こんにちは、NAEです。
先日、過労で倒れました。今日もお休みをいただいています。
今回、過労による心身への傷が浅くて済んだと感じています。うつ症状を示す問診票でも下から2番目、ブログを書く元気も残っています。
最大の理由は過労状態の早期発見と迅速な対処(とそれが可能だった状況)だと思いました。
そして早期発見に貢献してくれたのは、過労の兆候に気づく仕組みが複数あったことが最も大きかったように思います。
今回は、ぼくが過労の兆候に気づくことができた4つのポイントを共有したいと思います。
過労の兆候に気づけた方法その1:自分の身体
今回まず現れたのは咳が止まらないという症状。
息を吐くたびに喉に何かがひっかかり、乾いた咳が止まらなくなりました。
最初は風邪かな?とも思ったんですがどうも違うらしい。
本当はこの時点で短い休みをもらっているべきだったんでしょう。
しかし取った選択肢は、とりあえずマスクをつけて喉を守りながらの業務継続中。
過労の兆候に気づけた方法その2:職場の人
次に、職場の人から「体調平気か?」とよく聞かれるようになりました。
マスクをつけて咳き込んでいたので気になって当然といえば当然なのでしょう。
ですが、彼らが見ていたのはむしろぼくの仕事の精度の低下でした。これは自分もなんとなく感じてはいたのですが、
- パワポやエクセルの操作スピードが遅い
- ミスタッチが多い
などが散見されました。
体調不良でも頭さえハッキリしてれば仕事の精度は落ちません。しかし、今回は体だけてなく頭も変になってきていることが仕事の精度低下として現れたのです。
なんだかおかしい、と思ったものの、状況が許さないため業務継続。
過労の兆候に気づけた方法その3:妻
毎日午前1時過ぎに疲れ果てて帰ってきて、また朝の7時過ぎには家を出て行く。
土日構わず会社に赴き、ゆっくり話す時間もなく、家にいられる僅かな時間のほとんどは睡眠。
そんな状況を一番近くで見ていたのが妻です。彼女は常日頃、ぼくのことを心配してくれます。
仕事が忙しくなると、大丈夫?休んでね?体壊さないでね?
と言ってくれるのです。ありがたい彼女の言葉は、働きすぎセンサーにもなっています。
とはいえ、仕事がのっぴきならない状況下ではせっかくのアラートもスルーせざるを得ないときもあります。
過労の兆候に気づけた方法その4:自分の無意識
そして、最後にアラートを上げ、自分を引き止めたのは、自分の無意識でした。
夢で語りかけ、涙を流させ、今の自分は心身ともに変であるとわからせにきたのです。
夢の内容はこちらにくわしく書かせていただきました。
過労の兆候に気づけた方法がもしなかったら
以上4つの「過労の兆候に気づけた」がもしなかったら、または正しく働かなかったら。
おそらく、ぼくは引き続き仕事を続けていたでしょう。
そして、疲弊していき、精度も落ち、成果が出ず、役に立たないと言われ、体も心も擦り切れた状態でぶっ倒れていたと思います。
もしかしたら心すら壊れていたかもしれません。きっとブログなんて書く気力なかったんだろうなあ。
検知の仕組みとしての周りの人々、そして出勤停止しても仕事をカバーしてもらえることに感謝しなければ。
まとめ:内にも外にも備えよう、過労の兆候を検知するしくみ
以上、過労の兆候に気づくしくみは自分だけでなく複数準備しておこうというお話でした。
自分だけでは気づきにくい変化でも、自分の無意識や人は気づいてくれるもの。
自分だけではできないものは人を頼っていいんです。人は一人ではないんですから。
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