プロフィール画像、こだわってますか?
プロフィール画像は自分のキービジュアル。1秒で自分の印象を決める超強力なツールです。
だからこそキービジュアルには納得いくまでとことんこだわるべき。
今回はそんなお話。
キービジュアルとはなにか
キービジュアルとは、WEBサイトやWEBサービスのサイトにおいてメインとなるイラスト、写真、絵などの画像を意味する。キー(Key)=鍵、ビジュアル(Visual)=視覚的な要素という言葉の通り、WEBサイトやブランドのイメージや印象に大きく影響を与える。映画やアニメ、ゲームなどの作品においては、メインキャラクターが使用されることが多く、作品の世界観を知ってもらったり、宣伝の材料となる。
出典:キービジュアルとは – 意味 | IT用語辞典 サバナビ
要するに、見た人に与える第一印象を決めるものということです。
- Webデザインであれば、ファーストビュー(ブラウザで開いた時に最初に見えるもの)
- 映画やドラマであれば、ポスターのデザイン(X月X日放送開始!的なもの)
- アニメであれば、宣伝用の画像(登場人物が並んでいたりするもの)
- 本やマンガであれば、表紙のデザイン画(本の世界観を伝えるもの)
こういったものが、いわゆるキービジュアルと呼ばれています。
SNSやブログにおけるキービジュアル
さて、SNSやブログなど、個人が情報発信するメディアでは2つのキービジュアル要素があります。
- 背景イメージ
- プロフィール画像
FacebookやTwitterを思い浮かべてください。自分のプロフィール画像のほかに、プロフィールページの背景画像を設定できますよね?
この2つが、あなたのキービジュアルです。
そして、個人こそキービジュアルにこだわるべきだとぼくは考えています。
キービジュアルがクールだと全てがよく見えてくる
なぜか。
理由を話す前に、ぼくがキービジュアルにこだわりはじめた背景の話をさせてください。
先日、会社の所属部署の全体ミーティングがありました。部署が立ち上がってから初めてのです。
会社の部署ミーティングというと
- 売上の傾向
- 今後の目標や全体方針
- 個々人の発表
といったような、月並みなアジェンダが並ぶことが普通です。
しかし、先日のミーティングは雰囲気が全く違いました。
まず会場が会議室じゃない。詳細は避けますが、まるでTEDの会場のような雰囲気の場所です。
画像出典:TED Talk October 3, 2015 | Armstrong Economics
そしてプレゼンターたちのトークも違う。
長ったらしい数字の説明はなし。右脳先行。あたかもクリエイティブに振り切ったライトニングトークです。
スライドだって右脳全開。プレゼンターの存在を前提とした感覚的なものばかり。コンサルの作るスライドなんてクソ食らえ的な勢いです。
ちょうどこんな感じ↓
そしてなにより、プレゼンの先頭に、プレゼンターのキービジュアルが出てくる。
イメージはこんな感じです。
最初の入りがカッコよかったせいか、その後のプレゼンにもグイグイひきこまれていきました。
ツカミとしてのキービジュアルの重要性をひしひしと感じた出来事でした。
これほどまでに、キービジュアルは見る人に与える印象を左右するのです。
キービジュアルを持つべき3つの理由
そんな矢先、「会社で写真撮影会やるぞ」という連絡が入りました。被写体は自分です。
ぼくのいる部署はコンサル主体な弊社の中でも異質なカルチャーを持っていまして、「個々人がトガり、目立て」という方向に全振りしています。
そのため、社内外で使えるプロフィール写真を撮影することになったんです。会社負担で、しかもプロのフォトグラファーを呼んで。
もうウキウキでした。
写真撮影をした後日、カッコいいのが出来上がりました。もうルンルンですよね。社内外問わずプロフィール写真に設定しまくりです。
実はこのブログのプロフィール画像も、それを一部加工したものです。個人的には超お気に入り。
さて、自分のキービジュアルを持って何ヶ月も経った結果、自分の中に明らかな変化が起きています。
キービジュアルはブランディングになる
まず、自分のブランディングの基礎が形作られました。
「これが公式な自分である」という認識が自分の中にできあがったんですね。
どうせプロのフォトグラファーさんに撮ってもらうなら「なりたい自分」を演出しようとしたのがよかったのかもしれません。
こういう雰囲気や印象を与えたい。そのためにはこういうファッション、髪型、ポーズをしよう。
その結果が実物の写真として目の前に現れた時、自分はこういう方面で売っていきたいと思うようになりました。
丸メガネもその一部です。クライアント先に行くときは必ず丸メガネをかけるようにしています。
キービジュアルはセルフイメージを高める
次に、自分の自分に対するイメージ、セルフイメージがよりよいものとなりました。
プロのフォトグラファーは被写体の魅力を引き出すことが上手だと言いますが、まさにその通り。
「今の自分」の中にある「自分のなりたい自分」をより際立たせてくれるのです。
すると、1枚の写真に「なりたい自分」と「今の自分」が同時に存在する様が見えるんですよね。
それだけ「今の自分」と「なりたい自分」の距離が近いように感じて、「今の自分」がよりよいものに思えてくる。
よく自撮りする人にはお馴染みの感覚かもしれませんが、ぼくにとっては新鮮でした。
キービジュアルは自信につながる
すると、なぜかだんだんと自分に自信がついてくるんですよね。
- 「今の自分」は「なりたい自分」に近いと感じる
- 「なりたい自分」になった自分は自信にあふれている
- だから「今の自分」も自信たっぷりだ
という感じの三段論法でしょうか。
もしくは、自分はこういう雰囲気の人間だと受け取られるということが事前にわかる安心感が堂々とした態度になって現れるのかもしれません。
まとめ:キービジュアルにこだわり、自分を変えよう
というわけで、キービジュアルをうまく使っていきましょうというお話でした。
SNSやブログの背景画像やプロフィール画像は、言わば自分の宣材写真です。
自分をどう見せたいか、そしてどうなりたいか。自分を魅せ、変える材料として、キービジュアルを持ってみませんか?
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