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title: 紙媒体とWeb媒体の違いで苦労した「紙面スペース制約」への対応
date: 2017-10-10
description: 紙媒体に原稿を書くとWeb媒体と違う「紙面」の制約に悩まされます。紙面におさめるために行った苦労の数々をご紹介。
categories: [communication]
tags: [documents]
source: https://work.naenote.net/paper-medium-writing/
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ここ最近、紙媒体向けの原稿を書く機会が増えました。

紙媒体となるとWeb媒体といろいろ勝手が違うもの。

* 紙面スペースに限りがある（紙はレスポンシブになれない）
* 校正の厳しさがケタ違い（紙はあとで修正できない）

今回は前者、**紙媒体での紙面スペース制約にもとづく気をつけるべきポイント**（＝ぼくが苦労したポイント）を共有します。

## 書く分量を必ず先に決める

文章の量を先に決めます。というか、紙面スペースの関係で勝手に決まります。

仮にたくさん書いても、紙面の都合で大幅に削ることになりますし、削った部分はお蔵入り。

たとえばWeb媒体のノリでゴリゴリ書いて**80ページ**くらいになったとしても、50ページにおさめてくださいと言われることに。

30ページ分の苦労が消える哀しみを味わうことになります。（実際は文章が筋肉質になっただけなんですけど……）

## プロットをさらに厳密に書く

限られた紙面で論旨を通すにはプロット（箇条書きでの骨子）が命です。

Web媒体でもプロットは書きますが、紙媒体では厳密さのレベルが違います。

たとえば「上限3000字」だとして、Web媒体では3500字くらいまでOKでしょう。人が上限を決めるからです。

しかし紙媒体では、どうこねくり回しても3000字を超えられません。だってスペースがないんです。

そのためプロット時点でなにを**どこまで**書くか厳密に決めないと、削る哀しみを味わうことになります。

## 見出し前後の1行あけを軽く見ない

Web媒体ではH2やH3タグがよしなにあけてくれる見出し前後のスペース。

紙媒体では、場合によっては「前後1行あけ」がルール化されています。

つまり1つの見出しが3行分のスペースを取るのですが、これが紙面の制約にはねるんんです。

たとえば1セクション100行書けると思って書いたら、見出し4つで12行分取られていて「グワァーッ」となったり。

「見出し……消したい……」という誘惑にかられますよね。消しちゃいけないんですけどね。

## 端的な表現を極める

紙面スペースの限界は言い回しにまで影響します。端的で短い表現を極めることが前提です。

「これさ本当マジでヤバいんですよ。だって見てください。このお値段。安くないですか？」

ではなく

「値段がとにかく安い」

くらいシュッします。

もちろん漢字とひらがなの割合など見やすさは意識しますが、言葉一つひとつのレベルでクリスタライズが必要なのです。

参考: [「わかりやすい文章を書く全技術100」は端的な表現手法を学べる良書](/writing-tech-100-review/)

## 無駄行を潰す

画面サイズに応じて勝手に改行されるWebとは違い、紙面では1行毎の文字数が決まっています。

好き勝手書くと、紙面を無駄に占領する「2文字しかない行」が多発するんです。

これら「無駄行」を、言い回しや表現の微調整で潰さなければなりません。

場合によっては7割くらい埋まっている行すら潰すことがあります。

こうして紙面の言葉はどんどんクリスタライズ（圧縮）されていきます……

## もったいない精神を捨てる

それでもなお紙面におさまらなければ、断腸の思いでごっそり内容を削ります。

わかりやすいようにと入れた具体例、しみじみ伝えるために書いた体験談、気の利いたフレーズ……

いわゆる「肉付け」から優先して削られていきます。

そこで「せっかく書いたのに」「ここまでクリスタライズしたのに……」と思ってはいけません。

入らないものは入らない。書けないものは書けないんです。

## まとめ

以上、紙媒体向けの原稿を書いて気づいた&苦労したWeb媒体との違い、紙面スペース編でした。

ブログ等のWeb媒体だと10分で1000文字とかでも書けますが、これは口語調で頭の中をそのままダンプする形だからでしょう。

紙媒体で紙面スペースとの戦いになると、そんなハイペースで書ける自信がありません。（慣れの問題かもしれません）

紙媒体で戦ってきた諸先輩方はどのようなポイントを気をつけているんでしょうか？

ぼくも「[「わかりやすい」文章を書く全技術100](http://amzn.to/2AJWDIn)」などを読んで学んできたつもりですが、まだまだ学ぶことは多そうです。


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- **Author**: NAE
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