橋本さんに聞いてみるか」\nコロニー社は、KSJ社と長いつきあいのあるIT企業。\n浅野専務は、コロニー社に新設されたIT戦略部の橋本部長に電話で相談を持ちかけます。\n橋本部長\n「はい橋本です。あ、浅野専務！お世話になっております～。どうかなさいましたか？」\n「……なるほど、『ヨンヨン』のクラウドサービスにご興味をお持ちなんですね」\n「……はい……はい……承知しました。急ぎ調査してお持ちしますね」\n「（やった！これは新しい案件につながる予感……！）」\nIT戦略部を単体黒字にするべく、案件の獲得にひた走っていた橋本部長にとって、浅野専務の相談は願ってもいないチャンスです。\nさっそく浅野専務からの『ヨンヨン』のクラウドサービスについての調査依頼を、現場リーダーである阿部先輩に伝えたのですが……\n阿部先輩\n「えーと、さっき橋本さんから話があったんだけどな」\n「KSJの浅野専務が、『ヨンヨン』サービスの導入事例を知りたいんだと」\n「で、3日後の夕方にまた会うらしいから、それまでに資料を作っておいてくれと」\n「というわけで、泉くんに君島さん、元気いっぱい夢いっぱいがんばろうか！」\n泉くん\n「ちょちょちょ、ちょっと待ってください！」\n「前回、同じような調査したとき、どのくらいかかったか覚えてます！？」\n「報告資料の最終提出まで10日はかかったんですよ！？」\n「それをどうやって3日で終わらせろっていうんですか！」\n君島さん\n「えーっとー、単純計算で3倍速ってことですよね？」\n「ちょっと、ありえないくらいキビシイ期限かなーって思うんですけどー」\n「もしかして、阿部先輩ってー……」\n「バカなんですか？」\n阿部先輩\n「あんたら、好き勝手言ってくれるねえ」\n「でもオレは勝ちスジの見えない仕事は断るタイプなの」\n「つまりッ！キミたちの仕事を3倍速にするのはッ！難しくないッ！」\n「ということで、元気いっぱい夢いっぱい、この無理難題をやっつけてみよう！」\n「（マジで言ってんのこの人……）」\nプロローグはここまでです。\nこのあとも\n「超絶気難しい例の部長と会議してきて！話せるのは5分だけだけど！」 「メールを闇に葬るので有名なあの人から、当日中に返信もらって！」 「部長レビューに向けて、クライントから一発OKもらえる資料を作って！」 「今日の役員会議出られなくなったから、かわりに仕切っておいて！」 など、次々と現場メンバーに「無理難題」が降りかかります。\n阿部先輩、泉くん、そして君島さんの3人は、これら無茶ぶりをどうやって切り抜けていくのでしょうか……？\n「無理難題」の目次 # 第一章：「仕事の速さを3倍に上げようか」……段取り 「すぐ手を動かしてはダメ？」……仕事の設計 「作業効率に頼ってはいけない？」……作業の設計 「なぜ作業は行き詰まるのか？」……作業効率 コラム：「無理難題」の根本原因は？ 第二章：「30秒以内で簡潔に説明してくれる？」……伝え方 「聞く耳を持たせるには？」……話の入り方 「横道にそれるのはなぜ？」……話の進め方 「理屈だけでは伝わらない？」……深く伝える 「用が済んだらバイバイじゃダメ？」……話後感 コラム：「トイレは真ん中を使え」？ 第三章：「え、そんなメール見てないよ」……メール術 「メールは基本、読まれない？」……読み手目線 「メールに頼らずメールする？」……人とパワーバランス コラム：メールは時代遅れのツール？ 第四章：「クライアントから一発OKをもらって」……資料作成術 「資料は紙とペンで書く？」……資料の骨子 「ハズレ資料を作らないためには？」……レビューと手戻り 「響く資料を作るには？」……資料の磨き方 コラム：「考える前」に考える 第五章：「今後の会議の仕切り役、任せるよ」……会議運営術 「議事録は会議前に書く？」……会議設計と準備 「負け会議とはなにか？」……会議運営 「会議後に雑談する意味って？」……会議のアウトプット 「無理難題」発刊に向けて # 「無理難題」の執筆は、2017年4月17日、ブログの問い合わせ経由で入った一通のメールがきっかけで始まりました。\n「書籍出版企画のご相談」\nNAEさま\nはじめまして。突然のメールで失礼いたします。 日本実業出版社にて、ビジネス書の企画・編集をしております、○○と申します。\nNAEさまのブログを拝見し、 当社からの書籍発行（弊社からご印税をお支払いする商業出版）について、 ご相談にのっていただきたく、ご連絡させていただきました。\nNAEさまのブログ記事は、 現場の最前線でコンサルタントとしてご活躍されているからこその内容であり、 ほかのコンサルタントの方とも一味ちがう内容だとお見受けしました。\nぜひ、NAEさまのコンサルタントとしての知見を１冊の本にまとめるお手伝いをし、 思うように結果が出ずに悩んでいるビジネスパーソンを応援できればと考えております。\nご多忙のこととは重々承知しておりますが、 まずは執筆へのご興味の有無だけでも、お知らせいただければ幸いです。\nビックリしました。\n本を書くなんて、人生で一度も考えたことがなかったからです。\nそれも、自分自身まだまだ発展途上である仕事術がトピックです。\n本当にどういう顔をすればいいかわかりませんでした。\nX（旧Twitter）でのポスト by @naenotenet 葛藤しました。\n書くべきか、書かざるべきか。\nしかし、もしかしたらこれを逃したら次はないかもしれないという思いと、「やってみたい」という好奇心に負けて、執筆に踏み切りました。\nそれから8ヶ月、編集担当の方と二人三脚で執筆を続けてきました。\nどのようなコンセプトにするか？ 伝えたいメッセージはなにか？ どういう構成なら読者に優しいか？ 伝わりやすい表現や言い回しは？ 挿絵のトーンはどうするのか？ 紙面におさめるため削れる文字はないか？ 企画から執筆完了まで、やりとりしたメールの数は約200通、送受信したファイルは100個以上、紙での原稿のやりとりを3往復、そして対面での打ち合わせが3回。\n書籍執筆が初めてのぼくに、担当の方は辛抱強く、最後までつきあってくれました。\n「無理難題」は、編集の方の懇切丁寧なフィードバックとガイドがなければ、書ききれなかった作品です。\n本当に、頭が上がりません。\n感謝の気持ちを「おわりに」に書いて原稿をお出ししたところ、\nあとがきの謝辞、ありがとうございます。 お気持ちだけありがたく頂戴します。\nということでしたので、ここでお礼を言わせてください。\n本当にありがとうございました！！！！\nまとめ：「無理難題」があなたのお役に立ちますように # 以上、初の著書『外資系コンサルは「無理難題」をこう解決します。「最高の生産性」を生み出す仕事術』（通称：無理難題）のご案内・ご紹介をさせていただきました。\nビジネススキルの研鑽に励む20代の若手の方のみならず、彼ら・彼女らを指導する立場にある方にもお役に立てていただければ幸いです。\nどうぞよろしくお願いいたします。\n外資系コンサルは「無理難題」をこう解決します。 「最高の生産性」を生み出す仕事術\n","date":"2017年12月1日","externalUrl":null,"permalink":"/murinandai/","section":"","summary":"","title":"初の著書「無理難題」が、日本実業出版社から出版されます","type":"posts"},{"content":"「部下である自分の仕事は、上司の指示をこなすことだ」\n「上司の指示に対し、期待をこえる成果を出すことが自分のミッションだ」\n若手社員のひとはこう考えがちですが、これはとてももったいないと思います。\nなぜなら、おそらく仕事の楽しさが頭打ちになっているはずだから。\n仕事の楽しさをもう1ランクアップするには、逆に上司に指示し、ツールとして使うスタンスを身につける必要があります。\n……というわけで今回のテーマは「上司を動かす」です。\n上司を動かすべき理由 # 「上司を動かす」スタンスを覚え、使えるようになるべき理由は、仕事の自由度が一気に広がるからです。\n仕事では「何を言うか」より「誰が言うか」 # 仕事においては、残念ながら「何を言うか」より「誰が言うか」がモノを言います。\nいくら自分が良いことを言ったとしても、「部下であるあなた」が言う限り、通るものも通らないのです。\n参考: 誰が言うかと何を言うかのどちらが重要か？\n上司の「立場や権限」を利用できる # そこで上司の立場や権限を利用します。自分からでなく、上司から言ってもらうのです。\nすると、たとえば\n自分からは言いづらい、大きめの課題 部署をまたがりの、むずかしめな調整ごと 一発で決めたいコミュニケーション など、自分が言うと波紋を呼びそう、もしくは自分が言っても通りづらいものごとを、スルっと進められるようになります。\n上司を動かす、2つの方法 # では、どうやって上司を動かすのでしょうか。\nやり方は2つあります。\n部下としてお願いする 上から目線で指示する 1.部下として「お願い」する # 通常、「上司を動かす」というと「1.部下としてお願いする」ことを指します。\n上司の立場や権限が必要なシーンを見極めたうえで、その都度、「○○していただけませんか？」と上司にお願いします。\n「○○部との会議、出席していただけませんか？」 「○○の件、××（上司）さんから一言そえていただけませんか？」 このように、下から目線で上司にご登場を依頼する形なので、話は通りやすいですし、上司も動いてくれやすいでしょう。\nただし「お願いごと」にすぎないため、どうしても自分が小さな存在であると感じてしまうのがデメリットです。\n2.上から目線で「指示」する # そこでもう1つの方法、「2.上から目線で指示する」の出番です。\n上司に対して「あなたがやるべきはコレ。だからこう動いてください」と言いきります。\n「○○部との会議、××（上司）さんの役割はコレなので、ここで△△と言ってください」 「○○の件、××（上司）さんが公式な場で△△と言わないと決まらないので、話を振ったら言ってください」 これはいわゆる突き上げにあたるものですので、やるには少し勇気がいるでしょう。\nしかし「上司に指示」ができると、「自分がすべてをコントロールしてる感」が一気に高まります。\nすると自由に仕事をしている開放感で、仕事が楽しく思えてくるのです。\nしたがって、仕事をもっと楽しくしたいなら、「2.上から目線で指示する」がベストです。\n上司に指示を飛ばすのに必要な前提 # とはいえ相手は上司。指示するには、一定の前提が必要です。\n仕事の全体像を捉えていること 上司の立ち位置を責任範囲を理解していること 1.仕事の全体像を捉える # 前提として、仕事の全体像を捉えることが必要です。\n自分の仕事は会社の大きな流れの一部です。\n流れの向きや目指すゴールを把握しないまま上司に指示しても、「的外れ」とはねつけられるでしょう。\n仕事の骨格、つまりWHY/WHATのピラミッド構造は、前提として捉えておくべきなのです。（本件、下記記事でも触れています）\n参考: 「そもそも論」を有効に使うコツと注意点\n2.上司の立ち位置と責任範囲を理解する # 次に、その「仕事の骨格」における、上司の立ち位置＝責任範囲を理解します。\n上司が何をどこまで決める権限を持っているのか、明らかにするのです。\nすると、上司の「使える範囲」を導き出すことができます。\n動かされる側の上司はどう思うか # と、ここまで部下側の観点でお話してきました。\nでは動かされる側の上司は、どう思うのでしょうか。\nこれは人によると思うのですが、特に悪くは思わないが大半ではないかなと思います。\nなぜなら、部下が気持ちよく仕事に打ち込める環境を作ることが、上司の役割だからです。\nのびのびと自由度高く仕事するために「××（上司）さんにコレをやってほしい」と上申してくることほど、上司として楽と思うことはないでしょう。\nつまり上司も、部下からの提案（指示）を待っているんです。\n部下だからといって遠慮しすぎることなく、上司にどう動いてほしいか、指示してみてはいかがでしょうか。\nまとめ：上司は「ツール」である # 以上、**「上司は自分の仕事をスムーズに進めるためにツールとして使い倒せ」**というお話でした。\nぼくの場合、\n部下には自由に動いてもらう 動きにくいor迷ったと聞くとき、相談と称して「こうしてくれ」と言ってもらう 方針を示して、部下に引き続き動いてもらう という立ち回り方をはじめてから、ぼくもチームもこれまで以上に動きやすくなる、良い循環が生まれました。\n部下の立場の方は、ぜひ高い目線を持って、上司に指示するスタンスを試してみてください。\n参考: 部下が上司の言うことを聞くときに作用する3つのパワー\n","date":"2017年11月29日","externalUrl":null,"permalink":"/control-supervisor/","section":"","summary":"","title":"上司を動かす！仕事の生産性を高める「ツール」として上司を使い倒そう","type":"posts"},{"content":"「NAEの仕事効率化ノート」にお越しいただき、ありがとうございます。\n本ページでは、当ブログの狙いと、管理人NAEのプロフィールを紹介させていただきます。\nNAEの仕事効率化ノートについて # 「NAEの仕事効率化ノート」は、IT戦略系のコンサルタントとして働く管理人が、日々の仕事で得た「効率化の気づき」を書きとめるノートです。\n自分だけの方法論として手帳に書き残すより、Webに公開したほうが誰かの役に立つだろうと思いたち、2016年2月から不定期更新しています。\n仕事を効率化するため必要な、あらゆるトピックがこのブログで扱うテーマです。\nたとえば、\n生産的なメモのとり方 スキルをすばやく身につけるコツ 腐ったマインドに喝をいれる本 などの王道の話題から、\n集中力をさまたげる「ヒゲを抜く癖」の直し方 第一印象を守るための、痛くない鼻毛脱毛のコツ Twitterを使って思考の筋トレをやる方法 といったスピンオフ話まで、幅広く扱っています。\n興味のある・お役に立てる記事があれば幸いです。\nNAEのプロフィール # 外資系IT戦略コンサルタント、管理職。\n1980年代生まれ。大学・大学院で情報工学を学んだのち、外資系コンサルティング企業に就職。\n「ITを軸とした企業変革の旗振り役」として、\n全社ITビジョンおよび戦略策定 エンタープライズ・アーキテクチャ検討 M\u0026amp;Aを含む大規模システム導入・統合計画策定 ITコスト削減（投資抑制・経費削減） IT組織運営アドバイザリ システム運用プロセス最適化 など、超上流から下流まで多数のプロジェクトに従事。\nまた「テクノロジーの目利き」として、ITの進化がビジネスにおよぼす影響や今後のあり方を見通す社内活動に5年以上参画。社内外の研修で講師を務める。\n清く・正しく・泥臭い、地に足ついたコンサルティングを得意とする一方、「こうした方が早くない？」が口癖の効率化マニアでもある。\n2017年12月に、著書『外資系コンサルは「無理難題」をこう解決します。「最高の生産性」を生み出す仕事術（日本実業出版社）』を上梓。\n……という、少し堅苦しいのが公式プロフィールです。\n平たく言うと\n極度の面倒くさがりやなので、「いかに楽するか」に全振り 熱しやすく冷めやすいので、「変化の波をサーフィン」が大好物 その中でも一貫しているのが、ITやテクノロジーが好きな点 というわけで、IT戦略のコンサルティングをずっとやってきています。\nどうぞよろしくお願いします。\nメディア掲載実績 # インタビュー # 新R25：仕事が3倍速く終わる!? 難しそうな\u0026quot;コンサルの思考法\u0026quot;使えるとこだけ簡単に教えて！ 太田あや著：外資系コンサルはなぜ、あえて「手書きノート」を使うのか？ @DIME：在宅勤務が疲れる原因は「ペルソナ」が混ざりすぎるから!?生産性を上げるには切り替えの回数を減らすこと 連載・寄稿 # 日本実業出版社（連載）：「時間の断捨離」最前線 東洋経済オンライン：｢会議で沈黙する人｣に決定的に足りない視点 東洋経済オンライン：｢上司のダメ出し｣に全部対応するのは損だ お問い合わせ # X（旧Twitter）のDMよりお寄せください。@naework\n","date":"2017年11月26日","externalUrl":null,"permalink":"/about/","section":"","summary":"","title":"NAEの仕事効率化ノートと、管理人NAEについて","type":"page"},{"content":" Google Analytics # 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仕事の報酬とは何か 人間成長をめざして (PHP文庫)\nあなたは、何のために働くのですか?\nこんな問い掛けに、あなたならどのように答えるだろうか。 生活をしていくお金を稼ぐため。しかるべき地位に就きたいから。こんな答えが返ってきそうだ。\nしかし著者はいう。 「何のために働くのか」という、この問い掛けと、その答えにこそ、今後の長い人生を左右するような、大きな意味が込められていると。\n「そもそもなんで仕事なんかしなければいけいないの？」\nこんな「やる気が出ない」系の言い訳に対するアンサーブックがこちら。\n仕事の意義は「生活のため」「稼ぐため」と言われがちですが、著者の田坂広志さんはこう喝破します。\n「仕事の報酬とは何か」をとられると、しばしば、我々は「給料」や「収入」というものを頭に描いてしまう。 しかし、これらは、いずれも、「目に見える報酬」です。そして、我々は、いつも、「目に見えるもの」に目を奪われてしまう。\n仕事には、実は、「目に見えない報酬」がある。\n目に見えない報酬とは、「能力」「仕事」「成長」の3つだと彼は説きます。\n能力……仕事を通じて得られるスキル 仕事……スキルをさらに伸ばす、より大きな仕事 成長……能力・能力を高めるなかでの、人間的成長 仕事の報酬は仕事だ、圧倒的成長、なんて言うと「社畜！ブラック！」と言われそうです。\nたしかに、この本が出版されたのは2008年。働き方改革が声高にさけばれる前のこと。オラついた仕事論が普通だった時代です。\nかといって彼の言うことが、すべて間違っているわけではありません。\nむしろ仕事を意欲的にこなしていくため、必要なマインドが散りばめられています。\nこの本も先ほどの「脳と気持ちの整理術」と同じく、ずっとぼくの本棚に置いてあります。\n表紙には「仕事の意義を見失ったときに読め」と書いてあります。もちろん、油性マジックで。\n詳細はこちら\n[「仕事の報酬とは何か」のレビューをAmazonで見てみる](http://amzn.to/2iqJOZs) 原因3：やること自体がつまらない→「あたりまえのことをバカになってちゃんとやる」 # あたりまえのことをバカになってちゃんとやる (サンマーク文庫 こ 2-1)\n日々のルーティンワーク、雑用に見える仕事、頼まれごと、「小さな仕事」に見えがちなそれらに、どう取り組んでいますか?\nどんなに小さく、些細な仕事に見えようとも、「ごくごくあたりまえのこと」にバカになってちゃんと取り組むことで、これまで見えなかったものが見えるようになり、気づけなかったことに気づけるようになる。 本書は、ベストセラー連発の人気の経営コンサルタントが「一番書きたかったこと」をまとめた集大成。\n仕事をやるのはいいとして、やること自体がぜんぜん楽しくない。\nだから前向きになれっこないし、やる気なんて出ません。\n……という人に読んでほしいのがこの本。\nどんな雑用や小さな仕事でも**「ABCを忘れるな」**と、著者の小宮一慶さんは言います。\nA（あたりまえのことを） B（バカになって） C（ちゃんとやる） 仕事の価値の8割は、2割の労力により生み出されてると言われています。\nもし自分の仕事が明らかに8割の無駄でつまらないものでも、決して腐らず、ABCを実践することで見えてくる地平がある。\n本書は読者にそう語りかけます。\nこれをただの「オラついた精神論」と言うのは簡単です。\nしかし実際にABCをやってみたぼくの解釈は、**「8割の無駄に思える仕事は、実は2割の高付加価値な仕事を下支えしている」**です。\n8割にあたる雑用や間接業務の手を抜くと、2割側の足元が揺らぐことになるのです。\nもしあなたが「自分は8割側にいるな」と感じているなら、一度この本を読んでみてください。\n詳細はこちら\n[「あたりまえのことをバカになってちゃんとやる」のレビューをAmazonで見てみる](http://amzn.to/2ivMao8) 原因4：仕事を頑張るとか意味不明→「死ぬ気で働いたあとの世界を君は見たくないか！？」 # 死ぬ気で働いたあとの世界を君は見たくないか!?\n本書を読んで実践すれば、あなたも、真のプロフェッショナルになれる! 「死ぬ気で生きる」とは、「生き切る」と同義語だ。 成り行きで働いている人は、生き切れていない人だから、本当に死ぬときに「後悔する人生」で終わってしまう。\n厳しい営業として知られる生保業界にて、フルコミッション(完全歩合制)という働き方を選び、年収数千万以上の報酬を20年以上わたって勝ち取り続けてきた著者による、仕事と人生に対するメッセージブック\n仕事なんて定められたことを淡々とこなすものだ。\nそれ以上頑張るなんてアホだ。だからやる気なんてそもそも出さなくていい。\n……と、マインドが腐りかけている人にガツンと拳を食らわせる一冊がこちら。\n今回ご紹介する本の中で一番オラオラしています。\nなぜなら、\n私が若きビジネスパーソンだったときも、あなたと同じように仕事や人生で迷い、悩んできた その苦しみの迷路からぬけ出すきっかけになったのが、**「死ぬ気で働くこと」**だった\n死ぬ気で働いたからこそ、これまでにない「世界」が見えてきた\n……と、拒否反応を起こす人がいそうなことがゴリゴリ書いてあるからです。\nぼくも死ぬ気で働いた結果死んだ経験をした過去があるため、本書に諸手をあげて賛同するのは無理。\nしかし、だからといって、本書を全否定するのは早計です。\nなぜなら本書には、仕事を前向きにとらえるマインドが多く語られているから。\n目の前の”壁”に直面する勇気を持て 努力している自分に満足せず結果を求めろ 現状維持を捨てる決断を死ぬまで繰り返せ いずれも厳しい内容ばかりですが、本質を突いています。\n元気だし仕事の内容もチャレンジングな状態で、自分の尻を引っぱたく最後のひと押しがほしい人はどうぞ。\n詳細はこちら\n[「死ぬ気で働いたあとの世界を君は見たくないか!?」のレビューをAmazonで見てみる](http://amzn.to/2hHVbsc) 原因5：頑張りを認められてない→「自分は評価されていないと思ったら読む本」 # 自分は評価されていないと思ったら読む本\n「自分は会社から正当に評価されていない」 「どうせ自分の意見なんか聞いてもらえない」……\nそんな不安や不満に悩む人は多い。\n悩みを吹き飛ばすには、仕事への向き合い方、思考回路を変えること。 すべてのビジネスパーソンに捧げる、成功者へと変身する40の”仕事の哲学”。 本書は、「働く哲学」というテーマで行った、著者の高評判の講演のエッセンスを整理し、さらに深めたものである。\nいやいや、ちゃんと頑張ってるのに、まわりから認められないんです。\nだから「やっても無駄だ」って思えてきて、やる気が出ないんです。\n……と感じている人が読むべきが、この本。\n著者は、株式会社リンクアンドモチベーションの創業者である、小笹芳央さん。\n「モチベーションエンジニアリング」という概念を提唱する、モチベーションのプロです。\n彼は言います。\n世の中には「面白い仕事」と「つまらない仕事」があるわけではない 同じ仕事に対して「面白いと思える自分」と「つまらないとしか思えない自分」がいるだけなのです\n人生の選択は、「正解」より「覚悟」が大事である\n悩みはすべて**「やるか、やらないか」**だけである\n自分が評価されないと感じる状態を、まわりのせいにしている限り、道は開けない。\n「やる」と覚悟を決め、仕事を面白いと思える自分になることが、唯一の道である。\n思いっきり自分責任論で、100%自分責任説のど真ん中をつっぱしる内容です。\nしかし、ぼくの過去の経験上、この教えが実に効くんです。何回も読み返しています。おすすめ。\n詳細はこちら\n[「自分は評価されていないと思ったら読む本」のレビューをAmazonで見てみる](http://amzn.to/2ivWSuF) まずは「脳と気持ちの整理術」を読むべし # ご紹介した5冊の中で一番最初に読むべきは、**「脳と気持ちの整理術」**です。\nいくら考え方を変えようと、そもそもの出力が出なければ話になりません。\n元気がない状態で前向きになるなんて無理なんです。\nまずは元気になることから始めましょう。「脳と気持ちの整理術」には、その方法が書いてあります。\n古本であればAmazonで1円出品されているので、ぜひ手にとってみてください。\n脳と気持ちの整理術 意欲・実行・解決力を高める (生活人新書)\nまとめ：人の言葉を借りよう # 以上、仕事のやる気が出ないときに読みたいビジネス本を5冊ご紹介しました。\n「これなら自分にあうかな」と思ったものがあればぜひ手にとってぜひご一読くださいませ。\n人の言葉を借りて、前向きな自分を作っていきましょう。\n紹介した本の一覧\n「脳と気持ちの整理術」 「仕事の報酬とは何か」 「あたりまえのことをバカになってちゃんとやる」 「死ぬ気で働いたあとの世界を君は見たくないか!?」 「自分は評価されていないと思ったら読む本」 ","date":"2017年11月22日","externalUrl":null,"permalink":"/positive-mind-book-5/","section":"","summary":"","title":"仕事のやる気が出ない5つの原因によく効く、おすすめビジネス本5冊","type":"posts"},{"content":"上司のいる人が必ず通る道、資料レビュー。\nそこで少なからず暴言まがいの言葉を吐くヤツがいます。\nクラッシャー上司です。\nクラッシャー上司は、部下をネチネチ責め潰し続けながら社内でのさばる厄介者です。\nそんな人のチームに入って潰されかけたことがぼくも何度もありました。\n今回は、そんなクラッシャー上司から資料レビューで受けたパワハラ暴言系クソレビューコメント10選をご紹介します。\nあわせて、それに耐える中で培ってきた自己防衛方法も共有します。\n上司からのパワハラや暴言にお悩みの方の役に立てればと思います。\nクラッシャー上司とは # クラッシャー上司とは、一言で言うと心はお子ちゃまのパワハラヤローです。\nクラッシャー上司（クラッシャーじょうし）とは、労働問題にまつわる用語の1つ。 気分の浮き沈みが激しく、部下のミスを執拗に責め、あるいは暴言を吐いたりして次々に部下を鬱と休職や退職に追い込む など、その言動で部下を次々と潰してしまう上司のことを指す\n出典: クラッシャー上司 – Wikipedia\n立場が上のわりに器が小さく、部下を激詰しては潰していく。\nしかし当の本人は「あいつはただの弱い人間だ」とそしらぬ顔。\n仕事がデキる場合が多く、会社的にその人を追い出す判断が難しい点がとても厄介。\nそうして本人はどんどん増長していき、部下たちは疲弊して潰されていく……\nこれがクラッシャー上司です。\n参考: クラッシャー上司 平気で部下を追い詰める人たち\nクラッシャー上司の暴言系クソレビューコメント10選 # そんなクラッシャー上司にぼくも何度かあたりました。\n夜12時過ぎに電話越しで1時間ほど激詰めしてくる 納得する返事が出るまで**「で？」「なんで？」を繰り返す** 「で、今言ったこと明日の朝までに直すんだよね？（@夜中1時）」 NAE: もはやパワハラですね……\nそんな中飛び出した、暴言系クソレビューコメント10選がこちらです。\n1. デザインが最悪 # NAE: す、スミマセン\n入社2年目、当時の上司がぼくの初めてのパワポをチラ見した直後に放った一言です。\n「このオブジェクト角が丸い理由がわからん」\n「色がデフォルトってセンスないよね」\nなどの亜種もあります。\n2. 構成がクソ # NAE: はい……\n同じ上司が同じパワポに放った一言です。\n「デザインも最悪だけど、よく見たら構成がクソじゃん」\nそこまで言うか……と思いきや、その後に\n「言いたいこととレイアウトがちぐはぐでなにを表現してるかわからない」\nと納得できる指摘が続きました。\nこれはまだ良いほうです。\n3. イメージと全然違う # NAE: （イメージとは……）\n別の上司から「こんな感じでよしなに資料作って」と箇条書きを渡され、取り急ぎ書いた資料のレビューで放たれた一言です。\n箇条書きからあなたの頭の中を想像するなんて無理です。ぼくはエスパーじゃないんだから……\nこの件、下記記事でも詳しく書いています。 マジやめて！「よしなに」の意味を誤解した使い方が厄介すぎる\n4. 1秒でダメだとわかる # NAE: そうですか……\n上司と一緒に怖いお偉いさんへ資料を出したときに放たれた一言。\nデザインが悪いのか構成が悪いのかわかりませんが、なんだかダメらしいです。\n次の一言は**「もっとちゃんと書いて」**。\n結局なにがダメなのか、どうすればOKなのか明らかになることはありませんでした。\nまさにサンドバッグになった気分でした。\n5. 本当に考えて作ったの？ # NAE: か、考えたつもりですけど……\n「デザインが最悪」「構成がクソ」と同じ上司によるガチな一言。\n表現や構成といった見せ方のレベルではなく、書いてある内容そのものがクソだと。\n若手時代のぼくはもう平謝りしかできませんでした。\n「いいからもっかい考えて持ってきて」\nそして残業へ……\n6. 存在意義が全くわからない # NAE: えーと……\n陸軍軍曹みたいな見た目の上司に言われた一言。\n口は笑っていた彼ですが、眉間のシワと目のピクつきがぼくに悟らせました。\n「なにか言い返した瞬間、ペーストになるまですり潰される」と……\n7. かけた時間返せってレベル # NAE: ごめんなさい……\nノーバリューでごめんなさい。\nノーバリューコンサルタントでごめんなさい。\nそんな若手時代を乗り越えて、今のぼくがあります。\n8. 脳みそ腐ってるとしか思えない # NAE: ……\nもはや資料レビューとかそういう次元ではありません。\n完全に人格攻撃です。\n役員向け報告資料なので厳しいレビューは覚悟していました。\nしかしここまで言われると**「本当にこんなこと言う人いるんだ」**と逆にどうでもよくなったことをよく覚えています。\n9. ○んだほうがいい # NAE: （そこまで言うかよ……）\n例の陸軍軍曹の再登場です。\n「この資料の存在意義がわからない」\nからの\n「こんなの作るなら**○んだほうがいい**」\nのコンボです。\n攻撃対象が資料から人に移るその瞬間を、これほどまで明確に見られたのはむしろラッキーだったのかもしれません。\n10. 紙飛行機にしたらよく飛びそう # NAE: （ぼくが飛んでいきたい）\nこの資料には物理的な紙としての価値しかない。転じて、資料の中身には1ミリも価値がない。……と、皮肉たっぷりに言ったもの。\n実はこれ、コンサル業で語り継がれる伝説のクソレビューコメントです。\nパワハラモラハラ当たり前時代に使われていたものだそうですが、今の時代にそぐわないのは明らか。\nにもかかわらず、「伝説」に感化されたクラッシャー上司が本当に使いやがるんです。このご時世にですよ。\nぼくは言葉だけで済みましたが、中には本当に印刷した資料をその場で紙飛行機にして飛ばされた人もいます。\n**「ほーら見たか？よく飛ぶだろ？」**の一言とともに……\nクラッシャー上司の暴言系クソレビューコメントへの対処ステップ # 書いていて悲しくなってきました！\nが、こういうクソレビューにもちゃんと対応方法があるんです。\nぼくが個人的にやってきた、自己防衛効果の高い方法をご紹介します。\n1. レビューコメントの対象を識別する # まず、レビューコメントの対象を次の4つに分類します。\n表現系（デザインが最悪、構成がクソ等） 内容系（本当に考えたの？等） 目的系（存在意義がわからない、等） 人格系（脳みそ腐ってる、○んだほうがいい等） 2. 分類別に対応スタンスを決める # 次に、分類別に対応スタンスを決めます。\n表現系、内容系： 資料そのものが悪いので、代案や足りない内容を聞く 目的系： 知識不足が原因なので、踏まえるべき前提を聞く 人格系： 聞く価値がないので、無視する 表現系、内容系は単に資料の良し悪しの問題です。素直に代案を聞きましょう。\n目的系の多くは、想定読者を捉えていない、仕事全体の文脈を捉えていないなど、背景知識不足が原因です。上司視点で踏まえるべき前提が欠けていたなら、素直に聞きましょう。\n人格系は無視します。「こいつはこういう人間なんだクソッタレ」と心のなかで見下してやればOKです。\n3. バカのふりをして機械的に代案を聞く # 次に、バカのふりをして機械的に代案を聞きます。\n言葉が辛辣すぎてムカついているかもしれませんが、ここで言い返すと火に油です。\n「では教えてください。どうすべきだと思いますか？」とロボットのように質問しましょう。\n仮に**「自分で考えろ」**と言われてもひるまずに聞きましょう。\n何度聞いても代案が出てこない場合、そもそもそいつは代案なんて持っていません。\n4. 機械的に対応を行う # 仮に代案が出てきたなら、言われたことを漏れなく、かつ機械的に反映します。\nそしてもし次のレビューでダメ出しを食らったなら\n「あなたの指摘通りに反映したんですが……」\n「これでダメなら自分では手におえないので、この資料巻き取ってもらえませんか？」\nと、投げてしまいましょう。\nこれで人事評価にバッテンがつこうが知ったこっちゃありません。\nマジメにつきあって潰されて病院送りになるよりはマシでしょう。\n5. 暴言の件を「上司の上司」に報告する # 最後に忘れてはならないのがチクりです。\nクラッシャー上司のさらに上司に、受けた暴言の数々をそのまま報告します。\n仮にクソレビューが原因で深夜残業が続くなら、それもあわせて報告します。\nなにも気にせず、機械的に、です。\n「どうせ言っても無駄だろ……」「報復が怖いし……」と思うかもしれません。\nでも、言わなければなにも変わらないんですよ？\n報復されたら辞めればいいでしょう。このご時世、会社に執着する必要なんてありません。\nそれに報告しなくともいずれは潰されて病院送りなんです。ただ潰されるよりなにかアクションを取りましょう。\nクラッシャー上司はサルだと思え # ぼくの経験から言えるのは、クラッシャー上司は感情的でなにも考えていないサルだということです。\nそもそもレビューとは、あるべき姿や満たすべき条件（ToBe像）を考慮して、足りない部分を指摘するものです。\nしかし、クラッシャー上司が激しく詰めてくる場合、たいてい彼の頭のなかにToBe像はありません。\n「キツく絞れば何か出るだろう」という意識だけで詰めてきているにすぎないのです。\nつまりクラッシャー上司によるクソレビューは単なる丸投げであり、感情的なたわごとなのです。\nそんなものにマジメに対応して心をすり減らすなんて無駄ですのでやめましょう。\n対応フローを決め、機械的に判断・行動することを強く、強くおすすめします。\nまとめ：クラッシャー上司は過去の遺物になれ # 以上、クラッシャー上司から受けた暴言クソレビューコメントとその対処法をお話しました。\nただ、今回ご紹介した暴言クソレビューコメントをぼくが受けたのは5年以上前の話です。\n今はパワハラ・モラハラ禁止の社内教育がしっかりしてきましたし、救われる言葉をかけてくれる人も増えてきました。\nこの調子でクラッシャー上司が過去の遺物になることを強く願います。\nクラッシャー上司 平気で部下を追い詰める人たち (PHP新書)\n","date":"2017年10月12日","externalUrl":null,"permalink":"/crasher-boss-mean-review-10/","section":"","summary":"","title":"クラッシャー上司に受けたパワハラ暴言系クソレビューコメント10選","type":"posts"},{"content":"ここ最近、紙媒体向けの原稿を書く機会が増えました。\n紙媒体となるとWeb媒体といろいろ勝手が違うもの。\n紙面スペースに限りがある（紙はレスポンシブになれない） 校正の厳しさがケタ違い（紙はあとで修正できない） 今回は前者、紙媒体での紙面スペース制約にもとづく気をつけるべきポイント（＝ぼくが苦労したポイント）を共有します。\n書く分量を必ず先に決める # 文章の量を先に決めます。というか、紙面スペースの関係で勝手に決まります。\n仮にたくさん書いても、紙面の都合で大幅に削ることになりますし、削った部分はお蔵入り。\nたとえばWeb媒体のノリでゴリゴリ書いて80ページくらいになったとしても、50ページにおさめてくださいと言われることに。\n30ページ分の苦労が消える哀しみを味わうことになります。（実際は文章が筋肉質になっただけなんですけど……）\nプロットをさらに厳密に書く # 限られた紙面で論旨を通すにはプロット（箇条書きでの骨子）が命です。\nWeb媒体でもプロットは書きますが、紙媒体では厳密さのレベルが違います。\nたとえば「上限3000字」だとして、Web媒体では3500字くらいまでOKでしょう。人が上限を決めるからです。\nしかし紙媒体では、どうこねくり回しても3000字を超えられません。だってスペースがないんです。\nそのためプロット時点でなにをどこまで書くか厳密に決めないと、削る哀しみを味わうことになります。\n見出し前後の1行あけを軽く見ない # Web媒体ではH2やH3タグがよしなにあけてくれる見出し前後のスペース。\n紙媒体では、場合によっては「前後1行あけ」がルール化されています。\nつまり1つの見出しが3行分のスペースを取るのですが、これが紙面の制約にはねるんんです。\nたとえば1セクション100行書けると思って書いたら、見出し4つで12行分取られていて「グワァーッ」となったり。\n「見出し……消したい……」という誘惑にかられますよね。消しちゃいけないんですけどね。\n端的な表現を極める # 紙面スペースの限界は言い回しにまで影響します。端的で短い表現を極めることが前提です。\n「これさ本当マジでヤバいんですよ。だって見てください。このお値段。安くないですか？」\nではなく\n「値段がとにかく安い」\nくらいシュッします。\nもちろん漢字とひらがなの割合など見やすさは意識しますが、言葉一つひとつのレベルでクリスタライズが必要なのです。\n参考: 「わかりやすい文章を書く全技術100」は端的な表現手法を学べる良書\n無駄行を潰す # 画面サイズに応じて勝手に改行されるWebとは違い、紙面では1行毎の文字数が決まっています。\n好き勝手書くと、紙面を無駄に占領する「2文字しかない行」が多発するんです。\nこれら「無駄行」を、言い回しや表現の微調整で潰さなければなりません。\n場合によっては7割くらい埋まっている行すら潰すことがあります。\nこうして紙面の言葉はどんどんクリスタライズ（圧縮）されていきます……\nもったいない精神を捨てる # それでもなお紙面におさまらなければ、断腸の思いでごっそり内容を削ります。\nわかりやすいようにと入れた具体例、しみじみ伝えるために書いた体験談、気の利いたフレーズ……\nいわゆる「肉付け」から優先して削られていきます。\nそこで「せっかく書いたのに」「ここまでクリスタライズしたのに……」と思ってはいけません。\n入らないものは入らない。書けないものは書けないんです。\nまとめ # 以上、紙媒体向けの原稿を書いて気づいた\u0026amp;苦労したWeb媒体との違い、紙面スペース編でした。\nブログ等のWeb媒体だと10分で1000文字とかでも書けますが、これは口語調で頭の中をそのままダンプする形だからでしょう。\n紙媒体で紙面スペースとの戦いになると、そんなハイペースで書ける自信がありません。（慣れの問題かもしれません）\n紙媒体で戦ってきた諸先輩方はどのようなポイントを気をつけているんでしょうか？\nぼくも「「わかりやすい」文章を書く全技術100」などを読んで学んできたつもりですが、まだまだ学ぶことは多そうです。\n","date":"2017年10月10日","externalUrl":null,"permalink":"/paper-medium-writing/","section":"","summary":"","title":"紙媒体とWeb媒体の違いで苦労した「紙面スペース制約」への対応","type":"posts"},{"content":"新入社員のとき、最初の現場の先輩が**Excelのプロ（自称）**でした。\n彼がぼくにまっさきに教えてくれたのがExcelにはお作法があるということ。\nA1セルにカーソルを戻してから保存する、セル内テキストの末尾には改行を入れる……\nそれぞれのお作法にはちゃんと意味がある（らしい）ものの、毎回やるのはクソ面倒でした。\n……なので、クリック一発でできるようにVBAマクロを組みまくってやったんです。\n今回はそのマクロの共有とその後のお話です。\n自称Excelのプロの言う、Excelの「5つのお作法」 # 「Excelにはお作法があるから覚えておいてよね」\n新入社員研修を終えて仕事の現場に入った先でぼくのスーパーバイザになった自称「Excelのプロ」な彼。\nショートカットキーだけでExcelを操作するのは当たり前。関数は使いこなすのが前提。\n「Excelの使い方ならオレに任せろ！」な彼が教えてくれたのが、Excel界に脈々と受け継がれている（らしい）の5つのお作法でした。\n保存前に全シートのカーソルをA1セルに戻す # 曰く、Excelを保存する際は必ずカーソルをA1セルに戻してから保存すること。\nExcelはカーソル位置も記憶するため、作業が終わったその場で保存したままにすると、次にそのファイルを開いた人にはその場所が表示されます。\nしかし多くの人にとって「前の人が作業した場所」は意味がないので、初期位置であるA1セルにカーソルがあっている方が優しいでしょう。\nCtrl+PageUp/Down（シート移動）とCtrl+Home（ホーム位置へのカーソル移動）を使うと効率よくできます。\nセル内テキスト末尾に改行を入れる # 曰く、セル内でテキストを折り返す場合、必ず末尾に改行を入れること。\nExcelは表計算ソフトであり、表示のキレイさに無頓着です。 特にセル内でテキストを折り返す場合は、表示された最後の行が文字切れしてしまいます。\nとはいえパッと見で表示されていない部分は見落とされやすいですし、そもそも文字切れしていると美しくないし、印刷したときの見栄えが悪いもの。\nF2でセル内編集モードにしてからAlt+Enterで改行を入れていけばOK、とのこと。\n表末尾の行/列をe埋めする # 曰く、Excelで表を作る際は末尾の行と列をeで埋めること。\nExcelを触っていると「最後の行や列にCtrl+矢印で一発移動したい」と思うことが多いもの。\nしかし中途半端にセルが埋まっている場合はそれが一発でできません。 だから最初に表のまわりをe埋めすることで、その後の移動操作を楽にすることを狙います。\n行を埋める際はCtrl+r、列を埋める際はCtrl+dを使うとよいそうで。\n罫線とフォント色でグループを表現する # 曰く、グルーピングを表現する際は罫線とフォント色を使えと。\nExcelシートの左何列かは「分類」として使うことが多いですね。 そのためパッと見で「ここからここはAグループ」と見た目でわかるようにすることが望ましいでしょう。\nただしセル結合は使っていはいけません。 見た目はキレイになりますが、オートフィルタが使えないですし、セル移動の際に表示がぶっ飛ぶため使い勝手が悪くなります。\nグループを表す部分のセルはすべて埋まっていることを前提に、下記図の右のように罫線と文字色でグループを表現するとよいでしょうということ。\nこちら条件付き書式でもできるんですが、行の追加削除をすると条件付き書式が効かなくなったり変な動きをする場合もあるので、手動でやることを勧められました。\n目次シートを作る # 曰く、Exceをl他の人と共有する際は先頭に目次シートを作れと。\nシートが増えてくるとExcel内で迷子になることが増えます。 全体マップとして目次シートがあるほうが、特に初見の人には優しいでしょう。\n目次をクリックすると各シートに飛べるようにリンクを貼っておくとナビゲーションの役割も果たせるのでとても便利ですね。\nExcelのお作法対応は面倒である # NAE: （面倒くさい……）\n理屈はわかります。\nわかりますけど、正直面倒くさいんですよね、これらのお作法。\n最初の3つはショートカットキーを駆使すれば鼻ほじりながらでもできるからいいんですけど、グループ表現と目次シートはどう考えても時間がかかります。\nというか最初の3つも定形作業なんだからボタン一発で済ませられるはずですよね。\nExcelのお作法を一瞬で終わらせるマクロ # ……と思ったので、自分用のVBAマクロを作って自動化しました。\n個別に解説した記事を書いていますので、興味がありましたら見てみてください。\nマクロのソースコードもそこからダウンロードできます。（目次の自動作成だけ、別サイトの記事をお借りしました） Excelで全シートのカーソルをA1に移動する\u0026quot;お作法\u0026quot;を自動化するVBAマクロ\nExcelで表の最終行列をe埋めする面倒なお作法を自動化するVBAマクロ\nExcelのデータ分類用カラムにグループ感を出すVBAマクロ\nExcelで選択範囲のセル内テキスト末尾に改行を自動入力するVBAマクロ\nEXCELの目次自動作成ツール（シートのハイパーリンク自動作成） - ゴーイングマイウェイ\nこれらマクロを個人用マクロブックファイル(*.xlam)に保存しておくと、どのExcelファイルを開いても同じマクロを呼び出せるようになって便利です。\nやり方はこちらのページに詳しく解説されています。\n参考: 個人用マクロブックの作成 | Excel2013 | 初心者のためのOffice講座\n価値を生まないお作法こそ自動化しよう # このような「お作法」は正直、価値を生むものではありません。\nそんな「お作法」的な定形作業に時間を食われるのは無駄です。自動化して一瞬で終わらせましょう。\nショートカットキーを駆使した高速操作でお作法を効率化！\nではなくて\nボタン一発で完了！\nのほうが早いし、正確だし、なにより格好良いと思いますよ。\nお作法をVBAマクロで自動化しまくった結果 # ……というわけで、これら5つのお作法をはじめ、価値を生まない定型作業をVBAマクロでドカドカ自動化していきました。\nそれから数年、上司だったはずのExcel先輩は、いつのまにかぼくの部下になっていました。\n日々の少しの工夫と効率化をする。それで得られた時間を価値ある作業に投下する。\nこのサイクルの積み重ねが仕事上の立場に現れる結果になりました。\nもちろん仕事の基本を教えてていただいた恩は忘れていませんし、お互い結婚披露宴に招待しあうくらい仲良しです。\n仕事の立場と人間関係は別物だよ、ということで。\nまとめ：手作業の効率より自動化 # 以上、Excelの面倒なお作法をボタン一発で終わらせるマクロを共有してみました。\nマクロは初心者には少しハードルが高いですが、使いこなせるようになれば作業効率が圧倒的にアップします。\nショートカットキーより早くてミスがない。そんなVBAにぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。\nかんたんだけどしっかりわかるExcelマクロ・VBA入門 (Informatics\u0026amp;IDEA)\n","date":"2017年9月7日","externalUrl":null,"permalink":"/macros-for-excel-habits/","section":"","summary":"","title":"自称Excelのプロに教わった面倒な「お作法」をマクロで自動化しまくった結果","type":"posts"},{"content":"新年度が始まって5ヶ月ほど。新入社員のみなさまの中にはやっぱり仕事がつまらないと思いはじめる人がいる頃合いです。\n期待いっぱいのピチピチ新人時代はとうに過去の遺物……\n実務の現場に投入されてやる気は復活するも、任されるのはつまらない末端作業……\nとにかくやれやこなせの精神で、先輩や上司に叱られながら目の前の作業に没頭する日々……\n「本当はこんなハズじゃなかった」\n「オレはもっとできるはずなのに、うまくいかない」\n「私はもっと楽しくて、創造的で、好きになれる仕事がしたかった」\n「この仕事、この会社を選んだのは正解だったのか？」\n……モチベーション高めな「意識高い系」の新入社員にほど、こう思ってしまう人が多いのが実情です。\n理想と現実のギャップに悩み、だんだんとふて腐れ、ゆくゆくは本当に腐ってゆきます。\nそして一度マインドが腐ってしまった人が自分で復活したり人にサルベージしてもるのはとても難しいもの。\nだからこそ入社初年の夏の終わり、急速に腐りゆくタイミングの今だからこそ贈りたい言葉があります。\n「巨人の肩の上に立て」\n「巨人の肩の上に立つ」とは # 「巨人の肩の上に立つ」は、アカデミアの世界で語り継がれる言葉です。\n自分一人で見渡せる地平は限られている。しかし巨人の肩の上に立つとより遠くまで見渡せる。\n転じて、新しい研究や発見を目指すなら、先人の積み重ねてきた功績・発見・知恵や知識（巨人）の上に立つべきだ。\n……という意味を持っている、研究者であれば誰しもが知っているほど有名な金言です。\n論文検索サービスであるGoogle Scholarのトップページに書かれている言葉でもあります。\n参考: 巨人の肩の上 – Wikipedia\n意識高い系の新入社員が急速に腐る理由 # ではなぜ「巨人の肩の上に立つ」という言葉を贈りたいのか。\nポイントは、意識高い系の新入社員が腐っていく理由にあります。\n競走馬になりがちな新入社員 # 意識高い系新入社員が腐りゆく直接の原因は、視野の狭さです。\nあなたは目の前の作業だけに没頭してしまっていませんか？\nとにかく手持ちの仕事を終らせることだけに執着していませんか？\nもしそうだとしたら、あなたは今、競馬の競走馬のように前しか見えない状況に陥っています。\nいえ、競走馬ならまだ良いかもしれません。むしろ5メートル先の地面しか見えていない可能性があります。\n視界に流れてくるのは無機質な土や砂。やる気にかまけて走ってもそれはずっと変わらない。\nそしていずれ、走ることに疲れて無力感にさいなまれていく……それが「腐る」ということです。\n「穴掘り拷問」で歪む自己認識 # 実は、これと同じ構造をした拷問があります。\n穴を掘っては埋め、埋めては掘るを繰り返させる「穴掘り拷問」です。\n自分のやっていることは無駄である。転じて自分は無駄な存在である。そう体に覚え込ませることで意欲を削いでゆく。\n第二次大戦中にアウシュビッツ強制収容所で行われていたこの拷問は、捕虜の心をへし折るのにとても有効だったと言います。\nもうおわかりですね。足元の土や砂しか見えない中でひたすら走らせられる、つまり**効果の見えない仕事を次から次へとやらされるのは、**まさに「穴掘り拷問」なのです。\n仕事はそのようなものだと始めから一定の「諦め」を持っている人ならまだ耐えられる時間は長いかもしれません。\nしかし**「自分は大業をなすに値する存在だ」と信じてやまない意識高い系の新入社員ほど、この拷問的な作業を通じた自己認識の落差に悩み、急激に心の腐敗が進んでいく**のです。\n腐りかけのマインドを救うために必要なこと # ではどうすれば心＝マインドの腐敗を防げるのでしょうか。\nポイントは、「成功の実感」と「鳥の目」です。\n成功の実感 # 成功の実感とは、自分の仕事が誰か/何かの役に立っていると感じることを指します。\nたとえば、自分の作った成果物に対して「これのおかげで助かった」というコメントがもらえたとしたらどうでしょう。自分はこの人の役に立ったんだと一気に心が晴れると思います。\nひたすら目の前の仕事に注力し続けてしまうあまり「自分の仕事のお届け先」からのフィードバックをもらう機会に恵まれないと、このような成功の実感を得にくいものです。\nあなたはただの歯車ではなく、感情を持った一人の人間です。\n作業の手を止めて、自分の作った成果物がいったい誰に使われ、役に立っているのか。確認してみると良いでしょう。\n鳥の目 # しかし、そのためには自分が仕事の全体の流れのどこにいるのかを把握しないといけません。\nそのために必要なのが「鳥の目」です。地面をかけずり回って成果物を生み出し続ける「虫の目」ではなく、より視点の高い「鳥の目」で仕事の全体像を俯瞰するのです。\nあなたの生み出した成果物が行き着く先は、レビューを行う上司ではありません。上司のさらに上の人、そのさらに先にいるクライアントかもしれません。\nさらに、成果物を見た人が何をどのように判断するのか、それによって誰がどう動くのか。\n「鳥の目」を持つことで、こういった作用の連鎖が見えてきます。すると目の前の作業が誰の役に立つのかがわかってくるでしょう。\nだからこそ、巨人の肩の上に立つ # この「鳥の目」を与えてくれるものこそ、先人の知恵や知識です。\nだからこそ腐りかけたあなたがやるべきことは、先人に知恵や知識に学ぶこと、すなわち巨人の肩の上に立つことなのです。\nここでいう先人とは、過去の偉人や著名人のみを指すものではありません。会社の先輩や上司だって立派な先人です。\nたとえば、上司に頼んで今担当している作業を俯瞰する資料をもらってみる。今どのようなプロジェクトが動いているのか全体像を教えてもらう。所属組織が会社のなかで果たすべき役割について聞く……\nこのように、身近な先人から知恵や知識を学ぶだけでもあなたの視野はガッと広がることでしょう。もちろん関連書籍を読むのでも全くかまいません。\n仕事がつまらなく感じるのは、大きな目的や全体像が見えないから、そして見るために必要な知識が足りないからなんです。\nまとめ：「つまらない」は学びのサインである # とどのつまり、今の仕事がつまらないと感じるのは学びが必要なサインだということです。\n今のあなたが見ている範囲は、大きな世界を小さく切り取った一部分に過ぎません。\nそこだけを見て、自分が何の/誰の役に立っているかがわからないまま「つまらない」と嘆き、腐りゆくのはもったいないとは思いませんか。\n視野を広めるために、空いた時間で社内の資料を漁る、上司を質問責めにする、担当する業務に関連する本を読み漁るなど、学びの時間を取ってみてはいかがでしょうか。\n仕事は全体像が見えた瞬間、おもしろさが倍増していくものですよ。 新しい職場でいち早く活躍するために読むべき3冊の本\n","date":"2017年9月6日","externalUrl":null,"permalink":"/ishiki-takai-kei-new-joiners/","section":"","summary":"","title":"仕事がつまらない？　急速に腐りゆく「意識高い系」新入社員に贈る言葉","type":"posts"},{"content":"Excelは表計算ソフトであって、文字入力や印刷のためのものではない……\nということで描画部分の作りが少しお粗末なExcelですが、文字入力や印刷など普通に使われているのが現実です。\nそこで一番困るのが、セル内改行すると文字が見切れてしまう問題です。\n上の画像のように中途半端に見切れているのを見るとどうにも「読みにくい！」んですよね。\nそんなとき次善策としてセル内テキスト末尾に改行を入れるというお作法でしのいでいる人は多いでしょう。ぼくもその一人です。\nしかしいちいち見た目を確認しながら改行を入れるのも面倒なんですよね……\nそんな面倒を昔の自分がVBAで自動化していました。方法をご紹介します。\nセル内テキストに改行を入れるのは面倒くさい # 文字の見切れを防ぐためにセル内テキストに改行を入れるのは正直面倒です。\n各セルについて手作業でやるなら、対象セルについてF2→Alt-Enterをやらなければなりません。\nシート関数を使うにしても、隣の列に=A1\u0026amp;Char(10)のような関数を入れてCtrl-dでオートフィルしたものを、値貼り付けで元のセルに戻し、関数を入れた列を消す……という手順が必要です。\nいずれにせよ、面倒なんです。\nVBAマクロでなにがどうなるか # そこで、VBAマクロです。\n選択範囲のセルについて、テキスト末尾に改行が入っていない場合に改行を挿入します。\n改行を自動挿入したいセル（範囲）を選択する VBAマクロを起動する 選択範囲内セルで末尾が改行でないセルに改行が挿入される このようなふるまいをするVBAマクロがあれば、手作業はもちろん隣のセルを使ってあとで消す、という手間もいらなくなります。\nVBAマクロのソースコード # VBAマクロのソースコードはこちらです。たった8行です。簡単ですね。\nSub 改行追加() Dim rng As Range For Each rng In Selection If Right(rng.Value, 1) \u0026lt;\u0026gt; Chr(10) Then rng.Value = rng.Value \u0026amp; Chr(10) End If Next rng End Sub\n挿入する改行コードはLF（ラインフィード）にしています。\nもしCR（キャリッジリターン）がお好みなら、Chr(10)の部分をChr(13)に置き換えてください。\nなお、上記VBAコードを個人用のアドイン（*.xlam）に放り込んでおくと、ほかのファイルでも使いまわせて便利です。\n参考: アドインを追加または削除する – Excel\nリボンにボタンを追加するとクリック一発で呼び出せるようになります。\n参考: Office でリボンをカスタマイズする – Office サポート\n注意点 # セル内の文字列を直接編集するマクロなので、もし気になるならテスト用のシートで事前に動作検証をお願いします。\nまたVBAマクロの実行はCtrl-zでUndoできませんのでご注意ください。\nまとめ：面倒なお作法は自動化しよう # 以上、Excelで選択範囲のセル内テキスト末尾に改行を自動入力するVBAマクロのご紹介でした。\nなにかと「お作法」が多いExcelですが、手作業やシート関数でやるよりもVBAマクロで一発で済ませるほうが早いし確実です。\n使い倒せばかなりの省力化につながるVBAマクロ、覚えてみるといろいろ楽しいと思いますよ。\n/macros-for-excel-habits/\n","date":"2017年8月31日","externalUrl":null,"permalink":"/excel-vba-insert-return/","section":"","summary":"","title":"Excelで選択範囲のセル内テキスト末尾に改行を自動入力するVBAマクロ","type":"posts"},{"content":"「Excelで表を作るときは末尾の行・列を”e”で埋めるようにしましょう」\nというお作法を新入社員時代の上司に教わったNAEです。\nこれ、正直面倒くさくないですか？\n毎回手動でやるのもバカバカしいので、マクロで自動化しました。\nやり方を共有します。\nなぜe埋めするのか？ # Excelでデータをまとめていると時たま、末尾の行・列まで移動したくなることがあります。\n表がデータでみっちり埋まっていればショートカットキーのCtrl+→やCtrl+↓で一発で移動可能です。\nしかしデータがスカスカの場合、この方法は聞きません。途中の空白セルでトラップされるため、ワンタッチで飛べないんです。\nこの不便を解消すべく、あらかじめ末尾の行と列をeで埋めておこう、というのがe埋めの趣旨です。\n（他にも「ここでデータは終わりだよ」を示すマークとしても使われることがあります）\n手動でのe埋めは面倒くさい # しかしこのe埋め、新しいシートを作るたびに毎回やるのは面倒です。\nオートフィルのショートカットキー（Ctrl+dやCtrl+r）を使ってどんなに頑張っても10秒はかかります。\nとはいえ、たかが10秒、されど10秒。積もり積もれば大きな違いにつながるもの。\nどうにかして短縮したいですし、そもそもe埋め自体はあまり価値を生まないで自動化してしまいたいですよね。\n面倒なe埋めを一瞬で終わらせるマクロ # そう思った昔のぼくがマクロを作っていました。\nこちらです。\nSub 末尾のe埋め() Dim lastRowIdx, lastColIdx As Integer lastRowIdx = ActiveSheet.UsedRange.Rows.Count + 1 lastColIdx = ActiveSheet.UsedRange.Columns.Count + 1 Range(Cells(1, lastColIdx), Cells(lastRowIdx, lastColIdx)).Value = \u0026ldquo;e\u0026rdquo; Range(Cells(lastRowIdx, 1), Cells(lastRowIdx, lastColIdx)).Value = \u0026ldquo;e\u0026rdquo; End Sub\n以上です。短いですね！\nやっていることは単純で、\n使われている範囲を検知 その外周（右と下）のセルをeで埋める だけです。\nマクロの使い方 # マクロを使うために1つだけ、前準備が必要です。\n使われている範囲を正しく検知するため、表の末尾のセルになにか入力しておいてください。\nそのうえで上記マクロを実行すると、A1セルから最終セルまでの範囲を囲むようにe埋めされます。\nわりとスカスカでガタガタの表でもデータの外周部分を検知することもありますが、動作が安定しないのでおすすめしません。\nなお、上記VBAコードを個人用のアドイン（*.xlam）に放り込んでおくと、ほかのファイルでも使いまわせて便利です。\n参考: アドインを追加または削除する – Excel\nリボンにボタンを追加するとクリック一発で呼び出せるようになります。\n参考: Office でリボンをカスタマイズする – Office サポート\n注意事項 # 特にありません。\nが、強いて言うならVBAの実行はCrtl+zでUndoできない点だけご承知おきください。\nまとめ：面倒なお作法は自動化してしまえ # 以上、Excelで表の最終行列をe埋めする面倒なお作法を自動化するVBAマクロのご紹介でした。\n短いソースコードを書くだけで10秒かかった作業を1秒足らず（ボタンを押すだけ）に短縮できるんですからVBAはいいですね。\n付加価値の高い仕事に集中できるよう、定型作業はどんどん仕組み化しちゃいましょう！\n/macros-for-excel-habits/\n","date":"2017年8月16日","externalUrl":null,"permalink":"/excel-e-ume/","section":"","summary":"","title":"Excelで表の最終行列をe埋めする面倒なお作法を自動化するVBAマクロ","type":"posts"},{"content":"ビジネス基礎力の1つである要約する力。\n東大国語の入試問題が常に要旨要約問題であることからわかるように、要約力は重要な能力です。\n実際、外資コンサルとして働くぼく自身も常日ごろ「つまりなに？」と要約を求められています。\n要約力は鍛えておくにこしたことはありません。\nでも、どうやって？\n実はとある工夫をすることで、いつでもどこでもスマホ1つでゴリゴリ鍛えることができるんです。\n今回はその工夫の方法を紹介します。\nスマホ1つで要約力を鍛える方法 # その工夫とは、スマホで読んだ記事をSNSにシェアする際に要約をつけるというもの。\nTwitterの場合、こういう感じです。\nX（旧Twitter）でのポスト by @naenotenet ポイント シェアしたい記事を見つける 箇条書きか短文で要約する 本文に書いてからシェア 普段、シェアするときは普段は感想を書くと思います。\nそれを「内容サマリ」に変えるだけです。\n「サマってシェア」のいいところ # 「サマってシェア」のいいところは3つあります。\nスマホ1つでいつでもどこでもできる 情報が頭に定着しやすい SNSが自分のネタ帳になる スマホ1つでいつでもどこでもできる # 「サマってシェア」はスマホ1つでもできる気軽な要約力トレーニングです。\nニュースを読んでシェアするという、いつもやっていることの内容を少し変えるだけ。\n移動中や待ち時間など、いつでもどこでもできることが最大の強みです。\nNAE: スキマ時間で鍛えられます\n情報が頭に定着しやすい # シェアする前に要約すると、その情報が頭に定着しやすくなります。\n単に説明を聞くより、誰かに説明し直すほうが覚えが良いですよね。\n要約とは、インプットを咀嚼し、自分の言葉で端的にアウトプットする行いです。\n単なる説明し直しより高度なので、より頭を使います。そのぶん記憶に定着しやすいんです。\nNAE: 頭の片隅に残った情報は意外なところで役に立つものです\nSNSが自分のネタ帳になる # 要約してシェアした投稿は、ゆくゆくは自分のネタ帳になります。\nSNSにシェアしたくなるほど気になった記事がすぐそこにまとまっている。\nしかも要約されているため見やすさも抜群。\nこれほど強い「ネタ帳」はありません。\nNAE: フロー情報をストックとして使えるようになります\n「サマってシェア」の効能 # 実はぼくはこの「サマってシェア」を長い間続けています。\n朝夕にFeedlyでニュースをチェックする際にやっている中で実感している効能を紹介します。\n頭の回転に効果的 # 「サマってシェア」は頭の体操になります。\n朝：頭の準備体操になる 夕：頭のクールダウンになる 単にぼーっとニュースを眺める日より、「サマってシェア」をする日のほうが頭がスッキリします。\nもちろん、思考の筋トレにもなっています。\n雑談がうまくいく # 「サマってシェア」は仕事でクライアントと雑談する際に重宝しています。\nぼくはIT戦略コンサルですので、よくテクノロジートレンドの話をクライアントに聞かれます。\nそのとき「これは」と思ったニュース記事とそのサマリが頭に入っている便利なんですよね。\nはじめは「結論の抜き出し」でOK # とはいえ、要約は頭を使うもの。\n慣れるまではハードルが高いかもしれませんし、正直疲れます。\nなので最初は**「一番重要だと思った部分」をコピペしてシェア**からはじめてみてください。\n「この記事の結論はなんだ？」という視点を持つだけでも要約力トレーニングになるもの。\n自分の言葉で端的に言い換えて箇条書きにまとめるのは、慣れてきてからでも全然OKです。\nまとめ：要約力はスマホで鍛える # というわけで、気になったニュースは「サマってシェア」****すれば要約力トレーニングになるよというお話でした。\n要約力は思考力の基礎であると同時に、高度に応用可能なスキルです。\nスマホで眺め、シェアする。この動きに「要約する」を組み込んで、思考力を鍛えてみませんか？\n箇条書きでまとめる習慣をつけておくと、仕事でおおいに役に立ちますよ。 仕事のコミュニケーション品質を底上げする「メモのとり方」のルール\n","date":"2017年8月15日","externalUrl":null,"permalink":"/summarize-before-share/","section":"","summary":"","title":"スマホ1つで要約力をゴリゴリ鍛える効果的な方法「サマってシェア」","type":"posts"},{"content":"コンサルタントの仕事は多岐に渡るものですが、中でも最も重要なのが意思決定の支援です。\n意思決定支援とは、今後取りうる現実的な選択肢を提示し、影響分析やかかるコストの試算を、推奨案を出したうえで**「殿、ご決断を」**と迫ることを指します。\n扱うトピックは経営方針のレベルだけではありません。商品・サービスラインナップをどうするか、導入するシステム（ソリューション）をどれにするか、業務改善の方向性はどうするか・・・\nプロジェクトの目的やスコープにもよるのですが、企業活動のあらゆる側面で発生する意思決定がコンサルタントの支援対象です。\nその中で最も重要な基本姿勢が正しい情報・状況を正しく伝えることです。正しい決断は正しい情報に基づかなければなりません。\nにもかかわらず、今朝読んだ記事の中で目を疑うような記載があったので、ピックアップします。\n経営層がほれ込む解決策は役に立たない？ # それが、こちらの記事です。\n参考: 脱出！ 暗闇プロジェクト – 「それだ！」と経営層がほれ込む解決策は役に立たない：ITpro\n中身で述べられている事例を要約すると\nある業務で人件費がかさんでおり、経営層のやり玉にあがっている 自動化や人件費削減は難しいと部長が何度言っても経営層は聞かない そこにコンサルが現れ「こんなのシステム一発です」と吹き込んだ その気になった経営層は「よしやれ」とシステム導入を決断 しかし調査の結果、システムによる自動化可能範囲は全体の3割、投資回収に8年かかる計算に その事実を経営層に報告するだけでコンサル料を取っていいものか ・・・というもの。\nこれ、なにかおかしいと思いませんか？\n「その事実を経営層に報告するだけでコンサル料を取っていいものか」\nえーっと・・・なんでダメなの？\n「ダメだった」報告に価値はないのか？ # X（旧Twitter）でのポスト by @naenotenet よく考えてみるとダメでしたという報告には価値がない。だからコンサル料を請求するのは気が引ける。\n心情としてはわかりますが、「よく調べてみるとダメだった」という事実を明らかにしたこと自体はとてつもなく価値があるのではないでしょうか。\nしかも企業の価値観に染まらずバイアスのないコンサルが第三者視点でフラットに調べ、評価したんですよね。なら本当にダメなんでしょう。\nダメなことをきちんと経営層に伝えないと、いつまでの担当部署は経営から詰められ続け、対策に人とコストを使い続けることになります。これものすごく無駄ですよね。\nバイアスのない正直な報告を通じて経営層に気づきや納得を与え、将来の無駄な投資やコストを抑制し、売上や利益を上げてもらうこと。これもコンサルの出す価値の1つなんじゃないでしょうか。\n聞こえのいい報告が正しいという風土はおかしい # **「悪いニュースほど先に伝えろ」**という言葉があります。悪いことはいち早く対応する必要があるため、問題が起こったらまず先に報告しろというベストプラクティスです。\nこれ管理職にとっては本当に金言なんです。いつのまにか組織を蝕む「見えない病巣」ほど管理職にとって怖いものはありません。\nだから本来、聞こえのいい報告が正しいと勘違いする風土はちゃんちゃらおかしいんですね。むしろ悪い報告にこそ価値があると思って然るべきなんです。\n「殿、ご決断を」が言えなきゃコンサルじゃない # にもかかわらず、企業の医者たるコンサルタントがクライアント企業の「悪い報告は気が滅入る」風土に巻き込まれ、同じ発想をしてしまう。\nこれがいかにおかしいかは、医者と患者の関係を考えれば明らかでしょう。診断で患部が明らかになっていながらそれをきちんと告知しない医者を、あなたは信用できますか？\nまっとうな医者なら、診断で特定した病気についてとりうる治療方針を提示し、患者のQOLに基づいて決断を促すでしょう。\n同じように、まっとうなコンサルタントならば、\n課題の本質的な原因はこれ 御社の状況的に取りうる現実的な対策はこの3つ それぞれのコストと影響範囲はこれ われわれの知見に基づく推奨案はこれ の4点セットを揃えたうえで、**「殿、ご決断を」**と迫れないといけないのです。\n悪いニュースの報告は気が滅入ると言っている時点で、それはコンサルではなくただの御用聞きの機嫌取り。それじゃコンサルとしてはダメでしょう。\nまとめ：悪いニュースも含めて報告できる風土を作ろう # 以上、悪いニュースも含めて「殿、ご決断を」ができなきゃコンサルじゃないというお話でした。\n実はこれ、コンサルだけじゃなくてあらゆるビジネスパーソンに当てはまります。\nデキる人ほど悪いニュースを先出しで報告し、取りうる対策とセットで「どの方針がいいですか」と相談するものです。\nそれに**「進捗どう？」**と聞いたときに「全く問題ありません！」と元気に答える人より「問題ないですがこんなリスクがあります」と心配そうに答える人のほうが信用できます。\n悪いニュースより良いニュースを報告したくなる気持ちはわかります。しかし、仕事上の「良い動き方」と人の心情の流れやすい方向性は必ずしも一致しません。\n恐怖に負けず、勇気をもって、悪いニュースも含めた「殿、ご決断を」ができる。そんな風通しの良い組織風土を作ることが大事なのではないでしょうか。\nとはいえ、悪いニュースの伝え方がわからない・・・という方向けに、課題やリスクの正しい書き方を下記記事で詳しく解説しています。参考までにぜひどうぞ。\n参考: 課題やリスクの正しい書き方、正しい行動を導く表現方法とは\n","date":"2017年8月6日","externalUrl":null,"permalink":"/tono-make-decision/","section":"","summary":"","title":"「殿、ご決断を」が言えなきゃコンサルじゃない…意思決定支援の基本","type":"posts"},{"content":"プロジェクトを転々する傭兵的な仕事をしていて一番苦しいのは、配属されてすぐの「すべてがゼロ」の時期です。\n自分はそのプロジェクトでは1年生。他の誰もが、自分より多くを知っている。他の人に追いつくまでの期間、自分はただのお荷物。\nこういう状態、実は結構キツいと思います。チームの中で自分の居場所を見つけられないと「ここにいていいんだ」感が乏しくなり、仕事における精神的安定が揺らいでしまうでしょう。\nでは、どうしたらいち早く自分の居場所を作れるのでしょうか？\n今回は、ぼくが個人的にやっている＆効果が出ている方法をご紹介したいと思います。\n本を3冊読むこと # その方法は、なるべく早く本を3冊読むことです。\n配属先のプロジェクトやクライアントに関連する本を3冊ピックアップし、1週間以内に全部読み切ります。\n選ぶ本は3種類です。\n業界の全体像を解説する本 # 1つ目は、クライアントをとりまく状況を俯瞰できる本です。\nどのようなトピックの仕事でも、自分がどのような立場で配属されても、このたぐいの本は必ず読むようにします。\nなぜなら、担当領域だけに特化した知識だけのキャッチアップでは理解が及ばないことが多いからです。\nいくら傭兵とはいえ、ボスたるクライアントがどのような状況にいるのか把握しないと適切な動き方はできません。\nにもかかわらず、意外と多いんです、クライアントの業界について全く勉強しないまま仕事の現場に入ってくる人が。\n目線が低いのか意欲がないのかわかりませんが、そんな他の傭兵たちを出し抜くのであれば、クライアントの業界について知識をつけるだけでも事足りる場合がままあります。\nクライアントのビジネス構造を解説する本 # 2つ目が、クライアントのビジネス構造を解説する本です。\nビジネス構造とは業務フローのような作業レベルの話ではありません。\n売上の源泉はどこか、コスト構造はどうなっているのか。そういったお金の流れに紐付いた「事業が儲かる仕組み」を把握します。会計視点と言っても良いかもしれません。\n今あなたが片付けようとしている目の前の仕事は、すべてクライアントの事業活動の一部であり、必ずBS/PLのどこかに影響します。\nその視点で仕事を俯瞰できているだけで、あなたはまわりの傭兵たちとひと味違った判断ができるようになるでしょう。\nプロジェクトで扱うトピックに特化した解説本 # 最後に、プロジェクトで扱うトピックに特化した解説本です。\n業務改善なら対象業務領域のもの、システム刷新なら導入対象のシステムやサービス、アウトソーシングならアウトソーシングなど、トピック特化の書籍は必ずどこかにあります。\nなんでもいいので1冊買って通して読み、知識体系をインプットしてみましょう。\nすると、いま自分は何を触ろうとしているのか、どこを変えるとどう影響するのか、ざっくり全体像が把握できるようになります。\n一方、新しい仕事を始める多くの傭兵たちは、目の前の仕事に関連するピンポイントな資料や情報を集めに奔走し、全体像が見えないままあちこち無駄に走ります。\nつまり、知識体系という全体マップが頭に入っているだけでも、それなりの差別化になるのです。\nもちろん、必要であれば複数の本を買って読んでも構いません。読めば読むほど知識も視野も広く深くなり、他の傭兵との差別化につながります。\nなるべく早く読み終わる # これら3種類の本を、新しいプロジェクトに配属されたらなるべく早く読み終わること。これが最もてっとり早く「自分の居場所」を見つける最短の道です。\n読み終わった暁には、あなたは「クライアント内部の特殊な事情」という極めてローカルな知識以外を身につけている状態になります。\n実はこういう人、意外と少ないんです。業界のこと、ビジネスのこと、領域特化のこと、すべてをまんべんなく語れる人。\n内部事情にやたら詳しい人がいますけど、そんなもの後からいくらでもキャッチアップできます。それに知ってる誰かに聞けばいい話ですので、差別化にはなりにくいでしょう。\n逆に配属後すぐに本に書いてある情報をインプットすると「アイツはモノを知ってる」と一目置かれるんです。こんなに楽に立ち位置をゲットできるんですから、本を読まない手はありえません。\nネット検索はほぼ無駄だと心得る # 「仕事のために自腹で本を買うなんてばかげてる」\n「いまやネットに情報はいくらでも転がってるんだから」\nそう思われる人もいることでしょう。\nしかし、ぼくからするとネット検索で時間を費やしてタダで情報を集めようとするほうがバカげてます。\nなぜなら、ネットの情報は体系的に整理されていないことがほとんどだからです。\nピンポイントで疑問に答えるものはあるかもしれませんが、業界構造にしろビジネス構造にしろ業務にしろシステムにしろ、「コレの全体像はこうです」と一発でわかるものなんで極めてまれ。\nそこらへんに落ちている断片的な情報から知識の全体像をリバースエンジニアリングして体系的に整理するのは、そのトピックに詳しくない人にとっては困難すぎます。\n時間かかる割に得るものが少ない。わずかな書籍代を節約するために自分の貴重な時間を差し出している。\nそんなコスパが悪い方法が、ネット検索でタダで知識を得ようとする行為です。素直に本を3冊買うほうが遥かに早いでしょう。\nもちろん、当該トピックをよく知った上で最新情報を追うのならネット検索は便利です。\nぼくもRSSで気になるニューストピックは毎日ガンガンインプットしています。 1時間で800件のニュースを速読する方法\n重要なのは、最初に知識体系をインプットするのにネット検索は向かないという話です。\nまとめ：本を読もう。まずはそれからだ # 以上、新しい仕事やプロジェクトに入ったらまず3冊本を読もうというお話でした。\nビジネス関連の本を3冊となると少なくとも5000円はかかります。\n自腹を切るには少し大きな値段ですが、いずれは必要になる知識なんです。\n素早いキャッチアップによる仕事のスタートダッシュと職場の居場所という精神的安定を考えると、なんとも安い投資ではありませんか。\n本を読みましょう。まずはそれからです。\nキャッチアップについてはこちらの記事もどうぞ。\n/catch-up-skill/\n","date":"2017年7月31日","externalUrl":null,"permalink":"/read-3-books-new-project/","section":"","summary":"","title":"新しい職場でいち早く活躍するために読むべき3冊の本","type":"posts"},{"content":"カフェ作業での集中力を会社でも発揮できたらいいのに！\nそう考えているぼくのような人に、おすすめしたいサイトを紹介します。\nCoffitivityです。\nこのサイト、開くとひたすらカフェの雑音をループ再生し続けます。\n「カフェでの集中力は適度な雑音にあり」考えているならぜひ試してみてください。\n・・・ということで、1人作業が多かった日に実際使ってみました。\nどのくらい集中力が上がったかを感想を書いていきたいと思います。\nカフェ作業だと集中力が上がる理由 # そもそもなぜカフェ作業では集中力が上がるのか？\n理由は人によってさまざまでしょう。\nぼくの場合はこちら。\nカフェ作業が集中できる理由\n仕事以外の人の目がある 適度な雑音がある リラックスした雰囲気 おいしいコーヒー 会社だと集中力が下がる理由 # 逆に、会社だとすぐ集中力が切れてしまうんですよね。\n会社で集中できない理由\n変に静かで小さな物音が気になる ピリピリした雰囲気 空気が張りつめている 会社という響きがダルい たぶん、カフェ作業での集中力が100としたら、会社や客先オフィスでの集中力はたかだか60くらいです。\nもちろん状況によってはゴリッと集中します。期限直前とか。\nしかしそうでもないときは本当にのべーっとしてしまいがち。\nNAE: 会社員向いてないかも\n仕事中の集中力低下は残業の原因 # しかし、会社勤めの人間としてそうも言っていられません。\n給料（客への請求額）に見あった成果を出さねばコンサルは首を切られるのみ。\nそして生産性＝質の低い時間が長引くほど、労働時間＝量でカバーシなければなりません。\nすなわち残業や長時間労働です。これは嫌だ。\nそのため、会社でいかに集中力を高めるかは自分の労務管理上も重要な課題なんですね。\n会社でカフェ作業と同じ集中力が出せたら？ # 仕事の効率がガンガンあがれば定時帰りのワンダフルな毎日が待っているはず。\nでも、どうすればいい？\nカフェ作業で発揮できている集中力を、会社でも出せればいいじゃないですか。\n「カフェ作業が集中できる理由」を1つ1つ会社の仕事環境でも実現すれば、集中力はカフェ作業時なみにできるはず。\nカフェ作業が集中できる理由\n仕事以外の人の目がある 適度な雑音がある リラックスした雰囲気 おいしいコーヒー とはいえ、自分にとって影響の大きい「1.仕事以外の人の目がある」は会社ではやりづらい。\nだから2～4のどれかが実現できればよいはず。\nそこで登場するのが「2.適度な雑音がある」を実現してくれるCoffitivityだったんです。\nCoffitivityを聞きながら仕事してみた # というわけで、実験してみました。\n1人作業が多めの仕事の日に、会社でCoffitivityを聞きながら仕事してみたんです。\nすると・・・\nマジ作業スピード上がりまくる\n頭の回転が鈍くなる感じがしません。もちろん手は動いたまま。\nそのぶん頭の疲れは早くなりますが、それに応じて仕事も早くなります。\n特に25分1単位で作業するポモドーロ法との相性は抜群です。\n参考: 今日から始める生産性アップ術。ポモドーロ・テクニック再入門ガイド | ライフハッカー［日本版］\nぼくはミニマルな見た目とシンプルなキーボード操作が可能なこちらのタイマーアプリを使っています。 集中力アップに効果的なWindows向けカウントダウンタイマー「Hourglass」\nまとめ：音を利用して生産性をあげよう # 以上、音だけで生産性をゴリッと上げるWebサイトCoffitivityのご紹介でした。\n仕事場でイヤホンをつけられる方はぜひお試しください。\nこちら\n[Coffitivity](https://coffitivity.com/) ","date":"2017年7月26日","externalUrl":null,"permalink":"/coffitivity/","section":"","summary":"","title":"カフェの雑音を流す「Coffitivity」でカフェ作業気分！集中力アップにどうぞ","type":"posts"},{"content":"昨晩ゆっくり眠れず身体がだるい・・・\nでも5分後には友達がきたり、10分後に次の会議があったり、30分後には子供のお迎えに行かないといけなかったり・・・\nなにかと忙しくてまとまった休憩時間が取れないのが悩みどころですよね。\nそこで今回は、ぼくが実践しているスキマ時間休息法を3つまとめてご紹介したいと思います。\n上手にやれば実に効率よくスキマ時間で回復できるおすすめの方法です。\n15秒間、目を閉じる # 身体の中で常に疲れているのは、目です。眼精疲労で悩まされている人が多いのはその証拠。\nちょっとしたスキマ時間ができたらついスマホを見てしまう・・・なんていうのは、ただでさえ疲れている目に追い打ちをかける行いです。\nスキマ時間ができたら（スマホを見たくなったら）逆に目を閉じましょう。\n目を閉じて、眼球が目の中でプカプカ浮いている感触を感じてみてください。目の周りがスッキリするはずです。\n具体的な方法は**「15秒瞑想」**としてこちらの記事で解説しています。立ちながらでもできるおすすめの方法です。 目の疲れに効果的な「15秒瞑想」を紹介。疲れ目は素直に休ませよう\n10分間だけイスで寝る # もし座っているのであれば、目を閉じるのに加えて身体の力を抜いてみてください。\n座っていると身体は休まっているように思えますが、実はそうでもないんですよ。\nだって座ったまま全身の力を抜くとバランスが崩れますよね。知らず知らず身体が自分を支えているんです。\nなので、完全に脱力できる姿勢を探して、脱力してください。それだけで休まっていきます。\nなんなら机に突っ伏すなり背もたれに身体を預けるなりして、10分だけでも寝てしまいましょう。 無理な眠気覚ましよりよっぽど効果的だった「10分昼寝」のやりかた\n身体を横たえて脱力する # もし横になれるチャンスがあったらすぐ横になります。\n身体を横たえて力を抜くだけでも、ものすごい勢いで回復するんです。\nもし横になると眠ってしまうというなら、それは身体にとって必要な睡眠だということ。\n横たわっても上手に脱力できないという方は、こちらの記事で紹介した方法を試してみてください。lifehacker.jpにもピックアップされた入眠のコツです。 入眠のコツ - 15年以上実践してきた秘密の入眠テクニックを公開\nまとめ：スキマ時間で上手に休もう # 以上、スキマ時間で頭と体を休めるのに役立っている3つの方法をご紹介しました。\n15秒だけ、目を閉じる 10分だけ、イスで寝る 可能なら身体を横たえる 特に15秒の瞑想は今すぐにできるおすすめの方法です。\nぜひ試してみてくださいませ。\n","date":"2017年7月13日","externalUrl":null,"permalink":"/sukima-sleep/","section":"","summary":"","title":"10秒でも寝ろ！スキマ時間で効率的に休息を取る方法まとめ","type":"posts"},{"content":"空気を読まず急に襲ってくる眠気、どうにかしたいですよね。\n実はぼくも眠気に弱いんです。そのせいで居眠りで何度もヘマしてきました。\n客との会議で寝てしまったときは本気で怒られましたからね・・・\nそのため、これまで様々な眠気対策を試し、編み出してきました。\nおかげで少なくとも仕事中の居眠りはしなくて済むようになっています。\nそこで今回は、ぼくがこれまで体を張って眠気対策と眠気覚ましの方法を全部まとめて紹介したいと思います。\n眠気対策：眠気が出にくくする # まず、眠気を未然に防止するための対策です。\nそもそも眠くならなければ眠気覚ましなんて必要ありませんからね。\n（それでも眠くなってしまうんですけど）\nランチの炭水化物を減らす # 腹8分目におさえることで、食後の眠気はだいぶ防げます。\n特に炭水化物を減らすとより効果的です。\nたとえば普通盛りじゃなくてミニ盛り＋野菜にしたりとかですね。 松屋は並盛りよりミニ盛り+生野菜。ランチ後の眠気が段違い\nストレス解消に少し贅沢なランチをがっつり食べたい気持ちはわかります\nしかしそれで午後眠くなって仕事効率が落ちるのは本末転倒ですからね・・・\n全身に血をめぐらせる # 眠いときって、頭がぼーっとしたり、手先足先がふわふわしたり、全身が膨張したように感じませんか？\nぼくは、眠気の兆候であるこれらは血流のよどみによって引き起こされると考えています。\n頭がぼーっとするのは、頭に血が回っていないから 手先足先がふわふわするのは、血流がよどみ末端に十分に血液が循環していないから 全身が膨張したように感じるのは、上記の結果として一時的にむくみが発生しているから そのため、全身の血のめぐりをよくすれば眠気防止にもつながるのではないかと考えています。\n必要なのは血流を担う心臓と筋肉の活性化。要は運動です。\n眠くなったときに運動をしても効果はありますが、長くは続きません。\nそのため1日を通して血のめぐりやすい体内環境を作ることが重要だと考えます。\n具体的には、起床〜出社前に軽い運動をして身体をほぐしておくこと。\nたとえば電車通勤をやめて自転車通勤にする、1駅前から歩く、目的階の3階手前で降りて階段で上がる、などが効果的です。\n夜の睡眠の質と量を確保する # あとは当たり前ですが夜の睡眠の量と質の確保は大切です。\n眠りの量＝睡眠時間については、入眠時間を短くする独自の方法を長い間実践しています。 入眠のコツ - 15年以上実践してきた秘密の入眠テクニックを公開\n眠りの質＝深さについては、まだまだ研究中ですが、部屋を真っ暗にするのは効果的でした。 寝室の窓に遮光・遮熱シート「エコスクリーン」をつけたら寝つきがよくなった\n眠気覚まし：出てきた眠気を吹き飛ばす # 次に、眠くなってしまったときに睡魔とたたかう方法です。\nいくら未然の眠気対策をしたところで眠いもんは眠い。眠くならないなんてありえない。\nそんな場合にぼくが実践している眠気覚ましのベストセレクションです。\nとんでもない状況に身をおく # たとえば目の前にツキノワグマが立っているのに居眠りなんてできないですよね。\nそれと同じような危機的状況に身をおけば眠気なんてひっこむはず。\n別に命を危険に身をさらせと言っているわけではなく、自分の中で危機感を煽ることで眠気を吹き飛ばそうというアイデアです。\nたとえば、仕事の〆切を勝手に1/3に短縮してしまうとか。\n集中せざるをえない状況になったら人は集中するものです。\nとんでもない状況を妄想する # とはいえ、実際にとんでもない状況に身を置くことが難しい場合もありますね。\nそんなときの奥の手として妄想でカバーする方法も試しました。\n特に効果的だったのが、頭の中で勝手に家族を人質にする方法です。\nたとえば眠気吹き飛ばしてちゃんと仕事をしないと妻や子供が死ぬとか。\n死ぬだといまいちリアリティがないので、片腕が切り落とされるとか、〆切に遅れた時間分だけ水に沈められるとか。\nこの方法、効果てきめんですが、劇薬です。\n心にものすごいダメージを負うのであまりおすすめしません。\n外部の刺激を利用する # 想像力で内側から眠気を吹き飛ばす方法が効かなかったら、あとは外からの刺激で無理くり攻めるしかありません。\nいわゆる「眠気覚まし」と呼ばれているものがこれにあたります。背伸び、深呼吸、コーヒー、フリスクなどですね。\nぼくの場合はガチマッチョレベルの睡魔が襲ってくるので、単品で攻めてもあまり効果がありません。\nそのため複数の方法を組み合わせたあわせ技で撃退しています。\n具体的な方法はこちらからどうぞ。 いつも眠いぼくが独自開発した眠気覚ましの「あわせ技」四天王\n眠気に負ける # 最後に、眠気に負ける方法もご紹介します。\n負けるというと聞こえが悪いですが、これが実は一番効果が高かったです。\n眠いということは頭や身体が疲れを感じているわけです。\nそこでムチ打って無理に動かすのはかわいそうでしょうし、遠からずガタがきます。\n状況が許すなら素直に休む。これが一番。具体的な方法はこちらです。 無理な眠気覚ましよりよっぽど効果的だった「10分昼寝」のやりかた\nもし横になれなかったとしても、電車の中で座れたときに寝るのもいい方法ですし・・・ 電車でいびきをかいて寝るおっさんはとても正しい\nなんなら15秒だけ瞑想するだけでも目や頭を少しスッキリさせられます。 目の疲れに効果的な「15秒瞑想」を紹介。疲れ目は素直に休ませよう\nまとめ：眠気と上手につきあおう # というわけで、これまで実践してきて効果実証済の眠気覚ましや眠気対策をまとめてみました。\n眠気は悪者ではなく、頭や身体が出すサインです。\n状況が状況なら無理におさえることも必要ですが、許されるのなら寝てしまう。\nそうやって上手に眠気とつきあうことが大事なのではないでしょうか。\n","date":"2017年7月8日","externalUrl":null,"permalink":"/fight-sleepiness-matome/","section":"","summary":"","title":"眠気よさらば！効果実証済みの眠気対策＆眠気覚ましの方法まとめ","type":"posts"},{"content":"Excel界に伝わるいにしえのお作法。\nそのひとつが「全シートでA1セルにカーソルを移動してから保存する」です。\n新入社員時代に教わったものなのですが、正直面倒くさくて・・・。\nショートカットキーを使えば10秒くらいでパパっとできるのですが、もはやその手間自体を消したい。\nそこで、ボタン一発でできるようにマクロを組みました（昔の自分が作っていました）ので、共有したいと思います。\nそもそもなぜA1セルに移動するのか？ # そもそも、なぜ全シートでA1セルにカーソルを戻してから保存しなければならないのでしょうか。\nこのお作法を教えてくれた新入社員時代の先輩は言いました。\n「Excelは保存するときにカーソルの位置も記憶するんだよ」\n「次にファイルを開く人は、きみが最後にどこを編集していたかなんて興味ないだろう？」\nたしかに、複数人で連携して1つのExcelを作っている場合でもない限り、開いたときにカーソルが変なところにあると気持ち悪・・・\nいや個人的には全然気持ち悪くないんですけど。\n単なるお作法は価値を生まない # もちろん最低限の配慮は必要ですが、行きすぎるのは問題です。\nカーソルをA1セルに戻すだけのただのお作法はその最たるもの。\nCtrl + Home（A1へのカーソル移動）とCtrl + PageUp/Down（シートの移動）を使えば10秒もかからずできますが、この10秒に「お作法を守る」以外の価値は正直ありません。\n価値を生まない手作業は、いくら10秒でも抹消すべきでしょう。\nそもそもやる価値を感じないですし、やるにしてもショートカットキーで一生懸命操作する必要なんてないはずです。\nA1への移動を自動化するVBAマクロ # なので、自動化するマクロを作りました。（昔の自分が作っていました）\nなにがどうなるか # すべてのシートについてカーソルをA1に戻ります。\nそのうえで、先頭のシートに戻ります。\nソースコード # 次のとおりです。短いですね。\nSub ホームポジション() Dim i As Worksheet For Each i In Worksheets i.Select i.Range(\u0026#34;A1\u0026#34;).Select Next Sheets(1).Select End Sub 使い方 # マクロを起動するだけです。事前にどこかを選択したりは必要ありません。\nこちらを個人用のアドイン（*.xlam）に放り込んでおくと、ほかのファイルでも使いまわせて便利です。\n参考: アドインを追加または削除する – Excel\nリボンにボタンを追加するとクリック一発で呼び出せるようになります。\n参考: Office でリボンをカスタマイズする – Office サポート\n注意事項 # 非表示のシートがあるとエラーが出ます。\nシートはすべて表示した状態でお使いください。\nまとめ：面倒なお作法は自動化しよう # 以上、Excelで全シートのカーソルをA1に戻す「お作法」を自動化するVBAマクロのご紹介でした。\n短いソースコードを書くだけで10秒かかった作業が1秒（ボタンを押すだけ）に短縮できるんですからVBAはいいですね。\n他にもお作法対応的なVBAを発掘次第、共有したいと思います。 自称Excelのプロに教わった面倒な「お作法」をマクロで自動化しまくった結果\n","date":"2017年7月3日","externalUrl":null,"permalink":"/excel-move-cursor-to-a1/","section":"","summary":"","title":"Excelで全シートのカーソルをA1に移動する”お作法”を自動化するVBAマクロ","type":"posts"},{"content":"Excelでは左側に分類、右側にデータというレイアウトでデータを整理することが多いと思います。\nそのとき左側の分類カラムがなんとなくグループ化されているとパッと見でわかりやすくて嬉しいですよね。\nしかしセル結合は地雷ですし、条件付き書式でやるとうまく動かないことがあるので余計不便です。\nやるなら罫線とフォント色なのですが、手作業でちまちまやるのは面倒ですよね。\nそこで、ボタン一発でできるマクロを作りました（昔の自分が作っていました）ので共有したいと思います。\nなにがどうなるか # 上の図のとおりです。\n左のようにバラバラと並んでいてグループ化されていないように見えるデータを、右のようなグルーピングがわかる見た目に整えます。\nマクロでいじるのは罫線の設定とフォントの色だけなので、オートフィルタの邪魔をしません。\nマクロの使い方 # 使い方ですが、特に難しいところはありません。\n分類のところも含めてデータを全部埋めます 見た目を整えたい部分を選択します（データ行のみ） マクロを起動します 以上です。\nVBAマクロのソースコード # ソースコードは以下の通りです。\n\u0026#39;選択エリア情報格納用 Public Type SelectionInfo StartRowIndex As Long \u0026#39;選択エリアの一番上の行インデックス StartColIndex As Long \u0026#39;選択エリアの一番左の列インデックス EndRowIndex As Long \u0026#39;選択エリアの一番下の行インデックス EndColIndex As Long \u0026#39;選択エリアの一番右の列インデックス RowCount As Long \u0026#39;選択エリア内の行数 ColCount As Long \u0026#39;選択エリア内の列数 CurrentRowIndex As Long \u0026#39;現在の行インデックス CurrentColIndex As Long \u0026#39;現在の列インデックス End Type \u0026#39;共通処理 \u0026#39;選択エリア情報格納処理 \u0026#39;-------------------------------------- \u0026#39;シートの内容を加工するのに必要となる「選択エリア」の情報を格納して返します。 Public Function GetSelectionInfo() As SelectionInfo Dim selInf As SelectionInfo With selInf .StartRowIndex = Selection.Row .StartColIndex = Selection.Column .EndRowIndex = Selection.Rows.Count + Selection.Row - 1 .EndColIndex = Selection.Columns.Count + Selection.Column - 1 .RowCount = Selection.Rows.Count .ColCount = Selection.Columns.Count .CurrentRowIndex = ActiveCell.Row .CurrentColIndex = ActiveCell.Column End With GetSelectionInfo = selInf End Function \u0026#39;選択エリアの表にグループ罫線を引く Public Sub グループ罫線() Application.ScreenUpdating = False Dim colIdx As Long Dim rowIdx As Long Dim selInf As SelectionInfo \u0026#39;シートの選択領域 Dim lngAddCnt As Long \u0026#39;追加行数 lngAddCnt = 0 \u0026#39;選択情報取得 selInf = GetSelectionInfo() \u0026#39;最初のセルから正順(列優先)に処理を行なう For colIdx = selInf.StartColIndex To selInf.EndColIndex For rowIdx = selInf.StartRowIndex To selInf.EndRowIndex \u0026#39;罫線を引く With cells(rowIdx, colIdx) If .Value \u0026lt;\u0026gt; cells(rowIdx - 1, colIdx) Then \u0026#39;値が上のセルと異なる場合罫線で囲う .Borders(xlEdgeTop).LineStyle = True .Borders(xlEdgeRight).LineStyle = True .Borders(xlEdgeBottom).LineStyle = True .Borders(xlEdgeLeft).LineStyle = True \u0026#39;値が同じ場合、上罫線は消し、文字色を薄くする Else .Borders(xlEdgeTop).LineStyle = False .Borders(xlEdgeRight).LineStyle = True .Borders(xlEdgeBottom).LineStyle = True .Borders(xlEdgeLeft).LineStyle = True .Font.ColorIndex = 48 End If End With Next Next Application.ScreenUpdating = True End Sub グループ罫線()が本体です。その前の共通部分はその昔どこかからひっぱってきたものだと思います。\nこちらを個人用のアドイン（*.xlam）に放り込んでおくと、ほかのファイルでも使いまわせて便利です。\n参考: アドインを追加または削除する – Excel\nリボンにボタンを追加するとクリック一発で呼び出せるようになります。\n参考: Office でリボンをカスタマイズする – Office サポート\n注意事項 # データは分類用のカラム含めて全部埋めてください。空きがあるとキレイになりません。\nマクロの実行はCtrl+zでUndoできません。実行の際は事前にテストしてください。\nまとめ：マクロで自動化しよう # というわけで、Excelのデータ分類用カラムにグループ感を出すVBAマクロのご紹介でした。\nExcelはなにかとお作法があって面倒ですが、できるところは自動化して手間と時間を省きたいものですね。\n/macros-for-excel-habits/\n","date":"2017年6月30日","externalUrl":null,"permalink":"/excel-group-grid-macro/","section":"","summary":"","title":"Excelのデータ分類用カラムにグループ感を出すVBAマクロ","type":"posts"},{"content":"2016年8月に過労でぶっ倒れてから2017年3月に職場復帰、それから3ヶ月間心療内科に通っておりました。\nが、このたび心療内科を卒業したので、自分なりのふりかえりとして「うつヌケ」を読んでみましたので感想を書きたいと思います。\n一言で言うと、回復した後に読んでよかったなと。\nぼくと「うつ」の関係 # 感想に行く前に、前提としてぼくと「うつ」の距離感についてお話しさせていただきます。\n心療内科にかかった経緯 # そもそも心療内科にかかった理由は、過労です。\n休みなしで1ヶ月半くらい朝から深夜まで働き詰めしてたら起きれなくなりました。\n詳しい様子はこちらに書いています。 休みがない…1ヶ月半休みなしの激務により過労で倒れました\n症状と抑うつ度 # 初診で受けたCES-D（うつ病簡易評価尺度）によると、ぼくは「軽度抑うつ状態の手前」だったそう。\n簡単に言うとうつ病の予備軍という感じでしょうか。処方も睡眠導入剤と抗不安薬のみです。\nとはいえ担当医いわく**「あなたは自己評価低い＆責任感が強い系だ」「今の段階で診察できてよかった」**だそうなので、たぶん転落する寸前だったんじゃないかなと。\n8ヶ月の心療内科通い＋3ヶ月の不定期診察を経て心療内科を卒業 # 2016年8月に心療内科に通い始めてから8ヶ月、会社指定のカウンセリングサービスを月一で受けつつ、隔週で心療内科に通っておりました。\nその後2017年3月に職場復帰したのですが、くすりの処方と予後のため3ヶ月間は3〜4週に1度とかペースで不定期に受診していました。\nが、このたび晴れて卒業しました。明確にもう来なくていいよと言われたわけではないのですが、「またなにかあったら来てね」という担当医のコメントを受けてです。\nちなみにかかった心療内科はゆうメンタルクリニックです。感想は下記記事にまとまっています。 ゆうメンタルクリニック新宿院に8ヶ月通った結果レポート\n回復後に「うつヌケ」を手に取った理由 # さて、そんなぼくが話題の「うつヌケ」を知ったのは発刊から1ヶ月経った2017年2月のこと。\n職場復帰もまだで体調も回復したと言い切れない状態の時でした。寒かったですしね。\n多くの方はおそらく、自分のうつ状態を回復するために様々な本やサイトを見て「自分で何とかしよう」と思われるかもしれません。実際に「うつヌケ」を手に取った方もいるでしょう。\nしかしぼくはやめました。理由は心療内科の医師を信じていたのと、人の成功談を聞くと逆に自分が落ち込みそうな気がしたからです。\n「うつヌケ」の感想 # というわけで晴れて心療内科を卒業できたため「うつヌケ」を手にとってみたのですが・・・\nやはりぼくにとっては回復後に読んだのは正解だったと実感しました。\n症状の「あるある」はあまり響かなかった # 理由のひとつは、描かれている症状に対してあまり「あるある」を感じられなかったからです。\nこれはおそらくぼくの症状が軽かったからかもしれません。「軽度抑うつ状態の手前」ですからね。\n「うつヌケ」の中にはうつの予備軍の方の事例も紹介されていましたが、ぼくはおそらくさらにその手前だったのでしょう。\n回復前に「うつヌケ」を読んでいたらきっと、うつの症状も実感できないのに休んでいていいのだろうかと自分を責めていたかもしれません。\n結果、回復が遅れていた可能性もあります。\n再発防止策の紹介はマジ役立った # 体調回復後に読んで良かったなと思った理由はもう一つ。今自分に必要な再発防止策がふんだんに紹介されていたことです。\n自分の気分を上下させる要因を知ること、趣味の時間を取ること、自分を俯瞰する視点を持つこと・・・\n文字に書いてみると当たり前のことばかりなのですが、うつっぽい状態から回復した人間から見るとしみじみ効果がわかるし役に立つ感じるものばかりなんですよね。\nたとえばぼくは雨が苦手です。雨が降った日は心が落ち込む傾向があります。晴れた日は夜までピンピン動き回っているのに、雨の日は午前中にはだるさを感じるほど。\nその点、著者の田中圭一さん自身の体験である「天気予報を見て気温の落差による気分の落ち込みに備える」はなるほどその通りだと実感したり。\nあと「うつの第二トンネル」のリスクを知れたのも役に立ったポイントです。ここの備え、正直忘れてました。\nうつの人の家族にも読んでほしい # さて、最も心を打ったのが家族の理解があったからこそ寛解に向かえたというエピソードです。\n子どもたちの一言が自分を落ち込みからサルベージしてくれた、ミリタリーの趣味に妻が口一つ挟まなかった、「つらいなら仕事やめれば？」という妻の一言で視界が開けた、、などの事例が紹介されています。\nぼくも休職中はほとんどの家事や育児を妻にお願いして、自分はゆっくりした時間を過ごさせてもらっていました。本を読んだりブログを書いたり、好きなクロスバイクで遠出してみたり・・・\n「あなたはゆっくり好きなことをやって回復して」と妻が言ってくれたからこそ今の自分があるとしみじみ感じているのです。\nもしそうでなかったら。妻が全面的に協力してくれなかったら。きっと辛かったでしょうね。\nだからこそ「うつヌケ」はうつの症状が出ている人の家族に読んでもらいたいなと感じた次第です。\nまとめ：「うつヌケ」は元気なときにどうぞ # というわけで、心療内科を卒業した後に「うつヌケ」を読んでみた感想でした。\nうつのさなかにいる人を救うために書かれた本ということですが、ぼくのように自己評価低めの人はうつ中ではなく回復期（元気なタイミング）で読んだほうが効果が高いかなと。\n登場人物も各方面で活躍してる人ばかりですからね・・・\n元気なときならスッと頭に入ってきますし「なるほどそうか」と思えるのではないでしょうか。\nぼくもしばらくしたらまた読み直してみようかと思います。\nうつヌケ うつトンネルを抜けた人たち\n","date":"2017年6月22日","externalUrl":null,"permalink":"/utsunuke/","section":"","summary":"","title":"心療内科を卒業したので「うつヌケ」を読んでみた感想","type":"posts"},{"content":"これまで本棚がまるごと埋まるくらいの量のビジネノウハウ本を読んできました。\nそれら経験から導かれた結論は、知識レベルでは結局「7つの習慣」「イシューよりはじめよ」「ロジカルシンキング」「人を動かす」あたりの名著を読んでおけばいいんじゃないの？ということ。\nだとすると名著以外のビジネスノウハウ本の存在価値ってなんだろう？\n特にネットでいろいろと情報が手に入る時代にあえてなんでビジネス本なのか？\n・・・ということを考えてみたので書いてみたいと思います。\nビジネスノウハウ本のヒエラルキー # ビジネスノウハウ本はピラミッドの形をしています。\n上は幅広く応用ができる法則や原則の話。冒頭であげた「名著」が入るところです。\n下に行くほど具体的なシチュエーションや領域に特化したHowの話が登場してきます。\n上に行くほど抽象的、下に行くほど具体的になっていくんですね。\n下層のビジネスノウハウ本に書いてあること # これを言いかえると、「ノウハウ」に近い下の方の本は上の「名著」の焼き直しということ。\n言い回しは異なるものの、根本的な内容は実は同じだったりします。\nそりゃそうですよね。抽象的な法則を具体的な状況にあてはめたものなんですから。\nたとえば「ロジカルシンキング」に書いてある「So What/Why」や「MECE」は、タスクの組み立てや資料の構成、プレゼンのやり方まで応用可能なものです。\n逆に下層の本のタイトル「サルでもわかる計画のたてかた」「わかりやすい資料構成」「圧倒的に伝わるプレゼン」のエッセンスを抽出すると「So What/Why」や「MECE」が出てきます。（もちろん方向性を変えれば別のエッセンスも抽出できます）\nすなわち知識としてはヒエラルキーの上位にある「名著」を読めば足りるはずなんです。\n具体的な話はネットに転がっている # 加えて、時代はインターネット。\nこと細かなシチュエーションに「名著」の法則を当てはめたプチノウハウは、検索すればいくらでも出てきます。\nもちろん無料で手に入るネットの情報にこの世のすべてが書かれているわけではありませんし、情報の信頼性は落ちますが、知識を学ぶなら実は十分だったりします。\nインターネット時代におけるビジネスノウハウ本の価値 # しかしビジネス書は日々発刊され続け、売れ続けています。なぜなのでしょうか。\n上層の名著群と下層のビジネスノウハウ本群に書いてある知識は変わらない、という前提で考えると、下層本の差別化要素になりうるのは「著者の経験による裏打ち」と「語り口」の2つだからです。\n著者の経験による裏打ち # 数学や理学、工学における法則とは違って、ビジネスにおける法則はとてもゆらぎが大きいものです。\n法則が効力を発揮する範囲は正直いって「場合による」としか言えません。場合によっては法則と逆を行くほうがことがうまくいくときもあります。\n名著に書かれた知識を学び実践したが、法則の世界とは異なる結果をまのあたりにした読者はおそらく「なぜなのか」と思うでしょう。「なにがいけなかったんだ」と。\nそこで「実際にこういうシチュエーションでもこの法則は使えたよ」という経験談が聞けるとしたらどうでしょう。きっとお金を出してでも読みたいですよね。\nつまり法則に対する著者の経験談が、読者にとって差別化要素になるんです。\n語り口 # 法則というものはえてして語り口が難しくなるものです。抽象的な概念、幅広く適用可能な言い回しをする傾向があります。そのためぱっと見てわかりにくいんです。\nたとえば「ものごとはMECEに分解しろ」と言われても、MECEを知らない人や言葉の意味しか理解していない人は「？」ですよね。\nそうではなくて「日本は都道府県で分けると漏れもダブりもない。こういう分類をするとなにかと便利」というような語り口ならどうでしょう。一気にわかりやすくなりますよね。\nまた読者によってわかりやすい語り口は変わります。とりあげる例によってはピンとくる人こない人がいます。ここは著者との相性でもあります。\n読者にとっては自分にとってわかりやすい言い方でないとストンと腹に落ちないということです。読者目線では、語り口自体が差別化要素になりうるのです。\nビジネスノウハウ本の輪廻 # 「著者の経験による裏打ち」「語り口」の2点が下層ビジネスノウハウ本の差別化要素だとすると、それら**本の価値はすなわち「事例」**ということになります。\nさて、読者によって響きやすい事例は時代によって変わります。\nたとえばITの世界でいうなら「ブレードサーバーの選び方」よりも「インフラクラウドの選び方」のほうがピンとくる人が多いでしょう。「物流と営業力を駆使した代理店型の販売」より「ネットとリアルを融合した体験型販売」のほうが今は読まれやすいと思います。\nもちろん中には時代に左右されにくい事例もあるかと思いますが、事例には賞味期限がある事実は変わりません。事例の陳腐化にあわせて下層ビジネスノウハウ本の内容もどんどん陳腐化していきます。\n事例の賞味期限がビジネスノウハウ本の賞味期限、ということです。そして死にゆく本たちにかわり、新たな時代を繁栄した事例にもとづくビジネスノウハウ本が生まれてくる、というわけです。\nまとめ：ビジネスノウハウ本は書かれ続ける # というわけで、ビジネス本ヒエラルキーの下層に位置するビジネスノウハウ本はこれからも書かれ続けるでしょう。\nそして、その差別化要素が「著者の経験」「語り口」であることは、時代が流れ事例が陳腐化していく以上、これからも変わらないと考えました。\nあまりまとまりのない雑記ですが、こんなところです。\n","date":"2017年6月19日","externalUrl":null,"permalink":"/know-how-business-book/","section":"","summary":"","title":"インターネット時代におけるビジネス本の価値と輪廻","type":"posts"},{"content":"なんでこいつはオレの言うことを聞かないのか？\n仕事をしているとぶちあたる「部下がなかなか言うことを聞いてくれない」問題。 部下を持つみなさんはどのように対処しているでしょうか。\n理由を丁寧に説明して納得してもらう、とにかくやれと急かす、うまい言い回しでやる気を引き立てる・・・ さまざまな方法で、手を変え品を変え、なんとか動いてもらっている人もいるかもしれません。\n仕事という側面だけを見れば「部下は上司の指示で動く」というルールがあるので「部下は上司の言うことを聞いて当たり前だろう」となるかもしれません。 しかしそこは人間。歯車のように仕組みの設計通りに動いてはくれないものですよね。\nそこで今回は「部下が上司の言うことを聞く理由とはなにか？」について、考えたことを整理してみます。\n思うに、そこには3つのパワーが作用しているのではないでしょうか。\n権力があるから言うことを聞く # ひとつ目が「権力」です。\n**「立場的にあの人の言うことは聞かなければならない。だから言うことを聞こう」**というタイプのもの。 いわゆる上司と部下の関係、組織の階層における上と下の関係ですね。\n上司は自分より大きな決裁権を持っている。自分は上司の指揮下に入っている。 そういった組織設計上の役割分担を守るために言うこと聞く場合がこれに当たります。\n権力に基づき部下が言うことを聞くのは、組織の仕組みとしては正しい姿ではあります。 組織は役割に基づく職務内容のパズルで動くものですから、それにしたがって部下が上司の言うことを聞くことは望ましいでしょう。\nしかしこれはピュアに役割分担という側面から人を歯車扱いする考え方ですから、心情的には微妙です。 人によっては「気に入らない上司だけど、しょうがないから言うことを聞くしかない」と後ろ向きに捉えるかもしれません。\n実力があるから言うことを聞く # ふたつ目が「実力」です。\n**「あの人は仕事ができる。正しいことを言っているに違いない。だから言うことを聞こう」**というタイプのもの。 いわゆる「強い人についていく」というやつですね。\n仕事は成果を出してなんぼであり、成果を出しているデキる上司の下で動けば自分も成果を出しやすい。 上司の采配で自分の仕事の成果が左右される以上、仕事のデキる上司の言うことは聞きたくなりますもんね。\n人事評価が上手に回っている場合、実力のある人が上の立場になりやすいため、順当にいけば実力と権力（立場）は比例します。 しかし社内政治や中途採用などの関係で実力と権力が逆転する場合も。 風通しのよい組織なら実力をベースに上司が部下の言うことを聞くことも十分ありえますが、実力のある部下を権力で潰しにかかるクラッシャー上司もいたりします。\n人徳があるから言うことを聞く # 最後に「人徳」です。\n**「他でもないあの人の言うことだ。オレはあの人を信じる。だから言うことを聞こう」**というタイプのもの。 2時間ドラマに出てきそうなやつですね。\n人徳で言うことを聞く…という感覚は、実力・権力と比べると少しピンとこないかもしれません。 なぜなら「善」「正義」「理念」「倫理」などの大きめでざっくりした概念、そして個人的な「恩」や「情」までもが「人徳」の一言に混ざっているからです。\n有り体にたとえるなら「人として惚れた」でしょうか。 「救われた」と思える言葉をかけてくれたときに感じるあの感情です。\n主観的な信頼にもとづいて言うことを聞きたくなる。それが人徳というパワーです。\n部下が言うことを聞かない理由 # 権力、実力、人徳。\nそれぞれを理由に部下が言うことを聞くのは、そこに「正しさ」や「快適さ」があるからです\n逆に言うと、部下が言うことを聞いてくれないのは「正しさの欠如」「快適さの欠如」が原因かもしれません。\n正しさの欠如 # 権力、実力、徳力（人徳）における「正しさ」を整理すると以下の通りです。\n権力 ：組織の仕組みとして正しい 実力 ：仕事の成果追求において正しい 人徳 ：人として正しい 正しさの欠如とはこれらの逆。つまり\n権力がない：組織の仕組み上、言うことを聞く理由がない 実力がない：言うことを聞いても成果につながらない 人徳がない：そもそも人として信用されていない のいずれか（もしくはすべて）に該当している可能性があります。\n何を言うかよりも誰が言うかが大事だという話は、上記の「実力がない」「人徳がない」の裏返しなのです。\n快適さの欠如 # もし3つのパワーをあわせ持っていたとしても、統率スタイル＝3つのパワーバランスが部下にとって不快なものだと言うことを聞いてくれない可能性があります。\n極端な例をあげてみます。\n軍隊的に組織をまとめるのが好みの体育会系スタイル：権力偏重 和をもって尊しとなし、仕事よりも人を選ぶスタイル：人徳偏重 仕事は成果にコミットすることが正義なのだスタイル：実力偏重 権力偏重タイプの部下は人徳では言うことを聞かないかもしれませんし、実力偏重タイプの部下を権力のみでコントロールすることはおそらく難しいでしょう。\n部下にとって快適でない統率スタイル（パワーバランス）でゴリ押しするからこそ反発されてしまうのかもしれません。\nまとめ：パワーバランスを棚卸ししてみよう # 以上、部下が上司の言うことを聞くときに作用する3つのパワーというお題で、実力、人徳、権力の3つのパワーとそのバランスについて考えてみました。\nどのようなパワーバランスが適切化は所属組織の風土にも関係するので、どれを重要視すべきか決められませんが、パワーバランスを棚卸ししてみることは有効だと思います\nぜひ一度、「上司と部下」という関係をとりまく状況をかえりみて、今はどのパワーに偏っているのか？それによってひずみが生じていないか？と考えみてはいかがでしょうか。\n自分の頭で考えて動く部下の育て方 上司1年生の教科書\n","date":"2017年5月30日","externalUrl":null,"permalink":"/3-powers-boss-and-members/","section":"","summary":"","title":"部下が上司の言うことを聞くときに作用する3つのパワー","type":"posts"},{"content":"仕事でExcelを扱うことが多いんですが、ときどき**「なんだよこの意味不明なExcelは・・・」**と言いたくなるゴミファイルに出会うことがあります。\nどういう考えで整理されているのか、何がどの粒度で整理されているのか、どういう用途を想定したものなのか・・・\nいずれもが全く不明で、「レビューしてください」「これをインプットにしてください」と言われても扱いに困ってしまいます。\n一方、**逆に「このExcelはセンスいいし使いやすいなあ」**と思うこともあります。\nセンスのいいExcelと悪いExcel・・・\nこれらの違いをシンプルに言うなら、「シートの1行目〜3行目」に圧倒的な差がある、ということ。\nExcelはセンスがモロに出る # Excelは縦横でデータを整理できる便利なツールです。\n分析や描画、マクロによる自動処理その他、あらゆる機能も備えているため、やろうと思えばなんでもできます。\nマリオだって作れます。\n参考: 【Mario】Excel Mario / エクセルでスーパーマリオを作ってみた。【完成版】 – YouTube\nしかしシンプルかつ機能豊富なあまり、シートを作る人のセンスがモロに出てしまうのが玉にきず。\nエクセル方眼紙＋セル結合を使ったフォームなんてまさにいい例でしょう。\nまた以前「エクセルにオブジェクトをペタペタ貼って1枚プレゼンを作るのが極意だ」なんて話を見かけたときは、正直吐きそうになりました。\n参考: ASCII.jp：“絶対Excel派”の「1枚企画書」 (1/4)｜Excelで極める「1枚企画書」\nこれらは極端な例ですが、縦軸と横軸で情報を整理するというよくある使い方においても実はセンスがモロに出ます。\n縦軸をどう整理するか、横軸にどういった属性を取るか、扱う情報粒度は適切か、最終的な用途である集計・分析を意識した設計になっているか・・・\nなどなど、センスが出るポイントはいろいろあるんですが・・・\n横軸を見ればセンスはバレる # その中でも最もセンスが出るのが横軸。カラムの定義部分です。\nカラム定義に使われる1〜3行目はExcelに埋めるデータの中身を決める重要な存在。\nここが雑だとExcelの中身もだいたい雑なゴミになります。\nゴミとは具体的には、\nデータが分類整理されない 読み手によって解釈がぶれてしまい誤解の連鎖を引き起こす セルの中身の粒度が揃わず集計・分析に耐えられない 入力形式がバラバラでクレンジングすらままらなない といった弊害を引き起こすものたちのこと。\n要するに、何か埋まっているけど読めないし使えないデータのカタマリが生み出されるんですね。\nそんなゴミExcelの生みの親が、センスのない横軸というわけです。\nセンスのないカラム定義による弊害の例 # たとえばあなたがプロジェクト管理を担当することになったとします。\n共有フォルダに「課題管理表」という名前のExcelを作りました。\n1行目のカラム定義部分に、課題の中身や対応者、期限などと並んで**「優先度」**という項目を設けました。2行目以降は各チームに埋めてもらう前提です。\n当該Excelを更新するよう、各チームに依頼しました。2時間後集まった結果を見てみると、「優先度」カラムに\n最高 やばいです すぐに対応が必要 中くらい などと書かれていました。\n**何だこれ？**と思ったあなたは「これはどういう意味なのか」を各チームに確認して回りました。\n結局ほとんどの課題は「優先度：低」の範囲内のものでした・・・\nさて、どうしてこんなことになったのでしょうか。\n原因は優先度の定義・判断基準や記入方法が曖昧だからですよね。\n各チームが各チームの事情にのっとって優先度を判断してしまっており、記入方法も定まっていなかったたため表現は自由気まま。\nプロジェクト管理をする側からすると全く意味不明です。\nこれは「優先度」というわかりやすい例だから誰しもが一瞬で気づく間違いですが、これと同じことがあらゆるExcel、あらゆるカラムで起こる可能性があるんです。\nExcelを扱う人間は、カラムの定義が甘いことによるリスクや弊害に常に晒されているということです。\nセンスの良いExcelの1〜3行目に書いてあること # センスの良いExcelの最低条件はカラム定義がしっかりしていることです。\n先程の例では1行目にカラムの名前を書いただけしたが、これじゃ足りません。\nセンスの良いExcelには、少なくとも1〜3行目に下記ポイントが書かれています。\n1行目：伝わりやすいカラム名 # 1行目は、カラムの名前です。\n人によって解釈がぶれにくい名称を使えると良いのですが、コミュニケーションツールとしてExcelを使う場合は「伝わりやすい」「イメージが湧きやすい」ことを重視します。\n先ほど課題管理表でいえば「課題内容」「優先度」「対応期限」「対応者」などを使うのが一般的ですのでそれに従ったほうが良いでしょう。\n分析をする際の項目名としても使われるため、短くバシッと端的な言い回しだと好ましいです。\n2行目：カラムの厳密な定義 # 2行目は、カラムの厳密な定義です。\nカラムはデータを横串で見渡すためのものです。\n視点・観点、基準、フォーマット、粒度など、横串でものごとを見るためには揃えるべきポイントをきちんとここで定義してあげましょう。\n先程の課題管理票の「優先度」の例であれば、\n最高：全チームの進捗をただちに阻害するもの 高：全チームの進捗を阻害しうるもの 中：自チームの進捗をただちに阻害するもの 低：自チームの進捗のみを阻害しうるもの などの定義が書かれているだけでも情報の精度はグッと上がるでしょう。（上記サンプルは適当です）\n3行目：記載サンプル # 3行目は、記載サンプルです。\n記載サンプルには、実際にどのような情報・データが記入されているべきかの例示します。\n2行目にカラムの定義を書いたのになんでわざわざ記載サンプルまで？と思われるかもしれません。\nしかし、思い出してみてください。役所に何かの申請を出しに行くとき、自分の記入する用紙の横に置くのは「記入例」の書かれた紙ですよね？\nカラムの厳密な定義はいわゆる「記入ルール」です。ルールだけを見せても適切な記入方法は伝わりません。記入者は**サンプルに沿っているか？**で答え合わせをするからです。\n先ほどの課題管理の「優先度」は、カラム定義だけでほぼ明確に伝わる特殊なパターンです。それ以外のほとんどのカラムは、記入サンプルがないとマトモな情報が入ってきません。\nそれにExcelを読む人にとっても、**「結局このカラムはなんの情報がどう表現されているのか？」**がパット見でわかるほうが伝わりやすいでしょう。\n最低限のカラム定義をしているか？ # センスの良いExcelは、\nセルを埋める人にやさしい 集計・分析する人が扱いやすい 半年後や1年後にそのExcelを見る人が誤解しにくい という特徴を持っています。それらを形作るのが1〜3行目「カラム定義」だということ。\nなお「半年後や1年後にExcelを見る人」には自分自身も含まれます。\nとりあえず1行目にカラム名だけ書いてデータを集めてみたけど、半年たってみたときに「コレなんだっけ？」となるのは自分かもしれませんよ。\nまとめ：Excelは必ずカラム定義とセットで # 以上、センスの良いExcelは少なくともカラム定義がしっかりしている、というお話でした。\n縦横で整理するために「とりあえずシートを作る」人もいるかもしれませんが、\n通じやすいカラム名か？ カラム定義は厳密で解釈はぶれにくくないか？ 記載サンプルは初見殺しではないか？ の3点を面倒がらずに自己レビュー（＋可能であれば上司や同僚のレビュー）をすることで、そのExcelに関わるすべての人を少しだけ幸せにできます。\n逆にこれらがなってないゴミExcelは、そのExcelファイルが使われる期間中、関係者を苦しめることになります。\nそれが回り回って「作ったやつが情報整理し直せ」と自分が尻拭いをすることになるかもしれません。\nショートカットキーを極めたりマクロによる無駄作業の自動化を目指すのもいいですが、その前にまずはExcel上でのデータ設計そのものに注目してみてはいかがでしょうか。\nExcel 最強の教科書[完全版]――すぐに使えて、一生役立つ「成果を生み出す」超エクセル仕事術\n","date":"2017年5月23日","externalUrl":null,"permalink":"/excel-1to3-row/","section":"","summary":"","title":"センスのいいExcelの1〜3行目に書いてあること","type":"posts"},{"content":"あの人は、キーマンだけど、汗臭い\nどうしても一緒に仕事をしなければならないけど、どう考えても臭い。 でも同じ場所、同じ島、隣の席など臭いが到達する場所にいなければならない。\nそんな状況であなたはどうするべきなのだろうか？\n・・・というのが、今回考えたいお題です。\n汗臭いからといってその人をあからさまに無下に扱うことはできません。 仕事上のキーマンならなおさらです。\nしかし職場のニオイは生産性や仕事の効率にかなり影響するもの。 直接的にも間接的にも、知らない間に職場の「空気」を支配してしまいます。\nそんな汗臭い問題への対処方法について、3つのコレクトネスという観点からで考えてみたいと思います。\n職場の「ニオイ」による生産性の変化 # コレクトネスの話に行く前に、職場のニオイひとつでチームの生産性が大きく落ちた事例を2つお話したいと思います。\n両方とも、ぼくの実体験です。\n下水のニオイに支配された部屋 # 汗臭さとは少し違うんですが、ぼくが入社して2年目くらいのときのことです。 配属されたプロジェクトの初日、同じ会社の人が集まっているという作業部屋行ってみると・・・\n部屋中に、下水のニオイが充満していました。\n下水というか、ろくに管理・清掃されていない公衆便所の放つあの臭いです。 入った瞬間、鼻がひん曲がると思いました。\n話を聞いてみたころ、部屋を出てすぐにあるトイレが長い間壊れたままだそう。 水が上手に流れず、流れたとしても奥ゆかしく少しずつ水が流れてくるような状態。 その結果、滞留した水がニオイを放ち部屋まで到達、部屋に下水の臭いが充満しているんだ、ということでした。\nその部屋は30人くらいは入りそうな大きさ。 窓はありますがセキュリティの関係で開けることはできません。 入り口から一番遠い奥の一角がぼくの席だったですが、そこでもあの臭いが黄色い顔してやってくるのがわかるレベルでした。\n入り口すぐのチームはもっと大変だろうなあ。 とよく見てみると、皆マスクと消臭剤でなんとかしのいでいるものの、どうしようもない臭害にやられて目は虚ろでした。 明らかに手が動いていませんし、集中できていないことが外から見てもわかります。 「早くランチの時間こい」が頭の中でうずまいている様子でした。\n後日、オフィス自体はクライアントが準備してくれたものだということがわかりました。 そのプロジェクトに参画している複数のベンダー（当社含む）を一箇所にまとめて連携効率を上げたいという思いからということでした。 ちなみにクライアントが出席するミーティングは、クライアント本社のキレイなオフィスで行うことになっていました。\nこれはさすがにちょっと・・・ でもクライアントの事情だからしょうがないかな・・・\nとマスクでなんとかしのぎながら仕事をしましたが、チームの士気が上がることはありませんでした。\n汗臭さに包まれたチームの島 # 入社4年目くらいの別のプロジェクトでの話です。 ぼくが所属することになったチームの島は大部屋の端っこ。ぼくを含めて男性6人女性1人。\n合流初日に気づいたのは、誰かが明らかにニオイを発しており、汗臭さがチームの島を包み込んでいたことでした。\nニオイの発信源は、チームリーダーのA氏でした。\nA氏はとても仕事ができてクライアントからの評判がよく、かつ社内メンバーの評価も高いキーパーソン。彼がいないと正直チームは回りません。 そしてデキるリーダーは連携効率を考えるもの。A氏はメンバーへの指示出しや報告・相談などがその場その場ですぐできるよう、誰しもが自分に話しかけやすいように島の席次を組んでいたんです。\n要するに、A氏が島の真ん中に座り彼を取り囲むような席順になっていました。 A氏のニオイを360度、あますことなく堪能できるパーフェクトな席次です。\nぼくはサブリーダー的な役割だったため、A氏の隣に座ることになりました。 今だからいえますが、正直キツかったです。ほかのメンバーも、声には出していませんでしたが、同じ思いだったのでしょう。 ある日気づいたんです。A氏の向かいに座ったMくんが、デスクの下に業務用の巨大消臭剤を仕込んでいたことを。 その日の帰り、ぼくはいつのまにか同じ消臭剤を買い物かごにぶちこんでいました。\n後日Mくんと話をしたときの彼の言葉が忘れられません。\n「臭いと集中力落ちますよね。仕事なんだから効率をあげる努力はして当然じゃないですか。キーボードがうるさい人がいるところで耳栓をするのと同じですよね」\n正論すぎてぐうの音も出ませんでした。\n職場の汗臭い人問題における3つのコレクトネス # このように職場のニオイ問題はきちんと対処すべきテーマなのですが・・・\nこの問題の難しさは、利益相反構造にあります。\n汗臭いという理由だけで無下に扱うのは人としてフェアじゃない 仕事に不可欠なスキルを持っているかが重要で、汗臭いかは問題じゃない しかし実際、汗臭いのはキツい このように全員から100点をもらうのが難しいんですよね。 なのだ何らかの「判断」を入れる必要があるのですが、判断には根拠が必要です。 ではその根拠や基準とは一体なんなのか・・・\nと思ったので、汗臭い問題を正しく解決するために考慮すべき3つのコレクトネスというものを考えてみました。 ポリコレ、ビジコレ、セリコレです。\nポリコレ：ポリティカルコレクトネス # ポリティカル・コレクトネスとは、身体的特徴や思想信条、政治的信念や宗教などに基づく差別・偏見的な表現はしてはいけない、という「正しさ」です。\n参考: ポリティカル・コレクトネス – Wikipedia\n汗臭いというのもひとつの身体的特徴です。 したがって、汗臭いからといってその人を「クサメン」呼ばわりしてはいけません。 汗臭いからという理由一つで、その人だけを冷遇するのは正しくない対処です。\nビジコレ：ビジネスコレクトネス # ビジネス・コレクトネスとは、仕事を完遂するという目的のみを考慮した適切な判断をするべきだ、という「正しさ」です。（ぼくの造語です）\n仕事は人やスキルによって完遂されるものです。 チームの一人ひとりには、仕事をやりきるために必要な役割が与えられています。 役割に応じて割り当てられたタスクひとつひとつが大きな仕事を成し遂げるための重要なピースになっています。 （組織や仕事が正しく設計されていたらそうなっているはず）\nつまりビジネス観点でのコレクトネスは、「職務を果たし仕事に貢献しているなら正しい」ということ。 その人がどんだけ汗臭かろうが、障害をもっていようが、耳が聞こえなかろうが、役割に基づいた職務を果たしているなら万事問題なしなんです。 極論を言うと、重要なのはスキルであって、人そのものではないのです。\nセリコレ：生理的コレクトネス # 生理的コレクトネスとは、要するに「生理的に無理」というやつ。脊椎反射レベルの「正しさ」です。\nなぜ生理的コレクトネスが大事かというと、会社は人で成り立っているからです。 仕事はチームプレイであり、チームは人の集まりである以上、ポリティクスやビジネスだけで画一的に考えると無理が生じます。 人間関係、思惑、感情のまぐわりなど、「生理的に無理」を含めた心の動きは無視できないし、すべきではありません。\nポリコレやビジコレがより強く求められている昨今ではありますが、人は役割をもったロボットではなく、生々しい感情を持った人間だという事実を忘れてはいけないないんです。\nコレクトネスに優先順位はあるのか # ポリコレ、ビジコレ、セリコレ。 考慮すべき3つのコレクトネスを考えてきましたが、先程お話したとおり、これらは「あちらを立てればこちらが立たず」の構造を持っています。 そのため、どのコレクトネスをより重視すべきなのか、というポイントが気になるところですよね。\n今の時流からすると、原則「**ポリコレ＞ビジコレ＞セリコレ」**の順で考えるのが正しいのでしょう。\nしかしこれは原則であって、状況によっては別の判断を入れる必要があります。 たとえば・・・\nセリコレがポリコレに勝つケース 汗臭すぎてまわりの誰もが仕事ができないレベル。対策を打つヒト・カネの余裕もない。その人は目立った活躍をしているわけでもない。よし退去してもらおう ビジコレが最優先になるケース 明日が締め切りなのに進捗は50％だ。汗臭いとか言っている場合じゃないぞ仕事しろ 逆にビジコレを無視するケース メンバーからの汗臭いクレームがやまず、このままではチームが崩壊しそうだ。赤字だが空気清浄機なり業務用消臭剤なりを予算から出そう つまり「ポリコレ＞ビジコレ＞セリコレ」という原則は理解しつつ、その時々の最適解はなんだろな？と都度判断する必要があります。\n職場の汗臭い人に困ったら管理職へ # ではその判断をするのは誰か。 人のやりくりやチーム全体のパフォーマンス管理を行う、管理職ポストの人間です。\n管理職の仕事は、メンバーが思う存分走れ仕事環境を作ることを通じてチームのパフォーマンスを引き出すことです。\n汗臭さによる仕事環境的なダメージ、その人のスキルが提供するビジネス上のベネフィット、組織として人間としてのコレクトネス。 それらを天秤にかけ、最終的に判断するのは、上長である管理職の役割です。\nもちろん汗臭い問題をマスクなどの自衛や当人への改善要求でどうにかしよう、というのも大事です。 しかし自分だけではどうにもならない場合は、素直に管理職ポストの人間へ課題としてエスカレーションしましょう。\nどういう表現にすると伝わりやすいかは下記記事をどうぞ。\n参考: 課題やリスクの正しい書き方。正しい行動を導く表現方法とは\nまとめ：職場の汗臭い人対策は自衛＋上申で # というわけで、3つのコレクトネスから職場の汗臭い人対策における正しさを考えてみました。\nなにもしなければポリコレ、ビジコレが優先されます。 波風を立てたくなければ、マスクをつけたりMくんのようにデスク下に業務用消臭剤を仕込むなどの自衛が現実的でしょう。 状況が許すならリモートワークも良い手段だと思います。\nが、臭いのを我慢する必要はありません。 仕事に支障が出ているのなら、チームのパフォーマンスにまつわる課題として上申してしまいましょう。\nとはいえ、職場の「空気」はメンバーひとりひとりが作るものでもあります。 もちろん自分の汗臭さに気づいている人は、制汗剤や除菌下着への買い替えその他、できることをやってほしいなと思います。 また自分は臭くないと思っている人も、「もしかしてニオってる？」という前提でまわりを見てみると、みんなが少し幸せになれるかもしれません。\n","date":"2017年5月18日","externalUrl":null,"permalink":"/politic-business-physiologic/","section":"","summary":"","title":"職場の汗臭い人対策において守るべき「正しさ」とはなにか","type":"posts"},{"content":"「今書いている日報メールにどのくらいのコストをかけたんだろう？」\n・・・なんて考えたこと、ありますか？\n月給から時給を逆算して「自分は時給XXX円で働いている」という計算まではしている人は多いと思います。 しかし、その時間を使って生み出されたアウトプットに対して**「コレにかかったコストはいくら？」**まで考えることは少ないのではないでしょうか。\n今回は「時間のコスト」ではなく、「アウトプットのコスト」について考えてみたいと思います。\nアウトプットのコストの計算方法 # アウトプットのコストを考える方法はとても簡単です。\n自分の月収を規定の労働時間で割った時給に、アウトプットにかけた時間をかければいいんです。\n例を見てみましょう。\n月収20万円が日報メールを書いた場合 # 土方（ひじかた）さんはシステム開発を行う「部楽社」で働くプログラマです。 普段は本社とは別の客先に常駐し、現場リーダーの指揮下でプログラムを書いています。\n仕事がうまく回った日の17時45分。そろそろ一日の作業をまとめた日報をリーダーに送る時間です。 土方さんは定められたフォーマットにその日の実績を記入し、送付します。かかった時間は約10分。\nさて、その日報メールにはいくらのコストがかかっているでしょうか。 試算してみましょう。\n1ヶ月で20営業日働くとして、1日あたり1万円 仮に1日8時間としたら土方さんは時給1250円 10分に換算すると、1250÷6＝約200円 つまり土方さんの日報メールは200円のコストがかかっていることになりますね。\n月収20万円が10人集まる会議の場合 # ある日、土方さんは自分の担当するプログラムの作り方が実は全体に大きな影響を及ぼすことに気が付きました。 そこで土方さんは関係するプログラマを集め、どういう仕組みにするとよいか議論することにしました 参加するのは、土方さんと同じ条件で働くメンバー10人。30分のディスカッションで方針を決めることとしました。\nさて、このディスカッションにかかるコストを同じように時給換算して試算してみましょう。\n月収20万の人の時給1250円 10人なので、1時間あたり12500円 12500円×0.5時間＝6250円 というわけで、この会議のコストは6250円ということになります。\n月収20万円が2回レビューした資料 # 土方さんはディスカッションの結果をまとめ、反映した設計を資料にまとめました。かけた時間は1時間です。 念のためディスカッションの参加者にクロスレビューを依頼することにしました。レビュー者は会議参加者のうちより深い知見を持っている2名。 1回のレビューとフィードバック、修正でかかる時間はのべ30分です。\nさて、その設計資料にかかったコストを計算してみましょう。\n月収20万の人の時給1250円 かかった時間は初版作成に1時間、レビュー2回で0.5時間×2 1250円×（1＋0.5×2）＝2500円 というわけで、この設計資料の作成＆レビューにかかったコストは2500円ということになります。\n客から見ると時給は4倍 # なんだそのくらいか・・・と思うかもしれません。\nメール1本200円、10人参加の30分会議で6250円。 そこまで大きな金額には見えないと思います。\nしかし実はこの計算、正しくありません。 なぜなら土方さんは月80万円で客先に派遣されていたからです。\n月収と客への請求額は全然違う # 月収20万なのに客には80万請求ってそりゃおかしいだろ！差額どこいった？ ・・・と、思うかもしれません。\n差額の行き先は、土方さんが会社の一員として動くため、そして土方さんの所属する部楽社が会社として機能するための仕組みに回されています。\n管理部門の人員 自社システムの維持管理 外部サービスの利用 不動産や備品 研修や人材募集 総務や法務、経理や人事など、管理部門の人は土方さんのかわりに裏側の仕事をやってくれています。 彼ら・彼女らも土方さんとおなじ社員ですので給料を払わないといけません。\nまた、自社システムがなければタイムカードはおろかメールもチャットも使えません。 何年に一度か交換してもらっているパソコンだってタダじゃないんです。\n自社オフィスには地代家賃がかかりますし、備品も必要です。 人材募集にもコストがかかりますし、社員研修も必要でしょう。\n細かく言うともっとありますが、こういった間接的な費用が、客への請求額80万円と土方さんの月収20万円の差額に全部入っているんです。\nつまり差額の60万円は、土方さんが部楽社の人間として仕事をするために使われているってことですね。\nアウトプットは客のため。時給計算の基準は？ # ここで忘れてはいけないのは、土方さんは客先常駐で客のために仕事をしているということ。\n客からすると「部楽社の土方さん」を月80万円、つまり時給5000円で雇っていることになりますから、雇った結果として得られるアウトプットは時給5000円で計算しないとおかしくなりますね。\nしたがって客から見ると、土方さんの日報メールにかかったコストは200円ではなく800円です。 10人で30分ディスカッションした会議は6250円でなく25000円のコストがかかっています。 のべ2時間かけた設計書の作成とレビューにかけたコストは2500円ではなく10000円です。\n土方さんのアウトプットのコスト計算は、自分の月収20万円ではなく、客に請求している80万円を基準に計算しないとおかしいんです。\n自分の月収基準で考えてはいけない # もし土方さんがこの事実を知らず、「月収20万だから時給1250円にみあう仕事だけすりゃいいや」とタラタラしていたらどうなるでしょうか。\n客からすると「部楽社の土方さん時給5000円なのにサボりすぎだろ」となりますよね。\n1時間かけて書いたコードにかかったコストは、1250円ではなく5000円です。 3時間かけたバグ取りにかかったコストは、3750円ではなく15000円です。 8時間かけて書いた設計書にかかったコストは、10000円ではなく40000円です。\nさて、同じように計算したとき、あなたのアウトプットにはいくらのコストがかかっているでしょうか？ そのアウトプットはコストに見合った品質になっていますか？ あなた1枚1時間かけて一生懸命書いたパワポの資料10枚組、「全部で50000円です」と言えるものになっていますか？\nアウトプットのコストを考えると時間効率に目が行く # このような「時間あたりにかかるコスト」を考えると、アウトプットにかける時間を短く＝より効率的に動かないといけない、という気になってきますよね。\nたかが日報なら10分もかける必要はないはず。 定型文を少し書き換えるようにすれば5分で終わるかもしれません。\n10人集めた30分の会議も、「念のため呼んだ」系の参加者を省いても結果は変わらないはず。 コアメンバー3人だけでやれば、かかるコストは1/3で済みます。\nあの設計書は全体方針にかかわる重要なものだから念入りなレビューを含めて1時間かける価値はあるかもしれない。\n一方、この説明資料は単なる客同士のケンカ仲裁のためのもので本質的な価値を生まないから、配色やレイアウトにこだわるより箇条書きで整理して早めに持っていったほうがいいかもしれない。\n「このアウトプットにはいくらかかっているのか？」を考えることで、自分の時間は有料でありかつ高額だからこそ、短時間でモノゴトをこなさなければ、と思えるのではないでしょうか。\n客目線で考えると自分の時給は何倍にも跳ね上がるので特に効果的ですよ。\nまとめ：アウトプットのコストを考えてみよう # というわけで、アウトプットのコストを客目線で考えると時間効率に目が行ってとても良いですよ、というお話でした。\n今まさに作っている資料にいくらのコストがかかっているか？ 特に客視点（請求額）だとコストはどのくらいなのか？ もし自分の月収を時給換算し、その安さにつられダラダラ仕事をしている人がいたら、声を大にして言いたい。 客から見ると、あなたの時給はその4倍なんですよ、と。\nもちろん会社によってはピンハネがひどい場合もあるかもしれません。 部楽社が月収20万円の土方さんを月300万円で売っていたら「そりゃおかしいだろ」ですし。\n大事なのは、自分がいくらで買われているか？を意識することなんだよってことで。\nおまけ：客への請求額＝月収にする方法 # 「いやいや、実際に客に価値を提供してるのは自分なんだけど」\n「なのに自分の給料が請求額の1/4なのは納得いかない」\nと土方さんは思うかもしれません。\nまあ、そうですよね。客への提供価値にみあった報酬をもらわないと納得できませんよね。\n請求額＝月収にする方法はもちろんあります。独立してフリーランスになればいいんです。\nただし、契約書や請求書、入金や経費精算、決算書の作成など、客へのサービスとは無関係の裏方を全部自前でやることになります。 それにパソコンやネットその他の必要経費は結局客への請求額＝月収から差し引くことになります。\nまた独立すると「部楽社の土方さん」ではなく単に個人としての「土方さん」になりますので、「部楽社」の持っているノウハウや実績、人脈をベースに高めの額を請求することも難しくなるでしょう。 また部楽社の提供する各種保険や厚生年金に乗っかることができないので、そこらへんのお金も結局は請求額＝月収から差し引かれることになります。 つまり、請求額＝月収にはなりますが、そのぶん自分のやることや出ていくお金が増えていきます。\n最終的に「利益」として自分のお財布に入る値段がどうなるかは、請求額＝自分のスキルの評価額次第。 見かけの月収は確実に上がりますが、厳しい世界だと思います。 それでもよい、自分のスキルひとつで生きていきたいという人は、ぜひフリーランスになってみてはいかがでしょうか。\n","date":"2017年5月16日","externalUrl":null,"permalink":"/output-cost-calculation/","section":"","summary":"","title":"あまりに簡単すぎて誰もやらない「アウトプットにかけるコスト」の計算","type":"posts"},{"content":"","date":"2017年5月16日","externalUrl":null,"permalink":"/tags/planning/","section":"Tags","summary":"","title":"計画・段取り","type":"tags"},{"content":"頭の中がぐちゃぐちゃ思考が整理できない。思い悩むな、考えろと言われても、どうすれば頭の中が整理できるかわからない。 マインドマップやロジックツリーなど「効く」と言われているツールを使ってもなお、考えが進まない。 気づいたら時間ばかりすぎていて、手元に残ったのは文字が書き殴られた紙と依然整理されない頭だけ。\nこのように、考えてみたけどダメだったという経験がある方は多いのではないでしょうか。 世の中にあふれる「思考の整理」に関するツールやノウハウを使ってなおこんな状態。 ひょっとしたら自分は圧倒的に頭が悪いのではないだろうか・・・と思われたこともあるかもしれません。\nそのかたわら、サクサクものごとを考えてパパっと先に進んでしまう人、いますよね。 一体何が違うんでしょうか。思考整理ノウハウの量？経験の差？それとも単なる嗅覚の違い？\n一番大きな違いは、考える準備として整理の切り口を考えているかではないでしょうか。\nというわけで今回は、思考整理の「切り口」についてです。\n思考整理ツールを使っても考えがまとまらない理由 # 考えたことを箇条書きにしてみよう。マインドマップで整理しよう。縦軸と横軸を切ってマトリクスにしてみよう。 さまざまな思考整理系のツールを使ってみても、おそらく一発で思考を整理しきるのは難しいでしょう。\nその理由は切り口が甘いからです。 上にあげたツールを使った思考整理で陥りがちな「考えがまとまらないアンチパターン」を見てみましょう。\n箇条書き # 初段の切り口は？\nたとえば、箇条書き。 たかが箇条書きと思われるかもしれませんが、「超・箇条書き」という本にもあるように、箇条書きはものごとを整理するための最もシンプルかつ強力なツールです。\n頭の中を整理しようと箇条書きを書く場合、はじめはブレインストーミング的に考えついたことを書き下してみると思います。（いわゆる「ゼロ秒思考」方式）\nたとえば「ToDoリスト」というお題で箇条書きを作たとします。 リストには「今夜の献立を考える」「昼寝したい」「年収1000万になる」が並んでいたとします。 さて、これは思考が整理された状態と言えるでしょうか。\n不十分です。なぜなら、\n主題がざっくりしすぎている（「やること」ってそもそも何？） 主題に沿った内容が書かれていない（「昼寝したい」はやりたいこと） 項目同士のレベル感がバラバラ（「今すぐ」「未来に」が混在） などなど、主題と項目、項目と項目で不整合を起こしているからです。\nもちろん思考を言語化することは大事ですし、言語化できる能力はすばらしいものです。 しかし「思考の整理」という文脈においては、思考のダンプに価値はありません。 切り口が甘く粒度もバラバラなリストは、単なる未整理のリストです。\n箇条書きは「行頭に点をつける」以外にフォーマットが決まっていません。 そのため何をどう書くかはすべて筆者にゆだねられますし、思考の整理状況がそのまま箇条書きの品質につながります。 箇条書きにすれば思考が整理される、ではなく、整理された思考を箇条書きに落とすから、箇条書きは整理されるんです。\nつまり**「箇条書きは思考整理ツールだ」と思ってしまうこと自体が、箇条書きを使う際のアンチパターン**ということになります。\nとはいえ、思考整理の中間成果物として箇条書きを使うのはよい方法です\nマインドマップ # 中心は本当に中心？\nたとえばマインドマップ。 中心に主題とするトピックを書き、まわりに関連するサブトピックを書き、どんどん枝葉を伸ばすことで思考を整理するツールです。 おそらく世界で最も有名な思考整理ツールでしょう。\nしかしマインドマップも万能ではありません。 中心にすえるトピックや最初に枝を伸ばした先の内容によって、考えるうちに**「中心ってこれでいいんだっけ？」**という自問に陥ってしまう場合があるからです。 トピックを分解しているうちに「なんか全然整理できない」「むしろこの枝の内容がメイン？」と思考が交錯してしまうんですね。\nそして今まで書いたマインドマップを横に置き、その時点で気になったトピックを中心とした別のマインドマップを書きはじめる。 そこであれこれ考えているとまた**「中心ってこれでいいんだっけ？」**というタイミングがきて、またふりだしに戻る。 結局、中心とするトピックが異なるマインドマップが量産され、「結局なにを考えていたんだ？」と途方に暮れ、思考は整理されないまま時間が過ぎていく。\n切り口が甘いあまり思考がリープするというアンチパターンです。 中心に据えた切り口（主題）に沿って考えているつもりが、いつのまにか視点がずれていく。 こうなるとマインドマップ形式でモノを書いている意味がなくなってしまいます。\nマインドマップ＝入れ子にした箇条書きなので、箇条書きのアンチパターンも当てはまります\nマトリクス # 縦横で切ってみたけど…\nたとえばマトリクス。 ものごとを2つの視点（縦軸・横軸）から眺め、マッピングすることで考えを整理するツールです。 汎用的ですし、なにごともお手軽に2次元の平面にビジュアライズできるので、何かと整理する際に使っている方も多いのではないでしょうか。\nしかし気をつけなければならないのは、マトリクスにマップしたからといって思考が整理されるわけではないということ。\nたとえば「今夜のおかずはなににしよう」というお題をマトリクスで整理するとします。 縦軸は「おいしいか（好きか）」、横軸は「健康によいか」としました。 そして思い浮かんだメニューをマトリクス上にプロットしていきます。 さて、このマトリクスは思考の整理に役立つでしょうか？\n残念ながらNoです。 なぜならこのマトリクスにメニューをプロットしても、結局「おいしい（好き）」かつ「健康によい」のハコにばかり目が行くからです。 結論があまりに当たり前すぎてマトリクスにした意味がありませんよね。 たとえばどちらかの軸を「食材調達＋調理にかかる時間」にするともっと現実的で意味のあるマトリクスになりそうです。\nつまり、縦軸と横軸の切り口が甘いというアンチパターンです。 マトリクスの品質は縦軸と横軸の定義（切り口）がすべて。 問いへの答えが導かれない切り口でマトリクスを作ると、なんとなく整理した「つもり」になって思考停止に陥るリスクがあります。 とりあえず十字を書くのはやめたほうがいいです。\n縦軸と横軸に依存性があってマトリクスとして機能しない、という別のアンチパターンもあります（例…縦軸：車の故障率、横軸：年式）\n思考整理ツールは「切り口」は教えてくれない # 3つのアンチパターンについて見てきましたが、いずれにも共通するのが切り口という点です。\n箇条書きにしろマインドマップにしろマトリクスにしろ、思考整理ツールは整理作業を補助してはくれますが、適切な切り口を教えてくれることはありません。 これが思考整理ツールの限界です。\nにもかかわらず、考えを整理する際にやってしまいがちなのが\n考えるトピックを決める 思考整理ツールを選ぶ ツールの定めるフォーマットに則ってとにかく考える という手順です。\nこれ、思考整理ツールが切り口を教えてくれることを暗に期待してしまっていますよね。 だから「とにかく考える」の段になって切り口の甘さゆえ考えがぶれるです。\nつまり、思考整理ツールの使いかたを覚えて「ツールありき」で考えたところで思考は整理されません、ということです。\n思考スピードが速い人が「考える前」に考えていること # では逆に、思考スピードの速い人はどのような手順で考えているのでしょうか。\nこちらです。\n考えるトピック（問い）を決める 答えを出すために適切な「切り口」を決める 切り口の数やタイプに適した思考整理ツールを選ぶ ツールの定めるフォーマットに則って考えを整理する 考えるべきトピックについて具体的な検討を始める前に、どのような切り口で考えるかを考えています。\n実はこの「切り口」をいかに上手に決めるかによって、思考整理の品質はだいたい決まってしまいます。 下手な切り口で考えたら、アンチパターンの事例でご紹介したとおり、\nうまく整理が進まず途中で迷子になる 整理したつもりで整理されていない トピックに対する答えに永遠にたどり着かない という憂き目を見ることになります。\n思考整理の「切り口」を見つける方法 # ではどのようにして思考整理に効く「切り口」を見つけるのか。\n方法は大きく3つあります。 フレームワークを使う、変数を減らす、枝刈りをする、です。\nフレームワークを使う # 漏れなくダブりなく\n一つ目が、フレームワークを使うことです。\nフレームワークを使う利点は、だいたいきれいに整理できることが経験的にわかっている点です。 （そうでなければフレームワークと呼べません・・・）\n有名どころで言うとSWOTや4P、3Cなどのいわゆるビジネスフレームワークを思い浮かべる方が多いかと思います。\n参考: 図解と事例でわかるビジネス問題解決フレームワーク20選\nしかし使えるフレームワークはそれだけではありません。 だいたいMECEに（漏れなく、ダブりなく）ものごとを分類したものならなんでもフレームワークとして使ってOKです。\nたとえばぼくの専門であるITの世界なら\nITILの「システムライフサイクル」 IPAの「ITスキル標準（ITSS）」 情報セキュリティ管理の国際基準「ISO/IEC15408」 など、国や標準化団体が定義している「XXX標準」にある分類はだいたいMECEにできているので、結構使う機会があります。 （なので新しい標準や勧告が出たら目を通すようにしています）\nもちろんフレームワークに当てはまるだけでは考えたことにならないのですが、思考整理の「たたき台」に使うにはちょうどいいので、覚えておいて損はないと思います。\n「XXX標準に則って観点漏れがないことを確認しました」はコミュニケーション上も有効です\n変数を減らす # 変数が多いと混乱する\n二つ目が、変数を減らすことです。\n思考整理の際にありがちな「切り口のぶれ」の原因は、そもそも考慮するポイント（変数）が多いから。 あちらの事情を重く見ればこっちが立たず、そっちを考慮するとあっちがダメになる。 そのようないわゆる「多変数」の状態で考えようとするからものごとが複雑になり、頭の中は整理しにくくなるんです。 そこで、変数を減らして問題をシンプルにすることで切り口の安定化をはかります。\nたとえば「今日のデートのファッションをどうするか？」を考えたとき、考慮ポイント＝変数が3つ出てきたとします。\nTPOにふさわしいか？ 相手の好みか？ まわりの人にはどう映るか？ デートという文脈を考えると、この中で優先度が低いのは「まわりの人にどう映るか」ですよね。 だってデートとは相手とどこかに行って楽しむという行いであって、通行人に愛嬌を振りまくものではないからです。（人によるかもしれませんが） そこで変数を「TPO」と「相手」のみに絞ることで思考整理の難易度ははるかに低くなるはずです。\nつまり変数を減らすとは、結論を大きく左右しなさそうな考慮ポイントを捨てることを指します。 結論に最も大きく影響しそうな変数を初段の切り口に持ってくると、思考整理の手戻りが少なくなります。\n「方針を決める」「前提をつける」「スタンスを固める」とも言えます。インプットをあえて減らすのもこの1つです\n枝刈りをする # 変数の取りうる値が多すぎると…\n三つ目が、枝刈りをすることです。\n「枝刈り」はプログラミング（アルゴリズム）の世界で使われる言葉です。 詳細な説明は省きますが、要するに無駄なパターンや組み合わせ（枝）を考えない（刈る）ことでプログラムの処理スピードを早めよう、というアイデアです。\nたとえば「何県に引っ越すか？」を考えたとき、現実ラインが四国圏内だけだという見通しがあれば、47都道府県すべてでなく香川・徳島・高知・愛媛だけ比較検討すればいいはずです。\nまた「これから発売する1粒1万円の超高級梅干しの想定購入者層」を考えるとき、年収100万円未満の低所得者層は一旦検討対象外にすることになると思います。\n前項の「変数を減らす」では考慮ポイント（変数）そのものの数を減らしましたが、「枝刈り」の場合は**変数の取りうる値（パターン）**を減らしにかかる、ということですね。 枝を刈ってもパターンが10個以上ある、もしくは逆にパターンが2つくらいになってしまった場合、切り口そのものが悪い可能性が高いです。\n個人的には値が3〜5個くらいなら伝わりやすいしキレイかな、と思います\n思考整理の切り口を考える際のチェックポイント # 思考整理の切り口を見つけるために、フレームワークや変数減らし、枝刈りという方法を紹介しました。 しかしこれらは万能ではありません。時には思考整理の切り口をゼロから考える必要が出てくると思います。\nそこで「いかに切り口を考えるか」を体系立てて考える手順（スキル）がほしいところなのですが・・・\nこれ実は、スキルよりアートの領域に近いんです。 なので「こうすればいいよ！」という手順は正直思い浮かびません。\nただ、切り口が切り口として機能するかの最低限のチェックポイントはあります。\nどんな観点で切ったかを一言で表せるか 切った結果出てきた項目はMECEか 同じ階層にある項目の粒度はあっているか 1点目はたとえば「ココは日本の地方別に切っています」など。 切り口の定義そのものが複雑だとそのあとの整理が進みにくいため、わかりやすく一言で表せることがとても重要です。\n2点目は「フレームワーク」の点でも触れたので詳細は割愛します。 一言加えるなら、ダブりよりも漏れがないほうが重要だということでしょうか。（「考慮漏れ」による手戻りは痛い）\n3点目は「箇条書き」で触れたポイントです。 たとえば「日本」と「東京都」が同じ階層にある場合、そもそも切り口を疑う必要がありそうですよね。\nここらへんについては下記書籍に詳しく書いてあります。 2001年発売と古いですし、もうずいぶん手垢がついた本ではありますが、それでもなおオススメできる一冊です。\nロジカル・シンキング (Best solution)\nまとめ：「切り口」から考えよう # というわけで、思考整理が速い人は考える前に「整理の切り口」を考えているというお話でした。\n思考整理ツールは整理の補助はしてくれますが、切り口を教えてはくれません。 切り口がよくないと整理がうまく進まず手戻り、余計に頭がぐちゃぐちゃになります。\nだからこそ「よし整理するぞ」と思考整理ツールを開くその前に切り口を考えること、そして切り口を決める材料や方法、良い切り口の条件を知ることが大事なのではと思います。\nツールに頼った思考整理から脱却し、「切り口」から思考整理の品質を高めてみませんか？\n","date":"2017年5月12日","externalUrl":null,"permalink":"/define-viewpoint-before-think/","section":"","summary":"","title":"考えるスピードは「考える前」に決まる…思考整理ツールの限界","type":"posts"},{"content":"ビジネスパーソンのみなさま、日々お仕事お疲れさまです。NAEでございます。\nみなさまプロジェクト計画書というものを読んだことはありますか？\nプロジェクト計画書とは、プロジェクトが体をなすために必要な情報が盛り込まれた、とても重要なドキュメントです。\n今まさに目の前でこなしている仕事は実は大きなプロジェクト計画のなかの1つのタスクだ、という方が多いのではないでしょうか。\nさてこのプロジェクト計画書、ドキュメントとしての体裁がよく整っているため一見よくできているように見えますが、実は良し悪しがあります。むしろプロジェクト計画の時点で炎上がほぼ確定している場合すらあります。\nそこで今回は、ぼくが過去経験したor見聞きした事例をもとに、こんなプロジェクト計画は嫌だというお話をさせていただきたいと思います。\nプロジェクト計画とは # プロジェクト計画とは、当該プロジェクトの建てつけが書かれたドキュメントです。\nプロジェクトは「定められた期間とコストで定められた品質の成果を実現する」という性質を持つ仕事。またほとんどの場合チームプレーになるため、関係者を巻き込んで足並みをそろえて動くことが求められます。\nそのため建てつけとして\nプロジェクト立ち上げの背景 プロジェクトの目的やゴール 成果物の一覧 マイルストン、作業計画、人員計画 参画メンバー、体制図、役割分担 コミュニケーション計画 前提事項 といった、「なぜやるの」「何をやるの」から「いつ誰が何をするの」を導き出して共有することが非常に重要です。ゲームで言うなら「ぼうけんマップ」みたいなものですね。\nこれらが書かれたドキュメントが、プロジェクト計画書です。\n炎上確定！こんなプロジェクト計画は嫌だ # プロジェクト計画は関係者に共有される前提で作られるため、多くの場合きちんとした体裁をしていおり、パッと見「いい感じ」に見えます。\nしかし中身をよくよく見てみると、見た瞬間にコレ炎上確定だと思うものもちらほら…\n以下、ぼくがこれまで出会ったアンチパターンを4つピックアップして紹介してみます。\n前提事項が不明確だ # 一つ目がプロジェクト開始のための前提事項が書いていない、不明確、もしくは不足しているパターン。\nこれはいわゆる砂上の楼閣であり、極端に言えば「残機ゼロ」で走り出す行為です。\n1つのミスが致命傷につながる状態で、非常によろしくありません。\n例をあげてみましょう。\nプロジェクト初日に関係者を集めた全体のキックオフ会議を行う予定だった。 しかし関係者のスケジュール調整が十分にされておらず、キックオフは1週間後に延期となってしまった。 もともとキックオフで議論・合意する必要のあった根本的な議題が先送りになったため、その他作業に着手できず、いきなり1週間の遅延が確定した。\nいち早くプロジェクトを開始したいという要望に応え、プロジェクト開始時点で分析作業に着手できるよう、それまでに必要な資料が提供されている前提でスケジュールを組んだ。 しかしいつまでたってもクライアントから資料が共有されず、プロジェクト初日を迎えてしまった。 インプットがなければアウトプットが出せないのは必然。結果、初日から遅延が確定した。\nプロジェクト計画上、初日からクライアントのオフィスにベンダーさんを招聘し作業に着手していただく前提になっていた。 しかし当日になって作業場所が確保されていないことが判明し、会議室利用申請や入館証の申請などもろもろのアドミ作業を急ぎ行った。 しかし作業開始できたのはプロジェクト開始から1週間後であり、のっけから1週間の遅延を抱えてのスタートとなった。\nこのようにプロジェクト開始の前提が明確でない、もしくは前提が揃っていない状態で見切り発車すると、前提事項をそろえる「露払い」で最初の何週間かが潰れ、いざという時のために取っておいたバッファ（予備期間）が食いつぶされます。\n最悪の場合、開始初日からいきなり進捗遅延、初回の定例会議でいきなり緊急度の高い課題を報告、という憂き目を見ます。\nこれ、プロジェクトオーナーからすると「なんで？」と言いたくなるものばかり。説明のために食いつぶされた工数がさらに食いつぶされてしまう悪循環に陥る第一歩です。\nまた前提事項が不明確であるがゆえに追加作業が発生したとしても、それは計画が悪かったのであって、巻きとるのはプロジェクト側の責任です。誰も助けてくれませんし、助ける義理もありません。「プロジェクト側が手持ちの期間や工数でなんとかしろ」となります。\nそして炎上へ・・・\n参考: プロジェクト計画の前提が崩れたまま走り続けると現場が死ぬ\n刺身ばかりだ # タスクが刺身になっている状態\n「刺身」とは、プロジェクトのスケジュールに書いてあるタスク（矢羽）が全体的にヨコに間延びして重なっている状態を指します。\n複数のプロジェクトをまとめた「プログラム」くらい大きな取り組みであればスケジュールの全体像が刺し身になっていても許される可能性があります。各プロジェクトの開始日と終了日をビジュアル化するのが目的という場合があるからです。\nしかしプロジェクトの単位でスケジュールが「刺し身」になっていたら赤信号。開始から終了まで間延びした矢羽が複数重ねて置いてあるだけの計画は、計画ではなくただのイメージ画像です。\nこんなざっくり荒々しい計画でプロジェクトを見切り発車するとどうなるでしょうか。\n例を見てみましょう。\n作業レベルに分解されていない矢羽を見た各メンバーが、現場レベルの「ミニ計画書」を作り始める。 最初の1週間くらいはそれで走れるし進捗的には「順調です」と報告される。 しかし全体的な整合性や依存関係は検証されないため、遠からず手戻りの嵐に見舞われる。\n長い矢羽を作業レベルに分解できないメンバーが上司に都度作業指示をもらいにくる。 今すぐに作業を振らないと部下の時間が無駄になると考えた上司は、その場その場で矢羽の中身を想像して作業を振る。 このオーバーヘッドが積み重なり本来の作業に割く時間が削れられていき、残業の嵐につながる。\n全体の進め方と個別の作業のつながりを腰を据えて考えず、都度判断で作業を振ってしまう。 するとプロジェクト全体の成果とのつながりが不明確な断片（個別作業の成果物）が量産される。 結果、重役への報告を前に「目の前のゴミの山」をいかにそれっぽく統合するかに苦慮する。 最悪の場合、その時点で重要なピースが足りないと判明し、リカバリ残業の嵐に見舞われる。\n要するに刺し身ばかりのプロジェクト計画は、プロジェクトを完遂するために必要な段取りを作る、大まかな依存関係を整理する、メンバーが理解して自走できくらいの粒度の作業に分割するといった重大な責務を放棄しているのと等しいわけです。\n鳥の目と虫の目を兼ね備え、全体の整合性を見ながら自ら連携ができるようなスジのいいメンバーが揃っているならそれでも回ります。しかし多くの場合、現場にスーパーマンはいません。\nそして炎上へ・・・\n参考: 全ての仕事には意味があるべきだし、意味が無い仕事はしてはいけない\n山と谷が激しい # 山と谷とは、プロジェクト計画を人員計画に落としたときに見えてくる、期間ごとに必要な工数や頭数を指します。\n全体像で見ると段取りがきちんとしているプロジェクト計画も、具体的な作業に落として必要な工数を積み上げてみると、特定の期間に工数が集中して作業がたて込む場合があります。\nするとどうなるでしょうか。例を見てみましょう。\n開始当初はとてもスムーズに進んでいたプロジェクト。メンバーの残業もほぼゼロだ。 が、とある期間にさしかかった途端、作業量が倍に増えた。計画上は正しい状態だが、計画通りに進めるにはどう考えても手数が足りない。 急いで他のプロジェクトにヘルプを要請したがみんな手一杯。メンバーの残業時間は増すばかり。しかし計画通りモノができあがる見込みはない。\n付き合いの長いベンダーさんに頼み込んで何名かメンバーを補充でき、作業の重い期間をなんとか乗り切った。 しかし待っていたのはヒマな期間。せっかく来ていただいたメンバーが「オレなんでここにいるの」という顔をしているが、契約の関係でもう1ヶ月は一緒に働かなければならない。 人件費増で圧迫されたプロジェクト予算が重く頭にのしかかる。\n作業の重い期間に抱えてしまった遅延があとを引いてしまい、その後のスケジュールを全体的に圧縮せざるをえない可能性が出てきた。 リカバリ案を検討したものの、作業の性質上、人を増やせばリカバリできるシロモノではない。今いるメンバーで乗り切るのが最善手だ。 しかし皆すでに疲弊しきっている。さらに残業を頼むことになるのか。\n作業計画を人員計画に落としたときに全体が平坦になっているか？という検証をしないとこういうことが起こります。いわゆる**「山積み・山崩し」**というやつすね。\n**人材は出せば使えていつでも捨てられる便利な歯車ではありません。**調達や配属には時間がかかります。プロジェクトから外すのもそう。加えて本人の思いやキャリアにも配慮が必要ですし、適切なスキルを持っていないとそもそも配属しても無意味なんてことにもなりかねません。\nだからこそ、人材を扱う人員計画には細心の注意が必要です。**仕事を形作るのは人（スキル）です。**どのようなスキルを持っている人が、いつ、どのくらいの数必要なのか？調達可能か？こういった点が検証されていなかったり、そもそも作業計画で満足して人員計画が適当・すざんなプロジェクト計画を見たら、秒速で赤信号を灯さなければ恐ろしい未来がやってきます。\nそして炎上へ・・・\n参考: 人材やスキルのミスマッチはデスマーチの火種。資質を見極めて炎上を防げ\n自プロジェクトしか見ていない # プロジェクト計画に自プロジェクトのことしか書いていない場合、炎上する可能性がきわめて高いです。\nプロジェクトはあくまで企業活動の1つ。他にもたくさんのプロジェクトや定常業務が同時並行で進んでいます。そちらの動きをきちんと視界に入れ、密に連携しないと足元からひっくり返るリスクが高まります。\n関係者との連携を軽視したワガママプロジェクトがどういう目を見るか、例を見てみましょう。\nプロジェクトを立ち上げた。作業計画も人員計画も完璧だ。 が、実際に走り出してみたところ、初回の役員報告で「あっちのプロジェクトと足並みそろえて」というフィードバックがあった。 よくよく調べてみると、すでに作成済の成果物に対してあちらの検討結果を反映する必要が見えてきた。依存関係があったのだ。 結局成果物は作り直しになり、プロジェクト計画全体も後ろ倒しする羽目になってしまった。オレの完璧な計画が台無しだ。\n依存関係があると判明した他プロジェクトに「今版のドラフトでいいからその資料がほしい」と依頼した。 結果すぐさま資料をもらえたため、それをベースにわがプロジェクトの作業が着手できた。傷は軽微だ。 しかしフタを開けてみると、ドラフト版と完成版で書いてあることが全く違う。なんだこれは。 事情を聞いてみると、どうやら部長級報告で方針がひっくり返ったようだ。こっちの作業もイチからやり直しになってしまった。これではどう考えてもカットオーバーに間に合わない。\nなんとかカットオーバーまでのめどはつけた。しかし定常業務の担当部署に今後の業務変更ポイントを伝える期間をかなり圧縮しなければならなくなった。 これまでの経験上、全部きちんと伝えるには説明会が2回は必要だ。 さっそく日程調整に乗り出したが、その期間は繁忙期のため2回も説明会に付き合っていられないと突き返されてしまった。 これはきちんとロールアウトできるのか…？\nこのように、プロジェクト外との連携を無視・軽視したプロジェクトは外的要因でいとも簡単に遅延します。炎上は内部要因だけでなく外部要因によっても引き起こされる、ということです。\nしかしプロジェクト計画の中には、外部との連携が矢印一本だけで表現されているようなものもあります。これ赤信号です。\nそういうプロジェクトほど、より広い範囲でものごとを見る上役への大事な報告でクルッとひっくり返される傾向にあります。\n「なんで今コレを決めようとしている？あっちのプロジェクトの動きはちゃんと把握しているか？」\n「あっちのプロジェクトで考えている全体基本方針は確認したか？お前のプロジェクトで検討している方向はその真逆だぞ」\nそして炎上へ・・・\n参考: 議事録を会議前に書き終える？元MENSAの敏腕コンサルに学ぶ会議の極意\n計画時点での炎上確定を防ぐ3つのポイント # つまるところ計画や段取りが悪いとプロジェクトは炎上一直線ってことです。\nもちろん、先の見えづらい状況下での都度判断でも最適なルートを選んでプロジェクトをゴールに導く嗅覚を持つ稀有なリーダーがいるなら話は別です。\nしかしぼくたちは凡人であって天才ではありません。だからこそ正しい手法を学び、スキルを磨くことで「秀才」を目指すべきでしょう。\nプロジェクト計画についても、少なくとも立ち上げ時点での炎上確定を防ぐための最低限のレビューポイントが3つあります。\n合理性、実現性、経済性です。\n合理性 # 合理性とは、プロジェクト計画を作業に分解したとき、**外の関係者を含めた作業間の依存関係が抜け漏れなく定義されているか？**という観点です。\nプロジェクト計画を作るときは、スケジュールを作る前にまず全体の流れ（アプローチ）を決めるものです。たとえば「AのあとにBをやる。並行してCをやり、Dの時点て合流する」といったもの。いわゆる作業の流れですね。\n「作業の流れ」を定義する際、考えるべきは各作業のインプットとアウトプットのつながりです。作業には必ずインプットとアウトプットがあり、前段作業のアウトプットをもとに後段作業に着手するのが原則だからです。この原則がプロジェクト計画全体で守られている状態を「合理的である」「合理性が担保されている」と呼びます。\n逆を言うと、前段作業のアウトプットがきちんと揃わない状態で後段作業を進めるのはとてもリスキー。ドラフト版を先出しでもらっても完成版でひっくり返った事例、ありましたよね。それと同じ憂き目にあう可能性があります。\nつまり、\n作業の流れがきちんと整理されていない ＝作業間のインプットとアウトプットのつながりに矛盾や抜け漏れがある ＝そもそものアプローチが合理的ではない\nということです。\nアプローチの時点で合理性を欠いている場合、それをスケジュールに落として実行しても早晩無理が生じて破綻します。全体計画が作業レベルに分解されていない「刺身」の場合はもちろん論外。\nしたがって、**このプロジェクト計画の全体の流れは合理的なのか？インプットとアウトプットの関係はプロジェクト外部を含めて漏れなく整理されているか？**という観点でレビューすることが、計画時点での炎上確定要素を1つ減らすポイントといえます。\nアプローチはプロジェクト計画の要。最終成果までどのようなステップを踏んで進むのか、少なくとも最終成果物レベルのリストとフロー、依存関係は計画時点で整理し切りたいところです。\n実現性 # 実現性とは、**定義した作業の流れ（アプローチ）を具体的な時間軸に落としたとき、本当に実行できるのか？**という観点です。\n実行できないプロジェクトや計画は単なる絵空事でしかありません。「CAN DO（やればできる！）」の精神は大事ですが、本当に実行・完遂できることが検証されてはじめてプロジェクト計画は計画として成り立つんです。\n検証の観点は2つあります。環境と人材です。\n環境とは、プロジェクトを取り巻くヒト・モノが、プロジェクトが実行できる状態になっているかを検証する観点です。たとえば先ほどの事例に出てきた「プロジェクト開始日なのに作業場所がない」はモノ、「キックオフで関係者の足並みが揃えられなかった」はヒトが揃っていない状態といえます。\nアプローチと作業の組み立ては完璧でも、人が動くための環境づくりできていなければチームは開店休業に陥り、プロジェクトの予算と期間が無駄に食われていくことになります。少なくとも向こう2ヶ月くらいまでは各作業を着手・実行するためにどのような環境が揃っている必要があるか、計画時点で明らかにしておくと良いでしょう。\n次に人材とは、プロジェクトチームのメンバー構成は必要十分かを検証する観点です。ここでいう「必要十分」とは、スキルが揃っていること、頭数が足りていること（工数が捻出できること）、そして作業計画を人員計画に落とした際に期間毎の工数分布が平坦になっていることの3点です。スキルと頭数については言うまでもなし、工数分布については「山と谷が激しい」アンチパターンの通りです。\nとはいえ、計画時点で精緻な工数見積を出すのは難しい場合もあると思います。そのときはたとえば2週間単位くらいの区切りで超ざっくり見積った工数を積み上げてみて、「この粒度で考えた時点で無理はなさそうか？」の検算をすると良いでしょう。またプロジェクト外の関係者の参画が必要な場合、週あたり何日・何時間くらいこちらに割いてほしいのか見通しを立てたうえで早めに調整に走ると良いでしょう。\n仕事は人が動かすものです。仕事をきちんと終わらせるには、必要な人材が足りており、かつ作業を実行できる環境を最後まで維持し続けなければなりません。いずれかの点で明らかな無理（ノックアウト条件）がある場合、その計画は「無理スジ」ということになります。\nつまり、**環境と人材の観点から実現性は担保されているか？もし欠けている場合、必要な露払い（前提事項）は明確か？**という観点でレビューするのは「計画倒れ」や「計画時点の炎上確定」を防ぐ良い手立てになります。\n経済性 # 経済性とは、**プロジェクト完遂に必要なヒトやモノにかかるカネがプロジェクトの予算内に収まるか？**という観点です。\n身も蓋もない話ですが、先立つもの（カネ）がなければなにもできません。計画の中身は合理的、かつ実現性を担保する人員計画（ヒト）や必要な環境（モノ）がわかったとしても、かかるカネが予算をはるかに超えているならそのプロジェクト計画は破綻していると言えます。\nたとえば5000万円しかかけられないプロジェクトに必要なカネを見積もったら1億円かかる計算になったとします。どう考えても予算オーバーですよね。\nそこで5000万円にどうにかおさめるように計画自体を調整することになります。たとえば\n工数削減の余地はないか（無駄な中間成果物を作らないようアプローチを組み替える、連携効率化のためチーム編成を見直す等） 人材の単価削減の余地はないか（オフショア人材を活用する等） 調達する製品・サービスをより安価なもので代替できないか（シェアドサービスやオープンソースソフトウェアを活用する等） そもそものプロジェクトのゴールについて、質的・量的観点で妥協できる余地はないか 予算の増枠は可能か といった順番で検討していくのがオーソドックスな方法です。合理性と実現性を守った状態でコスト圧縮の余地を探り、どうしてもダメならおかわりをお願いする、ということですね。\nもちろんアプローチのレベルでひっくり返ったらまた作業計画、人員計画、前提整理その他すべて作り直す必要があるので、この順番での検討は「正しいけど大変」です。とはいえ、プロジェクトがきちんと立ち上がって完遂できるためには必要な産みの痛みとも言えます。\nしかし「予算の枠内におさめる」という誘惑はそれはそれは強いものでして、この「痛み」そのものを面倒くさがってズルをしている場合があります。かかるカネを予算枠内におさめることが目的化した「数字遊び」に陥っているプロジェクト計画です。\nありえないレベルの極端な例ですが、たとえば「1人月10万円で国内ベンダーの人材を調達する（相場は1人月100万円）」のような、どう考えても実現不可能な前提を置いて数字を作りに行っている、ですとか。経済性を重視するあまり実現性が失われてしまっています。\nこういった前提がきちんと書かれている計画ならまだマシな方で、責任者レベルが「とりあえずトータル5000万円に書き換えたから（人員計画？下がどうにかするだろ）」的な無茶ぶりをやらかしている場合すらあります。\nつまりはパッと見て経済性が確保されている＝コストが予算の枠内にきれいにおさまっているプロジェクト計画でも、**実は無理な前提に基づいているのではないか？そもそもカネの算出根拠は？**という観点でレビューするとボロが出てくる可能性があります。\n合理性と実現性に裏打ちされない経済性こそブラック系炎上プロジェクトの産みの親だということですね。\nもし炎上確定なプロジェクト計画を目の当たりにしたら # 合理性、実現性、経済性。3つの観点からプロジェクト計画を眺めたときこれヤバいと感じたらどうすればいいのか？\nもし今あなたのいるプロジェクトの計画がそのたぐいだったら、いち早く課題としてエスカレーションを上げてください。アラートは早ければ早いほうがいいです。今まさに計画そのものの是正に向けて動かないと、2ヶ月後3ヶ月後の自分が残業の嵐に見舞われることになります。あなたが計画を作る立場だった場合はなおのことです。\nもしあなたが関わっていないプロジェクトでそのような計画を見かけた場合、遠巻きでもいいのでそのプロジェクトのオーナーにその「気づき」を伝えてください。自分には関係ないと思われるかもしれませんが、ぼくのこれまでの経験上、負のオーラを醸し出すプロジェクトは回りまわって自分のところにも影響を及ぼしてきます（主に人材面で）。\n最後にもしすでに炎上中だということであれば、もう割り切って自分を守りにいってください。あなたには仕事以外で果たすべき人生があるはずですから・・・\nまとめ：合理性、実現性、経済性の3点レビューで計画時点での炎上確定を防ごう # というわけで、「こんなプロジェクト計画は嫌だ！」というお話を肴に、計画時点での炎上確定を防ぐために最低限必要なレビュー観点である「合理性、実現性、経済性」についてご紹介しました。\n計画の顔したただのイメージ画像、前提の不明確な砂上の楼閣、自己満プロジェクト、非現実的な人繰り・・・\n実現できる見込みのない計画に翻弄されないよう、そして計画として最低限のレベルは割り込まないよう、注意していきたいものです。\nちなみに、いくら計画が完璧でもすべての炎上を防げるわけではありません。実行時点でなにが起こるかは誰にもわからないからです。\n計画の巧拙は炎上防止のために重要なポイントですが、実行時点であがってくる想定外のリスクや課題をいかに上手にいなすかも同じくらい重要であることを付記しておきたいと思います。\nすべての管理職に幸あれ！\n","date":"2017年5月10日","externalUrl":null,"permalink":"/planning-basics/","section":"","summary":"","title":"立ち上げ時点で炎上確定！こんなプロジェクト計画は嫌だ","type":"posts"},{"content":"みなさん日記って書いてますか？\nスマホアプリやSNSで「ライフログ」のハードルが下がった昨今、あえて日記という形で何か書きとめる機会は減っているのではないでしょうか。\nぼくもそんな一人でした。メモならスマホ、長い文章ならブログ、友人への報告ならSNS。自分用の自分しか見ない日記は久しく書いていませんでした。\n理由は「どうせ書くなら読む人が多いほうが得だ」という損得勘定です。自分だけに書くのはどうももったいないという謎のアレ。\nしかし先日、思い立って日記を再開してみました。かける時間は1回あたり1分。\nで2週間続けてみた結果、自分が変わり始めました。\n時間の使い方が洗練され、より高度に自分をコントロールできるようになったイメージです。\n今回は「1分間日記」のやり方と、実施レポートを書いてみたいと思います。\n1分間日記の書き方 # 朝に1分、夜に1分\n1分間日記の書き方はこちら。\n好きなサイズのノートを準備する 1ページに1日ぶんの日記を書く 朝、上半分を書く 日付とその日のやること、やりたいことを書く 夜、 上半分のレビューと下半分を書く やること、やりたいことのうち、できたことにマルをつける OKポイント：自分よくやった！と褒められるポイント 改善ポイント：こうしたほうがよかったかなと思うポイント 今日の学び：これは覚えておいたほうがいいかなと思えるポイント 以上を朝1分夜1分と時間制限を設けて書く 手順は以上です。朝夜1分ずつ、頭に浮かんたことをひたすら書きます。\n大事なポイントは必ず1分以内に書ききること。1分以上かけてはいけません。\nこれを毎日やります。これだけです。\n1分間日記を2週間やってみた # この形式で、1分間日記を2週間やってみたレポートをしてみたいと思います。\n最初の3日 # NAE: 1分間って短い…\n1分間という制約が非常につらい時期です。\n考えるヒマなんてありません。とにかく思い浮かんだものをひたすら書き下すだけ。\n特に夜がきつかったですね。1日を思い出しながらになるので、なかなか「今日の学び」までたどり着きません。\n本当にコレが効くのかな・・・？\nと半信半疑ながら、かける時間が少ないので効けばラッキーかなくらいの気持ちでやっていました。\n1週間後 # NAE: 書ける量が増えてきたぞ\n日記を書く前に考えておくクセがつきました。\n「今日のやること」「OKポイント」「改善ポイント」は非常にスラスラ出てきます。「今日の学び」を2つ以上書ける日も出てきました。\n考えるために手が止まることが減り、書く文字数も最初の3日間に比べると増えてきました。\nあとやること、やりたいことリストにマルがいくつつくかを気にするようになりました。\n1週間半後 # NAE: ちょっと工夫しよう\n書くことがかぶり始めました。\n「やること、やりたいこと」に毎日出てきて毎日マルがつくものが現れ始めます。たとえば「妻の勉強時間を2時間以上確保する」「子供を9時までに寝かしつける」など。\n同じように「OKポイント」「改善ポイント」「今日の学び」の中にも法則性が見えてくるようになります。\nそれらのかぶりをいちいち書いていると時間がもったいないので、ノートの最後のページにメモとして移して定期的に見直すだけにし、1分間日記はその日のことだけにフォーカスして書くように工夫しました。\n2週間後 # NAE: かぶり を見返す時間が増えてきた\n気づいたらかぶりコーナーに移した内容がめっちゃ充実してきていました。\n1分間日記を書く時間よりそっちを見直す時間のほうが長くなっていくくらいです。\nNAE: あと、悩まなくなったぞ\nそれに応じて、心が軽くなるというか、常に覚悟が決まっている状態になっていきました。\n何をするにも即断即決。思い悩まず即行動。これまで仕事ではできていたけどプライベートでは不十分だった心のスイッチを入れる作業に時間がかからなくなってきたんです。\nもはや「瞬発的な意志力」に頼らなくなりました。\n参考: 自分を変えるべく弱い自分に打ち勝つ。面倒くさがりなぼくに効いた唯一の方法\n「かぶり」コーナーは「ジブンのトリセツ」である # 2週間続けてわかったのは、実はこの「かぶり」コーナーこそ1分間日記のメインコンテンツだということ。\n「かぶり」コーナーには、日々の考えをダンプして書き下した日記から抽出された\n日々の行動指針（やること、やりたいこと） 自分の強み（OKポイント） 自分の弱み（改善ポイント） 成功法則リスト（今日の学び） が全部書いてあります。どのライフハック本にも書いていない、自分にとって腑に落ちる言葉で書いてある、自分だけのリスト。\n言うなれば、**自分の自分による自分のための「ジブンのトリセツ」**です。\nこれすごいお宝だと思うんですけど。\nしかもこのリストを毎日見る習慣がついているので、ジブンのノウハウがどんどん頭に定着していきます。\nこれで無意識のレベルにまで浸透していけば「完全な習慣化」が完了です。ここらへんはドリームボードと同じ仕組みですね。\n参考: ドリームボードが夢を叶えさせてくれる、超シンプルな3つの理由\nここまできて気づいたのは、冒頭に紹介した「どうせ書くなら読者が多いほうが」という損得勘定は間違っているということ。\n自分も一人の読者であって、かつ他のどの読者よりも大切にしなければならないんですよね。\nだって、自分なんですから。\n1分間日記の参考にした本 # 今回ご紹介した1分間日記のやりかたですが、複数の方法を組み合わせた我流のものです。\n参考にしたのはこちらの2冊。\n1分間の日記で夢は必ずかなう！\n「紙」と「ペン」だけで1億稼ぐ仕事術──絶対相手にYESと言わせる「魔法のセールスレター」\n1冊目は昔の自分が買っていた本。自分のガマンできない欲求を力に変えようということが書いてあります。\n2冊目はTwitterで誰かがおすすめしていたので勢いで買ってみた本。タイトルは与沢翼チックですが内容は実に本質的。「稼ぐことではなく、いつでも稼げることこそ宝だ」など本質をついたことがわんさか書いてあって、愛読書になっています。\n両方に共通するのが日記を書いて自分を振り返れという点です。両者に書いてある方法を組み合わせて自分なりにアレンジしたのが今回ご紹介した方法、というわけです。\nちなみに1分間で何かを書ききるとい訓練は「ゼロ秒思考」に通じるところもあったりします。\nゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング\nまとめ：1分間日記を書いてみませんか # 以上、1分間の日記習慣を2週間続けた結果、思い悩む時間が減って自分の変化を感じたよ、というお話でした。\n朝夜1分間ずつ、フォーマットに則った日記を書く かぶる内容を別の場所にまとめて見直すようにする たったコレだけのことですので、ぜひ明日の朝、と言わず今日寝る前からはじめてみてください。\nたかだ1分、されど1分。ジブンのトリセツを手に入れると、より高度にセルフコントロールができるようになるでしょう。\n","date":"2017年5月7日","externalUrl":null,"permalink":"/1-min-diary/","section":"","summary":"","title":"「1分間日記」を2週間続ければ自分のトリセツが手に入る","type":"posts"},{"content":"30代で2人の子持ち、名実ともに立派なおっさんのNAEです。\n仕事帰りの電車の中、いびきをかいて寝ているおっさんいますよね。\nぼくは自分のことを棚に上げてうるせーなとか思っていました。\nしかし最近になって彼らは実はものすごく正しい選択をしていると思うようになりました。\n今回はそんなおっさんたちのお話をしてみようと思います。\nなぜおっさんは電車でいびきをかいて寝るのか # 人間30代中盤にさしかかると「いつもちょっと疲れている」状態になります。\nいわゆる「カラダにガタがくる」というやつで、どれだけ寝ても、どれだけ休んでも、自分の思うベストコンディションにはなりません。\nそんな状態で朝から夜まで仕事で擦り切れて帰宅時間を迎えるんですから、そりゃ眠くもなりますよ。\n混んでいない場所に立てたらラッキー、座れたら超ラッキーってなもんです。\nおっさんは物理的にも精神的にもに疲れているから寝るんです。睡眠は最高の休息なのです。 眠気よさらば！効果実証済みの眠気対策＆眠気覚ましの方法まとめ\n電車を降りた後におっさんを待ちうけるもの # そんなん自分勝手じゃねーか知らねーよ。うるせーいびきは公害だから黙れよ。\n…という前に、少し想像力を働かせてみましょうか。\n電車を降りたあと、一日の終わりまで、おっさんはどのような時間を過ごすんでしょうか。\n駅から家までの長い徒歩タイム # もしかしたら、駅から家まで徒歩20分くらいかかるのかもしれません。\nただでさえ疲れている身体。そこにさらに鞭打つような徒歩20分。\nひょっとしたら坂だらけでアップダウンが激しい道なのかも。\n重いカバンを引きずりながら、ゾンビのようになった体を懸命に動かすのでしょう。\n少しでも寝て充電しないと帰り道が辛い。だからこそ電車で休むのでしょう。\n帰り道でコンビニスイーツを買いたくなるのと同じです。\n楽しみな趣味の時間 # そんなおっさんは家に帰ったあとの趣味の時間を何よりも大事に思っているのかも。\n好きな本を読んだりゲームに打ち込むかもしれません。\n楽しみにしていた映画やドラマを見るのかもしれません。\nプラモデルやフィギュアでも眺めてニヤニヤするのかもしれません。\nぼくのようにブログを書くかもしれません。\n趣味は心のオアシスです。趣味を奪われた人がどうなるかは、コチラの話を見ればよくわかるでしょう。\n参考: 鉄道模型を捨ててから、夫の様子がおかしい : あの時の２ちゃんねる\n妻との蜜月タイム # 既婚者であれば、帰ってからの妻との時間が楽しみでしょうがないかもしれません。\nもしくは逆に、妻のライトニングトークにおつきあいするミッションを抱えている場合もあります。\nいずれにせよ帰宅直後に風呂とメシを済ませてでベッドにダイブとはいかないでしょう。\nきたる妻との蜜月タイムに向けて、電車の中でなるべく多く休息し回復をはかっているのでは。\n子供たちの将来の思い出タイム # もし子供がいたら、そしてもし子供がまだ小さかったら。\nきっと帰宅後は子供たちにかかりっきりでしょう。子供のパワーってすごいですよ。電池が切れるまで全力ですからね。\n「ただいまー」\n『パパー！』\nってもうこの瞬間に顔がほころびますよ。これで疲れが吹っ飛ぶという人もいます\nだがしかし心の疲れと身体の疲れは別物です。子供の『パパー！』では身体の疲れは吹っ飛びません。\n遊んであげたいけど身体がついてこない。遊びたがっているけど遊んであげられない。で、ぐずる。これが親としては一番つらい。\nだからこそ、子供の将来の思い出のために、おっさんはひとり電車でひたすら眠るのでしょう。\n仕事の後こそ自分の人生だ # つまり電車でいびきをかいて寝ているおっさんたちは、仕事の後の自分の人生を思いっきり生きようとしているからこそ、電車の中で眠るのです。\n地元駅を降りたその後こそ、彼らにとっての一日の本番であり、本当に楽しい時間なんですよきっと。\nだからおっさんたちは電車の中で座れるラッキーに巡り合ったら、少しのスキマ時間でも休息にあてて「自分の人生」に備えるのではないでしょうか。\nスキマ時間での休息は人生を好転させる習慣だと思います。 10秒でも寝ろ！スキマ時間で効率的に休息を取る方法まとめ\nまとめ：電車でいびきをかいて寝るおっさんを優しく見守ろう # というわけで、電車でいびきをかいて寝るおっさんは実は正しい選択をしているだけなんだ、というお話でした。\nもちろん電車は公共交通機関ですから、あまりに大きくうるさいいびきは迷惑です。周りの人のことも考えろと言いたくなりますよね。\nでもそれはいびきおっさんを見ているあなたも同じこと。\n寝ているおっさんのその後をしみじみ想像してみると、そっと別の車両にうつったり、イヤホンを耳に当てたり、ちょっとした気づかいが自然とできるのではないでしょうか。\n電車に少しずつの優しさを！\n","date":"2017年5月1日","externalUrl":null,"permalink":"/sleeping-oayji-in-train/","section":"","summary":"","title":"電車でいびきをかいて寝るおっさんはとても正しい","type":"posts"},{"content":"思考してるときこそ最高に生産的な時間だと思っています、NAEです。\n思考の品質は成果の品質に直結します。そして思考の幅や深さはより高い集中力がもたらします。\nでもそもそも、思考の集中力ってどう上げればいいのか？\nということで今回は、思考の集中力を高めるためにまっさきに叩き切るべき3つの煩悩源についてお話してみたいと思います。\n五感を切る # まず手始めに、五感を切ります。無駄なインプットは雑念の元だからです。\n特に視覚と聴覚はとても敏感なので優先的に切りにかかります。\nなにか動くものが視界に入るだけで、なにか気になるワードが耳に入るだけで、一気にそちらに気が取られてしまうからです。\n試しに一度、アイマスクと耳栓をして考えにふけってみてください。一気に思考が進むと思います。\nもし可能なら、他人から話しかけられない集中スペースで一人思考に没入するのが最善です。 アウトプットに困ったら、あえてインプットを遮断してみる\nとはいえ、仕事中にアイマスクと耳栓なんてできません。\nその場合は下記2点、意識してみてください。\n視覚や聴覚をできるかぎり自分に向ける 視覚や聴覚を奪う要素をできる限り減らす 1点目ならたとえば、紙とペンだけで頭のなかで一人で喋りながら図や文字をひたすら書く。\n2点目ならたとえば、パソコンであればツールバーやステータスバーを非表示にする。\nちょっとした工夫ですが、それだけでも格段に集中力が高まります。\nネットを切る # 次に、ネットを切ります。\nネットは便利さのかわりに時間と集中力を根こそぎ略奪する逆賊だからです。\nTwitterのタイムラインやFeedlyのRSSを追いはじめると、いつのまにか5分、10分、20分…\n「業務の範囲内だから」とメールをちょくちょくチェックするのも非効率の極み。\n貴重なスキマ時間を奪っていくネットは断舎離して然るべきです。\nパソコンだけではありません。常時ネットにつながっており通知を送りまくるスマホは、集中力という点からは毒のカタマリと呼ぶべきです。\nスマホは見える場所に置いておくだけでも無意識に集中力を奪います。\n思考の集中力を高めたければ、スマホはカバンの中にぶち込みましょう。\n時間を切る # 次に、時間を切ります。\n「このトピックについて考える時間はXX分！」と決め、時間がきた時点の結論を成果物としてまとめてしまいます。\n思考の時間が長引いて脳みそが疲れるほど、雑念や煩悩が入り込んでくるもの。\n短時間がガガッと考えきってしまうほうが、時間単位の思考量は高いと言えます。\n電車の中だと集中力があがるのは良い例でしょう。 夜眠れない理由は「今日はやりきった・生ききった感」不足ではないか\nこれは単に時間を切ると集中力が高まりやすい「期末テスト効果」だけを指すものではありません。\n二八の法則というものがありますよね。8割の成果は2割の労力で生み出されているという経験則です。\n参考: パレートの法則（2：8の法則） | マーケティング用語集 | シナジーマーケティング株式会社 SynergyMarketing\nこれ、思考もだいたい同じなんですよね。\n最初の2割の時間でゴリッと考えた結果は、多くの場合その時点の最善解になっているものです。\n集中力を高めた濃厚な時間、生産性は最高に高まっていくでしょう。 「儀式化」の集中力アップ効果を2ヶ月間検証してみた結果\nもし残りの8割の時間で解が変わったとしたら、それは単なるインプット不足です。\nさらに言うと、もしインプット作業まで含めて「思考時間」と定義しているとしたら、そもそも間違っています。\n知的生産はインプット→プロセス→アウトプットからなっており、思考はプロセスに、インプット集めは単なる事前調査だからです。\nそのため「思考」という点では、時間を区切ったうえで、\n最初の2割で方向性を決める 残りの8割で肉付けする 絶対に手戻らない くらいの意識でいるほうが、はるかに思考の質は高まると思います。\n高出力で走り切らざるをえなえない環境を作る # 五感を切り、ネットを切り、時間を切る。\nそうすると自然と**「高出力で走り切らざるをえない環境」**ができあがります。\n短距離走のスプリントを何度も繰り返すことをイメージしていただくとわかりやすいと思います。\nDone is better than perfectという言葉がありますよね。\n100点の品質を目指すより仕事を終わらせることが大事だという、Facebook創業者マーク・ザッカーバーグの言葉です。\n一方で「ニッポン品質」が価値観レベルでしみついているぼくたちは、気を抜くと過剰品質地獄に陥りがち。\n本来、仕事とは限られた時間と労力で求められる最低限の品質の成果を出すことであるはずです。\n時間をかけて成果を質を無駄に高めるより、集中力を高めて「無理矢理にでも走りきる」方向に振る方が、ぼくたちにとってちょうどいいのではないでしょうか。\nまとめ：思考の集中力は、削ぎ落とすことで高めよう # というわけで「思考の集中力を高めるために叩き切るべき3つの煩悩源」というテーマで書いてみました。\n実はこの文章も、本記事で紹介した手法を使って、手戻り一切なしでガガッと書き上げています。\n思考の一点集中でどんどんアウトプットしていきましょう！\n","date":"2017年4月24日","externalUrl":null,"permalink":"/concentration-and-3-bonnou/","section":"","summary":"","title":"集中力を高めるために叩き切るべき3つの煩悩源","type":"posts"},{"content":"あなたの「強み」を診断します\nというフレコミで世界的に有名な「ストレングスファインダー」。\nあなたもこの名前を一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。\n自分の「強み」、活かしたいですよね。仕事でも私生活でも。\nしかし実は、ここに大いなる誤解があります。\nストレングスファインダーが診断するのは「強み」ではありません。\n今回はストレングスファインダーの本当の位置づけと活かし方について、お話したいと思います。\nストレングスファインダーとは # ストレングスファインダーとは、アメリカで世論調査と組織コンサルティングを手がけるGallup社が開発した、スキル開発のための診断ツールです。\n長きにわたる人材・スキル開発の経験で蓄積されたデータをもとに、177の質問からあなたの「強み」を診断する、というもの。\n詳しくはこちらの記事でも紹介しています。 外資コンサルの資質とは？18人分のストレングスファインダーを集計してみた\nストレングスファインダーは「強み」診断ではない # 世界的に有名なストレングスファインダーですが、ひとつ、とてつもない大きな誤解をされています。\nストレングスファインダーが「強み」を診断してくれる、という誤解です。\nストレングスファインダーの日本語版書籍のタイトル、思い出してみて下さい。\n「さあ才能（じぶん）に目覚めよう」ですよね。これが本来の姿なんです。\nストレングスファインダーが発見するのはあなたの**才能（資質）**であって、強みではありません。\nストレングスファインダーは、ストレングスをファインドしないんです。\n本来なら「タレントファインダー」が正しい。\n「ストレングス」ファインダーになった理由 # ではなぜ「タレントファインダー」ではなく「ストレングズファインダー」としたのか。\nGallup社の人のつてで聞いた理由はただひとつ。そのほうが耳目を引きやすいからです。\n要はマーケティングですね。\n人は「今すぐ簡単に」に飛びつく # 人はとかく「今すぐ簡単に」を求めがちです。\nダイエットなんてわかりやすいですよね。「首に巻くだけ」「コレを着るだけ」みたいなものが売れ続けています。\n反面、食生活を改善して適度に運動する、みたいな正論・王道は見向きもされません。\n理由は簡単。成果が出るまで時間と労力がかかるからです。要は面倒なんですね。\nダイエットだけなく、禁煙にせよ仕事の効率化にせよ「今すぐ簡単に成果が出る方法」は注目されやすいんです。\n才能（資質）を開花させるには労力と時間がかかる # 「才能（資質）」を「強み」と言い換えたのも同じ理由です。\n才能（資質）をスキルに、そして強みに昇華するには時間と労力がかかります。\n「今すぐ使えて人を出し抜けるあなただけの強みはコレ！」のほうがはるかにとっつきやすいですよね。\nそれを考慮して、本来の「タレント」ファインダーではなく「ストレングス」ファインダーとなったわけです。\n資質とはなにか？ストレングズファインダーの本当の位置づけ # ストレングスファインダーは強みではなく才能（資質）を発見するものであり、才能（資質）をスキルや強みに変えるには時間や労力がかかる。\n…という話をしました。\nでは一体、ストレングズファインダーはどう使えばいいのか？\n説明のために、ひとつたとえ話をしてみたいと思います。\n作物を効率よく育てるには？ # たとえばあなたが米農家を目指すとしましょう。\n稲作を始めるにあたりまず選ぶのは農地ですよね。稲作に適した気候や環境、土壌はどこか、吟味すると思います。\n理由はかんたん、砂地で稲を育てようとしても無理だからです。\n米だけの話ではありません。水はけの悪い湿地でイチゴを育てても根腐れして枯れるでしょうし、霜の降りる高地はマンゴーには向きません。\nもちろん、やりようによっては作物は育ちますが、気候や土壌の悪さをカバーしてあまりある農作業の技術、肥料、そして時間・労力が必要なので、とても効率的とはいえませんし、作物もなりにくいでしょう。\n逆に土壌がよければ育て方が多少悪くても作物は育つし実もなりやすいもの。ぴったりの土壌や気候を選べば、種をまくだけでおいしい作物が実ることだってあります。\n才能（資質）とは土壌である # スキルと才能の関係は、土壌と作物の関係と同じ。才能（資質）とはつまり、土壌なのです。\n才能（資質）：土壌 スキル：作物 スキル開発：農作業 強み：果実 土壌に適した作物を植える、つまり自分の才能（資質）に適したスキルを育てることが、自分の強みを活かす一番の近道ということです。\nストレングズファインダーは、強みではなく才能（資質）を見極めるツールです。\n才能（資質）の診断を通じて\n成果の出やすいスキルを理解する スキルの育て方を理解する 結果、あなたの「強み」を伸ばす ことこそ、ストレングズファインダーの本来の使い方と言えます。\n診断したからそれでオシマイ、というしろものでは決してありません。\n才能（資質）をいかに強みにつなげるか？ # ここで疑問になるのが、具体的な才能（資質）の育て方です。\nおそらく過去にストレングズファインダーを買った人の多くが\n結果を見て納得して満足 行動につながらない という状態に陥っているのではないでしょうか。\n才能（資質）がわかったとしても、どう育てればいいかわからない。\nどんなスキル、どんな行動が自分の才能（資質）に適しているかわからない。\n「あなたの一番の才能（資質）は、運命指向です」と言われてもいまいちパッとしない…\nそんな疑問に応えるのが、2017年4月13日に日本語版が発売された**「ストレングズファインダー2.0」**です。\nさあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0\nストレングズファインダー2.0では従来の「資質のリスト」に加え、「資質の活かし方」まで踏みこんだ診断結果がレポートされます。（10項目の「行動アイデア」、3項目の「人の活かし方」）\nつまり**土壌だけでなく、どのような作物をどう育てるか？**まで具体的に教えてくれるということ。\n実際ぼくの妻に診断を受けてもらったんですが、妻の普段の性格や考え方に即した行動レベルのアドバイスが並んでいました。（詳細の掲載は控えます）\n過去に従来版のストレングスファインダーを受けた人にもおすすめできる内容です。\nちなみに、Gallup社の公式HPから「ストレングスファインダー2.0」の電子書籍版がAmazonや楽天ブックスより安く購入できます。\n普段から電子書籍を使っている人や診断サイトへのアクセスコードだけほしい人はコチラからの購入をおすすめします。\n電子ではない書籍を手元に置いておきたい場合は、Amazonや楽天ブックスからどうぞ。\n参考: Gallup Strengths Center Store\nまとめ：才能（資質）を見極め、強みを育てる準備をしよう # 以上、ストレングスファインダーにまつわる大いなる誤解と本当の意味についてお話してきました。\nスキルを修得し強みを得るのは容易なことではありません。\nしかし、向いていないことを修練し続けるのは、砂場で作物を育てるのと同じ。\n最も効率よく強みを獲得する第一歩が、自分の才能（資質）を知ることです。\n新しくなったストレングスファインダー2.0で、あなたも自分の才能（資質）を見極めてみませんか？\nさあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0\nなお、ストレングス・ファインダーを受けるには、2,000円の本を買う必要があります。\n2,000円ぽっちで資質がわかるなら安いもんじゃないか……と個人的には思うのですが、もし値段にハードルを感じるなら、無料で受けられる グッドポイント診断というものもあります。\nただし中身は全然別物なので、そこだけご注意ください。\n","date":"2017年4月24日","externalUrl":null,"permalink":"/strength-finder-dont-find-strength/","section":"","summary":"","title":"ストレングスファインダーは「強み診断」ではない","type":"posts"},{"content":"仕事でメモを取る機会はとても多いと思います。\nメモを取る→まとめる→共有する→次へのインプットにする\nというサイクルを、みなさんも日々回しているのではないでしょうか。\nさて、今回はそのメモについてです。\nメモの品質について考えたことありますか？\n実はメモの品質は仕事の効率化、特にコミュニケーションの品質に大きく影響します。\nそこで今回は、コミュニケーションで飯を食ってるといっても過言ではないコンサルという仕事をやっているぼくが。\nなぜメモのひとつで仕事の質とスピードが変わるのか？ どのようにメモを取るべきか？（マイルール） をテーマに、コミュニケーション品質を高めるメモの取り方についてお話したいと思います。\nなぜコミュニケーション品質を気にするのか # 仕事の効率というと、思い浮かべがちなのが作業効率ですよね。\nエクセルのショートカットキーを極める、超高速でパワポを作るなどですね。\nしかし作業効率以上に仕事全体の進み方に影響するのが、コミュニケーションの品質です。\n仕事の3つの側面 # そもそも、仕事には3つの側面があります。\n決める ：意思決定。なにをやるのかを決める。 伝える ：決められたこと人に伝え、人を動かす。 作業する ：定められた仕事をこなす。\n出典: ホワイトカラーの長時間労働問題の原因は、思考停止に陥る未熟さです | NaeNote\nこれらには優劣はなく、仕事をする人なら誰でもやることです。\n執行役員でも「作業」しますし、新入社員が「決める」こともあります。\n役割によって比率は異なりますし、トピックの大小はあるものの、「決める」だけの人や「作業する」だけの人はいません。\n仕事をする全員が「決める」「伝える」「作業する」を何らかの形で行っています。\nコミュニケーション品質は仕事の前提 # この中で**最も気を使わなければ行けないのが「伝える」**です。\n仕事はチームプレイです。個人事業主やフリーランスであっても取引先と「会社をまたがるチームプレイ」をしていることになりますね。\nさて、チームプレイが成り立ち、各人が担当する作業が組み上がって1つの価値ある成果を生み出すためには前提があります。\nそれは**「ものごとが正確に伝わっていること」**です。\nエクセルの作業分担の例 # 単純な例として、1000行あるエクセルを2人の部下に分担して編集してもらうことを考えます。\nAさんは前半、Bさんは後半を担当 作業後にマージして1つのファイルにする さて、この指示で2人は正確な作業ができるでしょうか。\n…無理ですよね。指示する側の頭のなかにはあっても、2人に伝わっていないことが山盛りです。\n前半、後半をどの行で分けるか 列の構成をどこまでいじってよいか セルに書く中身の記述形式は 記入する情報の粒度はどうするか これらがきちんと伝わらない状態で、2人が各々マイルールでエクセルを触り始めたらどうなるか？\n作業後の「直し」が必要ですよね。最悪、1000行全部レビューして直すことになります。\n「テキトーで品質の悪いコミュニケーション」が、仕事にかかる時間を増やしているんです。\nミスコミュニケーションは無駄の温床 # この話、エクセルだからわかりやすいですが、同じことが仕事のあらゆる側面で起こります。\n資料上のちょっとした言い回しの差で関係者の認識が一致しない… 理解のすれ違った関係者同士がケンカをはじめて仲裁に追われる… 議事録のちょっとした言葉の直しでレビューの往復が増える… コミュニケーション上のミスやちょっとした理解のギャップが原因で、あちこちで混乱が起き、多大なる手戻りや本来はやらなくてもよかったタスクが発生します。\n知的生産をなりわいにするホワイトカラーの場合、特にコミュニケーション品質ひとつが生死を分けます。\n本来やるべきタスクに限られたリソースを集中投下できる状態を作るのが「ものごとが正しく伝えること」の本懐です。\nコミュニケーションの効率や品質を気にするのは、このためです。\nNAE: ケンカ仲裁用のパワポとか作りたくないでしょ？\n一番ケアが必要な「文書によるコミュニケーション」 # こういったミスコミュニケーションの中で最も避けるべきは、文書を通じた理解の齟齬です。\n資料のひとり歩き # **「資料がひとり歩きする」**という言葉を聞いたことがありませんか？\n自分の手を離れた資料がウワッと広まり、意図しない解釈をされながら連鎖的に伝わっていくさまを指す言葉です。\nコピーされ、引用され、2次的3次的な誤解の波及を起こすことすらあります。\n資料に書かれた数字がセンセーショナルにピックアップされて「数字がひとり歩き」するなんてことも。\n圧倒的な尻拭いコスト # このような「資料のひとり歩き」が起こると事態を収拾するだけでも一苦労。\nパイセン: なんでこの資料こう書いてあるんだよテメー\nなんて問い合わせが殺到して説明に追われる、訂正・謝罪行脚をする、軌道修正のための説明の場を設けるなど、本筋と関係のない尻拭いでリソースが食いつぶされていきます。\nNAE: ぼくもやらかして謝罪行脚をしたことがあります…\n説明の場が設けられるならまだいいほう。\n本来の意図と異なる伝わり方をした文書が「デファクト」として定着してしまい、本当にやりたかったことが実現できなくなる、なんて事態にもなりえます。\nひとたび世に放たれた文書は、時間や場所を超えて広まり、軌道修正が難しくなるんです。\n文書のおおもとはメモ # NAE: どうしてこんな文言になっているんだ？\nと思っておおもとをたどると、実は先々週の会議で書いたメモの文言が出どころだったりするんですよね。\nそれには、理由があります。メモは文書のおおもとだからです。\nコミュニケーションにはいくつかの方式がありますよね。\nリアルタイム：対面、電話、チャットなど 非リアルタイム（対話式）：メール、SNSなど 非リアルタイム（一方通行）：文書や資料など これら、大まかには上から下に「落ちて」いきます。\n話した内容をメールに「落とす」、チャットで確認したことをドキュメントに「落とす」、ディスカッションした結果をプレゼン資料に「落とす」などなど…\n**この「落とす」作業の第一歩が「メモ」**です。\nメモは文書作成の初動。メモの品質を高めて足元を固めることで、何人、何百人、何千人もを巻き込んだ壮大なるミスコミュニケーションを未然に防ぐことができます。\n正しいメモは自分だけでなく、関係する全員の時間の節約にもつながるんです。\nコミュニケーション品質を高めるメモの取り方 # だからこそ、足元を固めるために正しくメモを取ろう。\n…というのが、この記事の趣旨です。\nそこで過去の経験から、こう意識すればミスコミュニケーションが少ないというマイルールがいくつかできあがっていますので、共有したいと思います。\n箇条書き縛り # 箇条書き。これ絶対。\n端的なメモは必ず、必ず箇条書きでできています。\n箇条書きは、ビュレットの階層でものごとを分類・整理する最強のツールです。\n分類・整理の軸や観点には巧拙ありますが、はじめは議題別に結論→理由と階層化できれば必要十分です。\n無駄なことは書かない # 言葉の多いメモは誤解の温床です。\n1行の長さはテキストエディタの1行に収まる範囲。たかだか50文字くらい。\nそれ以上の長さは表現が冗長、またはトピックが複数にまたがっている可能性が高いです。\n伝わりにくく、複数の解釈を生み、ミスコミュニケーションの元になります。\n時系列は捨てる # リアルタイムなコミュニケーションは、よほど上手く設計しないと発散します。\n「そういえば」と話題があちこちポンポン飛ぶのは当たり前。\nそんなものを時系列でメモると、死ねます。\n話をそのままメモるのではなく、トピックごとにビュレットを分け、話の内容を各トピックに振り分けます。\nビジネス日本語縛り # メモには必ず、ビジネス日本語を使います。\nビジネス日本語とは、ビジネス文書に独特の短い言い回しのこと。詳しくは下記記事をどうぞ。 ビジネス文書で使う「ビジネス日本語」はなぜあんなに独特なのか？\nビジネス日本語は読みにくいのが難点である一方、文字数が少なく、正しい文言を捉えれば誤解を生みにくい性質を持っているため、メモには最適です。\nビジネス日本語に熟達した人のメモはほぼそのままビジネス文書にコピペで使えるのも嬉しいポイント。\n「効くワード」は一言一句漏らさない # メモは逐語録ではないので、一言一句すべては書きません。\nしかし一つだけ例外があります。「効くワード」です。\n重鎮が発したキャッチコピー的な言い回しや、そこにいる全員の納得感が一気に高まった「言い得て妙」の一言ってありますよね。\nそういうお宝ワードは、その後のコミュニケーションを一気にスムーズにする力を秘めています。\n一言一句漏らさずメモに落としましょう。\n半年後の自分が読んでも通じるように書く # メモには必ず読者がいます。\nメモを書いたその瞬間の自分には意味が通じても、読者にとって意味不明だとしたら？\nそのメモはコミュニケーションという点では役に立たないゴミということになります。\nここで言う読者は、他人かもしれませんし、自分かもしれません。\n6時間後の自分かもしれません。半年後の自分かもしれません。\n半年後の自分が見ても意味が正確に通じるメモを書けたら理想的です。（もちろん、スパンはメモの賞味期限によります）\n独りよがりにならない # 書いたメモは、誰かにレビューしてもらいます。\n同僚からのクロスレビュー、部下や後輩とのピアレビュー、上司からの品質レビュー。\nとにかく「独りよがりのメモ」にならなよう、複数人の視点を入れます。\nパソコンで書いたなら「とりあえず今版ですが」とメールで共有します。\nもしかしたら、箇条書きの構造化がそもそもダメだと言われるかもしれません。\n言い回しが全くもってイケてないなど、ズタボロにNGを食らうこともあると思います。\nでも、それでいいんです。その後の壮大なミスコミュニケーションによる尻拭い残業を未善に防いでいると考えましょう。\n「こう伝わるだろう」は、多くの場合、その通りには伝わらないものです。\nメモの付加価値とは # **メモの価値は記録ではありません。**整理と要約、適切なアクションにつなげることこそメモの付加価値です。\n記録だけなら録音や音声認識、文字起こし専業の人に任せればいいでしょう。\n知的生産を行うあなただからこそ、取るメモにも記録以上の付加価値があるはず。\n雑多な議論が、整理され、要約されていること（パッと見で正確に伝わる） その後のタスクのインプットたる品質であること（情報量が必要十分） 後続のタスクに混乱が生じないこと（ミスコミュニケーションによる無駄の回避） 知的生産の型は常に「インプット→プロセス→アウトプット」。\n自分のメモは、誰かのインプットになることを忘れないでいたいですね。\nたかがメモ、されどメモ、です。\nまとめ：まず箇条書きを極めよう # 以上、仕事におけるメモの取り方マイルールをご紹介しました。\nまずは言葉を全部書きとめる逐語録スタイルのメモをやめて、箇条書きで書くことを徹底してみてください。\n適切に整理され、バシッと伝わる言葉で書かれた箇条書きを作ることは、見た目が美しくデザインされた資料を作るより何十倍も生産性が高いんです。\nメモひとつですべてが伝わり、人が正しく動けるなら、パワポなんていらないんですよ。\n超・箇条書き 「10倍速く、魅力的に」伝える技術\n","date":"2017年4月11日","externalUrl":null,"permalink":"/memorandum-my-rule/","section":"","summary":"","title":"仕事のコミュニケーション品質を底上げする「メモのとり方」のルール","type":"posts"},{"content":"外資系コンサルティング会社で管理職をしているNAEです。\nコンサルって、悪くいうと成功者に巣食っておこぼれをもらう寄生虫かもしれない。\nなんて自虐することがありますが、今回はそこらへんについて。\nコンサルはなにをやっているのか # コンサルのミッションは、第三者の立場からクライアント企業の人や組織を動かし（動いてもらい）、よりよい成果をあげてもらうことです。\n目指すべき方向がわからなければ、あらゆる手がかりを総動員して脳みそ絞って考えます。\n未来像はハッキリしているけど効率的な道筋が見えなければ、先を照らすライトになります。\n未来に行く体力がなければエンジンになって後押ししますし、なんなら一緒に走ります。\n行った先で立っていられる自信がなければ、安定するまで隣で支えます。\nコンサルとはそういう存在です。\nなぜコンサルという仕事が成り立つのか # さて、これらが全部自社の人材でできるならコンサルなんて必要ありません。\n自分ひとりだけで目指す姿、効率的な道筋、変革をやりきる体力、その後の安定化…すべてをまかなえるなら、支えなんていらないです。\nでも、世の中そういうパーフェクト企業ばかりじゃありません。\nビジョン作りに疎い、戦略が弱い、スキルや頭数が足りない、他社事例や第三者のアドバイスがほしい…様々な理由で、企業は外部の知見やスキルを頼るんです。\n要は、変革したいけど変革できないというギャップを埋めるからお金くださいね…というのが、コンサルの飯の種です。\n変革に積極的な成功企業がコンサルの主要客 # つまり、変革に積極的で、変革を実現させる覚悟があって（予算が出せて）、コンサルにお金を出す余裕がある企業がコンサルの主要なお客様、ということになります。\n逆に、あまり経営体力がなく変革のための予算が取りづらい。今の事業運営にあっぷあっぷだ…という企業さんは、コンサルを雇う余裕はないでしょう。\nなんせ、コンサルに払うフィーは高いんです。人によっては人月単価1000万オーバーとかザラにいます。（もちろんそれだけ価値ある高品質なアウトプットをお約束するんですが…）\n要は、お金を持っている≒ある程度事業で成功している企業さんこそがコンサルのクライアントですよ、と。\nコンサルは成功企業の寄生虫なのか # とこうしてみると、**「成功者にすりよって甘い汁のおこぼれをもらうだけの寄生虫かよクソコンサル風情が」**という声が聞こえてきそうです。\nそう言われるとぐう値の音も出ません。\n実際に成功している企業様の利益の一部をフィーとしていただいているわけです。\nそれを甘い汁をすする行為と呼ぶならその通りです。\nわれわれもビジネスでやっているもんですから、先立つものがないとどうしようもないわけで。\nコンサルは「ミギー」だ # ただ言いたいのは、コンサルは寄生虫じゃなくて寄生獣だぞということ。\n単に寄生して養分をもらうだけでなく、宿主に戦い生き抜く力を与えるんだぞと。\n新装版 寄生獣(1) (KCデラックス)\nマンガの寄生獣ではほとんどの「パラサイト」が宿主である人間の頭を喰らいますが、良識あるコンサルは良い寄生獣なのでそこまでしません。\nクライアントの成長を助け、ゴールに至るための血となり肉となるのがコンサルです。\n寄生獣の主人公「シンイチ」の血管から全身に流れて消え、驚異的な身体能力を与えた「ミギー」のように、クライアントと一蓮托生、一緒に歩いていくのがコンサルだと思っております。\nコンサルに向いている人 # では、どのような人がコンサルに向いているのかと。\n飽きっぽい人、キャッチアップが早い人、そして人好きである人だと断言できます。\n飽きっぽい人 # ひとつは、飽きっぽい人です。\n同じオフィスの同じ机で、同じメンバーと同じような仕事をずっとこなす。\nそんな仕事生活は絶対に飽きるし嫌だ、という人はコンサルに向いています。 外資系コンサルのキャリアで得られるのは「変化に即応する力」である\nキャッチアップが早い人 # 次に、キャッチアップが早い人です。\n複数のクライアントを渡り歩くんですから、変化の波をサーフィンする中で新しいスキルをいち身につけ、早く価値を出せる人こそコンサルに向いています。 スキルアップのスピードを高める「キャッチアップ力」の磨き方\n人好きな人 # 最後に、人が好きな人です。\nコンサルは企業（クライアント）に動いてもらい、成果を上げてもらうことが使命。\nその足元をなす一人ひとりの人を動かす力、人を好きになる力こそコンサルの馬力のもとです。\n同僚コンサル18人の資質を分析した結果もそう語っています。詳しくは下記記事にて。 外資コンサルの資質とは？18人分のストレングスファインダーを集計してみた\nコンサルに向いていない人 # 逆にコンサルに向いていない人もいます。\n新卒採用での話にはなりますが、2次面接で落ちていくコンサルに不向きな人の特性をまとめています。 【外資コンサル就活】現役面接官が語る、不採用になった人の共通点\nまとめ：いいコンサルに会えますように # 以上、コンサルは寄生虫だけど、いい寄生虫だし、向いている人と向いていない人がいるよ、というお話でした。\nといっても、世の中いろいろなコンサルがいますので、本当かどうかはご判断ください。\nいいコンサルに巡り会えますように。\n","date":"2017年4月5日","externalUrl":null,"permalink":"/are-consultants-parasite/","section":"","summary":"","title":"コンサルは成功者に巣食う寄生虫なのか","type":"posts"},{"content":"なにか文章を書こうとパソコンの前に座ってテキストエディタを開く。\nしかし筆は進まず、書いたとしても徒然の散文になってしまう。\n一方、いざ紙とペンに持ち替えてみると、不思議と考えが浮かび、整理されていく。\nああ、やっぱり0から1を生みだしたりものごとを整理する作業、パソコンより紙とペンの方が捗るなあ。\n…なんて思っているNAEです。\nが、先日当たり前のように音声入力を仕事で使っている部下を見て、少し考えが変わりました。\nスマホやタブレットとともに育ったデジタルネイティブたちには、紙とペンはオワコンなのかもしれない。\nそして自分たちおっさんもそちらの方向にかわっていくのかもしれない、と。\nなぜ紙とペンだと頭が働くのか # パソコンを前にすると詰まるのに、なぜ紙とペンだと頭が働くんでしょうか。\nデジタルネイティブについて考える前に、ぼく（とおそらく多くの大人たち）がにとって紙とペンの方が強い理由を考えてみます。\n紙とペンだと消せないから？ # ひとつは、紙とペンだと一度書いたものを消せないからかもしれません。\n消せない＝書き始めたら書ききらないといけない。最後まで考えをアウトプットしきらないといけない。\nそうして残った自分の考えの軌跡を眺めながら、さらに考えを進めることができる。\nそうしてどんどん、考えが前に進む。\n…というあんばいで頭が働いている気がします。\n紙とペンは視点の切り替えが楽だから？ # ひとつは、鳥の目（全体）と虫の目（個別）の視点を行き来しやすいからかもしれません。\nパソコンで文章や資料を作っていると、表示領域の関係でどうしても、そこに表示されているものや今入力しているものにフォーカスが寄りがちです。\n縮小して全体を見ようにも、解像度の関係で詳細がつぶれてしまい十分に俯瞰がしにくいもの。\nまた拡大・縮小の切り替えというオペレーションが入るので、思考の流れがとどまりやすい。\n一方、紙とペンなら鳥の目/虫の目を切り替えるのは簡単です。焦点をあわせるだけ。\n普段ものを見とき自然とやっている所作なので、思考を邪魔しません。\n紙とペンで考え、勉強してきた名残？ # もうひとつは、これまで紙とペン（鉛筆）を使って勉強してきた名残かもしれません。\nエサの匂いをかいだらヨダレをたらすパブロフの犬のように、ペンを握ったら頭が回る「仕組み」になっているのかも。\n実は過去に、自分はどんなときに集中しているかを分析してみたことがありましたが、特に集中力が増したのが\n5ミリ方眼紙になにか書いていると ホワイトボードになにか書いているとき の2点でした。 「儀式化」の集中力アップ効果を2ヶ月間検証してみた結果\n紙とペンは最もなじみ深いツールだから？ # 最後に、紙とペンは最もつきあいの長い表現ツールだから、というポイントも。\nぼくの息子くんは0歳のときからクレヨンを握り、1歳になって画用紙に線を描き、2歳になって丸や四角、ぬり絵をするようになりました。\n30代アラサーのぼくも、息子くんとおそらく同じだったんでしょう。紙とペンとは30年以上つきあっていることになります。\nそれだけつきあいが長くなじみがある＝思考を邪魔しにくい、ということなのかもしれません。\nデジタルネイティブにとって紙とペンはオワコンか # 消せない、視点切り替えが楽、条件反射、なじみ深さ。紙とペンが強い理由を4点そろえてみました。\nさて、これらはスマホやタブレットとともに育ったデジタルネイティブ世代にも当てはまるのでしょうか。\n問題を切り分けてみる # まずは4つの要素を「ツールの問題」と「慣れの問題」に分けてみます。\nツールの問題とは、ツールそのものの性質による差異のこと。「剣より槍のほうがリーチが長い」というタイプのもの。\n慣れの問題とは、当人の経験による差異のこと。「剣術は強いけど槍術は素人」的なもの。\n分けてみると、こうなります。\nツールの問題：消せない、視点切り替えが楽 慣れの問題：条件反射、なじみ深さ ツールの問題 # ツールの問題はあまり比較してもしょうがない気がします。\nスマホやタブレットのアプリの作りや使われ方に依存するからです。\n「消せない」制約がほしければバックスペースや削除ボタンを使わなければいいだけ。\n「視点切り替え」はもしかしたらピンチイン・ピンチアウトで直観的にできるかもしれません。\n紙とペン、スマホとタブレット、頭を回し考えを進めるツールとしての優劣はつけづらいのでは。\n慣れの問題 # となると、残りは慣れの問題です。\n紙とペンで育った世代と、スマホやタブレットで育った世代、身の回りにあったツールの差がそのまま現れているだけですよ。\n…なんていう、なんともつまらない結論になってしまいそうです。\n成果が出ればツールはなんでもいい # 過去に何度か「最近の若いやつは紙とペンでなくスマホでメモするんだ」なんていうボヤきを見たことがあります。\n言っている人の意図はおそらく「それで本当に頭に入っているのか？」でしょう。\n仮にデジタルネイティブにとってスマホの方が考えを進めるのに適したツールなのであれば、彼らの心配は杞憂でしょう。\n要は、成果が出ればいいんです。\nメモを音声入力で済ませる部下 # 実際、ぼくの部下にほとんどのメモを音声入力で済ませる人がいます。\n彼女いわく\n「メモレベルならスマホや音声入力を使わないと遅い」\n「手書きでメモる時間を考える時間に回すほうがよほどいい」\nということ。\n特に英語の場合、音声入力の精度がものすごく高いので使わない手はないと。（日本語はまだまだ）\n考えるプロセス自体が違うのかも # へえーって思いました。\nもしかしたら、ぼくと彼女は考えるプロセスそのものが違うのかもしれません。\nたとえばメモ。\nぼくは話を聞きながら要点を抽出して紙に落とす（記録する）という「考えながら書く」スタイルです。\nしかし彼女は記録するところはスマホにアウトソース（？）し、自分は要点を理解しつつ考える部分にフォーカス。\nプロセスそのものが違うので、ツールである「紙とペン」「スマホ」の優劣はつけられません。\n成果が出ているかだけが評価ポイントです。\nしかし彼女、仕事できるんですよね。\nまとめ：紙とペンはオワコンになってもおかしくない # 思考の品質は成果の品質に直結します。\nより広く、深く、洞察に富む思考ができることが重要なのであって、ツールは正直、なんでもいい。\nとなると結局よりなじんでいるツールを使えばいいという話になります。\n「スマホやタブレット」を使って考えることが当たり前のデジタルネイティブにとって「紙とペン」は前世代的なオワコンツールなのかもしれませんね。\nそしてぼくたちおっさんも、遅かれ早かれそっちに向かっていくんでしょうね。\nスマホやタブレットなどのデジタル製品が使えない環境でのバックアップとして紙とペンは残ると思うものの、メインストリームからは外れていくかもしれません。\n","date":"2017年4月1日","externalUrl":null,"permalink":"/pen-and-paper-for-digital-natives/","section":"","summary":"","title":"デジタルネイティブの時代、紙とペンはオワコンになるのか","type":"posts"},{"content":"コスパだけで人生決めるのって楽しい？\nと、自分に問い続けて久しいNAEです。\nコンサルという仕事柄、ビジョンや戦略、計画、PDCAといった計算高さをよしとするマインドがしみついています。\nしかし最近になって、好奇心に負け続ける人生の方が楽しいんじゃない？と思い始めてきました。\nそこで好奇心に負けても死なない条件となにか、考えてみましたのでメモします。\nそもそも好奇心ってなんなの？ # 好奇心というと「知的好奇心」やら「性的好奇心」など、対象とするトピックごとに分類することが多いと思います。\nしかし世の中にあるトピックで分類しはじめると図書館情報学の世界に入ってしまうので、ここでは単純に縦横の2軸で整理してみます。\n横軸：広がるタイプの好奇心 縦軸：深めるタイプの好奇心 広がるタイプの好奇心 # あれもこれも知りたい。興味がありすぎて夢が広がりすぎてヤバい。\nとにかくなんでも飛びついて、やってみて、興味が薄れるなり満足するなりしたら別のところにホップ。\nこれが、広がるタイプの好奇心です。\nジェネラリストに多い気がします。ぼくはこっちのタイプ。 外資系コンサルのキャリアで得られるのは「変化に即応する力」である\n深めるタイプの好奇心 # もっと奥まで究めたい。深めたい。\n深淵の先にあるものを知りたい。深淵がこっちをのぞいていても無視してさらにその先に進みたい。\nそんなわが道を行くのが深めるタイプの好奇心です。\n研究者や専門職はこっちが多いのではないでしょうか。\n好奇心旺盛＝面積が広い # この捉え方にのっとると、好奇心の絶対量は範囲と深さの掛け算＝面積と言えますよね。\n自己PRで「好奇心旺盛です！」と言うと、いろいろなトピックを学ぶ意欲がある人と捉えられがちです。\nしかし一つのトピックに没頭してひたすら深めるタイプの人も実は好奇心旺盛なんじゃないでしょうか。\n就活などの面接で「好奇心旺盛」と自己PRする人は、別に多趣味じゃなくてもいいんです。\n好奇心の絶対量＝意欲の馬＝行動力の源泉です。ハンドルを上手に操作しさえすれば自走できるようになるんですよね。\n好奇心に負けるとはどんな状態？ # 好奇心に負けるとは、あふれ出る好奇心が制御できず、理性なしに心のまま行動してしまうことを指します。\n先ほどの馬力の例で言えば、理性によるハンドル操作がうまくできない状態ですね。\nハンドルを切るためにブレーキをかけることもないので、好奇心に負けた状態の行動力はものすごく強い。\n言うならば、バーサーカーです。\n[バーサーカー – ファイナルファンタジー レコードキーパー 攻略wiki：ゲーム攻略GAYM（スマホ版あり）](http://games.gaym.jp/iPhone/ffrk/wiki/?%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC) コマンド入力できず、体力が尽きるまでひたすら全力で敵を殴り続ける。\nそのかわりステータス値がすこぶる高く、クリティカルヒットも多く、強力な武器も装備できます。\n好奇心に負け続けても死なない条件 # とはいえ、バーサーカー状態で走り続けるとそのうち死にます。 現実世界でもそれは同じ。\nしかし好奇心に負けた行動力の強さはどうにか活用したい。\nどうすればいいのでしょうか。 現実世界でバーサーカーできる条件はあるんでしょうか。\n少し、考えてみました。\n物理的に死なないこと # 死んだら人生オシマイです。 好奇心に負けてビルからI can flyしてはいけません。\nぼくは小さいとき、自動で閉まる車の窓を見て\nNAE: ここに指挟んだらどうなるんだろ？\nと試そうとしたことがあり、親に激怒されました。\n興味が湧いても自傷するのはどうにか避けたいもの。\n精神的に死なないこと # しかし自死や自傷がやめられなくなる場合があります。 精神的に病んでしまう場合です。\nぼくは過去に過労で倒れて心療内科にかかったことがあるんですが、倒れる直前の仕事帰りの駅のホームで\nNAE: 線路に飛び込むといろいろ楽かも？\nという考えが一瞬だけ頭によぎったことがありました。 家族の顔が浮かんできて振り払いましたけど。\nそういった少し深刻な場合以外にも、実は精神的に死んだと呼びたいパターンがあります。 好奇心の絶対量が尽きた状態です。\nエンジンが動かなければ車は前に進めません。 いくら本やネットでハンドル操作の技術を学んだところで、それを行動に移す馬力がなければ宝の持ち腐れでしょう。\n失敗に腐って無気力に陥らない。心を腐らせない。Stay Gold。大事です。\n経済的に死なないこと # 馬力だけでは食っていけないのが現代の人間社会というやつです。 先立つモノ（というかカネ）がないと明日のご飯が食べられません。 強いバーサーカーも食べなければ飢えて死ぬのみ。\n当面の生活が保てる経済力を保つことも、バーサーカーでいるために必要な条件でしょう。 家族がいる人は家族のぶんもね。\n好奇心がすごい。行動力がすごい。体力や頭の回転には自信があって、夢をいつまでも追っていられる。 でもお金が稼げないよ・・・となると、バーサーカーやるにはきついと思います。\n社会的に死なないこと # 人間社会という点でもう一つ。 社会的に死なないことも忘れちゃいけません。\nいくらデキる人、稼げる人、行動力があって頭も体も強い人でも、反社会的なことばかりやっていたら疎まれてフィニッシュ。\n誰かから存在を認められ、求められるバーサーカーでありましょう。\n行動力がすごい人はどこかタガが外れている？ # とザザッと書き出してみると、ヒャッハーと汚物を消毒するトゲトゲ肩パッドなバーサーカーをやるには結構縛りがキツいですね。\nこれら条件を満たしたバーサーカーってものすごく制御されているんじゃないかと思ってきました。\n逆に、本当に好奇心が旺盛で行動力がすごい人って、どこかしらでタガを外しているのかもしれません。\n経済面をかなぐり捨てて知らぬ世界に飛び込んで見る。死を恐れずにぶっ飛んだことに挑戦する。社会的にちょっと危うくてもイノベーティブさを追求する。\nいずれも「好奇心に負けた結果、安全を捨てている」とみなすことができます。 良い面だけ見れば、ですけど。\nまとめ：実は精神的に死ぬのが一番のリスク # こうしてまとめてみると、実は精神的に死なないことが実は一番重要だと感じます。\nそもそも好奇心がわかない。行動を起こすだけの意欲や馬力が出ない。そして自分で自分を削っていく。\n響きは悪いかもしれませんが、これゲームで例えるなら状態異常です。\n物理面、経済面、社会面で死ぬリスクはわかりやすいですよね。痛いし、お金がない、立つ瀬もない。\nしかし精神面で死ぬリスクは目に見えづらいものですから、実は一番気をつける必要があります。\n好奇心に負け続ける人生を歩みたいなら、精神面のケアは欠かさないようにしたいですね。\n十分な休息と睡眠を。 乱文になってしまいましたが、今回はこんなところで。\n世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる\n","date":"2017年3月11日","externalUrl":null,"permalink":"/live-with-curiosity/","section":"","summary":"","title":"好奇心に負け続けても死なない人生の条件","type":"posts"},{"content":"2歳の息子が寝つく様子を観察していて気づいたことがあります。\nあまり身体は疲れていないはずなのに、気持ちが満足するとスルッと眠りに入る。\nこれ、実は大人であるぼくたちにも当てはまるのではないかと。\nぼくたちが夜眠れない理由は、今日に心残りがあるからではないでしょうか。\n夜眠れない理由 # 「よっしゃ、やりきった！」\nと思った瞬間、身体は疲れていないはずなのにドッと眠気が来ることはありませんか？\n達成感は大事です。体力や精神力の残量はどうであれ、何かを達成したときの安心感はなによりの睡眠導入剤になると感じています。\n特に1日の終わり、夜寝る時に「今日を生ききったぞ」と心残りがない状態にできたなら、スヤっと眠りに入れるように思います。\n逆に「あれもこれもできなかった」と思っていると「ああ、今日の自分はダメダメだった」「明日どうにかリカバリしなきゃ」と、過去（今日）と未来（明日）のことに気が取られてしまいます。\nすると変に考えこんでしまったり、ときには気が滅入ったりして、余計に寝付けなくなりますよね。\nつまり「今日の自分はOK、やりきった」と感じることが大事かなと。\n「今日はやりきった」と実感するために必要なこと # 「今日の自分はOK、やりきった」と感じるためには、\nOKとする基準（期待） 自分の実績（現実） の2点セットが必要です。\n現実の自分が期待を超えればやりきっているし、逆なら不満で今日の自分に心残りがある状態と判断できます。\nただし、下記記事で書いたとおり、努力の基準は自分で決めるものです。 がんばった自分の努力を認めてあげる。その基準のコントロール方法\n理想を高く掲げるのも、ゆるい自分を褒めるのも、自分をOKとする基準の決め方次第。\n自分がどれだけ元気かによって基準は柔軟に変えていけばいいでしょう。\nそもそも一日の終わりの自分をイメージできているか # 「今日はなんとなく不満」と思ってしまい眠れない。\nその原因はそもそもなりたい自分をイメージできていないからかもしれません。\n満たすべき期待値＝ゴールが明確でないと、どれだけもがいても達成感は得られません。\nゴールテープの場所がわからないまま迷走しても疲れるだけです。\nまずは「今日の自分はOKとする基準（期待）」を明らかにすることからはじめてみるのがよいかと思います。\nそうすれば入眠のコツを使わずともスッと寝に入れるのではないでしょうか。 入眠のコツ - 15年以上実践してきた秘密の入眠テクニックを公開\nまとめ：今夜のあなたはどんな状態ですか？ # というわけで、なりたい自分を考えてみるとスッキリ眠れるかもしれませんよ、というお話でした。\nまずはチェックリストを作るところからはじめてみてはいかがでしょうか。\nただし高い理想の掲げすぎにはご注意を。できなかった自分に不満を感じると眠れません。自己肯定感、大事です。\nリストマニアになろう! 理想の自分を手に入れる「書きだす」習慣\n","date":"2017年1月25日","externalUrl":null,"permalink":"/review-your-self-for-good-sleep/","section":"","summary":"","title":"夜眠れない理由は「今日はやりきった・生ききった感」不足ではないか","type":"posts"},{"content":"こんにちは、文章力を鍛えてますNAEです。\n言葉は多いけど中身が薄い。よくしゃべるけど内容はスカスカ。\nそういう人は「一見デキるようで実は頭が悪い」と思われてしまいがちです。\n逆に伝えたい事をバシッと伝えられるとカッコいいですよね。\n言葉を上手に使い、言いたいことを端的に表現できる。これは仕事でもプライベートでも役に立つ能力です。\nではどうすれば端的な文章が書けるのか？具体的な技術はあるのか？\nといったところを細かに解説しているのが、今回紹介する「わかりやすい文章を書く全技術100」です。\n「わかりやすい」文章を書く全技術100 の概要と位置づけ # まず「わかりやすい文章を書く全技術100」について、概要を紹介するととともに、その位置づけを確認したいと思います。\n「わかりやすい」文章を書く全技術100 の概要 # 「わかりやすい」文章を書く全技術100\n本書の目的は「わかりやすい文章を書く技術を、身に付けてもらうこと」です。 ……（中略）…… 本書と同じように、「分かりやすい文章を身に付けてもらうこと」を目的とした本は、多数出版されています。 ですが、これらの類書の中には、掲載されている技術の数が不十分であるものも多いです。 技術の数が足りなければ、当然、わかりやすい文章を書けるようにはなりません。\n本書には、合計100の技術を掲載しました。類書に載っている技術は、ほぼもれなく、本書に掲載されているでしょう。\n「わかりやすい文章を書く全技術100」は、文章力をテクニックの側面から素因数分解し、100個の要素技術としてまとめた解説した本です。\nこれだけ読むと「全部入りだ」「これだけ読めば文章力がつく」と思われるかもしれません。\nしかし、それは違います。\n「わかりやすい」文章を書く全技術100 の位置づけ # なぜなら「わかりやすい文章を書く全技術100」が扱っているのは「文章力」の一部分だからです。\n文章の構成要素を執筆フローの観点から整理した下記全体像の中で言えば、本書の主に扱う範囲は青字部分にあたります。\n目的設定と取材 想定読者 メッセージ 必要な情報 組み立て ストーリー 段落構成 執筆・推敲 文章 文 言葉・表現 つまり本書はあくまで、わかりやすい＝意味が通じやすく読みやすい＝端的な文章を書くことに特化した書き方指南本です。\n本書のみを読んで文章力がついた気になるのはちょっとアブナイかもしれません。\n「わかりやすい」文章を書く全技術100 のレビュー # 位置づけを理解いただいたところで、さっそく内容のレビューに移りたいと思います。\n「わかりやすい文章を書く全技術100」は4つの章に分かれており、それぞれ扱っているトピックは以下のとおりです。\n1章：わかりやすい文とは 2章：わかりやすい文章とは 3章：一目でわかる文章とは 4章：その他、知っておくべき12のこと 実はこれら、上に挙げた執筆フローで青字で示した4つのパーツそのものです。\n1つずつ、見ていきたいと思います。\n1章：わかりやすい文とは # 「1章：わかりやすい文とは」では、1つの文をわかりやすく書くための技術を50個解説しています。\n文の要素とその使い方は？ 1文を短くするには？ 頭にスッと入る文の構造とは？ これらのテーマを軸に、語句の選び方や「こそあど言葉」の使いっぷり、漢字・ひらがな・カタカナの比率などが具体的に紹介されています。\n特に1文を短くする技術は頭に叩き込んでおきたいところ。\n本書では\n「文を短くする」というのは、わかり易い文章を書くうえで、最も効果的な方法の一つです。\nとあります。\nまた戦後以降で最も売れた本トップ2である「窓ぎわのトットちゃん」（黒柳徹子）と「道をひらく」（松下幸之助）も1文が短いことを指摘しています。\n話し言葉をそのまま文に落とすと1文がダラダラ長くなってしまうもの。\nバシッとしたモノ言いをするように、文も短くカッコよくまとめたいですね。\n2章：わかりやすい文章とは # 「2章：わかりやすい文章とは」では、複数の文からなる文章（段落）をわかりやすく書く技術が34個解説されています。\n1章より1つ大きな視点です。解説されているポイントを3つにまとめるとこうなります。\n文章の要素とその使い方は？ 文章（段落）を短く保つには？ 理解しやすい構造・書き方とは？ これ、よく見ると言ってることは1章と同じなんですよね。文が文章になっただけの相似形になっています。\n文であれ文章（段落）であれ考えることは同じということなんですね。\n解説されているテクニックは多岐にわたります。\n見出しや空白行といった基本的なことから、盛りこむ情報の取捨選択、文章を短く保つ表現方法まで。\nまた読者の理解を途切れさせない文と文のつなげ方や、段落の中での文の順番（全体→詳細、結論→理由など）にも触れられています。\n3章：一目でわかる文章とは # 「3章：一目でわかる文章とは」では、2章の視点をさらに広め、複数の段落からなる文書をパット見で理解できるようにする技術が4つ挙げられています。\n最初に概要を書く 見出しだけで話の流れがわかるようにする 文章の最初と最後だけ読めば言いたいことが伝わるようにする 見てほしい箇所は強調する パッと見で伝わることは、特にビジネス文書では重要です。\nビジネスでは限られた時間で情報をやりとりし、読みとき、素早く判断することを求められます。一言一句、文書を読み込んでいるヒマなんてありません。\nそのため「結論はコレ、理由はざっくり言うとコレ、詳しくはコレ」のように、いち早くアクションに移せるコミュニケーションが必要です。\n本章には、そのためのコツが描いてあります。\n4章：その他、知っておくべき12のこと # 最後の「4章：その他、知っておくべきこと」では、文章そのものではなく、文章のテーマ決め、設計、推敲、文章力の鍛錬に関する技術が11個紹介されています。\n技術というより、\n文章を書くときのおおまかな流れ その中で気をつけたいポイント 文章力を鍛える方法 について軽く紹介している、と言ったほうが良い内容です。\n大事なことは書かれているんですが、概念的なレベルにとどまっています。1〜2章ほど具体的な技術は書かれていません。\n本章の具体的なところは他の書籍にゆずり、軽く読み飛ばすくらいでいいと思います。（おすすめ書籍を後ほど紹介します）\n読んでみた率直な感想 # 読んでみて率直に、役に立ったと感じました。\n端的な表現のポイントを身につけるなら読んで損はないと思います。\n特に1章と2章には「読みやすい文章を書くコツ」が集約されているので必見。\n各々のテクニックについて、具体例を交えながら細やかに解説しているため、読むだけでも学びがあると思います。\nどんな人にオススメ？ # この本は、文章を書き慣れた人が\nさらなるブラッシュアップのため 自分の文章力の再点検のため に読むのに適した本だと思います。\n本書は「技術」を集めて文章の要素の大きさ順に整理した、辞書のような構成になっています。\n学ぶ順番はあまり考慮されていないため、文章力をゼロから学び、鍛えたい人にはあまりオススメできません。\n文章力を磨くために、あわせて読みたい関連書籍 # 「わかりやすい文章を書く全技術100」は文章力の一部（下記青字部分）に主に焦点を当てているというお話をしました。\n目的設定と取材 想定読者 メッセージ 必要な情報 組み立て ストーリー 段落構成 執筆・推敲 文章 文 言葉・表現 そこで本書で深く触れられていない上記1.〜2.をカバーする関連書籍として、「新しい文章力の教科書」をオススメしたいと思います。\n「新しい文章力の教室」では構成シートというものを用いて、誰に、どういうテーマで、どのようなメッセージを伝えるか、そのために必要な情報は何か、組み立てるための方法はなにか・・・などを明確にする方法論が解説されています。\nまさに「わかりやすい文章を書く全技術100」を補完する内容ですので、ぜひ一緒に読んでみてください。\n「新しい文章力の教科書」はこちらの記事で詳しくレビューしています。 「新しい文章力の教室」は日本語の正しい書きっぷりを学べる必読書\nまとめ：初学者には向かないけど技術を再確認したい人に # 以上、「わかりやすい」文章を書く全技術100のご紹介でした。\nこの本は、端的な文章を書くための技術が網羅的に紹介されており、かつ内容も納得感のある良書です。\n本の構成は学ぶ順番をあまり意識せず、個別具体的な技術の整理と紹介に特化されています。\nそのため文章力をゼロから学びたい人には向きません。\nすでに何冊か文章力に関する本を読んでいる、または文章を書き慣れている人にはとても読み応えがあると思います。\nKindle Unlimitedの加入者は無料で読めますし、そうでない人もKindleで99円で買えますので、ぜひ手にとってみてください。\n100円でこの内容なら大満足です。\n「わかりやすい」文章を書く全技術100\n","date":"2016年12月30日","externalUrl":null,"permalink":"/writing-tech-100-review/","section":"","summary":"","title":"「わかりやすい文章を書く全技術100」は端的な表現手法を学べる良書","type":"posts"},{"content":"こんにちは、NAEです。\nぼくの父は元経営者です。 東証一部上場企業の海外支社長を務めたビジネスパーソンで、ぼくなんかよりもはるかにハイパフォーマー。\nそんな父がその昔、ぼくが外資系コンサルティングファームへの就職が決まったと報告したときに話してくれたのが\n年代別に身につけるべきスキル\nでした。\n元経営者の父の来歴 # 父は大学卒で某企業の地方工場に就職、本社への転属を経て経営企画などを経験したのち、海外支社へ赴任しました。\n40代で現地法人の支社長となり、経営者としてM\u0026amp;Aなど敏腕を振るいました。\n帰国後、50歳中盤にして転職を決意。某社の執行役員として物流改革などを指揮し、リタイアまで勤め上げました。\n今は現役を引退し、母とともに趣味に生きています。\nビジネスマンとしての父は、ぼくをはるかに凌ぐハイパフォーマーだったんです。\n元経営者の父の語った年代別に身につけるスキル # そんな父が、ぼくが外資コンサルに就職が決まったときに話してくれたのが年代別に身につけていてほしいスキルでした。\n彼の言葉をそのまま言うと「転職希望者の採用基準」だそうですが、キャリアステップの考え方のひとつとして参考になるもののため紹介したいと思います。\n20代は読み書きそろばんができて元気であること # 20代に求めるのは、読み書きそろばんと元気であること。\n読み書きそろばんとは、仕事やコミュニケーションの基礎を指す。話が通じる、打てば響く、数字がわかる。最低限そこはできていてほしい。\n専門的なスキルや得意技はなくてもいい。それよりも積極性と馬力、つまり元気があってどんどん動いてくれる、行動力のほうはるかに重要だ。\n火をつければどんどん燃える、カラカラに乾いた薪のような人材であってほしい。\n30代は負けない武器を持っていること # 30代に求めるのは、何かひとつ、誰にも負けない武器を持っていること。\n負けない武器とは専門分野を指す。在庫管理、原価計算、マーケティング、人材採用、物流、経理・会計、品質管理、なんでもいい。\n「自分はコレができる」と一言で強みを伝えられ、その分野の実務や部下の管理を含めてまるごと任せられることが望ましい。\n火種を持っており、カラカラに乾いた薪に火をつけられる人材であってほしい。\n40代は管理職として組織運営ができること # 40代に求めるのは、管理職として組織を回せること。\nここでいう組織とは、大企業でいう部や課のような、50人〜100人規模のものを指す。30代で管理する範囲のチームではなく、そのさらにひとつふたつ上のものである。\n20〜30代は馬力と専門性が武器だが、40代になると知識と経験が武器になる。それを駆使し、実務を担う20〜30代の人材にのびのびと動いてもらえる環境を作ることが40代の仕事だ。\n炎がのびのびと燃えられる環境、つまり薪をくべ、火を起こす仕組みを作り、炎に酸素をどんどん送り込める人材であってほしい。\n50代はいるだけで安心感を与えられること # 50代に求めるのは、そこにいるだけで安心感を与えられること。\n戦国時代の将軍を思い出してみるといい。本陣で全軍を指揮・統括する一方、ときには前線に赴いて兵に自分の姿を見せることもあるだろう。\nそれは戦いに勝つには士気がなにより重要だと理解しているからだ。そこにいるだけで兵、そして軍の士気が上がるのならば、その将軍は強い将軍と言える。\n萎縮や恐怖心を取り除き、炎が安心してのびのびと燃える続けられるようにできる人材であってほしい。\n60代は・・・ # これから見つける。（当時の父は50代でした）\n昭和生まれのキャリアステップ論ではある # このキャリアステップ論は正直、昭和のかおりがプンプンするやつです。\nひとつの会社で勤めあげることを前提にしているし、年代別にロール（役割）が切られているあたり年功序列は当然という雰囲気です。\nそのため\nリーンスタートアップを前提としたビジネス展開 デジタルビジネスで求められるスキルセット 年功序列が崩壊しはるかに流動性を増した人材市場 ダブルワークが当たり前になる今後の働き方 などなど、昭和とは状況が全く異なる2016年現在において、この教えがそのまま通用するとは思っていません。\nしかし少なくともいつごろまでにキャリアとして何を考えるかの指針にはなりえます。\nそして年代別ではなくロール（役割）別の話と捉えれば、今の自分を見直すヒントにもなるのではないでしょうか。\nまとめ：スキルとキャリアは自分で作っていくもの # というわけで、（昭和の人である）元経営者の父が語ったスキルセットやキャリアの話を共有してみました。\nどんなスキルを身につけ、どのようなキャリアを歩むのかは自分が選択すべきものです。\nぼくは飽きっぽい性格なので、変化の波をサーフィンし続けるハイパージェネラリスト的なコンサルキャリアを選んでいます。 そのせいか自分は成功企業に巣食う寄生虫かもしれないと思ったりもします。\n人によってはひとつのことを極めるスーパースペシャリストの方が性にあっているかもしれません。 ぼくの知り合いには50代でインフラエンジニアとしてAWSを使ってゴリゴリ実装してる人とかいますし。\n今回共有したのはあくまでひとつの参考意見ということで、何かを考えるネタにしていただければと思います。\n","date":"2016年12月16日","externalUrl":null,"permalink":"/carrier-step-for-each-decades/","section":"","summary":"","title":"元経営者の父が語った、年代別に身につけるべきスキルとキャリア","type":"posts"},{"content":"こんにちは、NAEです。\n1日24時間。人に与えられた時間は誰にでも平等です。\nだからこそ効率的に時間を使いたい。 時間あたりの成果を最大化したいし、無駄な時間を過ごしたくないですよね。\nそのために人は時間管理や時間術を身に着けようとするのですが・・・\n実はぼくは、時間管理が下手くそでした。 時間を管理する≒スケジュールを立てる、ということを具体的にイメージしにくく、しっくり理解できなかったんです。\nそんなぼくが「あ、こういうことか」と気づいた言葉があります。\n時間を、箱庭のようにデザインしよう\n今回はそんなお話。\n時間をデザインするとは # 時間をデザインするとは時間の使い方を決めることを指します。 仕事の言葉で言うなら「スケジュール作成」です。\nただ一言でスケジュールといっても目的や用途によって考える深さが異なるもの。\nここでは2つに分けて考えてみたいと思います。\n複数人が関わるスケジュール # ひとつ目は、仕事やプロジェクトのように複数人が関わるタイプのスケジュールです。\n代表例は横軸に時間をとってタスクを長方形で引いていくガントチャート方式、それをさらに作業項目に砕いたWBS（Work Breakdown Srructure）もよく使われます。\n複数人の関わるスケジュールは、えてして「きちんと深く」考えるクセがつくもの。\nというのも、自分だけでなく人の時間も巻き込むから。 ミスが人に迷惑に直結するため\n段取りに誤りはないか？ タスクごとの時間配分は妥当か？ 合流ポイントは明確か？ 遅延した場合の影響は？ などをさまざまな側面を客観的に評価し、可視化し、伝え、確かさを検証するのが普通です。\nつまりそれだけ頭を使うということ。\n自分しか使わないスケジュール # 一方、登場人物が自分だけのスケジュールではどうでしょう。\nToDoリストに代表されるタスク管理のほか、\nToDo ＋ When（締め切り、時間割等） ToDo ＋ 優先順位 ToDo ＋ SIPOC（Supplier、Input、Process、Output、Consumer） など、実にさまざまな方法がありますよね。 いずれにせよきちんとこなすなら、頭をフル回転する必要があります。\nにも関わらず、こと自分用の時間管理となるとつい手抜きしてしまいがち。 自分のことであるがゆえに、\n「自分の管理くらい頭ン中でできらあ！」\n「タスク管理は間接業務。価値など生まぬ」\n「面倒だからとりあえず手動かそう」\nと、頭を使わない方向にどんどん流れていくんですよね。\n人の目が入らないとか単なるなまけとか、理由はいろいろあると思います。\n時間と自分の関係を具体的にイメージしづらかった # ぼくの場合、一番大きかったのがあとあと自分がどんな痛みは苦労に襲われるかをリアルにイメージできないという理由でした。\nぼくは生粋のなまけ者。 自分の時間については意識して時間をデザインしないと\n「これはあとでやってもいいっか」\nとなりがちでした。 そのせいで苦労した回数は数え切れないほど。\n自分が苦労する将来がイメージしづらいというか、とにかく自分の姿を時間軸に関連づけるのが下手クソだったんです。\nその理由をひもといてみると、**自分が右脳優位だからでは？**に行き着きました。\nきっかけは、「右脳・左脳×インプット・アウトプット」という考え方です。\nインプット、アウトプットの右脳・左脳の判断方法 # 一昔前に「うさ脳」「うう脳」「さう脳」「ささ脳」という言葉が流行したのを覚えていますか？\nインプット、アウトプットそれぞれで右脳と左脳どちらが優位に働いているかをあらわす言葉です。\n例えば右脳インプット、左脳アウトプットであれば「うさ脳」、イン・アウトともに右脳であれば「うう脳」となります。\n判断方法は実に簡単。\nインプット：手を組んだとき親指が下にくる方が優位 アウトプット：腕組みをしたとき手が上にくる方が優位 下記サイトに図つきの解説があります。\n【二枚貝】オフィシャルサイト\nそしてぼくは「うう脳」でした。インプット、アウトプットともに右脳優位。\nコンサルという仕事をしている中でも右脳優位を如実に感じます。 たとえばものごとを脳内でシンプルな図に落とさないと議論で迷子になってしまったり。\n右脳と左脳の担当割や「うさうさ脳診断」自体はただのオカルトかもしれません。 しかしぼくにとっては納得のいく裏付けだったんです。\n右脳型人間にとって文字ベースの情報交換はハードモード # 右脳優位の人にとって厄介なのが、情報交換の多くが文字を介して行われるということです。\nメールでも電話でもまずは文字。仕事で作る資料も箇条書きですべて伝わればそれが一番。\nスケジュールもそう。いつまでになにが終わるか、文字で表現されていれば必要十分。\n図に落とすより文字に落としたほうが手間がかかりませんし、文字だけで必要十分な情報が表現されていればわざわざ図なんて作らなくてもいいんです。\nしかしぼくのようなイン・アウトとも右脳型の人には、文字だけコミュニケーションは若干ハードモードなんですよね。\n文字で受け取った情報を頭の中で図に落としてから理解し、図的に処理してから文字でアウトプットする。 するとどうしてもラグがかかってしまいます。\nたとえばスケジュールやタスク管理であれば、「30分でこれをやる」となったとき、\n「30分って何センチ？」\n的な変換をしないと、時間を肌感覚で理解しにくかったり。逆もしかり。\n同じ「考える」でも処理すべきことが余計に増える。 するとそれだけ「めんどくせ」となる確率も上がるわけでして・・・\n「時間を箱庭のようにデザインする」とは # そんなぼくが時間と自分の姿を紐づけられるきっかけになったのが\n「時間を箱庭のようにデザインする」\nという言葉です。\n時間を空間として捉える # 箱庭とは、その名の通り箱の中の庭のこと。\n自分の持ち時間をひとつのスペースとして認識し、分割することで3Dの時間割を作るイメージです。 庭のこっちは30分後、あっちは1時間後・・・というように。\nこれ、時間軸にタスクをはめ込んでいくタイプのToDoリストと構造は似ています。 一本の時間軸で済むならそれにこしたことはありません。 人によっては3Dで考えるなんて余計面倒に感じると思います。\nしかしぼくにとってはそっちの方がより考えやすく、かつ時間をリアルにイメージできるんですよね。\n将来の自分を各ステージに配役する # 箱庭を空間に区切ったら、次はそこに将来の自分を配役していきます。 「配役」と呼ぶのは自分を客観視するためです。\nたとえば30分後の空間にいる自分は\nどこにいるか なにをしているか 何が終わっているか、終わっていないか どんな気分になっているか 心配事や懸念点はなにか （場合によっては）誰がどんな状態か などをつぶさにイメージすることを通じて「役」を作り、配置していきます。\n時間がたつと自分はその空間に移動していて、いつのまにかその「役」になっていることをイメージします。\n「1時間後の自分は掃除も洗濯も洗い物も全部終わって、やり残しを心配せずに外に出かける準備ができている」\n「今は帰宅直後で疲れてるけど、実は30分後の自分は自炊した夕飯を食べながらテレビを見て楽しんでいる」\nというように。\nToDoやタスク管理と決定的に違うのが目指す状態を具体化している点です。\nやること（How）は目指すもの（What）の手段です。 ToDoやタスク管理は主にHowを扱いますが、空間に自分を配役する方法ではWhatに注目します。\nそのため将来の自分に焦点があたりやすくなり、空間的な時間感覚とあいまって、\n「あ、今すぐこれやらなきゃマズい」\nがよりリアルに感じられるというわけです。\nこのアイデアと出会ったきっかけ # 時間を空間的に捉えること、そして各ステージにおける自分の姿を具体化することで時間を自分の肌感覚をつなげること。\n「時間を箱庭のようにデザインする」というアイデアと出会ったのはこちらの本がきっかけでした。\nすべては「単純に!」でうまくいく\nどうしてあなたは、単純なことを複雑に考えてしまうのか…。\nモノ、金、人、自分自身をシンプルにすれば、ストレスがみるみる消えて、仕事も人生もとてもラク。人生をすっきり生きるための33の方法。\n出版年は2003年。ミニマリストが流行する前、断捨離が流行った時代、よりさらに前のことです。\nぼくの「気楽に生きたい」という価値観を形作るきっかけにもなった本で、買ってから10年以上たった今でも自宅の本棚に置いてあります。\nこの本の一節あったのが「時間を箱庭のようにデザインする」という言葉です。\n複雑になりがちな時間を箱庭としてシンプルに捉え、自分からすすんで形作っていくことで自主的な人生にしましょう、というのがもともとの趣旨。\nただものごとを右脳的に捉えるぼくにとって、この言葉は時間管理術のヒントに見えました。\n捉え方を変えるとこんなにも見えないものが見えるようになるものかと。\nこの言葉以外にも、とても多くの気づきを与えてくれる良書です。\nもう古本でしか手に入りませんが、そのぶん安く買えますし、一度読んでみてはいかがでしょうか。\n「すべては「単純に！」でうまくいく」の古本は1円でAmazonに出品されています。\nまとめ：認識を変えると世界が変わる # というわけで、時間を箱庭としてデザインするというアイデアのご紹介でした。\nぼくのように時間と自分の関連を具体的にイメージしにくい人、右脳優位の人はぜひ、時間を空間と捉え直してみてください。\n認識や捉え方を変えると世界は180度変わって見えるもの。 見えにくかったものがくっきりを形をなし、振れられなかったものを肌で感じることができるかもしれません。\nすべては「単純に!」でうまくいく\n","date":"2016年12月8日","externalUrl":null,"permalink":"/design-time-like-gardening/","section":"","summary":"","title":"時間を空間としてデザインする「箱庭式時間術」は右脳優位の人におすすめ","type":"posts"},{"content":"ガチガチに理論武装し、なにごとも理詰めしてくる人っていますよね。\nどんなことにもロジカルに反応し、360°まわりを固め逃げ道をなくして相手をやり込めるタイプの人。\n一見どんな話でも負けない強い人と思われがちですが、逆に理論武装や理詰めをする人には、そうしなければならない理由があると考えてみるとどうでしょう？\nそこで今回は、\n理論武装や理詰めとはなにか なぜ理論武装が必要なのか その裏にある精神構造と心理 理論武装を解く方法 について、ぼくの理解している範囲の持論をお話していきたいと思います。\n理論武装、理詰めの定義 # まずはじめに、「理論武装」と「理詰め」の定義を確認してみます。\n理論武装とは、防御面で理論や論理を活用すること # まずは理論武装です。\n自分の立場や主張を他人の批判から守るために、さまざまな理論を準備しておくこと。反論されないよう、理論で対抗すること。\n（出典：りろんぶそう【理論武装】の意味 – goo国語辞書）\n相手が提示してくる論理・理論に対して、反論・反証できるだけの論理・理論を提示すること、またその用意が設けてあること。\n（出典：理論武装とは – はてなキーワード）\nひとことで言うと理論や論理を防御面に活用することということです。\n理詰めとは、攻撃面で理論や論理を活用すること # 次に理詰めの定義を確認してみます。\n思考・議論などを、論理・理屈で押し通すこと。「―で追及する」「―の論法」\n（出典：りづめ【理詰め】の意味 – goo国語辞書）\n議論や思考を理屈だけでおしすすめること。 「 －の談判」 「 －で責め立てる」\n（出典：理詰め(リヅメ)とは – コトバンク）\n総じて理論や論理を攻撃面に活用することと呼ぶことができます。\n理論武装と理詰めは武器・防具である # つまり理論武装や理詰めとは、\n理論・論理という強力な道具によって、自分の攻撃力・防御力を補強する術である\nといえます。\nつまり、武器や防具のようなものですね。\n理論武装や理詰めをしたくなる理由 # しかし、なぜ人は理論武装や理詰めをするのでしょうか。\n実を言うとぼく自身、理論武装や理詰めをしがちなんですが、恥を捨てて本心を書きます。\n理由はただひとつ。自分の正しさを自分で証明できて安心するからです。\n理論武装していると安心する # 理論武装をするとはつまり、鎧をまとっているのと同じ。\n自分は守られている状態なのです。\n何を言われても根拠をもって反論できます。トヨタばりに「なぜ」を5回繰り返されてもびくともしません。\nつまり「攻められてもブレない＝自分は正しい」と思えて安心するのです。\n理詰めをすると安心する # 理詰めをするとはつまり、強い武器を使っていること。\n自分の言葉にスキがない状態なのです。\n相手がどう反論しようとも、論理に穴がなければ反論はすべて空振り扱いができます。\nつまり「自分の正しさ」を確かめられている状態なので、自分は間違っていないと思えて安心するのです。\n理論武装や理詰めをする人は「強い」のか # こういう人は外から見ると\n自分の考えを持っている 価値観がしっかりしている ブレないから心が強い と思われがちです。\nしかしそもそも、心の強さってなんなんでしょう？\nその正体を探ることで、理論武装や理詰めをする人の本当の姿を明らかにしていきたいと思います。\n「心の強さ」にはメンタル、価値観、ロジックの3つの層がある # 思うに、理論武装や理詰めをする人の「芯」には年輪のような3つの層があるのではないかと思っています。\nメンタル層：最も内側のコア部分 価値観層：メンタル層を囲む中間層 ロジック層：価値観層を囲む外層 それぞれについて「プラス思考・マイナス思考」を例に説明してみます。\nメンタル層：人としての性質（たち） # メンタル層は「芯」の最も内側に位置する中心部分です。\n人間としての性質（たち）と呼ばれ、無意識により支配されています。\n主に先天的に傾向が決まり、意識的にコントロールすることが難しいため、変えることができません。\n深層心理や感情といったもので構成されており、デフォルト状態の思考回路とも呼べます言えます。\nプラス思考、マイナス思考での例 「何か起きるとまずはじめにマイナス面に目が向いてしまう」はメンタル層での出来事です 価値観層：性格、信念・信条、原理原則 # メンタル層をとり囲むふたつ目の層が、価値感層です。\nメンタル層と異なり、意識によるコントロールが可能で、後天的に変えることができます。\n「性格を変える」「視点や考え方を変える」「信念を持つ」などはこの層におけるできごとです。\nいわゆるライフハックや名著「7つの習慣」における原理原則もここに含まれます。\n思考回路を意図的に変える材料が「価値感層」に集まっている、とも言えます。\nプラス思考、マイナス思考の例 メンタル層ではじめにマイナス面に目が向いた心を「考え方」によってプラス思考に矯正するのが、価値観層での出来事です ロジック層：理論や論理、左脳の世界 # 最後にロジック層は、価値観層のさらに外側に位置する表層です。\nロジック層は\n論理の材料、たとえば自身の経験や外からの情報 それらを用いた話の組み立てや論理展開パターン の2つからなってます。数学でいえば個別具体的な「変数」および「公理・定理を用いた演算」ですね。\nプラス思考・マイナス思考での例 「マイナス思考を脱却しプラス思考に転換すべき3つの理由」のように、価値観層を論理で補強するのは、ロジック層での出来事です 「心の強さ」のパターン # 「心が強い」というのはつまり、メンタル、価値観、ロジックの3つの層からなる柱を外から見たときに折れなさそうに見えるだけではなのかと。\nすなわち一言で「心強い」といってもさまざまなパターンがあるということ。\nたとえば・・・\nメンタルも価値観もロジックも超合金レベル メンタルはマッチョだけど、価値観やロジックはペラペラ 1ミリしかないメンタルを、価値観とロジックが支えている つまり、心が強いのとメンタルが強いのは違うんです。\n素手が強ければ武器防具なんていらない # こう考えると、理論武装や理詰めをする人の「強さ」の源はロジック層の厚さということになります。\nロジック層が厚いことは、必ずしもメンタル層や価値観層が強いことを意味しません。\n逆に、実は**理論武装や理詰めをする＝ロジック層を固めて自分を支える必要がある＝メンタルは****やわらかプリン**なのかもしれないのです。\n理論武装や理詰めを「しなければならない」理由 # そもそも、理論武装や理詰めをする人は、攻撃力や防御力をカサ増しするためロジックを武器・防具として使っています。\nそして、レベル1のヘボい勇者であっても天空シリーズの武器防具を装備すればそうそう負けません。\n逆にいうと、素の攻撃力や防御力が十分に強ければ強い武器や防具なんていらないはずですよね。\n武器防具がいるのは中身がレベル1だから、という可能性があるんです。\n理論武装や理詰めを「したくなる」本当の心理 # 理論武装や理詰めをする人の心理をふりかえってみましょう。\n「実はメンタルが弱いのかも」という前提で見てみると、また違う景色が見えてきます。\n理論武装で防御力をあげたい心理 # 人から何を言われても大丈夫でいたい。\nそんな状態を作るため、自分のスタンスを正しさを証明する理論を構築します。\nやいばのよろいを身にまとい、まじんのおのを上段に構えながら、ちっぽけな中身を守るんです。\nだってそうしないと内側の豆腐がガツガツ削られますからね。\n理詰めで攻撃力をあげたい心理 # 自分の言動は正しい。それを証明するために、後ろ盾となる理論を構築します。\n感情モリモリのエモいハダカの言葉なんて絶対に口にしません。\nそれを否定されると豆腐メンタルがぺちゃんこになるので。\n生の言葉のまわりに何層にも鉄格子を重ね、時には有刺鉄線で囲い、相手を牽制しつつ、つけ入るスキを与えません。\n固くて冷たく、時には痛い言葉を投げつけることで、自分が攻められないように先に相手を攻めるんです。\n理論武装や理詰めに対処する方法 # 理論武装や理詰めをする人の心の内側を分析してみましたが、いかがでしょうか。\n意外とメンタルが弱いのかもしれない、ということがおわかりいただけたかと思います。\n次は、そんな人にどう対処するかを考えてみます。\nロジック層を打ち破り、価値観層を通りぬけ、メンタル層に直接パンチを叩き込む。\nアプローチは2つです。\n鎧ごと吹き飛ばす 武装解除させる 鎧ごと吹き飛ばす # いかに鎧が強かろうとも、着ている人そのものを吹き飛ばせば中の豆腐は衝撃を受けます。\nいかに鎧が硬かろうが厚かろうが、こればかりは防げません。「北風と太陽」の北風がとる手法です。\n正面切って相手を潰しにかかるアプローチですね。これには、理論系の方法と、感情系の方法があります。\n理論系の方法 # 相手の鎧が硬ければ、より硬く、強く武装した言葉のカタマリを投げつけて、鎧をぶち壊せばよい。\n自分の中にある正しいロジックでひたすら叩き続けます。\n相手にとっては理不尽であろうと、相手の鎧がボコボコになるまで殴り続けるのです。\nこれが理論系の方法です。相手との仲が悪くなりそうなむちゃくちゃな方法ですね。\n感情系の方法 # 感情系の方法はひと味違います。\n感情むき出しの生の言葉を津波のように浴びせかけ、鎧ごと中身の豆腐メンタルを揺さぶります。\n相手にキレながら思いのたけをひたすら叫び続けるのはこの部類です。\nダメージを受けた豆腐はきっと、おれの鎧とはなんだったのか・・・となるに違いありません。\nこれもまたむちゃくちゃですね。\n武装解除させる # 一方、武装に使われているロジックを1つ1つ解いていくアプローチもあります。\nこちらにも2つの方法があります。強制的な武装解除と、自主的な武装解除です。\n強制的な武装解除 # ひとつ目は、鎧についている鉄板を無理やり剥ぎ取る方法です。\nひたすらロジックの穴をつき、否定し続けることで、強制的に武装を取り外しにかかります。要するにレベルを上げて物理で殴るガチ論破ですね。\nこれもあまりオススメしません。自分を守るものが1つ1つ取り除かれるのを中から見るのは恐怖ですから。\n丸裸にされた頃にはその人は自信を失ってしまい、ひょっとすると心が病んでしまうかもしれません。\n自主的な武装解除 # ふたつ目は「北風と太陽」でいうところの「太陽」のアプローチ。自分で心を開かせます。\nやいばのよろいを優しく包み込んで、\nあなたの気持ちや意見はわかってますよ 自分には十分伝わってますよ だから鎧なんて着ていなくてもいいんだよ と自分は味方だと安心させてあげることで、自ら武装を解かせます。\n時間はかかりますが、互いに心を開くコミュニケーションができるため、可能な限りこのアプローチをおすすめします。\nあ、でもそれで心を開いた瞬間にオラオラするのはやめてくださいね。 より強固な鎧を身にまとってしまい、取り返しがつかなくなります。\nまとめ：理論武装や理詰めする人の心理を理解しよう # というわけで、理論武装や理詰めする側にも理由あるかもよ、というお話でした。\n別にロジックガチガチでいることが悪いとか、そういう人はガチ論破されて散ったほうがいいとか、逆に自分の防御力をあげようとか言っているわけではありません。\n論理に包まれた固く冷たい言葉を受けとる側がその背景を理解できれば「あーそういうことね」と思えるじゃないですか。\nそうすれば自分が受けるダメージも減るし、モヤモヤイライラすることも減るんじゃないの？と。\n理論武装や理詰めをしている人の心理を知って、ぜひ「太陽」と「旅人」の関係を目指してみてください。\nメンタルが強い人がやめた13の習慣\n","date":"2016年11月22日","externalUrl":null,"permalink":"/mental-toughness-and-logic-arms/","section":"","summary":"","title":"なぜ人は理詰めしてしまうのか？理論武装や理詰めする人の精神構造","type":"posts"},{"content":"忙しい朝の時間、1分でも短縮したい。でも栄養バランスも気になる。\nそんなぼくが行きついたのは、朝食にシリアルとヨーグルトを食べる習慣でした。\n種類は時代によって変わってきましたが、今はカルビーのフルグラ＋イージーヨー＋低脂肪乳という組み合わせに落ちついています。\nシリアルとヨーグルトの組み合わせを選んだ理由 # シリアルとヨーグルトという組み合わせを選び、それを続けているのは、\n忙しい朝でもすぐに食べられる すぐ手に入り、在庫切れを起こしにくい 最初に試した組み合わせがうまくいった からです。\n朝は忙しくて時間がない。すぐに食べられるものがいいから # 朝の時間は貴重です。朝の5分と夕方の5分は重みがまるで違います。\n電車通勤であれば一本遅れれば遅刻しますし、自転車通勤であっても5分の違いはかなり大きい。\nそんな朝ですから、食事をゆっくり準備して盛りつけているヒマなんてないんですよ。朝ごはんのメニューを考える時間すらもったいない。\nだから決め打ちメニューで、かつ出して盛ればそのまま食べられるものがいい。\nシリアルにヨーグルトを盛り、低脂肪乳をかけて食べる。なんとも簡単でシンプルじゃないですか。\nシリアル、ヨーグルト、低脂乳はどこでも売っていて下処理も不要 # 出して盛って食べるだけ。この状態を保つには、\n在庫をすぐ補充できる 下処理がいらない 盛るのが面倒でない というものであることが好ましいですね。\nシリアルとヨーグルトと低脂肪乳ってまさにこれ。しかも組み合わせたらおいしい。\n後づけ感ハンパないですが、本当にそうなんです！\n昔に母から聞いた話を信じて試したら効果があったから # 下準備に時間がかからず、すぐ手に入る。その条件であれば当てはまるものはゴマンとあります。\nその中で最初にシリアルを選び試したのは、身もフタもないですが母の話がきっかけでした。\n「一度も大きな病気をしたことがない60歳の知り合いに健康の秘訣を聞いたら、毎朝シリアルを食べることだと言っていた」\nそりゃさすがに無理があるだろ・・・\nと思いつつ、社会人になって一人暮らしをはじめてから10年弱、ずっと朝食にシリアルを食べてきました。\nそのせいかはわかりませんが、健康診断で一度も再検査に引っかかったことがありません。健康そのものです。\n科学的な裏付けは乏しいものの、ぼくにとって効果はあるようですし、もはや儀式化しているので続けていというのが正直なところです。\nフルグラとイージーヨーと低脂肪乳に落ち着いた # 一人暮らしを始めた当初の組み合わせは\nシリアル：一番安いやつ ヨーグルト：一番安いやつ 低脂肪乳：一番安いやつ でした。低コストは正義。\nシリアルはだいたいシスコーンを選んでました。安さでは他商品の追随を許しません。\n日清シスコ シスコーンBIGフロスト 240g×6箱\nしかしまあ、シスコーンだと少し味気ないんですよね。\n続けている中でだんだんと、必要だから仕方なく食べている朝食感が出てきてしまって。\nヨーグルトも、100円くらいで売っているやつはなんだか義務で食べてる感がありました。\nその後さまざまなシリアルやヨーグルトを渡り歩いた結果、今は\nシリアル：カルビーのフルグラ ヨーグルト：イージーヨー（EasiYo） 低脂肪乳：適当な安いやつ という組み合わせに行き着いています。\nこの組み合わせなら、朝食を楽しめる。\nカルビーのフルグラ # 【セット品】カルビー フルグラ 800g × 6袋\nフルーツグラノーラのシェアNo.1、カルビーのフルグラです。おいしいですよねー。\nサクサクしたパフとアクセントのドライフルーツ。この組み合わせが食べていて楽しいです。\n2016年7月12日に開催されたのAmazonプライムデーでも安売りされていたので箱買いしました。\nちなみにぼく一番のお気に入りは「黒豆きなこ」味です。\n豆の香ばしい香りがたまらないんですよね。\nカルビー フルグラ 黒豆きなこ味 700g\nまた本記事の公開日（2016年11月19日）、1日限定のAmazonタイムセールで「大きめりんご」味が一袋600円という超特価で買えました。\n普段は一袋700円以上はするのでめっちゃお得。ぼくも1箱（6個入り）を買いました。\nAmazonはときどきタイムセールでフルグラを安く売ってくれるので、まとめ買い派には大助かり。\nカルビーフルグラ 大きめりんご のAmazonページを見てみる\nイージーヨー（EasiYo） # 自宅で手軽に作れるヨーグルト、イージーヨー（EasiYo）です。\n作り方はたったの3ステップ。\n専用の容器でイージーヨーの粉を水に溶かす 専用のジャーにお湯を張り、容器を入れる 8〜12時間放置 以上できあがり。カンタンですね。\n肝心の味ですが、100円そこらで売っているヨーグルトよりもはるかに濃厚で、香りが本当にいいんです。\n乳酸菌が生きたまま腸に届くとかガゼリシロタ株がかどうかはさておき、とにかく味と香りがいい。\n100円ヨーグルトよりも少し単価が高いものの、満足度はそれをおぎなってあまりあると思っています。\n水じゃなくて豆乳や牛乳をベースに作ってもおいしいですね。\n低脂肪乳 # これは、特にこだわりはありません。\n自宅近くのドラッグストアで税抜95円で売っている「牧場の幸」を買っています。\n参考: 牧場の幸 低脂肪-いばらく製品のご案内｜いばらく乳業株式会社{.broken_link}\n低脂肪を選んでいる理由は、普通の牛乳だとリッチすぎるから。\n一回フルグラとイージーヨーに普通の牛乳をかけたことがあったんですが、もったりしすぎてぼくにはちょっと重かった。\nフルグラは少し甘みがついていますし、イージーヨーで香りや味わいは十分ですしね。\nフルグラ＋イージーヨ＋低脂肪乳の栄養バランス # 食べるものですから、当然栄養バランスは気になりますよね。\nぼく自身この組み合わせは味重視で選んでいたため細かいことは気にしてなかったんですが、本記事を書くために調べてみたところ・・・\nカルビーのホームページにドンピシャのデータがありました。\n参考: 栄養＆ヘルス ｜ フルグラ® ｜ カルビー株式会社\n朝食だけで1日に必要な栄養素の1/3を摂取可能 食物繊維も豊富に含まれている 牛乳をかけると、カルシウムなどさらにバランスアップ 低脂肪乳なら脂肪分控えめでGood 控えめに言って最高です。\nまとめ：フルグラとイージーヨーと低脂肪乳、おすすめです # 以上、最高のバランス栄養朝食であるフルグラ＋ヨーグルト＋低脂肪乳を紹介しました。\n5年以上健康維持の実績があるこの組み合わせ、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。\n","date":"2016年11月19日","externalUrl":null,"permalink":"/furugra-easiyo-low-fat-milk/","section":"","summary":"","title":"健康維持のため5年以上続けている、栄養バランス最高の朝食を紹介します","type":"posts"},{"content":"","date":"2016年11月19日","externalUrl":null,"permalink":"/tags/physical/","section":"Tags","summary":"","title":"肉体","type":"tags"},{"content":"2016年8月某日、ぼくは過労で倒れました。\n身体のだるさで動けないのに加え、目覚めたあと涙が止まりませんでした。\n人生初の経験です。\nそのためメンタルを疑い、妻のすすめで人生初めて心療内科を受診しました。\nかかったのは、ゆうメンタルクリニック新宿院。\nこの記事では、初診のことと、その後8ヶ月通った感想を残しておこうと思います。\n心療内科にかかろうと決めたときのぼくの状態 # 過労とストレスで心身がやられました。\n1.5ヶ月ほど続いた深夜残業の嵐 最後の2週間は土日関係なく朝から深夜まで仕事 詳しい経緯や状態は、こちらの記事にまとめています。 休みがない…1ヶ月半休みなしの激務により過労で倒れました\nゆうメンタルクリニックを見つけた経緯 # 朝起きて動けなくなったのは日曜日。\nそのため日曜診察をしている心療内科ということで検索をかけました。\nいくつか候補が出てきた中で、目に止まったのがゆうメンタルクリニックです。\n参考: ゆうメンタルクリニック\n名前には見覚えがありました。\nAmazonプライムビデオで「アニメで分かる心療内科」を見たことがあったからです。\nゆうメンタルクリニック新宿院の評判 # 予約前に念のため・・・\nということで、心配した妻がゆうメンタルクリニックの評判を調べてくれました。\nわが家から一番近かったのはゆうメンタルクリニック新宿院。\n参考: アクセス/診察時間 | 新宿／心療内科／ゆうメンタルクリニック 新宿駅０分 精神科・東京・カウンセリング\n妻が見た口コミサイトはこちら。\n参考: ゆうメンタルクリニック新宿院の評判・実績・口コミ – 新宿区（新宿駅、新宿西口駅） 【病院口コミ検索Caloo・カルー】\n見る限り、とても評判の良いクリニックのようです。\nゆうメンタルクリニック新宿院の予約までの流れ # 保険診療も可能とのことて、早速ゆうメンタルクリニック新宿院に予約を入れることとしました。\nホームページに初診の空き人数が表示されており、予約が可能かすぐわかります。\nとはいえWeb上の情報は必ずしも実態をリアルタイムに反映しないもの。\n当日予約であれば電話が最も確実だと思います。\nぼくの場合、電話をしたのが日曜日の朝10時くらい。\n夕方の16時くらいに初診が可能とのことで予約を入れました。\nなお、これはあとで知ったのですが、精神科や心療内科は当日予約が難しい医院もあるそう。\nしかしゆうメンタルクリニックは、日曜日の当日予約の初診というムリなお願いでも受け入れてくれました。\n「つらいとき、すぐに」は本当みたいです。\nゆうメンタルクリニック新宿院の場所と行き方 # ゆうメンタルクリニック新宿院は、新宿駅の西口から歩いてすぐの場所にあります。\n慣れた人ならわかりやすいんですが、新宿が初めての人は迷ってしまうかもしれません。\n新宿院のホームページに写真やマンガつきで詳しい道案内が載っています。\n参考にするとよいかと思います。\n参考: アクセス/診察時間 | 新宿／心療内科／ゆうメンタルクリニック 新宿駅０分 精神科・東京・カウンセリング\nゆうメンタルクリニック新宿院の雰囲気 # ゆうメンタルクリニック新宿院の雰囲気ですが、\n日曜だけど混んでいる 待合室スペースは結構きつきつ 診察室は4畳半程度、採血スペースは2畳程度とかなり狭い という感じでした。\n待合室は30-40人程度座れるくらいの広さはあります。\nしかし椅子やソファーがところ狭しと並んでおり、スペースに余裕はありません。\n都心の有名な心療内科ということを考えればしょうがないと思います。\nしかし圧迫感があるため、メンタルが弱っている居づらい環境のようにも思えました。\n受付の人に声をかけて一時外出する患者さんも何人か見かけました。\n初診での待ち時間、診察内容、診察時間、料金 # 問診票などに記入し、虚空を眺めてつつ待つこと15分くらい。\n診察順が回ってきました。初診の場合は優先的に診察に入れるようです。\n診察内容と診察にかかる時間 # 初診での診察は、問診と採血の2段階。\n問診では主に話をする医師、そして主にメモ書きをする医師（見習い？）の二人と面談をします。\n話したのは\n何が起きたか 何がつらいか どうしたら楽になるか 診断書の病名や会社への申し送り事項 などなど。細かに話を聞いてくれます。\n特に、診断書に記載する病名や文言は一言一句間違わないように確認していきます。\n問診はおよそ10分強でした。初診、初回なので丁寧に話を聞いてくれた印象です。\n※ゆうメンタルクリニックではカウンセリングと問診は別扱いだそうです\n次に採血。処方した薬の服用期間を見極めるため血液検査が必要だそう。\n待合室のうしろにある2畳くらいの小さな部屋でサクッと採血。\n後日再検診の際に結果がわかるとのこと。\n診察代や診断書の料金 # 採血まで終わったらお会計です。\n料金は保険診療で\n初診料：3,400円前後 診断書料：3,400円前後 あわせて7,000円弱でした。\n※その後通っていますが、問診のみで約1500円/回です\n2回目以降は問診とカウンセリングがセットになるそう。\nしかしカウンセリングが不要であれば問診のみも選べるとのこと。\nゆうメンタルクリニックへ人生初の心療内科に行った感想 # あ、こんなもんかというのが正直な感想です。\n医師の対応は親身で、不満な点はありませんでした。\n採血は言わずもがなです。すぐに終わります。\n受付の方の対応もとても親切でした。\nすぐとなりに薬局があるので薬もすぐにもらえます（ただし日曜休業）。\nなにより、ただ淡々と適切な対処を考えてガイドしてくれるというところがぼくにはありがたかった。\nはじめての心療内科だったこともあり、あまりディープな対応をされると逆に\n「ぼくってそんなに状態が悪いのかな・・・」\nと深刻に受けとってしまったかもしれません。\nもしかしたら、医師からは\n「過労やストレスで弱っているが、重度のうつ状態ではない」\nというように受け取られたのかもしれません。\n診察前に書いた質問表でも「軽度うつの一歩手前」という診断だったそうですし。\nしかし、初診当日に診断書をいただけたのはとても心強かったです。\n堂々と仕事を休める。この安心感は何よりの治療になると感じました。\n初診後のゆうメンタルクリニックへの通院について # 過労で倒れてから8ヶ月、担当の医師や会社の産業医から\n「仕事をしたくてしょうがない、という前向きな気分になるまで、ゆっくり休息を取りましょう」\nというアドバイスをもらったことを受け、傷病休暇や有給、休職など、会社の制度をフル活用して休みをいただき続けています。\n眠剤（ベルソムラ）と抗不安薬（ワイパックス）を服用しながら、ゆっくり充電させていただきました。\n休みをもらっている間のゆうメンタルクリニックへ通院や診察について、ざっくりまとめてみます。\n診察の頻度と内容 # 診察は1〜2週間に1度のペース。\n毎回\n体調は平気か（風邪や熱など） 睡眠は取れているか 食欲はあるか 夢は見るか、どんなものか 落ち込んだことはあったか、その状況は 周囲の協力は得られているか 休みは継続したいか（仕事をする気分にはなったか） といったポイントを確認していき、最後に薬の処方箋をもらっています。\n会社指定のカウンセリングサービスを利用しているため、ゆうメンタルクリニックではカウンセリングを受けていません。\n担当医のスタンス # ゆうメンタルクリニックの医師は終始、患者であるぼくの意思を尊重してくれました。\n「もうそろそろ仕事復帰すべき時期でしょう」といった復職あっせん系のアドバイスは一言も言いませんでした。\nもうそれがすごくありがたい。自分自身「甘えすぎかな」と思ってしまうくらい。\n8ヶ月で完治。ゆうメンタルクリニックを選んで正解だったか？ # その後、8ヶ月間隔週ペースで通った結果、無事に脱・心療内科できました。\n今になってふりかえると、総じてゆうメンタルクリニックを選んでよかったと感じています。\n特に嬉しかったポイントをまとめてみます。\n当日予約でも初診可能 # **「つらいとき、すぐに」**がゆうメンタルクリニックの標語です。\nまさに、看板に偽りなしでした。\nぼくのように、朝にメンタルを疑ったらすぐにその日に予約ができる。\nこれは本当にありがたかった。\n通いやすいロケーション # 心療内科は一発ものではなく、その後それなりの期間通うことになります。\nそのため通院に便利なロケーションであることが地味に大事になってきます。\nその点、ゆうメンタルクリニックは主要駅のすぐ近くにあるため、通うには便利でした。\nどこまでも患者の味方 # ゆうメンタルクリニックの医師の先生からはどこまでも患者の味方でいるというスタンスがにじみ出ているように感じました。\nぼくは今回が人生初の心療内科でしたので、ほかのクリニックや精神科と比較評価はできません。\nそれでもなお「通ってよかった」と言えるレベルだと思います。\nまとめ：つらいと思ったらメンタルへ # 以上、ゆうメンタルクリニックで人生初の心療内科に8ヶ月通ったレポートでした。\n「心療内科」「メンタルクリニック」と聞くと一瞬遠慮してしまいがちですが、全く怖いことはありません。\n心の病やメンタルダメージは初期のケアが大事です。ぼくも過労で倒れてみて本当にそう実感しています。\n一度うつ病になると、戻るまで短くとも半年は必要だそうです。\n心のダメージが蓄積される前に「なんか変だ」と感じたら、気軽に心療内科にかかってみてください。\n心療内科は怖いところではありません。少なくとも、ぼくの通ったゆうメンタルクリニックは。\nマンガで分かる心療内科 1 (ヤングキングコミックス)\nさらなる後日談はこちら。 心療内科を卒業したので「うつヌケ」を読んでみた感想\n","date":"2016年11月16日","externalUrl":null,"permalink":"/my-first-mental-clinic-experience/","section":"","summary":"","title":"ゆうメンタルクリニック新宿院に8ヶ月通った結果レポート","type":"posts"},{"content":"こんにちは、自称世界一の面倒くさがり、NAEです。\n押したらやる気が出ると言われる「やる気スイッチ」。カチッと入れればモチベーションが上がるアイツです。\n人によってはあるんでしょうけど、ぼくのような生粋の面倒くさがりにはそんなもの存在しません。\n一方やる気を出して行動を起こさなければ、何も起こらないし達成できないのが世の常。\nでは面倒くさがりな怠け者はずっと地べたを這いずりまわる運命なのか？\n違います。\n面倒くさがりや怠け者にも、行動を起こしことを成すためのコツがあります。\nそのひとつが「やる気アンテナ」です。\n今回はそんなお話。\n面倒くさがりにはやる気スイッチなど存在しない # やる気の話をする前に、面倒くさがりとはどういう人種か、当事者のぼくが解説してみたいと思います。\n面倒くさがりは「やらない理由」しか見ない # 面倒くさがりは常に「やらない理由」を探しています。\n何かやらなきゃ！となったときまず出てくるのは、\nそれ手間がかかるよね 時間もかかるよね 今じゃなきゃだめなの？ 自分じゃなきゃだめなの？ そもそもやる必要あるの？ っていうかだるいし眠いし という思いです。はじめから「やらない方向性」を見ており、よほどのことがない限り方向転換しません。\n「どうしても自分がやらないといけないときだけ動けばいいや」\n「それまでは人に任せておいて、自分はしんがりをやればいい」\n世の中の面倒くさがりはそう思いながら過ごしていると思います。\n面倒くさがりにも「やる気スイッチ」はあるはず！は幻想 # デフォルトでやらない方向に振れている人をやる気にさせるのは実に難しいですよね。\nマイナスからプラスに持っていくんですから。女子フィギュアスケーターに4回転アクセル決めろって言ってるようなもんです。\nメソドロジーのように見える「やる気スイッチ」を見つけるのは至難のワザだし、そもそも存在すらしない場合がほとんどだと思います。\nこれは別に良いも悪いもありません。事実としてそういう性格であるというだけです。\nNAE: 事実は人を傷つけない。人を傷つけるのは、事実に対する評価である\n面倒くさがりが「やる気」になって行動を起こすには # 面倒くさがりでいることの結果について、_責任を取るのは自分_です。\n貧乏になろうが人生崩壊しようが、すべて「面倒くさいからやらない」とその人が選択した結果であり、その人の自由です。\nでもね、ぼくは嫌なんですよ。自分の面倒くさがりな性格のせいで人生がマイナスに振れるのが。\n面倒くさがりな自分の性格を棚に上げて、なにも行動せず恨み節をまき散らしながら過ごすなんてまっぴらごめんです。\n成功するには行動あるのみ。行動を起こさなければ成功など夢のまた夢。\nだからこそ自分の性格を知り、利用し、動くための手段を考えてきました。\n今回紹介するのはその中のひとつ、「やる気アンテナ」です。\n面倒くさがりが行動を起こす「やる気アンテナ」とは # 「やる気アンテナ」とは、内なるやる気を捉える網のようなもの。\nアンテナの感度が高いほど網の目は細かくなり、小さな「やる気」感じること、拾い上げることができます。\n「やる気アンテナ」がなぜ行動を起こすために役に立つのか。\n人が行動を起こすまでのプロセスをひもとくことで、「やる気アンテナ」がどこに効くのかを解説していきたいと思います。\n人が行動を起こすまでのプロセス # 人が何かを行動に移すとき、頭のなかで走るプロセスをざっくり言うとこのようになります。\nなにかをやろうと思い立つ ベネフィットとコストを考える 行動するかを決める 行動する 1はいわゆる「やる気」のもと、2は損得計算、3は判断と言い換えてもいいかもしれません。\nこの流れはマーケティングにおける「ファネル」とよく似ています。\nファネル（漏斗）とは、広く集客したうえで、ふるいにかけられた見込み顧客が、検討・商談、そして成約へ流れる中で段々と少数になっていくことをいう。その様を図にすると、漏斗で濾した様子に似ているところからそう呼ばれている。\n（出典：ファネル | マーケティング用語集 | シナジーマーケティング株式会社 SynergyMarketing）\nつまり「1.思いつき」で引き起こされたやる気のもとが、「2.損得」や「3.判断」でふるいにかけられ、残ったものだけが「4.行動」として現実のものとなります。\n「2.損得」を司る思考回路を矯正するのは正しいアプローチだけど時間がかかる # ここで問題になるのが、面倒くさがりは「2.損得」でコストに目がむきやすい人種であるということ。\n行動にかかるコストと行動することで得られるベネフィットを考えるとき、先にコストを考えてしまうがゆえベネフィットを考える機会が少なく「面倒だからやめよう」となってしまう。\n要は「2.損得」の時点でNGが出る可能性が高いんです。\n先にコストを見る思考回路がなおらない限り、ここを突破する可能性を高めることできません。\nでもそれには時間がかかります。だって性格を変えることだから。\n心理カウンセラーの心屋さんの下記の著書でも「性格を変えるには長い時間がかかる」と明記されています。\nあなたの性格は変えられる (中経の文庫 こ 10-2)\n「やる気アンテナ」は「1.思いつき」の母数を増やす # 一方、「やる気アンテナ」は別のアプローチを取ります。\n「1.思いつき」＝やる気の素の数を増やしてやるのです。\nやる気が行動につながる可能性が低い、かつその可能性を上げるアプローチに時間がかかるなら、_やる気の素の数を増やす_ことで成果＝行動を増やしてやろう、ってことですね。\n面倒くさがりであっても実はいろいろ思いついているもの。やる気の素はそこにあるんです。\n「やる気アンテナ」の感度を高め、「1.思いつき」の網に引っかかる母数を増やすこと。つまり小さな「やる気」を丁寧に拾い上げること。\nこれこそが、面倒くさがりが行動を増やすために必要な、もうひとつのアプローチです。\n「やる気アンテナ」の感度の磨き方 # ではどうすれば「やる気アンテナ」を磨けるのか。\n答えは、思いを言葉にすることです。\n内なる言葉の解像度 # 「内なる言葉の解像度」という言葉があります。電通のマーケティング系の情報サイト「電通報」で登場した概念です。\n参考: 「内なる言葉」の解像度を高める。 – 電通報\n自分の内側にわき出てくる考えや感情。言葉にしにくくてもたしかにそこにあるもの。\nそれらを言葉にする能力を「内なる言葉の解像度」と呼んでおり、それを高めることが重要と「電通報」は説いています。\n要は「かわいい」「やばい」「すごい」で片付けることなく、本当の自分の思いや考えは何かを言葉にする訓練をしましょうと。\n言葉は思いに、そして「1.思いつき」になる # 言葉にするとは、その思いを認識することです。\n普段は見逃してしまう小さな心の動きでも、言葉にしたその瞬間、自分の目の前にドンと現れ、存在感を発揮し始めるもの。\nたとえばなんとなく寂しさを感じているとき「寂しい」と口に出すと一気に寂しくなりますよね。これです。\n心の動きをつぶさに観察し、言葉にする訓練をすることで、気づいていなかった自分の中の小さな思いを拾い上げることができます。\nすると「1.思いつき」の数は飛躍的に増えていくはず。\n最初は「あ、今少しだけど気になった」とつぶやくだけで十分です。\nそれに続けて\n「何がどう気になった？」 「具体的にどうしたい？」 といった問いを自分にかけることで、拾い上げた小さな心の動きは「1.思いつき」へと変わっていくのです。\n面倒くさがりこそひとつひとつの行動が強い # _面倒くさがりが起こす行動ほど強力なものはない_とぼくは考えています。\nなぜなら、面倒くさがりが起こす行動には_必ず本人が納得した理由_がついてくるからです。\n面倒くさがりの頭のなかで「1.思いつき」「2.損得」「3.判断」のフィルタリングを突破し「4.行動」に至ったものは、言わば狭き門をくぐり抜け、考えぬかれ、クリスタライズされたアイデアということ。\nこれは絶対にやる価値がある これは自分にしかできないことだ まさに今、自分がやるべきなんだ このように行動に対するコミットメントが強いはずで、「猪突猛進」のようにひたむきに取り組むことが期待できます。\nもし行動を起こした面倒くさがりがなんらかのカベにぶつかって\n「ほらやっぱり考えたとおり面倒じゃん、やめだやめ」\nと言っているとしたら？\nそれは「やらされている感」が残っている証拠。自分がやると決めたことであれば歯を食いしばって突き抜けるはずです。\nもし純粋に自分から進んで「やる」と決めたのに途中で投げ出しているとしたら？\n休息が足りない、もしくは自分との約束をやぶってもいいと考えているかのいずれかです。\n仮に後者だとしたらマインドが腐ってます。やる気や行動うんぬんの前に、性根たたき直さないといけませんね。\nまとめ：心のモーメントを上手に使うこと # 以上、やる気アンテナの効能とその磨き方のご紹介でした。\n面倒くさがりにとってやる気から行動に移った瞬間は数少ないチャンスです。活かさない手はありません。\n「思い立ったが吉日」ということわざがありますよね。何かを思いついたその時その瞬間こそ、行動を起こす最善の時である。 ぼくみたいな面倒くさがりは常に頭に置いておくべき金言です。\nその「思い立った」を増やし行動する回数を増やすため、「やる気アンテナ磨き」はすぐに訓練を始められるオススメの方法。\n心のモーメントを増幅する触媒として、言葉の力を利用していきたいですね。\n","date":"2016年11月11日","externalUrl":null,"permalink":"/motivation-antenna/","section":"","summary":"","title":"やる気スイッチのないぼくが、自分をやる気にさせている方法","type":"posts"},{"content":"管理職という仕事での立場上、若手コンサルの書いてくる資料を日々レビューしているのですが、\n「日本語の書きっぷりが変。これどういう意味？」\nとフィードバックすることが非常に多いです。\nあいまいな表現、解釈が異なりうる言葉、間違った言い回し・・・\n本質とは関係ない些末な部分でのレビュー＆直しが頻発すると、仕事の効率がものすごい勢いでガタ落ちしていきます。\nとはいえぼくも若手時代はそうでした。そのため「しょうがないか」なんて思いながら日本語の書き方を指導していました。\nコンサル業界で働いて10年弱。人にモノを伝え、諭し、動かすことを生業としてきました。\nそのれに必要な「日本語の書きっぷりの基礎」は独学、ないしは指導を通じ身につけてきたつもりで、自信もあります。\nしかし先日、日本語の書きっぷりの基礎が全部書いてある本に出会ってしまいました。\nもうこれからは、新入社員や若手コンサルにこれを読んでもらおうかと思います。\n新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング # それがこちら。唐木元著作の「新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング」です。\n新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング (できるビジネス)\n「書けないカギは書く前にあり」。\n毎月3,000本以上の記事を配信し続けるカルチャーニュースサイト「ナタリー」で実践されている文章の書き方を、一般向けに解説する初めての書籍です。\n通称「唐木ゼミ」と呼ばれる社内勉強会で新人育成を担当する著者が、\n「悩まず書くためにプラモデルを準備する」 「事実・ロジック・言葉づかいの順に積み上げる」 など独特の概念を通じて、文章を構造的に書くための方法をわかりやすく教えます。\n文章の具体的な改善ポイントも解説。企画書、報告書、レポート、ブログ、SNSなどあらゆる文章に有効です。\nこの本は完読される文章を書くことを目的とし、\n文章の構成方法 日本語の使い方 ブラッシュアップ方法 を解説する、初心者Webライター向けの本です。\nだと言って侮るなかれ。冒頭に紹介した例のように実は日本語の書きっぷり不得手な人は非常に多いです。\nドラクエにたとえると\n普段日本語の文章を書かない人：スライムレベル 初心者Webライター：さまようよろいレベル 熟練記者：ゴーレムレベル くらいの差はあるのではないでしょうか。\nこの本は、スライムがさまようよろいにレベルアップするための方法が書いてあります。\nコンサルがOJTで学び教えられる日本語の書きっぷりの要点もほとんどカバーされています。\n内容を具体的に見ていきましょう。\n新しい文章力の教室「1章：書く前に準備する」 # 曰く、文章はプラモデルであると。\n文章はプラモデルのように設計するもの # 完成図があり、パーツがあり、取り扱い説明書がある。\n完成図：伝えたいこと（主眼） パーツ：使える材料、要素 取説：順番や重みづけ そしてナタリーでは「構造シート」というものを使って文章を構造化してから取材や執筆を始めるルールにしているそうです。\nコンサルにおける資料作りのアプローチと酷似している # これ実は、コンサルが資料を作るときの考え方と同じなんです。\n目的：結論、メッセージ 骨子：ストーリー展開 中身：肉づけ、裏づけ 2番目と3番目は逆ですが、要は言いたいことを裏づけつきで伝えるために必要な要素はすべて同じなんですよね。\nまた「書く前に準備する」という考え方も、コンサルの資料作成と全く同じ。\nいきなりパワポを開いてもいい資料は出てきません。\n途中で方針がブレて手戻る無駄を省いたり品質を安定させるためには、目的や骨子、中身など、細かくイメージしてから書くべきなのです。\nそのため、若手の子たちには、**「まず手書きか箇条書きでまとめて。その時点でレビューするから」**と言っています。\nこれはナタリーの構造シートと同じ考え方なのです。\nでも、ぼくが注目したいのは次のセクションです。\n新しい文章力の教室「2〜4章：完読される日本語の書きっぷりの指針」 # 曰く、読みやすい日本語にはルールがあると。\n正しい日本語の書きっぷりにはルールがある # いわゆる「書きっぷり」です。\nたとえばこんな文章、見かけたことありませんか？\n同じ語尾が連続してて頭悪そう 漢字だらけで息がつまる 長すぎて係り受けがわからない名詞 「で」で無駄に長くつながった文 「ということ」が多くて自信なさげな文 点と線をあらわす言葉の混在 このような灰汁が文に混ざっていると読者は読みづらさを感じます。\nせっかく良い具材で上手に煮た鍋なのに、灰汁だらけだと完食したくないですよね。\n灰汁を取り除く方法を「新しい文章力の教室」は教えてくれるんです。\nちなみに上記のような必読Tipsが48個紹介されています。\n仕事で作る文書の目的はコミュニケーションである # さて、ナタリーはWebサイトであり、掲載される文章は情報を伝えることが目的です。\n一方ぼくたちビジネスパーソンが仕事で作る資料や文書。これらの目的は何でしょうか。\nナタリーと同じです。すべての資料や文書はコミュニケーションのために存在します。\n誰かに何かを伝える、という点では仕事で書く資料や文書もWebにアップされる記事も変わらないのです。\n記録目的で作るドキュメントや関係者に配布する会議の議事録などにも必ず読者がおり、何らかの情報を伝えるためにそれら文書は作られるのです。\nとするならば、灰汁の少なく読みやすい資料や文書、そして文章を書くことは「仕事上のコミュニケーション効率化」直結しますよね。\n完読、つまり内容の完全理解を助け、コミュニケーションを効率化する日本語の書きっぷりは、仕事効率の底上げにつながるのです。\n新しい文章力の教室「5章：より実践的な読んでもらうテクニック」 # 5章はよりコミュニケーションや認知に寄ったテクニックの話をしています。\n具体的なエピソードは覚えられやすい 人物名で始めると目を引く 主眼の切り出しはタイトルから始まる 数字を入れるとグッと説得力が増す コンサルの資料作成でも応用編と位置づけられるテクニックが多く網羅されています。\nただテクニックは基礎があってこそという点を忘れてはいけません。\n初心者はテクニックに飛びつきがちですが、中身（1〜4章）がスカスカだといくら小手先でコネコネしても読者は白けます。砂上の楼閣、意味がありません。\nそのため、とっつきやすさに惹かれて5章を実践するより、まず1〜4章で基礎をガッツリと学び、実践し、身につけることをオススメしたいと思います。\n日本語の書きっぷりでつまづきがちな人には特におすすめ # 「新し文章力の教室」の1〜5章の概要を見てきました。\n1章の構造シートの考え方、そして2〜4章に書かれている書きっぷりのコツに目を通すだけでも非常に多くを学べます。\nビジネス文書における日本語の書きっぷりで悩む新入社員や若手社員にはぜひ読んでもらいたい。\n一度読むだけでなく、デスクの脇に置いておき自己レビューのチェックリストとして使うのもおすすめです。\nまとめ：「新しい文章力の教室」は問答無用で読むべき # 以上、「新しい文章力の教室　苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング」のレビューでした。\n「読みきりたい日本語」を書くために身につけたい要素がググッと詰まっています。そしてそれらはビジネスでの資料作成やコミュニケーションの効率化の大きく寄与することは間違いありません。\n見開き1ページで1つのTipsが端的に書かれているので、忘れたときの辞書的に使うにもおすすめの一冊です。\nぜひデスクにひとつ置いてみてはいかがでしょうか。\n新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング (できるビジネス)\n","date":"2016年11月8日","externalUrl":null,"permalink":"/natalie-writing-trainig-review/","section":"","summary":"","title":"「新しい文章力の教室」は日本語の正しい書きっぷりを学べる必読書","type":"posts"},{"content":"午後から夕方にかけて目の疲れが溜まってくるみなさん、お疲れさまです。パソコンの文字、見えてますか？\nゴリッと集中して仕事してるとだんだん目がかすんできますよね。\n見たいものがすぐさま見えないと、せっかく高めた集中力も台無しです。目の疲れのせいで仕事の効率が落ちるなんでもったいない！\nそこで、**15秒でできる眼精疲労の軽減法「15秒瞑想」**をご紹介したいと思います。\n仕事場のデスクでもできる大変便利なおすすめの方法なので、ぜひ試してみていただきたい。\n目は疲れるもの。視力は朝からどんどん落ちていった実体験 # カラダと同様、目にも疲れがたまります。\n朝起きたばかりではスッキリ元気いっぱい。しかし時間がたつにつれて目の「体力」はゴリゴリ削られていきます。\n特にパソコンやスマホなど、目から近い明るい画面の細かい文字をずーーっと追っていると目はどんどん酷使されていきます。\nその証拠に、ぼくの実体験をお話ししたいと思います。\n午前中の視力検査でなぜか「両眼2.0」を叩きだした # 先日、定期健康診断に行ってきました。年に一度、みなさんお馴染みのアレです。\nクリニックに到着したのは朝8時半。予約を取るのが遅れてその枠しか空いてなかったんですよね・・・。\n身長、体重、血液検査その他、ひと通り終えたあとに受けたのが、視力検査です。時間はたしか朝9時前くらい。\n裸眼視力が0.1を切っている近眼のぼくはもちろんメガネをかけての測定でした。\nいざ検査。すると驚いたことに・・・\n見える\n一番小さいマークまでほぼハッキリくっきり見えてしまったのです。\n結果、左右とも片目で視力1.5、両眼で2.0という視力を叩き出しました。\n両眼で1.2で調整したメガネを作ったのは夕方だった # メガネは両眼で視力1.2になるよう調整しています。これはおかしい。\n・・・と思って思い出したのが、そのメガネを作ったのは夕方の17時前後だったという事実でした。\nそれで両眼1.2で調整していたものが、朝イチだと両眼2.0まで見えてしまう。\nつまり、朝2.0の視力も夕方に1.2程度まで落ちこんでいた、というわけです。\n目の疲れがどれほど視力に影響するかがよくわかった経験でした。\n眼精疲労を放置してを目を酷使し続けるのはデメリットだらけ # 視力が落ちた状態で仕事、特にパソコンを使ったデスクワークを続けるのはデメリットだらけです。\n日本人の国民病である首こり肩こりやカラダの歪みは、実は目の疲れによる視力低下が原因のひとつなのでは？と考えてしまいます。\nパソコンの画面が見えにくく、首が前に出て猫背になる # 視力が落ちると、遠くのモノが見えません。\n見えやすかったパソコンのディスプレイの文字でさえ霞んで見えにくくなってきます。\nしかし、仕事なので見えないわけにはいかないですよね。\nどうするか。顔を近づけます。目をディスプレイに近づけて、文字を読むために。\nすると頭はどんどん前に出ていきます。イスを引くことを忘れ、腰の位置はそのまま、デスクについた肘に体重をかけるようにグイグイと。\nそう、ちょうどこんな感じ。まさに猫背ですね。\n姿勢が悪くなり、首こり肩こりが悪化する # すると当然、姿勢は悪くなっていきます。そり出す頭を筆頭に、どんどん前のめりになっていく。\n頭の重さは体重の8〜10%程度と言われています。\nつまり、体重60kgの人なら頭はおよそ6kg。つまり、2リットルのコーラ3本分を、斜めった首の周辺の筋肉が支えているわけです。\nそりゃ疲れますよ。首も肩もこるし、背骨が歪むのもしょうがないってもんです。\nもちろん、首肩まわりの筋肉をバキバキに鍛えているなら疲れにくいでしょう。首こりや肩こりは筋肉を地味に酷使することで生じるものですから。実際、首まわりの筋肉をちゃんと鍛えるようにしたら首こりがほぼ完治しましたし。\nしかしそうでない人にとっては・・・バランスの崩れた姿勢で自分の体重の8〜10%を支えるのはつらいのではないでしょうか。\n頭痛を併発する可能性がある # このような姿勢が続くと、頭痛に発展する可能性があります。\nというか、ぼくはそうなりました。\n首こり肩こりから偏頭痛に発展した # 首こり肩こりが特にひどかったある日、突然左耳の上あたりががキーンと痛くなったのです。\nこれまで頭痛といえばゲームのやりすぎか二日酔いくらい。しかも頭の両側がガンガンするタイプばかりでした。\n片側だけ、しかもキーンと痛むのは生まれて初めて。あまりに驚いて念のため脳外科の専門医にかかりました。\n脳外科専門医の診断結果 # 診断結果はストレス性の偏頭痛でした。\n医者いわく、\n頭痛の直接の原因は、血管の収縮 脳に血が通いにくくなっている 原因は複数考えられる 血を送り出す力が弱い（低血圧） 血の巡りが悪い（こり等） まあ、ストレスでしょうね NAE: （ストレスって便利な言葉・・・）\nなんて思いながら、少なくとも首こり肩こり、首肩の血の巡りの悪さ、偏頭痛には相関があるということはわかりました。\n眼精疲労から偏頭痛に繋がる連鎖 # 結局、薬の投与と運動習慣で偏頭痛は解消しました。（首こり肩こりは続いてますが・・・）\nこれはあくまでぼくの場合ですが、\n眼精疲労で姿勢が悪くなる 首肩の筋肉がこわばる 血の巡りが悪くなる 脳への血流が滞る 血管が収縮する 偏頭痛が起こる という連鎖は納得のいくものでした。\n眼精疲労が全ての元凶。ならば目を休息させてあげよう # これらの症状、元をたどれば目の疲れや眼精疲労が原因なんですよね。ならばそこにアプローチをかけましょう。\nそもそも目を疲れにくくするためにサプリメントで補強、なんて方法もあるにはありますが、その前に疲れてるものは素直に休ませるという方針でやってみたいところです。\nそもそも疲れている目にカンフル剤を打つようなマネをしても、長続きしません。疲れているものは疲れているんですよ。\n目の疲れを癒やす休息方法「15秒瞑想」 # と言いつつ、日々忙しいのがビジネスパーソン。そこまで長い休み時間を取るわけにもいきません。\nそこで、短い時間で深い休みを取る方法探ってみました。\nそれが15秒瞑想です。\n15秒瞑想のやりかた # いたって簡単です。\n姿勢を正して目を閉じます 眼球の存在を感じます 15秒続けます おしまい ね、簡単でしょ。\n15秒瞑想を上手に行い効果を高めるコツ # 15秒瞑想の効果を高めるコツは3つあります。\n目を強く閉じない。両まぶたが触れあうくらいで 目を閉じているときは、ずっと遠くを見るように 眼球が目の中で浮いているイメージを持つ これら共通して意識したいのは、目から眼球をリリースしてあげるという感覚です。\n目の疲れは目の周りの筋肉の疲れ。目の周りの筋肉は、焦点や眼球の動きを無意識にずーーーっとコントロールしています。\nこれ、人間に例えると常にダンベルを持っているようなもの。だから、休ませるにはダンベルを手放させてあげないといけません。\n普通に目を閉じていると眼球は動いちゃうし焦点もどうにかしようとしていまいます。\nそのため、意識的に眼球をリリースしてあげる必要があるんですよね。\n15秒瞑想の効果と持続時間 # 15秒という短時間なので効果や持続時間は残念ながら限定的です。\nドラゴンボールの仙豆のように、食べた瞬間キズが全快なんて魔法のようなことは起きません。そんなんあったらノーベル賞もんです。\nしかし、効果はあります。視力全快とまではいかずとも、15秒瞑想をやる前とあとで目の周りのスッキリ感が全く違うはず。\n持続時間は、体感ですが上手に休ませれば10分くらいは持つように思います。15秒で10分なので、コスパはそこまで悪くないですよね。\n眼球を目からリリースする感覚は最初はなかなか掴みづらいと思います。しかし練習すれば時間あたりの休養効果はどんどん上がっていきますので、ぜひやってみてください。\nまとめ：「15秒瞑想」でこまめに目に休息を # というわけで、目が疲れたときに効く15秒瞑想をご紹介しました。\n睡眠がベホマ、ガチの瞑想がベホイミだとしたら、15秒瞑想はホイミくらいです。あまり大きな効果を期待してはいけません。\nしかし、ちょっとした休み時間でもついスマホを見てしまう昨今、目が休める時間はそもそも少なくなっていると思いませんか？\nたった15秒だけでいいんです。目のために、休む時間を取ってあげてみてください。\n効率的な休息は、巡り巡って健康やストレスに効いてくるものですよ。\n","date":"2016年11月7日","externalUrl":null,"permalink":"/15-second-meditation/","section":"","summary":"","title":"目の疲れに効果的な「15秒瞑想」を紹介。疲れ目は素直に休ませよう","type":"posts"},{"content":"生来の理屈っぽい性格やコンサルタントという職業。\nぼくの考え方や語り口はロジカルシンキングに偏っています。\nしかし、ロジック一本では人を動かすことは難しい。\nそれで非常に苦労した若手時代、ぼくに足りていなかったのはストーリーを語る力でした。\n人に動いてもらうには理屈だけでは足りない # コンサルタントという仕事の本質は、クライアント企業の変革を支援することです。\n企業が変わるには人に動いてもらわなければなりません。\nそんな背景を無視し、「理屈が通れば人は動く」と勘違いしていたぼくの失敗談をお話します。\n議論の余地のないロジックを求められてきた # ジュニアコンサルタント時代のことです。\n当時の仕事ほとんどが、上司が使う会議資料の作成や補助的なデータの整理でした。\n求められるのは、もれなくダブりなく（MECE）論理的欠如のない資料作り。\nロジカルシンキングこそ正義。ロジックツリーは戦友。フレームワークとは大の仲良し。\n**「議論の余地のない資料を作ってね」**が合言葉でした。\n議論の余地のない＝事実に基づき分析するとコレしか選択肢がありえない、というレベルで意思決定ができる資料のこと\n筋が通り、理論・ロジックが完全である資料を作れば、上司が意図した通りの意思決定をひっさげて会議から帰ってくる。\n「お前の資料、役立ったよ。ありがとう」\nこうしてぼくは、ロジックが完全なら人は動く、と勘違いしてしまったんです。\n理屈だけでは不十分だった # 時は経ち、自分がプロジェクトをリードし人を動かす立場になったときのこと。\nロジックは完全で抜け漏れはない。\nどう解釈してもこの意見が正しく、そこに議論の余地はない。\n最後まで考えきった資料をもって、気難しいと有名なクライアントとの会議に臨んだときのことでした。\n彼にいの一番に言われたのが\n「なぜこれがいいのか全くわからない」\nでした。\nこういう反発、ぼく大好物なんです。\n自分の頭のなかには完璧なロジックがある。\n手元にはそれを裏付けるデータがそろっている。\n反発されてもそれを覆すだけの根拠をもっている。\nマウントポジション開始です。\nしかし、その時ばかりは何をどう説明してもうまくいきませんでした。\n当人は「わからない」をくり返す。こちらは「XXXだからです」と説明を続ける。\nホワイトボードを使った議論まで発展し、会議時間を使いきったあげく、結論は出ずに次回に持ち越し。\nこの時点でプロジェクトは3日のビハインドとなることが決定してしまいました。\nロジックは完璧、データも揃って抜け漏れはない。\nなにがいけなかったのでしょうか。\n人を動かすのは論理ではなく感情。必要なのはストーリー # 会議の後、散々だったという結果を当時の上司であったシニアコンサルタントへ報告したときのこと。\n彼からのフィードバックはこうでした。\n「お前、言っていることは正しいけど、ストーリーが足りない」\n人は理屈で納得し、感情で行動する # ストーリー・・・\n論理的に正しいことは正しい。正しいと伝われば人は動く。\nそう信じていたぼくには、ストーリーという非論理的なシロモノは全く目に入っていませんでした。\n見かねたシニアコンサルタントがさらに一言。\n「ロジックだけじゃ人の背中は押せないな」\nこれでピンときました。\nロジックは納得感を生み出します。しかし頭と心は別物。\n感情を突き動かさないと、人は動かない。ロジックだけでは力不足。\nそして人の心を動かすのは、ストーリーであると。\nロジックの完全性はそのままにストーリーを語った結果 # その気難しいクライアント担当者との次の会議。\nぼくはただ彼に正対し、彼の目を見て、語りかけるように話をしました。\n今の状況、具体的に起こっていることやその実害、現場の声。\nやるべきこと、方針の案3つと比較サマリ。\n別クライアントでの経験に基づく推奨案とその具体的な理由。\nクライアント企業の風土を考えたときの成功のポイント・・・\n気をつけたのは、地に足ついた生々しい話をすること。\nハイレベルな理想論だけではなく、しみじみと語ること。\n彼は資料には目もくれず、ただぼくを見て話を聞いていました。\nそして、最後に一言。\n「わかった。案2でいきましょう」\n心を揺さぶるストーリーの6つの型 # ストーリーのチカラはすごい。\nとはいえ、なんでもストーリーに仕立てて語ればいいわけでありません。\n下手くそで白けるストーリーは逆効果。\nでは「成功する」上手なストーリーに型はあるのでしょうか。\nlifehacker.jpのこちらの記事によると、「成功する物語」には6つの型があるそうです。\n「貧乏人から金持ちになる」（着実に成功を重ねていく） 「悲劇」、つまり「金持ちから貧乏人になる」（少しずつ着実に転落していく） 「苦労話」（転落してから這い上がる） 「イカロス」（成功してから転落する） 「シンデレラ」（成功してから転落、そしてふたたび成功する） 「オイディプス」（転落してから成功をおさめ、ふたたび転落する） 研究の結果、感情体験を人気に結びつけるうえで何よりも効果的なのは、「復活」を盛り込んだ感情的ストーリー展開であることがわかりました。従って、物語には少なくとも「転落と成功」を盛り込むのがよいとのことです。\n（出典：「成功する物語」のパターン：1700を超えるプロットを分析した結果 ｜ ライフハッカー［日本版］）\nここで「成功する物語」とは、「人の共感を呼べる物語」だと読み取りました。\n受け取る側の心にストンと落ち、感情を揺さぶることが「成功」ということです。\n心を動かし、行動を起こさせることがストーリーテリングのゴールである。\nそのためには、成功と転落の両方を盛り込むことが大事だと。\n心を揺さぶるストーリーを支えるもの # とはいえ、ストーリーひとつで人を動かすのは無理です。\n論理性と信頼、次の2つの土台が揃っていないと、そもそもストーリーが正しいのか信じられないからです。\n論理性 ：話のスジが通っていること 信頼 ：話者が信用に足ると思われること ストーリーは最終的な表現手段。\nまず、話の論理展開や当人からの信頼を確たるものにすること。\nストーリーを練るのはその後です。\nまとめ：説明するな、ストーリーを語れ # というわけで、人を動かすにはストーリーが大事だよ、というお話でした。\n理屈だけに頼ることなく、伝え方や語り方にもぜひ目を向けてみてください。\nロジックやその裏づけはもちろん重要なのですが、理屈をそのまま説明するだけでは人を動かすことは難しい。\n何をどのような順番で伝えるか アップダウンやクライマックスは 準備した情報の中で何を出すか ストーリーテリングは、人を動かすためにきわめて重要な技術です。\nぼくもまだまだ初学者。ぜひ一緒に学んでみませんか。\nプロフェッショナルは「ストーリー」で伝える\n","date":"2016年10月19日","externalUrl":null,"permalink":"/story-telling/","section":"","summary":"","title":"人を動かすのは論理でなく感情。必要なのはストーリー","type":"posts"},{"content":"やりたいことがある。でも「うーん」と考えるだけで行動に移せない。\n一方、いつでもスパっと決めてどんどん行動に移す人がいる。\nそんな行動の早い人は、なぜすぐできるんでしょうか？\n行動が遅い人との決定的な違いはあるのでしょうか？\nそこには4つの決定的な違いがあるように思います。\n行動が早い人と遅い人の違い # 行動が早い人と遅い人の違いをまとめたのがこちらの表です。\n比較観点 行動が早い人 行動が遅い人 なりたい姿 超具体的 ない/ぼんやり 考える範囲 無駄がない 無駄に広い 判断の視野 広い 狭い 覚悟の決め 早い 遅い それぞれの違いを、行動を起こすまでのステップをもとに解説します。\n将来像を思い描く（なりたい姿） やりかたを考え、決める（考える範囲、判断の視点） 覚悟を決め、行動に移す（覚悟の決め） それぞれ見ていきましょう。\n将来像を思い描く # 行動を起こすときは、はじめにどうなりたいか＝将来像を考えますね。\n目指すゴールが想像できないと行動を起こしようがないからです。\nこの時点で、行動が早い人と遅い人には差があります。将来像の有無と具体性です。\n行動が早い人はなりたい姿を明確に、具体的に、そしてリアルに思い描いています。解像度が高いのです。だからこそ、考えるべきこと・やるべきことが明確になりやすいのです。\n行動が遅い人は、そもそも将来像を考えていない、または「なんとなくこんな感じ」レベルで留まっています。だから具体的な行動に落ちにくく、「なにをすればいいかわからない」状態で止まるのです。\nなりたい姿 - 行動が早い人……明確かつリアル 行動が遅い人……考えていないorぼんやり やりかたを考え、決める # ゴールを決めた次は、そこに到達する方法を考えますね。\n上の図でいうと「現実」が今、「理想」がなりたい自分。「現実」と「理想」をのギャップを埋めるが行動です。\nさて、ゴールに至る道すじ（アプローチ）は様々です。たとえば武道館ライブがゴールとすると、ジャニーズに入ってトップを狙う、ラッパーとして路上ライブからのし上がるなど、いろいろなやり方がありますね。\nどのアプローチが適切かは、本人の性格や素質、やる気、周囲の環境、制約事項などで決まります。音程よりリズム感に自信があるならラッパーのほうが適切でしょう。\nこのように、取りうるアプローチはなにか、どれが最適・最短かを考えて決めるのが「やり方を考え、決める」です。\nここにおける行動の早い人と遅い人の差は、考える範囲そして決める早さです。\n考える範囲 # まず考える早さについて。\n行動を起こすとき不安や心配はつきものですが、その半分以上は実は自分ではどうしようもないことなんです。\n自分で変えられるものなら考える価値がありますが、どうあがいても変えられない無理なものは「どうにかしよう」と考えるだけ無駄といえます。\n行動の早い人は、自分で考えるべき範囲の見極めが上手です。自分が考えて意味のあることのみ考え、それ以外は切り捨てる判断ができます。\n**行動の遅い人は、無駄な心配にとらわれて考えすぎて身動きが取れなくなります。**どうにもならないこと、つまり存在しない答えをいつまでも探し続けてしまうのです。\n参考: 思考整理の早い人が「考える前」に考えていること\n考える範囲 - 行動が早い人……無駄がない 行動が遅い人……無駄に広い 決める早さ # 次に決める早さについて。\nゴールに至る複数のアプローチを比較した結果、おのおのメリット・デメリットがあって一発でどれがよいか決められないことがほとんどでしょう。\n行動の早い人は、視野を広げて、必要なインプットを求め、判断を下します。決める材料が足りないなら、価値観や理念など「人として信じること」や外部の情報源、人の助言などを求め、決断することにフォーカスします。\n行動の遅い人は、視野を広げず目の前の選択肢をいつまでも眺めて「どうしよう」と頭を抱えます。決めなきゃ、でも決められない、でも決めなきゃ……という終わることのないループにハマり込んでいきます。\n判断の視野 - 行動が早い人……必要に応じて視野を広め、判断を下す 行動が遅い人……狭い視野から抜け出せず、思い悩み続ける 覚悟を決め、行動に移す # 最後に覚悟と行動です。\nやることが決まったら、あとは覚悟を決めてやるだけです。\n行動の早い人は、覚悟を決めるのが早いです。できるかできないではなく、やるかやらないか。労力やコストをかける決断も、結果なにが起きても、やると決めた自分が責任を負う。だからこそコミットします。\n行動の遅い人は、覚悟を決められずまごつきます。心がついてこないんですね。できるできないにこだわり、かける労力やコストがもったいなく思え、悪いことが起きたときのダメージを怖がり、責任を取るのを恐れます。そうしてズルズルと何もしない時間を過ごすのです。\n覚悟の決め - 行動が早い人……自己責任とコミットに基づきスピーディーに決断する 行動が遅い人……リスクやダメージを怖がり、決断できずまごつく 行動が遅い人が「すぐやる力」を手に入れるには # では、行動の遅い人はどうすれば「すぐやる力」を手に入れられるのでしょうか？\nなりたい姿、考える範囲、決断の視野、覚悟の決めの4点をもとに自分を変える方法を紹介します。\nなりたい姿を具体的に描く方法 # 目指す姿を明確にするには、自分に「具体的には？」という問いを繰り返します。\nそこで助けになりうるのが、頭で考えるだけでなく、文字に書くだけでもなく、ビジュアルの力を借りること。\n具体的にイメージしたいなら、具体的に思い浮かべられる材料やツールを使えばいいのです。\nこれはドリームボードの考え方です。\nなりたい自分を具体的に思い浮かべられるか。これができるできないで、夢が叶う確率は大きく変わってきます。\n具体的に思い浮かんでればいるほど、具体的な行動に落ちやすい。行動なしに夢が叶うことはありません。\n詳しくは下記記事で解説しています。 ドリームボードが夢を叶えさせてくれる、超シンプルな3つの理由\n考えて意味のある範囲を見極める方法 # 考えて意味のあるものを見極め、考えるべき範囲に集中するには、頭の中の棚卸と仕分けを行います。\n具体的には、下記ステップで自分が考えるべき範囲を絞り込みます。\n自分が心配していることを全部書く どう考えても自分では変えられないものを消す さらに、現実的な時間と労力で変えられる見立てがないものを消す 残ったものの中から、人に任せられることを消す リストには現実的な時間と労力の範囲内で自分がどうにかできることが残っているはずです。\n判断の視野を広げる方法 # 判断の視野を広げるには、自分を管理する人間になりきります。\n視野が狭くなるのは自分自身に固執している証拠。\n自分をコントロールしている別の自分をイメージし、その人になりきることで「中の人」から見えない範囲を眺めます。\n下記記事で「今の自分」を「将来の自分」の管理者にする具体的な方法を解説しています。 未来の自分に仕事を振ると生産性があがるし気が楽になる\n覚悟を決める方法 # 最後に覚悟を決めるには、瞬発的な意志力を利用します。\n高度を起こすにあたって重要なのは、いかに自分に第一歩を踏み出させるか、行動を起こすという決断をさせるかです。\n要は行動すればいいんですよね。であれば、大事なのは行動を起こすその瞬間のはず。\nなら、そこでだけ瞬発的に意志力を発揮すればいいじゃないですか。**要するに「エイヤ！」**です。\n瞬発的な意志力については、下記記事で詳しく説明しています。 自分を変えるべく弱い自分に打ち勝つ。面倒くさがりなぼくに効いた唯一の方法\nただし気をつけたいのが、覚悟には裏打ちのある覚悟と裏打ちのない覚悟があることです。\n裏打ちのある覚悟 # 裏打ちのある覚悟とは、考えぬかれた末の責任ある意思決定を指します。\n明確な将来像、適切な範囲と深さで考えぬいたゆえの心配事の少なさ（＝勝ち目）など、覚悟の裏にそれをガッチリ支える理由があります。\nそれだけにとても強く、ブレず、逃げず、やり抜く力があります。\n裏打ちのない覚悟 # 裏打ちのない覚悟とは、単なる無鉄砲です。\nなにをすべきか、どうすべきかをあまり考えず、勝ち目は見えず、深掘りもしないまま「やるぞ！」という気持ち一本で決めることを指します。\n考えていないだけ失敗の可能性が高く、かつ根拠がないぶん弱く、ブレやすく、無責任に走りやすい。\n行動が早いこと自体には価値はない # 裏打ちのある覚悟とない覚悟の話をしたときに気づかれた方もいるかと思います。\nただ行動が早いだけなのには価値はないんです。むしろ害悪にさえなりえます。\n「勤勉な愚か者は処刑するしかない」 # 有名なドイツの軍人クルト・フォン・ハンマーシュタイン＝エクヴォルトはこう言います。\n将校には四つのタイプがある。利口、愚鈍、勤勉、怠慢である。多くの将校はそのうち二つを併せ持つ。 一つは利口で勤勉なタイプで、これは参謀将校にするべきだ。 次は愚鈍で怠慢なタイプで、これは軍人の9割にあてはまり、ルーチンワークに向いている。 利口で怠慢なタイプは高級指揮官に向いている。なぜなら確信と決断の際の図太さを持ち合わせているからだ。 もっとも避けるべきは愚かで勤勉なタイプで、このような者にはいかなる責任ある立場も与えてはならない。\n（出典：クルト・フォン・ハンマーシュタイン＝エクヴォルト – Wikipedia）\nろくに考えもせず、正しい判断もできず、ただただ行動あるのみな将校には責任ある立場を与えてはならないと。\n考えすぎて行動に移さないのはもちろん論外ですが、だからといって考えなしに行動だけ起こすのは考えもの。\nいくら走り出すのが早くても、本来の正しい方向と逆を向いているとしたら、それは害であり損失ですからね。\n戦略あってこそ行動の早さは価値になる # その時点で見える範囲の情報から「こっちの方向（戦略）が正いはずだ」という仮説を事前に立てること。\nそのうえで行動を起こすのを早められたなら「仮説検証」のサイクルを回せる回数が増えて、成功に近づくことができます。\n行動の早さ（スピード）が価値になるのは、粗くても方向性のあっている、正しい戦略があってこそなのです。\nまとめ：思考を早め行動を起こせ # 以上、行動の早い人と遅い人の特徴を比べてみると同時に、だた行動が早いだけでは意味がないということをお話させていただきました。\n過剰なまでにリスクを恐れる日本人の国民性があるからこそ「とにかくすぐ動け」という論が根強く唱えられています。\nこの「とにかくすぐ動け」の部分だけ切り取って解釈し、無鉄砲に行動だけ起こした先に待っているのはイバラの道。地雷原に裸で突っ込むようなものです。\n答えの見えない中でも手持ちの情報をベースに考え抜き、「ざっくりとした方向性」を見きわめたうえで、正しい方向に向かって素早く行動できる人になりましょう。\n","date":"2016年10月5日","externalUrl":null,"permalink":"/shorten-lead-time-to-take-action/","section":"","summary":"","title":"行動が早い人と遅い人の決定的な4つの違い","type":"posts"},{"content":"こんにちは、NAEです。\nいわゆるライフハックとよばれるものは、一般法則のようでいて、実は書いている人の主観が色濃くあらわれることが多いです。\nそんな玉石混交なライフハックの洪水のなかで**「自分にあうもの」を見つけるためにはどうすればいいのか**。\n今回はそんなお話。\nライフハックは個人の経験を法則っぽく言いかえただけ # まずはじめに、こちらをご覧ください。キュレーションサイト「Welq」を対象に**「イライラ 解消 方法」で検索**してヒットした記事たちです。\n[【ストレス解消法 20選！】 ストレスになりやすい６個の思考パターンと20の対策｜WELQ [ウェルク]][1]{.broken_link} [情緒不安定の5つの原因と対策！心の不安を解消する秘策は身体…？｜WELQ [ウェルク]][2]{.broken_link} [[女性必見]ダイエット中のイライラがとまらない…５つの原因と解消法まとめ｜WELQ [ウェルク]][3]{.broken_link} [感情のコントロールが出来ない7つの原因！対処方法4つを公開します！｜WELQ [ウェルク]][4]{.broken_link} NAE: 結局いくつあるんだい\nさて、これらの記事の内容を見てみると、えてしてキュレーターの考えや個別の経験を一般化して法則っぽく書いている感がにじみ出ているように見えるんですよね。\nライフハックを書いてくださいと言われて頑張って一般論を集めた上でライフハックっぽくしてみました、みたいな。\nなんてイジワル言ってみましたが、Welqに限らずライフハックってみんなそんなもんです。\n人間という超複雑で多様性きわまりないものに対し、全員に効く方程式的なライフハックなんてありっこない\nそう考えるほうが自然だとは思いませんか。\n中には逆を言うライフハックもある # たとえば世にあふれるライフハックの中には、同じトピックに対して真逆のことを言っているものだってあるんです。\n睡眠・早起き [【早起きのメリット】健康も生活も、知っておきたい驚きの効果｜WELQ [ウェルク]][5]{.broken_link} ストレスが身体に悪い、早寝早起きが健康にいいは嘘 – ログミー{.broken_link} 瞑想 瞑想する効果やメリット５つ！簡単にできるやり方と注意点は？ ヨガや瞑想をすることのデメリットについて、ぶっちゃけます。｜ヨガと瞑想で健やかな心と体になるスンニャターヨガスタジオ：茨城県牛久市 運動 運動の6つのメリット | 人生を賢く生きる知恵 [運動にはデメリットもある？！激しい運動は老化を招く悪習慣となる場合も！[カラダノート]][10] 野菜 [1日に野菜を350g食べた方がいいのはなぜ？ [食と健康] All About][11] 野菜の食べ過ぎが身体に良くない理由。身体の冷えや栄養不足などに陥ることも どうでしょうか。いかにライフハックが主観にまみれているかがおわかりかと思います。\nぼくたちはとてもラッキーな時代に生きています。Googleで検索するとさまざまなライフハックにすぐさま触れることができるんですから。\n一方、選択肢が多いほど選べないのが人間というもの。そして目の前にずらっと並んだのは、主観にまみれ、不確かで、自分に効くかがわからないライフハックの数々。\nこんなとき、あなたはどうすればいいのでしょうか。\n自分にあったライフハックの選び方とは # ライフハックには2つの側面があります。\n対症療法 根本解決 対症療法は、今まさに起こっているマイナスなものをゼロまたはプラスにもっていくもの。根本解決はマイナスを作り出したそもそもの原因をつぶすものです。\nティッシュで鼻水を拭うのが対症療法、そもそも風邪を治すべく薬をのむのが根本解決、というイメージです。\nここでは根本解決を目指すライフハックを前提に話を進めます。\n自分の悩みの根っこをつかむ # たとえば「イライラする」という悩み。これはいま起こって症状であって、根本原因ではありません。\nなんで自分は今イライラしているのか？ イライラの引き金をひいたできごとはなにか？ そのとき自分の内側になにがおきたのか？ 引き金の正体はなんなのか？ こういった**深掘り質問（内省）**を通じて自分の悩みを引き起こしたもの整理していきます。\nそうして根っこの部分に迫っていき、自分の悩みの正体をとらえていきます。\nそこに自分がイラつく原因、こころの仕組みがあるはずだからです。\n悩みの根っこを正確に言葉で表現する # つぎに悩みの根っこを正確に言葉で表現します。ここが一番の頑張りどころ。\nなんとなくイラつく わけわかんないけどムカつく とにかく気分が悪い のようなレベルの表現では、なんの対処もしようがありませんよね。\nNAE: なんかパソコン動かない助けて、って言われても困るのと同じだね\n言葉で表現するとは、その正体を考え、明らかにすることです\nこの話は、「内なる言葉の解像度」としてこちらの記事でも触れています。 やる気スイッチのないぼくが、自分をやる気にさせている方法\n自分だけのライフハックを探し、作る # ここまでくれば、あとはあふれかえるライフハックのカタログから「信頼できるもの」「効くもの」を選べばよいでしょう。\n悩みが正確な言葉で表現されているんですから、どんなワードで検索すべきか明らかなはずです。\nもしピンポイントのものが見つからないなら、すこしぼかした別の言葉で検索することもできます。\nこのようなアプローチで検索した結果は、表面的な悩み（症状）をそのままググったときとは比べ物にならないほど高品質で「自分向け」になっているはず。\nもしそれでもピンとくるものがなかったら？出てきたライフハックが主観的すぎて自分にマッチしなかったら？\nそんなときは自分でライフハックを作ってしまえばいいんです。材料はいくらでも目の前に転がってるんですから、どうにでも料理できるはず。\n組み合わせる 部分部分を入れかえる 自分の言葉で言いかえる 自分の過去の経験則をいれこむ というより実は、ドンピシャのライフハックが見つかることはまれです。\nほとんどのライフハックは自分で料理しないと自分のものになりません。\nライフハックに答えはない。あるのは材料だけ # とどのつまり、\n自分にピッタリのライフハックは自分で作るしかない\nということです。\nたしかにインターネットのおかげで「悩みを検索すれば答えが出る」状態には近づいていると思います。\n一番値段の安い格安SIMはどれ？今買い時のパソコンは？iPhone 7は買うべき？・・・ここらへんならまだわかりやすいですよね。\nしかし、こと人に寄り添うトピックであるライフハックとなると話は別です。答えを求めたところで、そこにあるのは材料だけ。\n自分にあった材料をどう見つけるのか → 悩みの深掘りと正確な表現 見つかった材料は信頼できるシロモノか → 情報の正しさや信頼性のみきわめ そいつらをどうやって料理するか → 考え、考えぬく力 これらが取り揃えられてはじめて、ライフハックは自分にとって意味があるものになるのではないでしょうか。\nまとめ：考えよう。答えはある # 以上、自分だけのライフハックの見つけかたでした。\n本やネット、人からのアドバイスなど、ライフハックに救いを求め、ひたすら試し、自分にあうものを見つける。そういうアプローチもありだと思うんです。\nしかし、探し続け、試し続け、それでも見つからなくて辛い時間が長引くくらいなら、いっそ腰をすえて自分用のものを考えてしまうほうがよっぽど早いことを、頭の片すみに入れておいていただければと思います。\nNAE: 見つけたor作ったライフハックを行動に移すことも忘れずに！\n","date":"2016年10月4日","externalUrl":null,"permalink":"/the-only-lifehack-made-for-me/","section":"","summary":"","title":"自分にピッタリのライフハックを見つけだすただひとつの方法","type":"posts"},{"content":"効率や生産性を追い求めてはや10年弱、自分のパフォーマンスを最大化するためにあらゆることをやってきました。\nが、あるとき、こちらの記事に紹介されている「過最適化」の事態におちいったことがありました。\n参考: 効率性の追求が変革の機会を奪う–「定型硬直」に効く“ワカモノ”の条件 – ZDNet Japan\n「ああ、この効率化は目の前の環境に過剰に最適化されてしまったものだったんだな」\nそう思ったぼくは、最適化しすぎないために超えてはいけないラインを探し始めたのです。\n今回はその中で見つけた超えてはいけないラインを共有したいと思います。\nそもそも仕事の効率化とは # 仕事とは、コミュニケーションと作業によって構成されます。\nコミュニケーションはいわゆる報連相に順ずるもので、\n意思決定・承認 情報共有 議論・討論 などが含まれます。仕事をチームで行うために必要な「つなぎ」ですね。\nそして、コミュニケーションの結果として各個人に配分されたタスクをこなすのが作業です。\n調査をする 資料を作る プログラムを書く 一人で行うものに落ちていますよね。仕事の「成果物」が実際に作り上げられるプロセスです。\n単に手を動かすだけでなく、これらをこなすために「考える」のも作業に含まれます。\nさて、仕事の構造が理解できたところで、コミュニケーションと作業、それぞれにおける効率化とはなんなのか、考えてみましょう。\nコミュニケーションの効率化 # まずはコミュニケーションです。ひとことでコミュニケーションと言ってもタイプは様々です。ここではさきほど挙げた3つについて例を上げて深掘りしてみます。\n意思決定・承認 情報共有 議論・討論 意思決定・承認 # まず意思決定や承認について、最もわかりやすいのが「承認ワークフロー」だと思います。\nたとえば何かの予算枠を取る際に\n予算案のドキュメントを作成する 課長レベル承認をもらう 部長レベル承認をもらう のような承認フローを通す必要があったりしますよね。これが「承認ワークフロー」と呼ばれるものです。\nこいつの効率化というと、代表的なのが「ワークフロー管理ツール」です。 紙ベースでハンコを押して回るのでなく、社内Webサービス上ですべてを完結させ、承認の進捗などの状況を見える化したり、遅れている案件について承認者にリマインドを送ったり、というもの。\n承認ワークフローの運用自体を高速化する、というアプローチのほかに、承認ワークフローをあえて無視して承認を早める方法もあります。\nガバナンス上はよろしくない裏ワザなんですが、仕事を早く進めるにあたっては実によく効く方法です。ぼくもちょくちょく活用しています。\n情報共有 # 次に情報共有ですが、古くは回覧板や掲示板が使われていたところに\nファイル共有 チャット・音声会議 Wiki 社内SNS などのツールで代替されるようになりました。\n電子化された世界のうえで情報をやりとりするのは非常に便利ですし、効率化に一役買っています。 各ツールに特化した方法論やアドオン、カスタマイズでさらなる効率化を実現しているところも多いのではないでしょうか。\n一方、「どう整理・管理・活用するか」という新たな課題があるものまた事実。 情報をどのような単位で整理するか（整理学）は図書館情報学として学問化されているものでもありますよね。\n情報共有のための会議を行う場合であっても、アジェンダやテンプレートを決めるなどを通じて「共有すべき情報はなにか」を明らかにするなど、効率を求める工夫ができたりします。\n議論・討論 # 最後に、議論・討論です。\nなにかを決める際に意見をぶつけてよりよい方向や結論を見つけ出す行い。主に会議で行われることが多いように思います。\nここでできる効率化は、議論のデザインと下準備に尽きると思います。 つまらない会議を楽しい会議に変えたいなら「演劇」に学べ\n次に、ショーのデザインをしていきます。\nつまり、会議の目的を達成するためのストーリーや内容を組み立てるのです。\n会議名は演目、アジェンダはショーの流れやメニュー、アジェンダ別のコンテンツは台本、そしてスライドのデザインはショーの演出にあたります。\nでは、どのように会議をデザインすれば会議の目的を最短距離で達成できるのか？\nそこさえしっかりしていれば、よほどの前提変更や知識不足がなければ結論は見えているはずだし、流れもデザインできるはず。\n事前にどれだけ考えることができるかが議論・検討の効率化に一役買います。\n作業の効率化 # 次に、一人で行う作業の効率化についてです。\nが、特にあらためて語る必要なないかもしれません。\nこちらの記事で触れている通り、「作業」の効率化の方法は山ほど公開されています。 ホワイトカラーの長時間労働問題の原因は、思考停止に陥る未熟さです\nコミュニケーションを効率化も意識しろ 作業ばっかじゃなくてそっちの方に頭を使え じゃないと効率化なんて無理 というのがこの記事で主張したかったことです。\n作業効率化のためのツールや世の中にあふれています。 ともすると、そのツールに依存した効率化になっている可能性もありますよね。\n効率化には最適化が欠かせないが、リスクもある # さて、ここまで仕事を\nコミュニケーション 作業 の2つに分けた上で、効率化とは何なのか、実例を交えながら考えてきました。\nここから先では、\n効率化を追い求めるあまり、過ぎた最適化に陥るリスク リスクを回避するための考え方（超えてはいけないライン） について、考えていきます。\n最適化しすぎるリスク # 最適化とは、使っているツールや方法論に特化した効率化手法を適用することです。\nたとえば、いつもExcelやPhotoshopを使っているから、効率化のためにショートカットキーを覚える。\nたとえば、いつもAという在庫管理アプリを使っているからその使い方に習熟する。\nたとえば、自分が愛用しているカバンに特化した収納の仕方を決めておく。\nこれらはすべて、効率化のために最適化をしている事例です。\n最適化は効率を求めるにあたって非常に強い方法です。ショートカットキーなしでExcelを使うなんて、作業が遅すぎて考えられません。\nしかし、最適化はツールや方法論への依存という側面を持っていることには注意しなければなりません。\nツールが使えなくなるリスク # ぼくが仕事で使っている会社貸与PCはWindows機なんですが、プライベートのPCはChromebookという別OSのものを使っています。\n何が起こるかというと、OSやアプリが全く異なるため、仕事で身につけた作業効率化の手法がプライベートに流用できなくなります。\nExcelのショートカットキーは熟知してるけど、Googleスプレッドシートでは使えない いつも使っていたテキストエディタの便利機能が使えず、文書作成がはかどらない MS Office Onlineで資料を作ろうとしても使い勝手が違ってはかどらない ぼくのPCスキルがどれだけWindows+MS Office環境に最適化されていたか、という話です。\nこのように、状況が変われば使う（使える）ツールも変わります。\n1つのツールに最適化しすぎると、新しいツールを同レベルに使えるようになるまで時間がかかります。\nこれがツールが使えなくなることによるリスクです。\n自分や組織が硬直するリスク # 次に、冒頭で紹介した記事の主張と同じく、最適化されているあまり、そこから動けなくなるリスクもあります。\n慣性というのはおそろしいもので、新しい行いをしようとしても必ず\n「今の仕組みや方法論でうまくいってるんだから、なんでそれをわざわざ変えなきゃいけないんだ」\nという声が上がるものなのです。（そしてそういうことをいう人の多くは視野狭窄に陥っている）\n大学でテニスサークルの幹部をやっていた時代のこと。\nぼくの代でこれまでの風習や練習方法を抜本的に見直す機運が高まりました。\nこれまでやってきたものの無駄が目につくようになり、改善していかないとサークルメンバーの不満がたまる一方なのが目に見えたからです。\n先代幹部が「考えれば考えるほど効率的な方法なんだ」とのたまっていた練習法が、ゼロベースで考えると全く効率的じゃなかったりする。\nそこで日夜幹部同士で話し合いをすすめ、「コレだ」という案を組み上げました。\nしかし、そこで立ちはだかったのが上級生でした。 彼ら・彼女らの言い分はただひとつ。「なぜ変える必要があるんだ」\nたしかに、歴代の幹部たちが組み上げてきた練習方法や風習には理由がある。 そして幹部の行うオペレーションはそれらに特化（最適化）したものが多いので、変えるには相当の努力が必要。\nとはいえ、参加者の目的（たくさんテニスがしたい）を考えると変えなければならない。\n過度に最適化されたルールやオペレーションを組み替えるのは骨が折れました。先代幹部たちの説得も含めて。（正直、二度とやりたくない）\n結果として、変化への追従が遅くなるリスク # 昔からあるもの、今使っているものを最大限活用して超効率的に使っているよ。という人や組織は、往々にして上に挙げた2つのリスクが顕在化しがちです。\nしかし、変化の激しい時代なんです。追従できないものは振り落とされ、淘汰されていく可能性は否定できません。むしろ変わることが生存戦略のキーだったりもします。\nそこで、過度に最適化された状態を無理に維持しようとするのは自殺行為です。\nたとえば、COBOLで組まれた30年もののメインフレーム機をいまだに使い続けるのはリスキーなんですよ。 ポンコツで機能追加もままならない機械が事業の核となるデータを管理しているとしたら、新しい事業展開や事業拡張の際にそのポンコツが技術的ボトルネックになってやりたいこともできなくなってしまいます。\n効率化で超えていけない過最適化ライン # では、このような最適化リスクをさけるために超えてはいけないラインとはどこなのか？\nそれは、目的や方法特化でなく、ひとつ上の抽象的なレベルにとどめることです。\n具体例で考えてみます。\nツールの場合：ツールに依存していないか？ # ツールを使うことを例にしてみます。\nたとえば、1つのプログラミング言語を知り尽くした人は、ほかの言語であってもすぐに使いこなせるといいます。 プ****ログラミングにおいて使うアイデアや考え方、仕組みの本質的な部分を抽象レベルで理解しているからです。 そこを身につけている人は、どんな道具でも料理ができてしまうもの。\nたとえば、包丁ですべての下ごしらえを終わらせられる人は、皮むきでもなんでも包丁ひとつあればこなせます。 皮むき器に依存している人にはできない芸当です。 よりシンプルで抽象的な器具に特化したスキルを持っているからこそです。\nたとえば、ExcelでもGoogleスプレッドシートでもR言語でもそれなりのデータ分析ができてしまう人。 ツールの使い方によらない、本質的かつ抽象的なデータ分析の知識を持っているからこそです。 Excelの便利ボタンしか使えない人には無理な芸当ですよね。\nこのように、ツールに依存しないことが最適化リスクを避けるひとつのラインになりえます。\n仕事の場合：ルールやスタイルが目的化していないか？ # ツール以外で言うと、\n組織のルールが目的化してきたらNG 自分のスタイルややり方に固執してしまったらNG と考えておけばよいかと思います。\n仕事は、社会のルールを守る前提で、早く、旨く、安くできることがすべてに勝る正義です。\nそのためなら、Why/How/Whenの視点を切り替えて自分を奮い立たせたり・・・ 面白くない仕事を面白くするために、とらえ直すべき3つのこと\n本質に立ち返って最適な道を追い続けたり・・・ 「そもそも論」を有効に使うコツと注意点\nということを通じて、ルールやスタイルに最適化されすぎた状態から脱却できるはず。\nとはいえ、組織の場合は最適化に踏み込んだレベルでの効率化を求められるのも事実。 変化の頻度が小さい前提ではそれが正義だったからです。\nしかし、個人は組織に比べて変化は激しいはず。 変化の少ない組織にいるからといって、自分まで過度に最適化されることはありませんよ。\n組織の外、会社の外は、めまぐるしく変化しているんですから。\nまとめ：だからこそ必要なキャッチアップ力 # というわけで、効率化という文脈にける変化対応と最適化のバランスポイントについて考えてみました。\n特化型の効率化スキルをつけると、そのスキルが使えないステージにたった時には役立たずになります。\n対策は、組織であれば「常に変化している」ことを組織の風土にするほかありません。\nそのためには\nトップが一貫して「変化する」というメッセージを発信し続ける 実際に組織に変化が起こっていることをメンバーに実感させる そのための施策を定義し、予算と人員を確保し、ひたすら実行する ということになるかと思います。\n楽天の三木谷社長が定期的に全社定例を開いていたり、ひたすら「スピード！スピード！スピード！」というメッセージを発信しているのは有名な話ですよね。\n組織が変化に耐えられるようにするための施策の1つなのでしょう。\n個人であれば「スキルを素早く学ぶスキル」を身につけるのが一番のリスクヘッジになると思っています。\n詳しくは、下記記事をどうぞ。 スキルアップのスピードを高める「キャッチアップ力」の磨き方\n","date":"2016年10月2日","externalUrl":null,"permalink":"/efficiency-and-over-optimization/","section":"","summary":"","title":"効率化しすぎる弊害とは？超えてはいけないラインの見極めかた","type":"posts"},{"content":"もっと効率的にスキルアップできないか？\n第一線で活躍できるまでの時間を短縮できないか？\nそう考えるビジネスパーソンに向け、今回は「キャッチアップする力」の話をしたいと思います。\n本記事では\nキャッチアップの本当の意味 なぜ今キャッチアップ力が重要か キャッチアップ力の磨き方 の3点をお伝えしたうえで、スキルを学ぶスキルが自然と身につく環境についても触れたいと思います。\nスキルアップにいそしむビジネスパーソンの一助になれば幸いです。\nキャッチアップとは # キャッチアップという言葉、あまりなじみがないかもしれません。\nネットでは下記のように「マイナスをゼロにする」「スタート地点に立つ」ことをキャッチアップとする定義がありますが……\nキャッチアップとは、 追いつく･遅れを取り戻すこと をいう。 これが転じてビジネスシーンでは、未経験の領域や業界の仕事場に入った際に、その 仕事内容や作業目的、業界背景などを理解するためにとる手立てや行動 をキャッチアップと呼ぶことが多い。 出典: キャッチアップとは｜ビジネスマンのためキーワードで覚える！ITビジネス用語辞典\nこの記事ではもうひとつメタな捉えかた、スキルをすばやく身につけることをキャッチアップと定義します。\nマイナスをゼロにするだけでなく、ゼロからプラス（強み）に駆け上がる部分もキャッチアップに含めるということです。\nキャッチアップ力とは # したがって本記事でいう「キャッチアップ力」とは、スキルを素早く身につけるスキルを指します。\n厳密に言うと第一線で主力級になるまでのリードタイムを短くする能力でしょうか。\n新しいことを始め、主力級になるためず「学び」の期間を短縮する力です。\nキャッチアップ力の重要性を強調する理由 # キャッチアップは新しいことを始めるときに常について回るものです。\n「キャッチアップ」と呼ばずとも、日々の仕事の中でキャッチアップを行っている人がほとんどでしょう。\nではなぜ本記事であらためてキャッチアップ力を強調するのでしょうか。\n理由は、求められるスキルの変動が激しくなってきているからです。\n変化が激しい中でひとつのスキルに依存するのはリスキー # 今はデジタルディスラプションの時代です。\nAmazonがあらゆる業界を蹂躙しているように、これまで競合としてみなしてこなかった黒船企業が突然すべてを奪っていく。\nそんな不連続な変化が、マクロの視点で日々起きています。\nこの環境変化は、あなた自身というミクロの視点にもクリティカルな影響を及ぼします。\n自分が強みにしているスキルが、ものの一瞬で役立たずになる可能性があるからです。\n黒船企業は、これまで業界では考えられてこなかったアイデアをもって突然乗り込んでいきます。\nあなたが大事に育ててきたスキルが強みになりえたフィールドそのものを消し去ってしまう可能性があるのです。\nAIが仕事を奪うと叫ばれているのはその代表例。\nそんな中、ひとつのスキルに依存するのはきわめてリスキーなのです。\nリスクヘッジの手段も危なっかしい # そんなリスクへの代表的な対応方法が下記2点です。\nより汎用的なスキルを身につける スキルポートフォリオを築く しかし、これらにも限界があります。\n汎用スキルはそのままでは使えない # 汎用スキルとは、需要がなくなる危険が少ないポータブルなスキルを指します。\n語学、コミュニケーション能力、ビジネスフレームワーク、抽象的な思想や学問などがそれにあたります。\nしかし汎用スキルはそれだけでは価値になりません。\n英語ができます →なるほど。で、英語で何ができるの？\nコミュニケーション得意です →ほう。それ使ったら何が実現できるの？\nフレームワークによる分析できます →教科書的な分析に意味はないんだけど？\n思想・哲学に詳しいです →目の前の人はそれ理解できる？\nプログラミングできます →で、何が作れるの？\nこのように、汎用スキルはスキルを価値に転化する能力がないと役に立ちません。\n汎用スキルを身につけているからといって、ビジネスで役に立つとは限らないのです。\nスキルポートフォリオは選択を誤ると茨の道 # 次に、複数のスキルを身につける「スキルポートフォリオ」のアプローチについて。\nたしかに、多くのスキルを身につければ自分のスキルが活きるフィールドがゼロになるリスクは減らせるでしょう。\nしかし、スキルの選択を誤ると茨の道が待っています。\nやりがちなミスが、スキル獲得の簡単さに目がくらみ、分野の似たスキルを複数選んでしまうことです。\nこれは同じかごに卵を複数入れるようなもので、全くリスクヘッジになっていません。\nリスクヘッジの観点からは、スキルポートフォリオは真反対の分野を選ぶのが鉄則です。\n医者であれば法律、技術者であればマーケティングなど選ぶべきでしょう。\nキャッチアップがすばやい人が生き残る # 汎用スキルとスキルポートフォリオの話をしましたが、両方に共通するのはキャッチアップが早くないとしょうがないということです。\n汎用スキルは結局専門スキルが必要になりますし、スキルポートフォリオも築くのに時間がかかるならそれだけリスクも高まります。\nかのダーウィンは「変化するものこそ生き残る」と言いました。\nビジネスも同じで、企業も個人も「変化するものこそ生き残る」のです。\nその「変化」のスピードを早める基礎力こそ、スキルを素早く身につけるスキル、「キャッチアップ力」なのです。\nキャッチアップ力の磨き方 # では、どうすればキャッチアップ力を磨けるのでしょうか。\nスキルを身につける構成要素である知識と技能の観点からひもといてみましょう。\n知識：スキルにまつわる情報をすばやく吸収する 技能：知識を実践に結びつける方法を身につける 知識：情報をすばやく吸収する方法 # スキルを身につけるには、スキルにまつわる知識を頭に入れる必要があります。\n英語でいえば単語を覚えることがこれにあたります。\n知識をすばやく吸収するには、良質なインプットを大量に流しこむこと、そして圧倒的な回数の反復をこなすことの2点が有効です。\n良質なインプットを大量に流しこむ # 良質なインプットとは、スキルにまつわる正しい知識をわかりやすく体系的に整理した情報を指します。\n代表格が本です。\n本は著者の知識が整理されており、正確さやわかりやすさ点は編集者レビューが入っているため、ネットの情報などに比べるとインプットとしての質は平均的に高いもの。\nぼくも新しいプロジェクトに入るときは必ず3冊は本を読むようにしています。ネットで調べ回るよりそのほうが早くて正確だからです。 新しい職場でいち早く活躍するために読むべき3冊の本\nおすすめは**Kindle Unlimited**。浅く広く大量にインプットするのに最適です。\n無料で30日体験可能 [Kindle Unlimited](http://amzn.to/2fwZQk6) 本を読む時間が取りにくいときは、オーディオブックでスキマ時間を活用します。\nAmazonのaudibleなど、無料体験できるものを選びましょう。\n無料で30日間体験可能audible\n圧倒的な回数の反復 # 圧倒的な回数の反復については、漢字の音読や書き取り、予習・復習を思い出してもらえればよいです。\n読む、書く、話す、聞く。あらゆる感覚を使って漢字を覚え、また予習や復習を通じて解放のパターンを身につけてきたことを覚えていますか？　それと同じことをすればいいんです。\n反復という点では、オンライン講座の活用が効果的です。\n講座は人に教えるために作られており、かつオンライン講座は同じコースを繰り返し受講できるため、反復による知識吸収にうってつけ。\nたとえばUdemyなどで、通勤中にオンライン講座を見るのは理想的な方法です。\n技能をすばやく身につける方法 # 次に技能について。\n知っていることとできることは全く違います。\n知識があったとて、それを実践できなければ意味がありません。\n技能をすばやく身につけるには、良質な経験と高速なPDCAが必要です。\n良質な経験とは、今の自分にとって少し難易度の高い、ストレッチが必要な課題にチャレンジすることを指します。\n高速なPDCAとは、こまめな自己レビューやふりかえりを欠かさず行うことを指します。\nこれらをいかに短時間でやるかが、技能をすばやく身につける唯一の手段です。近道はありません。\nキャッチアップ力が自然と身につく環境とは # このようなキャッチアップ力を自然と身につけるためには、それなりの環境に身を置かなければなりません。\n新たなチャレンジが多い、素早い知識の吸収が必須、最短時間で主力級になることが求められる……\nこれらをシャワーのように毎日浴び続けられる環境に身をおくことが、キャッチアップ力のなによりの訓練になります。\nたとえばぼくの働いているコンサルティング業界のように、プロジェクトベースで仕事が進む会社は最適な場です。\n案件によってトピックも環境も変わるため、常にキャッチアップが求められるからです。 外資系コンサルのキャリアで得られるのは「変化に即応する力」である\nこれからの時代で最も影響力を持つであろう「キャッチアップ力」を身につけたければ、プロジェクトベースで動く会社が自分の市場価値やスキルにみあった募集をかけているか調べてみましょう。\n自分のスキルを入力すると想定年収やマッチする募集を自動提案してくれるMIIDAS（ミーダス）というサービスがあります。試しにやってみてください。\nまとめ：考えるのをやめないこと # 学びをやめ、スキルを固定するのは正直楽ちんです。\nでもそれでは危なっかしいのが変化の激しい今の時代。\n考えるのをやめず、学びをやめないことこそ強みとなります。\nキャッチアップ力を見につけ、どのような変化にも即応できる状態を目指してみませんか。\n以上、**スキルを素早く学ぶスキル「キャッチアップ力」**のお話でした。\n","date":"2016年9月27日","externalUrl":null,"permalink":"/catch-up-skill/","section":"","summary":"","title":"スキルアップのスピードを高める「キャッチアップ力」の磨き方","type":"posts"},{"content":"だいたいいつも眠いNAEです。\nこれまでいろいろな眠気対策や眠気覚ましを実践してきました。\nしかし今になって思うのは状況が許すなら素直に寝ればいいし、居眠りは最高の眠気対策だということ。\n短時間でも眠りが深ければ頭も身体もスッキリするはずですしね。\nそこで今回はぼくが実践している10分昼寝のやり方と効果をご紹介しようと思います。\n眠い＝寝足りない＝休息不足 # なぜ眠くなるのか？\n脳や血流、満腹感その他さまざまな要因はあると思います。\nしかしそもそも、単純に眠りが足りない＝もっと休息が必要だからという側面を忘れていませんか？\n眠気は心と身体の叫びです。だましだましカンフル剤を打ちながらなんとか起きつづけていてもガタがきます。\n眠いなら素直に寝てしまうのが一番でしょう。\nとはいえ、好き勝手寝られない # とはいえ、好き勝手寝られたら苦労はないですよね。\n忙しいビジネスパーソンや子育てに忙殺されているお母さん・・・\nそもそも眠気がやってきたその瞬間に横になって寝ることができない人がほとんどだと思います。\nスキマ時間でできる10分昼寝の方法 # そこでおすすめしたいのが10分昼寝です。\n10分だけでいいから短くとも深い睡眠を取ることで、頭を身体の回復を目指します。\n具体的な方法は以下の通り。\nコーヒーを飲む 座ったまま寝る （机につっぷす、背もたれに寄りかかるなど） しばらくすると目が覚める スッキリ 以上です。シンプルですね。\n10分昼寝のメカニズム # しかしなぜコーヒーを飲んでいるのに寝られるのでしょうか。\nメカニズムのキモは、コーヒーに含まれるカフェインの覚醒作用が現れるまでのタイムラグにあります。\nカフェインの覚醒作用は摂取してから30分程度してから現れると言われています。\nつまりコーヒーを飲むのに10分、昼寝準備と入眠に10分かかるとすれば、10分寝た後30分後にはスッキリ目覚めるだろう、ということですね。\nビジネスパーソンは昼休みが狙い目 # たとえばビジネスパーソンなら、仕事の昼休みを狙って10分昼寝をすることをおすすめします。\n昼休みってだいたい60分ですからら、\nランチタイムに30分 コーヒータイム（昼寝含む）に30分 という感じで動けば午後の仕事開始前に10分昼寝ができますね。\n10分昼寝の効果 # 実際に10分昼寝をやってみたところ、実に効果てきめんでした。\n午後の眠気は夕方遅い時間までくることはありません。\nスッキリした頭で午後の仕事にあたれるので効率も上がります。\nこれまで試してきた眠気覚ましとくらべ、あとからもっと眠くなるなどの副作用が少ないのも嬉しいポイント。 眠気よさらば！効果実証済みの眠気対策＆眠気覚ましの方法まとめ\nまとめ：無理に起きるより素直に寝る # というわけで、寝たいとき、かつ寝れるときは素直に寝ようというお話でした。\n眠気が襲ってきたときに寝られる状況なのであれば、短くとも寝るべきです。\n無理に起きるより素直に寝る。これがシンプルかつ最も効果的な眠気覚ましだと思います。\n一流の睡眠―――「MBA×コンサルタント」の医師が教える快眠戦略\n","date":"2016年9月9日","externalUrl":null,"permalink":"/10-min-nap/","section":"","summary":"","title":"無理な眠気覚ましよりよっぽど効果的だった「10分昼寝」のやりかた","type":"posts"},{"content":"「ライティングは筋トレである」\n先日読んだ雑誌に書いてあった見出しなのですが、スキル開発の本質を突いていると感じました。\nその記事のトピックであった「文章力」を例に、そう思った理由を書いていきます。\nライティングは筋トレである # その雑誌に書いていた内容を三行にまとめると、\nライティングは筋トレと同じで、誰でも鍛えられる 70%の出来でもまずは世に出しフィードバックから学べ 実践訓練で場数を踏むことが文章力アップの秘訣である 文章力とは訓練次第で伸びるし伸ばせる。だからトレーニングを続けよう。ということです。\n筋トレに学ぶ、効率的に文章力を伸ばすコツ # といっても駄文を書き連ね続けても文章力は頭打ちになるでしょう。\n自己流のフォームで場当たり的に鍛えても伸びは限定的です。\n正しいフォーム、正しい負荷、正しい回数・セット数でトレーニングを行う。\nこれらを通じ経験の質そのものを引き上げることこそ、レベルアップには重要です。\nでは文章力を効率的に鍛える上質な経験とはなんでしょうか。\n筋トレのベストプラクティスから観点を盗んで考えてみようと思います。\n正しいフォームで行う：型を覚え、身につける # 効率的な筋トレには正しいフォームが欠かせません。\n鍛えたい筋肉に負荷が集中しているとを感じつつ、1回のストロークをゆっくりじっくり行うことが重要です。\nでは文章力における正しいフォームとはなんでしょうか。\nそれは文章の型です。例えば次のような型があります。\n章構成の型（ストーリー） 起承転結 ロジックツリー Why/What/How/Whenの順番 文の展開の型 結論から理由型 全体像から個別トピック型 読者の疑問先取り型 SDS法 PREP法 文体や文言の型 SVOCや5W1Hの順番 頭に入りやすい語順 もちろん、これらの型のどれが正しいか正解はありません、目的によって使い分けるべきものだからです。売るための文章、説明する文章、拡散狙いの文章でスタイルは全く異なります。\n大事なのは、守破離の守をきちんと身につけるたうえで、目的によって使い分けることです。\n伝えたいコンテンツを型に当てはめて書いてみることが経験値アップの近道でしょう。\n正しい負荷・セット数で行う：質・量ともにストレッチする # 筋トレは1セット10～15回で限界がくる負荷で2～3セット行うくらいのトレーニング量が適切と言われています。\n100キロのバーベルを全力で2～3回持ち上げるのは筋肉にとっては過負荷。一方で10キロのダンベルを50回持ち上げたところで筋力アップには繋がりにくい。\nレベル10の勇者がいきなりゴーレムに挑んでも勝てない。かといってアリアハンでスライム狩りをしても効果的なレベルアップは望めない。\n早くレベル11なりたければ、さまようよろいとギリギリのバトルを繰り返す方がよいのです。\nライティングでいえば、いきなり難しい内容の文章を書こうとせず、自分の書きやすいものを少し肉付け・深掘りしたくらいの内容を書きましょう、ということになります。\n頭にパッと思い浮かぶレベルの内容で満足せず、少し頑張ってさらに1段階2段階深掘りした突っ込んだコンテンツを書いてみる。\nこの少しの頑張り、少しの背伸びが積み重なることで文章力が鍛えられていくものと思います。\n超回復のため筋肉を休ませる：書いたものは時間をおいて再レビューする # 筋肉はトレーニングで傷ついた筋繊維が超回復することで増えていきます。増やすには休ませる必要があるのです。\n休ませることなくトレーニングを続けると筋繊維は回復できずにダメージを負い続け、増えるどころか消耗してしまうのです。\nライティングにおいては一度書いた文章を1日寝かせて再レビューするという行いがこれにあたります。\nその場の勢いで書いた文章は、少し頭を冷やしてみると修正したくなる点がたくさん出てくるもの。\n明日の自分は他人なので、その人にレビューを頼んでみる。一方でレビューするのは自分なので、レビュアーとしての経験値も自分にたまっていく。\nこういうサイクルを回していけると、初版の品質がどんどん上がっていきます。\nプロテインを飲む：インプットを増やす # 筋肉を効果的に増やすには、トレーニング後30分以内にプロテインを飲むと良いとされています。\n筋肉が増えるために必要な栄養を摂取することで、よりトレーニングの効果を高める。\nライティングでいえばインプットを増やすに相当すると思います。大量のインプットはアウトプットの質を高めるという考え方ですね。これは池上彰さんの著書「伝える力」でもとりあげられています。\n伝える力\nとはいえ、脳みそは常にインプットにさらされています。\nあえてインプットを断ったほうが心からのアウトプットが出てくる場合もあることは覚えておいて良いでしょう。\n詳しくは下記記事に書いています。 アウトプットに困ったら、あえてインプットを遮断してみる\n定期的にトレーニングを続ける：定期的に書き続ける # 最後に、筋トレは続けないと筋肉量は減っていきます。\nライティングも同様、書き続けることが大事です。\n1日1記事、2日1記事、むしろ1日3記事。\nペースはどうあれ、これまで述べてきたポイントをおさえられるなら、書き続けるべきです。\n効率的な文章力を伸ばすポイントまとめ # 以上5つの要点を筋トレから学んでみました。\n型を守り、身につける 少しだけ背伸びする 間をおいて自己レビュー インプットを増やす 定期的に書き続ける 中でも一番難しいのは「定期的に書き続ける」でしょう。\n型を守り、少しストレッチをし、自己レビューを怠らず、きちんとインプットしたうでアウトプットする。結構な負荷です。\nこれを続けるだけでもかなりの気力が必要そうです。だからこそトレーニングなのですが。\nまとめ：トレーニングの質を上げて文章力を磨こう # 以上、効率的に文章力を伸ばすトレーニングの要点を筋トレから学んでみました。\nこの要点、文章力だけでなく実はどんなスキルにも当てはまる考え方です。\n効率的にスキルを獲得していきましょう。\n文章力の指南本はこちら2冊がおすすめです。 「新しい文章力の教室」は日本語の正しい書きっぷりを学べる必読書\n「わかりやすい文章を書く全技術100」は端的な表現手法を学べる良書\nスキルを素早く習得するスキルについてはこちらもどうぞ。\n/catch-up-skill/\n","date":"2016年9月4日","externalUrl":null,"permalink":"/writing-training-and-experience-tips/","section":"","summary":"","title":"効率的に文章力を伸ばすコツは筋トレが教えてくれる","type":"posts"},{"content":"こんにちは、NAEです。\nもう10年以上前の話になるのですが、父がある日ぼくにこうアドバイスしました。\n「NAEよ、リーダーになりたいなら、トイレでは必ず真ん中の便器を使いなさい」\n今回はそんなお話。\nトイレで真ん中の便器？アドバイスの背景 # なぜトイレなのか？なぜ真ん中なのか？\n答を読み解くために、ぼくの父について少し話したいと思います。\n元経営者の父、その組織運営スタイル # ぼくの父は元経営者です。経営者といっても自営業ではなく雇われ社長、日本企業の海外支社長です。\n彼が組織を束ねるスタイルは「中庸」。\n意見を聞き、束ね、社長としての意思入れをしたうえで同じ方向を向かせることで社が一丸となることを是としていました。\n声を聞き、伝えるのに最適なポジション # そのため、彼はコミュニケーションに常に気を配っていました。\n部下や関係者の声が聞こえること すばやい合意形成ができること 自分の考える将来の方向を伝えられること これら3点を最も効率的に満たすことができるポジションは人の中心です。人の中心にいることが、彼のスタイルで人と組織をまとめるために必須条件だったのです。\n人の中心にいることを習慣化せよ # 父は22歳で働き始めてからずっと社長になることを目指していたといいます。\nゴールが決まれば猪突猛進、そしてきわめてまじめで厳格な性格の父です。\nおそらく社長に必要なスキルやマインドは何かを考え、それらを身につけるべく行動目標を掲げていたと思います。\n当然、日々の行動のひとつひとつがその目標達成に貢献するものであったはず。\nそのひとつが、人の中心にいることを習慣化するために、トイレであっても真ん中に行くことを意識する、だったのだと思います。\nつまり、父のアドバイスの真意はこう。\n「リーダーになりたければ、常に人の中心にいることを心がけよ。そこがトイレであってもだ。」\n父なりのリーダー像、成功体験、それに至る方法論、さまざまな要素がからまりあって、「真ん中のトイレを使え」と言っていたのです。\nトイレで真ん中の便器を使った結果 # さて、このアドバイスを受けた10年以上前のぼくが何をしたかというと・・・\nパっとしないテニサー幹部だったぼく # その前に、ぼくがどんな人間だったか話させてください。\n当時のぼくは大学でテニスサークルの幹部を務めていました。\nしかし残念なことに、ぼくはものすごくきまじめで頭が硬かった。 人を盛り上げ笑わせるのも苦手でした。しかもテニスの実力もパッとしませんでした。\nそのため自然と人が集まる他の同期幹部が羨ましくて仕方がありませんでした。 どうにかして存在感を出していかないとサークル運営の雑務をこなすだけのマシンになってしまう。 「NAEって幹部？いたっけそんなん？」と思われてしまう。\n危機感はつのるけど、どうすればよいかわからない。まさに思考停止状態だったのです。\nアドバイスにとびつき愚直に実行した # そこで聞いたのが父の言葉でした。\n「NAEよ、リーダーになりたいなら、トイレでは必ず真ん中の便器を使いなさい」\nリーダーになりたい。人の中心になりたい。口から手が出るほど叶えたい思い。そして、ほしかったアドバイス。\nリーダーになるためには、トイレでは真ん中の便器を使えばよかったのか。なんて簡単なんだろう。\n翌日から、ぼくはさっそく真ん中の便器を使い始めました。\nすべて空いているなら端の便器を使う、誰かが使っていたらそこから遠い方の端の便器を使うなど、男子トイレでのポジショニングにおける不文律。\n端を選んでしまうという人間の本能。\nそんなものをかなぐり捨てて、あえてひたすら真ん中の便器を使う。\nはじめは多少の背徳感や他人の視線などを気にしていたが、慣れてくればなんということはありませんでした。\nただ、心を無にして真ん中の便器へ歩を進めればよい。\n得られたものは、変なトイレスキル # そうしてぼくが手に入れたもの。それは\nどんなときも真ん中の便器を使うことをいとわないスキル\n結局リーダーシップなど身につかなかったし、サークルの中心にもなれなかったのは言うまでもありません。\n心から当時のぼくを殴りたい\nあ、でも多少の度胸は手に入りました。\n「トイレでは真ん中の便器」というアドバイスの真意を理解していなかった # ぼくが見誤ったのは目的と手段、そしてアドバイスの真意でした。\n父は\n社長になるという志を持っており 実現条件のひとつに「人の中心にいるポジショニング術」の習得があり 習得手段として「常に人の中心にいることを心がける」ことを選び 行動習慣として「トイレでいつも真ん中の便器を使う」を実践していた という背景や真意をもった上で、アドバイスとして「真ん中の便器を使え」と言っていたのでした。\nそして、ぼくは言われたとおり真ん中の便器を使い続けた。\n言われたことを愚直にこなす。行動だけを切り取ってまねをする。それでも一定のスキルは身につくかもしれません。\nしかし、その裏にある考え方、目的や志を理解しなければ、ただ真ん中の便器を躊躇なく使うスキルが身につくようなしょっぱい結果にしかなりません。\n本来は順番が逆なんですよ。志があり、目的・目標があり、達成に向けたマイルストンがあり、アプローチがあり、そして行動がある。\nアドバイスで言われた末端のHowだけやっても、意味のある行動にはなりにくい。\n「資料のホチキス止めは斜め45度に揃えてね」というアドバイスを真に受けて、ホチキス止めの角度を正確に45度にするスキルを身につけても意味がないのです。\nまとめ：アドバイスはそのまま受け取らず真意を汲み取れ # というわけで、何も考えずにアドバイスを愚直に実行するリスクのお話でした。\nちまたには\nXXXを実現するための3つの方法 XXXがXXXになるたった1つの理由 初心者でもXXXできる！5つのTips などといったアドバイス（ハウツー）がこれでもかと溢れています。\nこれらは何かを始めたり改善する第一歩であることは確かですし、価値のある情報です。\nただし、このようなハウツー的なアドバイスを行動レベルでこなし続けるのは危険です。ぼくと同じ失敗をする可能性が高い。\nそれより、行動する前にアドバイスの真意を汲み取り、考え、自分がアドバイスに従う積極的な理由＝志に思いを馳せるべきです。\n少年よ、大志を抱け。 – ウィリアム・スミス・クラーク\nゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング\n","date":"2016年8月31日","externalUrl":null,"permalink":"/always-use-center-toilet/","section":"","summary":"","title":"トイレでは真ん中の便器を使え？アドバイスの真意を汲みとる重要性","type":"posts"},{"content":"「目覚ましは朝6時にセットした。今は夜の12時。」\n「6時間は寝られるな。」\n……とはいきません。\n寝つきが悪く寝に入るまでまで30分かかるなら睡眠時間は5時間半。\n寝たいのに眠れない。入眠に時間がかかるほど、睡眠時間は目減りしてしまいます。\nこのめざわりな入眠時間、どうにかして短くしたい\nそこで、ぼくが15年以上前から実践している秘密の入眠テクニックをご紹介します。\nといってもそんなに仰々しいもんではありません。事前の準備はまったく不要。誰でも今夜から試せる手軽な方法です。\n前置き不要、方法が知りたい！という方は、目次から「入眠のコツと手順」までジャンプしてください\n入眠のコツを今まで秘密にしていた理由 # 恥ずかしかったからです。\nいや、テクニックというか手順そのものは至極まっとうなんです。\nしかし着想が中二病まっしぐら、裏づける理論もなにもなく、ひたすら説得力に欠けるシロモノでして・・・\nただそんなテクニックでも15年間ぼくの入眠効率化に貢献してくれたことは確かです。それを自分だけの秘密にしているのはもったいない。\nなので恥をしのんで公開することにしました。笑わずに最後までおつきあいください。\nではどうぞ。\n入眠方法やコツを編み出した背景 # この方法を編み出したのはぼくが中学3年生のころ。\n高校受験を控え、ストレスでなかなか眠れない日が続いたことがあったのがきっかけです。\nそれまで一度も授業中に寝たことがなかったのに、眠れない日が続いた翌日、とうとう授業中に居眠りをしてしまったのです。\nこれはまずい、どうにかしなければ。\nそこで当時もちえた知識を総動員し、いかに効率的に眠りにつくかを考え始めました。\n着想は剣道の「黙想」 # ヒントになったのは、当時習っていた剣道です。\n剣道では、稽古のはじめとおわりに「黙想」を行います。いわゆる瞑想ですね。\n正座して背筋をのばし、両の手のひらを丹田の前に丸形に組んで目をつむり、呼吸を整え、心を鎮める行いです。\n当時の剣道の先生が黙想の説明をしてくれたことがありました。彼いわく\n「黙想とは、呼吸を整え身体と心を落ち着かせるだけではなく、荒ぶった気を鎮めるものでもある。」\nハッとしました。\nこの気を鎮めるというアイデアは入眠に応用できそうだ。\nと思ったのも、黙想に一定のリラックス効果が認められたからです。\n稽古後の黙想であれば疲れによるだるさが関係しているかもしれません。\nしかし稽古の前であっても黙想を通じて身体と心がリラックスしていた自分がいたんです。\n以後、「気」を切り口に入眠効率化への道を探っていきました。\nおでこに感じる「気」に気づく # 「気」を応用するには、「気」のしくみや根源を正しく理解しなければなりません。（そうやって安直に考えるのが中学生クオリティ）\n当時のぼくにとって**「気」といえばドラゴンボールのあれ**でした。集中すれば高まるし、なんなら丸めて放出できるし、当たったら爆発するやつ。\nAmazon: B00IHWGICW\nいやいや、あれはマンガだから。マネするのは無理だって。だって小学生のとき修行でせっせと腕立てふせをしたのにかめはめ波は出なかったでしょ。ドラゴンボールの「気」はフィクションなんだから。\nさすがにそこは理解していました。にも関わらず、なぜ「気」について本気で考えたのか。\n理由は、おでこに「気」らしきものを感じることができたからです。\nひとつ実験してみましょう。目を閉じて、人さし指をおでこ（眉間）の前に持ってきてください。\nそして、指をおでこに近づけたり遠ざけたりしてみてください。\n……指が近づくにつれ、おでこにじんわりしたものを感じませんか？\nこれ、いろいろな人に実験してみたのですが、感じる感じないは人によるようです。\n当時のぼくはといえば、自分の指はもちろん、他人の指が近づいてもじんわり感じることができました。\nドラゴンボールには「気」を感じることで敵の位置を把握する様子が描かれています。「気」は空間を超えて感じとることができるのです。\nそうか、おでこに感じるこれが「気」か！\nこれが当時のぼくの結論でした。\nNAE: 中二病ですね！\n「気」は身体を巡り、制御する # さて、「気」の正体がわかった（？）ところで、次に考えるべきはそれをいかに入眠に活かすかでした。\nここでふたたび登場するのがドラゴンボール。どんだけドラゴンボール好きなんだ自分。\nドラゴンボールには「気を消す」という技があります。「気で存在を察知」されるのを避けるべく、いわゆるステルス状態になるためのテクニックです。\n気は増幅できる。1か所に集中させることもできる。なんなら消すこともできる。\nこれらの事実（？）から、当時のぼくは、「気」とは身体をめぐる血液のようなものなのではないかと考えるようになりました。\n「気」は常に身体の中を循環していて、身体の活性・不活性を制御している。「気」を集中させれば強く早くなるし、逆におさえて鎮めればリラックスできる。\nこうして改めて整理してみると、「気」の概念はハンターハンターに登場する念能力とよく似ています。身体の活性・不活性を制御するのは生命エネルギーたるオーラをその場にとどめる「纏」、そしてオーラを鎮める「絶」の話そのものですね。\n眠れないのは「気」が高まっているからではないか # ここまでくれば話は簡単です。\n高まった「気」をコントロールして鎮め、身体をリラックスさせれば入眠は早まる。\n以上おしまい。\n……と、そこまで簡単にはいきません。\n実体が見えない体内の「気」をどうやって感じるか？ 感じたとして、いかにコントロールするのか？ 当時のぼくはここで非常に苦しみました。\n「クリリンのことかーーーー！！」と叫べばいいとかそんなレベルではない。入眠となると単なる黙想とも違う。\nその後、何年かかけて入眠のための「気」の制御をメソッドに落としていきました。\n以降そのメソッドを順を追って紹介していきます。\nNAE: ちなみに高校受験は第一志望は落ちました\n独自開発した入眠方法、手順とコツ # それでは本編です。\n入眠のコツ、ぼくの秘密のテクニックをステップバイステップでご紹介します。手順はこちら。\nあおむけに寝る 全身の存在を感じる 眉間に意識を集中させる 末端から身体のスイッチを切っていく 眉間の集中を解放し、まぶたの力を抜く 鼓動を感じる 1つ1つ解説していきます。\n1. あおむけに寝る # まずはあおむけに寝ます。うつ伏せや横向きでもできないことはないですが、最初はあおむけが一番やりやすいです。\n後ほど意識を集中させるため、音や光など集中をさまたげるものはあらかじめ減らしておきます。\n寝たら目を閉じ、呼吸を整えます。\nそしてベッドやふとんに「自分の全体重がかかっている」ことを十分に感じてください。\nNAE: この時点で「かゆい」「身体の確度が変」などの違和感はなるべく排除しておくのがコツです\n2. 全身の存在を感じる # 次に、自分の身体に意識を向けます。\n頭のてっぺんから手先足先まで、すみずみに意識を行き渡らせていきます。\n自分の身体の1ミリ外側に薄い膜が張っていて、鼓動でほんの少し身体が動くたびその膜に軽く触れるイメージです。\n一度に全身は難易度が高いので、はじめは頭からつま先にかけてゆっくりと身体をスキャンするようにするとよいでしょう。\n意識が行き渡った時点で、自分の中を流れる「気」の存在を感じている状態になっています。\nNAE: 身体が少しだけ膨張した感覚になっていればOKです\n3. 眉間に意識を集中させる # さて、全身の「気」の状態を掌握できました。次は「気］の制御にかかります。\n1か所に「気」を集中させることで他の部分の「気」を鎮めていきます。\n眉間に意識を集中させます。\n集中させるといっても、眉間にしわを寄せるなど無理する必要はありません。\n先ほどの目をつぶっておでこに指を近づける実験をしましたよね。\nそれで眉間に指が近づいたときにじんわり感じることができた人は、寝たままでその感触を再現してください。\nできなかった人は、眉間の1センチ上空に浮かんだボールを眉間から出る気の流れで支えるイメージを持ってください。\nもしそれでも感触が掴みにくければ、数秒間だけ眉間に指をあてます。指を離し、手を元の場所に戻します。\n眉間にはまだ指があたってた感覚が残っていますね。それをなるべく長く感じ続けます。\nこの間にも、全身の力を抜いた状態はキープしてください。\nNAE: 気を集める場所は眉間じゃなくてもいいんですが、ぼくは眉間が一番やりやすかったです\n4. 末端から身体のスイッチを切っていく # ここまでで、眉間に「気」が集中した状態になりました。\nつまり眉間以外の部分、特に眉間から遠い手先足先などはそれだけ「気」が鎮まりリラックスしているはずです。\n次はそれらの鎮まった部分の身体のスイッチを切っていきます。\n「スイッチを切っていく」という感覚は少し捉えづらいかもしれません。\n要するに、身体の末端から順番に「金縛り」にかけていくんです。\n最終的には「頭は起きているけど身体は寝ていて動かない」状態を目指します。\nぼくの場合は、こういうイメージ持つとやりやすいです。\n自分の意識から身体の一部を切り離す 切り離した部分はベッドやふとんと同化する 一度切り離した部分はもう自分の意思では動かない その範囲を広げていく 慣れてくると身体のスイッチが落ちていき、意識から身体が切り離されていくのを感じることができるようになります。\n手先足先、手脚、胴体、首、そして顔の下半分と、順ぐりにスイッチを切っていってください。\nNAE: スイッチが切れた部分は睡眠に入っています\n5. 眉間の集中を解放し、まぶたの力を抜く # 顔の下半分までスイッチが切れたら次のステップです。\nここまでは眉間に「気」を集中させることで身体を睡眠にいざなってきました。\n今度は眉間の「気」を鎮め、リラックスさせてあげる番です。\nポイントになるのは目です。特に眼球とまぶた。\n眉間に意識を集中させるとなると、多少なりとも\n眉間にしわを寄せる まぶたを強めに閉じる 寄り目になる という状態になるため、目のまわりは緊張してしまっているはずです。\nそこの緊張感をほどくことで眉間の「気」を開放し、目のまわりをリラックスさせます。\n眉間に意識を集中させるための道具、ありましたよね。眉間のじんわり感、1センチ上のボール、指で触った感触。\nそれらをはるか上空、遠くかなたにポーンとすっ飛ばしてください。\nそして目を閉じたまま飛んでいった意識の塊をぼんやりと眺め、見えなくなるまで見送ってください。\n少しずつ、まぶたと目の緊張がほぐれてくると思います。\nNAE: 眼球が目の中でプカプカ浮く感覚になってくると思います\n6. 呼吸を感じる # ここまできたら最後の仕上げです。\n頭の先からつま先まで、身体の緊張は完全にほぐれ、リラックスしています。\n「気」は鎮まり、感じられるのは静かに安定した鼓動とゆっくりとした呼吸のみ。\nその呼吸をありのままに感じていきます。ひたすら、\n息を吸った、息を吐いた・・・ 空気が入った、出ていった・・・ 肺がふくらんだ、しぼんだ・・・ という動きそのものを受けとめるだけでOKです。\nそうしている間に眠りについていると思います。\nここでひつじを数えるように呼吸を数えるのは逆効果です。\n飛ばした意識がよみがえり、最初からやり直しになってしまう可能性があります。\n大切なのは呼吸に集中することではなく、ただ感じること。\nNAE: おやすみなさい！\n他のリラックス系理論との関連 # ここまで一貫して「気」をキーワードに入眠方法とその裏付け（？）をご説明してきました。\nもうみなさまお気づきの通り、このメソッドはあまりにもオレオレ理論が過ぎます。（正直自分でもあっているかわかっていない）\nそのため睡眠やリラックスに関連する他の理論との関係ないのかな……？　と気になったので、本記事へいただいたコメントをもとに関連する理論やエクササイズをまとめました。\nコメントいただいたみなさま、ありがとうございます。\n自律訓練法 # 本当に今すぐ役立つライフハックだ… / 「自律訓練法」の一種だと思います。ただ、自力で編み出したのはすごいです。 出典: sky-yのコメント / はてなブックマーク\nおもろい自律訓練法。 出典: k_shinguのコメント / はてなブックマーク\n自分をシャットダウンする(強制的に寝る)方法。確かに、自律訓練法だな。自分は、自律訓練法と自己催眠を混ぜてやってる。 出典: chess-newsのコメント / はてなブックマーク\n自律訓練法という手法の1つに分類されるのでは？とのご意見をいただきました。\n人間の自律神経には緊張感を高める交感神経とリラックスさせる副交感神経があり、心身の状態によりいずれかが優位になります。\nそこで自律神経を意識的に制御し、副交感神経優位の状態に持っていくことで、リラックス効果を得られるそうです。\n参考: 自律訓練法をやってみよう トップ | ウェルリンク株式会社\nヨガのポーズ # ヨガの「屍のポーズ」と同じ理論な気がする 出典: bunbooonのコメント / はてなブックマーク\nヨガのポーズにおける考え方との類似もご指摘いただきました。\n屍のポーズ（死体のポーズ）においては、呼吸にあわせて27からカウントダウンすることで呼吸に意識を集中させるそうです。\n参考: 死体のポーズ【リラクゼーションのヨガ１】\nマインドフルネス # 怒りや不安が強いときには、マインドフルネスの雑念を取り払う部分だけやってもすぐ寝られる。 出典: ghrnのコメント / はてなブックマーク\nマインドフルネス。わかっててもなかなかうまくできないんだよな。 出典: nagapongのコメント / はてなブックマーク\nマインドフルネスそのものという声も。\nマインドフルネスとは自分の身体や気持ち（気分）の状態に気づく力を育むエクササイズとのこと。瞑想の一種です。\n脳は3次元の世界を感じるようにできているが、時間という4つ目の軸の存在も意識する必要があり、だからこそ疲れている。\nそこで「今のみ」に意識を集中させることで脳を、そして身体をリラックスさせることができる、とのこと。\n参考: 一流の人が忙しくても瞑想を欠かさない理由 | リーダーシップ・教養・資格・スキル | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準\n自己催眠 # これ自己催眠のテクニックだよ、特に体のパーツごとにスイッチを切るって感覚 出典: shinagakiのコメント / はてなブックマーク\n自己催眠の手法にも関連があるそうです。\n自分は身体のスイッチを切っている。身体はベッドと同化し、金縛りのように動かない。身体の筋肉は深い休みに入る。\n自己催眠で「トランス状態」に入る前の「リラックス」の手法はまさにそのものという感じです。\n参考: 話題の自己催眠術、自己暗示のかけ方 | mentalism learning\n妻に試してもらったら見事に効いた # この方法、実は効くのはぼくだけかも？\nそう思って妻に試してもらったんですが、ものの見事に入眠しました・・・\nX（旧Twitter）でのポスト by @naenotenet まとめ：入眠時間を短縮してたくさん寝よう # というわけで、「気」をキーワードとしたオレオレ入眠メソッドのご紹介でした。\n特にコストがかかるわけでもなく、何の準備も必要なく、誰でも今夜から試せる方法です。\n入眠に時間のかかる方、試すだけならタダですので、一度トライしてみてはいかがでしょうか。\nこの記事によって誰かの寝不足が解消されたら幸いです。\nほかにも眠気対策や眠気覚ましをいろいろ試しています。効果のあった方法をまとめましたのであわせてどうぞ。\n参考: 眠気よさらば！効果実証済みの眠気対策＆眠気覚ましの方法まとめ\n","date":"2016年8月27日","externalUrl":null,"permalink":"/secret-efficient-sleeping-method/","section":"","summary":"","title":"入眠のコツ – 15年以上実践してきた秘密の入眠テクニックを公開","type":"posts"},{"content":"過労で倒れて数日。\n時短勤務で毎日出社するつもりが、全く動けず全休をもらう日が続いています。\n出勤なんて軽いし、仕事だってこなせる。負荷だけ調整すればいける。\n・・・そう思っていた自分は甘かった。\n倒れるという状態を甘く見てはいけない。\n今回は実際に過労で倒れたぼくが、倒れた人はどんな前兆があり、どんな症状が出るのかを実体験をもとに解説しようと思います。\n過労で倒れる理由と前兆 # ぼくが過労で倒れた理由は、炎上プロジェクトです。\n連日の深夜残業＋休日出勤で休みなく働いた結果、動けなくなりました。\n詳しい経緯や前兆は下記記事にまとめています。 休みがない…1ヶ月半休みなしの激務により過労で倒れました\n過労で倒れた人の症状 # 頭と身体は正直なもの。\n「お前は残りライフが1なんだ」という事実を突きつけてきます。\n実際にどんな状態か、具体的に書いてみたいと思います。\n当てはまる人はぜひ過労を疑ってください。\n通勤電車に乗ったら気力体力が尽きる # 通勤電車に乗った瞬間にHPゼロになります。\n過労で倒れたといっても散歩くらいはできるもの。\nしかし通勤電車のような気力体力精神力を喰らう悪魔の空間はダメです。\n身を置いた瞬間、身体のだるさがピークに達します。\n頭にはもやがかかり、顔の肉に重力を感じ、手足が1.5倍くらい重く感じる。\n目はうつろ。なんとか立ってはいるものの、立つのに必要な筋肉以外は脱力状態。\n電車に乗った瞬間、頭の中は「どこでもいいから早く座り込みたい」でいっぱい。\nたぶん人から見たらゾンビのように見えるはず。\nそんな状態で仕事の戦力になるわけがありません。\nそんな人は仕事で前線に立ってはいけない。\n少しでも睡眠が足りないとだるい # 通常時なら特に気にならない、ほんの少しの睡眠不足。しかし過労状態では違います。\n全身にスライムがへばりついているようなだる重さに見舞われます。\n圧倒的に動きが緩慢になるんです。身体だけでなく、注意力や集中力など頭の動きも。\n通常時の60%くらい動ければ御の字じゃないか、くらい。\nぼくの場合、過労が原因で睡眠障害で夜も2時間に1度は目が覚めてしまっていました。\nそのため、ほぼ毎日が睡眠不足の60%出力。要するに常にレベルが半分になった状態でした。\n期待されているのは100%の働き。しかし実際は60%。\nこんなんで戦力になるはずがありません。\nだるすぎて目の焦点があわない # 見ようとしているところに焦点があいません。\nいつのまにか焦点がずれており、気づいたときに慌てて戻す、ということをくり返します。\n焦点をあわせられないわけではなく、焦点をあわせること自体を意識して頑張らないといけないという感覚です。\n普段であれば全く意識せずに動かせる目の周りの小さな筋肉でさえ、意識しないと動いてくれません。\n全身が疲れに包まれている。目の周りの筋肉さえもそんな状態である。\nまさに身体が休めと全力で訴えてきているんです。\n無意識に息が止まるときがある # 過労状態になって一番増えたのがこれ。\n脱力感に包まれてぼーっとしていると、いつのまにか息が止まっています。\n息すら面倒くさがるレベルで身体が疲れているんです。\nそして、無呼吸の間は頭に酸素が届きません。頭が働くわけがないんです。\n愛読書である脳と気持ちの整理術に「意欲がほしければ脳に血を巡らせろ」とあります。\n過労の人が頭がボーッする原因はコレができていないからなのでしょう。\n過労で倒れた人は瀕死かつ状態異常 # 残りライフが1という状態。\nRPGであれば普通に動けるし会心の一撃だって出せます。\nしかし、現実世界ではそうはいきません。\n少し動いただけでもだるい。少し睡眠が足りないだけでもだるい。\n目の焦点があわない。無意識に息が止まる。\nどう見ても瀕死かつ状態異常ですよね。人から見れば「今すぐ休んで！」レベルです。\n過労の前兆とも言えるこれらの症状が出てきたら、休む方向で調整を始めるべき。\n心が元気なときこそ意図的に休んでほしい # 「頭や身体は疲れていても、心は元気だ」\n「気持ちの問題だから、とにかく働こう」\n「過労で休みをもらったけど、せっかくだから家族と出かけよう」\n・・・まじめで責任感の強い人はこう思ってしまうんですよね。\n実はこれ、ぼくが過労で倒れる直前＆直後の思考パターンです。\nとても危ないので、ぜひ意識して休んでいただきたい。\n「心は元気」が一番危ない # ぼくも過労で倒れながらも翌日からアクティブに動こうとしました。\nせっかく時間ができたんだからいろいろやりたい 家族と過ごしたいし、やりたかったこともやりたい ずっと仕事に奪われてきた家族との時間を取り戻したい こうして疲れた頭と身体にむち打って、家族をお出かけに連れて行っていました。\n結果どうなったかというと、出先で動けなくなりました。\n妻と子供を連れて目的地に到着し、一息ついた瞬間に椅子から立てなくなりました。\n結局、少し休んで回復したら家にとんぼ返り。帰宅したらベッドにダイブ。\nその日は何もできず過ごすことになりました。\nそうなると**「なんて自分は役立たずなんだ」**という気持ちに襲われるわけですね。\nで余計に気落ちして動けなくなる。まさに悪循環です。\nかりそめのやる気に負けてはいけない # うつ病の人が、少し調子がよい日にアクティブに動きまくった結果、症状が悪化してかえって完治が遠のいた。\n・・・なんて話を、ぼくはよく耳にしていました。\n「当たり前じゃんそんなもの」\n「少し元気だからってフルパワー出したらすぐガス欠だろ」\nと思っていたにもかかわらず、自分もそのパターンにハマっていたのです。\n自分のことを棚に上げ、頭と身体の悲鳴を無視していたんですね。\n頭と身体がついてこないかりそめのやる気は絵に描いた餅です。\nやる気があっても実行できなければ、人に迷惑をかけるだけ。\nだからこそ、素直に頭と身体と対話してほしい。そして意図的に休んでほしいと思います。\n倒れたいと思ったときにやるべきこと # 身体が重く頭の回転が鈍いなど、ぼくと同じような状態になっている方へ。\nすぐやるべきことをお伝えします。\nまわりからどう見えるか聞く # まず、自分がどう見えるかをまわりの人に聞いてください。\n過労の人は自分の状態を正しく認識できません。「自分は疲れてない」と思ってしまうんです。\nだからこそまわりの目を借りましょう。あなたの不調やささやかな変化、意外と勘づいているものです。 過労の兆候に気づくことができた4つの方法\nベッドにダイブし、そのまま仕事を休む # もし過労状態と判明したら、すぐにベッドにダイブしてください。\nそして仕事を休んでください。最悪、無断欠勤でも構いません。\nこのままムリに働き続けて身体や心が壊れたら元も子もないんです。\nまずは身体の言うことに耳を傾け、身体の声を聞いてください。\n心療内科に駆け込む # もし過れそうになったら、心療内科に駆け込んで診断書をもらってください。\n心療内科は怖いところではありません。自分を守ってくれる場所です。\n診断書は、あなたを激務から守ってくれる最強の盾なんです。 ゆうメンタルクリニック新宿院に8ヶ月通った結果レポート\n会社の外の世界に目を向ける # 仮に元気が残っているなら、会社の外の世界を眺めてみてください。\n過労の原因が会社なら、数日休んで回復してて復帰しても、遠からず元の状態に戻るだけです。\n文化や風土は企業によって180度違います。穏やかに働ける場所や働き方ができないか、転職サイトなりなんなりで情報を集めておくほうがいいです。\nまとめ：倒れたいと思ったらすぐ手を打とう # 過労とは残りライフが1の状態です。\nそこで無理に働き続けるのは、自分の最大HPまですり減らす行いだと思ってください。\n最大HPが1になると再起不能になります。少し無茶をしてでも休みをとるなり手を打つなりして下さい。\n**ぼくは結局、復帰まで10ヶ月ほどかかりました。**対処の早さで回復の早さが決まるのです。\n参考: 心療内科を卒業したので「うつヌケ」を読んでみた感想\n","date":"2016年8月26日","externalUrl":null,"permalink":"/my-life-is-1/","section":"","summary":"","title":"過労で倒れる前兆と症状を経験者が解説。倒れたい人に伝えたいこと","type":"posts"},{"content":"こんにちは、NAEです。\n体調を崩してからの初出社。相談の結果、当面は午前もしくは午後のみの時短勤務になりました。\n相談先であるプロジェクト直属の上司が体調優先と言ってくれたためです。\nで、驚いたのが、その人も3年前にぼくと同じ状況に陥っていたということ。\nそして彼が激務を生き残るためのヒントを教えてくれましたので共有したいと思います。\n炎上プロジェクトの火消し職人である上司 # その上司は、並々ならぬ馬力と精神力でこれまであまたの炎上プロジェクトの火消しをしてきた実績ある人です。\n今回ぼくとセットで炎上プロジェクトに招聘され、二人三脚でプロジェクトの立て直しをはかってきた、戦友のような存在でもあります。\nぼくが体調を崩して倒れたその日、体調不良の連絡を入れたその瞬間、まっさきに\n「今日は休め。というかしばらく休め。これ命令。」\nと言い切ってくれた人でもあります。\n激務の終わりは見えたが、今はまだ君が必要だ # そんな上司と、今後の動き方について話してきました。\nここ数日のできごとをありのままに伝え、頭は60%くらいしか回転しないこと、フル稼働は難しそうであること等を伝えてきました。\nうん、うんと頷きながらぼくの話を全て聞いたあと、彼は静かに語りかけてきました。\n「状況はわかった。まず1人の人間として、君には休んでほしいと思っているし、休むべきだと思っている。」\n「プロジェクトの状況はまだ厳しい。でも一番はじめのキツい時期は乗り越えつつある。」\n「もう少しすれば、ぼくや君のようなIT戦略のプロでない他の人にも仕事を任せられるようになる。」\n「それまでは、申し訳ないが、君の助けがほしい。」\n激務に戻れとは言わない。貢献の仕方を変えてほしい # 「とはいえ、体調のことを考えると、君には少し違う形でこのプロジェクトに貢献してもらいたいと思っている。」\n「これまで君はクライアントの前に立ってゴリゴリ検討をリードしてきた。これからはその役目はぼくが引き受ける。というか、もうそういう動きになっている。」\n「しかし、いきなりすべてを引き受けるにはいささか心もとない。コミュニケーションのクセとか、細かなところで足りないモノがたくさんある。」\n「君にはそこをカバーしてもらいたい。簡単に言うと、後方支援部隊として動いてほしい。」\n「これまでクライアントについて知り得た知識やコミュニケーション上のノウハウをもって、ぼくの作る資料をレビューしてくれないか。」\n「もちろん、出勤がキツければ在宅でも構わない。そこは君の好きなようにしてくれていいよ。」\n火消し職人も、同じ過去をもっていた # おそらく、彼の中にはもう答えがあったのでしょう。\nリーズナブルであることこの上なく、ぼくの体調にも無理を強いない提案。ぼくはただ、「承知しました」としか言えませんでした。\n続いて彼の口から語られたのは、同じ境遇におちいった過去の話でした。\n「実は3年前、ぼくも君と同じように体調を崩して心療内科送りになったことがあった。今でも覚えてるよ。あのときは本当につらかった。」\n「最初にぼくの異変に気づいたのは仲のいい同僚だったよ。お前全然だめじゃん、キレッキレの頭はどこいったんだよ、と言われたよ。」\n「たとえば課題を論点に掘り下げるとき、普段であれば4段階くらいは余裕で深掘りできるのに、そのときは2段階目で限界だった。」\n「体調不良はなかったから仕事を続けたけど、プロジェクトが終わった直後にうつ病っぽくなってしまってね。心療内科に行ったら大当たりだった。」\n「だからこそ君の変化には気づいていたよ。一緒にこのプロジェクトに来た当初、ぼくの思考スピードについてこられるのは君だけだった。でもほら、今は見る影もないじゃない。」\n「もう少し早く休めと命令すべきだった。君は休むべきだ。上は黙らせておく。ていうか休めと命令した既成事実は作ったから、もう何も言わせないけどね。」\nそう、ぼくが体調不良の連絡をしたとき彼がいの一番に「休め」メールを飛ばした理由。\nそれは、彼の優しさであり、ほかに何人もいるお偉方に口を挟ませるスキを与えないためだったのでした。\n激務を生き残るための、たったひとつのヒント # 「あとひとつ教えてあげるよ。こういう炎上プロジェクトでも生き残るためのヒント。」\n「ぼくってあまり仕事とプライベートを分けてないんだよね。実家が自営業だったから昔からそういう環境だったってのもあって。」\n「だからかわからないけど、仕事やプライベートを問わずいろいろなところに小さな心の置き場所を作るように自然となってる。仕事仲間とプライベートでも仲良くして、まるで仕事場にプライベート空間があるみたいにする、とかね。」\n「そうすることで、小さな幸せを感じるためのポイントが増えるんだよね。たとえばほら、この写真。翌日が役員報告で超忙しいときなのに深夜に後輩と一緒にシン・ゴジラ見に行っちゃったときの写真。これマジ楽しかった。」\n「激務でも、気のゆるせる友人と一緒にいると心がやすまるんだよ。まあ君はマジメくんだからぼくのスタイルが合うかわからないけど、参考にね。」\n話を聞き終わり今後の動き方を確認したぼくは、軽く資料のレビューをした後、プロジェクトルームを後にしたのでした。\nまとめ：激務を生き残るには、心の器に抜け道を作ること # というわけで、火消し達人の炎上プロジェクトサバイバル術のご紹介でした。\n心は器。ストレスは器に注がれる水。パーッとストレス発散するのが器をひっくり返すことだとすると、小さな心の置き場所をたくさん作るのは器に小さな穴を開けるようなものなのでしょう。\n仕事は仕事、プライベートはプライベートときっちり分けるタイプのぼくにとって、少し新鮮な話でした。\n火消し役はごめんですけど、こんな上司にぼくもなりたいなと感じた出来事でした。\n","date":"2016年8月24日","externalUrl":null,"permalink":"/tip-to-survive-stressful-death-march/","section":"","summary":"","title":"激務を生き残るヒントを、炎上プロジェクトの火消し職人に聞いた","type":"posts"},{"content":"こんにちは、NAEです。\n先日、過労で倒れました。今日もお休みをいただいています。\n今回、過労による心身への傷が浅くて済んだと感じています。うつ症状を示す問診票でも下から2番目、ブログを書く元気も残っています。\n最大の理由は過労状態の早期発見と迅速な対処（とそれが可能だった状況）だと思いました。\nそして早期発見に貢献してくれたのは、過労の兆候に気づく仕組みが複数あったことが最も大きかったように思います。\n今回は、ぼくが過労の兆候に気づくことができた4つのポイントを共有したいと思います。\n過労の兆候に気づけた方法その1：自分の身体 # 今回まず現れたのは咳が止まらないという症状。\n息を吐くたびに喉に何かがひっかかり、乾いた咳が止まらなくなりました。\n最初は風邪かな？とも思ったんですがどうも違うらしい。\n本当はこの時点で短い休みをもらっているべきだったんでしょう。\nしかし取った選択肢は、とりあえずマスクをつけて喉を守りながらの業務継続中。\n過労の兆候に気づけた方法その2：職場の人 # 次に、職場の人から「体調平気か？」とよく聞かれるようになりました。\nマスクをつけて咳き込んでいたので気になって当然といえば当然なのでしょう。\nですが、彼らが見ていたのはむしろぼくの仕事の精度の低下でした。これは自分もなんとなく感じてはいたのですが、\nパワポやエクセルの操作スピードが遅い ミスタッチが多い などが散見されました。\n体調不良でも頭さえハッキリしてれば仕事の精度は落ちません。しかし、今回は体だけてなく頭も変になってきていることが仕事の精度低下として現れたのです。\nなんだかおかしい、と思ったものの、状況が許さないため業務継続。\n過労の兆候に気づけた方法その3：妻 # 毎日午前1時過ぎに疲れ果てて帰ってきて、また朝の7時過ぎには家を出て行く。\n土日構わず会社に赴き、ゆっくり話す時間もなく、家にいられる僅かな時間のほとんどは睡眠。\nそんな状況を一番近くで見ていたのが妻です。彼女は常日頃、ぼくのことを心配してくれます。\n仕事が忙しくなると、大丈夫？休んでね？体壊さないでね？\nと言ってくれるのです。ありがたい彼女の言葉は、働きすぎセンサーにもなっています。\nとはいえ、仕事がのっぴきならない状況下ではせっかくのアラートもスルーせざるを得ないときもあります。\n過労の兆候に気づけた方法その4：自分の無意識 # そして、最後にアラートを上げ、自分を引き止めたのは、自分の無意識でした。\n夢で語りかけ、涙を流させ、今の自分は心身ともに変であるとわからせにきたのです。\n夢の内容はこちらにくわしく書かせていただきました。 休みがない…1ヶ月半休みなしの激務により過労で倒れました\n過労の兆候に気づけた方法がもしなかったら # 以上4つの「過労の兆候に気づけた」がもしなかったら、または正しく働かなかったら。\nおそらく、ぼくは引き続き仕事を続けていたでしょう。\nそして、疲弊していき、精度も落ち、成果が出ず、役に立たないと言われ、体も心も擦り切れた状態でぶっ倒れていたと思います。\nもしかしたら心すら壊れていたかもしれません。きっとブログなんて書く気力なかったんだろうなあ。\n検知の仕組みとしての周りの人々、そして出勤停止しても仕事をカバーしてもらえることに感謝しなければ。\nまとめ：内にも外にも備えよう、過労の兆候を検知するしくみ # 以上、過労の兆候に気づくしくみは自分だけでなく複数準備しておこうというお話でした。\n自分だけでは気づきにくい変化でも、自分の無意識や人は気づいてくれるもの。\n自分だけではできないものは人を頼っていいんです。人は一人ではないんですから。\n休む技術\n","date":"2016年8月23日","externalUrl":null,"permalink":"/multiple-alert-sources/","section":"","summary":"","title":"過労の兆候に気づくことができた4つの方法","type":"posts"},{"content":"2016年8月、事情により1ヶ月半ほど1日15時間は働きつつ毎日終電で帰る状況になりました。\nうち半分は終電すら間に合わず深夜にタクシー帰り。最後の2週間は休日も出勤、休みがない状態でした。\n結果、心身ともに消耗し、過労でぶっ倒れました。\n状態が落ち着いてきたので、同じことを繰り返さないために今回は\nなぜ激務に陥ったのか その後の対応や経過などから得た学び を、振り返ります。\n休みがないきっかけは、ヘルプに入った炎上プロジェクト # きっかけは片手間でヘルプに入った炎上プロジェクトです。\nもともと30%くらいの参画率でヘルプを要請されていました。\n週に1.5日ほどはヘルプ先に、残りの3.5日は主に担当しているプロジェクトに、という割りふりです。\n30%くらいなら調整可能だと引き受けたんですが……\nそれのがすべての始まりでした。\n稼働率170%、深夜残業続きで休みがない状態に # 結局、**ヘルプ先のプロジェクトにほぼ100%**張りつかないといけないことに。\n理由は、プロジェクトメンバーのスキルミスマッチが激しかったため。これについては後述します。\nぼくの稼働率は、主担当のプロジェクトとあわせて**実に170%**にもなってしまったのです。\n怒涛の深夜残業と休日出勤の日々。1日5時間以上の残業はあたりまえ。土日も半分は仕事。\n月曜朝にクライアントと会議があれば、土曜午後に会社に集まって議論し、日曜午後からオンラインで最終確認の会議を開く。\n蟹工船ばりのブラック企業で働く悪夢を見てハッと起き上がり、胸をなでおろした朝もありました。\nそうしているうちにヘルプ先プロジェクトが本格的に炎上しはじめ、稼働は170%をさらに越えていきました。\nなぜこうなったのか……炎上の原因の数々 # なぜこんなことになったのか？\n炎上の原因は多岐にわたります。\n古くさく、リスクに過敏な仕事のやり方 # まず、クライアントの求める仕事のやり方が古くさかったこと。\nたとえば会議調整にエクセルを使うとか。Outlook一発ではいけない風土だそうで。 会議日程調整がエクセル＋メール添付＋回覧という狂気の沙汰\nまたプロジェクトの遅延リスクを気にしすぎるがあまり、管理のための管理に走る悪循環にも陥っていました。\n短期で戦略を決める仕事にもかかわらず、半日単位での作業工程表の作成や進捗管理を求めてくる。\n会議を開けば半分以上の時間は工程表のレビューに費やされ、仕事の中身の議論が十分にできない。\nするとスケジュールはさらに遅延し、工程表の修正を求められ、次の会議でまた修正版工程表をウォークスルーする。するとまた中身の議論がままならず……\nこんな悪循環が繰り返されていた結果、プロジェクト開始時点の想定よりはるかに大きな管理コストがかかり、実作業にかけられる工数がいやというほど吸い取られていきました。 夜眠れない理由は「今日はやりきった・生ききった感」不足ではないか\nプロジェクト前提が崩れているのに放置 # 次に、プロジェクト開始時点で合意していた前提が覆っていたのに、その影響と対応をクライアントと交渉していなかったこと。\nインプット資料として経営戦略が即時提供される前提だったんです。\nなのに「それは社内で議論中」と提供を断られ、情報不足を補完するため各所にヒアリングをして回るハメに。\nそんな工数、見積もり時点でそもそも見込まれていません。前提が覆ったんですから、その影響を明らかにしスケジュールやスコープの見直し交渉をすべきところです。\nなのにプロジェクトの責任者はクライアントの押しに負けてイエスマン対応しかしていませんでした。\nそのしわ寄せで現場が死ぬほど働かなければならなくなったのです。 夜眠れない理由は「今日はやりきった・生ききった感」不足ではないか\n船頭多くして船山に登る…どころか、前に進まない # また、プロジェクトチームの編成も不十分でした。リーダー陣の責任分担が曖昧なまま突っ走っていたのです。\nこのプロジェクトはクライアントにも弊社にも重要な案件。お偉方も大注目していた結果、複数人の「責任者」がパートタイムで参画していたのです。\nその中にトップダウン型に進めたい人とボトムアップ型で進めたい人がおりました。2人とも偉いので、お互い「こうしろ」と全く逆の方針を現場に指示します。\n現場はその時に目の前にいるお偉方の出す方針に従って成果物を書きます。が、もう一人のお偉方によるレビューで「なんだこれ」とひっくり返される。\nそうして成果物にかけた工数の大半が無駄にすり潰されていく……\nそんなことが繰り返されていました。\n人材とスキルのミスマッチ # 最後に、プロジェクトに参画している人材の半数がスキルミスマッチでした。\n超上流のさらに上な位置づけである戦略のプロジェクト。にもかかわらず、これまでシステム開発、データ移行やテストなど、いわゆる下流工程しか経験のないメンバーが半数を占めていたのです。\n戦略がわからないメンバーが上げてきた資料を、戦略のわからないサブリーダーがレビューするのです。満足な成果物が出てくるわけがありません。\nまた、メンバーの中に「仕事の仕方がわからんしつまらん」と漏らしながらチームの雰囲気を悪くしまくる厄介な人も。\n年次の関係でチームのサブリーダーだったのですが、その立場もあいまってチームメンバーの士気がダダ下がり。\nそうしてメンバーのやる気や仕事の効率は地に落ちていたのです。 夜眠れない理由は「今日はやりきった・生ききった感」不足ではないか\n立て直しのため休みなしで仕事することに # そんな炎上原因のオールスターがそろった香ばしいプロジェクト。\nしかし非常に重要な取り組みのため失敗させるわけにはいかない、とお偉方。\n人材配置の見直し、体制の立て直し、これまでの成果物の棚卸と品質強化、最終報告までの全体アプローチ再定義、計画の見直し……\n結局、最初からプロジェクトをやり直すような状態になりました。ただし、期間は半分です。\nこの猛烈な立て直しと追い上げのため、プロジェクト専任になってからの2週間は1日15時間近くの勤務を土日関係なく続けることになったのです。\n心がすり切れ、心療内科送りに # 激務で進捗を取り戻す。納期と品質を守る点からすれば正しい判断です。\nしかし、人という点で無理が生じました。\n休みがないまま朝から終電まで仕事を続けて2週間。疲れがピークに達した日の翌朝のことでした……\n自宅すら思い出せない自分 # 夢を見たんです。\nいつもの寝室のベッドから起き上がり、自宅のトイレに行く夢でした。\nしかしトイレがなんだかいつもと違う。一度ベッドに戻ってまたトイレに向かうと、また別のトイレになっている。\nこれはおかしい。だってわが家のトイレはこうじゃなくて……\n思い出せない。\nわが家のトイレはどんなレイアウトをしていたんだっけ。毎日過ごしているトイレのはずなのに、その姿形が全く思い出せない。\nぼくは家のトイレさえ思い出せなくなるほど仕事に時間を吸われていたのか？\nトイレだけじゃない。家族の顔を見て話す時間すら、仕事のせいで少なくなっている。\nこのままだと、もしかしたら、愛する家族の顔すら忘れてしまうんだろうか……？\nここで目が覚めました。\n起きた瞬間、涙が止まらなかったですよね。\n休みをもらい、心療内科へ # こうなる前から前兆はありました。\n咳や熱などの体調不良が続き、仕事の効率は日に日に落ちていき、先輩からも心配されていました。\nその究極形として、夢が身体を守れとアラートを出し、涙を流すに至ったということなのでしょう。\n涙が出てくるのは相当のストレスを感じている証拠なんだそうです。 過労の兆候に気づくことができた4つの方法\n涙が止まらないのは生まれて初めての経験です。\nさすがにこれはまずいと、上司に連絡して休みをもらいました。\nそして心配する妻のすすめで心療内科を受診しました。\nその時の様子は下記記事にまとめています。 ゆうメンタルクリニック新宿院に8ヶ月通った結果レポート\n不安神経症と睡眠障害 # 診断名は、過労による不安神経症と睡眠障害。\n診断書も出ています。十分な休息を取ることを強く勧められました。\n身体のだるさがまだ抜けないので、2～3日ほど代休をもらうことになりました。\n様子を見つつ、回復し次第、職場復帰を目指そうと思っていました。\n後日談：産業医のすすめで休職へ # それから1週間。\n下記記事に書いたように過労による心身への影響は想像以上に大きく、2〜3日での職場復帰は無理でした。 過労で倒れる前兆と症状を経験者が解説。倒れたい人に伝えたいこと\nそのため、産業医と相談し、傷病休職に入ることとなりました。\n会社の産業医との面談では\n焦って職場復帰した8割近くが再休職に陥る 再休職の場合、休職期間が初回の1.5〜2倍になる場合が多い という情報をいただきました。\nまた復帰する際には、\nそもそも通勤電車やオフィス街、会社オフィスという雰囲気に適応できるか 管理職という立場で常にシャープで高品質な仕事を求められる状況に対応できるか を検証する「慣らし期間」を入れるということでした。\n「今は焦らずゆっくり心身をいたわることにフォーカスしてほしい」\n「そして良いパフォーマンスが出せる状態で仕事復帰してほしい」\n「そのほうが会社にとってもあなたにとってもいい選択肢だから」\n「今は『急がば回れ』の時ですよ」\n……と産業医は言ってくれました。\n正直、ありがたかった。焦っちゃダメですね。\nまとめ：休みがないまま仕事し続けたら死ぬ # 以上、1ヶ月半死ぬ気で働いた結果、過労で倒れ、心療内科送りになって休職に入ったという話でした。\n外資系コンサルティングファームに新卒入社してから10年弱、変化の波にもすぐに適応できることを強みに生きてきました。 外資系コンサルのキャリアで得られるのは「変化に即応する力」である\nしかしこれほどまでの激務プロジェクトは初めて。残念ながらかなりのレアケースに当たってしまったのだと思います。\n変化に即応、今回ばかりはしきれませんでした。\n今回は夢がぼくをせき止めてくれたので大事には至っていません。\nしかし、このまま働き続けていたとしたら心身崩壊していたかもしれません。\nいくら仕事がのっぴきならない状況でも、守るべきは自分の心と身体です。\n仕事の担当者は替えがきくけど、自分という人間の替えはいません。\n根を詰めすぎず、無理をしすぎず、プライベートとのバランスが取れる仕事をしようと固く誓いました。\n","date":"2016年8月22日","externalUrl":null,"permalink":"/over-worked/","section":"","summary":"","title":"休みがない…1ヶ月半休みなしの激務により過労で倒れました","type":"posts"},{"content":"こんにちは、NAEです。\nプロジェクトの計画は前提に基づいて立てられるもの。そのため前提が崩れれば計画は見直されてしかるべき。\nにも関わらず、前提がもはや成り立たないことが判明してなお計画が見直されない場合があります。\nするとどうなるか？答えは簡単。現場は死ぬ。\n今回はそんなお話。\nプロジェクトの前提事項は計画の土台 # コンサルが提案書を書く時に必ず最後につけるページがあります。\n「前提事項」です。\nそこにはプロジェクトが計画通り実行されるための条件を書いていきます。\nたとえば、\nプロジェクト開始時点で依頼事項一覧に提示しているインプットが提供されること 意思決定機関である会議体に十分な権限を持った人間が必ず参加すること クライアント社内のコミュニケーションはクライアント側の担当者にて実施すること クライアントのオフィスにわれわれ（コンサル）の作業スペースを提供いただくこと といった感じ。\nインプット資料が来なければクライアントの魂がこもった成果物は作れませんし、そもそも作業に着手できません。\n意思決定が適時適切になされないと、決めたいことが決まらずにスケジュールが遅延します。\nクライアントの社内コミュニケーションまでコンサルがやると、それだけコストにはね返ってきます。（やらない前提で見積もりを出している）\nクライアントのオフィススペースを使わないと移動その他オーバーヘッドにより効率が落ち、仕事の進みが遅くなります。（そういう前提で見積もりを出している）\nすべての計画は前提に基づいているのです。\nプロジェクトの前提事項が崩れるとあらゆる計画が崩れる # そのため、前提が満たされなくなったらプロジェクトの計画は崩れます。\n計画が崩れる、と言ってもプロジェクトには様々な側面の計画があります。\n作業スケジュールが崩れる # わかりやすいものは作業スケジュールでしょうか。どのような作業をどのタイミングで行うのが記載されたスケジュールです。\n例として、前提「インプットが適時提供されること」を挙げてみます。\nたとえば、IT資産の現状分析の一環としてサーバ一覧がほしいと依頼したとします。\nすると、そもそもそんな情報ないし管理もしていないよ、集めるには2週間はかかるよ、と言われてしまったら？\n分析もなにもあったもんじゃないですよね。作業の着手が遅れ、スケジュールも後ろ倒しになります。\nインプットは仕事の着手に必須です。仕事の構成要素であるSIPOCのI（Input）にあたるものだからです。\nS：Supplier・・・Inputの提供元 I：Input・・・仕事に必要な情報など P：Process・・・仕事の手順 O：Output・・・仕事の成果物 C：Consumer・・・成果物の提供先 さて、インプットがもらえたとしても、含まれる情報が\n記載範囲が狭い 粒度が粗い 歯抜けである どう読み取ればよいか不明 必要な人に承認されていない など、情報の質や量が不十分な場合は役に立ちません。\nこうなると、すぐさま着手できるはずの作業の前に余計な分析作業が発生することになり、スケジュールが遅延していきます。\n成果物の品質が崩れる # もちろん、インプットの遅れや質や量の悪さをカバーする方法もないわけではありません。\nたとえばコンサルの場合、業界に関する知見や過去プロジェクトの成果物などを社内に蓄積しています。 そこから足りないインプットを補完しうる情報を持ってくることができます。\nしかし、社内に蓄積できるのは自分たちの書いた成果物、つまり報告書や分析結果サマリのみです。 それらは集計・サマリ・クレンジングされていますので、細かな生データは取ってこられません。 （そもそもクライアントの生データを取っておくなんてできません）\nまた、それらの情報には目の前のクライアントの実情、意思、魂が全く反映されていません。 そのため、成果物の品質（しみじみ感）レベルは何段階も落ちてしまいます。\nそれでも構わない、とクライアントと合意ができれば御の字ではあるんですけども・・・\n人員計画が崩れる # 自社の知見ではインプット補完ができず、そしてプロジェクトの期間延長も認められない場合。\nつまり、より短い期間で同じ品質の成果物を出さなければならない場合。\n崩れるのは、人員計画です。\nたとえば、3人チームで4ヶ月かかる（＝工数12人月の）プロジェクトにおいて、インプット遅れが原因で、最初の1ヶ月間で全く作業が進まなかったとします。\n成果物の質と量は変わらないため、プロジェクト完了にかかる工数は12人月です。 しかし期間は1ヶ月縮んで3ヶ月。つまり、1ヶ月あたり4人分の仕事をしなければなりません。\nしかし、使える頭数は3人。4人分の仕事を3人でこなすので、1人あたり1.3人分の仕事をしなければなりません。\nもともとは3人が定時帰りでこなせたはずの仕事。 それが1.3人分、つまり1日2〜3時間の残業をしないと、もしくは1.5倍のスピートで仕事をしないと終わらなくなってしまいました。\n場合によってはメンバー追加で対応もできるかもしれません。 が、人というものはそんなに簡単に調達できるものではないというのが実情です。\nまた新メンバーのキャッチアップのための教育コストを考えると、手持ちの人員で最後まで走り抜けるという判断が適切である場合もあります。\nそして、炎上（デスマーチ）へ・・・\nプロジェクトの前提事項が崩れた時の正しい動き方 # では、前提が崩れてしまった場合、どうすればいいのか？\nプロジェクトの責任者が、コスト・品質・納期についてすぐさまクライアントとの交渉を開始することです。\nそのために、まず以下を明らかにします。\nどの前提が崩れたのか（できればエビデンスとともに） 作業スケジュール上、どの部分に当たりがあるか その結果として、プロジェクト全体へどのような影響があるか 取りうる対応の選択肢 品質を妥協する コストを積み増す 納期を伸ばす 自分たちとしておすすめする対応 そのうえで、クライアント側のプロジェクトオーナーと対応方針について合意を取りつけます。 必要であれば追加契約や変更契約なども忘れずに。\nなお、交渉にあたっては、\nコンテンツの納得感 クライアントの立場の理解 守るべき範囲の見定め などのポイントをいかに押さえられるかが重要です。 これらがプロジェクトメンバーの生き死にを決めます。\nプロジェクトオーナーのみなさま、ぜひ自分のかわいいメンバーたちを守ってあげてください。\nまとめ：プロジェクトの前提事項は開始前に合意しておこう # というわけで、プロジェクトの前提事項は計画の肝であるというお話でした。\n紹介したような交渉ができるためには、プロジェクト提案の時点で前提事項をできるだけ細かに書いてき、内容をクライアントと合意しておくことが必須です。\nそのため、もし「前提事項」ページがない提案書を見たら、すぐに前提事項ページを作れとフィードバックしてください。\nそのプロジェクト、前提事項が崩れても交渉ができず、炎上する可能性がありますので・・・\nもちろん、プロジェクトが炎上する原因は前提が崩れることだけではありません。\n計画時点で炎上確定なプロジェクトも存在します。そんな案件からはいち早く逃げることをおすすめします。見分け方は下記記事をどうぞ。\n/planning-basics/\n","date":"2016年8月22日","externalUrl":null,"permalink":"/start-negotiaion-when-assumption-changed/","section":"","summary":"","title":"プロジェクト計画の前提が崩れたまま走り続けると現場が死ぬ","type":"posts"},{"content":"実は今、仕事帰りの電車の中でこの記事書いています。\nオフィスにいるときよりはるかに頭の回転が早いんです……。\n電車の中でのパソコン作業はなぜ集中力があがるのか # 電車の中でのパソコン作業で集中力がアップする理由は、時間制限です。\n電車では乗り換えがある＝タイムリミットが厳しいので、短い時間をなんとか活かそうと、自然と集中力が上がります。\n実は「時間を切る」は次の記事であげている「叩き切るべき3つの煩悩源」のうちの1つ。集中力が上がらないはずがないですね。 集中力を高めるために叩き切るべき3つの煩悩源\nそういえば何年か前、客先オフィスが郊外だったとき、都心の自社オフィスへの電車移動中に議事メモを書いていたことがありました。\nそのときはいつもの5割増のスピードで議事録を書き上げていました。\n正直すごいです、電車の中の集中力。\n電車の中でのパソコンは仕事を進める大チャンス # つまり、通勤電車で座れたときは作業をバシバシ進めるチャンスなんじゃないかと。\n今この記事は仕事PC（ラップトップ）のメモ帳で書いていますが、なんなら期限の迫っている仕事だって社内でできるはずです。\nテザリングでネットが繋がればメールやチャットで指示を飛ばすこともできるでしょう。\nExcelのようにショートカットキーだけで操作できるタイプのものであれば文書作成だっていけますね。\n細かなタッチパッド捜査が必要なパワポだと少し厳しいですが・・・\nあ、もちろん覗き見防止フィルムで画面は誰にも見えないようにしていますよ。\nエレコム 液晶保護フィルム 日本製 覗き見防止 13.3 インチ 16:9 EF-PFS133W2 13.3Wインチ(16:9)293mm×164.5mm\n電車の中でパソコン作業ができるなら電車通勤もありかも？ # というか、電車で座れたらできることの幅が広がりますよね。\n立ったままだとKindleやスマホ等、主にインプット系になってしまいますが、座っていたら今のようにアウトプットも効率よくできます。\nもちろんスマホでシコシコ文章を書くのもやぶさかではないんですが、どう考えてもタッチタイピングよりは遅いですし、効率の悪いことはなるべくやりたくないもの。\nもし電車で座れた時間をアウトプットに使えるなら、こんなに効率的なことはありません。\n電車通勤（満員電車）が死ぬほど嫌いなぼくですが、座れることを前提とするならば、実は電車通勤だって悪くはないのかも？と思えてきますね。\n電車で座るための戦略本があった # すると重要になってくるのは、いかに電車で座るのか。\n以前どこかで「確実に電車で座るための戦略」みたいな本を見たことがあったのですが・・・\nああ、ありました。これです。\n（文庫）通勤電車で座る技術！ (サンマーク文庫 よ 1-1)\nさっそくポチってみました。\nレビューでは「目からうろこはない」「メルマガが元なだけうっすい」という声があるようですが、一旦届くのを楽しみにしてみようと思います。（Kindle版ないんですね）\nあと、おすすめで出てきたこちらの本にも目が行きました。\nデキる人は満員電車に乗らないそうですよ。\nできる人は満員電車に乗らない\nまとめ：電車の中でのパソコン作業は集中力がすごかった # というわけで、電車の中でのパソコン作業は超効率的というお話でした。\n次が地元駅なのですが、どうやら電車で座れれば片道でブログ記事を一本書くくらいの作業はできそうな感じですね。\nいつも時間に追われている人のための「超」時間術\n","date":"2016年8月20日","externalUrl":null,"permalink":"/blogging-in-train/","section":"","summary":"","title":"電車の中でのパソコン作業は集中力がケタ違い","type":"posts"},{"content":"炎上という苦難の中にありながらｍ雰囲気が明るく前向きに機能している。\nそんなチームには理由があります。メンバーひとりひとりのユーモアや明るさです。\n皆が苦境を乗り越えようといい雰囲気を作ろうとしている。だから現場は耐えられる。\n今回はぼくが過去に見聞きしたメンバーの「前向き術」を紹介したいと思います。\n仕事がきつい時を狙ってジョークを飛ばす先輩 # [tsuba3555.blog68.fc2.com](http://tsuba3555.blog68.fc2.com/?no=245) 見た目は魔人ブウながら中身は超一流コンサルタントであるA先輩。\nクライアントに上手く愛され、プロジェクトのスコープを越えて活躍し、案件を受注しまくるスーパーマンです。\nそんな彼の得意技は、巨体を活かしたデブジョークそして上司ですら上から目線でいじり倒す笑いです。\n「ほらほらー、見てこのグラフ。ぼくの体重推移なんだけど、ドル円のチャートみたいでしょ？」\n「でね、ここの急落見て。これね、ライザップショック」\n特にキツいときにキレが増すジョークが飛ぶたびに「まだライザップで消耗してるの？」とツッコミが起こってニッコリ。\nプロジェクトメンバーは何度もこのやりとりに救われてきました。\n仕事がきつい時も常にゆるふわテンションの先輩 # [kakkokuhannou.com](http://kakkokuhannou.com/%E7%A4%BE%E4%BC%9A/%E3%80%90%E6%B5%B7%E5%A4%96%E5%8F%8D%E5%BF%9C%E3%80%91%E3%81%8F%E3%81%BE%E3%81%AE%E3%83%97%E3%83%BC%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AF%E6%80%A7%E5%88%A5%E4%B8%8D%E6%98%8E%E6%95%85%E3%81%AB%E3%83%9D%E3%83%BC/) 経験豊富なIT戦略コンサルタントのB先輩。ITのことなら戦略から運用まで一通り語り、こなし、正しい方向へ導くことのできるユーティリティープレイヤーです。\nA先輩と同じく彼もまた100キロ超えです。つけられたあだ名は森のくまさん。\n忙しかろうが楽だろうが、常にゆるふわな雰囲気を醸し出すすの姿は森のくまさんというよりはくまのプーさんです。\n見た目のみならずもの言いや雰囲気も常にゆったりで余裕いっぱい。\n「この資料さー、30分で作らないといけないらしいんだけどー」\n『結構きびしいですね・・・』\n「うーんそうだねー、でもほら、実は頑張れば余裕じゃない？」\n彼と仕事をしていると、キツい状況でもなんだか余裕で切り抜けられそうな気分になるのが不思議です。\n仕事がきつい時こそあえて雑談したがる先輩 # 実はもう1人、100キロ超えな先輩がおります。\n特にあだ名はついていないのですが、見た目はラーメン三銃士です。\n彼はなにかにつけて雑談します。楽なときはもちろん、キツいときも雑談。\n彼いわく「普段から何か話してるほうが仕事やりやすいじゃん？」とのこと。\n「あのさ、あそこの蕎麦ってちょっと固めじゃない？」\n「ねえねえ、このマウス反応が悪いんだけど見てくれない？」\n「こないだ食べた焼肉弁当がおいしくてつい２つ食べちゃったよ」\n本当にどうでもいい話を振ってくるんです。でもキツいときのあえての雑談はちょっとした息抜きになるのは事実。\n締め切りがヤバい！だからって根詰めすぎてミリミリ集中してても疲れるよね？だからちょっと話そうよ……これが彼の流儀であり、実際にチームの雰囲気を下支えしています。\n仕事がきつい時でも前向きな言葉をつぶやく後輩 # 最後に紹介するのは後輩。\nテニスサークル出身の色黒な男の子です。ただし色黒なのはポケモンGOで外を歩き回ってるからだそうです。\n彼はやる気に溢れていて、常に自分が何かに貢献できないか、よりよい仕事をするにはどうすればいいかを考えています。\nしかしコンサルへ転職して日が浅く、かつ炎上気味の戦略プロジェクトと、彼にとっては内容もスピードにきつめの仕事です。\nそんな中、彼がつぶやくのは自分を奮い立たせる言葉です。\n『ちょっと難しめなやつだけどお願いできる？』\n「そうですね。てことは、できたらマジカッコいいやつですよね。」\n難易度の高いものを振られても前向きに捉える姿は皆の励みになっています。\n前向きな雰囲気を作るのは個々人のリーダーシップ # 以上4人に共通するのは自らすすんでチームを前向きに、より良い雰囲気に持っていこうとしているという点。\nチームはすべてのメンバーが歯車のように連携することで機能します。役割や立場に関係なく、個々人がチームに与える影響は甚大です。\nたとえば一人ひとりが前向きな雰囲気に持って行こうとすると組織は前向きになっていくものですし…… 仕事のやる気が出ない5つの原因によく効く、おすすめビジネス本5冊\n逆に悪い雰囲気にしようとする人が1人でもいるとそれだけでチームは曇ります。 クラッシャー上司に受けたパワハラ暴言系クソレビューコメント10選\n1人がやさぐれて錆びれば全体の動きが悪くなるし、全員が積極的になれば良いサイクルが回っていきます。\nチームリーダーは、メンバーが前向きになれる仕事環境やその方向に回っていく仕組み作りをすること。\nそしてチームメンバーは、自分をただの歯車と思わず、自分は全体を動かす大事な役割を持っていることを意識すること。\n仕事がうまく回るか、仕事が楽しくできるかは、一人ひとりのふるまいひとつで決まっていくのです。\nまとめ：仕事がきつくてもユーモアを忘れない # 以上、炎上案件でも前向きになっていこうというお話でした。\nもちろん炎上プロジェクトは滅殺されるべきです。特に管理職層が「ノー」を言うことは非常に重要でしょう。\nしかし現実的には脱・炎上の施策の効果があらわれるまで時間がかかるもの。\nならせめてその間のつらい時期だけでも、現場で雰囲気をよくして乗り越えましょう。\n社畜の精神論かもしれません。しかし、きつい時に険悪な雰囲気になったら余計につらいでしょう。\n雰囲気がいい。人が笑っている。それだけで救われる人だっているのです。\n","date":"2016年8月19日","externalUrl":null,"permalink":"/humor-and-positive/","section":"","summary":"","title":"仕事がきつい時でもユーモアで前向きな雰囲気が作れる人の実例","type":"posts"},{"content":"過去に何度か炎上プロジェクトを経験しました。\nいくら仕事をこなしても終わらない、無限のように思える暗く辛い回廊。\nその多くで共通していたのが、主要メンバーのスキルミスマッチでした。\nコンサルティングにおけるプロジェクトチーム編成方法 # まず前提として、\nコンサルティングにおけるチーム編成の方法 なぜスキルが重要か 紹介します。\nチーム編成はゴールから導かれる # プロジェクト立ち上げでは、ざっくり言うと\n予算やゴールなどの前提事項（制約事項） 全体アプローチ（マイルストン） 作業スケジュール 必要な人材要件（スキル、人数） 組織図、コミュニケーションプラン （費用見積り） といったものを作ります。\nいわゆるプロジェクトの全体設計です。\n現状からいかにゴールに到達するか、必要な人・モノ・カネ・情報はなにか、それらがいつ必要か、などの見通しとも言えます。\n人材要件にマッチした人を集める # 太字で示した人材要件とはつまり、どのようなスキルを持った人がどのタイミングで何人必要かということ。\nプロジェクトの性質は多岐にわたります。 ビジョンや戦略レベルを決めるもの、業務プロセスを主に扱うもの、IT関係のディープな改修など、トピックは本当にさまざまです。\nそのぶん、適時適切な人材集めはプロジェクト完遂のカナメ。 プログラミングが得意な人を戦略プロジェクトに入れても意味がありません。 ITに疎い人にシステム系の仕事をさせても全員が不幸になるだけです。\nそのため、人材の選定はかなり力を注ぎます。 「こいつならできる」と知っている人を引っ張ってきたり、社内の人材プールを必至に検索したり、人事に依頼して社内に人材募集をかけてもらったり。\nコンサルティングファームの管理職にとって人集めスキルは超重要と言っていいくらいです。\n人材やスキルのミスマッチが起こる理由 # しかし、人材やスキルのミスマッチは起こります。\n一番大きな理由が、スキルレベルやマインドセットについて、自分の評価と周囲の評価にギャップがあること。\nそうなる理由はいくつかあるのですが、大きなもののひとつが、持っているスキルが本人申告である点。\n人材募集するプロジェクトマネージャーや実際に人探しをする人事の人間は、社内の個人プロフィールに登録されたスキル情報をもとにマッチングを行います。 その情報は本人が登録するため、なんでも書けてしまうのです。\nたとえば、ベタベタのボトムアップ思考しかできないけど今後はトップダウンな戦略的思考を身につけたいと思っている場合。 戦略系プロジェクトへの配属希望を含めてプロフィールページには「戦略的思考が得意」と書いてしまうこともあるでしょう。\n当然プロジェクトチームにメンバーを迎える前は、スキルやマインドが人材要件にフィットするか、プロジェクトマネージャーが検証します。 入社面接みたいなものをやるんですね。\nしかし入社面接と違うのは、面接が1回のみだということ。 人事が見て、グループディスカッションをやって、1次面接2次面接、という段階を踏みません。1発ですべてが決まります。\nすると、本当のスキルレベルやマインドセットを見抜けない場合も出てきます。 その結果、全く戦略的思考ができない人であってもガチ戦略系プロジェクトに配属されてしまう・・・なんてことが起こるのです。\n人材やスキルのミスマッチが織りなす害悪の嵐 # おそらく、本人としてはガッツポーズでしょう。自分の希望に沿ったプロジェクトに配属されたのですから。\nしかし、その喜びは長くは続きません。\n待っているのは、自分のみならず、周囲の人や仕事そのものに広がっていく悪影響、そしてまわり回って自分に降りかかる低評価だからです。\n本人が苦しい思いをする # 自分のスキルが全く役立たない。歯が立たない。時間をかけても成果が上がらない。\nかたや隣の人はポンポン器用に仕事をこなす。自分が1時間かけて書いた資料より、あいつが15分で、しかも片手間で仕上げた資料が採用される。\n自分はなんて役立たずなんだ。こんな思いを持ちながら仕事をし続けるの、苦しいですよね。\n周囲の人も苦しい思いをする # 苦しいのは本人だけではありません。\n一人前の戦力とみなしていたところ、実は半人前未満の実力だった。\nそれをカバーするのは誰か？同じチームの人間です。\nただ半人前分の作業をカバーするだけではありません。半人前の実力で作った質の低い成果物を一人前品質まで持っていき、さらにフィードバックや指導を行う。\n純粋に、仕事が増えていくんです。それに伴い正味の仕事に使える工数はどんどん少なくなっていきます。\nにも関わらず、成果物に対して求められる納期と品質は変わりません。社内のスキルミスマッチなんてクライアントには関係ないからです。\nそのため、品質維持と納期堅守のため工数を捻出する必要があります。\n残業です。\nリカバリが追いつかず、炎上プロジェクトへ発展する可能性がある # 半人前のオーバーヘッドがかさみ、残業でも賄えないようになったらとうとう末期。\n成果物の質が落ち、納期が遅れ、クライアントとの約束が果たせず、信頼を失います。\nするとより粒の細かな管理を求められ、ただでさえ不足している工数をさらに管理工数で奪われる。\n負の無限ループのできあがりです。\n本人は低評価を食らうおそれがある # ここから脱却するにはどうすべきか。\n方法の一つが、工数不足のもとであるスキルミスマッチさんに去ってもらうこと。\nその場合、その人は成果が出なかった人間としてプロジェクトを離れることになります。\n何が起こるか？\n人事評価へ「うちのプロジェクトではこいつは全く役立たずだった」とインプットされるのです。\n成果を出せていないという事実に基づいているという点で、この評価は公平です。\nしかしまあ、これだとあまりにかわいそうだしモヤモヤしますね。\n仕事は人材のスキルによって完遂される # 以上のストーリーはかなり極端な例ですが、あながちあり得ないとも言い切れないのが怖いところ。\n仕事は人材に、そして人材のスキルによって完遂されます。\n必要なスキルが足りない、ミスマッチしているということは、それすなわち仕事が完遂されないということ。\nつまり、仕事を最短時間で失敗させるには、スキルのマッチしない人材を投入すればいいということになります。\nキャッチアップによる成長余地は資質で見極める # しかし、だからといってスキルミスマッチな人を切り捨てるのはハッキリ言って愚かなことです。\n人は成長するもの。今のスキルだけでなく、伸びしろや可能性も判断軸に加えるべきでしょう。\nそして、その仕事でどれだけ成長できるかは本人の資質に、そして管理する側が資質を見極めどれだけ活用できるかかかっています。\nその点において、資質を見極めるストレングスファインダーは頼りがいのあるツールになりえます。 ストレングスファインダーは「強み診断」ではない\nまとめ：人材やスキルのミスマッチは害悪 # 以上、人材やスキルのミスマッチがいかに悪影響を及ぼすかというお話でした。\n仕事にはテーマや性質があり、それに適したマインドや思考アプローチがあります。\nいつまでもマインドが身につけられず、思考回路も切り替えられない人は、自分が不幸になるだけでなく、仕事が滞ることを通じて周りにも迷惑をかけてしまうでしょう。\n「変わる力」が守るのは自分だけではありません。仕事を、そして周りの人をも守るのです。\n","date":"2016年8月17日","externalUrl":null,"permalink":"/skill-mismatch-causes-death-march/","section":"","summary":"","title":"人材やスキルのミスマッチこそデスマーチの火種である","type":"posts"},{"content":"仕事における管理は大事です。\nしかし管理そのものは価値を生みませんし、管理自体の工数も馬鹿になりません。\nにもかかわらず、先を見通したい、細かいところまで把握したい、そうじゃないと怖い、と思う人がいます。\nその結果管理ばかりに走ってしまうのはいかがなものでしょうか。\nつい先日、仕事でそのような状況を目の当たりにしたので、お話したいと思います。\nプロジェクト管理は大事な仕事 # コンサルティングの仕事は案件＝プロジェクト単位で動きます。\nプロジェクト管理を行う理由ははただひとつ。プロジェクトがQCDを満たして円満に終わることを確かめるためです。\nプロジェクトには担当範囲（スコープ）があり、範囲内におけるゴールがあります。それらをQCD（Quality、Cost、Delivery）の視点で分解し、おのおのごとに管理してくのです。\nQuality：十分な品質の成果物を Cost：予定されたコスト内で Delivery：納期までに提出する これらを満たすために、合理性、実現性、経済性を満たすスケジュールを立てます。\n合理性：前提、段取り、全体の流れに不整合がないこと 実現性：各作業に割かれるリソースや時間が十分であること 経済性：全体として予算を超えないこと そして作業がスケジュール通りに進んでいるか、立てたスケジュールを鑑として定点観測します。\n進捗を見える化し、課題はすぐに解決し、リスクは見えた瞬間に露払いします。\n進捗が悪ければ、その原因や阻害要因、将来的な阻害要因となりうるものを明確にし、対策を打ちます。\n以上がプロジェクト管理（進捗、課題、リスク管理）の概要です。\n要するに「見える化」といっていいでしょう。\n管理は「見える化」で先を見通す大事な仕事 # しかし、見える化する期間が長いほど、そして見える化する粒度が細かいほど、プロジェクト管理の工数は等比級数的に爆発していきます。\nしたがって、見える化する範囲や粒度はある程度の「決め」が必要です。\n必要なはずなのですが……\n管理 # 古きよき伝統的な日本企業であるA社の仕事を担当したときのことです。\n案件のお題は、IT戦略の立案から変革の実行計画までを短期でゴリッと作ること。\nこのような戦略系の案件は「意思決定」が全て。そのぶん、「人」の要素で仕事が大きく変動します。\nたとえばキーパーソンの突然の出張による会議の延期や、経営層の鶴の一声による方針調整、インプット資料の提供までにかかる準備期間の長さなど、さまざまな要因で作業プランが頻繁に前後するのです。\nこれら変動リスクを吸収できるよう、プロジェクトのマイルストンは守りつつも細かな作業スケジュール柔軟に組換え可能な態勢にしておくこと。これが戦略系プロジェクトの計画管理のキモです。\nにもかかわらず、日次レベルでの作業計画と作業間の依存をすべてMS Projectという最も細かい粒度で管理せよと。\nこれは自殺行為の何者でもありません。管理工数が爆発し、正味の仕事ができなくなります。\nそれを伝えても**「我が社ではこれがルールになっている」「他の案件もMS Projectで管理している」**の一点張り。\nまさにルールに縛られて本質を見失う。この時点で本当に価値を生む仕事に使える時間が削られていきました。\n管理のための管理 # そして、悪夢は現実になります。\n検討のインプットとして提供依頼をしていた情報が出てくるのが想定より遅かったのです。\nそしてあろうことか、情報の粒度も依頼したものより相当粗く、データの品質も劣悪。\nこれでは十分な品質のアウトプットを出せません。\nこの前提変更に伴い、作業スケジュールを見直しました（嫌々ながらMS Projectで）。\nその旨を先方の担当者に打診したところ、彼が求めてきたのは\n変更内容を部長に説明するための会議を開きたい 当会議の調整にあたり、一度話をしたい つまり、会議を開くための会議を開く。まさに管理のための管理だったのです。\n管理のための管理のための管理 # A社では会議の日程調整にエクセル＋です。\n会議を開くための会議では、そのエクセルの内容を確認することになります。\nすると、そのエクセルをどのようなタイミングで作るのかの見通しがほしいとおっしゃる。その説明も求めてくる。\nつまり、作業スケジュール変更を説明する会議を開くための日程調整ツールであるエクセルについて、その作成プランを提示せよ、と言っている。\n何を言っているのかわからないですね。言わば、管理のための管理のための管理です。\n書いていて吐き気がしてきました。\n管理のための管理に走る理由は、リスクへの恐怖心 # ここまでくるともはや病気です。大企業病としか言いようがありません。\n管理によるリスク低減効果とかけるコストのバランスが完全に破綻しています。\nリスク回避に振りすぎて管理オーバーヘッドが極大化してしまっています。\n担当者や部長陣はおそらく細かなレベルまでの見通しがないと怖いのではと思うものの、あまりにも怖がりすぎていやしませんか。\n管理作業で食いつぶされてゆく手持ちの工数たちが見えませんか。\n管理のための管理ばかりでは仕事は全く進まない # 管理そのものは価値を生みませんし、管理だけでは仕事は進みません。\n管理は必要十分な精度にとどめ、正味の仕事になるべく多くのリソースを割かなければ、予定通り進むはずだったものも進まなくなります。\nスケジュールが遅延、もしくはやむを得ない事情で変更を余儀なくされた場合、その原因とリカバリプランを提示するのは当然です。\nしかし、その説明や後続の管理作業に工数を吸い取られるとリカバリできるものもできなくなってしまいます。\n「おたくを信頼していないからミリミリ細かく管理するのだ」と言われればそれまでです。\nしかし準委任契約でそれをされた日には「じゃ本当に成果物にコミットしないですけどいいですよね、準委任なので」と言いたくなります・・・。\nが、それで困るのはA社であるはず。定められた期間内に目指すアウトプットが得られなくなるのは発注元であるA社です。\n結局は自分が怖がっているせいで自分の首を絞めているだけであることに気がついてほしい。\nというかもともとA社のデータ提出遅れがすべての原因なんですけどね・・・。そこを棚に上げてリカバリプランを出せと言っているのもモヤつくポイントでもあります。\nまとめ：管理のための管理はやめて、リスクテイクする覚悟を決めよ # 以上、管理工数はほどほどに、正味の仕事にリソースを割く方がよほど有意義だというお話でした。\n説明責任があるのはわかります。が、身から出た錆でリスクを背負わなければならないなら、実利を得るために覚悟を決めるべきでしょう。\nにもかかわらず管理のための管理に走るのは、怖がるがゆえに自分の足を食べるようなもの。身を滅ぼすだけですよ。\nデスマーチ 第2版　ソフトウエア開発プロジェクトはなぜ混乱するのか\n","date":"2016年8月15日","externalUrl":null,"permalink":"/magagement-overhead-in-traditional-company/","section":"","summary":"","title":"管理のための管理のための管理…管理で消耗し続ける大企業病の悪循環","type":"posts"},{"content":"人生は神ゲーだ。だから超楽しいし楽しまないと損だ。\nそういうコピペが話題になったことがありました。2012年のことです。何年も前ですが今でも大好きなコピペです。\n人生を前向きに捉えるという文脈のものなのですが、ぼくはこれを異なる始点で捉えています。\n「人生は神ゲー」コピペ全文 # あまりにすばらしすぎるコピペです。全文、引用させていただきます。\n人生は神ゲーだ。 本気でがんばるとぎりぎり倒せるように絶妙のバランス調節がされた敵。 単純作業じゃ効率が悪いけど、工夫次第でどんどん効率を上げられる経験値システム。 リセット不可の緊張感。でもシレンとかよりずっと死ににくいからあんま気にする必要なし。つーか普通のゲームでもリセットなんて邪道じゃん。 全てのキャラが深い人間性と歴史を持って登場する、圧倒的リアリティ。 グラフィックが綺麗すぎ。多分、無限×無限ピクセルで、毎秒無限フレームで動いてる。色も多分無限色使える。夕焼けとかマジありえねー美しさ。 ＢＧＭの種類がほぼ無限。選曲も自由。自分で作った曲を流すこともできる。人間が作ったとは思えない、とんでもなく複雑で洗練されたシナリオ。 リアル出産システム採用。自分と、自分よりも大切に思える相手の遺伝子を半分ずつ受け継いだ、奇跡のようなキャラを生み出して、そいつに自由に色々教えて育てることができる。 すごく嬉しいし、ちょー楽しい。\nネコっつー生き物が登場するんだけど、これがちょーかわいい。 食いきれねーほどの種類の料理があって、超うまいものが時々食える。 説明書が無く、仕様が明かされてないから、自分でデータとって仕様を推測するしかない。これがまたとんでもなく高度に洗練された仕様になってるっぽくて、なかなか正確には分からん。 だから、とりあえず大雑把に推定し、それに基づいて行動して、データを取りつつ徐々に予測値を修正していく必要がある。 これがまた楽しい。徐々に明らかになっていく世界観。 未だに明らかになってない謎が山盛り。 友達と一緒に協力して遊べる。 無料。 本気で自分を愛してくれるキャラがいたりする。 ゲーム内で別なゲームやったりアニメ見たり出来る。\nエロゲと違って、主人公の勝手な行動でフラグが立つことがない。\n登場キャラと本当に心を 通わせることが出来る。 信じがたいほど深い感動を味わえるイベントが結構ある。もちろん本気でやらないとフラグを無駄にするだけだが。 こんなとてつもない神ゲーを糞ゲーとか言ってる奴は、本気でこのゲームをやったことがない奴だけ。 まあ、一切がんばらずにクリアできるようなヌルゲーばかりやってる奴には、このゲームはちょいとハードかもしれんがな。でも一端ハマった奴はみんな、このゲームを辞めたくないって言ってるぜ\n出典：『人生は神ゲーだ』というネット上のコピペが秀逸でグッとくると話題に。 – NAVER まとめ\n人生はゲームである。そう捉える利点 # 人生はゲーム。成長や育成、目の前の景色や耳に入る音楽、食べ物や登場人物、あらゆるものがすばらしい。\nそのような趣旨で書かれているこのコピペですが、素晴らしいのは人生をゲームというフレームで捉える発想です。\nゲームはシンプル：ものごとをシンプルに捉えられる # ゲームの世界は、現実世界を抽象化・シンプル化したものです。\nゲームに当てはめるとものごとがシンプル化されてすっとわかりやすくなります。\n先日書いたこちらの記事でも、課題やリスクをRPGの敵に例えてお話しました。 夜眠れない理由は「今日はやりきった・生ききった感」不足ではないか\n先ほど「課題やリスクはゴール達成を妨げる敵だ」と言いました。\nさて、RPGで例えると敵＝自分たちの冒険を邪魔するキャラですね。いきなり現れて、物理攻撃や魔法攻撃、状態異常などを駆使して自分たちに被害をおよぼそうとしてくるヤツ、いわゆるモンスターです。\nではここで問題。ドラクエ4に登場するホイミスライムのホイミン。彼はモンスターですが、敵でしょうか？\n違いますよね。彼は仲間です。敵ではありません。なぜならば、彼はぼくたちに害をなさない＝実害がゼロからです。\nまた、ラスボスと戦えるくらいまでレベルが上がっている状態で目の前にスライムが現れたとします。\nわざわざ戦うのも面倒だし、攻撃されても受けるダメージはどうせ1だし、実害はないので逃げるコマンド連打で済ませる。\nこういった判断ができるのも、実害の大きさを理解しているからこそなのです。\n仕事で扱う課題やリスクは往々にして複雑になりがちです。様々な要素が絡まって、シンプルに捉えることが難しくなる。\nそこにゲームという始点を持ち込むことでシンプル化する。すると一気にわかりやすくなります。\nゲームは楽しい：世界は楽しいと捉えられる # 次に、**ゲームは「楽しい」要素を全面に押し出している。**だからおもしろいし、やっていて飽きない。\nならばゲームの世界観を現実に逆輸入すれば、人生そのものも楽しいと思えるのでは。そんな発想だってできるはずです。\n自分の色メガネを変える、事実に対する解釈を変える。そうすれば世界は素晴らしく見えてくる。\nこれはまさに名著「嫌われる勇気」で紹介されているアドラー心理学で言うライフスタイルの考え方です。\n嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え\n同じアイデアは、心理カウンセラー心屋仁之助さんの著書「あなたの性格は変えられる」でも語られています。\n「認知⇒解釈⇒行動」という人の行動サイクルにおける「解釈」、つまり色めがねを変えることで、自分にしみついたマイナスの思考回路を変えていきましょう、というお話です。\nあなたの性格は変えられる (中経の文庫 こ 10-2)\n人世はゲーム。これは少し違う観点で捉えてみると # 一方、ぼくはこの「人生は神ゲー」というコピペを少し異なる観点で捉えています。\n人生はゲームなのだから、多少失敗してもやり直しは効く。大きな失敗で戦闘不能になっても、所持金や体力が減ってしまうだけで、また立ち上がれる。\n特に仕事という点においては、自分は一人ではなく、助けてくれる仲間やパーティーがいる。自分が動けなくなっても仕事は回るし会社も大丈夫。\n本当に気をつけなければいけないのは、厄介な状態異常、そして復活できない死亡だけ。\n少しうがった解釈であることは否定しません。でも、そういうことじゃないですか。\n失敗しても大丈夫。元経営者の父の言葉 # こう考えるきっかけになったのは、元経営者の父の言葉です。\n外資系コンサルティング企業に就職することにしたと父に報告した時、いの一番にこう言いました。\n「おめでとう。厳しい道だと思うが頑張りなさい。」\n「だが気をつけてほしことがある。お前は真面目すぎる。責任感を感じすぎる傾向が強い。」\n「だから覚えておいて欲しい。お前が仕事で失敗したからって、北朝鮮からテポドンが落ちてくるわけじゃないからな。」\nまとめ：失敗しても大丈夫だから、潰れないでください # というわけで、仕事で責任を感じすぎて潰れないようにというお話でした。\n人生は神ゲーのコピペ、そしてなにより父の言葉のおかげで、ぼくは外資系コンサルティング企業という厳しい世界でも潰れずにまだ生きていられています。\nこの記事で心が救われる人がいれば幸いです。\nあ、でも最低限の責任感は持つべきだし、失敗したらリカバリするといったマインドや姿勢は大事です。\nあくまで考えすぎて潰れるのは避けましょう、ということで。\n人生ドラクエ化マニュアル - 覚醒せよ！ 人生は命がけのドラゴンクエストだ！ -\n","date":"2016年8月14日","externalUrl":null,"permalink":"/life-is-a-game/","section":"","summary":"","title":"人生はゲーム。失敗してもミスしても、世界もあなたも大丈夫","type":"posts"},{"content":"ぼくは社会人になって以来、激しい首こりや肩こりに悩まされてきました。\n今ではこちらの方法で9割くらい完治していますが、辛かったときはいろいろ原因を考えては解決策を試していました。\nそのとき思ったのが、**これネックストラップのせいじゃない？**ということ。\n試しにしばらく外して仕事してみたら、これが実に楽でして。正直、もう首から社員証をぶら下げたくありません。\nとはいえ会社勤めの社会人にとって、ネックストラップは社員証入れとして必需品。\nそこで\n首こりや肩こりの原因にならない使い方ができないか そんな使い方ができるネックストラップや便利グッズはないか ということを考え、試し、調べてみました。\nこの記事では、その結果を共有したいと思います。\nネックストラップは社員証持ちビジネスパーソンの必需品 # ネックストラップと言えば社員証。社員証といえばビジネスパーソン。\n虎ノ門のビジネスマンも、丸の内OLも、みなさん首からさげている例のアレ。\nそう、こいつです。\n[ ]\n出典：コクヨネームカードホルダー Ideo\n大抵の場合は会社から支給されますが、人によっては自前で本革のものを買って使っています。\nそれほどまでにネックストラップは会社員のキーアイテムなんです。\nネックストラップが肩こりの原因に？ # そんなネックストラップ、実は日本人の国民症である肩こり首こりの原因になっているのではないでしょうか？\nそう思わせるいくつかの理由をご紹介します。\n社員証入りネックストラップは意外と重い # 例えば先ほど紹介したこちらのネックストラップ。\nコクヨ ネームカードホルダー IDeo 黒 NM-RK195D\nAmazonによると発送重量が118gとあります。商品そのものの重さをは半分弱の50g程度でしょうか。\n50gというと、卵1個分です。\nネックストラップをかけるだけで、首に卵1個と同じ重さがのしかかっていることになるのです。\nついでに、ぼくが普段使っているネックストラップの重さも測定しました。\n本社入館用のしっかりした作りのもの（カード2枚入り）：44g 客先への臨時入館証のための簡素なもの（カード1枚入り）：28g 簡素な作り、かつカード枚数が少なければ30g前後におさえられるようです。\nしかし作りがしっかりしているとやはり50gは行く模様。\n人によっては社員証に加えUSBメモリや会社携帯などをぶら下げていますね。\nするとそれだけネックストラップは重く、首への負担は大きくなっていきます。\n携帯なんて100gはありますからね。\n社員証を首から下げるだけて首への負担はケタ違い # そんなネックストラップをビジネスパーソンはずっと首からさげています。\n仕事中も、なんならランチや休憩のときだって。1日8時間、もしくはそれ以上でしょう。\n理由は会社の規則。セキュリティです。\n見える場所に社員証を出しておいて身分証明とする 社員証が入館証を兼ねるため、なくさないよう首にかける むしろなくしたら罰則がある こんな事情で、50g、100g、もしくはそれ以上の負担を常に首にかかけることになるのです。\n首こり肩こりが日本人の国民症たるゆえんがなんとなくわかりますよね。\n実際に社員証入りネックストラップを外して過ごした結果 # そこで気になったんです。\nネックストラップを外すと実は肩こり首こりが改善するのでは？\n早速、実験してみました。\n実験の概要 # 先週の平日、ネックストラップを首にかける時間を極力短くするように努めました。\n具体的な方法はこちら。\n社内を移動するときのみ首からさげる それ以外は手元に置いておく うちの会社でも社員証入りのネックストラップを首からさげることがルール化されています。\nしかしその目的はあくまで身分証明。ならば「見える場所にあればいい」はずですからね。\n（この方法で一度も注意を受けることはありませんでした）\n実験の結果 # 結果としては、めざましい変化はないものの、首が楽になったのは実感できるでした。\nそもそも肩こりや首こりは様々な要因が絡まりあって発症するもの。運動不足による筋肉量の減少、姿勢の悪さや装備品による物理的な負担、ストレス等による精神的負担・・・\n物理的な負担の1つの要因であるネックストラップを外しただけで首こり肩こりが完治する、なんてことはありえません。\nとはいえ、1つの要因が解消し悪影響が軽減されることは事実。ネックストラップ外し肩こり首こりの改善には一役買うと言えます。\nもちろん、効果は人によります。猫背など姿勢が悪ければネックストラップが首肩にかける負担が大きいため、ネックストラップ外しの効果は高そうです。逆も然り。\nどれほど有効か、実際に試してみることをおすすめします。\n肩こりを軽減するネックストラップの使い方3パターン # では具体的にどのように、首に負担をかけることなくネックストラップを使えばいいのでしょうか？\nいくつか案を考えてみました。\nちなみにこれから紹介する使い方は**「社員証を首からさげろルールの目的は、社員証が見える場所に保つこと」**という解釈に基づいています。\nもし「首からさげる」こと自体が厳密にルール化されていて、外しているのが見つかった瞬間に怒号が飛んで来るなら、試す前にご一考ください。\nベルトループにつける # 1つ目は男性、もしくはパンツスタイルの女性向けです。\nネックストラップのカードホルダー部分をベルトループにつけてしまいます。\nストラップ部分は外す、もしくはポケットに収納。\n社員証が入館証を兼ねている場合はリールのついたホルダーを使うと良いでしょう。\n胸ポケット等に挟む # 次に、カードホルダー部分にクリップがついている場合、胸ポケット等に挟む、という方法もあります。\n「社員証を首からさげる」が会社のルールで厳しく規定されている場合、ほぼこれ一択です。\nストラップは首にかけつつ、カード入れの重量を服にまかせることで首への負担を減らします。\nバッジ風につける # 最後に、バッジをつける要領でカードホルダーを安全ピンなどで服に止めるという方法も紹介しておこうと思います。\nカードホルダーを服に固定することになるので、入館証を入れる場合は向きません。\n加えて、服の生地が痛みやすい、つけ外しが面倒などのデメリットも。\nクリップでの固定がどうしても使えない場合の次善策だと思います。\n「ネックストラップ外し」が可能なIDカードホルダー系グッズ3選 # 以上紹介した使い方をするためには、ネックストラップが以下の条件を満たしている必要があります。\n安全ピンやクリップなど、ベルトや服に装着する手段がある カードホルダー部分がリール式になっており引っ張ると伸びる 会社指定のネックストラップやカードホルダーと一緒に使える これらの条件を満たすネックストラップはないものか？\nあわよくば、会社指定など既存のネックストラップにリールやクリップ等の機能を追加する便利グッズはないものか？\nあるんです。おすすめグッズを3つ、紹介したいと思います。\nネックストラップにリールとクリップをつけるパーツ # コクヨ(KOKUYO) 吊り下げ名札用リール アイドプラス ナフ-R1 黒\nカードホルダー部分とストラップ部分の間につけるパーツです。\n画像には写っていませんが、裏側に服にはさむためのクリップがついています。\nそのためどのようなネックストラップでもリール式かつクリップつきに変身させることが可能。\n色も目立たない黒なので、デザイン面でも会社指定のストラップとの相性も安心です。\nAmazonでベストセラー1位になっているだけあって、非の打ちようのない完璧性能です。\nカードホルダーを自由に選べるリールつきネックストラップ # サンワサプライ リール付ストラップ(ストラップのみ) 全長約51.5～62.5cm DG-STR3\nカードホルダーだけ会社指定のものを使わなければならない場合もあるかと思います。\nそんなときに便利なのがこちらの商品。\nストラップとリール式のアタッチメントのみなので、カードホルダー部分は自由に選べます。\n会社携帯はネックストラップから外せないの？ # ここまででご紹介した方法は、 社員証などのそこまで重くないカード類には有効です。\nしかし会社携帯のような重いものとなると話は別。服にクリップでつけるとか無理ですよね。\nただ、会社携帯を首からさげろと言われる理由はメールや着信に確実に気づくためのはず。\nだったらたとえば着信通知機能のあるスマートウォッチを使ってはいかがでしょうか。\n会社携帯とペアリングすれば、本体はポケットに放り込んでおけます。それに腕時計が震えればさすがに気づくはずですから。\n最近だと2000円台で買えるものも出てきています。その値段で首肩こりが軽減されるなら安いものですよね。\nまとめ：ネックストラップの使い方を見直そう # というわけで、ネックストラップによる首こり肩こりの軽減方法をご紹介しました。\nネックストラップの重みが肩こり首こりの原因なのでは？と考えている方は、一度お試しください。\nもちろん可能なら完治させるのが望ましいですが、当面の悪影響をおさえる効果はあるかと思います。 ひどい首こりが2週間でだいぶケアできたので、具体的な方法を紹介\n","date":"2016年8月13日","externalUrl":null,"permalink":"/stiff-neck-caused-by-neck-strap/","section":"","summary":"","title":"社員証による肩こり悪化を防ぐネックストラップの使い方3パターン","type":"posts"},{"content":"「課題管理表」や「リスク管理表」ってありますよね。 ビジネスパーソンには馴染みがあるのではないかと思います。 課題やリスクを見つけ次第起票しろ、と言われるアレです。\nさて、起票したはいいものの**「課題っぽくない」「何がリスクなのかわからない」というツッコミ**を受けたことはないでしょうか。\nその原因はきっと、正しい書き方（表現）をしていないからです。 要は伝わってないんですね。\nでは、どう書けばいいのでしょうか。\nそもそも課題やリスクとはなにか # 課題を書け、リスクを起票しろ。 そう言われても、そもそも課題やリスクの定義がわからないと書きようがありません。 言葉の定義がブレていると何を書いても的外れになってしまいます。\n課題やリスクとは、ゴールを達成するためにやっつけなければならない敵のことを指します。\n教科書的に言うと、\n課題：ゴールに至るにあたり取り除かなければならない阻害要因 リスク：今はまだ阻害要因になっていないが、将来そうなりうるもの ということ。\nたとえば**「問い合わせが来たら30分以内に対応完了できるようにする」**ということがゴールの場合、\n課題：タイムリーかつ適切に対応するには人手が足りない リスク：メンバーの体調不良で人手が足りなくなる可能性がある のようなイメージです。（ただし、この書きっぷりは全くダメなパターンです。理由は後述します。）\n課題・リスクを正しく書かないとどうなるか # 課題やリスクの定義がわかったところで、なぜそれを正しく表現しなければならないか、について。\nざっくり言うと、正しい判断や対応ができなくなってしまうからです。\n課題やリスクをRPGのモンスターにたとえて説明していきましょう。\n誤った判断につながってしまう # まずは「誤った判断」につながってしまうという側面です。\n課題やリスク＝モンスターの姿を正しく捉えられないと、どういうことが起こるでしょうか。\nそもそも本当に課題・リスクなのかわからない # [gamy.jp](https://gamy.jp/dqmsl/dqmsl-hoimin-estimation) ドラクエ4にホイミンというホイミスライムが登場します。彼はモンスターですが、敵でしょうか？\n違います。彼は人間になる修行を積むべく主人公の仲間になってくれる、いいホイミスライムです。（参考）\nつまりホイミンはモンスターに見えながらも自分たちに害をなさない＝実害がゼロだということ。\nそんなホイミンの実の姿が正しく表現されず戦いを挑んでしまったとしたら・・・あなたはどう思いますか？\n課題・リスクについても同じことが言えます。 正しく表現しないと、そもそもそれが課題やリスクなのかがわかりません。\n実害のないものに手間ひまをかけてしまうという無駄にもつながってしまいます。\nどのくらい優先的に対応すべき課題・リスクかわからない # [wiki.denfaminicogamer.jp](https://wiki.denfaminicogamer.jp/dqbuilders/%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%A0) さて、最初の街の近くを歩いていたときモンスターが現れました。どうしますか？\nどうせスライムだろうし、わざわざ戦うのは面倒だ。 攻撃されても受けるダメージはどうせ1だろうから、逃げるコマンド連打で済ませてさっと次に行こう。\nと思ってよく見たら、なんと出てきたのはゴーレムでした。 結局パーティーは全滅してしまいました・・・\nこの原因は、モンスターによって被る実害を正しく捉えられていなかったことですよね。\n課題やリスクも同じです。 どの程度の実害が出るかわからず「対応しない」という誤った選択により多大なダメージを受けてしまう可能性があるのです。\n実際の課題に当てはめてみると… # つまり、課題やリスクによっておよぼされる実害の有無や大小がハッキリしないと、そもそも対応すべきか、どのくらい優先して対応すべきかが判断できないのです。\nたとえば上で挙げた「コールセンターの人手が足りない」という課題。\n「タイムリーかつ適切に対応するための人手が足りない」と言われても予算には限りがあるし・・・ 結局「30分以内の対応完了」って目標、どのくらい達成できてないんでしたっけ？解せぬ 実害が明らかなこっちの別課題の方に人手を割くか となってしまいかねません。\n実はものすごく害悪をおよぼす課題なのに、書きっぷりが悪くて伝わらず全く対応がなされないというパターン。悲劇ですよね。\n誤った対応をされてしまう # 次に、誤った対応をされてしまうという側面です。これ実は最悪のパターンなんです。\nモンスターとの戦いを例に、考えてみましょう。\n不適切な対応で課題・リスクが全く解決しない # [gamy.jp](https://gamy.jp/dqmsl/dqmsl-maonokage-estimation) 敵をさくっと効率的に倒すには弱点を突くのが一番ですね。 炎属性ならば水の魔法、植物系なら炎の魔法、というように。\n逆に耐性というものもありますよね。 幽霊系の敵に物理で攻撃しても全く効かなかったりします。\nさて、弱点や耐性を理解して効果的に敵を倒すには、そもそも敵を正しく認識しないといけません。\n目の前の敵が黒塗りで正体がわからない・・・そんな状態で戦っても倒せる気がしませんよね。\n物理攻撃はすべてスカ、雷の魔法をかけるとむしろ回復しやがる。 その間にも敵はこちらのHPを削っていく。\nで、フタを開けてみると、マホカンタかけて魔法を跳ね返していれば自滅するタイプの敵でしたですとか。 バトルで使い込んだ世界樹のしずくとエルフの飲み薬返せよと。\n実際の課題に当てはめてみると… # 課題やリスクだって一緒です。 課題やリスクの内容が正しく認識されないと、的外れな対応をされ、さらに苦しい状況に陥ります。\nたとえば上で挙げた「コールセンターの人手が足りない」という課題。\n本当の課題は人数不足ではなく「きちんとした問い合わせ対応ができる人が足りない」、だった にも関わらず、課題として単に「人手が足りない」と表現してしまった それを見た上層部は、対応として未経験の日雇いアルバイトを増員として派遣した 結果アルバイト教育に時間を取られ、さらに現場は苦しんだ なんてことが起こるかもしれません。悲劇ですね（2回目）。\n課題やリスクの正しい書き方のポイント # こんな悲劇を防ぐために、課題やリスクはきちんと正しく伝わるように書きましょう。\n以下、書くときのポイントを挙げていきます。\n前提：課題やリスクが阻害するゴールを明らかにする # まずは前提。課題やリスクはゴール達成の阻害要因について書くものでした。\nであるならば、ゴール達成のための条件が事前に明らかにならないと、課題やリスクなんて書けません。\nたとえば、\nプロジェクトであればQCD（Quality、Cost、Delivery） コールセンターであれば顧客満足度や対応完了までのリードタイム 店舗運営であれば売上高や在庫水準の遵守度 など、仕事においては満たすべきKPIやKGIがあるはずですので、まずはそれらを把握します。\n上の「人手が足りない」の例で言えば、「対応完了まで30分以内」というのがそれです。\n課題やリスクによる実害が伝わるように書く # 次に、課題やリスクがどのように、どの程度KPIやKGIに悪影響（実害）をおよぼすかを明確にします。\nこのとき、何が起こっているのか（原因と現象）その悪影響（実害）を分けて書くことを意識すると、実害部分がより際立ちます。\n「人手が足りない」の例で言うと、\n問い合わせにタイムリーかつ適切に対応するには人手が足りない ではなく、\n問い合わせ数の増加により（原因）対応人員の稼働が逼迫（現象）しており、問い合わせの25％について対応完了まで30分以上かかってしまっている（実害） というふうに書くべき。そうすれば「KPI満たせてないなら対応せねば」となります。\nもちろん、課題やリスクを誰が見るのかによって実害部分の書きっぷりは変わってきます。KPIで評価される人ならKPIへの影響を書けばいいし、それ以外の指標で評価されるならその指標への悪影響を書けばよいです。\n課題やリスクが解消されるとどうなるか、目指す状態がわかるように書く # 最後に、起きている現象の書きっぷりを見直します。\n課題やリスクを伝える目的は、必要な（適切な）対応を取ってもらうことのはずです。\nであるならば、適切な対応がなされるような書き方で起きている事象を表現しましょう。\n「人手が足りない」の例で言うと、\n問い合わせにタイムリーかつ適切に対応するには人手が足りない では足りません。本当の課題はスキルを持った人が少ないことであり、目指す状態はスキルを持った人が十分な数そろっていることでしたよね。\nならそう書けばいいのです。\n問い合わせにタイムリーかつ適切に対応するスキルを備えた人材が不足している というように。\nこうすれば、今いる人材に研修を受けさせるなり、外部からスキルフルな人を採用するなり、なんらかの対応が考えられるはずです。\n今すぐ使える、課題やリスクの正しい書き方 # 以上、課題やリスクの正しい書き方のポイントをお伝えしました。\nこれらのポイントをおさえた正しい書き方テンプレートを置いておきます。\nこれは、外資コンサルで管理職をしているぼく自身が自己レビューのために使っているものであり、また部下や後輩に指導するときも必ず教えているものです。\n課題の正しい書き方テンプレート # （原因）による（現象）のため、（実害）が起こっている。\n例：\n上司のレビュー遅れにより、自分の資料作成タスクが進まないため、明日の役員報告までに資料が完成しない。 近隣で急遽イベントが開催され、来客急増に伴う品切れが起きており、機会損失が発生している。 IT部門・業務部門間の連携不足により、システムへ業務要件が十分に反映されず、業務効率化の効果を享受できていない。 リスクの正しい書きテンプレート # 課題と似ていますが、末尾がちょっと違います。\n（原因）による（現象）が起きた場合、（実害）が起こる可能性がある。\nリスクは将来的な阻害要因を扱うものなので「可能性がある」や「なりかねない」といった言い回しになります。\n例：\n上司のスケジュール逼迫により、資料レビューの時間確保が難しかった場合、役員報告資料の品質が担保できない可能性がある。 近隣でイベントが開催され、来客が急増した場合、品切れによる機会損失が発生しかねない。 IT部門・業務部門間の連携不足により、システムへ業務要件が十分に反映されなかった場合、目指していた業務効率効果が得られない可能性がある。 ひとつ気をつけたいのは、リスク管理表に書く場合、語尾を言い切り型にした方が好みだという人がいるかも、ということ。\n「これはリスクを書いているんだから『可能性がある』とか書かなくてもいい」というタイプの人もいるので、時と場合に応じて書きっぷりを変えてください。\n書き方だけでなく「影響度」も意識する # さて、ここまで課題やリスクの正しい書き方＝表現方法にフォーカスしてきました。\n一方、課題管理表やリスク管理表にはすべからく「影響度」というカラムがついているもの。\n言葉で表現した課題やリスクについて、それがどのくらい優先的に対応しなければならないかを識別するための属性値です。\n課題：実害の大きさによって大中小を決める リスク：発生確率と発生時の影響それぞれについて大中小を決める 大中小の判断基準は組織やプロジェクトによってまちまちですが、必ず基準があるはずです。影響度を付記する際にはそちらに準拠するようにします。\n個々人が好き勝手に「影響度は大だ」と言い始めると優先度判断がままならなくなってしまいます。\n何が言いたかったかというと、表現方法を含めて、課題やリスクの影響（実害）を無駄に大きく見せかけるのはよろしくないですよと。\nまとめ：正しい表現は、正しい行動の源泉 # というわけで、課題やリスクの正しい書き方のお話でした。\n今回はプロジェクトにおける課題やリスク管理を意識して書きましたが、\nクライアントからヒアリングした課題やリスクを整理する 現場から上がってきた意見を課題として集約する など、課題やリスクを適切に書くという行いは、様々なシチュエーションで応用可能な汎用スキルです。 覚えておいて損はありません。\nまた名著「イシューからはじめよ」にあるように、正しい判断や行動のためには正しい課題認識が必須です。\nそして、仕事はチームプレイ。課題やリスクが人に正しく伝わることも同じく重要です。\n課題やリスクの書き方ひとつで仕事の成果がガラッと変わる、なんてこともあるんですよ。\nぜひ書き方を覚え、人と自分、組織、そして会社を正しく導いてください。\nイシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」\n","date":"2016年8月12日","externalUrl":null,"permalink":"/express-issue-and-risk-apropriately/","section":"","summary":"","title":"課題やリスクの正しい書き方、正しい行動を導く表現方法とは","type":"posts"},{"content":"こんにちは、NAEです。\nビジネス文書を書くときに使う日本語、いわゆるビジネス日本語ってものすごく独特ですよね。\n端的に書け！と言われますが、それを突き詰めると、短くシャープに、誤解なく、漢字が多め・・・などなど、ブログで良いとされている書きっぷりとはまさに真逆になります。\nそこで、**ビジネス文書用の日本語でブログ記事を書いてみたらどうなるか？**の実験をしてみようと思います。\n今回はそんなお話。\nビジネス文書 vs ブログ記事 良いとされる日本語の比較 # まずは、ビジネス文書で良しとされている日本語とブログ記事のそれを比較してみましょう。\n比較観点 ビジネス文書 ブログ記事 重点 一意に伝わること 読みやすいこと 文長 極力短く 長くてOK 言葉 シャープさ重視 わかりやすさ重視 漢字 多め 少なめ 語尾 ビシっと やわらか 同じ日本語なのに、簡単に比較してみただけでもこんなに違うんですね。（ぼくも仕事でビジネス文書を書くときとこうしてブログを書いているときで脳みその使われている場所が全然違います・・・）\nビジネス文書向けの日本語を使うことで、全く同じ内容でも文字数をキュッと圧縮できそうな気がします。人力Zipですね。\nビジネス文書向けの日本語でブログ記事をリライトしたらどうなるか # では、フレンドリーな口語調でわかりやすさ重視なブログ記事をビジネス文書向けの日本語にリライトしたらどうなるんでしょうか？\n本ブログの過去記事の一節をピックアップして、\nいかに文の雰囲気が変わるか どのくらい文字数が圧縮されるのか 漢字の比率は 読みやすさの差は といった部分を比較してみたいと思います。\nピックアップするのはこちらの記事。MENSA出身の超できる先輩コンサルとぼくのやりとりを口語調で書いたものです。 議事録を会議前に書き終える？元MENSAの敏腕コンサルに学ぶ会議の極意\n一部抜粋して、ビジネス文書調に書き換えてみます。\nブログ記事バージョン # 会議ってやってみないとわからないじゃないですか。あっちが何言うかわからないし、突然別の話題を振ってくるかもしれないし。議事録の中身まで事前に書ききるなんて無理ですよ。\n「と思うだろ？それができるんだよ。プロジェクトを取り巻くクライアントの状況を、マネジメント（経営層）レベルの視点で理解できていればね。」\n「プロジェクトって要は会社全体が将来に向かって変わっていく活動の1つだろ。プロジェクトにおける1つ1つの意思決定はその将来と同じ方向を向いているべきなの。」\n「となると、全体の状況を踏まえるとプロジェクトはこう向かうべきだ！と言えれば誰も文句は言わないし言えない。もちろん現場の意見も大事だから聞くんだけどね。」\n「ほら、よく2段階上の人の視点でものごとを考えろっていうでしょ。これこれ。」\nうーん、わかるようなわからないような・・・。\n「たとえば、A案とB案どっちかを選ぶって議題があるとするでしょ。短期的なプロジェクトの成功だけを視野に入れると絶対にA案なんだけど、視野を広げて全体最適を考えるとB案が正しい。そんなとき、どっちを選ぶ？」\nB案・・・ですかね。\n「正解。でもただB案を押し通すだけじゃなくて、大枠はB案だけど細かい進め方的なところに現場の意見を取り入れたB案改で通すようにするのが大事ね。現場の協力得られないと、いくら決めてもものごと進まないから。」\nなるほど・・・。\n★決定事項の中身は、本当に正しい道を見極められれば自ずと決まる\n以上、文字数：638文字。漢字使用率：23.7%。\nビジネス文書バージョン # 先方の発言は予測困難のため、会議前の議事録作成は不可能と考える。\n「プロジェクトの背景や状況を経営視点で理解すれば可能である。」\n「プロジェクトは企業活動の一部であり、意思決定の方向性は全社方針と一致すべきである。」\n「従って、意思決定の内容が全社方針に基づく場合、関係者の合意形成は容易と考える。一方、関係者の意思も考慮する必要がある。」\n「より高い視点をから検討するということである。」\n具体例で説明いただきたい。\n「A案とB案から1つ選択する場合を考える。短期的なプロジェクトの成功のみ考慮するとA案が適切である一方、全体最適の観点からはB案が好ましい場合、いずれを選択すべきか。」\nB案と考える。\n「正しい。ただしB案の実行アプローチに現場担当者の意見を反映する等、現場担当者の協力を得るための配慮が重要である。」\n理解した。\n★決定事項は本質的に正しい方向性に沿う\n以上、文字数：377文字、漢字使用率：39%。\n結果：ビジネス日本語は端的だけど読みにくい # 文字数は678文字から377文字。**圧縮率は55％**でした。\n漢字使用率は23.7%から39％へ15.3ポイントの増加しています。\nやっぱりビジネス文書風の日本語にすると短いんですね。また熟語が増えるため、意味が明確に、かつ漢字の量が増えているようです。\n一方、読みやすさは損なわれているように感じました。文の雰囲気もお硬いですね。読む理由がなければ読みたくなくなってきます。\nまとめ：ブログ記事は口語調がいいですね # というわけで、ビジネス文書で使う日本語はやっぱりビジネス用だったというお話でした。\n上に紹介したMENSA記事の中でも書きましたが、ビジネス文書での日本語、いわゆるビジネス日本語って慣れないと使いこなせない。\nこの商習慣、なんなんでしょうね？ビシっとした言い方をしないと頭悪そうに見えるからでしょうか。それとも紙の節約？だとしたら時代錯誤だよなあ。\n調べて何かわかったら、また記事にでもしてみたいと思います。\nできる!ビジネス文書のつくり方が身につく本 (基礎からわかる“伝わる!\u0026ldquo;シリーズ)\n","date":"2016年8月9日","externalUrl":null,"permalink":"/japanese-wording-on-business-document/","section":"","summary":"","title":"ビジネス文書で使う「ビジネス日本語」はなぜあんなに独特なのか？","type":"posts"},{"content":"上司同士のスタイルや意見の違いや不仲その他で仕事の方針が右往左往。\n結局、下の人間が板挟みになって振り回されてしまうなんてバカげてます。\nそんな状態を打開する定石は「さらに上の人に判断を仰ぐ」だと思うんですが・・・\nそれが現実的には無理なときもあります。上の人ほど忙しくてつかまらないものだからです。\nでは、どうすればいいのか？打開策をご紹介しようと思います。\nキーワードは上下左右から遠慮なく殴るです。\n上司同士の反りがあわず仕事が進まない問題 # 上司同士の意見がぶつかり、仕事の方針がぶれにぶれる。\n方針にしたがって仕事を進める立場の部下からすると、方針が決まらないのは大問題です。\n方針決めに時間がかかるあまり自分の作業時間が削られることとなり、残業や疲弊につながるからです。\n解決の定石は「上司の上司に直訴」 # この状況を解決するため、部下としての正しい立ち回りかたがあります\n上司たちよりさらに上の人に直訴するです。\n組織のパワーバランスや役割分担上、上司の上の人は上司たちを諌めることができます。\nこれにより、波風を起こしすぎずに上司同士の悶着をおさめられます。\n定石は理想論。現実的に無理なときもある # とはいえ、定石が通じる状況は限られています。\n上の人になればなるほど時間を確保しづらく、直訴したいその時にコンタクトが取れない場合が多いのです。\nたとえば、こんな状況。\n明日の昼までに資料を準備しないと！ しかし方針レベルで上司同士の意見があわない すでに夕方、悶着が収まる様子はない 上の上の人は会議詰めで連絡がつかず…… これでは「上司の上司に直訴」じゃ望み薄ですね。\nこんな状況で、部下はどう振る舞えばいいのでしょうか？\n上司同士が仲が悪い系の板挟みで仕事が進まないなら、遠慮なく殴ってよい # 部下である自分が、上司に対して影響をおよぼす言動をする。\nこの時点で、多少の波風は覚悟する必要があります。\nでもどうぜ波風立てるなら、思い切っていろいろやってみませんか？\n以下、いずれも多少刺激が強いものとなっております。実践される際は心してかかってくださいませ。\n本質的に正しいそもそも論で、上から殴る # 1つ目は、自分が上司らよりも上の人の視点を持ち、より本質に近い意見で諌める方法です。\nたとえば、\n「君たち些細な事で言い争いしているけどさ、今回の重要なポイントはココなんだから、ふたりとも間違っているんです。」\n「そもそもぼくたちが本当に進むべき方向はこっちだし、考えるべきことはこれなんですよ。」\n・・・という感じ。「そもそも論」というやつです。 「そもそも論」を有効に使うコツと注意点\n超上から目線で「君たちのやってること、意味ないから」と言い切る。\nキャラが立っていないと難しかったり、言うことが的を得ていなかったら返り討ちにあいますので、そこだけはご注意を。\n両者の折衷案を提示して、横から殴る # 2つ目は、二人の意見両方を取り入れた折衷案を作り上げて沈静化を図る方法です。\nたとえば、\n「Aさんの意見は業務部門の視点、Bさんの意見はシステム部門の視点ですよね。」\n「両方あわせて間を探るとこういう全体像になるんじゃないですか？」\nというように、両者の意見や論旨を整理してあげた上でそれらを反映したものを作ってしまいます。\nこういうときって大体「べき論」の押しつけあいになってることが経験上多いです。具体的なレベルに落としてしみじみした議論に持っていってあげましょう。 「べき論」押し付け系の上司に実によく効く3つの逆質問\n目線をあわせて仕切るけど、ちゃんと二人の意見も聞いてあげる。’\nこれも「生意気言うな」案件になりえますが、本質的に正しければいいんです正しければ。\n課題エスカレーションを通じ、下から殴る # 3つ目は少し視点が自分に移ります。\n二人の悶着を直近の進捗阻害要因＝課題として二人にエスカレーションしてしまう、という方法です。いわゆる突き上げですね。\nたとえば、\n「すみません、資料作成のタスクが時間通りに終わらない可能性が高くなりました。リスクではなく、課題として扱うべきものと思います。対応期限は10分後です。」\n「原因は、お二人の意見が擦り合わないことです。解決方針について相談したいので、時間をください。」\nと、涼しい顔して二人に言ってしまいます。\n課題やリスクについて、可能な範囲での解決方針とともに上司に報告し、必要に応じて判断を仰ぐ、という動きは本来は良い動き方のはず。\nならそれを愚直に実践すればいいじゃないですか。ただし表現方法にはお気をつけください。 夜眠れない理由は「今日はやりきった・生ききった感」不足ではないか\n結論が出るまで無視しつつ、心の中で殴る # 4つ目は比較的おとなしい手段です。\n方針が決まらず自分が手を動かせない（動かしても意味が無い）状況が続くのであれば、無視して他の仕事をしましょう。\nもしやることがなければ、そしてすぐに方針が決まる様子がなければ、帰りましょう。\nあなたがそこに残っている意味はありません。すぐ帰宅です。\nそもそも、仕事には役割分担があります。\n方針を決めるのが上司たちの仕事なら、方針が決まらない時点で上司たちは無能ということ。\n無能のせいの待ち時間で自分が残業するなんて無駄の極みでしょう。\n「すみません、決まるものが決まらないなら今日は早上がりさせていただきます」\n心象は最悪ですが、そう言い残して帰ってしまいましょう。ヒット・アンド・アウェイです。\n上司同士の仲が悪い問題のもうひとつの解消法 # 最後に、もうひとつだけ解決策があります。\nいっそのこと飲みに誘ってみるです。\n意見の衝突の根本原因は、互いの意見が立脚する背景を理解しあえていないから。\nそこでお酒の力を借りてコミュニケーションを円滑にし、わかりあってもらう場を設けて「仲直り」してもらうのです。\n不仲による意見衝突はコミュニケーション・オーバーヘッドの代表格。\nそこを小さくすれば、より仕事は円に進められるでしょう。 仕事の飲み会は仕事効率化に効果的だから行ったほうがいい\nもちろん紛糾する可能性もありますので、取り扱い注意でお願いしますね。\nまとめ：板挟みで仕事が進まないなら遠慮なく殴れ # というわけで、上司同士の不仲が原因の板挟みで自分の仕事が進まないならキレて（論理で）殴ってもいいんじゃないのというお話でした。\n今回ご紹介した殴り方はあくまでぼくのやったことのある例です。\nほかにもいろいろな殴り方があると思いますので、ぜひ不仲上司にお似合いの殴り方を探してみてください。\n","date":"2016年8月5日","externalUrl":null,"permalink":"/strike-your-supervisor/","section":"","summary":"","title":"上司同士の仲が悪い。板挟みで仕事が進まない。打開策は「殴る」である","type":"posts"},{"content":"成果につながらないビジネスコミュニケーションは無駄です。\nたとえば会議なら、決定事項という成果そのものや、To Doという成果につながるアクションを決めることがルール化されていると思います。\nしかしこれがマンツーマンの会話だったらどうでしょう？成果や次のアクションうやむやなまま、会話を終えていませんか？\n特に気をつけたいのが**「参考にする」「参考にしまう」という、それっぽいけど実は意味がない思考停止ワード**。\n今回は「参考にする」がなぜ悪いのか、なぜ使ってしまうのかについて、言われる側と言う側の両方の視点から考えてみたいと思います。\n「参考にする」の意味とは？ # そもそも「参考」とはどのような意味なのでしょうか。定義を確認してみます。\nさん‐こう〔‐カウ〕【参考】\n［名］(スル)何かをしようとするときに、他人の意見や他の事例・資料などを引き合わせてみて、自分の考えを決める手がかりにすること。また、そのための材料。「研究の上で参考になる」「内外の判例を参考する」\n（出典：参考(サンコウ)とは – コトバンク）\n一言でいえば**「自分の考えの足しにする」**という意味だそうです。\nつまり、必ずしも何かのアウトプットへのインプットとして利用するわけではないと暗に言っているわけですね。\nなんと便利な言葉でしょう。\n「参考にする」は悪しき慣用句 # しかし、冒頭に書いたとおり有意義なビジネスコミュニケーションは成果につながってしかるべき。\n物事を決める、進める、次につなげる、品質向上に貢献する・・・\nこういった意味のある成果に貢献せず、結論がふんわりとうやむやな会話は、正直言って無駄です。\n会議でたとえるなら、全員が好き放題言って「なるほど」顔をしているけど、結局なにも合意されていないようなもの。\n「参考にする」という言葉は何かが合意されたように聞こえるので、会話が締めとしてとても便利です。\nしかし実はなにも決まっていないし、明確な合意もされていない。ただ単に会話を終わらせるだけのクッション言葉でしかないんです。\n「参考にする」は格好のツッコミ対象 # そのため、ビジネスの場で会話の相手が「参考にする」と口にするたび\nNAE: どう参考にするの？次のアクションは？\nとツッコミを入れたくなってしまいます。（相手がクライアントであれ上司であれ・・・）\n特に部下に「これは絶対に反映しないとあとでヤバい」というタイプの指示めいたアドバイスをした返しに「参考にさせていただきます」が来たら、おいおいちょっと待てと言いたくなってしまいます。\n業務上の指示に「参考にする」はNG # 特に業務上の指示に対して「参考にします！」と元気よく返すのはNGでしょう。\nアドバイスと指示は違います。アドバイスは採用するかが受け側にゆだねられます。\nしかし指示は命令ですので、やるかやらないかしかありません。\n指示に納得がいけばやる。いかないなら、やるべきでない根拠と代案とともに、指示した人にディスカッションをふっかけるべき。\n「これ、こうやってね」『はい、参考にします』なんてやりとりは、ありえないんです。\n「参考にする」を使えるシチュエーションとは？ # と言いながら、ビジネスの場で「参考にします」を使うシチュエーションがないわけではありません。\n具体例を2つ、お話します。\n価値のない会話をいち早く終わらせる # ひとつが、価値のない会話をいち早く終わらせる場合です。\nたとえば、どう考えても本質的でない助言や、内容がトンチンカンで聞くだけ毒になるクソバイスを受けたとしましょう。\nそんなときはにこやかに「参考になります！ありがとうございます！」と言い放ち、さっさと会話を終わらせるのが得策です。\n直接的・間接的、短期的・長期的に成果につながらない会話は、ビジネスコミュニケーションの観点では無駄でしかありません。\n無駄な会話は抹殺しましょう。\n人間関係の緩衝材として使う # もうひとつが、人間関係の緩衝材として使う場合です。\nたとえば、いつもお世話になっていて恩すら感じている重要なステークホルダーから、根も葉もないクソバイスが飛び出てしまったとしましょう。\n意味のないことはわかっている。しかし角の立つ言葉で反論し、ロジックでボコボコにしたら人間関係が崩れてしまう。\nそんなときは一通り話を聞いたあと、元気よく「なるほど！参考にさせていただきます！」と言ってあげればよいでしょう。\nきっと相手は自分の言っていることを聞いてくれた事実に満足してくれると思います。\n「参考にする」を英語で言うと？ # 原則としてビジネスコミュニケーションで使うべきでない「参考にします」という言葉。\nものごとを曖昧でうやむやに保ち、真綿に包むことで和を保つ、という日本語の美徳がよく表れていますよね。\nでは逆に、ガシガシ議論することが当たり前の英語では「参考にします」と同じ言葉はあるのでしょうか。\n英語にすると意味が厳密になる # 英辞朗オンラインで「参考にする」を調べてみると、「実際どういうアクションをとるのか」に近い意味の言い回しが出てきます。\nたとえば、\nアドバイスを参考にする ⇒ draw on advice\nとありますが、「draw on」の意味を引いてみると\ndraw on ～ ⇒ 手段として利用する（そのまま適用する）\nという意味。つまり「アドバイスの内容をそのまま実施する」ということになります。\n必ずしもアウトプットに繋げることを約束しない日本語の「参考にする」とは意味の厳密さレベルが異なるようです。\n「参考にする」の曖昧さは日本語独特か # つまり、「参考にする」のふんわり感は日本語独特のもののようです。\n「参考にする」は、意味の厳密さに欠けながらも「あうんの呼吸」や「空気感」で通じてしまう日本語の特性を代表するような言葉なのでしょう。\n「よしなに」と一緒ですね。 マジやめて！「よしなに」の意味を誤解した使い方が厄介すぎる\nまとめ：何をどう参考にするか明示しよう # 以上、ビジネスコミュニケーションにおける「参考にする」の意味についてお話しました。\nまとめると、アドバイスに対して「参考にする」と言われたときは\n聞き側がなにも考えていない 言う側が本質を外している 単に気を遣われているだけ ということになります。\nアドバイスする側もされる側も、有意義なコミュニケーションを心がけたいものですね。\nアドバイス罪という考え方 あきまんのネットメディア百年戦争\n","date":"2016年8月3日","externalUrl":null,"permalink":"/from-advice-to-the-next-action/","section":"","summary":"","title":"仕事で使ってはいけない「参考にする」という思考停止ワード","type":"posts"},{"content":"久しぶりに昔ながらの古きよき伝統的な日本企業さん（A社）と関わる仕事をしました。\nいい人ばかりなんですが、どうしても我慢できないのが会議調整の面倒くささ。\n会議日程調整用のエクセルをメールで回せとか、マジで言ってるの？\n会議日程調整をエクセルで？ # A社は伝統的な日本企業。人柄の良い社員さんたちと楽しく仕事させていただいています。\nが、古来のものを大事に使う文化なのか、はたまた人の価値観や風土がそうさせるのか、システムやプロセスの刷新に対して極めて消極的です。\n（そんな風土に新しい風を吹き込んで欲しいというお題を別働隊がいただいてはいるんですが・・・）\nもちろん、会議日程調整のプロセスも例外ではありません。\n彼らが望むやり方は、\nエクセルの縦列に会議名と日程の候補、横列に参加者名を列記 それを関係者にメール展開 回答を取りまとめて確定後、Outlookで会議依頼を送付 というスタイル。\n別働隊のメンバーいわく、それ以外は受け入れてもらえない。\nもう、書いているだけでまどろっこしいです。\n会議日程調整なんて空き時間確認＋会議依頼送信でオシマイでしょう # できるなら、社内の人間との会議調整と同じように\nOutlookなどのスケジューラで参加者の最新の予定を確認 空きスロットに仮置きで会議依頼を送付し OK/NGの返答で出欠確認 キーマンがNGなら別スロットに送り直し という感じで進めたい。\nいや、わかるんですよ。セキュリティですよね。\n外部の人間に空き時間情報が見えるようにするのはセキュリティリスクしかないですよね。\nでも、さすがに毎回エクセルファイルで会議調整とか、ちょっとオーバーヘッドかかりすぎでしょう。\n会議日程調整などせず、むしろグループチャットで済ませたい # というより、会議調整をして会議室を予約してその場まで足を運んで話す、なんていうこと自体がナンセンスです。\n会議調整とか移動とか、時間がもったいなさすぎるんです。時間に対するコスト意識低すぎやしませんか。\nこんなにネットが発展しているんだから、リモート会議やオンライン会議なんてできて当たり前。\nそれこそチャットワークスやらSlackやら、使えるものはたくさんあるんです。\nいや、だからわかってますって。セキュリティですよね。気になりますよね。大事ですよね。セキュリティ。\n会議日程調整などせず、直接電話をかけてその場で議論したい # オンライン会議やチャットがダメ？ならもういいですよ。電話しますんで。\n本当はグループで会話できる電話があったら御の字なんですが、もう文句は言いません。直電します直電。\nえ、電話だったらOKなんですか？電話だったらセキュリティ気にならないんですか？そうですか。\n電話だとやりとりの記録が残らないため、その場で議事メモを書いてメールで送っておけば証跡になりますし、これが一番手っ取り早いんじゃないかな。\nまとめ：会議日程調整でエクセルはありえない # というわけで、エクセルで会議日程調整なんて狂気の沙汰だというお話でした。\nクラウドベースのコミュニケーション・コラボレーションサービスが使えれば企業を超えることが簡単である反面、セキュリティを気にする企業さんは多い。\nでも、その多くがなんとなくクラウド怖いと思っているパターンでして、きちんとアセスメントすればそんなでもない場合だってあるんですけど。\nセキュリティと利便性のトレードオフを解決するテクノロジーに銀の弾丸はないものでしょうか。\n脱会議 今日からできる! 仕事革命\n","date":"2016年8月2日","externalUrl":null,"permalink":"/meeting-schedule-arrange-sucks/","section":"","summary":"","title":"会議日程調整がエクセル＋メール添付＋回覧という狂気の沙汰","type":"posts"},{"content":"会議、楽しんでますか？　楽しくない？　そうですよね。\nでも、ちょっと見方を変えるだけで会議はワクワクするエンターテイメントに早変わりします。\nそのポイントである「会議とは演劇（ショー）である」について、お話したいと思います。\n会議はつまらない？いや、ワクワクするエンターテイメントです # 会議といえば、参加者がいて、それぞれに役割があったりして、何かが決まるとか、情報共有されるとか、目的や形式はいろいろですよね。\nと言いつつも、基本的には\n話す人がいて 聞く人がいる という構成のはず。\nこれ、ショーと同じじゃないですか？だって\n話す人＝パフォーマー 聞く人＝オーディエンス ってことですよね。\nほら、言葉を変えるだけでエンターテイメントに見えてきませんか？ワクワクしませんか？\nえ、そうでもない？はい。\nではもう少し、ワクワク感を高めてみましょう。\nつまらない会議にも必ずあるワクワクポイント # 会議にはプレゼンがあり、発言があり、議論があり、合意や決裁があります。\nエンタメやショービスで言えば、オーディエンス（参加者）が自由にパフォーマーにもなれる（発言できる）、素人参加型のトークショーですよ。\nではトークショーでは何が面白いのか？その鏡写しが会議のワクワクポイントになっているはず。\n人の意見が面白くてワクワクする # まず単純に人の意見を聞くのは面白いですよね。考え方が違ったり、視点が違ったり。\nこの人こんなこと考えてたんだ！この発言いいね！\nいやちょっとまて、この意見はないわー。むしろこれ今言う？\nといったように、発見がたくさんあると思うんですよね。\n特に部署やプロジェクト跨ぎなど、カルチャーや視点の異なる組織を横断する会議では特に「人の意見が面白い！」と思えるのでは。\n知らなかった情報でワクワクする # その中にはきっと知らない情報やおもしろい話も含まれているはず。\n思いがけない新情報が飛び出してきて「へー！」となって知的好奇心をビンビンに刺激されたり。\nこれ、楽しくないですか？\n情報共有系の会議はもうこの発見ばかりですよね！そもそも未知の情報を知るための会議ですから、知っている情報しか出てこないなんてないはず。\nものごとが決まり進むのでワクワクする # 情報共有系以外でいうと、決裁や意思決定がされる類の会議もあります。\n個人的にはこういう会議が一番おもしろいと思っています。だって関係者がその方向に向いて動くことが決まるんです。ダイナミックですよね！刺激的ですよね！\nトークショーで言うと、時たまはさまれるオーディエンス投票がこれにあたります。方向性が決まるという点ではや意思決定と同じ。\nもちろん自分の望む方向にいかない場合もありますけど、ほら、それも含めてエンターテイメントじゃないですか。\n皆が自分の話を聞くのが最高にワクワクする # 最後に、発言者に参加者全員が注目するという部分。これが一番面白い！\nトークショーのカメラ操りを思い出してください。話している人にカメラが向き、皆がそこを見ますよね。\nつまり、自分が話している時間は自分のオンステージ。\nパフォーマンスする側として存分に楽しめますよね！（まあここは人によりますけど・・・）\nつまらない会議を楽しみ、楽しませるための心がけ # 楽しい！面白い！最高だ！ヤッホー！ヒャッホー！\nと勢いばっかりでやってきましたでしたが、具体的にどうすれば会議をショービズ的に楽しめるのか？\n少し、考えてみたいと思います。\nオーディエンスとしての楽しみ方 # まずは参集される側、オーディエンスとしての楽しみ方です。\n自分の果たすべき役割（配役）を認識する # まず、自分はこのショーをどう盛り上げられるのか？つまり、会議において果たすべき役割を明らかにします。\nなぜ自分がここにいるのか？自分がこの会議でできる貢献は何か？と言い換えてもOKです。\n後述しますが、会議きちんと設計されているなら自分の役割も明確に定義されているはず。\nもしそうでなくとも、自分のできることを探してどんどん入り込む心意気を持つだけでも楽しめるポイントが見つかるはず。\n積極的に参加し、盛り上げる # それを見つけたら、後はタイミングを見ながら盛り上げにかかるだけ！\n有意義な議論ができる、決めごとがスムーズに進む。自分の発言によって会議がそんな方向に進む！と思ったならどんどん発言していきましょう。\nもし自分の意見が却下、もしくは無視されたとしても、言わずに悶々とするよりはるかにスッキリすることと思います。\nトークショーで言えば歓声ですかね。ブーイングやヤジとはちょっと違う。\nなんならパフォーマーとして前に踊り出てもいい。踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損。\nパフォーマーとしての楽しみ方 # 次は参集する側、パフォーマーとしての楽しみ方です。\n一言でいえば、**観客を魅せる（＝会議を有意義なものにする）**ために全力を尽くします。\nコンセプトや伝えたいメッセージを決める # まず、ショーのコンセプトや伝えたいことを決めます。\nこの会議は何のために開くのか？会議の目的を明らかにするのです。\n情報共有型の会議なら、何を共有すべきなのか。何を共有したいのか。その理由は何か。\n決裁・意思決定の会議なら、何を決めてほしいのか。なぜ今決めるべきなのか。\nメッセージ性のないショーがつまらないように、目的のない会議は無駄でしかありません。\n演目を決め、ショーをデザインする # 次に、ショーのデザインをしていきます。\nつまり、会議の目的を達成するためのストーリーや内容を組み立てるのです。\n会議名は演目、アジェンダはショーの流れやメニュー、アジェンダ別のコンテンツは台本、そしてスライドのデザインはショーの演出にあたります。\nでは、どのように会議をデザインすれば会議の目的を最短距離で達成できるのか？\n具体的な方法論は以下の記事でまとめています。 議事録を会議前に書き終える？元MENSAの敏腕コンサルに学ぶ会議の極意\n自分とチームメンバーの配役をする # もしショーが独演会ではない場合、つまり複数のパフォーマーが登場する場合、配役を決めるていきます。\n会議であれば\n自分はメインで発表する人 上司のBさんは時折コメント挟んで信頼感を補強する人 若手のCさんは発言を促しながら議事録を取る人 役員のDさんは最後の総括と決裁をする人 というように、各々の参加者について役割を考えることがこれにあたります。\n先ほどはオーディエンスとして自分の役割を見つけにいけ、という話をしましたが、役割の定義はパフォーマーとオーディエンスの共同作業。\n良いショー（会議）にしようとお互いが思っていることが大事です。\nショーの練習とリハーサルに勤しむ # ショーの内容が組み上がったら、あとは本番に向けて練習を積み、リハーサルを繰り返ります。\n会議も同じ。プレゼンの練習や想定Q\u0026amp;Aの整理などの事前準備は会議の成功には必須です。\nとはいえ、会議1つのために練習をする時間なんてないよ、という場合もありますよね。\nただ自分のパフォーマンス＝作品からなるショーを最高のものににするためには、少なくともイメトレだけでもこなしておくことが望ましい。\nもちろん過去に十分な経験を積んでいるのであればぶっつけ本番でもいけてしまうかもしれませんが・・・。\nショーの本番を思いきり楽しむ # そしていざ本番。ショーをデザインし、配役を考え、練習を積んだのだから、あとは本番を楽しむだけです。\n身体と心を整え、リラックスしながら、思う存分パフォーマンスを楽しみましょう！\n会議室はパフォーマーである自分の劇場。のびのびとプレゼンし、のびのびと議論すればいいんです。\nまとめ：つまらない会議もショーとして捉えるとおもしろい # というわけで、会議をショービズとして捉えなおしてみるとワクワクするというお話でした。\n憂鬱な会議もあると思います。でも、そこにあえて自分から楽しみを見つけにゆく姿勢で臨むことで、仕事が一つ楽しくなるかも？しれませんね。\n","date":"2016年7月28日","externalUrl":null,"permalink":"/taking-meeting-as-a-show-business/","section":"","summary":"","title":"つまらない会議を楽しい会議に変えたいなら「演劇」に学べ","type":"posts"},{"content":"プロフィール画像、こだわってますか？\nプロフィール画像は自分のキービジュアル。1秒で自分の印象を決める超強力なツールです。\nだからこそキービジュアルには納得いくまでとことんこだわるべき。\n今回はそんなお話。\nキービジュアルとはなにか # キービジュアルとは、WEBサイトやWEBサービスのサイトにおいてメインとなるイラスト、写真、絵などの画像を意味する。キー（Key）＝鍵、ビジュアル（Visual）＝視覚的な要素という言葉の通り、WEBサイトやブランドのイメージや印象に大きく影響を与える。映画やアニメ、ゲームなどの作品においては、メインキャラクターが使用されることが多く、作品の世界観を知ってもらったり、宣伝の材料となる。\n出典：キービジュアルとは – 意味 | IT用語辞典 サバナビ\n要するに、見た人に与える第一印象を決めるものということです。\nWebデザインであれば、ファーストビュー（ブラウザで開いた時に最初に見えるもの） 映画やドラマであれば、ポスターのデザイン（X月X日放送開始！的なもの） アニメであれば、宣伝用の画像（登場人物が並んでいたりするもの） 本やマンガであれば、表紙のデザイン画（本の世界観を伝えるもの） こういったものが、いわゆるキービジュアルと呼ばれています。\nSNSやブログにおけるキービジュアル # さて、SNSやブログなど、個人が情報発信するメディアでは2つのキービジュアル要素があります。\n背景イメージ プロフィール画像 FacebookやTwitterを思い浮かべてください。自分のプロフィール画像のほかに、プロフィールページの背景画像を設定できますよね？\nこの2つが、あなたのキービジュアルです。\nそして、個人こそキービジュアルにこだわるべきだとぼくは考えています。\nキービジュアルがクールだと全てがよく見えてくる # なぜか。\n理由を話す前に、ぼくがキービジュアルにこだわりはじめた背景の話をさせてください。\n先日、会社の所属部署の全体ミーティングがありました。部署が立ち上がってから初めてのです。\n会社の部署ミーティングというと\n売上の傾向 今後の目標や全体方針 個々人の発表 といったような、月並みなアジェンダが並ぶことが普通です。\nしかし、先日のミーティングは雰囲気が全く違いました。\nまず会場が会議室じゃない。詳細は避けますが、まるでTEDの会場のような雰囲気の場所です。\n画像出典：TED Talk October 3, 2015 | Armstrong Economics\nそしてプレゼンターたちのトークも違う。\n長ったらしい数字の説明はなし。右脳先行。あたかもクリエイティブに振り切ったライトニングトークです。\nスライドだって右脳全開。プレゼンターの存在を前提とした感覚的なものばかり。コンサルの作るスライドなんてクソ食らえ的な勢いです。\nちょうどこんな感じ↓\nそしてなにより、プレゼンの先頭に、プレゼンターのキービジュアルが出てくる。\nイメージはこんな感じです。\nNAE: これ自分のもほしい！\n最初の入りがカッコよかったせいか、その後のプレゼンにもグイグイひきこまれていきました。\nツカミとしてのキービジュアルの重要性をひしひしと感じた出来事でした。\nこれほどまでに、キービジュアルは見る人に与える印象を左右するのです。\nキービジュアルを持つべき3つの理由 # そんな矢先、「会社で写真撮影会やるぞ」という連絡が入りました。被写体は自分です。\nぼくのいる部署はコンサル主体な弊社の中でも異質なカルチャーを持っていまして、「個々人がトガり、目立て」という方向に全振りしています。\nそのため、社内外で使えるプロフィール写真を撮影することになったんです。会社負担で、しかもプロのフォトグラファーを呼んで。\nNAE: かっこいいキービジュアルが手に入るかも！\nもうウキウキでした。\n写真撮影をした後日、カッコいいのが出来上がりました。もうルンルンですよね。社内外問わずプロフィール写真に設定しまくりです。\n実はこのブログのプロフィール画像も、それを一部加工したものです。個人的には超お気に入り。\nさて、自分のキービジュアルを持って何ヶ月も経った結果、自分の中に明らかな変化が起きています。\nキービジュアルはブランディングになる # まず、自分のブランディングの基礎が形作られました。\n「これが公式な自分である」という認識が自分の中にできあがったんですね。\nどうせプロのフォトグラファーさんに撮ってもらうなら「なりたい自分」を演出しようとしたのがよかったのかもしれません。\nこういう雰囲気や印象を与えたい。そのためにはこういうファッション、髪型、ポーズをしよう。\nその結果が実物の写真として目の前に現れた時、自分はこういう方面で売っていきたいと思うようになりました。\n丸メガネもその一部です。クライアント先に行くときは必ず丸メガネをかけるようにしています。 丸メガネを仕事等のビジネスシーンで使って感じた3つの効能\nキービジュアルはセルフイメージを高める # 次に、自分の自分に対するイメージ、セルフイメージがよりよいものとなりました。\nプロのフォトグラファーは被写体の魅力を引き出すことが上手だと言いますが、まさにその通り。\n「今の自分」の中にある**「自分のなりたい自分」をより際立たせてくれる**のです。\nすると、1枚の写真に「なりたい自分」と「今の自分」が同時に存在する様が見えるんですよね。\nそれだけ「今の自分」と「なりたい自分」の距離が近いように感じて、「今の自分」がよりよいものに思えてくる。\nよく自撮りする人にはお馴染みの感覚かもしれませんが、ぼくにとっては新鮮でした。\nキービジュアルは自信につながる # すると、なぜかだんだんと自分に自信がついてくるんですよね。\n「今の自分」は「なりたい自分」に近いと感じる 「なりたい自分」になった自分は自信にあふれている だから「今の自分」も自信たっぷりだ という感じの三段論法でしょうか。\nもしくは、自分はこういう雰囲気の人間だと受け取られるということが事前にわかる安心感が堂々とした態度になって現れるのかもしれません。\nまとめ：キービジュアルにこだわり、自分を変えよう # というわけで、キービジュアルをうまく使っていきましょうというお話でした。\nSNSやブログの背景画像やプロフィール画像は、言わば自分の宣材写真です。\n自分をどう見せたいか、そしてどうなりたいか。自分を魅せ、変える材料として、キービジュアルを持ってみませんか？\n自撮りの教科書 (学校ではゼッタイ教えてくれない教科書シリーズ)\n","date":"2016年7月27日","externalUrl":null,"permalink":"/key-visual-for-branding-self-image-and-confidence/","section":"","summary":"","title":"キービジュアルは自分を変える。プロフィール画像にこだわるべき3つの理由","type":"posts"},{"content":"ぼくは仕事で情報セキュリティを2年近くがっつり扱ってきました。\nセキュリティ関連の専門知識や業界としての課題などに一定の知見を持っているつもりですし、このブログでも情報セキュリティ系の記事をいくつか書いてきました。\nそんなある日、このブログへのアクセスを解析してみたところ、とあるURLからこのブログにたどり着いた形跡がありました。\nそのURLはなんと、総務省の人材採用ページだったのですが、それがひどすぎて空いた口がふさがりませんでした。\n高度情報セキュリティ人材なのに待遇がひどい # その人材採用ページというのがこちら。\n【魚拓】総務省｜非常勤職員採用情報 情報流通行政局（情報流通振興課情報セキュリティ対策室）\n（すでに募集が終了しており、元ページが削除されているため、魚拓リンクです）\n一言で表現すると、ひどすぎる。\n日本における情報セキュリティ人材の扱いの悪さ。\nその裏にある情報セキュリティ人材の重要度への理解の低さ。\nこれらが国レベルでしみついていることがよくわかります。\n見ていきましょう。\n情報セキュリティに関する高い専門的知識を必要とする # 職務内容\n高度な専門的知識を必要とする以下の事務に従事させる\n情報セキュリティに関する施策（人材育成、情報共有、研究開発、制度構築等） 上記1施策の周知広報に関する業務 その他、関連業務 等 求めるレベル、相当高いです。\n事務って書いてありまど高度な専門知識を持つことが前提なんですから。\nセキュリティを含む幅広いIT知識、高い専門性、十分な知見を求む # 募集対象\n以下に掲げる事項について高い専門性や十分な知見を有している者\n情報通信ネットワークの構築・運用に関する専門的知識、実務経験を有すること。 情報通信技術の動向に関する情報収集・分析に必要な知識、経験を有すること。 情報セキュリティに関する情報収集・分析に必要な知識、経験を有すること。 パソコン操作（EXCEL、WORD等による資料作成）ができること。 めちゃめちゃハードル高いです。\nこんだけやるなら結構な報酬をもらわないとおかしいレベルです。\nそもそも、これが全部できる人は日本でも少ないでしょう。\nただし賃金は日給8,000円である # 賃金\n日給8,000円（正規の勤務時間以外に勤務を命ぜられた場合、超勤手当を支給。）\nそんな希少な人材・スキルを求めているにもかかわららず、日給8,000円しか出しませんよと。\nこんな条件、誰も手を挙げるわけがありません。\n試用期間はあるが、通勤手当は出しません # 雇用期間\n平成28年9月1日（又は、採用の日）から平成29年3月31日まで。なお、採用後、1月間は条件付採用期間とする。\n通勤手当\n無\nしかもその他条件も劣悪です。\n情報セキュリティという専門性が過小評価されすぎている # これはさすがに、ふざけるなとしか言えません。\n情報セキュリティはきわめて高度な専門性である # 情報セキュリティはこれまで先人が考えてきたあらゆるIT技術を正しく理解してはじめて得られる専門性なんです。\nITやシステムとは仕組みと工夫の積み重ねです。その僅かなスキマを狙ってくるの悪意から機密を守るには、仕組みの理解が不可欠。\nしたがって、守る側のセキュリティ人材にはだってそれなりの熟達が要るんです。\nただ単に、\n「パスワードは難しいのに変えてね」 「パソコンなくさないでね」 「USBメモリにファイル移さないでね」 とか言って回るだけの人じゃありません。ここ、勘違いしないでいただきたい。\n特に募集要項にあるような「情報通信ネットワーク」とか「情報通信技術」はめちゃめちゃ奥が深いし難易度が高い。\nそれら技術を理解したうえでセキュリティを語るって匠の技と同じようなもんです。\nそれを日給8,000円とはナメてるとしか思えない # それを日給8,000円で雇おうとするなんて、失礼すぎて空いた口がふさがりません。\n時給になおすと1,200円です。大学生の個別指導塾バイトや繁華街のマクドナルドの夜勤バイトと同じ水準ですよ。\nバイトを雇う感覚で「匠」に来てもらおうなんて虫がよすぎます。\n誰が応募するんですかこんなの……\n情報処理安全確保支援士などの人材に受け側は追いついているのか # こうなっている原因は、政府・行政と企業の温度感の差にあるように思います。\n政府は情報セキュリティ人材の育成に取り組んでいる # これまで政府や行政は、様々な方面で情報セキュリティ人材不足や人材育成の話をしてきました。\n情報セキュリティ分野の人材ニーズについて（PDF注意）{.broken_link}：経済産業省 サイバーセキュリティ人材育成総合強化方針（PDF注意）：内閣サイバーセキュリティーセンター 情報セキュリティ人材の育成指標等の策定：経済産業省 ITのスキル指標を活用した情報セキュリティ人材育成ガイド（PDF注意）：独立行政法人情報処理推進機構 また2017年4月度から、情報セキュリティスペシャリストを情報処理安全確保支援士にリニューアルしたりしています。\nしかし日本企業はセキュリティに金を出さない # 一方、2014年の調査資料によると、日本の情報セキュリティ関連投資額は海外平均の半分です。\n参考: 日本企業のセキュリティ投資額は世界平均の2分の1｜Digital Arts News Watch｜デジタルアーツ株式会社\nそして、2016年になっても目立った投資増加は見られないというおまけつき。\n参考: セキュリティ投資は増加傾向も、6割超の企業が現状維持–IDC Japan – ZDNet Japan\n情報セキュリティに積極投資しない＝そこにお金が回らない。\n回り回って、情報セキュリティ人材の金銭面での待遇が改善されることがないということです。\nよくわからないIT部門のSEに情報セキュリティの責任者を兼任させる企業すらあります。\n需要と供給、どちらが先か # いくら人材を育成したところで、人材を登用する側が冷遇を続ける限り、未来は拓けません。\n社会には必要だとわかっていながらも、価値を認められず冷遇される。\nそんな仕事を積極的にしたがる滅私の精神を持った聖人君子は、一体どのくらいいるんでしょうか。\nもちろん、日本の情報セキュリティ人材のスキルが不十分なため、見合う待遇を提示しづらいという状況もあるかと思います。\nが、これはにわとりたまごの議論です。\n情報セキュリティ人材になりたい！というモチベーションを掻き立てる環境を整備するのが先か？ まずは人材育成に励み、待遇改善やセキュリティ投資額を高めるのはその後とするのがよいか？ みなさんは、どう思いますか？\nいずれにせよ、情報セキュリティに関する高い専門性と十分な知見を有する者に日給8,000円という待遇を提示する求人が出るような状況はすぐにでも是正すべきです。\nせっかくの情報処理安全確保支援士も腐ってしまわないか # IPAは2017年から情報処理安全確保支援士の資格制度を開始します。\n従来の情報セキュリティスペシャリストに変わる、年次更新の必要な資格です。\nせっかく資格試験制度を刷新しようとしているのに、受け皿がこんなものでは受験者数は限定的になってしまいかねません。\n国は情報セキュリティ人材の価値認知向上に尽力せよ # 2020年の東京オリンピックを控え、日本はより注目を浴びる国となりました。\nハッカーにとっても格好の的です。今こそ情報セキュリティにも敏感になるべきときのはず。\nぜひ国が手本となって、情報セキュリティ人材の価値を認めていってほしいと思います。\nまとめ：情報セキュリティ人材の求人は黎明期 # というわけで、日本は情報セキュリティ人材は薄給で買い叩かれる可能性がある国と知って幻滅した、というお話でした。\nこれも情報セキュリティの重要さや価値が認められていない＝啓蒙が進んでいない黎明期だからなのかもしれません。\n一方、アメリカなどの海外では情報セキュリティの専門家に対し日本の倍くらい給料が出る{.broken_link}みたいです。\n情報セキュリティの専門性と英語力を備えた日本人は、海外への高飛びを考えたほうが幸せになれるかもしれません。\nそれでもなお日本での求人を探すなら、せめてハイクラス限定の世界でセキュリティ・コンサルタントの道を探ったほうがいいです。変な人材募集に搾取されないようにしましょう。\n","date":"2016年7月25日","externalUrl":null,"permalink":"/information-security-specialist-8000-jpy/","section":"","summary":"","title":"情報セキュリティの専門家が日給8000円で買い叩かれるのはおかしい","type":"posts"},{"content":"新入社員が必ず通る最初の難関。それが会議の議事録作成です。\nぼくはこれが大の苦手でした。初めてプロジェクトの現場で議事録を書いたとき、たった1時間の会議なのに議事録を書き終わるまで5時間もかかりました。しかもレビュー前の初版です。\n目も当てられません。ぼくはダメ人間だなあ・・・と落胆したものです。\nそんなとき、隣にチームの超デキる先輩がぼくにこう言い放ちました。\n先輩: おまえさ、 議事録なんて会議前に書き終えとくもんだろ ？\nNAE: ・・・え？\n議事録作成に5時間・・・その理由 # 新入社員研修を終えた翌日、ぼくはプロジェクトの現場に合流しました。\n上司から受け取った過去資料を読みあさりながら、クライアントの状況、プロジェクトの目的、これまで検討状況などをインプットし、キャッチアップに努めていました。\nそんなある日、上司がぼくのところにやってきて言うのです。\n「次の定例会に出てもらうよ。議事録書いてね。」\nコンサルタントは客と対面してナンボ。ようやくぼくの出番だ。「承知しました」と意気揚々と会議に向かったんです。\n会議の背景がわからない # さて、いざその会議に出てみると、背景が全くわからない。\nプロジェクト全体の状況はなんとなく把握しているものの、その中でこの会議では一体何を話すのか、何を話さなければいけないのか。すべてがゼロでした。\n主にクライアントと話すのは上司なので、会議自体は進むんですが、ぼくはと言えば横でわかったようなふりで聞いてますよ感を全開にしていました。\nNAE: （なんでこのアジェンダなんだ・・・なんでこの会議やってるんだ・・・わ、わからねえ・・・）\nどこが大事かわからない # 会議の背景や目的が頭に入っていないんですから、どこが会議の要点なのかがわかるはずもありません。\nクライアントの言っていることは大事なのかな、くらいはさすがに理解していたものの、雑談と議論と決議の差すら見極められず。\nNAE: （と、とりあえず書かなきゃ・・・）\n用語が理解できない # そんなぼくの状況なんて、会議を進める側は気にもかけないわけです。どんどん話が進んでいきます。\nするとわんさか出てくるのが、わからない用語。話している側は通じ合う言葉も、ぼくにとっては**＃％＠＄￥！**にしか聞こえません。\nわからないんですから、もう言っている通り書くしかありません。頷きと聞いてますよ感が全開。頭の中はちんぷんかんぷん。\nNAE: （KMR？DCT？TSC？オペ端？コス刷新？VDI・・・基盤？？？）\n全部書こうとする # そんな状況なので、ぼくの右手はフル回転でした。わからないんだからとりあえずメモっとけと。一言一句を書き残すレベルで。ギリギリ読める汚い字で。\n就活セミナーとかで話す側の目を見ながらものすごい勢いでメモ取る人いますよね。まさにあんな感じ。\n話していることを逐一書くものだから、当然右手は疲れていきます。でも、話の内容を理解できない＝頭に残らないので、メモに書かない＝あとで自分が死ぬ、なわけです。もう必死ですよね。\n会議中にメモ紙の余白不足やペンのインク切れが起きたらもう最悪です。苦肉の策として、手のひらや腕にメモを書いたり、筆圧でメモを取ったり・・・\n1時間の会議が終わったあと、残されたのはちんぷんかんぷんの疲れた頭とA4ノートの裏表3ページ分くらいの大量のメモ。当然、構造化などされていません。\nNAE: （助かった、やっと終わったよ。メモ取り頑張ったわ・・・）\n特筆すべき決定事項とToDoがわからない # いや、終わっていません。自分の席に戻り、議事録を書くところからが本番です。（その前に不明点を上司に聞くなんて気の利いたことができる人間じゃありませんでした）\n会議資料をわき目に、床にぶちまけた焼きそばのようなメモを読み解きながら文字に起こし、議論の流れを議題ごとに書いていき、決定事項やToDoっぽいものを抽出してまとめ・・・パッと見はシュッとしているものをとりあえず作ります。\nいや、中身はぜんぜんもっさりしているんですよ。逐語録みたいなもんですし、背景も目的も用語も理解していないから、抽出した決定事項やToDoは的外れなわけです。\nNAE: （メモからすると決定事項は・・・これ？なんかOKって書いてあるし・・・）\n正しい言い回しがわからない # そして、ぼくが一番引っかかったのは、日本語の言い回し。\nいわゆる「ビジネス日本語」が全く身についていなかったため、自分の書いた日本語がビジネス文書として正しいか判断ができませんでした。\nなので、1つ1つの言葉に対していちいち適切な言い回しを考えていきました。メモをほぼ全部文字に起こしているので中身の分量は多く、それだけ時間がかかります。\nNAE: （推奨します、お薦めします、すべきです、提案します・・・どれがいいんだ？）\n自己レビューの無限ループ # そんな状況にもかかわらず、自分的に90点くらいのものを出さないと！という謎の使命感を持っていたぼくは、ひたすら自分の書いた議事録の完成度を高めようとしました。\n結果陥ったのは、終わることのない自己レビュー。\nトピックの切り出し方がなんとなく汚い（根拠もなく）と感じたら発言の記載順を変えてみたり、やっぱりもとに戻してみたり。\nビジネス日本語の言い回しをいちいち全量見直して、全量修正をかけて、不自然に感じる部分について改めて考えてみたり。\nそんな中で、これ決定事項かも？と思ったものを決定事項一覧に追加してみたり、優先度低そうと感じたものを消してみたり。\n自分としては推敲しているつもり。時間はどんどん過ぎていく。90点にはなったかな？という段階で上司にレビューを依頼した時点で、会議終了から5時間が過ぎていました。\nさて、上司にレビューを依頼した結果、どうなったか？\n10分もしないうちに、赤入れだらけの議事録が返ってきました。デカデカと書かれた「遅すぎ」の文字と一緒に。\nNAE: （・・・）\n議事録を会議前に書く極意 # ぼくは一体なにをしていたんだ・・・あまりに無価値だ・・・ノーバリューコンサルタントだ・・・。\n落胆するぼくを見かねたのか、隣のプロジェクトでバリバリ活躍していた、年次が3つ上の先輩コンサルがやってきました。中途入社なので年齢は結構上。\nパイセン: 大丈夫か。まあ、議事録って最初は難しいよな。 でもすぐ慣れるよ。そのうち 会議前に議事録書き終えられるようになるから\nNAE: はい？え？議事録って会議後にしか書けないんじゃないんですか？ だって会議の結果の記録ですよね？\nパイセン: まあ、普通はそう思うわな。でもよく考えてみなって\n会議の議題とは何で決まるか # パイセン: 会議ってのは、要は意思決定の場なわけだ。プロジェクトで何かを決めたいときに会議が開かれる\nパイセン: つまり会議はプロジェクト全体の動きの中の1つなんだよね。 で、プロジェクトの提案書、ちゃんと見た？\nパイセン: 目指すゴール、全体アプローチ、作業スケジュール、組織図、役割分担、会議体、コミュニケーションプラン、いろいろ書いてあるよな？\n会議体：プロジェクト推進に必要な会議の定義 議題（意思決定、課題やリスクの対応検討、役割分担表に則ったそれらの範囲など） 頻度（月次、週次、日次、都度など） それらの遂行に必要な参加者（組織） コミュニケーションプラン：具体的な会議計画 開催日時と場所 想定参加者 議題、アジェンダ 持参資料 パイセン: 作業スケジュールに沿って、適時適切に物事を決めるために開かれるのが会議なんだよ\nパイセン: だから、1回1回の会議には、その時に決めなければならない議題が絶対にあるはずなんだ。 逆にそれがななら会議なんて無駄\nパイセン: 全体のスケジュールをちゃんと理解してれば、そこらへんわかるはずだよ\nNAE: あ・・・あう・・・。そうですよね。あまりに正しすぎて反論できません・・・\n→★会議の議題は全体スケジュールから導出できる\n会議の議題がわかれば議事録の骨組みは明らか # パイセン: で、決めるべきことがわかってれば、議事録に何を書くべきかなんて明らかじゃん\nパイセン: 少なくとも決定事項に書くべきことはわかるよね。決めるべきことがどう決まったか。それだけ\nパイセン: あとは中身にその理由とか経緯とか書いていけばいい。 だから、骨組みくらいは会議前に書けて当然なんだわ\nパイセン: To Doだってそうだよ。全体の流れがわかってえば次に何が来るかなんて明らかなんだからさ\nNAE: 逆引きってやつですよね・・・なんとなく言ってることはわかるんですけど・・・\n→★決定事項やToDoに書くべきことは議題から導出できる\n正しい道が明らかなら議論の中身も導ける # NAE: 会議ってやってみないとわからないじゃないですか。 あっちが何言うかわからないし、突然別の話題を振ってくるかもしれないし。議事録の中身まで事前に書ききるなんて無理ですよ\nパイセン: と思うだろ？それができるんだよ。 プロジェクトを取り巻くクライアントの状況を、マネジメント（経営層）レベルの視点で理解できていればね\nパイセン: プロジェクトって要は会社全体が将来に向かって変わっていく活動の1つだろ。 プロジェクトにおける1つ1つの意思決定はその将来と同じ方向を向いているべきなの\nパイセン: となると、「全体の状況を踏まえるとプロジェクトはこう向かうべきだ！」と言えれば誰も文句は言わないし言えない。 もちろん現場の意見も大事だから聞くんだけどね\nパイセン: ほら、よく 2段階上の人の視点でものごとを考えろ っていうでしょ。これこれ\nNAE: うーん、わかるようなわからないような・・・\nパイセン: たとえば、A案とB案どっちかを選ぶって議題があるとするでしょ。 短期的なプロジェクトの成功だけを視野に入れると絶対にA案なんだけど、視野を広げて全体最適を考えるとB案が正しい。 そんなとき、どっちを選ぶ？\nNAE: B案・・・ですかね\nパイセン: 正解。 でもただB案を押し通すだけじゃなくて、大枠はB案だけど細かい進め方的なところに現場の意見を取り入れたB案改で通すようにするのが大事ね。 現場の協力得られないと、いくら決めてもものごと進まないから\nNAE: なるほど・・・\n→★決定事項の中身は、本当に正しい道を見極められれば自ずと決まる\nそれら踏まえて会議デザインと準備を行う # パイセン: 話を戻すと、A案に寄りがちな現場担当者に対して、気持ちはわかるけど実はB案が正しいんだよ、ということを言わないといけない\nパイセン: そのために会議、というか議論の流れのデザインと、それを支える事前準備をすればいいの\nNAE: デザインと準備・・・ですか\nパイセン: そ。そこが唯一のキモだって言っても過言じゃない\nパイセン: 会議をデザインするってのは、要は意思決定までの全体の流れや段取りを定義すること。 Aを決めるためにはBとCとDを明らかにすればいい、的な奴。 ロジックツリーって知ってるだろ。あれだよあれ\nパイセン: で、BCDを明らかにするなり決めるなりするために、個別の論点があるならそれも明確にする。 もしファクトさえあればそもそも議論不要なんだったらファクトを集めておく\nパイセン: そうすれば、結論は見えてるし、その導出も明らかになるから、議論の流れなんてわかっちゃうんだな\nパイセン: そこまでできれば、議事録なんて事前に書けちゃうんだよ。 むしろ逆に、議事録ドリブンで会議のデザインや準備をするっていう感じでいいと思う\nNAE: 先輩、パネエっす\n→★結論を導くための議論の流れをデザインする\n→★個別論点まで落とし込み、下支えるファクトまで準備できれば、議論の中身は決まり、議事録は埋まる\n議事録を書く3つの理由 # パイセン: ところでさ、議事録ってなんで書くんだと思う？\nNAE: え、会議の内容を記録するためじゃないんですか？\nパイセン: それ20点。正解はこう\n意思決定の証跡を残すため 関係者へのコミュニケーションのため 成果物として納品するため パイセン: この中で特に大事なのは1つ目と2つ目\n意思決定の証跡としての議事録 # パイセン: 意思決定の証跡、つまり誰が何を決めたのか。 これハッキリしとかないと、あとでトラブルが起きたときに責任の所在があいまいになるだろ\nパイセン: すると、犯人探しが起こるんだよ。責任の押し付け合いね。 そんなん無駄以外の何ものでもないから\nパイセン: あとうちら（コンサル会社）からすると、議事録はリスク回避の道具でもある。 訴えられた時の証拠になるんだよ。実際にそうなった経験はないけど\nNAE: だから最後にクライアントにOKサインもらうんですね\nパイセン: そーゆーこと\n→★議事録は意思決定の責任者を明確にする道具\nコミュニケーションツールとしての議事録 # パイセン: 次の関係者コミュニケーションはわかるよね。 会議に出られなかった人とか、会議の結果を把握しておかなければならない人に、会議の結果を伝えるのね。 決まったことがちゃんと伝わらないと、みんな好き勝手動くからさ\nパイセン: だからこそ、議事録はタイムリーに書き終わってすぐに関係者に展開しなきゃいけないの。 おまえの上司がデカデカと遅すぎって書いた理由はそれ。 っていうかほんと遅すぎだよお前。なんだよ5時間って。聞いたことねえよ\nNAE: す、すみません・・・そうだったんですね。記録するだけじゃないんだ・・・\n→★コミュニケーションツールとしての議事録は鮮度が命\n納品成果物としての議事録 # パイセン: あと、プロジェクトの成果物に議事録が含まれているなら、ちゃんと納品しないとそれは契約違反だから\nパイセン: でも、成果物に入っていないから議事録書かないというのは違う。理由は前の2点があるから。 だから常に議事録は残しておくべきなの\nパイセン: ただし、その場合は今さっきお前が書いてたWordドキュメントみたいなカッチリしたやつじゃなくてもOK。 議事メモとしてメールで送るとかでもいい。 要は、記録が残っていて共有できることに意味がある\nパイセン: ちなみに、メールで送るなら、本日中以内に返信がなければ内容は承認されたとみなします、的な一言を忘れないこと。 承認待ちで動かないのってイケてなさすぎるから。鮮度が命\nNAE: なんだか、いろいろありがとうございます\n→★成果物に入っていなくても議事録を書く\n→★議事録のレビューと承認を早められるコミュニケーションをする\n議事録作成の前提事項：会議設計の4つのポイント # パイセン: 議事録を書くには、そもそも会議の設計がしっかりしてないと話にならん\nパイセン: 会議設計ってのは Why、What、Who、Howを明確にすること な\nNAE: 5W1Hですね。わかります\nパイセン: わかってなかったら殴ってたわ。 5W1Hの中でも重要なのがWhy、What、Who、Howってこと。 WhereやWhenも無視できないけど優先度低め。正直どうにもなる\nWhy：会議の目的 # パイセン: まずは会議の背景と目的な。 これが明確じゃないと話にならん。集まるだけ無駄\nパイセン: たとえばさ、会議に呼ばれる側からすると、てめえなんで俺を呼んだんじゃい、ってなる。 忙しいんだから、理由ないもんに時間取られるなんてアホくさすぎ\nNAE: 言われてみればそうですね\n→★会議を開くなら、その目的は明確に\nWhat：決めること # パイセン: 次にアジェンダな。何を決めるか。 仕事を進めるうえで大事なのは意思決定だから\nパイセン: 何も意思決定しない報告的な会議とかやってる人いるけど、俺からするとそんなんメーリスで回すとかで十分じゃんって思うわけ\nパイセン: 報告とあわせて課題とかリスクの議論したいならわかるけど、単なる情報共有で集まるのはねえ。 まあ、顔合わせるのは大事だけどね\nNAE: 議題がないとなに話していいかわからないですもんね\nパイセン: そ。あと話す内容の範囲を決めるって意味もある。 関係ないことぐちゃぐちゃ言い始めるやついるけど、正直邪魔だし時間の無駄だから、そういうのを黙らせるためにも必要\n→★何を決めるのか、議題＝議論のスコープをはっきりさせる\nWho：決めるのに必要な人 # パイセン: 次に人な。 何か決めるってことは、そのトピックの意思決定をする権限を持った誰かがそこにいないといけない\nパイセン: 決めるにあたって他の誰かを巻き込む必要があるならその人たちも呼ぶ。 要するに、意思決定に必要な人間は集めとけ、ってこと\nパイセン: これ、裏を返すとWhyとWhatにいきつくから\nNAE: というのは・・・？\nパイセン: たとえば、\nパイセン: 「こういうプロジェクトで、3日後までにXXの結論を上長へ報告することになっており、明日までに3つの領域担当の意見をすり合わせ、内部合意する必要があります」 「そのため、各領域の代表者として意見いただきたく、AさんとBさんとCさんに参集いただきました」\nパイセン: ・・・的なことが言えないとだめだから。 何を決めるの？なんで自分はこの会議に出る必要があるの？（＋なぜ今なの？）という疑問が晴れないことには、参加者は協力しない\nNAE: たしかに、具体的な根拠つきであなが必要だ、と言われるとやる気が出ます\nパイセン: いや、やる気の問題じゃなくて、役割の問題な\n→★会議の各参加者に期待する役割を明確にする\nHow：決めるアプローチや材料 # パイセン: 最後にHowは、要するに意思決定をするための議論のデザインな。 さっき言ってた、決めるアプローチとか、個別論点を決めるためのファクトとか材料ってやつ\nパイセン: 決めるトピックだけ準備して、さあみんなで考えよう！とかする人もいるけど、それ最悪だから。 議論が発散しまくって時間だけ過ぎてく。 で1時間くらいたった後に何も決まってないとかなる。アホでしょそれ\nパイセン: だから、何を決めるかだけじゃなくて、その決め方、つまり議論の段取りくらいは最低限考えておくべき\nパイセン: 余力があれば論点に砕いて、決めるための材料やファクトまで集められてると完璧。 そこまでやれば会議前に議事録書けるな\nパイセン: もし必要だったら、議論の進め方そのものについて合意するための会議を開いてもいい。 最初から決めにかかったが、そもそも決め方が違うって怒られたことが何回かある\nパイセン: まどろっこしいけど、その1クッション挟むほうが全体として進みやすい場合もある。 本当は1回の会議でバシッと決めるのが最高にカッコいいんだけど、相手がいることだししゃーない\nNAE: 手戻り、したくないですもんね\n★ものごとを決めるまでの議論の段取りを明らかにし、くさびを打つように前進させる\nこの先輩、何者か # パイセン: 今のメモった？同じこと何度も言わねーよ、俺\nNAE: はい。だいたいメモしました\nパイセン: おっけ。今の話、全部覚えてね。超基本だから。 俺18の時にはこれマスターしたから\nNAE: は、はい。え？18歳？先輩いまおいくつですか？\nパイセン: 31だよ。俺、最終学歴 中卒 だから。高校中退。社会人14年目\nパイセン: お前、たしか大学院卒だよな。学歴自慢したら詰めまくるから覚えとけ\nNAE: は、はい・・・\n後日、彼がMENSA出身であることが判明しました。 そして、周りが頭悪すぎて暇すぎるという理由でMENSAを脱退したことも・・・。\nメンサ（英: Mensa）は、人口上位2%の知能指数 (IQ) を有する者の交流を主たる目的とした非営利団体である。高IQ団体としては、最も長い歴史を持つ。\n出典：メンサ – Wikipedia\nまとめ：議事録と会議は表裏一体。コツを掴んで効率化を # というわけで、院卒のくせに出来の悪いクソ新卒コンサルが、MENSA出身の中卒先輩から学んだ、議事録作成と会議のデザインのコツでした。\nデキる人は会議ひとつ取っても自分なりの勝利の方程式を持っているんですね。 仕事の勝ちパターンというか、デザインパターンというか。\n5W1Hなどのフレームワークやいわゆる方法論というのは、それを構成する1つのツールに過ぎないのかもしれません。\n","date":"2016年7月12日","externalUrl":null,"permalink":"/meeting-preparation-and-design/","section":"","summary":"","title":"議事録を会議前に書き終える？元MENSAの敏腕コンサルに学ぶ会議の極意","type":"posts"},{"content":"人の資質を明らかにするツール、ストレングスファインダー。\nこれを外資コンサル集団がやったらどのような結果になるのか？\n有志で実験し、集計してみました。\nコンサル企業への就活・転職を考える方の参考になれあと思います。\nストレングスファインダーとは # ストレングスファインダー®は、アメリカの世論調査と組織コンサルティングのギャラップ社が「人は自分の弱みを改善するよりも、自分の強みに意識を向けそれを活かすことで最大の能力を発揮する」という考え方に基づき開発したツールです。\n自分の強みの源泉となる才能を、鏡のように客観的に「見える化」してくれるツールであると言えます。\n（出典：ストレングスファインダーⓇについて | ストレングス・ラボ）\nストレングスファインダーとは、資質を見える化することで、自分やチームのパフォーマンス向上に活かすためのツールです。\n仕事は人のスキルによって完遂され、スキルは資質の上に育つ……\nということで、自分の資質を知ることは成果の出やすい仕事を見極める良いインプットになります。\n逆にチームメンバーの資質を知ることで適材適所のチーム編成ができるという面も。\n自分にしろ会社にしろ、資質を知っておいて悪いことはありません。\nストレングスファインダーはそれを助けるツールです。\n外資コンサルが共通して持つ資質とは？ # さて、資質は母集団によって偏りが出るはずです。\n外資コンサルの場合はどうなるのでしょうか。\n有志を募り、実験をした結果を少しだけご紹介します。\n母集団の構成 # 母集団である実験参加メンバーの編成はこちら。\n管理職レベル：4人（うち1人はぼく） スタッフレベル：14人 計18人と母数としては少ないため、統計上の有意性は怪しいところ。\nそのためあくまで1つの実験結果として捉えてください。\n回答ルール # ストレングスファインダーでは、次々と画面に表示される177個の質問に対し、\nよく当てはまる 少し当てはまる どちらでもない あまり当てはまらない 全く当てはまらない の5つから最も当てはまるものを選びます。\nさて、こういった自己評価アンケートの場合、人によっては「自分はこうありたい」という願望ベースで答えてしまいます。\nそれでは自己評価の意味がないので、回答の尤度を高めるため、質問の表示〜回答まで10秒以内という制限をつけました。\n結果集計のしかた # （出典：ストレングスファインダーの強みが属する4つの資質群とは？）\nストレングスファインダーでは、5個の「資質」が強み順に並んだものが結果として得られます。\n自分一人で結果を眺めるのであれば問題ないのですが、複数人分をまとめるとなると34個中5個だけではあまりにバラけすぎてしまいます。\nそのため、ここでは各要素をリーダーシップの視点からカテゴライズしたものを利用します。\n戦略的思考力：常に先を読み、筋道を立てて集団を導く能力 実行力：アイデアを「捕まえて」現実のものにする能力 影響力：グループの主張を確実に周囲に伝える能力 人間関係構築力：グループ全体をまとめ、より大きな力へと変える能力 （出典：ストレングスファインダーの34の強みが属する4種類の領域とは？）\n具体的な集計方法はこちら。\n上位の資質ほど高得点になるよう重み付け リーダシップ別に得点を集計 レーダーチャートにプロット 外資コンサルの資質トップ＆ワースト3 # 実験結果のレーダーチャートはこちら。\nご覧のとおり、人間関係構築力と戦略的思考力に偏っています。\nコンサルの仕事はクライアント（人も組織も）を動かして結果を出させること。\n信頼されていないと言うことなんて聞いてくれません。\nしたがって、クライアントと人間関係を構築し信頼を得ることはコンサルとしては責務。\nだからこそ人間関係構築力が重要だ・・・といったところででしょうか。\n戦略的思考力というところは・・・先を見据えて人を導くのが仕事のコンサルですから、純粋にそういう思考の人が多いということだと思います。\nコンサルタントの資質トップ3 # それでは、具体的に**「強み」と判断された人数の多かった資質**を見ていきましょう。\n3位：学習欲（戦略的思考力） # 学習欲という資質を持つ人は、学習意欲が旺盛で、常に向上を望んでいます。特に結果よりも学習すること自体に意義を見出します。\nコンサルティングファームの武器は社員です。\n社員のスキルや能力こそが競争力の源泉。\nそのため新しいことをどんどん吸収し身に付けることが、高いレベルで求められます。\nまた、複数のプロジェクトを転々とするコンサルタントの働き方からすると素早いキャッチアップ力は必須。\nそのため、新しいことを学ぶことが好きでないと何もできません。\nその意味で、学習欲が3位に食い込んでいるのはしっくり来ます。\nキャッチアップ力とは？については下記記事で詳しく解説しています。 スキルアップのスピードを高める「キャッチアップ力」の磨き方\n2位：達成欲（実行力） # 達成欲という資質を持つ人は、並外れたスタミナがあり、旺盛に仕事に取り組みます。自分が多忙で生産的であることに、大きな満足感を得ます\nコンサルは、生産性、ハードワーク、コミットメントという言葉が大好きです。\n体力的にもタフな人が多いため、この結果はとても納得感があります。\nぼくも先輩コンサルから1秒も無駄にするなと教育されてきました。\n自分の動きはすべて、成果に貢献するものでないといけないと。\nまさに達成欲のカタマリといえます。 「全ての仕事には意味がある」の本当の意味\n1位：個別化（人間関係構築力） # 個別化という資質を持つ人は、一人一人が持つユニークな個性に興味をひかれます。異なるタイプの人たちの集団をまとめ、生産性の高いチームを作ることに長けています。\nトップに来たのはやはり人間関係構築力。\n中でも個別化はダントツで多かったです。\n自分一人のみならず、チーム全体の生産性や成果達成を重要視している人が多い、ということでしょう。\nコンサルはクライアントの人や組織を強める存在。人に動いてもらってなんぼなんですから。 コンサルは成功者に巣食う寄生虫なのか\nコンサルタントの資質ワースト3 # 逆に、「強み」と判断された人数が最も少なかった資質のご紹介です。\n3位：活発性（影響力） # 活発性という資質を持つ人は、アイデアを実行に移すことにより結果をもたらします。じっとしていることができないことが多いものです。\n活発性＝「考えるより先に行動！」という意味ならば、たしかに少ないように思います。\nぼくのまわりでいえば、やるのは早いけど仮説でも計画を立ててからな人が多い印象です。\n仮説ベースで考えるというか、行動を起こす前に必ず大きな方向性から外れなように見通しを立てるとうイメージです。 行動が早い人と遅い人の決定的な4つの違い\n2位：運命思考（人間関係構築力） # 運命思考という資質を持つ人は、あらゆる人や物事は互いに結びついていると考えています。この世に偶然というものはほとんど存在せず、ほぼあらゆる出来事には何らかの理由が存在すると確信しています。\n少しスピリチュアルですね。\n「すべては運命。この世に偶然はないのです。（映画「カンフー・パンダ」より）」\n・・・なんて信じている人はたしかに見たことありません。\nあらゆるものには理由がある、というスタンスはそうなんですが・・・\n1位：規律性（実行力） # 規律性という資質を持つ人は、日課や秩序正しい計画に従うことを好みます。世界は自分が作った秩序の中に存在します。\n型破りで破天荒。\n「このルールの目的って何よ？」 「もし目的の妥当性が怪しいならこのルール守る意味ある？」 と問う人はたしかに多いです。\nそういう意味では規律性がワースト1なのは超納得です。\nぼく（外資コンサル管理職）の結果 # ぼくの結果は下記チャートのオレンジ線でした。\nアホみたいに人間関係構築力に全振り。参加メンバーの中でダントツでした。\n戦略的思考力と影響力がかろうじてすこし出張ったあと、申し訳程度に実行力が顔を出しています。\nトップ10は以下のとおり（こちらを参考にフルレポートを購入しました）。\n個別化（人間関係構築力） 調和性（人間関係構築力） 親密性（人間関係構築力） 学習欲（戦略的思考力） コミュニケーション（影響力） ポジティブ（人間関係構築力） アレンジ（実行力） 最上志向（影響力） 分析思考（戦略的思考力） 成長促進（人間関係構築力） 人間関係構築力の文字が踊っていますね。その他の資質も人を動かす系のものばかり。\nどうやらぼくは人ったらしのようです。\nまとめ：資質を見極めてみませんか？ # 以上、外資コンサル集団のストレングスファインダー集計から見るコンサルタントの資質でした。\n母数が少ないため統計上の有意性は怪しいですが、なんとなくの傾向は見えてきたように思います。\n資質は土壌、スキルは作物、スキル開発は農作業。良い土壌であれば作物はよく育ち、成果が出やすいもの。\n自分の活躍しやすい職を選ぶために、まずは自分の資質を知るところからはじめてみませんか？\n下記書籍を買うと、ストレングス・ファインダーのWeb診断を受けるためのアクセスコードが手に入ります。\nさあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0\nなおこちらの本、2,000円くらいします。\n2,000円ぽっちで資質がわかるなら安いもんじゃないか……と個人的には思うのですが、もし値段にハードルを感じるなら、無料で受けられるグッドポイント診断という手もあります。\nただし中身は全然別物なので、そこだけご注意ください。\n","date":"2016年7月4日","externalUrl":null,"permalink":"/foreign-based-consultants-strength-finder/","section":"","summary":"","title":"外資コンサルの資質とは？18人分のストレングスファインダーを集計してみた","type":"posts"},{"content":"もしも100万円が手に入ったら、あなたはどうしますか？\n100万円、結構大きな金額です。どのように使うと自分に役立ち、また心が満たされるんでしょうか。\n**10年後の自分が100万円を渡しにきたとしたらどのような言葉をかけるのか？**という視点で考えてみました。\n10年後の自分「家族を大事にしなさい」 # NAEよ。この100万円は家族のために使いなさい。愛する嫁さんと息子、そして今年産まれてくる次の子のためだ。\n10年後を想像してみな。嫁さんはあいかわらずかわいいぞ。そしてこの子は12歳。やんちゃっぷりは今のとおりで手はかかるが、やりたいことも見つけて頑張ってる。下の子はまだ甘え癖が抜けないが、学校では頑張ってるんだから家では甘えさせてあげている。\n今も家族が大好きだろうが、10年経ったらもっと好きになるから楽しみにしておきなさい。本当に、家族っていうのは良いもんだぞ。\nでもな、家族が笑顔で過ごせない時は正直心が痛む。だから。この100万円は、家族が笑顔で幸せに過ごせるため、そして家族を守るための備えにしてもらいたい。\n10年後の自分「親族を大事にしなさい」 # でもな、嫁さんと子どもたち以外にも家族がいることを忘れちゃいけない。きみの、そして嫁さんの両親と兄妹、親戚の方々だ。\n君は経済的にも精神的にも早く独立したいがために就職早々一人暮らしを始めたよな。今あまり親と連絡を取らなくなっているのもその名残だろう。\nぼくが生きている時間、つまりきみから見たら10年後、両親はもう70代だ。きみの祖父母は80代で亡くなっている。そう考えると、ぼくが両親に会えるのはあと10年しか残されていない。正直、もっとたくさん話しをしておけばよかったと思っている。君から見たらあと20年。まだ間に合うから今のうちにたくさん話しをしておきなさい。\nお義父さんとお義母さんだって同じだよ。何かあった時、義父母への連絡は嫁さんに任せているだろう？本当にそれでいいのかな？住んでいるところは少し遠いが、家族になったんだ。結婚してしばらくの間やっていた「珍しい国の料理を食べに行く会」をまた始めるといい。ぼくの世界だともう遠出が難しくてできなくなっているんだ。\n兄妹は・・・そうだな。こっちの世界でもピンピンしてるし、みんな家族を持っていて忙しい。折りにふれて連絡とってみな。そのうちきみも兄妹の言葉で救われる時がくる。お義兄さんだってそうさ。話し込んだことがあったんだが、彼の話は面白いぞ。\nだから、この100万円で両親や義父母、兄妹や義兄に飯をおごってあげなさい。一回一回の食事が大事に思えてくるから。\n10年後の自分「たくさん運動しなさい」 # 次は、きみの話だ。今は30代前半で気力も体力も溢れている。たしか君くらいの年齢のときに自転車通勤を始めたんだよな。そのおかげで若々しくいられている。助かったよ。\nでもやっぱり40代に入ってから体力の衰えは感じる。頑張ってはいるんだけどね。子どもたち1日中公園で走り回ったらくたくたになる。\nきみは今、体型維持や運動不足解消のために自転車通勤をしているね。でも、それでは足りなくなる時がくる。今のうちに運動する習慣をつけておくといい。一生の財産になるよ。\n運動するモチベーションのためにお金が必要ならどんどん使うと良い。それはとても良い投資になるから。この100万円はその原資にあててみたらどうかな。\n10年後の自分「興味があることはすぐやりなさい」 # もう一つ。今、やりたいことはできているかい？もしNoなら、今すぐにやるための準備を始めなさい。\nさっき体力の衰えの話をしたね。同じように頭だって衰えていくんだ。若いからこそできることはこの世にたくさんある。時間が経てば経つほどそれが困難になっていく。今は実感できないかもしれないが、10年経ってみな。嫌でも実感するから。\nだから君には何事も1ミリもガマンしてほしくないんだ。もともと自分を抑え気味な性格なのは知ってる。人が喜ぶと自分も嬉しいという性格も承知済。だからこそ、君はもっと自分勝手になったほうがいい。自分勝手すぎるかな、くらいがちょうどいいんだよ。\nあの時ああしておけばよかったな、でも今になってはできないな。なんて思うのは惨めだろう？やらないで後悔するよりはやって失敗して後悔するほうがよっぼどマシだよ。勉強にもなるし、成長にもなる。やって成功したなら儲けもんだ。\n家族を大事にするという約束さえ守れば、君はなんでもやっていいんだよ。怖がることはない。10年後のきみが言うんだからね。100万円あればそこそこのことならできるはず。この話が終わったら、やりたいことをリストに書いてみな。世界が変わるから。\n10年後の自分「住宅ローンは早めに返済しなさい」 # そういえば、きみはまだ住宅ローンを返済中だったよね。家族と過ごす快適な家だ。買った時、そして入居した時の感動は今でも覚えてる。\nでもね、ぼくはもうその家に住んでいないんだ。そういう未来もあるってことは知っておいてほしい。\nだからこそ今抱えているローンは早めに返済したほうがいいと思うんだ。ローンて名前はカッコイイけど要は利子付きの借金さ。借金は身を重くするし自分の判断を鈍らせる。本当はもっと自由に遠くに行けるはずなのに、借金が足を引っ張って大事な一歩を踏み出せない時がある。\nそんな足かせ、早く取っ払ったほうがいいよ。もしきみが今の家に住み続けたいなら（そう思っているんだろうけど）ローンは早く完済したほうがいい。\nこの100万があるだけでも結構違うと思うよ。\n10年後の自分「お金なんてどうにでもなるんだよ」 # 住宅ローン返済にこの100万を充てたらさっきまで話した他のことができなくなる、と思うかもしれない。でもよく考えてみな。お金なんてどうにでもなるんだよ。\nきみ、いままで仕事してきて自分のことをどう思ってる？働けばお金が稼げると思っているよね？その通りなんだ。10年後だってそれは変わらない。\nお金なんてね、必要な分を留保してるなら残りはためこまずに使ったほうがいい。貯金を増やすんじゃなくてキャッシュフローを良質化するんだよ。わかるかな。きみが健全に働いて社会活動をしている限り、お金は出て行けば出て行くほど入ってくる。\nだから、実は君はこの100万円の使いみちになんてこだわることなんてないんだ。大事なのは今あるお金をどう使うか。それだけなんだよ。きちんと働いてきちんと使えばお金は入ってくる。安心しておきなさい。\n10年後の自分「実はぼくは何人もいるんだ」 # たくさん話をしてしまったね。ここでひとつ種明かしをしよう。\nぼくは、いくつもある君の10年後のなかの1人に過ぎない。人生が崩壊したぼくもいれば、ドバイの石油王になっているぼくもいる。まあ、人それぞれってことさ。全部ぼくなんだけどね。\nきみは、どのぼくにもなれるんだよ。そのすべては君の選択にかかっている。ぼくはそれをきみに伝えに来た。この100万円が、きみが真剣にこれからのこと、大事なもの、本当にしたいことについて考えるきっかけになったとしたら、それは100万円の何倍、何十倍もの価値があることなんだよ。\n後悔のない、良き人生を歩みなさい。\n（おわり）\nまとめ：10年後の自分は今の自分が作る # というわけで、10年後の自分から今の自分への手紙をしたためてみたのですが、仕事の話より家庭や健康の話ばかりになりました。\nそりゃそうですよね。ぼくにとって、仕事は人生の一部。あくまで生きていくためのツールです。\n自分の人生で成し遂げたいことはなにかを考えたとき、仕事が先にくるわけがなかったんです。\nとはいえ仕事はがんばりますけどね！\nもしここに100万円あったら、10年後の自分を形作るため、あなたはどのように使っていきますか？\nビジネスマンの父より息子への30通の手紙 新潮文庫\n","date":"2016年7月3日","externalUrl":null,"permalink":"/1-million-jpy-from-me-after-a-decade/","section":"","summary":"","title":"10年後の自分「100万円やるから話を聞いていけ」","type":"posts"},{"content":"仕事での依頼でよしなにと言われて困ったことはありませんか？\n「よしなに作って」 「ここらへんはよしなに」 「よしなにでいいよ」 これ、結局なにをどうすればいいかわからないですよね。\nそれもそのはず、「よしなに」という言葉は仕事で絶対に使ってはいけない厄介ワードなんです。\nそこで今回は\n「よしなに」の意味と語源 「よしなに」がなぜ厄介か 「よしなに」被害を避ける方法 についてお話しします。\n仕事で「よしなに」と言われて困ったことのある人の役に立てればと思います。\n「よしなに」とは？意味と語源 # そもそも「よしなに」の意味と語源はなんでしょうか。\n＜よしなにの意味＞\n「よいように」というのが本来の意味で、現代では**「適当に」「よろしく」とかの意味**に使われるようになっています。\nこの「よしなに」という語源の由来は、天孫ニニキネのお妃である「このはなさくやひめ」が三つ子を産み、お祝いに駆け付けてきた4人に、3つしかない胞衣を分けなければならなかったからで、「よしなにはからう」つまり、お互い喧嘩しないように分け与えることに苦慮したことが語源になっています。\n（出典：imimatome.com）\nつまり「よろしく」「（適切という意味での）適当」ということです。\n曖昧ですよね。\nこの曖昧さがクセモノなんです。\n「よしなに」が厄介な理由 # 軽い雑談で「よしなに」が使われる分には問題ありません。\nしかし仕事のやりとり（＝ビジネス・コミュニケーション）における「よしなに」は避けるべき厄介ワードです。\nなぜなら、「よしなに」の意味の曖昧さが無駄の温床になるからです。\n例として、上司から「資料をよしなに作って」と依頼された場合を考えてみましょう。\nパイセン: 明日の会議資料、よしなに作っといて NAE: 承知しました\n～1時間後～\nNAE: できました。確認お願いします パイセン: イメージと全然違う 。やり直し NAE: は、はい\n～さらに1時間後～\nNAE: 直しました。どうですか？ パイセン: ここ、 もっといい感じ にして NAE: ・・・\n～もう1時間後～\nNAE: こんな感じですがいかがでしょう パイセン: 大体OK。あと俺やっとくわ NAE: （夜10時かよ……）\nいかがでしょうか。\nこの1～2往復目、無駄ですよね。\n「よしなに」からの「イメージと違う」、そして「いい感じ」というコンボ。\nこれではレビューと直しの往復回数が増えるだけで、資料作成完了がどんどん後ろ倒しになるだけです。\nこうなる原因を、「よしなに」の生む2つの曖昧さでひもといてみましょう。\n「よしなに」は期待値が曖昧すぎる # 「よしなに」系の依頼は、成果物（アウトプット）に対する期待値、つまり仕事の完了条件が曖昧になりがちです。\nこれではゴールが見えず、どうすれば終わるかわからないままもがき続けるしかなくなります。\n頼まれる側に対し、期待値が正しく伝わらない典型的な頼み方が「よしなに」なのです。\n最悪なのは、依頼する側すら仕事の完了条件を理解していないパターン。\nとりあえず「よしなに」で振っておき、出てきたものをレビューするスタンスで仕事を依頼されたとしたら、エンドレスなスパーリングが深夜まで続くことになります。\n「よしなに」は責任範囲が曖昧すぎる # 「よしなに」とだけ依頼すると陥るのが、何をどこまで自由にやって良いのかわからないという罠です。\nありがちなのがこちらのパターン。\nよしなに＝全部お任せ、か。 →オリジナリティ発揮！ →レビューでズタボロ\nたとえば、プレゼン資料を「よしなに作って」と言われたとしましょう。\n先方の想定するあなたの責任範囲は、次の4つのどれだと思いますか？\nそもそも何を伝えるのかを含めて全部任せる 言いたいことが伝わるなら資料のレイアウトは自由でいい 資料のレイアウトが「よくあるパターン」であれば細かい表現は任せる 1つ1つ細かな表現に至るまでレビューする 全くわからないですよね。\n責任範囲が曖昧なまま人に仕事を振る頼み方。それが「よしなに」なのです。\n本当は10だけ作ればよかったのに念のためで100作り込んでしまい、結局90にかけた労力が無駄になった……なんていう悲劇が「よしなに」の一言で起こってしまうわけです。\n「よしなに」を仕事で使ってしまう理由 # このように仕事において厄介すぎる「よしなに」という言葉。\nなぜまかり通ってしまうんでしょうか。\n理由はだた1つ。怠慢です。\n仕事を頼む側の怠慢 # 仕事を頼む側からすると「よしなにお願い」は楽です。\n空気や行間を読んで自分の期待通りのものをもってきてね、なので\nしかし、これはただの怠慢です。期待値や責任範囲を明確にするという、依頼側の責務を放棄しています。\n仕事はきちんと設計し、伝えるべきことを正確に伝えないと回りません。\nたとえば1時間後の自分に「よしなに」と指示したとして、未来の自分はきちんと動けますか？\n仕事を受ける側の怠慢 # 仕事を受ける側にも怠慢があります。\n「よしなにお願い」と言われたとき、期待値や責任範囲の認識にズレがないか検証せず、脊椎反射的に「はい」と言う。\n「仕事は指示する側が設計すべき」「自分は指示をこなすだけ」と考える。\nこれではいつまでたっても「よしなに」被害は避けられません。\n指示された側がその内容を検証し、情報不足を指摘しないと、依頼側の怠慢による「よしなに」は是正されることなく続くのです。\n「よしなに」による無駄を防ぐ方法 # このような「よしなに」による時間＆労力＆精神面での無駄な被害はどうすれば防げるのでしょうか。\nひとつ、いいツールがあります。成果物イメージです。\n成果物イメージとは # 成果物イメージとは、実際に作るものの設計書です。\nその仕事の目的はなにか 目的達成のために作るべき成果物はなにか 成果物には何がどう表現されていればよいか これら要点を、成果物作りを始める前に固めてしまうためのツールです。\nコンサルの人たちはアウトプットイメージと呼びます。\n成果物イメージの具体例：Excel # たとえばExcelでデータを集計・分析する場合、下記ポイントを成果物イメージの段階で決めるべきです。\n分析結果サマリシートのレイアウト（分析の軸） 何をどう分析するかのロジック 集計元のデータシートの縦軸（行）と横軸（列） 収集するデータの範囲と粒度 こうすることで、どんなデータをどの範囲・粒度で集めればよいか明確になりますね。\nすると不要なデータを集める無駄を省けますし、収集が難しいデータがあるリスクも事前に検知できます。\n成果物イメージの具体例：パワポ # たとえばパワポでプレゼン資料を作る場合、成果物イメージの時点で決めるべきは下記です。\n目次（全体のストーリー） 各章のスライドの構成（章別のストーリー） 各スライドで伝えるべきこと（1スライド1メッセージ） それをどのように表現するか（ロジックやレイアウト） それを裏付けるために必要なインプット ここまで決まっていればあとは作るだけ状態でしょう。\n各スライドのつながりが保てるなら、各スライドを複数人で分担して作れそうです。\n作業分担の観点からも、成果物イメージは重要なんです。\n「よしなに」依頼に対して言うべきこと # ここで大事なことが1つあります。\n成果物を作り始める前に成果物イメージを合意することです。\n「よしなに作って」 →「こんなイメージのものを作ります」 →「OK」\nというやりとりで、ゴールを固めるのです。\nこうすることで、\n期待値や責任範囲の想定を確認できる これらが曖昧な場合、その場で決められる その他こだわるべきポイントを先出しで把握できる といったメリットがあります。\nもし誰かから「よしなに作って」と言われた場合、\n「承知しました。ではまずは成果物イメージの認識合わせをさせてください」\nと議論をふっかけましょう。\nもちろんこれは次善策であって、そもそも「よしなに」を使わないほうが正しい姿ではあるのですが。\nまとめ：「よしなに」は仕事で使わないで # 以上、「よしなに」は仕事では使ってはいけないというお話でした。\nプライベートであれば「よしなに」は\nよしなにお願いします どうぞよしなに など「よろしく」と同じ意味を美しく表現する日本語です。\nしかし仕事とプライベートは違います。仕事において曖昧さは無駄の源なのです。\nもし仕事で「よしなに」を使いたくなったら、**「よしなにって、具体的には？」**という問いをかけるよう心がけましょう。\n","date":"2016年6月30日","externalUrl":null,"permalink":"/deliverable-image/","section":"","summary":"","title":"マジやめて！「よしなに」の意味を誤解した使い方が厄介すぎる","type":"posts"},{"content":"目の前には積み上がったタスクの山。\nやらなきゃ！でも気分が乗らない。\nそんなとき、誰かに仕事を振れたら気が楽になりますよね。\nそれをちょっと応用して、自分を上手に動かす方法をご紹介します。\n自分に仕事を振るのは気が重い # 目の前に積み上がったタスクやToDo。眺めてみて思うのは、\n「これ全部ぼくの？あー」\nなんだか、積み上がってる時点でやる気が削がれるんですよね。面倒だし。\nとはいえそんなことばかりも言っていられない。なので一旦締め切り順に並べてみて頭から「エイヤ！」でこなしていきます。\nでも、ToDoリストって悪魔が棲んでるんですよね。空になる時は永遠に来ないし、めっちゃ頑張っても1日が終わるとむしろ増えてる。\nそしてまた思うんですよ。\n「これ全部ぼくの？あー」\n他人に仕事を振るのはとても気が楽 # そこに「他人」という救世主が現れることがあります。\n手持ちのタスクを他人に振る。この快感といったらありません。自分が自由になっていくあの感じ。\nだって何の苦労もなく自分のやることが減っていくんですよ。効率＝成果/かけた時間、とするならば、効率無限大。すばらしすぎる。\nいや、「これ、1時間後までにやっといて」と言うだけの時間は必要だから無限大ではないですね。\nいずれにせよ、やることが減って心が軽くなるんですから、精神的にも楽ちんです。\n（やりすぎると仕事失うけどね！）\n未来の自分は他人。仕事を振ってみよう # さて本題。\n他人に任せることで精神的に楽になる。それを人に迷惑をかけることなくやるための方法があります。\n未来の自分を他人と思い、その人に仕事を振るです。\nたとえば、\n10分後の自分は溜まったメールを処理してね 30分後の自分はクライアントへの電話連絡よろしく 50分後の自分はプレゼン資料のドラフト作成に着手しといて ・・・といったように、今の自分が未来の自分（という他人）に指示を与えるんです。\nするとあら不思議、今の自分はするべきことは未来の自分への指示出しのみ。\nこれなら楽ちんですね。ちょっと心軽くなりそう。\n未来の自分に仕事を振ると見えてくるもの # では、実際に指示を出してみましょう。\n「30分後の自分さん、そうそうそこのあんた。あのさ、15:00までに例のプレゼン資料の枠だけ作っといてほしいんだよね。あまりキレイじゃなくていいから。ストーリーとか内容はよしなに組んどいて。じゃ、頼んだ。」\nさてと、指示出してスッキリしたのはいいものの、これ実際やるのは30分後の自分です。この指示で動けると思いますか？\nどう見ても無理ですよね。期限はあるけど具体的なことがすっぽり抜けてるし、そもそもよしなにって何だよ具体的に言えよ。 マジやめて！「よしなに」の意味を誤解した使い方が厄介すぎる\nそもそも、タスクもToDoもひっくるめて、仕事というものはSIPOCがハッキリしないといけないんですよ。\nどんな仕事でも、前工程の人（Supplier）から何か（Input）を受け取り、何らかの処理をして（Process）、後行程の人（Customer）に成果物（Output）を渡す、という流れで考えることができます。\n出典：やさしい改善ツール その1【SIPOC：何を改善テーマとすべきかを決める】 | 人材開発インストラクター 千葉由希彦のブログ\nSupplier、Inputは事前条件、Customer、Outputは事後条件と言ってもいいかもしれません。\nそれらが揃っていないとそもそも指示としての体をなしていないわけです。（Processもあればベターですが、自分で考えろと言われる場合もあり）\nそれがなんださっきの指示は。全然なってないじゃないか。 相手が未来の自分で本当によかった。 これが本当に他人への指示だったらその人の時間を壮大に無駄にしてしまうところだった。 さて、ちゃんと仕事の設計をしないとね。\n・・・というように、指示を出すという行いを通じてタスクの設計と組み立てに穴がないか自己レビューできるようになります。\nこれ、いわゆる段取りを考えることと同義なので、事前にやるのとやらないので効率に天と地ほどの差が出ます。\n未来の自分は有限資産。単なる先送りにならなように # ひとつだけ注意したいのは、単なる先送りにしないように、ということ。\nタスクやToDoは、全体の作業計画やプロジェクトのマイルストンと紐付いています。\nなので身勝手に先送りしているといつの間にか〆切りに囲まれて、にっちもさっちもいかないという状態になってしまうかもしれません。\nあくまで、全体計画が許す範囲内＝全体に影響のない時間枠の中での「未来の自分」だけに指示を送るようにするほうが安全です。\nまとめ：未来の自分に仕事を振る＝時間をデザインする # というわけで、未来の自分＝他人と思うといろいろよくなるというお話でした。\n指示出しは仕事をデザインするという行いにつながります。\n指示の品質ってガチでチームのパフォーマンスに直結するので、自分を相手に練習しておいて損はないと思いますよ。\nまたこの指示出しという行い、時間術の1つにもなります。\n与えられた時間という箱庭を上から眺めて設計する。そうすることで最適な時間の使い方ができる。\n詳しくはこちらの記事をどうぞ。 時間を空間としてデザインする「箱庭式時間術」は右脳優位の人におすすめ\n","date":"2016年6月29日","externalUrl":null,"permalink":"/giving_instruction_to_future_me/","section":"","summary":"","title":"未来の自分に仕事を振ると生産性があがるし気が楽になる","type":"posts"},{"content":"東洋経済のこちらのニュースを読みました。\n｢業務過多問題｣を｢長時間労働問題｣にするな | ワークスタイル | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準\n言っていることは半分正しいんですが、生産性・効率化マニアなぼくとしては黙っていられないポイントがあります。\nホワイトカラーは「作業」じゃなくて「仕事」をしなさいと。\n長時間労働における構造的問題はたしかに存在する # この記事は労働生産性の高い国とそうでない日本を比較したうえで、ビジネスの構造的な違いや失業率などに基づく数字のマジックについて論じています。\nノルウェーは北海油田を擁する産油国。オイルマネーを元手に国営企業が経済を回し、東京都の半分以下の人口を支えるのだから効率がいい。ルクセンブルクはユーロ圏の金融センターでありながら人口はたった50万人。一方、近年スペインやイタリアの時間当たり労働生産性が向上しているのは、失業者が増えて計算式の分母が縮小しているためというから身も蓋もない。\n日本にはそもそも天然資源がないので、人という資源を大量に使う必要がある。しかも現在は利益率の高い花形の業界が存在しないという構造的な問題もある。\nたしかに、このような背景はあまり焦点が当てられないため、そうだよね、と読んでいて思いました。\nホワイトカラーの長時間労働の原因を構造的問題と断じるのはおかしい # しかし、ぼくが一番ツッコみたいのはこの部分。\nトヨタの「カイゼン」に代表されるように業務はすでに極限まで効率化されている。\n仕事の仕方にメリハリをつければたしかに能率は上がるが、徹底した業務効率化の過程で、そんなことはすでに多くの人が実践している。\nちょっと待て\nちょっと立ち止まって、ぼくの話を聞いてください。\nホワイトカラーの仕事は本当に効率化されているのか # 日本企業の大部分が「カイゼン済」とするのは乱暴がすぎます。\n未だにカイゼン関連の本が出版され続けている事実を見ると、全体で見ると日本企業は未だ「カイゼン途上」であるとするのが正しいでしょう。\nカイゼン本は古いものは2007年に、\n最強の現場をつくり上げる! トヨタ式「改善」の進め方 (PHPビジネス新書)\n新しいものであれば2016年発売のものもあります。\n世界一の現場で鍛えたトヨタ流 最強カイゼン (TJMOOK)\nホワイトカラーの仕事に「カイゼン」効果があるかは怪しい # さて、では具体的にどこが「未カイゼン」なのか。\nここではわかりやすいように、ホワイトカラーとブルーカラーという言葉を使います。\nブルーカラー：肉体労働者。成果と作業量が比例する。 ホワイトカラー：頭脳労働者。成果は必ずしも作業量に比例しない。 日本では平成19年時点でホワイトカラーが54.7%、ブルーカラーは42.0%という統計が出ているそうです。\n一方、仕事には3つの側面があります。\n決める：意思決定。なにをやるのかを決める。 伝える：決められたこと人に伝え、人を動かす。 作業する：定められた仕事をこなす。 ホワイトカラーほど1や2の比重が高く、ブルーカラーほど3の割合が増えます。\nで、ここで改めてカイゼンという言葉の定義を確認してみると、どう見てもブルーカラー向けなんですよね。\nおもに製造業の生産現場で行われている作業の見直し活動のことを指します。作業効率の向上や安全性の確保などに関して、経営陣から指示されるのではなく、現場の作業者が中心となって知恵を出し合い、ボトムアップで問題解決をはかっていく点に特徴があります。\n出典：カイゼン(カイゼン)とは – コトバンク\n「3.作業する」であればカイゼンはそのまま使えるかもしれませんし、そこそこ浸透もしているとも思います。\nしかし「1.決める」「2.伝える」においてどこまで適用可能かはそもそも怪しい。\nホワイトカラーとブルーカラーの仕事の性質の違いを無視し、長時間労働問題に対してカイゼンをそのまま当てはめて「極限まで効率化されている」と論じるのはちゃんちゃらおかしい話なんです。\nホワイトカラーの長時間労働の原因は「思考停止」 # では、ホワイトカラーの労働生産性が低いと仮定した場合、一体何がいけないのか？\nぼくはホワイトカラーが思考停止に陥っていることが原因だと考えています。\n本来考えるべき人が作業に集中しすぎている そもそも仕事や組織設計がなっていない ひとことで言うと、未熟ってことです。\n考えるべきことを考えず、作業に集中しすぎている # そもそもね、先ほどお話したとおり、ホワイトカラーは決めることと伝えることが仕事の大部分なはずなんですよ。\nでも日本のホワイトカラーはなぜか作業の効率化が大好き。自分をブルーカラーと思っているんですかね？\nこのことを如実に表すのが、はてブの人気エントリーの傾向です。作業の効率化に特化したエントリーに対しものすごい数のはてブが集まるんですよね。\nExcelの効率的な使い方とか ショートカットキーの一覧とか もっと直接的には作業効率化とか こういうエントリーをブックマークする人に対して声を大にして言いたい。\nあなたは頭脳労働者なんだから、もっと考えて下さい そして「ものごとを決めて伝える」部分の効率化こそ目を向けて下さい たとえば\n物事を決めるまでのアプローチをきちんと考えて段取る コミュニケーションのリードタイムやボトルネックを把握して解消する とか、できることはいくらでもあるはずですよ。\n作業効率だけ高めても仕事の早さは3倍になんてならないのです。 仕事のやる気が出ない5つの原因によく効く、おすすめビジネス本5冊\n仕事と組織の設計がなっていない。本来必要なものの定義が曖昧すぎる # そして、日本企業のホワイトカラーな方々と仕事をしていて感じるのは仕事の定義がひたすら曖昧だということ。\nものごとを計画し、決めることが仕事のはずなのに、なぜか作業に追われている 定められたことをこなすのが仕事のはずなのに、なぜか意思決定に参加している そんな実情を知ってか知らずか、わけわからない縦割りセクショナリズムにひた走る人もいたりして、根拠レスに「これ自分の仕事じゃないっす」とか言ってしまって雰囲気悪くなって全体の仕事効率が落ちる、とかね。最も良くないパターンです。\nなぜそうなるのか？\n本来考えられていてしかるべき、仕事と組織の設計がなっていないからです。\n設計されてない場当たり的な仕事は効率の低下を引き起こす # そもそも、プロジェクトなりなんなり、仕事を始めるときに絶対に決めなければいけないのが\n現状と目指す姿 (As Is and To Be figure) アプローチと計画 (Approach and Plan) 組織図 (Organization Chart) 役割分担 (R\u0026amp;R: Role and Responsibility) 作業定義 (WBS: Work Breakdown Structure) の5点セット。いわゆる仕事の設計です。\nこれらが決まっていない仕事は仕事として成り立ちませんし、これが関係者全体に浸透していないとうまくいかないです。絶対。\n特に組織図と役割分担がないと誰が何を決めるorするのかがわからなくなり物事が進みません。\nその都度誰が何をやるのか相談して調整して折衝して、あわよくば共通の上司に判断仰ぐ、なんてことをやっているとしたら、非効率なことこの上ない。\n仕事の役割・責任分担の前提となる組織設計が曖昧 # そして、仕事の設計の前提となるのが組織設計です。組織の設計や人員の配置を検討する際、必ず以下の4セットを作ります。\n組織図(Organization Chart) 組織ごとのミッション(Role and Responsibility) 各組織のメンバーに求められるスキル(Skill and Capability) 各メンバーのなすべき仕事(Job Description) 組織がなにをなすべきかからスタートし、それをさらにツリーで砕いて個人レベルまで落とす。\nそして最下層のJob Descriptionがその人の仕事内容になりますし、そのポストに適切な人がいなければ採用を行ないます。\n企業が個人に求める仕事の内容はかなり事細かに定められているのです。\nホワイトカラーはやるべきな作業ではなく、仕事を動かす仕組みを考えること # とどのつまり、\n仕事の全体設計や、その前提となる組織設計ちゃんとやってください その上で関係者や自分の役割を把握した状態で仕事してください ということです。\nなんでもいいからチーム一丸だ、という体育会的な精神論は、個人のやる気を高める＝作業効率には貢献するかもしれませんが、「仕事」の効率化には一切役に立ちませんから。\nやる気を見せるためにいらぬ会議にずっと出席する/させるとか、誠実さアピールのため不要な高品質を追求するとか、全くもってスマートではありません。\n成果に貢献しない行いは抹殺し、「すべての仕事には意味がある」状態を作るべきなのです。 「全ての仕事には意味がある」の本当の意味\nまとめ：長時間労働を構造問題に帰する前に、まず頭を使え # というわけで、ホワイトカラーの長時間労働の原因は思考停止というお話でした。\n元記事も良いこと言ってるんですよ。でも、ただ単に構造とかいう大きなしくみのだけせいにするのは**「オレは悪くない社会が悪い」と吠え続け、思考停止したあげく何もしないやつと同じ**です。\n構造に文句を言って溜飲を下げるのは構わないですが、それで思考停止してしまうとしたら、ありえないほどカッコ悪いですよ。\n","date":"2016年6月28日","externalUrl":null,"permalink":"/white_collars_lengthy_work_hours/","section":"","summary":"","title":"ホワイトカラーの長時間労働問題の原因は、思考停止に陥る未熟さです","type":"posts"},{"content":"こんにちは、NAEです。\n週に1回はランニング！野菜をたくさん食べる！1日1時間は勉強する！ブログを毎日更新する！\nやるぞと決めた時は勢いづいているものの、気づいたら達成できていることは少ない。\nさて、その理由はなんでしょうか。意志力の欠如？自分を動かすしくみを持っていない？ひょっとして、そのしくみが自分にあわなかった？\n違います。そもそもエイヤで行動を起こさないことが一番大きな原因です。\n今回はそんなお話。\n自分を変えるには行動あるのみ # 人間、動かないことには何も変わりません。\n本を読んでもその内容を実行しないと意味がない。良いこと言ってる記事をブックマークしたところで人生そのまま。参考書の大事な部分をマークするだけでは何も頭に入らない。\n**そんなことわかってるよ！**という声が聞こえてきそうです。そうですよね。頭ではわかってるんです。わかっているけどできない。\nぼくだってそうでした。実は冒頭に挙げた例、恥ずかしながら全部ぼくの話です。\nぼくは生粋の面倒くさがり。無駄なことは1ミリもしたくない！意味あることや本質のみ集中するんだ！と言えばカッコいいですが、一歩間違えれば言い訳まみれで何もしない怠け者に早変わりです。\n過去に何度も、怠け者な自分が顔を出してきて結局何も行動しない、という経験をしてきました。特にプライベートではこれが顕著。\n弱い自分に打ち勝ち自分を動かす。いろいろな方法の実験結果 # だからこそ、どうやったら自分は動くのか？を見つけるため、いろいろと実験してきました。\n具体的には以下の方法を試したんですが、残念ながら長続きせず、効果も限定的でした。\nチェックリスト法 リマインダー法 ロケーション法 以下、各方法の内容とともに、いかにぼくが面倒くさがりで怠け者かが垣間見られる、恥ずかしい失敗談をご紹介します。\nチェックリスト法→失敗 # すべき行動をチェックリストに落とす 実行できたらチェックを入れる 1日のおわりにリストを確認、自分を採点する What＝なにをすべきかを決めてかかるアプローチです。最もオーソドックスな方法だと思います。\nToDoリストを使う、手帳のメモを眺めるなど、やり方はいろいろありますね。\n最初はモチベーションも上がりますし、チェックが足りないとやばい！と思ったり、全部チェックされたリストを見てニマニマすることもありました。\nしかしですね、始まって1週間も経つとチェックのついていないリストを見ても何も感じなくなり、さらに時間が経つとチェックリストを見ること自体放棄していきました。\n三日坊主の教科書に載るような怠け者の極みですね。\nリマインダー法→失敗 # すべき行動をリストに落とす それをやる時間を決めてアラームをセットする アラームが鳴ったら問答無用でやる Whatに加えて、Whenまで決めてかかる方法です。リマインダーの通知によって行動を起こさせます。\n時間割を作る、スケジュール（行動計画）を立てる、といったたぐいのものです。\n仕事をしていると会議通知などリマインドが出るとパパっと動くことができますよね。ぼくも仕事ではそうなので、この方法には期待していました。\nしかし、プライベートでは効きませんでした。計画は思い通りにならないこの世の常。それに加えてプライベートで気の抜けている時に出てきがちな怠け者な自分が邪魔をして、リマインダーを繰り返し延期、果ては無視し続けるという暴挙に出ました。\n意志が弱いとはまさにこのことです。\nちなみに、最近はスマホのGPSを使って「ここに近づいたらリマインド」とかできるみたいですね。これで行動制御できる人ほんと尊敬します。\nロケーション法→失敗 # すべき行動をリストに落とす それをどこでやるかまで決める 時間を見つけ、その場所に行ってしまう Whenが無理ならWhereを縛ることで**「やるしかない！」環境を作ってしまえ**、というアプローチです。\n勉強のために図書館に行く、運動のためにジムに行く、本を読むためカフェに行く、というようなもの。\nこれはそこそこ効果はあったものの、完全には効きませんでした。なんせその場所に行くこと自体が面倒だ、と思ってくるんです。\n怠け者にもほどがある。書いててだんだんヘコんできました。\nどうしても自分に勝てなかった・・・根本原因は？ # さて、これらの失敗ケースに共通しているのは、しくみを整えても、本人のやる気がないと何も起こらないということ。\nやりたくない。面倒だ。そう思わせる点が1つでもあると、それがやらない理由になるんです。勉強したくないとゴネる子供と全く一緒。\nそもそも意志力やしくみをもってうにうにする自分を常時制御するなんて無理なんですよ。\nそんなことができるなら誰も苦労しないはず。だって人間の心はそもそも弱いんですから。\n面倒くさがりなぼくに効いた、自分を動かす唯一の方法 # それでも、そんな弱い自分に打ち勝つ方法が1つだけあります。\nそれは・・・瞬発力です。\n動き始めの「一瞬」に集中する # そもそも、自分のうにうにを意志力で常時制御しようすること自体が間違っているんです。\n要は行動すればいいんですよね。であれば、大事なのは行動を起こすその瞬間のはず。\nなら、そこでだけ瞬発的に意志力を発揮すればいいじゃないですか。要するに「エイヤ！」です。\n方法はなんでもいいです。\n「よし！」と声を出す 両手で顔をはたく 背筋を伸ばす 鏡に写った自分を叱る 心の中で「おれは天才だ！」と叫ぶ 意志の瞬発力、その積み重ね # 今の自分は過去の自分の行動結果であり、過去の自分の決断の積み重ねです。\n同様に、自分の未来はこれからの自分の行動と決断で形作られます。決断には大小あれど、その1つ1つが自分の未来を決めます。\nそんな決断の1つ1つに瞬発的な「エイヤ！」ができたとしたら、自分は変われるし、将来も変わっていくと思いませんか？\nしたがって、面倒くさがりなぼくのやるべきことはただ一つ。\n必要な時に、必要なだけ、 瞬発的に意志力を発揮する\nまとめ：自分を変えるのは瞬発的な意志力 # というわけで、自分を変え、行動を起こすための意志力の話でした。\nあれやろう、これやろう、と考えるのはいいですが、やろうとすることが大きすぎると走り出すのが億劫になってくるもの。\nまずは自分を動かす勢いをつけるため、走り出すことのみに集中してみませんか。\n覚悟を決めて始めてみると、結構長く走れるもんですよ。\n/shorten-lead-time-to-take-action/\n","date":"2016年6月25日","externalUrl":null,"permalink":"/the_only_way_to_change_myself/","section":"","summary":"","title":"自分を変えるべく弱い自分に打ち勝つ。面倒くさがりなぼくに効いた唯一の方法","type":"posts"},{"content":"ITやデジタルが専門のコンサルタントであるぼくにとって、IT関連の最新ニュースやトレンドを追っていくことは責務です。\nそのため、主要なニュースソースから1時間あたり約800件のニュースに目を通しています。\n一見高速？なように見えますが、特別な方法は使っていません。やり方さえ覚えれば誰でもできます。\nFeedlyとPocketで「仕分ける」「読む」を分ける # 本当に、特別なことな何もないんです。\nFeedlyでニュースソースのRSSを購読しておく Feedlyアプリで新着ニュースタイトルを新着順になめる ちゃんと読みたいニュースがあったらPocketへ送る 全ニュースを処理したらPocketに移る Pocketに入っているニュースをちゃんと読む シェアしたいものは☆をつける ☆がついたものをTwitterやFacebookなどにシェアする まずは読むべきニュースを最初に仕分けきってしまうことでトータルで処理スピードアップを図る、というのがこの方法のポイントなのですが、\n実はこれ、3年前くらいに確立済の枯れた方法のため、特に難しいことはないと思います。\nぼくはこれを、朝昼晩に分散させて行っています。\n具体的な方法、時間配分とポイント # ぼくの場合、朝昼晩のスキマ時間でニュースを読んでいるんですが、かける時間は全部あわせておおよそ1時間くらいです。それ以上の時間はかけません。\n内訳はこのくらい。\n読むべきニュースを仕分ける：35分 ニュースを読みこむ：15分 シェア：5分 以下、選ぶ、読む、シェアのそれぞれで気をつけているポイントを整理します。\nニュース見出しから読むべきニュースを仕分ける # まずはニュースの見出しを眺め、読むべきニュースかの仕分けをしていきます。\nこのとき、ニュース見出しを一言一句読み込むことはしません。パッと見て気になる自分的なフィルタに引っかからなければスルーします。 IT戦略系の外資コンサルが必ず目を通すニュースの選択基準\nニュースの見出し1つあたりにかける時間は平均で0.3-0.4秒、高々1秒です。\nFeedlyのアプリでは1ページあたり6つのニュースタイトルが表示されるため、1ページにかける時間は平均で約2秒、最長でも6秒に1回はページを繰っている計算になります。\nこのように数字で言うと早いように感じるかもしれません。でも意外とそうでもないんです。みなさんも日々このスピードで情報を処理しているはずですから。\n本屋さんで、読者が1冊の本を認識する時間は何秒でしょうか？　たった0.3秒です。人が書店で本の背表紙を眺めるとき、3秒で10冊くらい確認しています。本1冊のタイトルが頭の中に入ってくる時間は、たったの0.3秒です。\n出典：ベストセラー本を生み出す「タイトル」には、秘密があった！ | 本を中心としたニュースサイト「ビーカイブ」{.broken_link}\nところで、ここで1つだけやっているポイントがあります。\nあえて扱うトピックが重複しそうなニュースソースを複数RSSに登録しておくことです。\nたとえば\nCNETとZDNET ITProとIT Media GigazineとGizmodo など。\n普通なら同じようなニュースを流すソースならまとめちゃえ、と思いますよね。\nでも、あえてそれをしません。なぜならば、同じニュースでもメディアによって異なるキーワードをタイトルにピックアップする可能性があるからです。\nAというワードには反応しなくても、Bならば目に止まる。そういうことってありますよね。\nたとえばこちらのニュースをご覧ください。いずれも、ソフトバンクの副社長であるアローラ氏が退任したことを伝えるものです。\nソフトバンク､アローラ氏｢突如退任｣の衝撃 →ふーん 巨額報酬で話題のアローラ副社長が退任へ ソフトバンク　→巨額報酬？ちょっと気になるけど、よくある役員報酬へのバッシングか 孫社長「悩んでさらに毛が抜けた」　“後継者”アローラ氏退任の理由を語る　→毛が！？読むしかねー！ という感じ。\n頭の中でもわっと気になっているキーワードが含まれるニュースを漏れなくチェックするには手を変え品を変えのインプットが有効なのです。\n当然、気になるキーワードをすべて書き出せるのであればそのキーワードでフィルタしたGoogle Newsを熟読する方がいいですが、ぼくは気になるワードの増減が激しいので、その方法はあいませんでした。\n仕分けたニュースを読む # 次に仕分け済のニュースの本文を読んでいきます。\nこのとき、読むスピード＆品質アップのために気をつけているポイントが2つあります。\n1つ目は、タイトルから**「きっとこんなニュースだろうな」と仮説を立て、その内容を検証するようにザッピングする**です。\nスキャンするといった方が正しいかもしれません。仮説が間違っていることがわかった段階ではじめて「読み込み」を始めます。\nぼくの場合「選ぶ」の段階で読むべきニュースは20～30個くらいは出るので、全部読み込んでいると時間がなくなってしまうんですよね・・・。\n2つ目は、ニュース内で引用されている1次情報に目を向けるです。\nニュース記事には記者の理解がかぶさっている場合があります。インタビューや講演レポート記事の場合は特にその傾向が顕著なため、発言者本人の言葉には必ず目を通します。\nニュースなので事実と意見はなるべく分けて書いていると思うのですが、念のため。\nシェアしたいと思ったニュースをシェアする # 最後はシェアです。シェアする際のポイントはなにもありせん。\n好きな場所に好きなようにシェアするだけです。\nぼくの場合は、思考整理の脳トレを兼ねて、内容をサマリしてシェアしています。 スマホ1つで要約力をゴリゴリ鍛える効果的な方法「サマってシェア」\nわざわざFeedlyからPocketに送るもうひとつの理由 # さて、読む記事を一度Pocketに送っておくのは、「仕分ける」と「読む」を分ける以外にもう一つ理由があります。\nPocketを自分のネタ帳にするためです。\n自分が過去に仕分け、読んだ記事とは、つまり自分が重要or役に立つと思った情報です。\nそれを活かさない手はありません。一箇所に集めて、検索もできる状態にしておくだけで、自分だけのネタ帳ができあがります。\nぼくの場合はITやデジタルのトレンド記事が集まるので、\nデジタルトレンドの話を社内報に書く クライアントにIT技術動向のの話をする − 気になるニュースをブログに書く などといった場合のネタ元として非常に重宝しています。\nまとめ：FeedlyとPocketでフローもストックも手に入れる # というわけで、FeedlyとPocketでニュースを高速処理するついでにネタ帳もゲットしちゃおうというお話でした。\nニュース見出しを大量に処理するのは誰でもやっていることですし、仮説をもって情報をスキャニングするように読むスキルはコンサル業界では1年目の新入社員に叩き込むものだったりします。\nそのため、少し訓練すれば＋FeedlyととPocketというツールを使えれば、1時間800件のニュースに目を通すのはあまり難しいことではありません。\n少しの練習を通じて、情報通になってしまいましょう。\n今回は以上です。\nコンサル一年目が学ぶこと 新人・就活生からベテラン社員まで一生役立つ究極のベーシックスキル30選\n","date":"2016年6月24日","externalUrl":null,"permalink":"/high_speed_news_reading_how_to/","section":"","summary":"","title":"1時間で800件のニュースを速読する方法","type":"posts"},{"content":" 「敵を知り己を知れば百戦危うからず」\n「疾（はや）きこと風の如く 徐（しず）かなること、林の如く 侵掠（しんりゃく）すること、火の如く 動かざること、山の如く」\n「呉越同舟」\n一度は耳にしたことのあるこれらの言葉、出元はすべて**「孫子の兵法」**です。\nそんな**「孫子の兵法」のこども向け版**を書店で見かけたので衝動買いしてみたんですが、これが結構よかったので紹介します。\n孫子の兵法とは # 『孫子』（そんし）は、中国春秋時代の思想家孫武の作とされる兵法書。後に武経七書の一つに数えられている。古今東西の兵法書のうち最も著名なものの一つである。\n出典：孫子 (書物) – Wikipedia\n孫子の兵法は2500年前の書物であり、主に国と国の戦をトピックとした戦略書です。\nしかし、その底に流れる教えやアイデアは現代でも通用するものばかり。\nナポレオン、武田信玄、ビル・ゲイツや松下幸之助、孫正義も愛読したとされています。\nこれまでの「孫子の兵法」は難しかった # ぼくが「こども孫子の兵法」を良いと思ったのは、これまで何度か「孫子の兵法」本にチャレンジし挫折してきたから。\n「こども孫子の兵法」の話に行く前に、ぼくの失敗談を聞いて笑ってやってください。\n曹操注解 孫子の兵法 # 曹操注解 孫子の兵法 (朝日文庫)\nあの曹操が注釈をつけた孫子の兵法だって！？\nというテンションだけで買った初めての「孫子の兵法」本がコチラ。 たしか大学1年生くらいのときだったと思います。\n結構なボリュームでしたし、当時のぼくには表現が難しく、ストっと腹落ちしませんでした。\n（結局、今も実家の本棚に鎮座したままになっています・・・）\nなるほど！「孫子の兵法」がイチからわかる本 # なるほど!「孫子の兵法」がイチからわかる本\n大学院の2年生、就活を終え、外資コンサルから内定を得たタイミングで手にとったのがこの本。\n「経営戦略を語りたければ孫子は読んでおけ」という先輩からのアドバイスを受けて読みました。\n孫子の兵法に記された44の格言について、意味の解説とともにビジネスの現場を題材とした具体例が書かれています。\n格言の意味はやさしい言葉で書いていたのでスルッと入ってくるのですが、いかんせんビジネスに触れる機会が少なかったペーペー学生のぼくには具体例がわかりづらかった。\n「大事なことはなんとなくわかるけど、どうも納得感が薄い」というのが正直な感想でした。\n孫子の兵法＝難しいもの、と思ってしまった… # まとめると、これまでチャレンジした「孫子の兵法」本は、解説の表現や具体例がわかりにくく、一発で理解できなかったのです。\nこの苦い経験のせいで、ぼくの中に**「孫子の兵法＝難しいもの」というイメージ**がついてしまいました・・・\n結局2冊目の本を買ってから10年弱、ぼくは孫子の兵法から遠ざかってしまったのです。\n「こども孫子の兵法」は、ひたすらわかりやすい # しかし「こども孫子の兵法」がその先入観をふっ飛ばしてくれました。\nなんせ、読んだ瞬間、腑に落ちたからです。\n現存する「孫子の兵法」本の中で一番ライトかもしれません。\nまさにとっつきやすさとわかりやすさを極めた「孫子の兵法」の超入門編と呼べます。\n言い回しや例がカンタン # たとえば、格言はこんな感じで表現されています。\n相手を戦いたくない気持ちにさせたら勝ちだ 相手を追い詰め過ぎてはいけない 怒りにふりまわされてはいけない。どんなときでもクールに判断しよう 何かを始めるときは自分が「好きか嫌いか」だけではなく「有利か不利か」でも考えよう 意味のある「逃げ」だってある。かなわないならさっさと逃げよう ほかの人の意見に振り回されないで自分で決断しよう これならばこどもで理解できますね。\nAmazonのレビューにも小4の子が読んで感心していたというものがありました。\n文字が少ない # 次に、圧倒的に文字が少ない。\n見開き1ページで1つの格言をカバー しかも右側はほぼ挿絵 左側の解説ページも文字がデカい 文字数で言いますと、\n挿絵ページ：50文字前後（格言） 解説ページ：350文字前後（解説＋具体例） と、見開き1ページあたりたった400文字しかありません。原稿用紙1枚分ですね。\nちなみに文庫本だと見開き1000文字程度とのこと。その半分です。\nさて、**文字が少ない＝内容薄いんじゃないの？**と思われるかもしれませんが、そうでもないのがこの本のすごいところ。\nここは「ことばの伝道師」と呼ばれる齋藤孝さんの腕の見せ所ですね。\n（ちなみに一冊全部で15000文字くらいです）\nパッと見で何度も読み返せる # そして大事なのは、おとななら見ただけで一瞬で理解できるという点。 何が良いかというと、何度も読み返す気になれることです。\n金言や格言というものは、繰り返し思い出し、口に出すことを通じて、無意識にまで浸透させることで効果が倍増します。\nこれがもしわかりにくい言葉だとしたら？ 読み解いて理解するという脳内作業が必要になってしまいますね。\nで、結局繰り返すこと自体が億劫になってしまうんです。 これでは身につくまで時間がかかってしまいますよね。\nスキマ時間でぱっと手に取りささっと読めること。\nこれが「こども孫子の兵法」で超訳された格言たち（そしてこの本）の魅力であり、大人にもおすすめしたい理由なのです。\n「こども孫子の兵法」のイマイチな点 # とはいえ、わかりやすさととっつきやすさに全振りしたぶん、失っているものもあります。\n良くも悪くも入門書 # 決して内容は薄くはないんですが、いかんせん本は薄く、扱っている格言が24個のみです。\nちなみに\nなるほど!「孫子の兵法」がイチからわかる本：全編から44個 曹操注解 孫子の兵法：全編解説 なので、約半分に絞っていることになります。\nそのため**「こども孫子の兵法」だけ読めば「孫子の兵法」を理解した、ということにはなりません**。\n少し無理に見える解釈もある？ # そして、ほんの一部ですが、解釈自体に対して「ん？」と思う部分もあります。\nたとえば\n原典：「勝ちを見ること囚人の知るところに過ぎざるは善の善なる者に非ざるなり」 超訳：「本当にすごいのは誰にも気づかれずに目立たずに結果を出すことだ」 という格言に対して努力は隠すことが美徳と取れる解説がついていたりします。\n誰も知らぬ間にすでに勝負がついている、そんな戦い方を目指せ。\nというのが原典の伝えたいところじゃないのかなあ、と思いながら、まあこういう解釈もアリか、とも思ったり。\n「孫子」は解釈するもの # 孫子の兵法は幅広い解釈や応用が可能なもの。\n目的によって部分部分をピックアップするのは自然ですし、異なる解釈から新しい学びを得るのは古典活用の正道です。\n「強くしなやかなこころを育てる」という目的に沿ったもののみピックアップした。 そして、こども向けの新たな解釈を試している。\nそう「解釈」すればイマイチなところも納得ができるものかと思います。\nまとめ：こども向けだけどおとなにもおすすめ # というわけで、齋藤孝さん監修「こども孫子の兵法」のご紹介でした。\n小学生でもわかる言葉で深いことがさくっと書いてあるため、お子さまへのプレゼントにもいいですし、買った親にも学びのある良書だと思います。\n人生のステージごとに異なる学びを得られるのが古典のよさ。 特に学びの多い「孫子の兵法」はそばに置いておきたいものです。\n先人の知恵は使ってナンボですから、どんどん活用して高みを目指してみてはいかがでしょうか。\n強くしなやかなこころを育てる! こども孫子の兵法 (齋藤孝の\u0026quot;こども訳\u0026quot;シリーズ)\n","date":"2016年6月20日","externalUrl":null,"permalink":"/sun_tzu_for_kids/","section":"","summary":"","title":"大人にもおすすめ！「こども孫子の兵法」は世界一やさしい孫子入門","type":"posts"},{"content":"仕事、ビジネスにおけるコミュニケーションは、人や組織を動かし、成果を挙げてナンボ。\n結局どう言えばこの人に響くのか、動いてもらえるのかということが重要であるはずです。\nにもかかわらず、よく耳にするのが**「べき論」を言い放つタイプ**のアドバイスです。\nこうすべきだ！とスパッと言い切る「べき論」は、言う方は気持ちがいいしスカっとするものですが、受ける側からするとほとんどの場合、厄介な毒にしかなっていません。\nそこで今回は\n「べき論」とはなにか？ なぜ薄っぺらい「べき論」の押し付けは厄介なのか？ 「べき論」を実践的なアドバイスに変えるにはどうすればよいか？ について、お話したいと思います。\n「べき論」の意味 # べき‐ろん【べき論】\n《「べき」は助動詞「べし」の連体形》義務を果たすこと、理想を実現しなければならないことなどを強く主張する論調。「そうするべき」「こうあるべき」という言い回しから。\n（出典：べき論(ベキロン)とは – コトバンク）\n「義務や理想を実現しなければならない」\nとても強く、正しく、魅力的な言葉です。\n義務はそもそも果たすものですし、理想も実現するほうが好ましいですよね。\n「べき論」の押し付けが厄介な理由 # ビジネスのさまざまな場面で放たれがちな「べき論」。\n言う側からすると「正しいことを言い切ってやったぜ」という気分になる言いっぷりです。\nしかし、ぼくの経験上、そのほとんどが\nものごとを部分的に切り取ったうえで その場で口をついて出てきた 的はずれで、薄っぺらいもの です。\nもちろん、中には本質をとらえた正しい「べき論」に出会うことはありますが、きわめてまれなこと。\nほとんどの「べき論」は、いわゆる「思いつき」と同じレベルのものなんです。\nこのような安易な「べき論」が厄介なのはパッと見、正しく見えてしまうから。\n具体例をあげながら、いかに厄介かをお話ししていきたいと思います。\n状況を正しく捉えていないのに正しく聞こえる # たとえば、次の3つの「べき論」を見てください。\n常にプラス思考でいるべきだ 政治家は国民感情に配慮すべきだ 高齢者には席を譲るべきだ いずれも、言っていること自体は正しいですよね。\nでも、現実的にそうもいかない場合だってあります。\nたとえば\n常にプラス思考でいるべきだ → 昨日、最愛の妻を亡くしたばかりの人にそう言える？ 政治家は国民感情に配慮すべきだ → その感情的批判への対応に手間どって、本質的な政策議論がとどこおるとしても？ 高齢者には席を譲るべきだ → 徹夜での仕事明けの若者に、登山帰りの健脚老人が言っていたとしても？ このように、状況を正しく捉えると、言葉としては正しい「べき論」も全く正しくなくなる場合があります。\n紋切り型で放たれるべき論のほとんどは、「実際にどうなの？」という視点に欠けています。\nそのため、話が次のアクションに落ちていきません。具体的にどうすればいいの？という議論ができないんです。\nべき論を言った人の説得が面倒くさい（特にビジネスの場） # にも関わらず、「べき論」を言う側は個別の事情を棚に上げて**「言っていること自体は正しいだろうが！」と押し通そうとしがち**です。\n同時に「べき論」を言いがちな人は、具体的なアクションのレベルまで視点を落として考えようとする姿勢に欠けている場合がほとんど。\nそのため、もし「べき論」をいう人が客のキーパーソンや自分の上司など無視できない人だった場合、なぜその「べき論」は今回は通用しないのかを、超具体的にかみ砕いて説明する必要があります。\nたとえば\n「べき論」で言っていることはわかる しかし今回はXXXやYYYという事情がある そのため具体的なアクションや実現性まで考慮すると、その「べき論」ではうまくいかない ですとか、\n「べき論」を受け入れてアクションプランを練ってみた どうしてもココで無理が生じ、余計にコストがかかる そのコストを被ってまで「べき論」を通すか、判断してくれ なんていうストーリーで説明してさし上げる必要があります。\nそして、この説明自体はビジネス的に価値を生むものではありません。\nべき論を言われた側がブレる場合がある # そして最後に、的はずれな「べき論」でも言葉自体は正しいように聞こえてしまうため、受ける側が一瞬「あ、そうかも」と思ってしまう場合があります。\n経験の浅い人にありがちなのがコレです。「そのべき論は今回は当てはまらないよ、なぜなら・・・」というところまで短い時間で判断できないためです。\nもし、万が一そういう人が責任ある立場にいた場合は最悪です。ブレた結果、本来進むべき方向から外れてしまうとしたら、とても目も当てられません。\nだからこそ、安易な「べき論」アドバイスは厄介なんです。\n「べき論」押し付け系上司によく効く3つの逆質問 # そんな薄っぺらい「べき論」被害から身を守る3つの逆質問を紹介したいと思います。\nもし「べき論」的アドバイスを受けた際に、ぜひこれらの質問を使ってその内容を検証してみてください。\nキーワードは、**「状況」「アクション」「実現性」**です。\nなぜそうすべきなのか？を問う # 1つ目は、「なぜそうすべきなのか？」という質問をすること。\n「なぜ？」を掘り下げることで、その「べき論」が的はずれでないことを検証するのが狙いです。\n「なぜ？」とう問いを通じ、\nその「べき論」は、そもそもどんな状況であれば有効なのか 自分（相手）の状況と照らし合わせて、その「べき論」は適用可能か を明らかにします。\nこれにより、自分（相手）を取りまく環境や心身の状態を正しく理解していない邪魔な「べき論」を排除できます。\nもし「なぜそうすべきなのか？」に対して\n明確な答えが出せない（出てこない） 答えはあるが自分（相手）の状況と合わない のであれば、その「べき論」は有効と言えません。\n「べき論」アドバイスを受けた、もしくはする際は、一瞬立ち止まって「なんで？」に考えを巡らせてください。\n具体的に取るべきアクションを問う # 2つ目は、「具体的にどういうアクションを取ればいいのか？」と質問すること。\n「べき論」は理想論や方針レベルのものが多いため、具体的なアプローチやアクションまで考えられていない場合がほとんどです。そんな浅はかなべき論による被害を避けるのが、この質問の狙いです。\n先ほど挙げた例で見てみましょう。\n常にプラス思考でいるべきだ 政治家は国民感情に配慮すべきだ 高齢者には席を譲るべきだ 3個目は具体的ですが、それ以外は「で、具体的にどうすればいいの？」と聞きたくなりますよね。\n「方針は出すけど具体策は知ったこっちゃない」的なアドバイスほど無責任なものはありません。\n「こうすべきだ」と「こうすればできる」をセットで議論する方が、お互いハッピーですし建設的です。\n「べき論」を言う側も言われた側も「で、どうすればいい？」という問いを持つようにしましょう。\nアクションの実現性を問う # 3つ目はもう少し踏みこんだ質問です。「そのべき論をアクションに落としたとして、現実的に実行可能か？」を問います。\n義務や理想を語るのはカンタンですが、それを現実にするのは難しいもの。\n特にビジネスの場では、予算や納期などの制約により、理想をすべて実現できない場合がほとんどです。\nたとえば、極端な例を挙げると\n政治家は国民感情に配慮すべきだ → 巷で話題のIoTを使って、全国民の感情を把握するシステムを作るゾ → 財源は、言い伝えにある徳川家の埋蔵金だゾ → すぐにでもやるべきだから期間は半年だゾ\nなんてバカバカしいですよね。\nもし実現不可能なアクションしか出てこないなら、その「べき論」は非現実的なアドバイスだということになります。\n「べき論」にひもづく具体的なアクションを思い浮かべ、もしくは実際に聞き、実現性を検証するステップを踏むことで、その「べき論」は実践可能なアドバイスに変わります。\nその際の議論のしかたとしては\nアクション実現を阻む課題はなにか それらをどのように解決していくのか かかる期間と労力はどの程度か それくらい投資する価値があるのか といったように、できるを前提とした前向きなものである方が好ましいですね。\nべき論に効く逆質問の共通点 # 以上、\nなぜそうすべきか？ 具体的なアクションは？ 現実的に実行可能か？ という3つの質問を通じ、「べき論」を実践的なアドバイスまで落とし込む方法をご紹介しました。\nこれらの共通点は、アドバイスする相手の状況を正しく把握するという方向性です。\n1つ目の質問（なぜそうすべき？）は相手をとりまく状況をリアルに理解していないと答えられません。\n2つ目と3つ目の質問（具体的にどうすべき？できるの？）は相手の使える時間や労力、得られる協力などを把握していないと答えられません。\n結局はきちんと相手の立場に立ったうえで「べき論」を言いましょうということですね。\nこれらの3つ質問すべてに答えられるなら、それは実践的な「べき論」と言えるでしょう。\nまとめ：押し付けられた「べき論」は一度検証しよう # というわけで、薄っぺらい「べき論」の押し付けを建設的なアドバイスへ変える3つの質問というお話しました。\n「べき論」を含め、アドバイスで人を動かすのはものすごく頭を使うことです。\nなぜそうすべきか？ 具体的なアクションは？ 現実的に実行可能か？ 常にこの3つの視点を頭の片すみに置きつつ、「べき論」の押し付け被害を避けると同時に、自分が「べき論」押し付け系のモンスターをアドバイザーにならないように注意していきたいですね。\n","date":"2016年6月19日","externalUrl":null,"permalink":"/from_sole_direction_to_actionable_advice/","section":"","summary":"","title":"「べき論」押し付け系の上司に実によく効く3つの逆質問","type":"posts"},{"content":"仕事の依頼を**「おまかせください！」とうけたものの、取りかかってみると意外と大変で、あとで「やっぱりできません」と泣きを入れる**ハメに……\nこれではカッコ悪いし、評価もガタ落ちでしょう。\n一方、最小の労力で最小の成果しか出していないのに、［期待を超えた」と最高の評価を受けている人がいます。\nいったいなにが違うのでしょうか？\n今回はもっとも大きな違いである「期待値コントロール」について、お話します。\n評価とは、成果から期待を差し引いたもの # まず、評価とは得られた成果からもともとの期待を差し引いたものです。\n評価＝成果ー期待 そのため、\n成果＞期待：よくやった 成果＝期待：まあいいね 成果＜期待：ふざけんな という図式が成り立ちます。\nしたがって、期待を超える成果を出す（成果＞期待）には\n成果を増やす 期待を減らす のいずれか（もしくは両方）が必要です。\n期待を超える方法は、成果を増やすだけではない # 期待を超えるぞ！と意気込む人は「成果を増やす」方に走ってしまいがちです。\nもちろん、それができるに越したことはありません。\nしかし使える時間は有限ですので、成果を増やすのが無理な場合もあります。\nまた、下記のように無駄にハードルが上がりすぎているとしたら、そもそも負け戦でしょう。\n相手が期待しすぎている 自分が期待値を上げすぎてしまった 「ハードルが高いなら、もっと高く飛べばいい」には限界があります。\nそこで考えるべきは、いかにハードルを下げるか。つまり**「期待を減らす」こと**です。\n突っ走るより先に、一度立ち止まって、期待値を適正化しましょう。\n期待値はコントロールできる # ものごとに対する期待値を決めるのは人です。\nそして人は主観でしかものごとを見られず、主観はTPOや人の意見で簡単に変わります。\nしたがって、期待値はコントロールが可能なのです。\nもちろん、数値目標（売上など）を提示されることもあります。\n数字には主観が入りようがありません。\nしかし、その数字を決めているのは人間であり、その人の主観であることもしばしば。\n無邪気な「目指せ売上XXXX万！」は実は根拠レスだったりするものです。\nときには図太く**「そもそもなんでこんな数値目標なんでしたっけ？」**と聞いてみましょう。その目標、だたのノリで決められただけかもしれません。\n「そもそも論」を有効に使うコツと注意点\n期待値を下げにかかる # たとえば、上司から\nパイセン: XXXという事情で1週間後までにこのプロジェクトの見積もりが必要なんだけど、やってくれない？\nと依頼されたとします。\nそれに対する受け答えを考えてみましょう。\n例１\nNAE: 承知しました。 一旦金額出すので、過去資料をください。\nやってしまいがちですが、ダメです。痛み目見ます。絶対にやめてください。\n例２\nNAE: 1週間は感覚的に厳しいですが、できるところまでやってみます。 過去資料をください。\n期限が厳しいと伝えているぶん例１よりはマシですが、まだまだダメです。\n例３\nNAE: 1週間で出すのは難しいように思います。 まずは過去資料を見たうえで、期限内に出せるか相談させてください。\n及第点です。次回の相談時点で、現実的にどこまでできるかすり合わせできます。しかし期待値はまだ高いままなので危険です。\nさて、期待値を下げるための解答は・・・\nNAE: 1週間後、先方となにを議論しなにを決めたいのか、その際にどの粒度の金額が出ていれば問題ないか、教えてください\nまたは\nNAE: 過去の類似プロジェクトの事例をベースにした1000万円単位の粗い見積もりであれば2日程度で出せます（本当は1日でできるけど）が、それ以上の精度は1週間では無理です\nさらに建設的にいうなら\nNAE: また、手持ちの他の仕事との兼ね合いもあり、1週間で先方への説明用パワポまで作り込むのは厳しいです。見積もり結果と算出根拠を記載したエクセルのみなら可能ですが、それで問題ありますか\nこのように、**正当な根拠をもってゴネる（期限やアウトプットの質・量を交渉する）**ことで期待値を下げることができます。\nゴネ方については、こちらの記事で具体的に聞くべき質問とともに解説しています。お時間があればどうぞ。 仕事の無茶振り対策に有効な「5つの逆質問」\n下げた期待値を1ミリだけ超える # 期待値を下げに下げました。あとはそのハードルを超える成果を出すことに注力します。\nさて、期待を大きく上回る成果。とても魅力的な響きですね。得られる評価も高いでしょう。\nこのチャンスに**がっつり期待を上回って高評価をゲット・・・**なんてことを考えてはいけません。\nそんなことすると遠からず自滅します。\n期待値はインフレする # 人の欲というのは恐ろしいもの。\n一度すばらしい体験をすると、期待値のベースがぐんと上がります。\nそして次回もまた、今回と同じくらいのポジティブサプライズを望むようになります。\n期待値はインフレしていくんです。\nインフレがすぎると自滅する # インフレしてしまった期待値を上手に下げられる保証はどこにもありません。\nもし下げられたとしても、前回の上回り具合を超える成果を出せるとも限りません。\nもしできなかったら、その先には怒涛の低評価が口を開けて待っています。\n評価＝期待ー実績 です。実績が追いつかないレベルの期待をされても困りますよね。\n期待を1ミリだけ超えること # そのため、目の前の誘惑に負けず、期待を超えるときは1ミリだけことを肝に銘じてください。\nたとえば先の見積もりの例であれば、\n1週間後でなく、4日後に粗い見積もり結果の数字のみチラ見せしにいく（意外と早くできたんです、という感じで） 見積もり根拠のExcelファイルに、少しレイアウトを調整すればそのまま投影＆説明に使えるサマリシートを追加しておく といったように。\nほんの少しのポジティブサプライズを加えるくらいで十分です。\nまとめ：大風呂敷を広げず期待値をコントロールしよう # 以上、大風呂敷を広げると痛い目を見るのでハンカチくらいにしておきましょうというお話でした。\nただし、あまりに露骨に期待値を下げにかかりすぎると\nパイセン: （こいつゴネてばっかで使えないヤツだな・・・）\nと思われてしまいます。期待されないというのもこれまたツラいもの。用法用量には十分ご注意ください。\n「期待以上」と思われるプロの接客作法 (アスカビジネス)\n","date":"2016年6月17日","externalUrl":null,"permalink":"/expectation_control/","section":"","summary":"","title":"常に期待を超える成果を出し続ける方法「期待値コントロール」","type":"posts"},{"content":"ぼくは外資系コンサルティングファームで管理職として働いています。中間管理職です。\nさて、中間管理職というと、板挟みで、擦り切れていて、ストレスフルで・・・\nというイメージをお持ちの方が多いと思いますし、実際そういう方は多いのではないでしょうか。\nでも、視点とマインドを転換させ、本当の仕事にフォーカスすると一気に楽になります。というか、なりました。\nそこで今回は、\n中間管理職がなぜストレスフルなのか ストレスの根本原因である板挟みの構造 中間管理職の本来の仕事 という観点から、中間管理職のストレスを根本解消できた方法をご紹介します。\n中間管理職とは # 中間管理職とは、その名の通り\n中間：さまざまな関係者の間に立って 管理職：自分の組織をまとめながら、うまい具合にものごとを進める という立場の人間です。\n部長、課長、次長、係長 マネージャー、チームリーダー・・・\n呼び方はいろいろありますし、どこからどこまでが中間なのかの定義もまちまちですが、ここでは\n組織を率い、部下を持っている 経営責任は持たない（いわゆる雇われ） ということにします。\n中間管理職のストレスの原因は「板挟み」である # さて、よく言われるのは中間管理職は上司と部下の板挟みだです。\nしかし事情はそこまで単純ではありません。\nもう少し細かく見てみると、登場人物は上司と部下だけではないですし、かけてくる圧の種類も実にさまざまです。\nわかりやすいように、3つ登場人物に分けて話していきます。\n中間管理職を下から突き上げる：部下 # まずは自部門のメンバーたち。いわゆる部下です。\n部下からの期待の代表的なものは\nワーク・ライフ・バランス 残業少なく、休みはしっかり ストレスの少ないワークスタイル 自己の成長 スキルやキャリアアップ メンタリングやコーチング エキサイティングな仕事 より大きな裁量を持つ 最先端の知識や技術を使う 正当な評価と報酬 納得感のある人事評価 十分と思える報酬 といった感じでしょうか。いずれも大事なものばかりですね。\n中には中間管理職の立場ではどうにもならないものもありますが、\n部下はこのような期待をもって、組織のリーダーへ接してきます。\n中間管理職を上や横から挟むこむ：自社の上層部や他部門 # 次に自社。\nここでの自社とは、自分の持っている組織（部署やチーム）以外のすべての自社メンバーや組織を指します。\nたとえば\n上層部（経営陣、執行役員など） 経営目標の達成 売上、利益 業界でのプレゼンス セキュリティとコンプライアンス 社会貢献活動 部門や領域別の目標達成 部門・領域別の売上・利益目標 案件別の利益率の遵守 見込み顧客の数量 進行中の案件の健全さ 予定通りの進捗 課題、リスクの適時適切な解消 他の部門 自部門の業務効率化への貢献 自部門に影響する活動の共有 その他もろもろ・・・挙げ始めたらきりがありません。\n自社からもいろいろな期待をかけられているという中間管理職の実情をご理解いただけるかと思います。\n中間管理職をパワーで押さえつけてくる：顧客 # 最後に顧客です。\n特にB2B（企業を対象としたビジネス）の中間管理職ともなれば、顧客に対面して仕事をすることがほとんどかと思います。\n顧客は商品やサービスの受け側のため、当然いろいろな期待をもっています。\nが、多くの場合、以下の3点に集約されます。\n旨い：より品質は高く 早い：より納期は早く 安い：より価格は安く 簡単ですね。\n関係者全員から100点もらうのはそもそも無理 # さて、多くの場合、これらの期待は相反します。\n例をいくつかあげてみましょう。\n顧客の「旨い、早い」に応える → 多くのことを短期間でやることになる → 瞬間的に業務量が増える → 部下に残業をお願いすることになる → 「ワーク・ライフ・バランス」を損ねる 自社の「案件別利益率」を守る → 顧客への請求額を上乗せする → 顧客の「安い」を満たせない\n自社の「コンプライアンス」を優先する → 社内レビューを何度も通す必要がある → 顧客の「早い」に応えられない\n自部門のプロジェクトの健全性を優先する → 関係する他部門へ期限の厳しい依頼をする → 他部門は手持ちの活動を一部ストップする → 他部門の「業務効率化」を満たせない\nこのように、あっちを立てればこっちがへこむトレードオフの構造になっているんですね。\nこのトレードオフを「利益相反」もしくは「利害の衝突」といいます。\nつまり期待や利害が相反している以上、全員に対し常に100点で応えるのは無理です。\nこの事実は受け入れるしかありません。板挟み構造はそもそも回避不可能なのです。\n中間管理職の本来の仕事は「判断、調整、コントロール」 # この事実を認識せず、すべての関係者からの期待を正面から受け取り100%応えようとする、まじめで誠実、イエスマンな中間管理職ほど消耗し潰れていくんです。\nもちろん、可能な限り期待へ応えようという姿勢は大事ですが、期待が相反する以上、そこには状況に応じた優先度判断があってしかるべきです。\n例をあげてみましょう。\n状況：進捗が芳しくない。とはいえ、契約上納期は守る必要がある\n判断：特定の期間のみ、部下に残業をお願いする\n状況：顧客が価格交渉をしてきた。納期とやることは変わらない 判断：であれば品質を妥協する、もしくは品質保証を含めない契約とする\n状況：この案件は大きなビジネスにつながる。顧客の期待に応えるべき 判断：今は利益率目標を無視してでも案件を獲得し成功させる\nこのように、状況に応じ、どの期待を優先するか判断すること。\nそして判断結果やその根拠を関係者と調整すること。\n結果として全体が正しい方向に向かうようコントロールすること。\nこれらこそ、中間管理職の最も大事な仕事です。\n正当な根拠をもって「ノー」を突きつけろ # 要するに、何が正しいか判断し必要であればノーを言って回れってことですね。\nそしてその「ノー」に正当な根拠があるのなら、板挟みによるストレスはこれまでよりもはるかに軽減されるはずです。\nというより、人の意見に流される「いい人」系イエスマンの中間管理職は、そもそも判断や説明・交渉、人の動きのコントロールといった本来の職務を全うできていません。\n言い方に気をつけつつも、毅然と「ノー」を突きつけないと、管理職としての職務を達成していると言えないのです。\nまとめ：中間管理職こそ「いい人」をやめよ # 以上、中間管理職のストレス軽減の正道は、本当になすべき仕事に集中することだというお話でした。\n組織の人間はそれぞれに価値観や優先度を持っている 利益相反という構造上、関係者全員から100点をもらうのは無理である その中で状況に応じて判断を行い、説明・交渉し、組織を正しい方向に向かわせるのが中間管理職の本来の仕事である 全員に優しい「いい人」系イエスマンは即刻やめよ 中間管理職がどのように板挟まれているか少しでも理解してもらえたら、そしてイエスマンになって苦しんでいる中間管理職の方の救いになったら嬉しいです。\n「ノ-!」と言う勇気があなたの人生を変える: 自分らしく生きる40の法則\n","date":"2016年6月16日","externalUrl":null,"permalink":"/managers_should_say_no/","section":"","summary":"","title":"中間管理職のストレスを根本解消に導く、ただ1つの心得","type":"posts"},{"content":"休日の朝ほど心地よい時間帯はありません。\n掃除や洗濯をささっと終わらせて、子供と一通り遊んで、それからもらえる自分の時間。\nぼくは近くのカフェに行って本を読んだりブログを書くのが好きなんですが、さらに爽快に過ごせる秘訣を見つけました。\nそれは……音の大きな大通りを自転車で爆走しながら歌うことです。\n今回は、休日の自己メンテとして「自転車×熱唱」をご提案してみたいと思います。\n大声を出すとストレス解消になる # 自転車に乗りながら大声で熱唱するとストレス解消になります。\n普段のイライラを歌に託して、車の騒音にぶつけましょう。\nわざわざヒトカラ行くよりも、自転車にペットボトルでもつけて大通り沿いを走りながら歌うほうが、運動になりますしお金もかかりません。\n音域が広がって気持ちいい # 自転車に乗って歌うと音域が広がり、いつもより気持ちよく歌えます。\n上半身が前傾し四つん這いに近い状態になるため、腹式呼吸がしやすくなるからです。\n参考: 腹部のインナーマッスル:腹式呼吸2 | インナーマッスル・トレーニング\nこれはぼくの感覚値ですが、直立したときと比べてクロスバイクに乗りながらのほうが半音〜1音分高い音が出せます。\nカラオケでは上手く歌えなかったあの歌がきれいに気持ちよく歌えるので、さらにストレス解消になります。\n下腹がへこむ # 最後に、横隔膜近くのインナーマッスルを鍛える効果も期待できます。\n歌っていると息継ぎのタイミングが歌のペースに引っ張られます。\nすると、肺の中に残った息を吐ききるという動きが増えます。\nこれが、ロングブレスダイエットと全く同じ効果をもたらすでのです。\n横隔膜が上がり、内臓のが上に引き上げられ、結果下腹まわりが引き締まっていきます。\n参考: 【最強ダイエット】美木良介のロングブレスダイエット →3秒息を吸って7秒で長ーく吐くだけ。 – NAVER まとめ\nまとめ：一石三鳥 # 自転車で大通りを爆走しながらの熱唱は、まさに一石三鳥です。\n交通事故に注意しつつ、楽しくストレス解消しましょう！\n","date":"2016年6月12日","externalUrl":null,"permalink":"/bicycle_riders_should_sing/","section":"","summary":"","title":"ストレス解消にピッタリ！自転車に乗りながら歌おう！","type":"posts"},{"content":"こんにちは、NAEです。\nマンガ、ドラマ、アニメ、映画・・・いろいろなエンタメを見ていてもついつい仕事に使えるアイデアないかなと考えてしまいます。効率・生産性マニアの悪い癖です。\n最近は管理職としていろいろと案件を回す中で、そういえばこんな学びがあったっけ、ということを思い出しました。\n今回はそんなお話。\n雲体風身とは # 雲体風身とは、月刊少年マガジンに連載中のマンガ「龍狼伝」に登場する体術（仙術）です。\n龍狼伝は三国志を舞台としたバトルもの。あらすじはこんな感じです。\n中国へ修学旅行に向かう途中、飛行機に乗っていた天地志狼と泉真澄は、突如現れた龍に飲み込まれ、207年の中国へ時間移動する。三国志の時代の人々は、龍に乗って天から降りてきた2人を「竜の子」と神聖視し、否応なく戦乱へと巻き込んでいく。\n出典：Wikipedia\n主人公である天地志狼は、ものごとの本質を瞬く間に見抜き、身につけてしまう天賦の才を持っています。\n英傑うごめく乱世の三国時代において、歴戦の猛将や軍師、仙人から多くを学び、修め、心技体ともに「竜の軍師」として成長していきます。\nさて、物語の中で天地志郎が仙人・左慈から学ぶのが「雲体風身」。自身の身体能力を100%引き出すことで常人をはるかに凌ぐ力や身のこなしを手に入れる仙術です。\n出典：www.gmaga.co\n人間は身体機能を維持するために本来の30%定度の力しか出せないように無意識で制御されています。\n雲体風身はその制限を外すための技、ということですね。 そのぶん身体への負担は大きいため多用はできません。\nイメージとしてはNARUTOの登場人物ロック・リーが使う「八門遁甲」に似ているでしょうか。\n出典：narutonti.com\n雲体風身の教え：見えないものは管理できない # 雲体風身のしくみは次のように説明されています。\n出典：fun.ap.teacup.com/jampgptwmjad\n雲体風身を修めるために仙人から志狼は何をされたかというと、身体の機能をほぼすべて停止させられました。やがて心臓も止まって死に至る。 そんな極限状態の中で、肉体、内臓はおろか、筋肉、神経、血管に至るまで身体を深く理解しつなぎ回復していくことで、身体の機能を100％使いこなせる雲体風身を身につけていったというわけです。\n出典：m106.org/blog/sakulog\n無意識のうちに身体がかけている制約の根源、細かなつながりやしくみの部分まで**「見える化」し、適切な作用をおよぼすことでパフォーマンスを最大化している**、ということですね。\nさて、この考え方は仕事にも応用が効きます。\n管理職をやっていると常々気になるのが\n全体から見た現在位置 スケジュール遅延の有無 コストの消化スピードと今後の見通し チームメンバーの心身状態と期待値 クライアントからの期待値 社内外のステークホルダーの動き すぐに手を打つべき課題事項とその対応状況 先々で阻害要因になりうるリスクとその対応方針 など、いわゆるプロジェクト管理・チーム管理に必要な情報のワンセットです。\nプロジェクトは生き物です。 立ち上げればあとは自動運転でうまくいく、なんてことは絶対にありえません。 常によりよい方向に進めるよう制御する必要があります。\nここで重要なのが、見えないものは管理・制御できないということ。\n上に挙げた情報を定期的に「見える化」しないと、そもそも今の状態がいいのか悪いのかすら把握できませんし、なにか手を打ってもその効果がわからず途方に迷います。\nまた、適切な打ち手を考える際にも「見える化」は重要です。 特に**「何をしたらどうなる」という因果関係**が見えないことには打ち手の効果のついて仮説すら立てられません。\nこのように、「見える化」は仕事を効率的に正しく進める上でとても重要なファクターです。\n特にプロジェクトが大規模になれば、適時適切な「見える化」を通じたプロジェクト管理の優劣がチームのパフォーマンス、ひいてはプロジェクト成功の鍵を握ります。\n身体の細部まで理解＝「見える化」することで身体のパフォーマンスを最大限引き出す、という雲体風身のしくみは、まさにプロジェクト管理・チーム管理を通じてチームのパフォーマンスを最大化するという文脈における「見える化」の重要性と重ね合わせることができるのです。\n雲体風身における関心の輪と影響の輪 # 「見える化」のもう一つのメリットは、自分の影響力の限界を知ることができることです。\n「見える化」したからと言って、見えるものすべてが制御可能とは限らない場合がほとんどです。\nこれは名著「7つの習慣」「第1の習慣」において「関心の和、影響の輪」として説明されています。\n影響の輪：自分が直接的もしくは間接的に影響を及ぼせる範囲 関心の輪：自分が関心のあるもの（見えているものの）の範囲 出典：www.franklinplanner.co.jp\n「見える化」を通じて登場人物やものごとの因果関係、相互作用を知ることは、自分の影響の輪の範囲をざっくりと把握することにつながります。\n自分の考えるべき範囲が明確になることで、自分ではどうしようもないことに対して思い悩み、打ち手を考えるという無駄をしなくてよくなります。\nどうにもならないものをどうにかしようとしない。いろいろと思い悩んでしまいがちな方が見落としやすい、生産性アップの大事なポイントです。\n雲体風身の場合は対象が自分の身体なので、たまたま関心の輪＝影響の輪、ということだった、ということですね。\nまとめ：雲体風身はマンガの技だが深堀れば学べる # 以上、マンガの技をほじくり返して仕事に活かす気づきをひっぱり出してみる思考実験でした。\n「ルフィの仲間力」や「スラムダンク勝利学」が一時期流行したように、日本のマンガやアニメは逸話の要素が色濃いものが多く、学びを得やすいように思います。\nただエンタテインメントとして消費するもいいですが、一歩立ち止まって自分はこのマンガやアニメから何を得たのかを考えてみるとすこし違った地平が見られるかもしれませんね。\n今回は以上です。\n龍狼伝 “雲体風身”の術編 アンコール刊行 (プラチナコミックス)\n","date":"2016年6月7日","externalUrl":null,"permalink":"/importance_of_visibility_learned_from_comics/","section":"","summary":"","title":"雲体風身に学ぶ見える化の効果。組織の潜在能力を引き出すために","type":"posts"},{"content":"ぼくは効率・生産性マニアです。\nいかに生産性を高めるか、集中力を保つにはどうすればいいのか、日々考え、実験しています。\nその中で、認知行動療法のアプローチで集中力を高める実験をしてみました。\n集中できなくなった時、行動を起点とした**「儀式化」**により、意図的に集中力を引き上げることはできるのか。その効果と限界は。\n儀式化の裏づけ：認知行動療法（CBT）とは # 認知行動療法（Cognitive behavioral therapy：CBT）とは、精神疾患の治療で広く用いられている治療法です。\n認知行動療法は、私たちの認知（ものごとに対するとらえ方）を修正することで、気分や行動を変化させようという治療法になります。\n出典：seseragi-mentalclinic.com\n人間の行動サイクルは大きく3ステップに分けることができます。\n認知：ものごとを捉える 判断：次の動きを決める 行動：決めた動きを実行する この「認知」の部分を意図的に正すことで「判断＝心」や「行動」に作用を引き起こすのが、CBTのアイデアです。\n儀式化の要点：「行動」は「認知」される # ここで重要なのは自分の行動も認知の対象であるという点です。\nたとえば、\n悲しい、泣きたい。だからこそ大声出してワハハと笑うマネをするとなんだか気分が晴れてくる つまらない、テンション上がらない。そんな時に何度も思い切りバンザイするとなんだか楽しくなってくる 緊張するし、正直自信がない。そこであえてどーんと胸を張って腕組みするとなんだか前に進める気がする というやつ、ありますよね。\n特に1つ目についてはアニマル濱口のワッハッハですとか、マック赤坂の10度20度30度が有名だと思います。（リンク先Youtube注意）\nつまり、\n自分の「行動」をなりたい状態へ意図的に正す 自分の状態に対する「認知」が変わる 実際に頭や心がその状態になってしまう ということです。\n儀式化の効果検証のための事前分析 # 前置きはここまで。\nぼくが実際にやってみた実験はこちらです。\n自分が集中している時の行動を書き出す 逆に集中していない時の行動も書き出す 集中していない時の行動が出たら、それを意図的にやめ、集中している時の行動を実行する 集中力の変化を観察する 儀式化を裏づける認知行動療法的なアプローチ（仮説）が正しければ、効果はあらわれるはずです。\n集中している時の行動 # まずは頭がフル回転している時。パッと思い浮かぶのはこんなもんです。\n紙に手書きで文字や図を描きながら考えている ホワイトボードを使って誰かと議論している 背筋が伸び、1点を見つめている 頭の中で整理済の考えをアウトプットしている 普通では考えられないほど厳しい時間制限を設定している（電車の中での作業など） 達成成果にワクワクしながら仕事に取り組んでいる なぜ今この仕事をしなければならないか明確にしている すべての段取りが明確になった状態でToDoをこなしている 成果物のイメージが詳細レベルまでできあがった状態で仕事をしている 集中していない時の行動 # 次に全く集中できていないダメダメな時の行動がこちら。\n極端にマルチタスクしている 頻繁にメールチェックしている 目の前の仕事が正直つまらないor意味がないと思っている 歯を噛み締めている 首がこわばり、頻繁にストレッチをしている ヒゲを触り抜く、片ひじをつく、足を組む 呼吸が浅い、または息が止まっている キーボードの打鍵音がいつもより大きい 見るだけでもダメダメリーマン感が満載です。\n儀式化により行動を正してみた結果 # さて、この実験を約2ヶ月間続けてみました。\n結果、一定の効果は実感できたものの、やはりそれなりに限界があるように思います。\n儀式化の結果、集中力を引き上げられたか？ # まず、集中している時の行動を意図的に起こすことの効果について。ものによって効果はまちまちでした。\n特に効果的だったのは、紙に手書きと人と議論という点。行動そのものが集中力を無理やり引き出してくれいました。\nそれ以外は・・・あまり効果はありませんでした。\nぼくの場合、姿勢や目線、頭の中の整理状況などは、あくまで集中している結果であって、それが認知にまではつながらないようです。\nただし、仕事の意味や段取り、成果イメージなどは、自分が気持ちよく仕事をするために必要なことであると再認識させてくれました。これも副次的には効果があるのかも、と思います。\n儀式化の結果、集中力の低下を防げたか？ # 次に、集中していない時の行動を意図的に止めるということの効果について。\nこれは、集中していない時間が減ったの一言に尽きます。\n「あ、今集中していない」と客観的に判断できるようになったため、集中しないままダラダラと時間を過ごすことがほぼなくなりました。\n儀式化の限界：根本解ではない # とはいえ、限界もあります。\nこの方法はあくまで行動によって自分の気持ちをコントロールするものです。そのため\n本当に疲れている 精神が消耗している など、集中力維持に必要なリソースがそもそも足りない状態においては効果がありません。\nできるできる気持ちの問題だ！にも限界はあるよ、ということですね。\nまとめ：儀式化を通じた客観視で自分に気づきを # というわけで、自分の癖から集中力向上の秘訣（儀式）を知る方法とその検証結果でした。\n効果のあるなしは人によって異なると思います。\nしかし少なくとも、自分のいい時、悪い時を書き出して客観的に眺めてみるという行いはやる価値ありだと思います。\n意外な発見があるかもしれません。\n","date":"2016年6月5日","externalUrl":null,"permalink":"/cbt_based_concentration_method/","section":"","summary":"","title":"「儀式化」の集中力アップ効果を2ヶ月間検証してみた結果","type":"posts"},{"content":"こんにちは、NAEです。\n差別をなくそう・偏見をやめよう。気持ちはわかりますが、無理です。ゼロにはなりません。\nでも、人を傷つけないレベルまで小さくするために今すぐできる心がけがあります。\n今回はそんな話。\n※おことわり：記事中に差別偏見の例が多く出てきますが、ぼく個人の意見ではありません\n差別や偏見はどこで起こるか # 人の行動プロセスはざっくり3ステップに分けることができます。普通免許の教習で教えられることなので、多くの方が聞いたことがあると思います。\n認知：ものごとを捉える 判断：次の動きを決める 操作：行動に移す このプロセスを差別や偏見にあてはめてみましょう。ここでは例をわかりやすくするため、「クソマジメゲスブロガー」という自己紹介を見た、という設定としましょう。\n差別・偏見Ver 認知：クソマジメゲスブロガーの自己紹介見たで 判断：いうても結局ゲスやろ。ロクでもないやつに違いねーよ 操作：ネガコメバッシングしたる！ 偏見なしフラットVer 認知：クソマジメゲスブロガーの自己紹介見たで 判断：言ってることやってることだけ見るとまっとうな人やん 操作：応援するで！ このように見ると、差別や偏見はおもに判断のステップで起きているように見えます。\nしかし、実際はその前段である認知の段階ですでに差別・偏見は始まっているんです。\n認知バイアス：認知は無意識に歪む # 「認知バイアス（Cognitive Bias）」という言葉をご存知でしょうか。\nある対象を評価する際に、自分の利害や希望に沿った方向に考えが歪められたり、対象の目立ちやすい特徴に引きずられて、ほかの特徴についての評価が歪められる現象を指します。\n出典：http://ronri2.web.fc2.com/shinri.html\nいわば根拠なき決めつけです。認知バイアスによって\n相手に関する数少ない情報に対して自分の固定観念をひもづかせることで、相手を知ったつもりになる 十分な情報を得たとしても、自分の都合の良いようにその一部を切り取って（取捨選択して）しまう ということが起きます。\n認知バイアスにはさまざまな類型があります。ここでは差別や偏見に直接関連しそうなもののみピックアップしてご紹介します。\n認知的不協和 事前情報や固定観念により、結論ありきで判断してしまう 例：京大卒なら主婦なんかもったいない。仕事できるんだから日本経済に貢献しなさい 内集団バイアス いわゆる身内びいき。身近な人をより高く評価していまう 例：イケハヤなんかよりこないだ会ったkeitaさんid:keita-agu-ynuの方が良い人だよ絶対 バンドワゴン効果 みんながやっているなら価値があり正しいはずだ、と思ってしまう 例：SIELDsのみんなああ言ってるし、きっとアベは辞めるべきなんだ 感情バイアス 自分に都合よい、自分の正しさを裏付ける情報を信じてしまう 例：社畜はバカ。ブログ飯なんて余裕だろ。だって実際やってる人いるし ハロー効果 一部の目立つ特徴だけ見て全体を判断してしまう 例：ゲスブロガーid:aopa—–ndaなんて名乗るんだからきっとろくでもないヤツに違いない フレーミング効果 同じことがらでも、表現方法によって異なる評価をしてしまう 例：私の戦闘力は53万マイクロです←すごそう　農夫の10分の1←しょぼそう あなたにもある認知バイアス # いやいや、自分はフラットにものごとを見てるし認知バイアスなんて関係ないよ！\nという方もいると思うので、ここで2つほどテストをしてみたいと思います。有名なものなのでご存じの方もいるかもしれませんが、おつきあい下さい。\nこちらの動画をご覧ください。白チームのパスの回数を正しく数えられるかのテストです。\nselective attention test\n・・・ど真ん中でゴリラが踊っているのに気づきましたか？\nこれらは選択的注意（Selective Attention）と呼ばれるものの実例です。自分の興味のある点や事前に与えられた情報によって認知する対象が狭められ（歪められ）、目の前にあるはずの情報を取捨選択してしまう、というもの。認知バイアスでいうと感情バイアスやハロー効果に該当するでしょうか（分類の軸が異なるのでキレイには当てはまりませんが・・・）\nというわけで、認知バイアスは誰にでもある、ということがご理解いただけたかと思います。\n認知バイアスという言葉がときに「無意識のバイアス（Unconscious Bias）」と言い換えられることもあるのも納得ですね。\n認知バイアスをなくすことはできない # さて、このやっかいな認知バイアスをなくす＝ゼロにすることはできるんでしょうか。\n答えはNoです。脳が許してくれません。\nたとえば、相手の人となりを理解する、という場合を考えてみます。\n差別や偏見なしに、つまり事実のみに基くフラットな判断のためには、それだけ多くのインプットが必要です。その人の性格や価値観、これまでの人生で達成・失敗したことなど、情報をつぶさに聞いて理解する必要があります。これは当然時間がかかりますし、頭も疲れます。\n相手が1人だけならいけるかもしれません。しかし\n相手が10人、100人いたとしたら？ 1人あたりで与えられた時間が5分しかなかったら？ 知り得る情報が極端に少なかったとしたら？ 限られた情報で素早く、かつ楽に判断せざるをえません。すると、脳（人間）はものごとのパターン化し、当てはめるという行いをはじめます。相手の属性情報と自分の持っている既知の情報をつなぎあわせ、効率的に相手を理解しようとしてしまいます。精度はともあれ楽で早いので。たとえば\n30代独身女性　→　結婚を焦っている 白人男性　→　チャラい 社畜　→　フリーランスになる勇気がない というように。\nこれ、まさに差別や偏見ですよね。脳が楽をするかわりに差別偏見が生まれてしまう、とも言えます。\n脳に楽をさせないことってできないの？と思うかもしれません。\nそれは脳の立場になると難しいことがわかります。脳は5感から与えられる膨大な情報をフル回転で処理しています。Googleによると、人間が受け取る情報量は毎秒1100万ビットである一方で、脳が処理できる情報量は毎秒40ビットだそう。\n楽をするな、情報は全部受け取ってちゃんと判断しろ、という方が難しいのです。\n認知バイアスを逆手に取る # ここまでをまとめると、\n差別・偏見は「認知」する段階で起こる 人間の認知は歪んでしまう（認知バイアス） 認知バイアスは生きるのに必要な脳のしくみであると捉えることができる したがって、その副作用である差別・偏見をゼロにすることは難しい ということです。\nゼロにはできない。であれば、次に考えるべきはいかにその悪影響を小さくするかですよね。\n差別・偏見の原因が認知の歪みなのであれば、判断の段階で歪みと逆方向に力をかけて行動を正すというアプローチはどうでしょう。\n認知：右方向に歪む 判断：左方向に調整する 操作：行動はフラットになる 認知の段階でどう捉えたかは置いておいて、行動をフラットにできるのであれば行動そのもので相手を傷つけることは避けられるのではないでしょうか。\n最も重要な最初のステップは、自分がどういう認知バイアス（差別・偏見）を持っているのかを自覚することです。黒人に嫌悪感を持ってしまうかもしれません。金儲けを重視する人を卑しいと思ってしまうかもしれません。イスラム教徒はテロリストだと思い込んでしまうかもしれません。\nあなたが答えを考えるべき質問はただひとつ。\nあなたの色メガネは何色ですか？\nまとめ：自分をの認知バイアスを知り、人に優しく # というわけで、どうしてもなくせない差別や偏見の悪影響を小さくするための1つのアイデアでした。\nぼく自身も可能な限り、人を属性でグループ化することなく個人個人と向き合うように務めています。しかしイメージが先行してしまうときもしばしば。これからも気をつけていきたいと思います。\n平和な世の中になるといいですね。\n今回は以上です。\n","date":"2016年5月31日","externalUrl":null,"permalink":"/be_aware_of_unconscious_bias/","section":"","summary":"","title":"認知バイアスの功罪と利用法 – あなたの色めがねは何色ですか？","type":"posts"},{"content":"夜10時になって「明日の朝イチまでで！」と言ってくる無茶振り。\n頼まれた瞬間に顔が歪む無理のありすぎる依頼、マジメに受けていると身も心も滅ぼしてしまいます。\nではどのように対処したらいいのでしょうか？\n今回は無茶振りによる被害を最小限におさえる、論理的で正しい対応方法をご紹介します。\n無茶振りとは？ # まずは無茶振りとは何なのか、定義していきます。\n無茶振りとは**「仕事の5W1H」が破綻している依頼**を指します。\n仕事の5W1Hとは # 仕事の5W1Hとは、仕事（の依頼）を構成する以下の要素です。（上から順番に重要）\nWhy：なぜその仕事が必要か What：達成すべきことはなにか When：期限はいつか Who：誰がやるのか How：具体的な方法はなにか Where：どこでやるか 仕事の実現性を担保するには、これら5W1Hのバランスが取れていることが必須です。\n無茶振りは5W1Hがアンバランス # 一方、無茶振りの仕事は5W1Hのバランスが崩れています。\n達成事項（What）に対し、期限（When）が短すぎる 人員が少ない（Who）のに、達成事項（What）は大きい 必要性（Why）だけ主張し、できる道筋（How）を示さない いずれも現実的とはいえないででしょう。\n言い換えれば、期待値があまりに高すぎるのです。\n常に期待を超える成果を出し続ける方法「期待値コントロール」\n無茶振り対策に有効な5つの逆質問 # そんな5W1Hの崩れた無茶振り。対策としてやるべきは、5W1Hのバランスを整えることです。\n5W1Hの各観点に「逆質問」を投げかけることで、アンバランスを是正していきます。\nどのような質問か、見ていきましょう。\nWhy：その仕事の価値は？ # まずは、**そもそもその仕事はやるべきものか？**を確認します。\nすべての仕事には意味、つまり「やる価値」があるはずだからです。\n「全ての仕事には意味がある」の本当の意味\nにもかかわらず、もし依頼者が「やる価値」を明確に言えないなら、その仕事はやるだけ無駄な可能性が高いでしょう。\nやる必要のない仕事は、依頼されても遠慮なくNoを突きつけるのみです。\n質問例\n「何があったか教えてください。背景がわからないと的はずれなことをしてしまう可能性があります。」 「この仕事の位置づけはなんでしょうか。全体の動きの中でこの仕事の果たす役割を教えてください。」 When：その期限って本当？ # 次に、期限の妥当性を確認します。「期限がそこである理由は？」ということ。\nここで明確な答えが返ってこない、または実は必ずしもその期限でなくてよいことがわかったら、すかさずあるべき期限と遅れの見極めに入りましょう。\nたとえば「月曜朝イチまでに会議資料作って」と言われたものの、実際の会議は火曜の夕方だったら？\nたとえば設定された期限に遅れても誰にもなにも迷惑をかけない状態だったら？\n「月曜朝イチまで」が、いい加減に設定された根拠レスな期限だとわかるでしょう。\n質問例\n「全体スケジュールはありますか。その中でこの仕事はどこにあたるものですか。」 「この仕事が月曜朝イチまでに終わらなかった場合のスケジュールへの影響を教えて下さい。」 What（量）：達成すべき成果は？ # 次に、出すべき具体的な**アウトカム（成果）とアウトプット（成果物）**を確認します。\n無駄なものを作りすぎないように、やるべき作業を減らしにかかるのです。\nたとえば、直近2ヶ月の世界の株式市場動向を30分くらいで説明するプレゼン資料を作ってくれ、と依頼されたとします。\nこの仕事のアウトカム（成果）はなんでしょう？　3分で1枚話すとして、10ページもののプレゼン資料がを作ればいいのでしょうか。\n違います。アウトカムは発表者が株式市場動向を話せる状態であることです。\nしたがって発表者が話せるなら作るアウトプット（成果物）はなんでもいいはずでしょう。\n日足チャートのコピペ、注目ニュースの見出し一覧、今後の展開への示唆をまとめたテキストファイルなど、発表に使える材料やストーリーさえあれば、手間暇かけてキレイなスライドを作り込む必要はありません。\nこのように、アウトカム実現に必要なアウトプットを細かに確認・検証し、省力化の余地を探れば、無駄な作業を削れるのです。\n質問例\n「月曜朝イチ時点で何が（誰が）どういう状態になっていればいいですか。」 「そのために作るべきアウトプットは具体的に何ですか。それが絶対に必要な理由はなんですか。」 What（質）：優先順位、品質目標は？ # 次に確認するのはアウトプットの品質です。\n最低限の品質ラインを確認することで、過剰品質による無駄をおさえます。\nたとえば、期限が極端に短いタイプの無茶振りの場合を考えてみましょう。\n頼まれたものすべてを100点に仕上げるのは期限の関係でそもそも難しい状態です。\n優先度の高いものは品質高くこなすが、**低いものはスピード重視で低品質でも良いか？**と依頼側に伝えます。\nこれにより、その仕事にかける工数を減らすのです。\n質問例\n「必要なアウトプットの中で優先度をつけるとしたらどのような順番になりますか。」 「優先度が低いものは品質が担保できない可能性がありますが問題ありますか。具体的には・・・」 「優先度が高いものについても品質を妥協せざるをえないとしたら、どのくらいまで許容できますか。」 How/Who：段取りと役割分担は？ # ここまでの議論で、やるべき仕事は質・量ともに最小限に絞られ、期限も最適化されています。\n次は、自分のやることを減らします。平たくいえば段取りと役割分担です。\n自分以外の人を巻き込んで、協力して無茶振りの仕事をやっつけるのです。\nここでは、頼まれたら断れない＝その仕事に責任がある＝仕事の依頼者本人を巻き込んでみるのが有効です。\n振られた仕事を作業に分割し、その中で依頼人自らやった方が早く終わるor品質が上がるものを任せる ドラフト版の作成は自分、最終化は依頼人、というようにプロセスを分担する 25%くらいできた時点で依頼人のレビューを入れ、方向性をあわせた上で最終化するなど、段取りに組み込む 無理に押し付けるのではなく、時間効率を最大化し、よりよいアウトプットを作るための協力要請という形で巻き込みましょう。\n質問例\n「手戻りを防ぐために、作業プランのこの時点でXXXさんのレビューを入れたいんですが可能ですか。」 「時間が限られているので、全体の品質アップのためXXXさんの得意なこの作業はお願いしてもいいですか。」 最後に：不満はきちんと伝える # 仕事の量と質（への期待値）、そして期限について最大限の交渉をしました。\nここまでできたら、ほとんどの無茶振りは「実現性のある仕事」になっていることでしょう。\n最後の締めに、にちゃんと無茶振りに対する不満を伝えておきます。\n同じことをまた繰り返されるかもしれないですからね。\nコメント例\n「わかりました。今回はやりますけど、次は週末仕事にならないように事前調整をお願いします。」 「本当は週末仕事はやりたくないんですが、XXXさんのメンツもあると思うので、今回は協力します。」 5W1Hを整えて無茶振りを沈静化する # 以上まとめると、無茶振りをされた際は下記5つの質問を順番にぶつけて、5W1Hのアンバランスを正しましょう。\nWhy：その仕事の価値は？ When：その期限って本当？ What（量）：期限内に達成すべき成果は？ What（質）：優先順位、品質目標は？ How/Who：段取りと役割分担は？ 依頼に対してゴネるのは心象が悪いかもしれません。\nしかしそこで無茶振りをに受けたら、おそらく今後も無茶振りが来てしまうことでしょう。\nそもそも無茶振りをしなければならない理由は、計画の甘さや客のワガママです。\nそこでちゃんと「できないものはできない」とフィードバックしないと、「計画をちゃんと練ろう」「見通しをきちんとつけよう」等といった脱・無茶振り体質への第一歩は開けません。\n正々堂々とゴネるのは、自分のためであり、人のためでもあるんです。\nまとめ：ちょっと嫌なやつになろう # というわけで、無茶振り仕事に対してスジの通ったゴネ方で自分を守る方法でした。\n無茶振りとは、5W1Hのバランス崩れた依頼である 5W1Hのそれぞれの「なぜ？」を検証することで「実現性」を担保する 「できます！」「やります！」と前のめりになるマインドはすばらしいものです。\nしかしそれで無茶振りが止まらず自分が潰れるのは問題ですし、そもそも無理・無駄・ムラのある無茶振りを是とする体質は危険です。\n無茶振り文化を足元から直すために、ちゃんと話さないと動かないちょっと扱いにくいやつになってみませんか？\nこのポイント、管理職になったら身につけておかないと、心を擦り切らすことになりますよ……\n","date":"2016年5月29日","externalUrl":null,"permalink":"/minimize_downside_effect_of_tough_task/","section":"","summary":"","title":"仕事の無茶振り対策に有効な「5つの逆質問」","type":"posts"},{"content":"こんにちは、NAEです。\n本記事は2009年に公開された小野和俊さんの記事のオマージュです。\n参考: プログラマーの開発速度は「はまる」時間の長さで決まる : 小野和俊のブログ\nソフトウェア開発やプログラミングにおける「コツ」には、実は仕事の生産性をあげるコツがたくさん詰まっています。\n特に「決める」「伝える」「動かす」系の仕事をしている人には得るものが多いはずです。\nそれではどうぞ。\n仕事のスピードは「はまる」時間の長さで決まる # コンサルタントを始めてから今日に至るまで、 様々なタイプの人と仕事を共にしてきたが、 驚くべき速度で高い品質のアウトプットを出し続ける人には、 一つ共通の特徴があるように思える。\nそれは、「はまる」時間が極端に短い、ということである。\n私自身、「風のコンサルタント」を指向しており、仕事速度を重要視している。 例えば平成28年の某クライアントにおけるデジタル策定プロジェクトでは、 役員への最終報告直前に知人でプロジェクトリーダーのA氏にレスキュー隊として呼ばれて、 2,3日で検討の全体像と、個別の論点における示唆やアクションプランを整理しきったのだが、 このときなどは、大体の経緯と方向性、過去資料のありかを口頭で聞いた後は、 ほぼまったく手が止まらず資料を書き続ける感じで最終報告向けプレゼンを作っていた。\n「はまる」時間の長さは仕事の速度に直結するわけだが、 知的生産を行う人が「はまる」場合にはある程度の傾向があると思うので、 今日は「はまる」人の傾向と、その対策を考えてみたい。\n言葉の定義が不適切 # 先日ネットで「わかりやすい資料を書くために必要な、たったひとつの単純な事」 という記事が話題になったが、この内容には私も全面的に賛成で、 言葉や用語、用例や適用範囲、など、とにかく文字として表れるものには、 必ず、例外なく、正しく誤解のない定義を徹底することが非常に重要だ。\n不適切な言葉は、クライアントやメンバーの誤解を招き、まさかこの言葉がそんな 意味を持つとは思わなかった、という類のはまり方は本当に最悪で、 時間も無駄になるしモチベーションも減退するし、その資料を書いた人にはに 対しての信頼も失われてしまう。\n一人で資料を書いているときでさえ、その規模がある程度以上になると、 自分が使った適当な言葉に自分自身ではまる、という三流パロディーのような事態が 起こりえるが、複数人で作業しているときに適当な言葉を使ってしまうと、 各所で「はまる」事態が発生し、仕事効率が激減する。\n「とりあえず」書いた資料が悪さをしている # 言葉の定義と同様に、どんな忙しい状況でも、「自分でも納得でき、人に見せても恥ずかしく ない資料しか出さない」ことを守り続けることが重要である。\n「今回は時間がないのでとりあえずこのまま提出します」といって提出した資料は、 多くの場合それ以降に軌道修正が難しい混乱の原因になるし、 場合によっては「今回」もその箇所が原因となって他の箇所で無駄な議論が発生し、 はまる原因となる。\n「とりあえず」書いた資料とは、例えば次のようなものだ。\n課題を根本解決せず、当面の回避策のみで強引に凌いでいる 「理由はよくわからないんですが、とりあえずこうやって整理するとまとまるので…」 「危険な臭い」のする論理展開 明らかに論点再整理の対象となるような、ロジックが極端に拙い資料 期日が迫っており、とにかく時間がない、というような状況だと、 つい「とりあえず」書いた資料を提出したくなるかも知れないが、 忙しいときこそ、「適当に書いた資料は出さない」ことを死守すべきだ。\n最終報告書が完成した後に見つかった問題に対応するには、 最終報告書完成前の何倍もの手間がかかることを、 私たちは経験的に知っているわけだから。\n「このままでは何かがおかしい」と感じながら検討を続けている # これは例えば、「もっといいやり方があるはずなんですけどね…」とぼやきながら、 あまり望ましくないと思われるやり方で検討を続けてる、というようなケースである。\n「もっといいやり方がある」と感じるのは、今の検討の進め方や整理の仕方だと、 同じような論点を複数箇所に分散せざるを得ない、という状況だったり、 依存関係的にここにこんなコミュニケーションが入るはずないんだけど、という状況だったり、 意識する必要がないはずの別プロジェクトのマイルストンやアプローチを意識しないと課題が解決 しないような状況だったりする場合である。\nそして、たぶん、その直感は合っている。\n何かがおかしいなら、時間をかけてでもそのおかしさの根本原因を最初に確認しないと、 後ですべてをやりなおすことになる。「何かがおかしい」状態で作業を続ければ 続けるほど、後で必ず修正することになる資料を積み足して行くことになる。\nフレームワークに振り回されている # ときどき、いざ課題を解決せん、ということで、頭で考えて大体の当たりを付ける前に、 突然フレームワークを引っ張りだして色々なところに論点を当てはめてみたり、 論点の仕分けに必要な情報を検索したり、プロジェクトの目的や前提を行ったり来たりして、 5ミリ方眼紙の前で腕を組んで首を傾げ、一向に検討が進まない、という人がいる。\nもしこういうはまり方をしやすい人がいたら、 その人に対するアドバイスとして、一度フレームワークを使うのをやめてみることを提案したい。\nそもそも、最近のビジネス本や研修資料に掲載されているような便利なフレームワークが存在しなかった頃から、 先人達は課題解決を行ってきたのだ。\nはまった時にまず最初に行うことは、フレームワークに当てはめることではなく、 「何が本質的な課題なのか」について、頭で考えて当たりをつけることだ。 そして、それに関連する過去資料や検討経緯を読んで状況を確認することだ。\n課題を頭で考えることに慣れてくれば、 大抵の場合、5ミリ方眼紙さえあれば課題は割とすぐ解決できる。 そして、フレームワークが本領を発揮するのは、当たり（仮説）を付けていない人に対してではなく、 当たり（仮説）を付けているに対してである、ということを忘れてはいけない。\n頭で考えて当たりをつけることができない人にとっては、 フレームワークは単に検討速度を遅くさせる混乱要因でしかない。\nフレームワークに対する理解が乏しい # 一つのフレームワークをある程度の深さで習得した人は、 「あのフレームワークで言うＸＸはこのフレームワークではどうカバーされているのかな？」 といった要領で異なるフレームワークに対しても理解が早いものである。\n同様に、「このタイプの課題だったらこのフレームワークが使えてこの辺りに深掘りポイント がありそうじゃない？あ、ほら、あった」といった要領で、たくさんのフレームワークの 「つくり」に触れたことがある人は、他のプロジェクトの課題に対する解決方針出しが格段に早い。\n「つくり」を理解するには、単にフレームワークを使っているだけではダメで、 使うことになったフレームワークに「深入り」することが重要だ。\n例えばただ4Pを使っているだけでは、4Pの「つくり」のほんの一部しか理解できないが、 4Pを使った検討を何回もこなしていけば、4Pの「つくり」についての理解を深めて 行くことができる。\n「最近ではＸＸというフレームワークがあって」というような表層の情報をたくさん 集めることよりも、少なくても良いので、これは使えそうだ、というものについて深入りして、 理論の構造や活用ポイント、根本となる思想や背景などを理解する方が、 速く検討を進め美しく資料を書ける人になるための近道だと思うわけである。\nアセットの存在を認知できていない # 新人コンサルタントの頃、某プロジェクトのとあるオフィスで、そこにいた先輩の人が、 「僕は新しいプロジェクトに入るときは必ずアセットにざっと目を通すよ」 と話していたことがあった。\nこれは新しいプロジェクトに参画するときのとても効率の良いキャッチアップ方法だと思う。\n「頑張って資料作った後に、過去に既に議論され尽くしたことを示す資料があることがわかった」 というのも一種の「はまっている」状況であると言える。\nまた、単に検討工数が余分にかかるだけでなく、すでにアセットの存在を知っている人から 見ると、「わざわざ作ったからには何か違う検討が必要だったのでは」という風に見えて しまい、考える時間を使わせてしまうこともあるので、注意が必要だ。\n私は、「あるものは使い、無いものを作る」ことは仕事の大原則の一つ だと考えているが、その観点から言っても、よく使うであろうということですでにアセットの方で 検討すべきポイントを用意してくれていたり、よく使われるフレームワークがあったりする場合には、 何か特別な理由がない限りアセットを使うべきだし、また、「どの辺りを見ればどの類の アセットがある」という頭の中のインデックスを、企業にジョインする時に最初に頭に入れてしまうと、 こうした問題は起こりにくくなってくるだろう。\n他にもいろいろとあるものの # 他にも、資料が世代管理されていないとか、自己レビューのためのチェックリストがない、 といったような手戻り防止的な話もあるだろうし、仕事人としての「読み書きそろばん」 のスキルにまず磨きをかける必要がある、という場合もあるだろう。 また、ウェブの情報やフレームワークに頼りすぎて、自分で解決する能力に磨きをかけられていない、という ような話もあるだろう。\nが、今回、上に書いたようなことにテーマを絞りたかった理由は、\n適当に書いた資料は後でとても大きな被害をもたらす可能性が高い たくさんのフレームワークの「つくり」に触れ、思想や活用法を熟知しよう という二点を強調したかったからである。\nもちろん、全く新しい未来のビジョンを描くタイプのプロジェクトなどは、 むしろ、「はまる」ことの連続だし、それが健全な姿だろう。\nが、ひとたび解決すべき本質的な課題が見えてくれば、そこから先の作業で 「はまる」時間は極力少なくすべきだし、上に書いたようなことを 気をつけながら作業を進めるように習慣をつけていけば、 頭の中で全体像を整理しながらサクサクと資料を書く、という感じで 仕事が進められるようになってくるものだ。\n編集後記 # ぼくは大学院でソフトウェア工学を研究していました。\nソフトウェアをいかに**上手く（品質）、早く（納期）、安く（コスト）**作るか、その手法、技術、およびプロセスを研究する学問です。\nウォーターフォール、イテレーティブ、アジャイル、テストドリブン、エクストリームプログラミング、リファクタリング・・・\nそんなキーワードに囲まれながら、研究実験のためにプログラムを書く日々を過ごしていました。\n大学院を修了し、コンサルタントの仕事を始めてからというもの、コンサル仕事のベストプラクティスとソフトウェア開発やプログラミングにおけるアイデアは似ていると感じていました。\n品質・納期・コストを気にするのはもちろん、仮説検証型の動き方、フレームワークや過去資料を活用した検討の効率化など、**先輩からいただいたアドバイスの多くは「なんか聞いたことある」**と感じていたのです。\nそこでたまたま、冒頭のご紹介した小野和俊さんの投稿を見かけました。\n7年前ということでかなりの旧聞ですが、書いてあることは非常に汎用的で、すべてのビジネスマンが読むべきものだと感じました。\nプログラムとはつまり、物事の処理を最も細かな粒度で整流化し、誰が読んでも理解の齟齬が起きない言語で記述したものに他なりません。\nしたがって、それより粒度の粗い処理（業務フロー、戦略検討アプローチ等）や曖昧な言語（自然言語等）においてプログラミングで有用なアイデアの適用余地は多分にあるといえるのてはないてしょうか。\n**プログラミングには、仕事に必要なものがたくさん詰まっている。**そう思わずにはいられないのです。\n","date":"2016年5月17日","externalUrl":null,"permalink":"/lenghy_stuck_time_loses_effectiveness/","section":"","summary":"","title":"仕事のスピードは「はまる」時間の長さで決まる","type":"posts"},{"content":"こんにちは、NAEです。\nあなたの職場ではどのような形でお土産を渡していますか？\nオフィスに人数が多い場合、部屋の真ん中の島に置き手紙と一緒に広げておくなんていうこともあると思います。\nこれ、非常にもったいないと思うんです。なぜならば、おみやげの手渡しは仕事効率化に一役買うから。\n今回はそんなお話。\nおみやげの手渡しは仕事効率化に一役買う # 仕事はチームプレイです。そのため、\n集合知の最大活用 コミュニケーションの円滑化 は仕事効率化のためには避けて通ることはできません。\nおみやげに手渡しは、これら2点いずれにも貢献するのです。\n誰が何を知っているか？を知るきっかけになる # 仕事を早く終わらせる上で大事なのはKnow HowよりもKnow Whoです。\nKnow Whoとは、誰が何を知っており何が得意なのかを知ることを指します。\nあなたが30分くらいかけて調べたこと、実は向こうのデスクのあの人に聞いたら一瞬でわかったかもしれません。\nあなたが1時間かけて作った資料、実はそっちに座っているその人が以前同じようなものを作っていたかもしれません。\nあなたが苦労しているそのタスク、普段話さないあの人の超得意分野で一瞬で終わるアドバイスがもらえたかもしれません。\nおみやげを渡すという行いは普段話さない人と話すきっかけにうってつけであり、Know Whoをためる第一歩となります。\nコミュニケーションが効率化できる # なんとなく話しづらいな人、高圧的な上司、生理的に無理な人・・・いわゆる苦手な人っていますよね。\nとはいえ仕事はチームプレイ。そういう人と話さなければならなくなるときは多々あります。\nこれ話さなきゃ、でも話しにくい、うーんどうしよう・・・（5分経過）\nあの人ちょっと怖いし、いろいろシミュレーションしてからにするか・・・（10分経過）\nメール送るぞ！でも怒られないように文言チェック・・・（10分経過）\nという感じで、苦手意識を持っているとコミュニケーションのオーバーヘッドがものすごくかさんでしまうんです。\n仕事の飲み会は仕事効率化に効果的だから行ったほうがいい\nそんな人にあえておみやげを手渡しし、派生する雑談を通じて苦手意識を克服できたなら？\nメールに10分かかけていたのが直接30秒話すだけで済んだ、的なことが起こります。ものすごい効率化ですね！\nそもそもおみやげを買っていかない？ # そこは買っていきましょう。目的なコミュニケーションです。別に高いものを買っていく必要はありません。個別包装の小さなお菓子程度でいいんです。\n36個入りで1000円レベルのものがゴロゴロしています。2つ買えば72個で2000円。大きな部署であってもカバーできる数ですよね。\nとなると、2000円程の出費で仕事効率が圧倒的にアップするんですから、こんなに割のいい投資はありません。\n自分の作業効率を高めるために1万円のマウスを買うなんてことよりもはるかに効果的だと思いませんか？\nまとめ：おみやげは手渡しで # というわけで、職場へおみやげを持って行くなら手渡しにしましょうというお話でした。\nおみやげを渡しに来てくれる。渡される相手はそれだけでも嬉しく思うもの。\n早帰りするために、ちょっと勇気を出しておみやげを手渡ししてみませんか？\n今回は以上です。\n","date":"2016年5月11日","externalUrl":null,"permalink":"/lets_give_omiyage_by_hand/","section":"","summary":"","title":"職場へのおみやげは絶対に手渡しすべき。自分勝手な2つの理由","type":"posts"},{"content":"アウトプットが出ないのはインプット不足だとよく言われますが、そうとも言い切れないと思うできごとがありました。\n先日、ヤボ用で真夜中に買い物にでかけたときのことです。\n頭の中をカラッポにして夜の住宅街を歩くこと行き帰りあわせて20分くらい、とても気持ちの良い夜散歩でした。\nさて、その20分の間にブログに書きたいネタとそのストーリーが5個出来上がりました。個人的には結構なハイペースです。\nつまり、インプットを遮断することでアウトプットがどんどん溢れ出てきた、ということ。\nそうなった理由は何か？ちょっと考えてみたいと思います。\n脳は常にインプットを続けている # ぼくらは普段、様々な情報に触れています。\nスマホやPCなどの情報端末だけでなく、何気なく聞こえてくる話し声やぼーっと眺めた先の看板など、無意識のうちに様々な情報が脳へインプットされている状態です。\nGoogleによると、人間は毎秒1100万ビットもの情報を受け取っているそうです。\n脳はそれらの情報を常に処理（取捨選択）しています。自分が何を考えているかに関わらずそのプロセスは水面下で全自動で行われているのです。\nつまり、ぼくたちはそもそも情報過多な状態にあり、脳から見ればインプットには困っていないということ。\nインプットを減らすと脳はアウトプットモードに切り替わる # さて、そこで夜散歩です。\n夜という暗く静かな空間、視覚や聴覚などの主要感覚器官から入ってくる情報、つまりインプットが極端に少ない状態であるといえます。\nすると、脳がアウトプットモードに切り替わるんですね。\nこれまでインプットの処理に割かれていた脳のリソースがアウトプット側に振り分けられるんです。\nぼくが夜散歩で味わったのは、考えが整理され、内から溢れ出てくる感覚。\nそういえばこんなことがあったな こんなアイデアを思いついたっけ あの出来事って実はこういうことだったんじゃないかな それらを書きとめていったらブログネタになっていき、5個のストーリーができあがった、というわけです。\nインプットを遮断するとアウトプットはシンプルになる # ここで特に重要なのは、出てきたアウトプットはシンプルになりやすいという点。\nふと頭から出てくるものは、もともと頭のなかにあったもの。\nたくさんのインプットを脳がうんうん処理した結果です。\nそれだけ情報の整理、断捨離、取捨選択が進んでいるはず。\nつまりインプットを遮断したときに出てきたアウトプットは、結局自分は何が言いたいのか、何を伝えたいのかが、よりシャープでシンプルになっているはず。\n今回はブログネタでしたが、仕事でも私生活でも同じことが言えるのではないでしょうか。\nまとめ：アウトプットに困ったらインプットを遮断してみよう # というわけで、夜散歩でたくさんブログネタができた理由の考察でした。\n十二分にインプットをしていると感じたときは、インプットが極端に減るシチュエーションを作り、脳をアウトプットモードに切り替えてみてもいいかもしれません。\n脳はところてんではありませんので、インプットすればするほどアウトプットが出るわけではないんですよ。\n","date":"2016年5月9日","externalUrl":null,"permalink":"/night_walk_brings_idea/","section":"","summary":"","title":"アウトプットに困ったら、あえてインプットを遮断してみる","type":"posts"},{"content":"今まさにこの瞬間も眠いNAEです。\nナルコレプシーかと言われたこともあるぼくですが、眠いからって寝てばかりいるわけにもいきません。\n特に仕事中に寝てしまうと大変です。どうにかして眠気を吹き飛ばしてやりたいところ。\nそこでこれまでいろいろな方法を試したんですが、今回はその中で、これは効いたという方法をご紹介したいと思います。\n眠気覚ましは「あわせ技」がおすすめ # 「眠気覚まし 方法」\n「眠気対策 よく効く」\nこんなキーワードでGoogle検索すると、さまざまな眠気覚ましの方法が出てくると思います。\nしかし、それらの方法はいずれも単発です。それで効果があればいいんですが・・・\nぼくの場合はほとんど効きませんでした。\nなので、複数の眠気覚ましを組み合わせて効果を倍増させることにしました。\nいろいろ試した中で最も効果てきめんだった「あわせ技」四天王がこちらです。\nタブレット＋アイスコーヒー # シトラスやミント系のタブレットを食べます キンッキンに冷えたアイスコーヒーを飲みます シャキーン！ 即効性のあるタブレットと遅効性のカフェイン、そしてスースー感と冷たい飲み物という刺激の倍増というダブル×ダブル＝クアッドの効果で一気に眠気を飛ばす方法です。\nなおタブレットを複数個一気に食べるとより効果が増します。\nぼくはコンビニのアイスコーヒーとフリスクを常備しています。\nクラシエ フリスク クリーンブレス ストロングミント 35g×9個\n背筋伸ばし＋耳引っ張り # 椅子に浅く腰掛けます 天井から頭が吊るされているようなイメージ で背筋〜首を伸ばします 両耳を外側にやさしく引っ張ります 頭蓋骨と耳の付け根の間に空気が通るようなイメージで鼻呼吸をします いろいろな角度で耳を引っ張っりながら鼻呼吸を繰り返します シャキーン！ 眠気に襲われているとき、大抵の場合呼吸が浅く脳への酸素が十分に供給されていないことが多いです。 脳が働かないから眠くなる、というイメージですね。\nそこで、身体の血のめぐりや鼻の詰まりを解消し、十分に身体に血＝酸素を巡らせることで眠気を解消しようというのがこの方法。 実はこれ肩こり解消にも効果的です。\nただし、これは背筋を伸ばさずにやってもあまり効果がありません。\n耳を引っ張る→蝶形骨という首の付け根あたりの骨が緩む→つられて筋膜その他が緩む、という連鎖を利用しているのですが、姿勢が悪いとその連鎖が起こりにくくなります（個人的な経験則）。\n耳を引っ張ることによる効果・効能や身体への作用についてはこちらの本にて詳しく解説されています。\n「疲れない身体」をいっきに手に入れる本 目・耳・口・鼻の使い方を変えるだけで身体の芯から楽になる!\n息止め＋深呼吸 # 肺の中を空っぽにするイメージで限界まで息を吐きます 吐ききったら息を止め、首を何回かグルグルと回します もう限界！というところで一気に息を吸います その勢いで腹式呼吸の深呼吸を何回か繰り返します シャキーン！ 1つ前と同じく、脳に酸素を送ることで眠気を吹き飛ばす方法です。ただし、こちらは脳をダマして無理くり酸素の吸収効率を上げるというアプローチ。\n脳への酸素の供給量が極端に減ると、脳は身体に「より多く酸素を送れ！」という信号を発します。\nその結果、より多くの空気を吸うため鼻腔が広がる、血の巡りがよくなる、など身体に変化が起こります。\nこいつを意図的に起こしてしまえ、というのがこの方法です。眠気覚ましだけでなく鼻詰まりの解消にも効果的です。\n深呼吸のやり方、特に腹式呼吸や丹田呼吸と呼ばれるものはこちらのサイトで詳しく解説されています。\n参考: 腹式呼吸の簡単なやり方と効果、わかりやすいコツと練習法について\n背筋伸ばし＋肛門締め # 椅子に浅く腰掛けます 天井から頭が吊るされているようなイメージ で背筋〜首を伸ばします 力いっぱい肛門を締めます シャキーン！ え、肛門？と思うかもしれませんが、これがアホみたいに効くんです。\n騙されたと思って今すぐやってみてください。 肛門から首の後ろへゾゾゾッと何かが走り抜ける感覚がしたら成功。 気づけば眠気がどこかにいっています。まるで魔法みたいですよ。\nさて、ここでも背筋を伸ばすことが非常に重要です。\n猫背のまま肛門を締めてもゾゾゾが背中の真ん中あたりで止まってしまうんです。 すると眠気を飛ばすまでに至りません。\nこの方法、超効果的でお手軽なんですが、1つ注意事項があります。やりすぎると括約筋がつります。\n括約筋がつる、という経験は普段しないと思いますが、これ結構痛いんですよね。\n解消法は脱糞するイメージで思いっきりいきむなんですが・・・その場でやるといろいろ出てくるかもしれません。\nまとめ：眠気覚ましを駆使して早帰りしましょう # 以上、ナルコレプシーか！と言われることもあるぼくがいつも実践している眠気覚ましのあわせ技でした。\nどの方法もお手軽かつ効果的なので、ぜひ試してみてください。\nただし括約筋のつりにだけは気をつけてくださいね。\n眠気覚ましだけではない眠気とのつきあいかたについてはこちらの記事にまとめています。あわせてどうぞ。 眠気よさらば！効果実証済みの眠気対策＆眠気覚ましの方法まとめ\n","date":"2016年5月8日","externalUrl":null,"permalink":"/5_ways_to_decrease_sleepiness/","section":"","summary":"","title":"いつも眠いぼくが独自開発した眠気覚ましの「あわせ技」四天王","type":"posts"},{"content":"仕事をしていると日々、いろいろな課題・問題が降りかかってきます。\nときには次元の違う難しいものがいきなり現れ、ピンチに陥ることがありますよね。\nそんなときななめ上のアイデアで状況をドラマチックにくつがえせるとカッコいい。\nしかしそれは類まれなる機転や才覚を持つ人のなせるワザ。\nぼくはそんなタイプじゃないので、対処するのにいつも苦労しています。\n使うテクニックのひとつが**「そもそも論」**です。\nそこで今回は「そもそも論」について\nそもそも何なのか いつ使うと有効なのか 具体的な使い方は 失敗しないコツはあるか について、お話します。\nそもそも論の意味 # そもそも論とは、「そもそも」という言葉からはじまる質問を通じて一歩引いた視点からものごとを見直すことをさします。\n仕事はざっくりいうと\nなぜそれをなすべきか 何をすべきか どうするればできるか の3要素が階層的に連なったツリー構造をしています。\nWhyからWhatへ、WhatからHowへ。\nこのWhy、What、Howの階層をWhyに向かって上に上がっていくのが「そもそも論」のイメージです。\n「全ての仕事には意味がある」の本当の意味\nそもそも論を有効に使うコツ # 「そもそも論」は、特にものごとが想定通りにうまくいかないリスクに直面したとき＝八方塞がりが見えてきた状況で使うことが多いツールです。\nピンチにおちいりそうな今の状況、本当に八方塞がりなんだろうか。\n視野を広げてみると意外な抜け道があるかもしれない。\n実は行き止まりに入ってしまっただけで、少し戻れば正しい道に戻れるかもしれない。\n向こう1週間だけ見ると左に行くのが正解だけど、3ヶ月くらい先を見据えると右のほうが正解かもしれない。\nもっと視野を広げると、本当は右左の問題は本質的ではなく、上に向かうのが正しかったりする。\nこのように、視点の転換を用いて本当に正しい方向を見極める必要を感じたときがそもそも論の使いどきであり、最も有効なタイミングです。\nそもそも論の使い方 # そんな状況で、たとえば以下のような質問をしてみてください。\nそもそも論の使い方を雄弁に語る、代表的な質問例です。\nピンチに陥る今の状況はそもそも正しいのか？ そもそもこの仕事を進める前提条件は満たされているか？ そもそもこの仕事の目的はなにか？ そもそもこの仕事を取り巻くビジネスで実現したいことは？ How、What、Whyの階段を上がっていますね。\n視野を広げ、視点を高くして、今の状況を鳥の目で見ているイメージです。\nそもそも論の注意点 # そもそも論はより本質的な課題や目的に立ち返るためのツールですが、使い方を間違えると痛い目を見る諸刃の剣でもあります。\nそもそも系の質問をぶつける前に考えておきべき点を挙げます。\n代案を持つ # 「そもそも論」を出す際は、必ず正しいと論拠を持って主張できる意見や仮説をセットで持っていくようにしましょう。\n疑問を投げかけてあとは知らんぷりでは単なるクレーマーです。\nそもそもこれ正しい？ こうする方がいいと思う その理由は… の3点セットを揃えて、建設的で前向きな議論をしましょう。\n本質を外さない # 「そもそも」という言葉でHow/What/Whyの階段を上がっていく行為。\n良く言えば本質への回帰ですが、悪く言えば前提をくつがえす開き直りに見られます。\n要は、本質を外した「そもそも論」はただの屁理屈ということです。\nたとえば、マクドナルドの売上が上がらないというピンチ（課題）があるとしましょう。\nそこで\n「そもそもハンバーガーを売るのが間違いだ。スマホを売れ」\nなんて言っている人がいたら、どう思います？\nピンチの時に屁理屈でその場を乗り切っても本質的な解決にはなりません。\nのちのち余計に状況を悪くしてしまいます。\nそもそも論は、ものごとを正しい方向に導くためにあることを忘れないようにしましょう。\nまとめ：ピンチのときこそ本質を見極めよう # 自分の視野を広げ、本質的な課題を浮き彫りにし、軌道修正を行うきっかけづくりをするツールであるそもそも論。\n八方塞がりになったとき、実は自分やまわりの誰かが、本質から外れたことをしている可能性があるものです。\nつまりピンチのときこそ、本質を外さない「そもそも論」で道をひらく人が輝来ます。\n三流はピンチに溺れ、二流はピンチを乗り越え、一流はピンチをチャンスに変える。\n凡人でも一流になるために、1つ1つワザを覚えていきませんか？\n以上「そもそも論」の解説でした。\n","date":"2016年5月4日","externalUrl":null,"permalink":"/hint_to_make_pinch_to_chance/","section":"","summary":"","title":"「そもそも論」を有効に使うコツと注意点","type":"posts"},{"content":"努力って大事ですよね。成長の源泉です。\nしかし具体的には何をどこまで頑張れば「努力している」としてよいでしょうか。\n人によって基準は様々ですが、実はその基準自体も時と場合で変えていいと思っています。\n努力の定義、ぼくなりの基準 # たとえばぼくなりの努力の基準は下記です。\n与えられたことややって当然のことをこなすために頑張ること・・・これは努力ではなく労力 プラスαの価値を出し、期待をはるかに超える成果を出すために頑張ること・・・これが努力 だいぶ意識高い感じになっていますが、もともと頑張ることがあまり苦にならない性格もあり、あえてこういう基準にしています。\nそうすることで自分の成長を促せますし、パフォーマンスが発揮できていない時にハッパをかける良いきっかけにもなっています。\nまたプラスαの価値を出すために頑張っている時の方が楽しいと思えるので、そこに努力というラベルをつけることで「努力⇒楽しい」という意識づけにも活用しています。\n努力の定義は変わるし変えるべき # もちろん最適な努力の基準は本人の性格や志向によって決まるはず。無理に高い基準を設定する必要なんてありません。\nあまり基準が高すぎるとストレスマッハで心がすり減るし自分に自信が持てなくなってしまうし散々です。\n自分が心地よく頑張れる按配を見つけることが重要。\n心と身体の状況によっても基準は変えるほうがよいでしょう。\n落ち込んで消えたいような時に高いハードルが目の前にあると余計に消えたくなりますよね。\nこれは全く健全ではありません。\nぼくも疲れて沈んでいるときは「今日もちゃんと風呂に入れた、自分えらい」など基準を大幅に下げます。\n普段の状態であれば心地よく頑張れる基準値をもとに、元気なときは基準を高めてガンガン頑張り、そうでないときは低めに抑えめにして心身を養う。\nそういったコントロールができるといいですね。\n努力の定義を通じ、自分をコントロールしよう # 努力の基準をコントロールすることはつまり、自分の頑張りに対するアクセル・ブレーキを持つことと同じです。\n何のコントロールもなしにひたすらアクセルを踏み続けていたら、ゆくゆくは心身が壊れます。\n逆にブレーキを踏み付ければ頭も身体もぬるま湯に使ったまま腐っていきます。\n自分の心身状態にあわせて努力の基準をコントロールしてあげること。\nそれが心身の健康を維持する1つの方法なのではないでしょうか。\nもちろん、仮に努力の基準が上手くコントロールできず失敗感にさいなまれてしまっても、必要以上に気落ちすることはありません。\n人生はゲームと思えば結構なんとでもなるものですから。\n人生はゲーム。失敗してもミスしても、世界もあなたも大丈夫\nまとめ：今の自分にフィットした努力の定義を # というわけで、努力やがんばりの基準を変えてみませんかとうお話でした。\n努力のハードルを高く保ち、さらに引き上げ続けられるのは一部のスーパーマンだけです。\nぼくのような凡人は、基準の高低をよしなにコントロールしながら、全体としてゆるやかに上がっていく状態にするのがちょうどいい。\nあなたも見つけてみてください。自分にフィットした努力の定義とそのコントロール方法。\nもしキャパシティを越えた努力を続けると、ぼくのように過労でぶっ倒れてしまいますよ……\n","date":"2016年5月2日","externalUrl":null,"permalink":"/definition_of_effort/","section":"","summary":"","title":"がんばった自分の努力を認めてあげる。その基準のコントロール方法","type":"posts"},{"content":"いわゆる願い事をする機会は少なくないですよね。\n初詣や七夕などのイベントに加え、旅先の神社や寺でのお参りも考えると年に3～4回は願い事をしているはずです。\nさて、その際に多くの人が\nXXXができますように XXXになれますように というふうにお願いorお祈りをすると思うんですが・・・\n本気で願いを叶えたい人は、絶対にこんな願い方しません。\n本気で願いを叶えたいなら誓いを立てろ # なぜならば、これらの願い方は他力本願のマインドが前面に出てしまっているから。\n願いを叶えるのは、誰でもない自分自身 # 願いを叶えるのは誰でもないあなた自身。自分が動かずとも自動的に願いが叶うなんて思っている方が間違いです。\n実現したい夢があるなら、自ら叶えに、掴みにかかるほうがはるかに実現する確率は上がります。\n座って待っていても何も起こりません。\n結婚したいと願う一方、自分から誰かを探しに行かず、白馬の王子様をひたすら待っている人。\n就活の成功を願う一方、企業研究や自己研鑚もせずに「落とす側が悪い」とくだを巻いている人。\nこんな人が願いを叶えられるか？\n絶対にNOですよね。\n行動を起こすからこそ願いは叶う # 本気で願いを叶えたいなら、少なくとも自分でアクションを起こさないと未来は開けません。\nしたがって、願い事をする際は「叶いますように」ではなく**「絶対に叶えますので見ていて下さい」**とするのが正しい姿。\nつまり、誓いを立てることで自分がアクションを起こすための環境を整えるということ。\n願い事やお祈りという場を利用して、自分が動く理由を作ってしまえばいいんです。\n願いを叶えたいけど、神頼みが必要な時もある # しかし、世の中そう上手くはいかないもの。\n叶えます！絶対！と宣言したところで、うまく叶うとも限りません。\n自分ではコントロールできない「リスク」 # なぜなら、世界には自分だけではコントロールが効かない不確定要素が世界にはあふれているからです。\n世相・世間の潮流や周囲の環境変化、災害や事件事故、急な疾患など・・・\nいわゆるリスクというものですね。\nもちろん本気で願いを叶えたければ、予測できる範囲でリスクを回避・軽減する努力をするほうがいいでしょう。\nコレはヤバいと思えるリスクが目の前にあるのに何もやらないのはバカです。\nどうしようもない「リスク」についてのみ、神頼みする # しかしリスクは完全にゼロにはできないもの。\nそれにリスク軽減にばかり時間・労力を割いてしまってものごとが進まないとなるのは本末転倒ですよね。\nそこで初めて、神頼みが登場するんです。\n自分が誰or何にどう働きかけても避けることのできない重大なリスク。\nそれらが顕在化しない＝実際に起こってしまわないこと。\nもしくは、起こったとしても願いの実現にクリティカルな影響が及ばないこと。\nつまり、自分に良い風が吹くことこそ神頼みすべきなのです。\nどうしても願いを叶えたい人のすべき「願い方」 # 以上まとめると、ガチで願い事を叶えたいのであればこう願う（誓う）とよいでしょう。\n「この願い絶対に叶えるので、見守っていて下さい」 「もしもの時は、自分に良い風が吹きますように」 人事を尽くして天命を待つ、という言葉そのものですね。\nまとめ：神頼みや人まかせの「願い事」はやめなさい # 以上、本気で願いを叶えたければ自分から動きなさいというお話でした。\nこの不確定なご時世、ただ流されているだけではチャンスは訪れません。\n主体的・能動的に動く人こそチャンスを引き寄せ、願いを叶えられるんですよ。\nあなたの願いを叶えるため、あなたがするべき次のアクションはなんですか？\n自分をガツッと動かして、なりたい自分になりましょう。\nやる気スイッチのないぼくが、自分をやる気にさせている方法\n","date":"2016年4月20日","externalUrl":null,"permalink":"/how_to_make_your_wish_comes_true/","section":"","summary":"","title":"本気で願いを叶えたい人は、そもそも願い方からして違う","type":"posts"},{"content":"外資系コンサルティングファームで管理職をしています、NAEです。\nぼくがコンサルタントという仕事を選んだ理由は人助けをしたかったからでした。\nそれから10年弱、ぼくがまだこの仕事を続けている理由は、飽きないからです。\nなぜ、コンサルは飽きないのか。\n変化の中で生きるコンサルタントというキャリアを振り返ってみます。\n変化がない人生は嫌だった # ぼくはもともと飽きっぽい人間です。\n1つのことを短期間で遊び尽くし、一通りやって飽きたら別のことに興味が移る、というタイプ。\n1つのことが長続きしたことは少なく、またずっと同じことをやり続けるのは苦痛でしかない。\nそんな性格だからこそ、アカデミアや「安定している」と言われていた仕事は受け入れられませんでした。\n研究の道はあわない # ぼくの出身は情報工学系の大学院です。\n修士で2年間同じ研究を続ける時点で非常に辛かった思い出があります。\nなんとか研究成果を出して論文をまとめて・・・という段階で、担当教授からすごい勢いで博士課程への進学を進められました。\n2年間ですらヒーヒー言っていたの、さらにもう3年間同じことを考え続けるなんて考えられない。生理的に無理。\n半ば逃げるような勢いで修士卒での就職を決めました。\n変化のない安定した仕事なんてまっぴらだ # 就活の中で出会った、今でも忘れられない光景があります。\n某シンクタンクのインターンで見た職場です。\nみな固定席が与えられ、原則席替えはりません。\n同じ部署の人と10年単位で付き合っていくのが当たり前の世界。\nそんな中、50代くらいのシニアな社員が、使い古されたデスクで人差し指でキーボードを打っていました。\n誰にも話しかけず、話しかけられず、ただ一人でキーボードを打ち続ける。\nそして18時になると小声で挨拶をし、そそくさとオフィスを出て行きました。\n後日、インターン世話役の若手社員に話を聞いたところ、返答はこうでした。\n「入社7年目くらいまでに主任研究員に昇進できるかどうかがカギですね」\n「うちはあまり新入社員を採用しないんですよ」\nああ、そういうことか。あの人は昇進コースから外れたのか。\nそして人の入れ替わりも何もないまま、あの年になるまであのデスクで仕事をしてきたのか。\n彼はこの先10年も変わらず同じ仕事をし続けるのだろうか。\n申し訳ないけど、絶対この会社には入りたくないと思いました。\n外資系コンサルは変化の連続である # そんな中、外資系のコンサル会社から内定をいただけました。\nリーマン・ショックの前、超売り手市場だった時期です。\nそこから、ぼくの人生には変化しかありません。\n変化しかなくて、本当に飽きない。楽しい。\nプロジェクトやメンバーがコロコロ変わる # まず担当するプロジェクトがバンバン変わります。短い時は2週間ペースで。\nもちろん一緒に働くメンバーもです。その度に「はじめましてNAEです」から始まる。\nクラス替えが日々起こっているようなもの。何度も何度も、人間関係をゼロから構築していく日々。\n知らない人と喋るのが好きなぼくには持ってこいの環境でした。\n仕事のお題がコロコロ変わる # プロジェクトが変われば考えるトピックも変わります。\nサーバやネットワークを考えろと言われた翌週に、次世代の顧客サービスの全体像を描けと言われる。\nもうしばらくするといつの間にか、セキュリティとマーケティングを同時並行で考えている。\n飽きっぽいぼくでもキャッチアップが大変なくらい、本当になんでもやります。\nクライアントがコロコロ変わる # 相手をする業界やクライアントも当然変わります。\n会社というものは面白いもので、それぞれ異なる価値観や風土を持っています。\nあっちで通用した言い方がこっちでは全く通じない。\n私服OKの会社もあれば真夏でもネクタイ必須のところもある。\nこれ、本当にいろいろな国を行き来しているような感覚でとても興味深い。\nビジネストレンドにあわせ自社組織がコロコロ変わる # また、ビジネストレンドの変化のあわせて自社の提供価値やサービス内容、組織構造が頻繁に変わります。\n2～3年に1回所属部署の名前が変わるなんて普通のこと。\n何回名刺を作り直したかもはやよく覚えていません。\nIT戦略系のコンサルタントとして入社したはずが、今では全く違う肩書きになっています。\n自分の立場がどんどん上がる # 同時に、自分のコンサルタントとしてのキャリアも積み上がっていきます。\n2～3年に一度は昇進し、社内での立場や責任範囲がガラッと変わります。\n当然、話をしに行くクライアントも肩書もどんどん上になっていきます。\n入社5年目のとき、クライアントのCIOにキツいダメ出しをして打ち負かした時は武者震いがしました。\n人、プロジェクト、クライアント、市場、自社組織、キャリアステージ。\n以上の6つの次元において常に変化が起き続けるのが、コンサルティングの世界。\nなんとも楽しい世界でしょう。\n外資系コンサルにおける変化は厳しい # 変化が激しいということは、培ってきた自分の知識や経験がリセットされること。\nゼロからのスタートが日常茶飯事だということです。\nいつも一年生からのスタート # 新しいプロジェクトに行くといつも自分は一年生。最下位のスタートになります。\n磨き続けてきた武器が全く通用しない世界を転々とするから当たり前ですね。\nしかし自分が一年生なんて事情は、クライアントには通用しません。\nあちらからすると「コンサルティング会社の管理職レベル」という単価の高い人間が来るんです。\n「ぼく初心者ですいろいろ教えて下さい」なんて口が裂けても言えません。\n堂々と振るまい、どうぞお任せ下さいという態度で臨まなければならないんです。\n最速で学ばなければならない # しかし当然、態度だけではすぐ化けの皮が剥がれます。\n最初の顔合わせで的外れなことを言ってしまうと、その後の挽回は非常に難しいもの。\nそのため新しいプロジェクトに行く前には\n行先の業界やクライアントについてしこたま調べる 業界のビジネス構造について本を買い漁って読みふける 最新の業界のトレンドや話題を頭に叩き込む など、ものすごい勢いのキャッチアップを求められます。\nそうしなければ、そもそも土俵にすら上れないからです。\nコンサルタントは学び続ける生き物である # つまり、コンサルタントがコンサルタントでいるためには、常に学び続ける必要があります\n昔の漫画に「常にバイクで走っていないと死んでしまう病」というものが出てきましたが、まさにそれに近い。\n学ばないコンサルタントはコンサルタントとして死んでいます。\n学ばない＝変化しないという選択肢は自分を死へ追いやるのみです。\n変化できることが力になる # そんなコンサル業界において、飽きっぽいという自分の性格にかまけて7年間のらりくらりと生きてきました。\nしかし、自分はただ目の前の変化に適応し続けてきただけだと思っています。\n強い者、賢い者が生き残るのではない。変化できる者が生き残る。\nダーウィンの言うことをそのまま実践してきた形です。\n結果どうなったか？\nぼくには誰にも負けない専門分野と呼べるものは何もありません。\nIT、セキュリティ、デジタルトレンド、カスタマージャーニー、マーケティング・・・\n語れるものは多いですが、いずれも中途半端な器用貧乏だと言えます。\nでもぼくはそれで良いと思っています。\nなぜならば、特定のトピックを極めるかわりに変化に素早く適応するスキルを身につけていると自負しているから。\n求められるものに応じて自分のスキルセットを再構成する。\n素早くキャッチアップし、短期間で価値を出せるレベルに到達する。\nそんな訓練を日々繰り返してきた結果、**どんな仕事でもそれなりに成果を出せるかも？**と思っています。\n特定のスキルに賭けない、言わば究極のリスクヘッジです。\nビジネス環境が絶え間なく変わりゆく昨今、不連続な変化やDisruptionが日々起き続けています。\nそんな世の中、変化に素早く適応するスキルこそ本当に重要なのではないかと思っています。\nまとめ：生き残るために変化し続けよ # かのダーウィンは「変化するものこそ生き残る」と言いました。\nこれは生物の進化と自然淘汰の話ですが、名著「7つの習慣」に「第7の習慣：刃を研ぐ」とある通り、ビジネスの世界にも十分当てはまるアイデアです。\nいるだけで自然と、刃を研ぎ続けられる。そんな外資コンサルという世界に興味を持っていただけたら幸いです。\n以上、外資コンサルの世界で生きてきた中堅社員の振り返りでした。\n","date":"2016年4月14日","externalUrl":null,"permalink":"/living_in_change/","section":"","summary":"","title":"外資系コンサルのキャリアで得られるのは「変化に即応する力」である","type":"posts"},{"content":"すべてのはじまりは上司からの無茶ぶりでした。\n3倍の早さで仕事をしろと。\nそのためにぼくがやったことをまとめます。\n明日から3倍速く仕事してね # 夕方過ぎ、とあるプロジェクトの現場にて。\n上司「NAEくんさあ」\nぼく「はい」\n上司「明日から今の3倍の速さで仕事してよ」\nぼく「冗談きついっす」\n上司「えっ、なんで？NAEくんならできるって」\nぼく「えっ」\n上司「というわけで考えておいてね♡」\nぼく「・・・」\n3倍早く仕事するための方法 # 業務命令ではあるので、やるしかありません。\nむげに「無理っす」と言うのもかっこ悪いしムカつきます。\n仕事の早さを3倍にする。つまり締め切りを1/3にしろということ。\nこれは仕事のやり方を変えるしかない。\nそう思ったぼくは3つの点で仕事の高速化を試みました。\n1.段取りを考え尽くす # まずは段取りをつけ、仕事の着地までを見据えること。\nこの最初の筋道のあるなしで進みの早さや手戻りリスクの大きさが全く違ってきます。\nどんな仕事であれ、\n解決するべき課題（イシュー）とゴール それに向かう段取り（アプローチ） の2点を明らかにすることで、最短距離を見極めて無駄なく進むことを目指します。\nよく「すべての仕事には意味がある」とよく言いますが、むしろ「意味がある仕事しかしてはいけない」という勢いで組み立てていきます。 「全ての仕事には意味がある」の本当の意味\nとはいえ、仕事を始める段階ですべてを見通すのは難しいので、最初は前提つきの仮説でも構いません。\n仮説が間違っていたらその時点で方向修正を行えばよいのです。\n前提が変動するリスクも一緒に考えておけば完璧。\nまた、識別したタスクを全部自分でこなさず、不得手な部分は遠慮無く人の助けを借りるよう段取ります。\nただしコミュニケーションにかかるオーバーヘッドが得られる効果を超える場合は自分でやってしまうようにします。\nこれで2倍。\n2.ベストプラクティスを愚直に実行する # 段取りがついたら、あとは個別のタスクをいかに効率的にこなすかを考えます。\n調査にしろ資料作りにしろ、どんな作業でも先人たちが見つけた最も効率的な手段＝ベストプラクティスがあるものです。\nそれらは自分のスタイルと違うかもしれません。\nしかし、もしそのこだわりが成果やスピードに貢献しないならすぐさま捨てる。\n愚直にベストプラクティスを実行していく方が効率的である場合が多いのです。\n集中力アップや行動を早める方法論、マクロによる自動化など、ベストプラクティスを愚直に実行すれば効率はどんどん高まっていきます。\n集中力を高めるために叩き切るべき3つの煩悩源\n行動が早い人と遅い人の決定的な4つの違い\n自称Excelのプロに教わった面倒な「お作法」をマクロで自動化しまくった結果\n特に、何かアウトプットする前に頭の中でそのイメージを精緻化しておくというベストプラクティスは効果が高いです。\nタイピングや作図等、考えた内容を形にする作業は頭で考えるスピードに比べるときわめて遅い。\n頭の中でイメージを固め切ってから一発で作るだけでも、全体の時間短縮につながります 。 マジやめて！「よしなに」の意味を誤解した使い方が厄介すぎる\nこれで2.5倍。\n3.コミュニケーション・オーバーヘッドを極小化する # 最後に合意・承認プロセスのショートカットを考えます。\n自分が作ったアウトプットが成果物として最終化されるにはキーパーソンとの合意や承認が必要です。\nとなると、主なオーバーヘッドはキーパーソンのスケジュール確保。こいつをショートカットしまくります。\nことある毎にキーパーソンをつかまえ、その時点版の資料を見せてフィードバックをもらいに行きます。\n箇条書きや手描きであったとしても、方針レベルの合意ならできるはずです。\nかの有名なパレートの法則は仕事効率においても成り立ちます。すなわち、品質の80%は20％の時間で出るのです。\n20%くらいの時間がたった時点で大筋での合意が取れる品質に到達している可能性は高いでしょう。もしそれで済めば残り80%の時間は省略できるのです。\n仕事のコミュニケーション品質を底上げする「メモのとり方」のルール\n状況が許せば、コミュニケーションパス（承認フロー）をすっ飛ばすことも考えます。\n例えばメンバー合意、リーダー合意、ディレクター合意、という段取りがあるとしましょう。\nその場合、早い段階で直接ディレクターに持って行き、先出しで意思を聞いておきます。\n失礼であろうが、結果がついてくればどうせ誰も文句は言わないので、神経を図太くもってあたりに行きます。\nこれで3倍。\n仕事を3倍速くするのに魔法はいらない # これらのテクニックは魔法の杖でもなんでもない、基本技の応用にすぎません。\n目の前の仕事や課題を一発で片付けてくれる、都合の良いツールはこの世にないのです。\nあるのは使える武器を増やし技を鍛える愚直な修行と、それを実際に行う覚悟のみです。\nまとめ # パッと見て無理難題に思える「3倍速く」でも意外とやりようがあるもんです。\n主に戦略系の仕事（ステークホルダーが合意すればよいもの）でこれらの方法は使えると思います。\n以上、3倍速く仕事しろという無茶振りに対するぼくの答えでした。\n","date":"2016年4月8日","externalUrl":null,"permalink":"/one_third_time_limit_innovation/","section":"","summary":"","title":"「仕事を3倍速くしてね」と言われたので本当に3倍速にした","type":"posts"},{"content":"こんにちは、NAEです。\n目の前の無理難題、圧殺してくるタイプの上司、首を縦に振らないクライアント、本質的に意味のない作業・・・\n仕事をしているとどうしてもキツい時ってあると思います。\n気の持ちようである程度は自己処理できてもやっぱり釈然としない。 不公平感、閉塞感、嫌悪感、理解不能など、負の感情に包まれて投げ出したくなる。\nそんな時、ぼくを救ってくれた言葉の数々で打線を組んでみました。\n改めて書いてみると、感謝してもらう系、認めてもらう系、手を差し伸べてもらう系でほぼ埋め尽くされています。これは性格かな・・・\n1(中) ちょっと一緒にディスカッションしない？ # 任された仕事は自分一人でやらなければいけないと思い込んでいた若手時代のこと。\n考え尽くしても良いアウトプットにならず悶々としていた時に先輩がくれた一言。\nコラボ大事。\n2(二) 当たり前のことを当たり前にできるようにしてほしいんです # クライアントの社内政治の関係で本質的に正しくないアプローチを取らないと先に進まない状態になった時のこと。\nこのままでは失敗する、とクライアントの役員へエスカレーションした時の一言。\n権威者の後ろ盾はんぱない。\n3(三) 俺に任せろ。君が前面で被弾する理由はない # クライアントの役員同士のいさかいに巻き込まれた時のこと。\nなぜかぼくが総攻撃を受けなければ物事が進まない状態に陥ったとき、上司がくれた一言。\nこんな上司にぼくはなりたい。\n4(一) NAEさんが来てくれると安心するんだよ # 担当外の案件で難航していた課題対応のヘルプに入った時のこと。\n利害相反するステークホルダーを説き伏せながら解決まで持っていった時にクライアントからいただいた一言。\n救われるというか、単純に嬉しい。\n5(遊) お前の方が正しいしあいつ雑魚だから無視していいよ # 部下を潰すので有名な人のチームに入った時のこと。\n正しいことを言ってもトンデモ理論で威嚇され深夜まで詰められ続ける日々を送っていた時、その人より上の人がくれた一言。\n弱いものほどよく吠える。\n6(左) とりあえず飲みに行くか # シチュエーションは様々。言ってくれるのはだいたい上司。\n自分の置かれた状況を理解してくれる人にアンオフィシャルな場で思いを聞いてもらえるのは本当にありがたい。\nガス抜き大事。\n7(右) これやってる意味ないよね # 新入社員時代、大量の資料を作らせがちな上司にあたった時のこと。\n指示を確実にこなすことを第一としていたため懸命に資料を作っていた際、たまたま通りがかった別チームの先輩からの一言。\n視野が広がりんぐ。\n8(捕) NAEさんの仕事のスタイル私は好きですよ # 時差の関係で早朝と深夜に電話会議をするプロジェクトでのこと。\n他チームは国内メンバーのみなのにぼくのチームだけインド、US、日本の三拠点体制。不公平感を感じていた時に在USのクライアント側責任者からもらった一言。\nクライアント・サティスファクション。\n9(投) いいからもう今日は帰って休め # 新人〜若手時代、プロジェクトの状況が芳しく無くチーム全員深夜残業が続いていた時、よく先輩や上司からもらっていた一言。\nダラダラ残業は害悪。\nまとめ：人こそ職場の魅力の源泉 # 以上、仕事場でぼくを救ってくれた一言たちをご紹介しました。\n職場以外でも、本で読んではっと気づく、道ばたの看板の標語で視界がひらける等、救われる言葉に出会うことはあると思います。\nでも、一番自分を理解してくれている人や、長い時間を一緒に過ごしている人からもらう言葉はやはり重みが違う。\nこういうことを言ってくれる人たちのいる職場にいられるのは幸せなことなのかもしれません。\nたった\u0026quot;ひと言\u0026quot;の影響力\n","date":"2016年4月7日","externalUrl":null,"permalink":"/top_mentions_saved_me/","section":"","summary":"","title":"この一言で救われた！上司・同僚・客がくれた言葉で打線組んだ","type":"posts"},{"content":"こんにちは、NAEです。\n仕事の進め方について相談を受けることが増えました。 後輩、同期、時には先輩、そしてクライアント等、相談してくる人はいろいろです。\nそこでぼくでアドバイスや指示をするわけですが、特に部下に対しては\n立場や背景知識 頭の回転の早さ などからくる理解度の差を気にかけながら「どこまで言うか」を決めることが大事だなあと日々感じています。\n今日はそんなお話。\n部下への指示のレベル # 部下にする指示には4つのレベルがあると考えています。1が最もハイレベル（雑）、4が最も詳細レベルです。\n方針のみを示す 具体的なアプローチまで示す 作るべきもの、決めるべきことまで示す 次のアクションまで指定する たとえば「飲み会の店どこが良いと思いますか？」という簡単な例で言うと、\nみんな上手いメシ食べれれば良いんじゃない？ 食べログのトップ10のうち参加者の好みの料理を出すところから選んでみれば？ 食べログのトップ10のリストと参加者の好みをまとめてみれば？ まず参加者にメールして食べたい料理聞いてみたら？ という感じ。どんどん細かくなっていきますね。\nとすると、次はどんな人にどんなレベルの指示を出せばよいかですが・・・\n部下への指示の仕方：ハイレベルから始めて詳細レベルへ # 人によっては、上記1の指示をした時点ですべて理解してくれる場合もあれば、3あたりまで言ってあげないとわからない人もいます。\n新入社員などのジュニアであれば、4よりさらに細かい指示（メールの書き方のお作法など）が必要になることもあります。\n相手によって必要な指示の細かさは様々ですが、大事なのは最初にハイレベルの指示を与えてから段階的に詳細レベルに切り替えることです。\nそれにはいくつか理由があります。\n理由1：詳細レベルから入ると混乱を招く # 細かな指示から全体の方針・文脈を正しく推測し、その上で全体最適な動き方をする。これはかなりレベルの高いスキルです。\n人によってはただ指示内容をこなすことに注力してしまうため、全くトンチンカンな動きをして結局何の役にも立たず、という悲しい事態になりかねません。\n上の飲み会の例で言うと\n「食べたいものを聞いてみました！皆さん猿の脳みそシャーベットに興味津々みたいです！」\nとドヤ顔されてしまいますよと。無駄でしかありませんね。\n理由2：詳細レベルの指示を自己レビューできる # ハイレベルな指示から入るのは、指示を出す自分のためにもなります。\nその場で考えついた詳細レベルの指示をより高い視点で見返してみると実は間違いだった・・・ ということを避けることができるためです。\n指示する側が間違えていた結果、指示された側の時間と労力が無駄になってしまう。これって哀しいですよね。\n上の飲み会の例で言うと\n「食べログ高得点だったらそもそも美味いんだし別に好みとか聞いて回る必要なくね？」\n「食べログの上位の店なんてみんな知ってるんだから、むしろ昔行ったマイナーな美味い店を勧めてもらうほうが後輩ちゃんのプレゼンスアップや話題作りにもなるんじゃね？」\nという感じ。そもそも論に近いです。食べログを検索して店を探し回る作業が必要なくなり、仕事が減りましたね。 「そもそも論」を有効に使うコツと注意点\n理由3：デキる人ほどハイレベルな指示を好む # 最後はちょっと管理職的な観点ですが・・・\n1を聞いて10を知り、自分でモノゴトを適切にドライブしきれる人も中にはいます。\nこのようないわゆるデキる人は、1から10まで細かく指示されることを嫌います。\nやり方は自分に任せてくれてもいいじゃないか、**そこまで口出しされるなんて信頼されていないのか？**と怒ってしまうんですね。\nデキる人にはのびのびと仕事してもらい、価値を出してもらうほうが特です。それに扱いを間違えて離反されても困ります。\nそのため指示する際はハイレベルの指示からまず入り、「十分です」という顔をした時点で止める。このアプローチのほうがはるかにお得です。\n部下への指示には時間をかけて # とはいえ、ハイレベルな指示から入っていくと指示完了までに時間がかかるのは事実です。\n特に急いでいるときや時間がないときなど、とりあえず詳細レベルの指示を飛ばして済ませなければならない場合もあると思います。\n事情はわかりますが、そこはもっと高い視点で全体最適を考えてほしいところ。\n場合にもよりますが、今のあなたの1～2分の一手間が、周り人の2～3時間もしくはそれ以上の時間をセーブすることになるんです。\n人と時間は有限。多少自分が面倒になろうと、全員分の時間を有効活用できる道を選ぶのが仕事の成果につながる秘訣だとは思いませんか。\n（もちろん、大事な商談などで1～2分の遅れが致命傷になる、というのであれば話は別ですが・・・）\nまとめ：効果的な指示でチームのパフォーマンスアップを # というわけで、部下への指示のレベルと与え方について考えたことをまとめてみました。\n適切な指示ができれば、仕事の無駄が減ったり仕事が早く進んだり、あなたもハッピーみんなもハッピー。\nそんな状態を目指すべく、指示をする側も気をつけていきたいですね。\n「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方\n","date":"2016年4月4日","externalUrl":null,"permalink":"/level_of_direction_what_and_how/","section":"","summary":"","title":"部下への指示の仕方についての個人的な最適解","type":"posts"},{"content":"仕事の事情で情報セキュリティを学ぶ必要に迫られたため、情報セキュリティスペシャリストの資格を取得しました。\n勉強期間は2ヶ月。得点率は以下の通りです。\nここに至るためにぼくがやった試験対策や勉強方法を書いていきたいと思います。\nガチで実務に活かすことを目的とした勉強なので、最低限の勉強時間で合格ギリギリラインを狙い撃ちしたい人や資格取得が目的化している人向けではありませんのでご了承ください。\n※2016/06/28更新\n後続の資格である情報処理安全確保支援士に関し、IPAから正式にプレスリリースがありました。\n参考: プレス発表 “情報処理安全確保支援士”と現行の情報セキュリティスペシャリスト試験の位置付けについて：IPA 独立行政法人 情報処理推進機構\n試験内容に大きな変更はないと見られています。 また本質的に必要な情報セキュリティ知識は制度の形とは無関係です。\nそのため、情報セキュリティスペシャリスト試験を対象とした勉強方法や対策は、情報処理安全確保支援士の試験でも引続き有効と見ています。\n情報処理安全確保支援士（旧：情報セキュリティスペシャリスト）とは # 情報処理安全確保支援士とは、IPAの運営する情報技術者資格の中でセキュリティに特化した上位資格です。\n前身である情報セキュリティスペシャリストの合格率は例年およそ12〜15%。\n後続資格である点、また情報セキュリティに必要な知識は本質的には変わらないことを考えると、合格率はおおよそ例年通りになると予測しています。\n今後最も注目される技術にセキュリティが名を連ねる等、セキュリティはこれからより需要が増えていく分野。\nそのため、情報書処理安全確保支援士という資格もよりポピュラーになっていくものと思います。\n参考: IPA 独立行政法人 情報処理推進機構：制度の概要：情報処理安全確保支援士試験\n情報セキュリティスペシャリストを取ろうと思った理由 # 情報セキュリティスペシャリストの資格を取ろうと思った理由は、仕事で必要に迫られたからです。それも、強烈に。\nある夏、ぼくは全社セキュリティ改革プロジェクトをリードすることになりました。 クライアントの期待値は、第三者の立場から改革をドライブすること。 現状を理解し、あるべき姿を描き、そこに至る筋道をつけるよう求められたのです。\n担当者は、ぼく一人。 お相手は、セキュリティ畑を歩んで20年の大ベテランCSO。\nにもかからわず、当時のぼくはITは知っていてもセキュリティは疎かった。 そこから短期間で、熟練ベテランと同じレベルで議論ができるようになる必要があったのです。\nそんな時、一週間後に情報セキュリティスペシャリスト試験の申し込み期限が迫っていることに気がつきました。\nどうせ勉強するならついでに資格も取ってやれ！\n・・・と、なかばエイヤで申し込んだのでありました。\n情報セキュリティスペシャリストに高得点合格した勉強法 # 期限ギリギリで申し込んだその日の夕方から、ぼくの情報セキュリティスペシャリスト合格に向けた勉強がはじまりました。\n与えられた期間は、2ヶ月。結果は冒頭にお見せした通り、9割近い得点率で合格することができました。\nなぜ短期間で高得点合格できたのか？どのような戦略を選んだのか？\n一言で言うならば、コンサルの仕事で身につけた王道アプローチを勉強にも適用し、コミットした、です。\n小手先の受験テクニックは全く使っていません。\n順を追って、お話していきます。\n現状を理解し (As Is) ゴールを決め (To Be) 現実的な計画を立て (Plan) 実行していく (Execute) 勉強開始前の状態を把握する # 情報セキュリティスペシャリスト試験を受ける前のぼくのIT関連の知識や背景は以下の通りです。\n大学～大学院でIT（システム工学）を専攻 9年前に基本情報技術者、8年前に応用情報技術者を取得 IT戦略コンサルティングの仕事で日々ITやシステムには触れる 情報セキュリティは大学の講義で概要を学んだ程度 IT系の基礎知識は身についているが、分野ごとにムラはある。 特にセキュリティに特化した知識は一部を除きほぼ皆無、というのが正直なところでした。\nそこでまず自分の地力を知ることにしました。\n今の自分が情報セキュリティスペシャリスト試験にどこまで通用するかが未知数だったので、合格というゴールまでの距離をそもそも測れません。\n勉強とはスタートからゴールに到達するための手段です。スタートとゴールが明確でないと適切な勉強方法などできません。\nそのためまずは無勉強の状態で1回分の過去問を全て通しで解き、その結果をもとに得意・不得意分野を把握することとしました。\n結果は・・・\nIT基礎知識を問う午前Ⅰは60％程度 セキュリティや関連技術の高度な知識を問う午前Ⅱ問題は30%程度 でした。特にネットワーク関連がぼろぼろ。\nIT基礎知識の全般的な底上げとともに、セキュリティや関連技術についても体系的に身につける必要がありました。\n試験における得点率の目標を設定する # スタート地点はわかりました。次はゴールの設定です。\nぼくは「午後問題を素早く完璧に答えられること」をゴールとしました。\n試験合格の60%得点は当たり前として、実務でバリバリ使えるレベルでセキュリティ知識を身につけるというレベルです。\n担当することとなったプロジェクトの現場では、目の前で様々なセキュリティ課題が起こります。\nぼくに期待されていたのは、全社セキュリティ改革を推し進めるかたわら、日々の課題の対応サポートや根本解決にむけた施策立案とプロジェクト化し、全社セキュリティ改革との整合確認をリアルタイムで行うことです。\nリアルな（＝午後問題レベルの）課題を、片手間で（＝短時間で）解決できる 自分で手を動かさないにしろ、少なくとも対応方針を立てて指示出しができる これがぼくが身につけるべき情報セキュリティのスキルだったんです。\nそのため「午後問題を素早く完ぺきに答えられること」はぼくにとってある意味必達条件でした。\nもちろん午後Ⅱへ至るまでのハードル（午前Ⅰ、午前Ⅱ、午後Ⅰ）は超えて当たり前。\nスタートとゴールをつなぐための、勉強アプローチとスケジュールを決める # スタート地点とゴール地点が明確になりました。\nそこをつなぎ、ギャップを埋めるために、勉強のアプローチとスケジュールを考えていきます。\n勉強アプローチ # 午前ⅠはITの基礎知識を問う試験です。\nもともと60%正解できていた範囲のため、安全に通過できることを目標に可能な限り省力化する方針としました。\nまた午前Ⅰ問題は過去問から出題されやすいという性質を知っていたため、なるべく新しい過去問を中心に攻略していくこととしました。\n午前Ⅱ〜午後Ⅱは情報セキュリティの専門知識と応用力を問う試験です。\n無勉強での午前Ⅱの正解率が30%というお話をしましたが、その内訳をよく見てみると、\n言葉の意味を問う基礎問題は正解率が高め 文章題に近い応用問題は完全にお手上げ という状態でした。つまり、知識も足りなければ応用力もない。\nこのまま「不正解の問題をひたすら正解できるようにしていく」という問題演習ベースのパッチワーク型の勉強をしても、遠からず頭打ちになってしまうことが予測できました。\nそのため\nまずセキュリティ知識を体系的に理解すること 自分で説明できる状態になってはじめて演習に臨む という方針としました。\n制約事項をふまえたスケジュール # 平日は仕事があり、帰宅後は家族との時間を大事したい。週末は家族と過ごす時間を確保したい。\nそのため、勉強時間に充てるのは\n平日の通勤時間（2時間弱/日） 土日の早朝～昼まで（6時間程度/日） に限定しました。（土日の時間の使い方は妻の了承を得ました）\n片手間でできそうな午前Ⅰ対策は通勤時間を、知識を体系的に理解する必要がありまとまった時間が必要な午前Ⅱ～午後Ⅱ対策は土日の時間を充当する方針としました。\n・・・\nというわけで立てた全体スケジュールがコチラ。\nのちほどご紹介する教科書を1週間あたり2章分ペースで確実に理解していき、後半で問題演習モードに切り替えて一気に応用力をつけていく。\n・・・という算段です。\n計画に沿って勉強する # ここまでくれば、あとは計画通りに実行するだけです。\nいかに勉強時間を確保するか 時間確保が難しい、もしくは足りない場合はどうリカバリするか どのような教材を使って効率的に勉強するか もちろん、途中で勉強アプローチに無理を感じたら適宜方針を見直していきます。\n章ごと時間配分（1周間で2章）も、章のボリュームや自分の理解の進み方に応じて配分を変えます。（なるべく前倒しな感じで・・・）\n2ヶ月しかないので無駄な回り道をしているヒマはありません。\n情報セキュリティスペシャリスト試験勉強に使ったおすすめ参考書やアプリ # 以上の勉強アプローチとスケジュールを実行するにあたって、ぼくが使った参考書やアプリ、それらの使い方について触れていきたいと思います。\n午前Ⅰ対策 # 通勤時間帯に勉強するため、スマホアプリを利用しました。\n情報セキュリティスペシャリスト試験対策アプリはいろいろありますが、ぼくにはこちらが最もシンプルで使いやすかったです。\n思い立った時に午前Ⅱの問題演習もできるのも便利でした。古い過去問から順番に解いていきます。\nNot Found\n午前Ⅱ〜午後Ⅱ対策 # 情報セキュリティの知識を体系的に理解してからの問題演習。\n内容的に片手間では済まないと感じたため、腰を据えて勉強すべく、本を買いました。\n（以下ご紹介する本は、ぼくが使っていた書籍シリーズの最新版です）\n情報セキュリティ知識の体系的理解 # まずは教科書。頭から読んで理解を進めます。\n初回演習で自分の得意・不得意分野がわかっているはずなので、得意分野は軽めに、不得意分野は重点的にと濃淡をつけます。\nわからない言葉があったら適宜Webで調べて補強します。\n情報処理教科書 情報処理安全確保支援士 2017年版\n重要なのは、ただやみくもに言葉や仕組みを暗記するのではなく、なぜそのような仕組みになったorしなければならなかったのかまで理解することです。\nでないと午後問題を解く際に応用が効かないし、実務でも使えません。\n章末にサンプル問題があるので、自分の知識チェックのため必ず解いていきます。\n問題演習 # 次に問題集。体系的に頭に入って言える知識をいかに使うか、応用力（技能）を磨くため問題演習をやっていきます。\n平成29年度【春期】情報処理安全確保支援士 パーフェクトラーニング対策問題集 (情報処理技術者試験)\nこちらの問題集は非常によくできていて、\nよく出題される分野ほど最初の章に、そしてボリュームが多く そうでもない分野は後ろのほう、ボリュームも少なめ と章立てされているんです。\n頭から解いてマスターしていけば自然と得点率が上がっていく作りになっています。おすすめ。\n以下、出題方式が異なる午前Ⅱと午後（Ⅰ、Ⅱ）について、この本を使ってぼくが行った勉強法をご紹介します。\n午前Ⅱ対策 # 4択の選択問題です。とにかく数をこなしながら、知識の補強をしていきます。\n問題を解く 間違えた問題、および正解だったとしてもなぜその答えが正しいか説明ができなかった問題にはチェックをつけ、ページに折り目をつけておく ページ内の問題すべてについて、根拠も含めて正解できたら折り目を外す 以上を折り目がなくなるまで繰り返す ここで大事なのが、正解の「なぜ」まで掘り下げること。\n当てずっぽうで正解しても、間違えた根拠で正解しても、それはただの役に立たない正解です。\n全く使い物になりませんし、むしろ午後の応用問題を解くにあたって弊害にすらなりえます。\nガチで実務に活かすことを考えるなら、正解の根拠まで説明できるレベルを目指すべき。\n問題の解説文のみで理解ができなかった場合は、適宜上記の教科書やWebで補っていきます。\n午後Ⅰ、Ⅱ対策 # 午後問題はいずれも、記述式の文章題です。問題文の分量は非常に多く、正しく読み解くには情報セキュリティの知識が体系的に頭に入っている必要があります。\n午後問題は時間との勝負と言われています。文章も考えさせられる量も午前問題よりもはるかに多い。\nさて、スピード勝負となると設問を先に読んで本文から情報を逆引きするというテクニックを使うことがありますよね。\nでもぼくはそのテクニックは使いませんでした。\n理由は、問題の全体像を正しく捉えないと適切な解答が書けないからです。\n解答の前提とすべき重要な情報が、問題文中にしれっと書かれている場合もあります。そのため問題文を頭から読んでいき、表現されている状況を正しく把握するほうが正しい解答にたどり着きやすい。\n設問の内容をベースにスキミングしてパッチワークした答えには一貫性がなく、重要な情報が見落とされていることが多いもの。\n必要な情報や要素をきちんと網羅しようとすると問題文と設問を行き来することになり、結局頭からしっかり読んだ場合よりも時間がかかるんです。\nとはいえ時間勝負というのは事実。そのため演習のときは**本番の制限時間の半分弱（午後Ⅰは30分/問、午後Ⅱは50分/問）**を制限時間に設定していました。\n解答スピードをつけたかったはもちろんですが、勉強に割ける時間が少なかったため、うんうん思い出したり悩んだりするだけの非生産的な時間をなるべく減らしたかったという事情もあります。\n3分ゴリゴリ考えて思い浮かばないものは、10分たっても20分たっても出てこないものなんです。ならばその時間をPDCAを回すほうにあてたほうがよいかなと。\n答えあわせの際は、自分の解答と模範解答を見比べ、その差分を確認します。\n不足部分がなぜ必要なのか、書きすぎた部分はなぜ不要なのか、その理由を解説文から読み取り、必要十分な解答というものの温度感を身につけていきます。\n情報セキュリティスペシャリスト試験にかけた勉強時間 # 情報セキュリティスペシャリスト試験向けにかける（かけられる）時間について。\n勉強時間（予定） # そもそも勉強に使える時間を足し合わせると128時間になりました。\n予定：128時間 （平日2時間＋土曜6時間）×8週 午前Ⅰ向け：80時間 午前Ⅱ〜午後Ⅱ向け：48時間 午前Ⅰ向け：80時間 午前Ⅱ〜午後Ⅱ向け：48時間 つまり勉強時間の上限は128時間という状況でスタートしたのですが・・・\n勉強時間（実績） # 実際に進めてみると予定通りにはいかないもの。\n結局、勉強時間の実績は112時間でした。予定時間より16時間少ない計算です。\n実績：112時間 （平日1時間＋土曜6時間）×4週＋（平日1時間＋土日12時間）×4週 午前Ⅰ向け：40時間 午前Ⅱ〜午後Ⅱ向け：72時間 午前Ⅰ向け：40時間 午前Ⅱ〜午後Ⅱ向け：72時間 予実に差が出た理由 # 予実に差が出た理由は、トピックごとの進捗や勉強に対するやる気のブレがあったからです。勉強時間の総量と午前・午後問題にかけるバランスを調整する必要がありました。\n前半は概ねスケジュール通り 苦手分野のネットワーク技術や関連するセキュリティ技術の理解に苦戦 午後問題の演習ボリュームが思いのほか多かったため、午前Ⅱにかける期間を3週から2週に短縮 午後問題の演習でのスピードアップに苦労し、最後の1ヶ月は土日両方とも早朝〜昼を勉強時間に充当 仕事の疲れその他事情により、通勤時間の2時間弱をフルに勉強にあてるのが困難だった かける勉強時間の総量は16時間減ったものの、情報セキュリティの専門知識を体系的に学ぶ時間や問題演習の時間が48時間→72時間に増えた結果となりました。\n情報セキュリティスペシャリスト試験当日の過ごし方 # 試験当日、会場までの移動時間を使って教科書巻末の単語帳で知識の最終チェックをしながら、午前Ⅰ問題の過去問をスマホでざっと問いて頭を試験モードに切り替えていきました。\n試験直前や休み時間は、とにかく最高パフォーマンスを発揮すべく心身のコンディションを整えることに注力します。\nこれまでの自分の努力を信じ、焦らず、リラックスすることを心がけました。\n試験は滞りなく終了。スピード重視の勉強が功を奏してか、午前午後とも試験時間の半分すぎくらいで見直しを最終チェックまで完了し、途中退室しました。\n試験が進むたびに試験会場の空席が増えていく印象的でした。情報セキュリティスペシャリスト試験の合格率の低さは、\nそもそも最初から試験にこなかった（来られなかったor諦めた） 途中で合格をあきらめ、試験を放棄した という事情があったんだなあと。\n最後まで試験に挑んだ人が母数ではない以上、12-15%という合格率は若干盛られていることになるかもしれませんね。\nまとめ：試験がんばってください # 以上、ぼくが2ヶ月で情報セキュリティスペシャリストに高得点で一発合格した際にやったことでした。\n現状を理解し (As Is) ゴールを決め (To Be) 現実的な計画を立て (Plan) 実行していく (Execute) 今後情報セキュリティスペシャリスト試験（情報処理安全確保支援士試験）を受験される方の参考になればと思います。\n（追記）情報処理安全確保支援士について # 2017年度より、情報セキュリティスペシャリスト試験は情報処理安全確保支援士試験へ移管されます。\n参考: 【セキュリティ ニュース】2017年度に「情報処理安全確保支援士試験」が開始 – セスペ合格者は試験免除（1ページ目 / 全1ページ）：Security NEXT\n本試験はこれまでの情報セキュリティスペシャリストとは異なり、定期的な更新が必要な資格です。\nなお、すでに情報セキュリティスペシャリスト資格を持っているなど、一定のレベルを認められる場合は試験が免除されるとのこと。\nなお資格更改に10,700円かかるそうです。高い・・・\n肝心の出題範囲や出題形式ですが、情報セキュリティスペシャリスト試験のものから大きく変わることはないと予測します。\nその理由は以下。\n資格試験名が変わっても、情報セキュリティそのものは変わらない 情報セキュリティスペシャリスト試験セキュリティ知識を非常にうまく網羅している そのため、わざわざすべてを刷新するのは無駄でしかない 資格試験の制度や名称にふりまわされず、情報セキュリティの本質的な知識は何かを理解することが最も重要。\n本質さえ体得すれば、情報処理安全確保支援士だろうがCISSPだろうが合格できるはずです。\n日本では日給8,000円で買い叩かれてしまうような情報セキュリティの専門家。\nしかし世界的には、そしてデータがそこら中を流れるデジタルやIoTの時代においては、情報セキュリティは最も需要あるスキルです。\nガッツリ学んで実務やキャリアに活かしていきましょう！\nおまけ # 資格取得が目的の方、最小の労力で60%得点ギリギリを目指している方はこちらの書籍がおすすめです。\n2014年発売と少し古いですが、情報セキュリティの定番ネタはおさえられています。\nポケットスタディ 情報セキュリティスペシャリスト 第2版 (情報処理技術者試験)\n","date":"2016年3月30日","externalUrl":null,"permalink":"/sc_exam_in_2_months/","section":"","summary":"","title":"ガチで実務に活かしたい人向け、情報処理安全確保支援士の勉強方法（旧：情報セキュリティスペシャリスト）","type":"posts"},{"content":"自称経営コンサルタントのショーン川上さんが経歴詐称で吊るし上げられています。\n参考: ショーンKの詐称まとめ 学歴に経歴も嘘？ 活動自粛へ – エキサイトニュース\nただでさえ響きの怪しいコンサルという肩書き。本物のコンサルタントとしてはそのイメージをさらに下げることは勘弁願いたい・・・\nと思う一方で、発言者の経歴や肩書きがいかに発言の信頼度に寄与するかを知ることにもなりました。\nさて、このニュースを追っている中で気になったコメントを見かけました。考えるところがあるのでまとめます。\n「何を言うか」がフォーカスされるのは理想 # そのコメントがこちら。\n「言ってることが正しければ経歴なんて関係ない」\nうん、正しい。正論だと思います。\nうちの会社にも「正しいことを素直に考え素直に話せ」という文化があります。\nたとえ1年目の新卒でも本質的に正しい発言であればパートナーでも言うことを聞くべき、というものです。（もちろん文脈を考えない正論吐きは論外）\n意見や考えそのもの、つまりコンテンツにこそ価値があるのであって、発言者の属性値は大きな差別要素にはならない。そういう考え方です。\nこれは素晴らしいマインドではあるのですが・・・\n「何を言うか」のみで議論するには前提がいる # 多くの人は「言っていること＋背景情報」で判断してしまいます。それが人の価値観のデフォルトなんですよね。\n一方、「何を言うか」にフォーカスした議論をするには、その場いる人全員が「言っていることそのものが大事」というスタンスになっている必要があるんです。\nそこを無視して「言っていることがすべて」なんて言っても何も意味がありません。\nたとえば\n「人生に学歴は関係ない」（中卒ベンチャー社長）\n「人生に学歴は関係ない」（中卒ニート）\n「1時間以内で配送します」（Amazon）\n「1時間以内で配送します」（楽天）\n「未来の子どもたちのために」（黒柳徹子）\n「未来の子どもたちのために」（アグネス・チャン）\n受けるイメージ全然違いますよね。同じ言葉でも発言者やその人の背景が違えばこうなるんです。\n発言者の属性や背景情報、つまり「誰が言うか」はこれほどまでに威力があるのです。\n「誰が言うか」を欺く経歴詐称は信頼への裏切り # 発言者の言葉が信頼に値するかどうか。\nこの文脈において、発言者の雰囲気やトーン、過去の経験など「言っていること」以外が持つ力は大きい。\nしがたって、経歴詐称は受け取る側の信頼を裏切るという意味で重罪なんです。\n「言っていることは正しいから〜」とコメントをしている人は、たぶん彼の言葉を信頼していた過去の自分を擁護しているだけなんでしょう。\n過去の自分を否定するのは恥や痛みを伴うものです。\nまとめ：誰が何を言うかこそ重要 # かのイチローも、とあるインタビューでこのような言葉を残しています。\n「しかし結局、言葉とは『何を言うか』ではなく『誰が言うか』に尽きる。その『誰が』に値する生き方をしたい」\n言っていることが正しいことを前提に、それを裏づける信頼を得られることを目指したいですね。\n「誰が言うか」は社会、特に組織の中で人を動かすパワーのなかの「実力」「人徳」が特に効いてくる部分です。\nというわけで、何を言うかよりも、誰が言うかが重要だというお話でした。\n","date":"2016年3月19日","externalUrl":null,"permalink":"/who-says-is-more-important/","section":"","summary":"","title":"誰が言うかと何を言うかのどちらが重要か？","type":"posts"},{"content":"仕事をしているとどうしても面白くない仕事にあたってしまうときがあります。\n会社としてはお金になる。クライアントにとっては重要だ。しかし内容やテーマが古臭くつまらない。\nそんな仕事でも、エキサイティングっでフィーバーできるような方法はないものでしょうか？\n実は、3つの視点を変えることで仕事は一気に面白くなっていきます。\n面白くない仕事 – コンサルの場合 # コンサルタントの仕事は案件ごとにテーマや担当範囲が全く異なります。\n夢を描いてエキサイティング！な仕事もあれば、いけいけドンドン超スピードで突っ走るぜヒャッホウ！なものもあります。\n逆に地べた這いずりまわるような地味極まりない仕事もあります。むしろこちらの泥臭い仕事の歩が多いかもしれません。\nこれらはいずれも大事な仕事です。 外部のコンサルタントに高い金を払って支援を要請しているんですから、重要でないわけがありません。\nしかし、中にはやっていて面白くないと思う仕事もあります。\n面白くない仕事なら面白くすればいい # しかしだからといって何も対策を講じず、状況に甘えて沈むのは困りもの。 そんなものプロではありません。\nそこで、自分を奮い立たせ、楽しませ、前向きにさせる方法を考えました。\n仕事はタスクの集合体。タスクが何から出来ているかを考えれば、自ずと楽しくするための視点は見えてきます。\nWhyを変える # 目の前のタスクの意味を突き詰めて考える。\n高い視点から見つめ、自分が何のためにこのタスク・仕事をやっているのか、この仕事は何の・誰の役にたつんだろうか。\nそのような「なぜ」を追っていくと、必ず自分の心に響く理由が見つかるはず。 「全ての仕事には意味がある」の本当の意味\nWhenを変える # 正確にはBy When（いつまでに）を変える、です。要は手持ちのタスク・仕事の期限を短く設定してしまうんですね。\nたとえば今取り掛かろうとしている仕事を与えられた時間の1/3でやれと言われたらどうするか。\nこれまでのやり方では絶対に間に合わないので、そもそもやり方を変えるしかありません。しかもイノベーティブな方法で。さて、方法を考えなければ。\nどこかエキサイティングになってきた気がしませんか？ 「仕事を3倍速くしてね」と言われたので本当に3倍速にした\nHowを変える # やり方を変える、というのもひとつの手です。慣れきった方法ではなく全く新しい方法にチャレンジしてみるのです。\nテキストエディタを変えるでもいい、PowerpointじゃなくてVisioで書いてみるでもいい。メールじゃなくてチャットでコミュニケーションを取ってみるでも良い。ToDo管理サービスでなく手書きのメモ帳でタスク管理をするでもいい。\n好奇心からくる楽しさが、仕事を楽しくしてくれることでしょう。\nこの「ツールを変える」は、過ぎた最適化をおさえるのにも有効な方法です。 効率化しすぎる弊害とは？超えてはいけないラインの見極めかた\n仕事は見方を変え工夫すれば面白くなる # 結局は自分がどうその仕事を面白くするかにかかっています。\n与えられたものが面白くないと嘆き、ただそれが過ぎ去るのを待つ。\n自ら動き、積極的に工夫して面白く変えていく。\nどちらのほうが気分がスッキリするか、誰の目にも明らかですよね。\nまとめ：見方を変えて世界を変えよ # というわけで、面白くないと思うなら自分で面白くなる工夫をしてみようというお話でした。\n面白い面白くないは結局は主観です。\n主観は認知という色めがねでできており、その色は自分の心もちひとつで変えることができます。\n見方を変えて、世界を楽しみましょう。\n新世代トップランナーの戦いかた 僕たちはこうして仕事を面白くする\n","date":"2016年3月16日","externalUrl":null,"permalink":"/3-viewpoints-to-make-business-exciting/","section":"","summary":"","title":"面白くない仕事を面白くするために、とらえ直すべき3つのこと","type":"posts"},{"content":"こんにちは、NAEです。\n飲み会？それ業務の範囲内ですか？というフレーズを聞くことがある昨今、みなさん会社の飲み会にどのくらい参加してますでしょうか。\nぼくは誘われた飲み会は絶対に参加するようにしています。\nだってその方が仕事が早く終わるようになるから。それも圧倒的に。\n「話しにくい」のコストはバカにならない # 企業での仕事は基本チームプレイです。 よほどのことがない限り、人とのコミュニケーションは避けられません。\n一方で、職場の人、特に気難しい上司や苦手意識のある同僚に対して心理的な壁ができてしまうもの。\nすると、\n責められないような言葉を選び・・・\n相手の反応をシミュレーションし・・・\n最も安全な態度を考え・・・\nというように、親しければ一言二言で済むコミュニケーションであったとしても結構な時間と労力を使ってしまいます。\nこれが1回で済めばいいんですが、話す毎やメールを送る毎に繰り返すとトータルでものすごい時間を無駄に使ってしまうことになります。\n特にメールの場合、何度も文面レビューを繰り返してしまうということをしてしまいがち。\nこれ、非常にもったいないですよね。\n仕事の飲み会で仲良くなって無駄を削ぐ # このような「話しにくさ」によるオーバーヘッドを減らせば仕事におけるコミュニケーションの効率がぐんとアップするはず。\nそこで飲み会の出番です。 お酒の力を借りて相手に近づき、性格や考え方をよく知ることで、スルッと受け取られやすい言い方や態度を効率的に見つけましょう。\n当然、仕事の場でのコミュニケーションで少しずつ相手を知ることもできます。 でもそれより非公式な場所で一気に打ち解ける方が断然近道。それに最も適した場が飲み会、というわけです。\nしたがって、飲み会は仕事の効率化に貢献する活動だと言えます。 誘われれば積極的に参加したほうがいいですし、自分からもどんどん誘うほうがトータルでお得だと思います。\n仕事の飲み会は仕事？つまらない？だから行きたくない？ # もちろん、会社の飲み会は仕事でありつまらない、行きたくない、という人もいるかと思います。\nでも、もし仮に飲み会に言ったことで様々な関係者とコミュニケーション取りやすくなり、仕事が早く終わるようになったとしたら？\n会社の飲み会は義務ではなく、自分が早帰りするために自発的に参加するものと捉えることもできます。\nつまり会社の飲み会とは、業務効率化の一環でありながら、自分のプライベートの時間を確保するための先行投資なのです。\nまとめ：仕事の飲み会は積極的に参加して早帰りしよう # というわけで、飲み会は実は早帰りに貢献するんだよ、というお話でした。\n非公式なコミュニケーション、とても大事です。\n飲み会だけでなく、喫煙所や給湯室など、いろいろな場所での井戸端会議が実はあなたの仕事や組織を支えているのかもしれません。\n今回は以上です。\n飲みの席には這ってでも行け! 人づき合いが苦手な人のための「コミュ力」の身につけ方\n","date":"2016年3月13日","externalUrl":null,"permalink":"/drinking-party-enhance-communication/","section":"","summary":"","title":"仕事の飲み会は仕事効率化に効果的だから行ったほうがいい","type":"posts"},{"content":"ぼくは外資系コンサルティング企業でIT戦略コンサルタントとして働いています。\nスキルや知識をキャッチアップすべく、最新のIT（デジタル）関連ニュースは常に追いかけています。\nとはいえ時間は有限。ニュースを無限に追いかけるわけにもいきません。\nそこで読むニュース・読まないニュースの基準を設けています。\n今回はその基準を共有してみたいと思います。\nニュースの読み方 # ぼくは主にFeedlyとPocketを使ってニュースを読んでいます。\nFeedlyでRSSを集約し、ちゃんと読むべきと思った記事はPocketに送って読む。その場で目を通せばいいやと思ったらFeedly上で概要だけ読む。\nPocketに送る理由は、自分が過去に読んだ記事＝自分にとって重要と思った情報がPocketに集約されて検索もできる状態を作りたいためです。\n社内外問わず情報発信をする際のネタ元として非常に強力。\n具体的な方法はこちらの記事にまとめています。 1時間で800件のニュースを速読する方法\n読むニュースの判断基準 # ここでキーになるのは、どのような記事をPocketに送る＝ちゃんと読むのか？ということ。\nただ興味があって読みました、だけだと、せっかくのPocketも有益な情報ソースにはなりません。\n自分がどのような基準で記事を選びちゃんと読んだのかを把握しておくことが重要です。\nぼくの場合はとてもざっくりで、3つのレベルしかありません。\nちゃんと読むニュース # 自分の血肉になりうるものをはきちんと読むようにしています。\n具体的には\nITやデジタルの未来を読み解くための重要なトレンド\u0026lt; C-Level向け（と思われる）意見や知見 自分や組織の生産性向上につながるTips 人生を豊かにするヒントになりうるもの 自分の考えを促進し、発信する情報の精度向上に貢献しうるもの というような記事です。\nPocketに送り、じっくり考えながら読んでいきます。ときには自分の考えをそえてFacebookやTwitterへ投稿します。もちろん、本ブログの記事にする場合もあります。\n概要だけおさえるニュース # 世間の話題についていくために知っておいたほうが良いものは、あまり深く読み込まずに広く浅くおさえています。\nトップニュース 話題になっている記事 このような記事はFeedly上で概要のみ読む、もしくは見出しを読むにとどめ、Pocketには送りません。\nFeedlyのみで話題がカバーできていないなと感じたときは、SmartNewsやYahoo!Newsで追加で見出しを追う場合もあります。\n読まないニュース # たとえばタイトルから以下のようなイメージを持つものはタイトルだけ見てすっ飛ばします。\n示唆のない感想文や日記に見えるニュース 笑っておしまいのネタニュース 2chまとめサイト的なニュース あまり目を引かない新製品のニュース これらは暇つぶしにはいいものの、読んでも身にならないし何のアクションも起こさせなことが経験上多いためです。\nもちろん話題についていくために読むときもありますが、読んだ先にある目的やベネフィットが十分に魅力的である場合に限ります。\nまとめ：情報は無限、時間は有限 # というわけで、IT戦略コンサルタントが読むニュースの基準をまとめてみました。\nこの方法を始めてから、RSSフィードの処理やちゃんと読むべき記事の熟読もスキマ時間でできる分量で収まっています。\n世の中が情報であふれている中、自分にとって価値のある情報とは何かを理解し、ふるいにかけられる能力（情報リテラシー）は必須スキルです。\n有限な時間を無限の無駄なコンテンツに消費させられなようになりたいものですね。\nビジネスの効率が一気に加速する 仕事に活かす！ フォトリーディング (PHPビジネス新書)\n","date":"2016年3月10日","externalUrl":null,"permalink":"/criteria_against_news_articles/","section":"","summary":"","title":"IT戦略系の外資コンサルが必ず目を通すニュースの選択基準","type":"posts"},{"content":"「全ての仕事には意味がある」という言葉があります。\n「どんな仕事をしたとしても、それはあなたの血となり肉となり長期的にあなたの役に立つ」という解釈が一般的かと思います。\nでもぼくから見るとこれは甘えた解釈であって全くの間違いです。\n今回は生産性の高さを求められるコンサルタントの考える**「すべての仕事には意味がある」の本当の意味**についてのお話です。\n意味のない仕事はしてはいけない # コンサルタントの仕事をしている中でずっと一貫して叩きこまれてきたのは、仕事においては一切の無駄をするなということ。\nたとえ1年目であってもコンサルタントの単価は非常に高い。そのぶん、クライアントはぼくたちに対して\n成果に貢献する効率的な動き方をしているか？ なにか無駄なことはしていないか？ という見方をします。\n「このタスク、本当に意味あるの？」という問いを常にぼくたちコンサルタントに投げかけてくるのです。\nそれに対し、ぼくたちコンサルタントは「このタスクは成果につながる本質的なものです」と説明しきれる状態をキープする必要があるのです。\nしたがって、「全ての仕事には意味があるべきである」＝「意味のない仕事などしてはいけない」が正しい解釈だと思っています。\n全ての仕事を意味あるものにするには # コンサルタントの仕事はクライアントの成果達成に貢献してナンボ。\nクライアントからの依頼内容によって貢献の仕方は変わるものの、貢献度ゼロの仕事には何の意味もありません。\n成果とは、関係する人間の一挙手一投足の集合体によって実現されるものです。\nでは、それら1つ1つの動作を成果貢献に結びつけるものは何でしょうか。\n段取りです。プランニング、作業計画、WBS、レベル感は様々ですが、段取りがきちんとしないと仕事に意味があることを確認できません。\n成果達成に向けてやるべきこと、ゴール（What）を何階層にも分割し、最終的に必要な作業（How）まで洗い出す。仕事の段取りのツリー構造を作っていく。\nそうして作成された作業の1つ1つは、元をたどれば成果に紐づきます。その段取りに従って仕事をしていれば、その仕事は無駄にはならないのです。\n仕事の意味を見出す秘訣：視点を高く持つこと # 仕事の意味を正しく理解し、本質的な仕事のみを行う。無駄な仕事を全くしなくなるためには、次の3点とそれらの連鎖・相関（ツリー構造）を理解する必要があります。\nこの仕事がもたらすべき成果は何なのかというより高い視点（Why） 成果をもたらすためにすべきことは何か（What） 自分の目の前の仕事がそれにどう貢献するか（How） よくコンサルタントは若手に「視点は高く持て」「2段階上の階層の人間が考えていることを理解しろ」と言います。\nその趣旨は、\nHowだけでなくWhat、WhatだけでなくWhy、さらにその上位階層のHow、What、Whyを理解せよ そうすれば自分の目の前のタスクが何に貢献するのかが見え、やっていることの意味や全体像がわかる 逆に全体像が見えない中で目の前のタスクに集中するのは無駄だからやめろ ということ。\n伝統芸には理由があるんですね。\nここまで見えていれば、「未来の自分に仕事を振る」や「期待値コントロールにより最小努力で最大価値を生み出す」など生産性アップ術が使えるようになりますし、「管理のための管理」がいかに悪かも理解できるようになります。\nゆくゆくは「ハマる時間を短くする」時間術や「議事録を会議前に書く」技術、「アウトプットのコスト」まで意識できるようになっていきます。\nまとめ：意味のある仕事をしていますか？ # 方向性の間違った努力は無駄です。\n正しい方向性を向くために、より高い視点で物事を見て、目の前のタスクの位置づけや意義（とその正しさ）を理解できれば、それは意味のある仕事になるのです。\nWhy/What/Howの階段を意識して「すべての仕事には意味がある」状態を作りましょう。\n以上、意味ある仕事をしたければ仕事を構造化しなさいというお話でした。\n","date":"2016年3月7日","externalUrl":null,"permalink":"/every_work_should_be_significant/","section":"","summary":"","title":"「全ての仕事には意味がある」の本当の意味","type":"posts"},{"content":"某外資系コンサルティングファームで管理職をしており、新卒採用では2次面接を担当する立場のNAEです。\n例年、多数の学生さんに面接にお越しいただいており、本当にありがたく思っています。\nしかしその一方、残念ながら「コンサルとしての活躍は難しそうだ」と判断せざるを得ない方も数多くいらっしゃるのは事実です。\nそこで今回は、不幸なマッチングを避けるため、そして今後の応募者の方々への情報提供のため、不採用とさせていただいた方に見られる共通の特徴を書いていきたいと思います。\n外資コンサルにおける人材採用の役割と重要性 # 外資系コンサルティング企業の競争力は、人材とスキルでほぼ決まります。\n人材の質が高ければより競争力は増しますし、質が低下すればいとも簡単に他社に負ける世界です。\nそのため外資コンサルでは、人材採用は将来の成長や事業継続にすら影響する、非常に重要な活動と位置づけられています。\nだからこそ、応募いただいた方々が将来コンサルタントとして活躍が期待できるかを慎重に見極める必要があるのです。\nエントリーシートやSPI、グループディスカッション（GD）やケース面接など、何段階も試験や面接を行うのは、これが一番の理由です。\n外資コンサル新卒採用における2次面接の役割 # ぼくの担当する2次面接＝最終面接の一歩手前の個人面接は、数ある採用プロセスの最後の砦という位置づけです。\nコンサルタントに資する素地を備えていることを前提に、スキルやマインドがコンサルタントに求められる水準・期待値にマッチするか判断するのが2次面接の役割です。\n一言でいうと、能力観点での最終マッチングです。\nしたがって、言葉は厳しいですが、2次面接で不採用となる＝コンサルタントとして活躍できそうにないと判断された、ということになります。\n2次面接で不採用だった人の共通点 # では、どのような人が2次面接で不採用とされているのでしょうか。\n共通する特徴を列挙していきたいと思います。\n教科書的なことしか言わない人 # あらゆることを教科書に載っていそうな「よくあるパターン」にあてるだけで満足してしまい、そこから先の考察が出てこないタイプ。\nフェルミ推定やフレームワークなど、いわゆる**「地頭力」を訓練してきた意識高い系の人**にありがちなパターンです。\n分類・分析・分解は得意である一方、その先の示唆やメッセージ出しが苦手で、もともとの問いに対する答えまで行き着かない場合もあります。\nよく勉強してるな、とは思うんですが、要因・原因が整理されたら**次に聞きたくなるのはSo What？**です。\nすぐにそこまで行き着かない場合でも、「30秒だけ時間を下さい」などで一旦時間を取り、考えた結果を話してくれればいいのに、とも。\n一番よく効く質問：「で、今の話の結論・主張ポイントなんですか？」\n視点が固定or視野が狭い人 # 今の自分の得意分野に固執しており、その応用・転用ができない。転じて、自分の可能性を広げようというマインドに乏しいタイプ。\n研究や勉強に力をつぎ込んできた修士、博士にありがちなパターンです。\nぼくも修士卒なので、現役生より2年多く費やしてきた研究生活で培ってきたものを活かしたい気持ちはわかります。\nしかし、そもそも手持ちの知見を活かすのは仕事をする上では当たり前。それを抽象化して応用したり、他と組み合わせて新しいアイデアを創造したりと、その先を考えられるかor考えるマインドがあるか？という点こそ重要です。\n一番よく効く質問：「で、それをXXに応用するとしたらどう使いますか？」\n仮説思考に飛び込めない人 # 正解のある問題には強いが、正解のない課題に出くわすと思考がストップ＆萎縮してしまい、知りうる知識に基づく仮説すら出すのも怖がってしまうタイプ。\nいわゆる「お勉強」ができる人にありがちなパターンです。\n「正しいこと」「Provenであること」に個室し、仮にでも前提を設定しその先の議論ができません。\n何がまずいかというと、コンサルは正解のない課題ばかり解かされるわけです。しかもクライアントが優秀な社内人材を使っても解けなかった難しいものばかり。\n今すぐにでも仮説思考ができろ、とは言いませんが、せめてそこに飛び込む勇気や気概は備えておいてほしいところです。\n一番よく効く質問：「日本が世界経済から隔絶されたらどうなると思いますか？（など、ぶっ飛んだ質問）」\n何が言いたいのかわからない人 # 言葉は流暢に出てくるものの、話が整理されておらずストーリーや結論がわからない。いわゆるプレゼン能力に難ありなタイプ。\nバイトにしろサークルにしろ、これまで主に一人で事を成してきた人にありがちなパターンです。\n考えたことを全部言おうとして、まとまらず失敗するのもこの部類です。\nコンサルに限らず、仕事のほとんどはチームプレイであり人を動かしてなんぼ。明確にものごとを伝えられることはその前提条件です。\n考えたことの中で何が重要なのか、伝えたい・伝えるべきことは何か。結論から話し、その理由は3つ・・・といったお作法を使うなりして、話し出す前に頭の中で整理できていてほしいところ。\n一番良く効く質問：「では今の話を10秒にまとめてもらえますか？30秒で話すとしたらどう話しますか？」\n質疑のキャッチボールが不得手な人 # 平易な言葉で簡単な質問をしても、その意図を正しく理解していただけず、斜め上の答えを返してしまう。オリジナリティや天才肌という感じな人にありがち。\n問いに答えた上でプラスアルファでなくはじめからプラスアルファだけ答えてしまったり、結論だけ言ってそこに至るストーリーをすっ飛ばしてしまうのもこのパターンです。\nものごとを前に進めるためには、お互いの理解を深めるコミュニケーションが必要です。\n自分の考えを自分の思考に沿ってアウトプットするのではなく、相手が知りたいことは何なのかを正しく理解し、相手が理解できるように答えること。\nそのうえで、互いの認識を確認しながら楔を打つようなコミュニケーションが取れないと、人を動かすことが仕事のコンサルタントは務まりません。\n一番よく効く質問：「で、ぼくの質問に対する答えはなんですか？」\nこれらは訓練で乗り越えられます # さて、これらの特徴はいずれも練習・訓練をすれば乗り越えられるものです。\n生まれ持ったものではなく、後天的に身につけることが可能なスキルやマインドです。\nしたがって、今の自分がこれらに当てはまるからといって、コンサルタントへの道を諦める必要は全くありません。\nむしろこれらを鑑に自分の状態をセルフチェックし、足りない部分がないかを検証し、積極果敢にチャレンジしていただきたいと考えています。\nどんな人がコンサルに向いているのか # では逆に、どんな人ならコンサルに向いているのでしょうか。\nコンサルといえどスタイルはさまざまなので、一概に言うのが難しいところです。\nなのでここでは、事例・情報共有として2つの記事を紹介します。\n外資コンサルの持つ資質 # 18人の同僚コンサルを対象に、コンサルの持つ資質を分析した結果を下記記事で公開しています。\n外資コンサルの資質とは？18人分のストレングスファインダーを集計してみた\n記事内で紹介している「ストレングスファインダー」は、資質を見極めるためのツールです。\n2000円くらいする本を買うとネット診断が受けられるので、上記記事の結果と自分の結果を比べてみたい人はチャレンジしてみてください。\n診断に2000円も出せない……ということであれば、無料で受けられる「グッドポイント診断」というものもあります。転職者向けのサービスですが、新卒でもやっておくと参考になると思います。\nコンサルとはこうあるべき論 # また、ぼく個人の考える「コンサルトはこうあるべし」像を次の記事にまとめています。\nコンサルは成功者に巣食う寄生虫なのか\nあくまで1つの「コンサル像」の事例にすぎませんが、共感できる方はおそらく、ぼくと似たタイプのコンサルタントになれるかもしれません。\nまとめ：ご応募お待ちしています # 外資系コンサルティングファームへの就職を目指している方がいましたら、ぜひ応募いただければと思います。\n2次面接でお待ちしております。\n以上、外資コンサルの現役面接官が不採用にした人の特徴まとめでした。.\n","date":"2016年2月21日","externalUrl":null,"permalink":"/characteristics_of_interviewees_i_prayed/","section":"","summary":"","title":"【外資コンサル就活】現役面接官が語る、不採用になった人の共通点","type":"posts"},{"content":"","externalUrl":null,"permalink":"/categories/uncategorized/","section":"Categories","summary":"","title":"未分類","type":"categories"}]